公式サイトで教えてくれないキャッシング『アコム』の全知識

公式サイトで教えてくれないキャッシング『アコム』の全知識

消費者金融のアコムがどんなキャッシングなのか、気になっていませんか。

アコムはメリットの多いキャッシングですが、実はデメリットもあるので、申し込み前にきちんと理解しておくことと後悔するリスクを減らすことができます。

本記事では、アコムを含む延べ8社のキャッシングやカードローンを使ってきた筆者が、アコムに申し込む前に知っておきたい全ての知識を以下の流れで紹介していきます。

  1. 口コミと評判でわかるアコムの3つのメリット
  2. 口コミと評判でわかるアコムの2つのデメリット
  3. アコムの金利|仕組みと下げ方
  4. アコムに申し込みをする3つの手段
  5. アコムの審査内容と通過率を上げる4つのポイント
  6. アコムで借入を行う2つの手段と注意点
  7. アコムの限度額|仕組みと上げ方
  8. アコムでの返済は「いつ」「どうやって」?
  9. まとめ:アコムを使うべき人
  10. まとめ:アコムを使うべきでない人

本記事を読んでいただくことで、「アコムはどんなキャッシングなのか」から、「申し込み前に知っておくことで得する知識」までアコムに関して知っておいていただきたい全ての知識をご理解いただけます。

ちなみに、アコムのクレジットカードである『アコムACマスターカード』について気になる方は「 100の評判でわかるアコム『ACマスターカード』完全ガイド|本当におすすめのクレジットカードか?」に口コミや特徴をまとめましたので、参考にしてみてください。

1. 口コミと評判でわかるアコムの3つのメリット

筆者は自らアコムのユーザーでしたが、アンケートなどを通して300人強の口コミを集めました。口コミわかったアコムのメリットは以下の3点です。

  • 本当に即日で融資を受けられる
  • 審査の悪い口コミがほとんどない
  • 30日利息がかからない

本章でこれらのメリットを具体的に紹介していきますが、実際のユーザーの生の声も掲載しているため、アコムを使うべきか悩んでいる方は是非参考にしてくださいね。

1-1. 本当に即日で融資を受けられる

口コミ・評判

42歳・契約社員・年収300万円台・借入額20万円
評価:★★★★☆4
即日、即日ってアピールしていましたが、内心「本当に即日借りられるの?」と疑っていました。しかし、いざダメ元で審査をしてみると日曜日でしたが即日借りることができました。
ただ私は即日借りたいと電話で伝えると無人機のむじんくんで手続きするように言われました。どうやら休日に即日借りるためにはむじんくんに行かなければならないようです。

口コミ・評判

27歳・フリーター・年収200万円台・借入額5万円
評価:★★★★★5
以前銀行のカードローンを利用した経験がありますが、アコムの方が断然スピーディでした!その日の内にお金がどうしても必要で、今回本当に助けられました。
ありがとうございました。借入まで2~3時間で終わり、銀行よりもスムーズという印象でした。

アコムのメリットの一つが「最短30分で融資が可能」なところです。審査さえ終われば24時間、土日も振り込んでもらえたり(一部金融機関)、21時まで自動契約機で引出し可能です。

1-2. 審査の悪い口コミがほとんどない

口コミ・評判

34歳・契約社員・年収200万円台・借入額10万円
評価:★★★★★5
大手のキャッシングに2社立て続けに落ちて、すがる思いでアコムに申し込みました。結果は通過!本当に助かりました。

口コミ・評判

27歳・派遣社員・年収200万円台・借入額20万円
評価:★★★★☆4
最初は金利の低い銀行のカードローンに申し込みたくてあちこち申し込みましたが撃沈。派遣社員だし仕方ないと思いCMで有名で安心できるアコムに申し込んでみました。
すると、通過。時間がない中でむじんくんでスムーズに手続きができたので助かりました。

最近、「銀行のカードローンは、審査が非常に難しい」という怒りの声が多いです。また、同じ消費者金融のプロミスも審査が厳しいという声がユーザーの中から多数ありました。

そんな中でアコムに関してはそういったユーザーにとって悪い声がほとんどありませんでした。他社に落ちても可能性はゼロではないので、チャレンジしてみる価値はあります。

ただし、アコムも落ちる人は落ちるため、きちんと返済能力を持っていることが必須です。

また、以下のような口コミもありました。

口コミ・評判

24歳・正社員・年収200万円台・借入額10万円
評価:★★★★☆4
初めてのキャッシングで非常に不安でした。特に自分が審査に通るかというところが不安で申し込みたくても申込ずにいました。
しかし、「3秒診断」で自分の状態なら借りられそうということがわかり、背中を押されました。申し込み前に借りられそうか、借りられなさそうかわかるのは非常にありがたい仕組みです。

アコムは3秒で診断してくれる

アコムは、3秒診断という診断を申し込み前にでき、あなたの年収や借入状況から大まかに通るか通らないかの判定をしてもらえます。

診断を行うためにはまず、『こちら』からホームページへ行き、左下側の「3秒診断」をクリックします。

あなたの情報を入力して「診断する」を押すことで、借り入れ可能かの判定が表示されます。

アコムが難しそうな方であれば、正直大手のキャッシングの他社に通る確率も低いので、中小の消費者金融に申し込みをすることをオススメします。

※診断の結果は100%その通りになるわけではありません。3秒診断で「融資可能」とされて審査で落ちることもありますし、その逆もあります。

1-3. 30日利息がかからない

口コミ・評判

33歳・正社員・年収300万円台・借入額20万円
評価:★★★★★5
他社に既に借金があり、そんな私に貸してくれるだけでもありがたいのに、1ヶ月利息がかからないとのこと。1ヶ月で何とか返せるように頑張ります。

口コミ・評判

38歳・正社員・年収400万円台・借入額30万円
評価:★★★★★5
急にお金が必要になり、見つけたのが初回利息ゼロのアコムでした。30万円も借りると、1ヶ月の利息だけでかなりの額になりますが、3週間後のボーナスで返せたので利息は取られませんでした。
本当にありがたいサービスですが、初めての人しか使えないのが残念です。

アコムは、初回申し込みの方限定で、契約日の翌日から利息が30日間無料です。

初回申し込みの方は是非活用していただきたいこの仕組みですが、1点気をつけていただきたきポイントがあります。

それは、契約日の翌日から金利の無料期間が始まってしまうことです。

プロミスなどの「初回利用日の翌日」から金利の無料期間が始まるキャッシングと比較すると、以下のように無料期間が短くなり、利息を払う期間は増えます。

プロミスの金利面でのメリット

つまり、契約日の当日に融資を受けなければ、「30日」の無利息期間の恩恵を全て受けきれません。

2. 口コミと評判でわかるアコムのデメリット

反対にアコムには、デメリットもあり、それは口コミにも反映されていました。

  • 在籍確認の電話が必須
  • やや高めの金利

では、そんなデメリットが現れているユーザーの口コミを見ていきましょう。

2-1. 在籍確認の電話が必須(現在は在籍確認の電話は必須でなくなりました)

現在、在籍確認は電話での確認はせずに、書面や申告内容での確認になっています。

口コミ・評判

41歳・正社員・年収400万円台・借入額10万円
評価:★★☆☆☆2
会社にはバレたくないため、ネットで評判などをチェックし「在籍確認が必要ない」という口コミを見つけたアコムに申し込みをしました。
審査も進む中で、在籍確認は必須と言われ、引き返せないので渋々在籍確認を承諾しました。
会社には個人の名前で電話が入り「アコム」というワードは出ませんでしたが、仕事柄、普段は個人名で会社に電話が入ることがないため、疑問に思った同僚もいるのではないかと不安です。

口コミ・評判

35歳・契約社員・年収300万円台・借入額20万円
評価:★★★☆☆3
初めてのキャッシングで、まさか会社に電話が入る仕組みとは知りませんでした。しかし、私が電話にでられる時間帯に電話してほしいと伝えるとその時間に電話をかけてくれました。
会社員であることに嘘がないかをチェックする仕組みらしく、避けられないようですね。

アコムだけでなく、すべてのキャッシングにおいて在籍確認は必須となっていましたが、現在では在籍確認の電話を受けることなく借りることが可能です。

アコムの公式ページでは以下のように書かれています。

原則、実施しません。もし実施が必要となる場合でも、お客さまの同意を得ずに実施することはありません。

出典:アコム公式ページ

在籍確認の電話が必須の頃は、会社がやってないと借りることができなかったのですが、現在では休業日でも借りることができるようになっています。

2-2. やや高めの金利

口コミ・評判

37歳・派遣社員・年収300万円台・借入額20万円
評価:★☆☆☆☆1
金利は3.0%~18%って書いてあったけど当然のように18%でした。最初から10%以下の金利で借りられる人っているんでしょうかね。

口コミ・評判

41歳・契約社員・年収400万円台・借入額30万円
評価:★★★☆☆3
どうせ最高金利の18%が適用されるなら銀行のカードローンとかの方が安かったかなと思います。でも審査早かったし、無利息の期間もあるのでプラマイゼロくらいの感想です。

アコムの金利は3.0%~18.0%と他のキャッシングやカードローンと比較すると最高金利が少し高めの水準です。比べるために、他社との比較を以下のようにまとめました。

アコムの金利は最低利率は低く、最高利率は高いという印象を受けます。

キャッシング名実質年率
アコム3.0%~18.0%
プロミス4.5%~17.8%
アイフル3.0%~18.0%
SMBCモビット3.0%~18.0%
レイク4.5%~18.0%
三井住友銀行カードローン1.5%~14.5%
楽天銀行カードローン1.9%~14.5%

各社の名前をクリックすると公式ページに行きます。詳細な貸付条件については公式ページをご覧ください。

ちなみに、初回申し込み者の多くの方が最高金利「18.0%」での融資となりますので、実際の借入の際、最高金利が高いアコムは他と比較しても高い利率となります。

申し込みの際は以上のことを考慮していただければと思います。

3. アコムの金利|仕組みと下げ方

アコムのホームページで、金利は以下のように紹介されています。もともと4.7~18.0%でしたが、2016年夏に金利が見直され3.0%~18.0%になりました。

しかし、初めから3.0%で融資を受けられる方はほぼいません。ほとんどの方が最高金利の18.0%になることを覚悟しておいてください。

また、あなたが金利を下げて欲しいと依頼をすることも不可能ではありませんが、原則アコム側が金利を決定させます。

では、本章ではそんなアコムの金利が何で決まっているのかを解説していきます。

3-1. アコムの金利のからくり

アコムだけでなく、多くのキャッシングの金利は利率に幅をもたせています。

これは、たくさん借りられる人=信用の高い人には低い金利で囲い込み、たくさん借りてもらいたいという各社の思惑があります。

3.0%で借りれる人はいない

アコムに関しては、多くのユーザーにヒアリングを行ってきましたが、3.0%で借りている方はいませんでした。

反対に多くの方が、18.0%での利用となっています。

3.0%で借りるためには、最高限度額である800万円近くを借りられるレベルの信用度の高さが必要です。

また、アコムは年収の1/3以上のお金を貸してはいけないという総量規制対象なので、800万円借りるためには最低でも2400万円の収入が必要になります。

つまり、3.0%で借りることを考えるのではなく、少しでも低くする方法を探すことが大切です。

3-2. 金利を下げてもらうように依頼することが大切

アコムではあなたから依頼をすることで金利を下げてもらうことができる場合があります。

しかしアコムにとって金利を下げることは利益を削ることなので、闇雲に依頼してもなかなか受け入れてはくれません。

そのため、これからご紹介するポイントを意識していただければと思います。

まずは「取引実績」をつけることが大前提

金利を下げたいのであればまずは定期的に借りて、きちんと返済することを心がけましょう。

金利を下げてもらうためには、金利を下げても囲い込みたい、他社に取られたくないと思わせるくらい、アコムにとっていいお客様である必要があります。

いいお客様とは、もともとの返済能力が高く、定期的に利用し、延滞なくきちんと返す方です。そのため、「登録はしたけど全く使っていない」「延滞を何度かしたことがある」といった方は、金利を下げてもらうことは正直厳しいです。

最高のタイミングは、「限度額アップの時」に申し出る

実は、アコムがあなたを「いいお客様」と判断したサインを出すタイミングが存在します。

それは、「限度額アップ」の案内の際です。アコムでは、長期間契約している方を対象に増額の案内をします。

つまり、この案内は、延滞をしていないなどアコムにとってもっとお金を借りて欲しい「いいお客様」を対象に行われるので、その連絡が来た場合はあなたが「いいお客様」と認識されたということになります。その連絡のタイミングでアコムに金利を引き下げる交渉をすることがベストです。

メールで増額の案内が来た時は、増額の申し込みをし、審査に通ったことを確認した上でアコムの公式ダイヤル(0120-07-1000)に電話をすることをおすすめします。

なぜなら、メールでの案内は自動的に多数の方に送っているものだからです。

きちんと理由を考えておくこと

ただ闇雲に金利を下げて欲しいと伝えても、なかなか説得は難しいです。そのため、金利を下げる依頼をする際は必ず金利を下げて欲しい理由を伝えましょう。

「金利が高くて返済が厳しい」というものだと、あなたの返済能力が疑われてしまうので、あなたの信用は維持できるような理由にしましょう。

例えば、筆者が金利を引き下げた際に使ったのは以下のような理由です。

他のカードローンで利率が低いものを見つけて、乗り換えも考えているんですが、できれば今までお世話になったアコムを使い続けたいと思っています。金利を少し下げていただくことは難しいですか?

上記のような理由をきちんと考えて、交渉することをお勧めします。

4. アコムに申し込みをする5つの手段

アコムに申し込むためには、5つの手段があります。

アコムに申し込む5つの手段

それぞれの申し込み方法のポイントや注意点を紹介していきます。

お急ぎの方は「インターネット」か「電話」がオススメ!

アコムでは、インターネット」か「電話」で申し込みをした上で、自動契約機や店舗、FAXにて必要書類を提出し契約することが最もスムーズです。

4-0. 注意事項:申し込みにに必要な書類を用意しておくこと

申し込み前にアコムの審査に必要な書類を紹介しておきます。スムーズに申し込むために、手元に用意しておきましょう。

必ず必要な書類

アコムの審査に申し込む時に必要な書類は、基本的に運転免許証です。

しかし、免許証がない方も以下のように保険証などで代用が可能です。

ただし、現住所と相違がある場合は、あなたの氏名と現住所が明記された公共料金の領収書や住民票の写しなどを用意する必要があります。

場合によっては必要な書類

以下のケースでは免許証以外に収入を証明できる書類も必要になります。

  • アコムのご利用限度額が50万円を超える場合
  • アコムのご利用限度額と他の貸金業者からのお借入総額が100万円を超える場合

4-1. インターネットでの申し込み

パソコン・スマホ・携帯電話を使いインターネットから申し込みをすることができます。

インターネットですので24時間申し込みが可能で、自宅にいながら契約まで完結させることも可能です。

フォーマットに必要事項を入力

申し込みは非常に簡単で、まずは『アコムの公式ページ』上にある「今すぐ申し込み」を選択します。

その後フォーマットにあなたの申し込み情報を入力し、申し込みを行います。

こちらを提出すると、アコムからメールもしくは電話で申し込み内容の確認の連絡が来ます。

書類を提出

その後、必要書類を「カメラで撮影しWeb上の専用ページやアプリでアップロード」「FAX」「郵送」等あなたに合った書類を送れば申し込み完了です。

インターネットで申し込み後は「ネット完結」か「来店」の選択が可能

  • ネット完結の場合は、ネットを使い書類提出後「契約手続きのお願い」のメールで契約確認をすれば振り込み等で融資をしてもらえます。
  • 申し込み(必要事項)入力だけネットで行い、自動契約機や店舗での手続きをすることもできます。

アコムの公式ページは複数あり、ページによっては「申し込みが恐ろしくわかりづらい」という声が多数ありました。なので、最もわかりやすい公式ページ経由から申し込みを行うことをおすすめします。(アコム公式ページ『https://www.acom.co.jp/』)

4-2. 電話での申し込み

電話にて申し込みをすることも可能です。「0120-07-1000」に電話をしましょう。

申し込み内容を伝えると、その場で借入可能かの簡単な審査まで実施してくれます。

しかし、電話で申し込むと、提出書類を店舗か自動契約機、FAX・郵送で提出しなければならず、スマホ等で送ることができません。

一見、電話した方が申し込みが簡単に見えますが、インターネットで申し込みをした方が柔軟なやりとりが可能ですので、急いでいる方もインターネットでの申し込みをオススメします。

4-3. 店舗での申し込み

店舗がお近くにある方は、店舗での申し込みも可能です。ちなみにアコムの店舗は「こちら」から検索が可能です。店舗がお近くにあり、かつ初めての申し込みでインターネットでの申し込みは不安だという方は店舗に行って申し込みを済ませるのも一つの手です。

ただし、店舗での契約をよりスムーズにするために、Webで申し込みができそうな方はWebで申し込んだ上で、アコムの店舗で相談しながら契約することをオススメします。

ちなみに、アコムの店舗の営業時間は、「平日9:30~18:00」となっており、土日祝日はお休みです。

また、店舗に行く際は必ず、必要書類を持って行きましょう。

4-4. 自動契約機(むじんくん)での申し込み

全国に設置されているアコムの自動契約機(むじんくん)からも申し込みを行うことが可能です。自動契約機は「こちら」から検索が可能です。

筆者は自動契約機での申し込みをオススメしていません。

理由は、以下の2点です。

  • インターネットで申し込み、自動契約機でカード等を受け取る方が時間が短縮できるから
  • 困った時に対面で助けてくれるわけではないため

以上のことから、アコムの店舗窓口がなく、インターネット環境がある方はWebから申し込み、困ったことや疑問点があればアコムの窓口である「0120-07-1000」に電話することをオススメします。

Webで家にいながら手続きを完結させることも可能ですし、審査等が完了した後に自動契約機へカードを受け取理に行けば待ち時間を少なく融資を受けられます。

4-5. 郵送での申し込み

アコムの窓口「0120-07-1000」に電話をし、郵送で申し込みたい旨を伝えると、あなたに申し込み書類が送られます。

そしてそれに記入して郵送することで、審査回答をもらえ、審査に通ると最短で翌営業日に契約書類とカードを送ってもらえます。

しかし郵送だと、借入までに数日間かかってしまうためオススメはできません。

アコムの公式ページは複数あり、ページによっては「申し込みが恐ろしくわかりづらい」という声が多数ありました。なので、最もわかりやすい公式ページ経由から申し込みを行うことをおすすめします。(アコム公式ページ『https://www.acom.co.jp/』)

5. アコムの審査内容と通過率を上げる4つのポイント

アコムで融資を受けるためには、以下のような4つのステップがあり、審査は2番目のステップにあたります。

消費者金融の審査に通過するための4つのステップ

申し込んだ後、審査があり、審査に通らなければ契約や借入のステップに移ることはできません。

アコムは多くの方におすすめのサービスですが、誰でも審査に通るわけではありません。そのため、しっかりと対策を講じることが必要です。

そこで本章では、アコムの審査の内容と対策を解説していきます。より詳しく審査の内容が知りたい方は、「アコムの審査完全ガイド|審査内容と通るコツがわかる!」を参考にしてみてください。アコムの審査の内容と対策を詳細まで解説しました。

5-1. アコムの審査で見られる2つのこと

具体的にアコムを始めとするキャッシングの審査で見られているポイントは、大きく分けて以下の2点です。

  • あなたの属性(年収や職業など)
  • 現在や過去の債務(信用情報)

以上の2点からあなたの返済能力が考慮されるため、それぞれに関して簡単に解説をしていきます。

あなたの属性

これは属性スコアリングと呼ばれるもので、あなたの申し込み内容をコンピューターが点数化してスコア化してあなたの信用度を測る仕組みです。

具体的に見られる項目は以下のとおりです。

属性スコアリングで見られる主な項目

  1. 年収
  2. 勤務先・雇用形態
  3. 勤続年数
  4. 居住形態・居住年数
  5. 家族構成
  6. 年齢
  7. 固定電話

例えば、勤務先ですと、「公務員>大企業>>中小企業>>自営業>>アルバイト・パート>>>>>>無職」などのように返済能力の高さで点数がつきます。

現在や過去の債務

審査において、今や過去にどれだけの債務があるかも非常に重視されます。

いわゆる信用情報のチェックで、「個人信用情報機関」へあなたの信用情報を照会します。

主に、「何社から」「いくら」借りているか、「トラブルはなかったか」などがチェックされます。

5-2. アコムの審査に通るための4つのポイント

多くの方にチャレンジしてほしいアコムですが、やはり誰でも審査に通るわけではないので注意しましょう。そのため、審査への通過率を少しでも上げるために以下の4つのポイントを意識して頂ければと思います。

ポイント①申し込みは低めの希望限度額で

アコムの申し込みは、あなたが限度額を希望した上で申し込みをします。

もし多額のお金がすぐに必要でないのであれば、最初は少額で申し込むことをお勧めします。

理由は以下の2点です。

  • 年収に対して借りすぎという印象を与えない(総量規制もクリアしやすい)から
  • 計画的に借りる人であることをアピールできるから

最初は低い限度額で申し込みをして、徐々に限度額を上げていくことが審査に通りやすくなるポイントです。

ポイント②申し込みは1社ずつ行う

申し込みをしすぎないことも審査に通るために必要です。信用情報では、申し込み内容も共有されているため、1度に申し込みをしすぎると以下のような疑問を持たれます。

  • いろんなところから借りて、自分のところの返済はきちんとしてくれるのか
  • あちこち申し込まないとお金を借りられない人なのか

いわゆる「申し込みブラック」という状態です。つまり、きちんと審査に通るためには一度に複数のキャッシングに申し込みをするのではなく、1社1社審査を受けていくことが重要です。

また、申し込みの履歴が残るのが多くの場合6ヶ月で、その履歴が残る期間内に複数社の申し込みを行うと、同様の理由で通りにくくなります。

ポイント③細かいミスに気をつける

アコムに落ちる理由として、意外に多いのが記入ミスによるものです。誤字や脱字などをすると、わざとでなくとも虚偽の申し込みを行ったと判断され、審査に落とされるケースがあります。

そのため、申し込み内容をしっかりと確認をして記入ミスをなくすことも審査に通りやすくなる重要なポイントの一つです。

また、計算ミスしたことにして他社からの借入額を少なめに書くなどの行為も信用情報で一発で発覚するため、正しい情報を正確に書きましょう

ポイント④診断を実施する

アコムは、申し込み前に借入可能かを診断する「3秒診断」を受けることができます。キャッシングは申し込みすぎると印象が悪くなるため借入可能かを事前にチェックすることも、今後のためになります。

診断を行うためにはまず、『こちら』からホームページへ行き、左下側の「3秒診断」をクリックします。

あなたの情報を入力して「診断する」を押すことで、借り入れ可能かの判定が表示されます。

アコムが厳しそうな方は、他の消費者金融のサイトを試してみましょう。

6. アコムで借入を行う2つの手段と注意点

審査に通った後は、いよいよ借入のタイミングになります。実際にアコムからお金を借りるための手段は、大きく分けて以下の2つです。

アコムの借り入れ2つの手段

  • あなたの口座に振り込んでもらう
  • ATMを使う

それぞれの具体的な方法や、手数料等について解説をしていきたいと思います。

6-1. あなたの口座に振り込んでもらう

あなたの口座をインターネットや電話、店舗窓口で登録をしておく事で、電話やインターネット(会員ページ)から申し込みをすれば最短で1分であなたの口座に希望金額を振り込んでもらえます。

この時、手数料は一切かかりません。

また、申し込んでから振込までにどれくらいの時間がかかるのか、また対応時間はいつなのかは「インターネット」なのか「電話」なのか、またご利用の口座等によっても変わりますので注意が必要です。

インターネットから申し込む場合

インターネットの場合は、会員ページの会員メニューの中の「振込によるお借入のお申し込み」を選択し、その後希望金額を入力するだけです。

あなたの登録した金融機関によって、受付時間や、振込にかかる時間が変わるので注意してください。

楽天銀行であれば、受付完了から1分ほどで振込を実施してくれます。

その他、下記の金融機関であれば土日祝日の「00:00~08:59」

  • 三菱UFJ銀行
  • ゆうちょ銀行
  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行

また、「毎週月曜日の1~5時」と「毎日23:50~00:10」はメンテナンスのため利用できません。また各銀行のメンテナンスの時も使えないため注意しましょう。

電話から申し込む場合

「自動応答装置による受付」と「担当者による受付」を選択でき、以下のように対応時間が異なります。

利用可能時間曜日受付時間振込実施時間
IVR(機械応答)

0120-134-567

0:10~23:50平日0:10~9:00当日9:30頃
9:00~14:00当日15:00まで
14:00~23:50翌営業日9:30頃
土日祝日0:10~23:50翌営業日9:30頃
担当者

0120-07-1000

9:00~18:00平日9:00~14:00当日15:00まで
14:00~18:00翌営業日9:30頃
土日祝日9:00~18:00翌営業日9:30頃

電話で申し込む場合は、1万円単位の申し込みとなります。ガイダンスやオペレーターの方の指示に従って申し込みを実施しましょう。

6-2. ATMを使う

アコムのATMのみならず、提携先の金融機関やコンビニのATMを使ってお金を借りることも可能です。

①アコムのATM

全国にあるアコムのATMを使うことで、24時365日お金を借りることができます。

ちなみに、アコムのATMは「こちら」から検索が可能です。また、アコムのATMを使う場合、手数料はかかりません。

②提携先のATM

提携先の金融機関やコンビニのATMからの借入も可能です。銀行のカードでお金を下ろすのと同じ感覚で、アコムのカードを使いお金を借りられます。

ちなみに提携先のATMは以下のとおりです。

コンビニ・スーパー
  • セブン銀行
  • E-net(ファミリーマートやミニストップなど)
  • ゼロバンク(愛知県・岐阜県のみ)
  • ローソンATM
  • イオン銀行
都市銀行
  • 三菱UFJ銀行
地方銀行
  • 熊本銀行
  • 親和銀行
  • 第三銀行
  • 東京スター銀行
  • 西日本シティ銀行
  • 八十二銀行
  • 広島銀行
  • 福岡銀行
  • 北海道銀行
  • 北陸銀行
その他
  • クレディセゾン

提携ATMでは手数料が発生するので要注意!

提携ATMを使う場合、以下の手数料が発生するため注意が必要です。

1万円以下の借入110円
1万円超の借入220円

ATM等手数料として、「提携ATMをご利用された場合の利用料」の他に「契約の際必要な印紙代」、「カード再発行手数料」などが必要な場合があります。詳しくは「こちら」をご確認ください。

主なATMの操作方法

では最後に主要なATMでの借入の際の操作方法をまとめます。他の提携ATMでも以下の3パターンいずれかの操作で借入が可能なケースが多いです。

三菱UFJ銀行
  1. 「引き出し」を選択
  2. ATMにアコムのカードを入れる
  3. その後は画面の案内に従う
セブン銀行
  1. ATMにアコムのカードを入れる
  2. 「カードローン」を選択
  3. 「お借入れ」を選択
  4. その後は画面の案内に従う
E-net
  1. 「取引開始」を選択
  2. ATMにアコムのカードを入れる
  3. 「カードローン」を選択
  4. 「お借入れ」を選択
  5. その後は画面の案内に従う

7.アコムの限度額|仕組みと上げ方

アコムの限度額は800万円となっていますが、最初からその限度額で申し込みが出来る方はいません。

アコム限度額のからくり

7-1. 申し込み時のアコムの限度額が低い2つの理由

アコムの申し込み時、多くの方は数万円~数十万円の限度額を提示されます。初めてキャッシングされる方は思いの外低くてびっくりされるかと思います。

そして、アコムの限度額が低めに設定される理由は以下の2点です。

  • あなたにたくさんのお金を貸すだけの信用があるかわからないから
  • アコムが総量規制の対象だから

あなたにたくさんのお金を貸すだけの信用がない

アコムを始め、多くのキャッシングは初めは低めの限度額を設定されます。これは、取引を始めたばかりでまだまだ「あなたがきちんと返す人」ということが判断できないためです。

そして、きちんと利用し、延滞なく、きちんと返す人だということが証明できれば、アコムは「まだまだ貸しても大丈夫」と判断してくれ限度額が上がるチャンスがあります。

アコムは総量規制の対象

アコムは、総量規制の対象です。総量規制とは「あなたの年収の1/3を超える額の借金はできない、させてはならないという法律」です。

それにより、以下のように限度額に縛りができます。

  • 他社の借入額との合計が年収の1/3以上にならないように限度額を設定しなければならない
  • 一定以上の限度額(アコム単体50万円超、他社合計100万円超)の場合、年収の証明書を提出しなければならない

以上のような条件の中で、総量規制に引っかからないように限度額を設定する必要があるため限度額が抑えられている恐れがあります。

7-2. アコムの限度額を上げる2つの方法

一度設定されたアコムの限度額を上げるためには、主に以下の2つの方法があります。

  • あなたから限度額を下げるように依頼する
  • アコムから案内の連絡が来る

あなたから電話などで、限度額を下げて欲しいと依頼するか、「メール」や「電話」などで限度額アップの案内が来ることがあります。

しかしながら、限度額を上げる際にはどちらの場合も必ず審査が入ります。

7-3. アコム増額の審査に通るために大切な3つのこと

アコムの審査では、申し込み時と同様にあなたの返済能力を細かくチェックされますが、その過程で審査に通るために特に大切なことは、以下の3点です。

  • 半年以上延滞なく返済していたか
  • 申し込み時の状況からあなたの信用は悪化していないか
  • 総量規制に引っかからないか

闇雲に増額の審査をしてしまい、返済能力がないと反対に限度額が下げられたり、最悪のケースだとすぐに返済を求められる可能性もあります。

半年以上延滞なく返済していたか

延滞せずに返していたか?は最も重要な判断材料になります。あなたが、延滞をしがちな方ならたくさんのお金を貸したくないためです。

そして、「○ヶ月以上」という明確なラインは明確ではありませんが、口コミ等を見ると「申し込みから6ヶ月」延滞せずに返済をしていた方は審査に通りやすい傾向にありました。

申し込み時の状況からあなたの信用は悪化していないか

増額の申し込み時に、申し込み時と比較してあなたの状況が悪くなっていると増額は厳しくなります。

例えば、以下のようなケースでは増額は難しいです。

  • 申し込み時は働いていたが、今は無職
  • 申し込み時他社からの借入はなかったが、今は別のところからも借りている

あなたの「今の状況」で返済能力をもう一度チェックされると考えましょう。

総量規制に引っかからないか

増額をすることで、他社の借入とアコムの借入枠が年収の1/3以上を超えていると増額は難しいです。

そのため、他社からの借入やあなたの年収(証明できる額)をきちんとチェックしてから増額の依頼をしましょう。

8. アコムでの返済は「いつ」「どうやって」?

本章ではアコムで返済するときに、「いつ」「どのように」返すのかを解説していきます。実は、アコムでは誤った返済方法をしていると年間5000円損します。

8-1. アコムの返済時期は2つの中から選べる!

アコムの返済のタイミングは2つのパターンからあなたが指定したものとなります。

選択肢は以下の2点です。

  • 35日ごと
  • 毎月指定期日(口座振り替え時は毎月6日で固定)

どちらも特徴があるためそれぞれについて紹介していきます。

35日ごと

35日ごとの場合、返済日の翌日から35日後が返済期日となるものです。

初回借入時は借入の翌日から35日後になります。

以下のように、臨時で返済をしてもその翌日から35日後が次の返済期日となるため臨時でも安心して返すことができます。

35日ごと返済の場合

35日間スパンで返済していくので約定日制よりも返済に時間がかかってしまうケースが多いですが、柔軟な返済ができることがメリットです。

また、追加で借入を行っても返済期日は伸びません。

毎月指定期日

毎月指定期日での返済は、「あなたの好きな日にちを指定し、毎月その日までに返済をする」ものです。

ただし、口座振り替えの場合は毎月6日に引き落とされるため注意しましょう。口座振り替え以外の場合はあなたが指定した日までの14日間の間に返済を行いましょう。

後述の35日スパンのサイクル制と比較すると、返済のスパンが30日前後なので、下記のメリットがあります。

  • 返済スピードが速くなりやすいこと
  • 返済期日を忘れにくい

注意事項としては、以下の図のように15日以上前に臨時で返済を行なった場合、借入残高がある場合は次回の約定日までにもう一度返済をしなければならないことです。

指定期日の返済の場合

つまり、約定日制は臨時の返済の融通が利きにくいというデメリットがあります。

8-2. アコムの返済方法選べる5つのパターン

アコムでの返済方法は大きく以下の5つに分けられます。

  1. インターネット・・・・・・・・・・・手数料なし
  2. アコム店舗・ATM   ・・・・・・・・・手数料なし
  3. 提携先ATM   ・・・・・・・・・・・・手数料有
  4. 振込・・・・・・・・・・・・・・・・手数料有
  5. 引き落とし・・・・・・・・・・・・・手数料なし

手数料の有無を意識すること

例えば、「振込」で返済する時、みずほ銀行で3万円以上振り込むと、432円の手数料がかかります。毎月指定日に振り込むと、432円×12か月=5,184円となり、1年間で5,000円以上の支出になります。

キャッシングの返済は長期間になりやすい傾向があるため、1回1回の手数料が数百円でも、積み重ねると数千円、数万円になるため、必ず無料の返済手段を選びましょう。

また、各返済手段の詳しい返済方法は、「アコム返済の完全ガイド|年間5000円以上得する返し方」にまとめましたので参考にしてください。

9. まとめ:アコムを使うべき人

では、今までの口コミを元にアコムを使うべき人を紹介していきます。アコムを使うべき人は以下のような方です。

アコムを使うべき人

  • 他のキャッシングに落ちた方
  • 自動契約機がお近くにある方
  • 無利息でキャッシングをしたい方

それではアコムを使うべき方の特徴を詳しく紹介していきます。

9-1. 他のキャッシングに落ちた方

大手の消費者金融は審査に厳しいイメージがありますが、アコムに関しては、審査も早く、審査が不安な方でも申し込みが可能です。

そのため、他社には落ちたけど大手がいいという方はアコムにもチャレンジしてみましょう!

ただし、アコムも落ちる人は落ちるため、きちんと返済能力を持っていることが必須です。

9-2. 自動契約機がお近くにある方

自動契約機(むじんくん)がお近くにあればアコムで即日融資を受けやすいです。特に、休日に即日の融資を受けようとするとどうしても自動契約機での手続きが必要です。

そのため、お近くに自動契約機がある方にはアコムをオススメしますが、他社の自動契約機が近くにあれば、そちらをご利用した方が早い可能性があります。

ちなみに全国の自動契約機は『こちら』から検索が可能です。

もっとも、Web申し込みでもできるので、近くにない場合も大丈夫です。

9-3. 無利息でキャッシングをしたい方

アコムは、初契約日の翌日から30日間、利息がかかりません。

そのため、すぐ返そうと考えている方などの短期的に少しだけ借りたい方にはオススメです。

しかし、ご注意いただきたいのが契約日の翌日から利息無料が始まることです。契約してからしばらくして融資を受けようと思っている方は初回利用日の翌日まで無利息期間が始まらない『プロミス』を選ぶことをオススメします。

アコムはWebでの申し込みが最もスムーズです。

店頭や自動契約機で申し込もうとされている方も、まずはWebで申し込み情報を入力してから申し込みに行くことで待ち時間や手続きの時間を短縮できます。

Webで申し込む際の注意点

アコムの公式ページは複数あり、ページによっては「申し込みが恐ろしくわかりづらい」という声が多数ありました。なので、最もわかりやすい公式ページ経由から申し込みを行うことをおすすめします。(アコム公式ページ『https://www.acom.co.jp/』)

10. まとめ:アコムを使うべきでない人

反対に、アコムを使うべきでない方の人物像は以下の通りです。

専業主婦(夫)の方

専業主婦の方は残念ながらアコムで融資を受けることはできません。

なぜなら、アコムなどの消費者金融系のキャッシングは「総量規制」により縛りられており、年収の1/3を超える額を貸すことができないためです。

専業主婦(夫)の方は配偶者の同意があれば対象外となるケースもありますが、消費者金融の多くが専業主婦(夫)の申し込みを認めていません。

どうしてもという方は、「イオン銀行カードローン」が専業主婦でも配偶者の収入次第で借りられるのでおすすめです。

11. さいごに

キャッシング「アコム」に関して、口コミから借り方、返し方まで解説してきましたがいかがでしたか。

アコムには以下のようなメリットがある、非常に使いやすいキャッシングです。

  • 場への在籍確認の電話を避けられる
  • とにかくスピーディー
  • おまとめができる
  • 利息が30日間ゼロ

しかし、強みを最大限活かして利用するためには、あなたに合った申し込み方、返し方をすることが重要です。

あなたが最高の形でお金を借りられることを心から祈っています。

お金の法則では、アコム等の事業者の委託で、サイトの一部でPRを行い、アフィリエイトプログラムを利用し広告収益を得ております。