
「ビットコインとは何なの?」「ビットコインを始めたいけれども、まずはビットコインとは何なのかについて知りたい」と考えていませんか。
「ビットコイン」とは、インターネットを通じて様々な物品やサービスの支払いなどに利用でき、円やドル・ユーロ・人民元などの通貨と交換できる通貨です。また値上がりも期待できるので投資対象にもなります。
この記事では元証券会社のトレーダー勤務でビットコイン投資を始めて2年以上経つ私が、以下の流れでビットコインとは何なのかについてとビットコインの始め方について誰でもわかるように詳しく紹介していきたいと思います。
この記事を読むことで「ビットコイン」とは何なのかについてきちんと知ることができ、「ビットコイン」を始めたい方もきちんとビットコインを始めることができます。
1. 図解で分かる!ビットコインとは
まず、ビットコインとは何なのかについてざっくりと紹介をします。
ビットコインとは、インターネットを通じて様々な物品やサービスの支払いなどに利用でき、中央銀行など国家の管理を受けることなく、専門の取引所を介して自由に円やドル・ユーロ・人民元などの通貨と交換できる通貨です。
また、「ビットコイン」ですが、これは仮想通貨の一種でしかなく、実際には以下のように「ビットコイン」と「アルトコイン(ビットコイン以外の通貨)」に分けることができます。
つまり、ビットコインとは仮想通貨の一種で、日々の買い物に利用したり、様々な国の通貨と手数料1円程度で交換できる通貨のことを言います。
仮想通貨の種類は1,500種類以上あると言われています。中でもビットコインは世界初の仮想通貨で他の仮想通貨もビットコインを元に作られているので知名度が高いです。
ビットコインとは仮想通貨の一種ではありますが、最も歴史が長く、決済や送金の実用化が最も進んでいる仮想通貨です。
1-1. 仮想通貨と他の通貨ってどう違うの?
また、仮想通貨について通常の通貨との比較を簡単にまとめると以下のようになります。
通常の通貨 | 仮想通貨 | |
実体 | ある(お札や貨幣) | ない(ネット上の通貨) |
国の保証 | ある | ない |
管理者 | 銀行 | 利用者 |
渡し方 | 手渡しや振込 | 暗号によって送金 |
また、よくある勘違いとしてSuicaやEdyなどの電子マネーと間違う方がいますが、仮想通貨と電子マネーは全くの別物です。
以下にわかりやすく図解で紹介をしておきます。
上記のように、法定通貨、代替通貨、仮想通貨、全て通貨ですが、それぞれ種類分けをすると異なります。
1-2. ビットコインの3つのメリット
ここ最近、ビットコインが注目を浴びているのは以下のように3つのメリットがあるからです。
- 海外送金や決済にかかる手数料が安い
- 送金が簡単で匿名で可能
- 値動きがあり、投資目的での保有が可能
以下ではそれぞれ紹介して行きます。
メリット1. 海外送金や決済にかかる手数料が安い
ビットコインは先ほども紹介した通り、インターネットを通じて様々な物品やサービスの支払いなどに利用でき、専門の取引所を介して自由に円やドル・ユーロ・人民元などの通貨と交換できる通貨です。
インターネットを通じて様々な物品やサービスの支払いなどに利用する場合は以下のようなマークのあるお店でならば利用可能です。
仮想通貨の一種であるビットコインでの決済を採用している有名な例を挙げると、「ビックカメラ」「ソフマップ」「メガネスーパー」などがあり、そのほかにも多くの飲食店や通販サイトやスーパーなどでビットコインの利用が可能となっています。
さらに今後はLINEやAmazonなどもビットコインの利用を可能とする動きを見せており、これが実現すれば仮想通貨の利便性はさらに高くなります。
円からドル・ユーロ・人民元などの通貨に両替をする際に数千円もかかっていた手数料が、ビットコインからであれば国を通さないため数円で済ませることもできます。
メリット2. 送金が簡単で匿名で可能
ビットコインのメリットとして、送金が簡単で、匿名でも送金が可能という点があります。
ビットコインはQRコードを読みとってもらうだけで送金をしてもらうことができます。
ビットコインの送金の簡単さを表すエピソードして以下のようなエピソードがあります。
アメリカのフットボール大会の中継で少年が「HI MOM SEND(お母さん、お金送って)」というメッセージを冗談で掲げたところ、そのQRコードを読みとってした送金が100件以上、合計で200万円以上の送金があったそうです。
上記は一例にすぎませんが、通販などでこのように決済が可能になれば非常に便利ですよね。
メリット3. 値動きがあり、投資目的での保有が可能
仮想通貨ですが、日々値動きを繰り返しており、自分が買った値段よりも値上がりしていれば法定通貨にすることで利益を得ることもできます。
代表的な例を紹介すると最も有名な仮想通貨である「ビットコイン」は昨年の8月末から2月末までで以下のように値動きをしています。
出展;bit Fliyer
上記のように半年間の間に非常にめまぐるしい値動きを繰り返しています。
これは他の「株式投資」や「FX」ではまずあり得ない値動きです。
上記の値動きの激しさがビットコイン投資の魅力です。また、上記の「ビットコイン」のチャートを見て、ビットコインは100万円以上からでなければ投資ができないのかと思う方もいると思いますが、以下のようにきちんと1円単位から投資可能です。
出展;bit Fliyer
参考:通貨が値動きするのはなぜ?
ちなみになぜビットコインで値動きが起こるのかについてですが、需要と供給が原因です。買いたい人の数が多ければ値段は上がり、売りたい人の数が多ければ値段は上がります。
ビットコインを得る手段は、基本的には現在持っている方から買うしかありません。そのため、ビットコイン取引では以下の図のようなことが実際に行われています。
以下の図を理解するために知っておいていただきたいことは、通貨の値段は通貨を売りたい方の中で最も低い金額を提示している方と、通貨を買いたい方の中で最も高い金額を提示している方の金額が合致したものになります。
通貨が値上がりする場合
以下の図は通貨が値上がりする場合の図になります。
上記の図では通貨の値動きで値上がる場合の紹介をしています。
上記の図では103円で売りたいという方と、いくらでもいいから買いたいという方が結果的に103円で合致して通貨の値段は103円になりました。
通貨が値下がりする場合
逆に通貨が下がる場合は以下のようにして下がります。
上記の図では通貨の値動きで値下がる場合の紹介をしています。
上記の図では90円なら買いたいという方といくらでもいいから売りたいという方が結果的に90円で合致して通貨の値段は90円になりました。
上記のような取引が一日に何万回と繰り返されることによって、ビットコインの値段は動いています。
1-3. ビットコインの3つのデメリット
上記のように非常に便利で持つ価値のあるビットコインですが、デメリットもあるのできちんと把握しておきましょう。
- 値動きが大きく、損をすることもある
- 国や企業に管理されていない
- 仮想通が盗まれる可能性もある
以下ではそれぞれ解説をしていきます。
デメリット1. 値動きが大きく、損をすることもある
先ほど、ビットコインのメリットを紹介する際に、ビットコインを買った値段よりもビットコインが値上がりしていれば法定通貨にすることで利益を得ることが可能と紹介しましたが、当然その逆もあり得ます。
出展;bit Fliyer
つまり、自分が買った値段よりも下がっている際に法定通貨にしてしまうと、損失が生まれてしまいます。
ただし、売らずにそのまま保有していることも可能なので、ビットコインの値段が下がってしまったとしてもまた元の値段まで戻すと考えている方は法定通貨に戻さなくても問題ありません。
デメリット2. 国や企業に管理されていない
国などに管理されていないので様々なメリットを享受できるビットコインですが、逆に何かあった際は全て自己責任となってしまいます。
通貨を盗まれたり、詐欺にあった場合も国は保障してくれません。
デメリット3. ビットコインが盗まれる可能性もある
ビットコインを始めるためには「取引所」にて口座を開設する必要があります。
ビットコインの始め方に関しては「3章. ビットコインってどうやって始めるの?」を参考にしてください。
ビットコインの取引所にて口座を開設し、日本円をビットコインなどの仮想通貨に変えた場合、その仮想通貨はどこに保存されるのかというと大きく分けて以下の2通りがあります。
- パソコンやスマホ内の自分専用のウォレット(財布)
- 取引所
パソコンやスマホ内の自分専用のウォレット(財布)はセキュリティ性の高い秘密鍵と呼ばれるパスワードで自己管理することができます。
しかし、取引所にビットコインを置いておく場合は基本的に取引所のセキュリティに委ねることになります。もし、セキュリティの甘い取引所に資産を置いていた場合、ハッキングなどで資産を盗まれてしまう可能性があります。
過去、実際に「マウントゴックス事件」ではマウントゴックスという海外の取引所から500億円近いビットコインが盗難され、倒産した事件などもあります。直近でも日本の取引所コインチェックにて資産が盗まれました。
2. 2018年にビットコインは上がるの?
昨年、ビットコインは238万円まで上昇しました。
4月1日現在はその反動と立て続けに起こった悪材料が原因で720,000円程度ですが2018年末までには3,000,000円になるのではないかと言われています。
上記の価格はあくまで予想ですが、ビットコインをはじめ、仮想通貨は今後世の中に普及する可能性が高いとの見方から上昇が期待されているのでビットコインは「買い」という判断が下せます。
2-1. 著名人のビットコインの2018年予想価格まとめ
以下ではビットコインや投資に関しての著名人の2018年のビットコインの予想価格を紹介していきたいと思います。
ニューヨークに拠点を置くアナリスト・コンサルタントのトーン・ベイズ氏
トーン・ベイズ氏は現在下がってしまったビットコイン価格も早々に戻すと考えており、2018年末までに25,000ドル(270万円ほど)を予想しています。
有名なビットコイン愛好家であるロニー・モアス氏
ロニー・モアス氏はさらに上を行く28,000ドル(300万円ほど)を2018年末の予想価格としています。
デジタルマネー協会の理事大石さん
大石さんはデジタルマネー協会の理事を務めるだけでなく、仮想通貨・ブロックチェーン関連の本を何冊も執筆しており、仮想通貨界に精通していることで知られています。
大石さんの2018年末の予想は日本円で380万円ほどです。
720億ドル規模の投資機関フォートレスの元ファンドマネジャーを務めたマイケルさん
マイケルさんは日本円で2018年末の予想として430万円を出しています。
人工知能AIウェブボット
人の感情を読み取り、それをデータ化する人工知能ウェブボットは2018年内に1100万円を突破すると予想しています。
かなり、大胆な予想ですがwebbotのデータでは、いま世界の1.2%程度の人々が仮想通貨市場に投資しているとのことですが、2018年には、世界の13.8%の人々がビットコインを保有することになると予想しています。
投資人口が増えることでビットコインに流入する資金が増え、これによって急激な価格高騰が見込まれると予想しています。
2-2. 2018年ビットコインが上がる3つの要因
上記のように多くの方がビットコインの上昇を予測していますが、その要因としては以下の3つのイベントが挙げられます。
- ナスダック証券取引所がビットコイン先物を取り扱い予定
- 取引所の新設ラッシュによりビットコイン購入者の増加
- 11種類のハードフォークの予定
ナスダックの先物上場やビットコインを取り扱う取引所の増加はビットコイン所有者が増える要因となります。
ビットコイン保有者が増えれば、ビットコインに流入する資金も増えるので上昇が見込めます。
また、以下のように仮想通貨市場はまだまだ規模の小さい市場なので今後の発展が見込める市場です。
- 世界株式市場:7500兆円
- FX市場:120000兆円(12京円)
- 仮想通貨市場:90兆円
ハードフォークって?
ハードフォークとは簡単に言えば、アップデートです。
現在、ビットコインは利用者の増加に伴い、スケーラビリティの問題が起きています。スケーラビリティの問題とは処理する案件が増えすぎて、送金や取引の決済にかかる処理速度が落ちてしまっている問題です。
このような問題が2018年のハードフォークで改善されれば、ビットコインはさらなる上昇が見込めます。
2-3. ビットコインの投資価値は?
ここまで紹介してきた通り、ビットコインは今年も上昇することが予想されるので、投資価値はあります。
ただ、ビットコインはすでに大きく上昇してしまっており、ほかの通貨(アルトコイン)と比べると、爆発的な利益は狙いにくくなっています。
「もっと利益を狙いたい」という方は「ビットコインの種類|1500以上の通貨から選ぶおすすめ40選」にて全仮想通貨からおすすめの通貨を紹介しています。
3. ビットコインってどうやって始めるの?
ビットコインの始め方ですが以下のように非常に簡単です。
- 仮想通貨取引所に口座開設
- 入金
- 仮想通貨を購入(1,000円以下でも可能)
この章では以下の流れで仮想通貨取引の始め方について紹介していきます。
- 仮想通貨取引所おすすめ3選
- 仮想通貨口座開設後の3つの注意事項
3-1. 仮想通貨取引所おすすめ3選
以下のような取引所にて無料で口座を開設することができます。以下の取引所はいずれも金融庁にも認められた非常に安心できる取引所です。
- 「bitFlyer(ビットフライヤー)」:国内最大ユーザー数で最大手
- 「Zaif」:手数料が安く、積立てサービスあり
- 「bitbank(ビットバンク)」:人気通貨リップルの購入が可能
登録自体は非常に簡単ですが身分証明に若干の時間がかかります。また、身分証明には以下の2点が必要です。
- 顔写真付きの身分証明書と本人が一緒に移っている写真
- メールアドレス
これさえあれば、どの取引所でも口座開設可能です。以下では先ほど紹介したおすすめの取引所についてそれぞれ紹介していきます。
最もおすすめなのは最大手でセキュリティが万全の「bitFlyer(ビットフライヤー)」です。
記憶に新しいところで言えば、「Coin Check」と呼ばれる取引所がハッキングによって500億円近くの通貨を盗まれたことを考えると、まずは最大手でセキュリティも万全な「bitFlyer(ビットフライヤー)」で始めることをお勧めします。
「bitFlyer(ビットフライヤー)」:国内最大ユーザー数で最大手
「bitFlyer(ビットフライヤー)」は全取引所の中で最もおすすめの取引所です。最大のポイントはセキュリティに優れており、盗難などにあっても最大500万円までの補償をしてくれる点です。
また、以下のように普段の買い物や旅行の予約、クレジットカードの発行などで、無料でビットコインを手にいれることができるサービスがあります。
- じゃらん:宿泊価格の3%相当
- ZOZO TOWN:商品価格の0.6%相当
- ピザハット:商品価格の2%相当
- etc…
また、ビットコイン以外に取り扱っている通貨もビットコインキャッシュ、イーサリアム、イーサリアムクラシック、ライトコイン、モナコイン、リスクなどがあり、仮想通貨投資初級者から上級者までおすすめの取引所です。
「bitFlyer(ビットフライヤー)」
公式ページ:https://bitflyer.jp/ja/
「Zaif」:手数料が安く、積立てサービスあり
「Zaif」は取引手数料が非常に安く、積立投資も可能な仮想通貨投資初心者の方におすすめの取引所です。
取引手数料に関しては全通貨共に安いのですが、中でもビットコインとモナコインは取引手数料が安いどころかマイナスとなっており、取引をするたびにコインをもらうことができます。
また毎月の積立投資も可能なので「ドルコスト平均法」と呼ばれる投資が可能です。以下に一例を載せておきます。
「ドルコスト平均法」とは上記のように、コインの値段が高い安いを気にせずに毎月決まった金額でコインを買い続ける投資方法のことを指します。
この投資法では取得単価を平均的なものにして、コインを高値で掴んでしまう可能性を減らすことができます。ただし、激的な利益を取ることもできないので注意が必要です。
上記の場合だと、「20円」「100円」「25円」「80円」「20円」の時に10,000円ずつ購入したことによって、購入単価が「49円」となっており、通貨が49円以上であれば利益が出ます。
「Zaif」
公式ページ:https://zaif.jp/
「bitbank(ビットバンク)」:人気通貨リップルの購入が可能
「bitbank(ビットバンク)」は株式やFXの経験がある方や、仮想通貨投資中級者以上の方におすすめです。
「bitbank(ビットバンク)」の最大のメリットは現在全通貨にて取引手数料が無料であるということです。ビットコインなどでは取引手数料がかからないことも多いですがアルトコインでもかからないのは非常にお得です。
また、以下のように全取引所の中でも非常に優れていると評判の高いチャートを利用できます。
さらに現在、日本の取引所でリップルなどの人気の通貨を扱っているのは「bitbank(ビットバンク)」だけです。
そして、より高い変動を求める方には『bitbank.Trade』と呼ばれる口座の開設も可能です。
この口座では20倍までのレバレッジ投資が可能で、例えば1万円しかお金がなくても20万円分の投資が可能になります。ただしこの場合、利益が出れば利益も20倍ですが損失が出れば損失も20倍なので注意しましょう。
「bitbank(ビットバンク)」
公式ページ:https://bitbank.cc
3-2. 仮想通貨口座開設後の3つの注意事項
口座開設をすれば、仮想通貨を買うことができるのですが、その際に以下のことに気をつけましょう。
注意事項1. ウォレット(お金の保管場所)に注意する
仮想通貨は「ウォレット」と呼ばれる通貨を保管するお財布に保管しなければいけません。
ウォレットには以下のように4種類のウォレットが存在し、それぞれセキュリティの高さが異なります。
- 取引所:セキュリティ1 ★☆☆☆☆
- ウェブウォレット:セキュリティ2 ★★☆☆☆
- ソフトウェアウォレット:セキュリティ4 ★★★★☆
- ハードウェアウォレット:セキュリティ5 ★★★★★
それぞれ以下ではわかりやすいように解説していきます。
仮想通貨を本格的にやりたいという方にはセキュリティの最も高い、ハードウェアウォレットがおすすめです。
取引所:セキュリティ1 ★☆☆☆☆
取引所がお財布と言われてもピンとこない方もいるかもしれないですが、簡単に言えば、取引したお金をそのまま取引所に置いておくイメージです。
上記のようにとtを通す必要があるので、ウォレットにお金を入れると取引のたびにウォレットから取引所にお金をうつさなければいけないので面倒ですが、取引所に置いておけばそのまま利用できるので手間が省けます。
しかし、先ほども紹介した通り、取引所に資産を置いておくと、取引所がハッキングされた際に資産が盗まれてしまい、返ってこなくなるケースもあります。
ウェブウォレット:セキュリティ2 ★★☆☆☆
ウェブウォレットとは秘密鍵と呼ばれるID/PASSを入力して利用するウェブサービスです。
「Blockchain.info(ビットコイン専用)」「MyEtherWallet.com(ETH&ERC20トークン専用)」などがあります。
これらは特定の通貨しか入れることができず、間違った通貨を送ってしまうと消えてしまうので注意しましょう。
ウェブウォレットってどれくらい安全?
結論から言えば、ウェブウォレットもセキュリティはそこまで高くありません。
こちらもウェブウォレットのサイトがハッキングされれば資産は無くなってしまいますし、URLを微妙にずらす「フィッシング詐欺」も多く、ID/PASSがバレると一瞬で資産がなくなってしまいます。
また、悪質なウェブウォレットなどは資産を盗む目的で作られているものもあるので注意しましょう。
ソフトウェアウォレット:セキュリティ4 ★★★★☆
ソフトウェアウォレットは自分のパソコンやスマホに、ソフトウェアをダウンロードして使うウォレットで、ウェブウォレットとの違いは秘密鍵と呼ばれるID/PASSを入力する際にサイトを通さないということです。
そのため、あなたのパソコンやスマホがハッキングされたり、ウィルスに感染しない限りは資産を盗まれる可能性がありません。
ただし、このパスワードを忘れてしまうとウォレットにログインできなくなってしまい、資産を取り返すことができなくなってしまうので保管に関しては厳重に行いましょう。
ソフトウェアウォレットはそれぞれの通貨の公式ページからダウンロード完了です。
ハードウェアウォレット:セキュリティ5 ★★★★★
セキュリティの最も高いウォレットはハードウェアウォレットです。
ハードウェアウォレットとはAmazonなどで購入できる、以下のような外付けのウォレットです。
出展:Amazon
ハードウェアウォレットは、上記のような小さな端末に電子的にお金を保存します。保管時はインターネットとつながっているわけではないので、誰かにハッキングされる心配はありません。
また、紛失・故障しても、パスフレーズを紙などに印刷して残しておけば復元できます。
ハードウェアウォレットはセキュリティ面では最も厳重ですが以下のようなデメリットもあります。
- 値段が1万円〜2万円
- 対応していない通貨が多い
- 外付けのデバイスなので保管が面倒
上記のようなデメリットはありますが、セキュリティを厳重にしたい方には最もおすすめです。
ハードウェアウォレットは以下のようにAmazonで購入可能です。
「Trezor」:購入はこちら
「Ledger NanoS」:購入はこちら
注意事項2. 買ったら放置するのが最善策の場合も
これは仮想通貨投資でよく言われていることなのですが、仮想通貨は非常に値動きが激しいので買ったすぐ直後に値段が急落するパターンがよくあります。
しかし、仮想通貨は先ほども紹介した通り、今後さらに伸びる市場です。
そのため、一時的には下がってしまってもまた高値を更新する可能性が高いです。そのため、一度買ったら細かく売買せずにそのまま放置しておくのが最も良い場合があります。
注意事項3. 詐欺コインに気をつける
実は仮想通貨の設計図は公開されており、誰でも作ることができます。そのため、「このコインは儲かる」などといって、実は資金を集めるだけ集めて何の実態もなかったという話はよく聞きます。
基本的に仮想通貨投資で他人から聞いた儲け話はまず疑うようにしましょう。このサイトのような場所ですすめられている銘柄についても同じです。
4. まとめ
以上がビットコインについてでしたがいかがでしたか。
ビットコインとは、インターネットを通じて様々な物品やサービスの支払いなどに利用でき、中央銀行など国家の管理を受けることなく、専門の取引所を介して自由に円やドル・ユーロ・人民元などの通貨と交換できる通貨です。
また、「ビットコイン」ですが、これは仮想通貨の一種でしかなく、実際には以下のように「ビットコイン」と「アルトコイン(ビットコイン以外の通貨)」に分けることができます。
ビットコインには以下のようなメリットがあります。
- 海外送金や決済にかかる手数料が安い
- 匿名での送金が可能
- 値動きがあり、投資目的での保有が可能
しかし、ビットコインには以下のようなデメリットもあります。
- 値動きが大きく、損をすることもある
- 国や企業に管理されていない
- 仮想通が盗まれる可能性もある
上記のデメリットにあるように仮想通貨は盗まれる可能性もあるので取引所は慎重に選びましょう。
仮想通貨取引所でおすすめは以下の3つです。
- 「bitFlyer(ビットフライヤー)」:国内最大ユーザー数で最大手
- 「Zaif」:手数料が安く、積立てサービスあり
- 「bitbank(ビットバンク)」:人気通貨リップルの購入が可能
最もおすすめなのは最大手でセキュリティが万全の「bitFlyer(ビットフライヤー)」です。
ビットコインって儲かるの?
ビットコインは2018年に300万円以上になると予想されています。
ビットコインの価格を上昇させる要因としては以下の要因が挙げられます。
- ナスダック証券取引所がビットコイン先物を取り扱い予定
- 取引所の新設ラッシュによりビットコイン購入者の増加
- 11種類のハードフォークの予定
あなたがビットコインについてきちんとした知識を持ち、きちんと仮ビットコイン投資ができることを祈っています。