全8種を徹底比較!ANAマイルが貯まるおすすめ法人カード3選

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「経費でANAマイルを貯めたい」「法人カードでANAマイルは貯まるの?」と考えていませんか?

結論から言うと、普段のカード利用でANAマイルを貯められる法人カードは数える程しかありません。また、ANA法人カードであってもカード利用でマイルがたまらないものもあるので注意が必要です。

この記事では大手カード会社に3社勤務した私がその経験を生かして、おすすめのANAマイルが貯められる法人カードを以下の流れで紹介をしていきます。

  1. ANAマイルの貯まる法人カード
  2. ANAマイルが貯まる4枚の法人カード徹底比較
  3. ANAマイルが貯まるANA法人カード以外のカード4選
  4. 法人カードについてよくある4つの質問

この記事を読むことで、ANAマイルの貯まる法人カードについて全てを知ることができ、どの法人カードを選べば良いかがきちんとわかります。

1. ANAマイルの貯まる法人カード

法人カードは利用する金額も大きく、利用する機会も多いのでマイルやポイントを貯めるのに非常に適しています。

ただ、ANAマイルを貯める場合注意しなければいけないのは、普段のカード利用でマイルを貯められるカードは以下のように非常に少ないということです。

ANA法人カード ANA以外の法人カード
カードの種類
特徴 飛行機の搭乗時でもマイルが貯まる 飛行機の搭乗ではマイルが貯まらないが、それ以外のサービスが充実
どんな方におすすめ? 本格的にマイルを貯めたい方 マイルを貯めながら充実したサービスも受けたい方
紹介 『2章. ANAマイルが貯まる4枚の法人カード徹底比較 『3章. ANAマイルが貯まるANA法人カード以外のカード4選

上記のように普段のカード利用でANAのマイルが貯まる法人カードは「ANA法人カード」で4枚、「ANA以外の法人カード」で4枚の計8枚だけです。

次章以降、それぞれについて紹介していきます。

2. ANAマイルが貯まる4枚のANA法人カード徹底比較

前章でも述べた通り、ANAマイルを本気で貯めたい方はANA法人カードが飛行機の搭乗などでもマイルが貯まるのでおすすめです。

ANA法人カードは全部で10枚ありますが、その中でも普段のカード利用でマイルを貯めることができるのはJCBとダイナースなど以下の4枚のカードだけです。

それ以外のカードでは普段のカード利用でマイルを貯めることができず、基本的には飛行機に乗った際に貯まるフライトマイルなどしか貯まりません。

-スマホの方はスクロールできます-

法人カード名 年会費 追加カード ETCカード
年会費
ショッピング
限度額上限
マイル還元率 マイル移行
手数料
ボーナスマイル

ANA JCB法人カード
/一般カード

⭐︎おすすめ!

  • 初年度無料
  • 2,430円
  •  1枚810円
  • 複数枚発行可能
無料 100万円 1.0% 5,400円
  • フライト時:10%
  • 入会時、継続時:1,000マイル

ANA JCB法人カード
/ワイドカード

12,690円
  •  1枚810円
  • 複数枚発行可能
無料 100万円 1.0% 5,400円
  • フライト時:25%
  • 入会時、継続時:2,000マイル

ANA法人ワイドゴールドカード

20,520円
  •  1枚4,320円
  • 複数枚発行可能
無料 250万円 1.0% 無料
  • フライト時:25%
  • 入会時、継続時:2,000マイル

ANA法人ダイナースクラブ
コーポレートカード

⭐︎おすすめ!

21,600円
  • 無料
  • 複数枚発行可能
無料 一律の制限なし 1.0% 無料
  • フライト時:25%
  • 入会時、継続時:2,000マイル

以上が普段のカード利用でもマイルの貯まる4枚のカードです。

年会費を抑えて、手軽にANAマイルを貯めたい方には『ANA JCB法人カード/一般カード』がおすすめですが、本格的にANAマイルを貯めたい方には『ANA法人ダイナースクラブコーポレートカード』がおすすめです。

この章では上記のカードを紹介する前にANA法人カードでANAマイルを貯める際の手順について紹介したいと思います。

2-1. ANA法人カードでANAマイルを貯める際の手順

ANAマイルを貯める場合、まずは「ANAマイレージクラブカード」の会員になる必要があります。

ANAカードやANA法人カードと「ANAマイレージクラブカード」は異なるもので、基本的にはANAカードやANA法人カードがなくても、飛行機の搭乗などでANAマイルを貯めることはできます。

ただ、ANAカードやANA法人カードを持つことで普段の買い物での利用でマイルを貯めたり、飛行機に搭乗した際のマイルがさらにお得に貯まります。

ANA法人カードでマイルが貯まる4つのパターン

ANA法人カードの利用でマイルが貯まるのは基本的に以下の4つのパターンです。

パターン1.フライトボーナスマイル

フライトマイルとは飛行機に搭乗することで飛行距離に応じて貯まるマイルです。

このフライトマイルがANAカードを持っている方は、さらにボーナスとして加算されます。ANA法人カードを持っていない場合は基本のフライトマイルしか貯まりません。

パターン2. ANAマイレージクラブの提携店で使うとマイルが貯まる

伊勢丹や小田急百貨店などのANAマイレージクラブの提携店で買い物をすることでANAマイルが貯まります。

ただ、このマイルはANA法人カードを持っていない方でもANAマイレージクラブカード会員ならば付与されます。

パターン3. クレジットカードの利用で貯めたポイントをマイルに移行する

先ほども紹介しましたが、法人カードの場合はJCBとダイナースのカードならば普段のカード利用でもマイルが貯まります。ただ、貯めたポイントは以下のように以降する必要があり、カードによっては手数料がかかります。

  • ダイナースの場合はカード利用100円=1ダイナースクラブ リワードポイントとなり、1ポイントを1マイルとして交換可能です。
  • JCBの場合は1,000円の利用で1Oki Dokiポイントが貯まり、1Oki Dokiポイントを10マイルに移行することができるので実質マイル還元率1.0%です。

ちなみに、『ANA JCB法人カード/一般カード』『ANA JCB法人カード/ワイドカード』はマイル移行するためには年間5,400円を支払う必要があります。

パターン4. ANAカードマイルプラスで貯める

ANA法人ワイドゴールドカード』『ANA法人ダイナースクラブコーポレートカード』はANAカードマイルプラスでさらにお得にマイルが貯まります。

ANAカードマイルプラスとはANAカードマイルプラス対象店舗で買い物をした際に通常のポイント還元とは別に、マイル還元率0.5%〜1.0%でマイルが貯まる仕組みのことです。

例えば、ANA対象店舗でANAの航空券を10,000円購入すれば、通常100マイル相当のポイントが貯まりますが、それとは別にさらに100マイルが貯まります。

そのほかにもセブン-イレブンやイトーヨーカドーもANAカードマイルプラス対象店舗で200円=1マイルでマイルが貯まります。

2-2. おすすめANA法人カード2選

手軽にANAマイルを貯めたい方には『ANA JCB法人カード/一般カード』がおすすめですが、本格的にANAマイルを貯めたい方には『ANA法人ダイナースクラブコーポレートカード』がおすすめです。

『ANA JCB法人カード/ワイドカード』は年会費とマイル移行手数料がかかります。

そのため、マイル以降手数料のかからない『ANA法人ワイドゴールドカード』『ANA法人ダイナースクラブコーポレートカード』と年間のコストがあまり変わりません。

しかし、『ANA JCB法人カード/ワイドカード』は空港ラウンジの利用や旅行保険の補償内容が劣っているのでおすすめできません。

『ANA JCB法人カード/一般カード』

ANA JCB法人カード/一般カード』は初年度年会費無料、次年度以降は2,430円の法人カードで、ショッピング利用によるマイル還元率は1.0%です。

マイル移行手数料は年間5,400円かかりますが、法人カードで最も年間のコストがかからずお得にマイルを貯められるカードです。

また。海外旅行保険も最高1,000万円付帯しますが、空港ラウンンジの利用などはできません。

『ANA JCB法人カード/一般カード』公式ページ

http://www.jcb.co.jp/ordercard/houjin/ana.html

※ANA JCB法人カード/一般カードの公式ページは複数ありますが、上記URLが一番わかりやすいページでした。

『ANA法人ダイナースクラブコーポレートカード』

ANA法人ダイナースクラブコーポレートカード』は年会費21,600円、追加発行年会費無料のカードです。

このカードはポイント還元率1.0%のカードでリワードポイント1ポイントを1マイルに換算し、ANAマイレージに移行できます。ただ、年間のマイル移行上限が80,000マイルまでなので注意しましょう。

さらにダイナースグローバルマイレージ年間参加料6,480円を払うことでANA以外の5社の提携航空会社のマイルに移行できます。

『ANA法人ダイナースクラブコーポレートカード』公式ページ

https://www.diners.co.jp/ja/corporate

※ANA法人ダイナースクラブコーポレートカードの公式ページは複数ありますが、上記URLが一番わかりやすいページでした。

3. ANAマイルが貯まるANA法人カード以外のカード4選

100枚以上ある法人カードの中でANA法人カード以外で普段のカード利用でANAマイルを貯めることのできるカードはアメックスのカードとダイナースの法人カードだけです。

ANA法人カードではないので飛行機の搭乗時にマイルを貯めることはできませんが、充実したサービスが付帯しており、マイルを貯める以外のサービスも重視したい方におすすめです。

以下で紹介しているの代表的なアメックスの法人カードとダイナースの法人カードです。
-スマホの方はスクロールできます-

法人カード名 年会費 追加カード
年会費
追加カード
発行枚数制限
ETCカード
年会費
ショッピング限度額
上限
ポイント還元率

アメリカン・エキスプレス
ビジネス・カード

⭐︎おすすめ!

12,960円  6,480円 5枚 500円 一律の制限なし 1.0%

アメリカン・エキスプレス
ビジネス・ゴールド・カード

33,480円  12,960円 5枚 500円 一律の制限なし 1.0%

ダイナースクラブ
ビジネスカード

29,160円 無料 無制限 無料 一律の制限なし 1.0%

ダイナースクラブ
コーポレートカード

12,960円 12,960円 無制限 無料 一律の制限なし 1.0%

アメックスやダイナースのカードで貯めたポイントをマイルに移行するためにはそれぞれ以下の手続きを踏む必要があります。

  • アメックス年間3,240円の「メンバーシップ・リワード・プラス」に入会することで通常最大3年間のポイントの有効期限が無期限になり、マイル還元が「2ポイント=1マイル」換算から「1ポイント=1マイル」換算になります。
  • ダイナース:年間6,480円の「ダイナースグローバルマイレージ」に申し込むことで、年間8万マイルまでですがANAマイルに「1ポイント=1マイル」換算で交換可能です。

上記のように追加の年会費はかかってしまいますが、アメックスもダイナースもマイル還元率1.0%でマイルが貯まります。

おすすめのANAマイルの貯まるANA法人カード以外のカード

上記で紹介したANAマイルの貯まる法人カードの中で最もおすすめの法人カードは『アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード』です。

ただ、ANAマイルを本気で貯めたい方や飛行機の利用が多い方には次章で比較していく、ANA法人カードの方が飛行機の搭乗などでもマイルが貯まるのでおすすめです。

しかし、普段の利用やサービスなどを含めて考えると、飛行機の搭乗などによるマイルはたまりませんが、このカードが最もおすすめです。

『アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード』

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード』は年会費12,960円の法人カードです。

ANAマイルを貯める目的で入会する場合、年間3,240円の「メンバーシップ・リワード・プラス」に入会することで、ポイントの有効期限もなくなり、マイル還元率も1.0%になります。

また、海外旅行時には以下のようなお得なサービスがあります。

  • 空港ラウンジの利用が可能
  • 出発時・帰国時ともにカード会員1名につきスーツケース1個を無料配送
  • 最大5,000万円の海外旅行保険が付帯

さらにアメックスのカードはあらかじめデポジットを預けておけば、高額での決済にも対応できるので、高額決済などで利用することでかなりのマイルを貯めることができます。

『アメリカン・エキスプレス・ビジネス・カード(グリーン)』公式ページ

https://www.americanexpress.com/jp/content/green-business

※アメリカン・エキスプレスビジネス・カード(グリーン)の公式ページは複数ありますが、上記URLが一番わかりやすいページでした。

4. 法人カードについてよくある4つの質問

この章では法人カードについてよくある質問を紹介したいと思います。

  • 法人カードと個人用カードの違いはありますか?
  • 「法人カード」「コーポレートカード」「ビジネスカード」の違いはなんですか?
  • 法人カードを導入するメリットはなんですか?
  • 法人カードを導入するデメリットはなんですか?

この章を読むことで審査、メリット、デメリットなどのカード利用前に知っておかなければいけない情報がわかります

4-1. 法人カードと個人用カードの違いはありますか?

法人カードと個人カードは以下のように違います。基本的に法人が事業のために使うカードが「法人カード」と考えておけば大丈夫です。

法人カード 個人用カード
 支払い口座  法人口座 個人口座
 審査対象  「企業」と「代表者個人」のステータス  申し込む方の年収、利用実績、職業など
 利用限度額  上がりやすい 上がりにくい
 キャッシング制度  基本的にはない ある
 追加カード  追加発行に制限がないものが多い  家族カードの発行には制限がある

4-2. 「法人カード」「コーポレートカード」「ビジネスカード」の違いはなんですか?

法人カードには「コーポレートカード」「ビジネスカード」など発行会社によって様々な呼び方があります。

発行会社ごとにサービスや呼び名が違う場合もありますが、基本的には業務上発生した支払いを経費扱いで支払えるカードのことをまとめて「法人カード」と呼んでいます。

ただ、細かく分類すると以下のように区分されていることが多いです。

  • 「コーポレートカード」:大企業向け法人カード
  • 「ビジネスカード」:中小企業向け法人カード

ただし、「コーポレートカード」「ビジネスカード」の使い分けは発行会社ごとに異なり、以下のような例外もあるので気をつけましょう。

JCBの区分方法

JCBでは中小企業向けの『JCB法人カード』の他に大企業向けカードとして「コーポレートカード」「ビジネスカード」があります。

  • 『JCBコーポレートカード』:大規模企業向け一括振込型法人カードで、毎月のカード利用代金を一括で振り込むことができる法人カード
  • 『JCBビジネスカード』:大規模企業向け使用者支払型法人カードと言われており、カード利用代金がカードを利用した社員の個人口座から自動振替

楽天カードの区分方法

楽天カードにも『楽天ビジネスカード』と呼ばれる法人カードがありますが、このカードは中小企業向けの法人カードとされています。支払い者も引き落とし口座も法人です。

「法人カード」「コーポレートカード」「ビジネスカード」の違いまとめ

「法人カード」「コーポレートカード」「ビジネスカード」は発行会社ごとにサービスや呼び名が違う場合もありますが、基本的にはまとめて「法人カード」と呼んでいます。

なぜなら、JCBではビジネスカードは大企業向けカードの中の個人用カードという位置付けだったのに対し、楽天カードでは中小企業向けの法人カードという位置付けになっていることなどから名前が重要な意味を持っていないからです。

また、最近では法人カードは法人経営者だけではなく、個人事業主の方も利用できるカードを発行する会社もあり、発行会社ごとの違いは複雑になってきています。

4-3. 法人カードを導入するメリットはなんですか?

法人カードには以下のように4つのメリットがあります。

  • 経理事務の簡略化
  • キャッシュフローが良くなる
  • ポイントやマイルの優遇がある
  • カードの付帯サービスを使える

経理事務の簡略化

法人経費は法人カードを利用することで法人カードから引き落とされるようになるので個人利用との区分が明確になります。また、立替金の清算などの処理がなくなるため、経理の仕事が効率的になります。

さらに明細で経費の内訳を簡単に確認できるようになるので経費の計上漏れがなくなります。

キャッシュフローが良くなる

企業経営をしているとどうしてもキャッシュフローが滞ってしまうことがあると思いますが、法人カードでの支払いは最大90日間の猶予があります。

そのため、法人口座にある資金が増え、キャッシュフローが良くなります。

ポイントやマイルの優遇がある

カード会社によってはポイントやマイル還元のあるカードを発行しています。

特に法人カードでは大きい金額の決済をすることも多く、想定以上にポイントやマイルが貯まります。

カードの付帯サービスを使える

法人カードには空港ラウンジが使えるサービスなどの付帯サービスがあるカードもあり、このサービスをカードの保有者全員が利用することができます。

4-4. 法人カードを導入するデメリットはなんですか?

法人カードには以下のように2つのデメリットがあります。

  • 社員が不正をしてしまう可能性がある
  • 年会費がかかる

社員が不正をしてしまう可能性がある

法人カードは基本的に各社員が普段から持っており、その利用は社員の倫理観に委ねられています。

社員が不正に利用したり、誤って利用してしまった場合でも法人口座から引き落とされてしまい、横領とみなされる場合もあります。

もし誤って利用してしまった場合はきちんと報告するように伝えておく必要があります。

年会費がかかる

法人カードは個人カードのように年会費無料のカードがほとんどなく、基本的に年会費がかかります。

ただ、年会費は経費として計上することができますし、中には無料のカードもあるので、お金をかけたくない経営者の方はそういったカードから選びましょう。

5. まとめ

以上がANAマイルの貯まる法人カードを比較した結果です。

普段のカード利用でANAのマイルが貯まる法人カードは「ANA法人カード」で4枚、「ANA法人カード以外のカード」で4枚の計8枚あります。

それぞれ以下のようになっています。

ANAマイルの貯まるANA法人カード

ANAの法人カードであっても普段のカード利用でマイルを貯めることができるのはJCBとダイナースの4枚のカードだけです。

飛行機の搭乗時でもマイルが貯まるので本格的にマイルを貯めたい方におすすめです。

それ以外のANA法人カードでは普段のカード利用でマイルを貯めることができず、基本的には飛行機に乗った際に貯まるフライトマイルなどしか貯まりません。

ANAマイルの貯まるANA法人カード以外のカード

ANA法人カード以外でANAマイルを貯めることのできるカードはアメックスのカードとダイナースの法人カードだけです。

飛行機の搭乗ではマイルが貯まらないが、それ以外のサービスが充実しているのでマイルを貯めながら充実したサービスも受けたい方におすすめです。

あなたが法人カードで上手にANAマイルを貯められることを祈っています。

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