公式ページでも教えてくれないブラックカード4つの取得条件

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブラックカードが欲しいけれども、取得するために条件が気になっていませんか。

ブラックカードは招待制のカードが基本で招待されるための条件は公開されていませんが、一般的に1,000万円以上の年収が1つの目安とされています。また、カードの年間利用額や資産なども条件となっており不明瞭な点が多いです。

そこで、この記事では大手カード会社に3社勤務した私がその経験を生かして、ブラックカードを作るために必要な条件について以下のように紹介していきます。

  1. 一般的には公開されていないブラックカード4つの取得条件
  2. 一般的には公開されていないブラックカードのサービス
  3. 3枚の主要ブラックカード徹底解説

この記事を読むことで、ブラックカードの取得に必要な条件やサービスなど全てがわかります。

1. 一般的には公開されていないブラックカード4つの取得条件

ブラックカードとは、クレジットカードのグレードの中で最上位に位置するカードです。

上記のような定義であるため、多くのサイトで様々なカードがブラックカードとして紹介されていることがありますが、本当にブラックカードと呼べるのは以下の2枚だけです。

  • 『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』
  • 『ダイナースクラブ プレミアムカード』

これ以外のブラックカードと呼ばれるカードは、カード自体はブラックでも上記の2枚のブラックカードと比較するとサービス内容やステータス性に雲泥の差があります。

これらは基本的にブラックカードはカード会社から認められ、招待が来なければ作ることはできません。

招待をもらうための条件は公表されていませんが、一般的に以下の4項目が深く関係します。

条件1. 年収

ブラックカードの招待を得るためには、1,000万円以上の年収が1つの目安とされています。

ただ、この数値は絶対ではなくカードによってはこれより低い年収でも発行されている例がいくつもあります。

そうは言っても全く数値がなくても判断に困るので、最上級のブラックカードで作れたという声のあった1,000万円を基準としています。

条件2. 利用実績

ブラックカードの招待を得るためにはカードの利用実績が大きなウェイトを占めています。

いくら年収が高くても、いくら資産を持っていようともカードをあまり利用しない方に招待は来ません。また、どこのお店で利用したかも見られています。

さらに、年間に利用する額だけでなく、返済もきちんと遅滞なく行なければブラックカードの招待は来ません。

条件3. 資産

ブラックカードは預金、有価証券、不動産などの資産も招待の判断にしているとされています。

高額なカード利用をしても、きちんと支払いができるだけの能力があるのかその1つとして見ています。

条件4. 職業

東証一部などの資本金5,000万円以上の企業で、役職・管理職として10年以上継続勤務したり、10年以上自営業を営んだり、医者や弁護士だったりと社会的に非常に高いステータスであると審査に有利です。

ただ、最近ではTVによく出ている芸能人や、株・FXなどで数十億を稼いでいるトレーダーなどにも発行されており、必ずしも社会的に高いステータスの職業が求められる訳ではありません。

2. 一般的には公開されていないブラックカードのサービス

上記のようにブラックカードの取得条件は非常に厳しいものですが、それでも多くの方が持つのには「サービスの良さ」が一つの理由です。

ブラックカードのサービスは基本的にプラチナカードのサービスの上位互換と言っていいです。特にコンシェルジュサービスに関しては専任の秘書がつくようになるので、プラチナカードの時よりも格段に質が上がります。

また、その他にもジェット機をチャーターすることができたり、スポーツ観戦でのVIP観覧席入手やVIP限定のショーやイベントに招待されることもあります。

さらに、アメックスやダイナースならばブラックカードになると事前にデポジットの入金は必要ですがカードの限度額がなくなります。3,000万円する車でも数十億円するジェット機でも購入可能です。

ここでは一般の人でもイメージしやすい以下のような一部のサービスをご紹介します。

  • コンシェルジュサービス
  • レストランのコース料理1名分無料サービス
  • 手荷物無料宅配
  • プライオリティパスのプレステージ会員
  • 充実の付帯保険

コンシェルジュサービス

ブラックカードには専用のコンシェルジュデスクが無料で秘書のようなサービスを24時間対応してくれるコンシェルジュサービスが必ず付帯しています。

ホテル、レストラン、新幹線、航空券、ライブチケットなどの予約や手配だけでなく、旅行の観光案内や調べ物、トラブルにも対応してくれます。

また、ブラックカードには医療相談、介護相談、弁護士照会サービス等、全て把握するのが困難なくらい豊富なサービスがあるので、何か困った際に電話で相談してみるのもおすすめです。

レストランのコース料理1名分無料サービス

全てのブラックカードにこのサービスが付帯しています。

このサービスは高級レストランのコース料理が、2名以上の予約で1名無料となるサービスで、利用回数が多ければ年会費分以上のメリットを最も受けやすいサービスです。

手荷物無料宅配

手荷物宅配サービスは海外旅行に行く際などに持ち運びが面倒なスーツケースなどを無料で宅配してくれるサービスです。

カードごとにスーツケースの数や年間の利用可能回数が変わります。

プライオリティパスのプレステージ会員

全てのブラックカードは世界1,200か所以上の空港ラウンジを無料で利用できるようになるプライオリティパスのプレステージ会員の権利(通常年会費399USD)が無料で付いています。

ただし、ブラックカードの特典で発行する場合、下記のような違いがあり家族や同伴者が無料で使えないこともあるので注意しましょう。

  • 家族カードでも無料で発行できるかどうか
  • 同伴者の利用料金が無料か、有料でも安いか
  • デジタル会員証に対応しているか

充実の付帯保険

全てのブラックカードにイザという時でも安心できるくらいの海外旅行保険が自動付帯でついています。

死亡、後遺障害に対する補償額が最大1.2億円、傷害・疾病治療費用も最大2,000万円になっていたりなど非常に手厚い内容の保険となっています。

また、航空便遅延保険が付いているので、飛行機が大幅に遅れてしまった場合や、手荷物が遅延した場合の宿泊費や交通費を補償してくれます。

上記では取り上げきれませんでしたが他にも以下のようなサービスがあります。

  • 一部のホテル、航空会社、レンタカーの上級会員資格の自動付与
  • 一部のホテル、航空会社における、空室、空席がある時の無償アップグレード
  • 会員限定イベントやファッションショーなどの招待
  • 日本や海外のゴルフ場の予約手配
  • 購入した商品の返品を購入店が受け付けない場合、カード会社による商品払い戻し
  • 提携デパートでの駐車場無料サービス
  • 複数のカードや家族カードの無料発行
  • ポイントやマイルの優遇サービス

3. 4枚の主要ブラックカード徹底解説

この章では、4枚のブラックカードについてそれぞれのサービス内容や個別の取得条件について紹介していきたいと思います。

  • 『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』
  • 『Mastercard Gold Card』
  • 『ダイナースクラブ プレミアムカード』
  • 『JCBザ・クラス』

やはり『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』は他のカードと比較するとステータスが圧倒的に高いので、目指すならばこのカードが最もおすすめです。

ただ、『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』は年会費も高く、招待を受ける条件が最も厳しいので、取得のしやすさを第一に考えるのであれば『ダイナースクラブ プレミアムカード』がおすすめです。

3-1. 『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』

『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』はブラックカードの代名詞とも呼ばれるカードです。世界一のステータスを誇るカードで日本でも推定8,000人ほどしか保有者がいません。

年会費は350,000円(税抜)で入会金に500,000円(税抜)かかりますが、家族カードを無料で発行できます。

年会費(税抜) 350,000円
ポイント還元率 0.33〜1%

『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』を持つことのメリット

以下に『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』特有のサービスを紹介します。

国内の提携有名ブランドショップで、営業時間外でも買い物ができます。

アメックスで国内線航空券を普通運賃で買った場合でも、JALはファーストクラスANAはスーパーシートプレミアムに無料で変更してくれます。

海外での入出国時にゲートで現地係員が出迎えをしてくれて、入国レーンの通過をサポートしてくれます。

海外の各空港とホテルの間を車で往復無料送迎してくれます。

また、海外旅行の際は国内でも往復無料送迎してくれます。

誕生日プレゼント

誕生日の日にプレゼントが送られて来ます。

過去にはソメスサドルのペンケースが送られました。

メンバーシップ・リワード

『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』にもメンバーシップ・リワードと呼ばれるポイントシステムがあります。

そして、このカードの場合はポイント交換商品に「宇宙旅行」や「アルファロメオ」があります。

  • 宇宙旅行:2,200万ポイント(22億円のカード利用)で宇宙旅行に行くことができます。
  • アルファロメオ:500万ポイント(5億円のカード利用)でアルファロメオと交換可能です。

また、ポイントの有効期限は無期限となっています。

『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』の作り方

このカードの場合、年収よりも資産やカードの利用実績を見ていると言われています。

一般的に言われている『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』の招待条件は以下の通りです。

プラチナ・カード会員の中から利用実績及び利用店舗、職業や資産額(年収)などで審査を受けたうえで選定された人に招待案内が送られる。

アメックスとしても最上位のカードを発行するわけなので、年収だけでなく、職業、総資産、カード利用状況の全てにおいてアメックスが認めた方のみに発行しています。

そのため、年収は1,000万円以上で年間カード利用額も1,000万円以上、総資産も1億円以上が好ましいです。ただ、このカードは持てる人数が決まっており、会員数が減らない限り招待は来ません。

また、このカードを取得するには『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』を利用する必要がありますが、このカードも招待制のカードなので以下のようにして招待を受ける必要があります。

アメリカン・エキスプレス・カード』か『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』で年間100万円以上の利用実績を1〜3年しっかりと作りましょう。

2018年10月3日追記

2018年10月15日より上記カードの利用によるカード会社からの招待に加えて、次の方法も取得条件に加わります。

  • 既存会員からの招待
  • パートナー経由
  • 対面営業
  • 専門の問い合わせ窓口

基本的にはどちらのカードでも問題はないのですが。、どちらのカードを持つかは以下を参考基準にしてください。

  • 『アメリカン・エキスプレス・カード』:アメックスの一般カードで年会費も割安で、他のカードのゴールドカードと同等のサービスを受けられる。
  • 『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』:プラチナへの招待は当然こちらの方が受けやすいです。また、年会費は高いですがこのカードでも十分なステータスの証明になります。

『アメリカン・エキスプレス・カード』公式ページ

https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/green-card/

『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』公式ページ:

https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/gold-card/

3-2. 『Mastercard Gold Card』

『Mastercard Gold Card』は2016年11月から募集開始した最も新しいブラックカードの1つです。券面が金色で名前もゴールドですが、分類としてはブラックカードに相当します。

Mastercardの最上位ランク「World Elite(ワールド エリート)」が付き、表面に24金がコーティングされ、裏面にカーボン素材が使われている金属製のカードです。

サービスの内容は『センチュリオン』に引けを取らないほど充実していて、特にコンシェルジュサービスの利便性の高さは利用者から全カードの中でNo.1という口コミが多くあるほど評判が良いです。

『Mastercard Gold Card』の取得方法

『Mastercard Gold Card』は同じラグジュアリーカードが発行している『Mastercard Titanium Card』や『Mastercard Black Card』をたくさん利用していると招待が届きます。

また、上記のラグジュアリーカードは新生銀行がオフィシャルパートナーを務めていて提携関係にあるため、新生銀行で大きな金額の取引があると招待が届くこともあります。

年収に関しては、まだ保有者が少なく正確な情報を得られていませんが、海外の保有者ほど高い年収でなくても作れているようです(平均4,000万円以上)

『Mastercard Titanium Card』公式ページ

http://www.luxurycard.co.jp/titaniumcard

『Mastercard Black Card』公式ページ

http://www.luxurycard.co.jp/blackcard

3-3. 『ダイナースクラブ プレミアムカード』

『ダイナースクラブ プレミアムカード』はアメックス同様に2大ブラックカードのうちの1枚で、日本では最高級のステータスカードです。

ダイナースクラブで特徴的なカードの利用可能枠に一律の制限がないことに加えて、カードの利用1件100円につき2ポイントたまり、1,000ポイントが1,000マイルに交換できるのでカードの利用で得をしやすい条件となっています。

2018年9月19日追加

2018年12月21日からANAマイルへは年40,000マイルまでしか交換できなくなります。

カードとしての機能もコンシェルジュサービスを始め下記のような豊富な保険が付くので、旅行時を中心に安心して生活を送れます。

  • 外貨盗難保険:最高10万円
  • キャンセルプロテクション:最高20万円
  • ゴルファー保険:最高1億円
  • 交通事故傷害保険/賠償責任保険付き:最高10万円/最高1億円
年会費(税抜) 130,000円
ポイント還元率 0.8〜2%

『ダイナースクラブ プレミアムカード』を持つことのメリット

以下に『ダイナースクラブ プレミアムカード』特有のサービスを紹介します。

誕生日プレゼント

誕生日の日にプレゼントが送られて来ます。

過去に、手帳やガラス製の写真立てが送られました。

賠償責任危険担保特約

これは日常生活で発生する損害賠償リスクに備える特約です。

自転車屋自動車で他人に怪我をさせてしまったり、他人のものを壊してしまった際に、会員、家族など3親等以内に限りますが、最大1億円まで補償してくれます。

『ダイナースクラブ プレミアムカード』の作り方

一般的に言われている『ダイナースクラブ プレミアムカード』の招待条件は以下の通りです。

  • ダイナースクラブカード』で年間100万円以上利用する
  • カード会社や提携先(ANA、BMW)から優良な顧客と判断される
  • 既に『ダイナースクラブ プレミアムカード』を持っている会員からの紹介

一昔前までは年収1,000万円以上の経営者、芸能人、政治家、医者、弁護士、有名企業の管理職など社会的地位がある方で『ダイナースクラブカード』の年間利用金額が多い方にしか招待が届きませんでした。

現在では招待を受けられる条件がかなり易しくなっており、『ダイナースクラブカード』で年間100万円以上利用するのが一般的に最も確実でしょう。

『ダイナースクラブカード』公式ページ:

https://www.diners.co.jp/ja/entry_form/

3-4. 『JCBザ・クラス』

JCBザ・クラス』はJCBブランド最高峰のブラックカードです。入会するには招待が必要となっており、選ばれた方のみ所有する事ができるカードです。

ステータスは十分高いのですが、年会費も50,000円(税抜)で上記2枚のブラックカードに比べて安いです。

ただ、このカードは他のカードよりも優れている点として以下の3点が挙げられます。

  • 「東京ディズニーリゾート・パークチケットとギフトカード」「USJ スタジオ・パスとギフトカード」のいずれかを合計約2万5千円相当が年に1度もらえる。
  • 東京ディズニーランドにある会員専用レストラン(クラブ33)で食事ができる。
  • コンシェルジュサービスの対応がいい

手荷物無料宅配が付帯していないなどサービスが物足りない部分もありますが、基本的にはサービス、ステータスともに申し分ないです。

年会費(税抜) 50,000円
ポイント還元率 0.5〜0.8%

『JCBザ・クラス』の取得方法

一般的にJCBザ・クラス』の招待条件は年収500万円以上と言われています。

どちらかと言うと、下記のように年収よりもJCBが直接発行しているクレジットカード(プロパーカードと言われます)での累計支払い金額が重視されます。

上記のように、『JCBゴールド』で2年連続で年間100万円以上の利用することで『JCBゴールド ザ・プレミア』の招待が届きます。

または、『JCBプラチナ』という招待不要で直接申し込みができるカードができたので、『JCBゴールド ザ・プレミア』とどちらか1枚を持って次の条件を満たすとJCB THE CLASS』の招待が来ます。

  • JCBプロパーカードで累計1,000万円〜1,500万円の利用(これより少なくても招待が来ることがあります)
  • 年間100万円以上の利用

『JCBゴールド』公式ページ:

https://www.jcb.co.jp/promotion/ordercard/os/

『JCBプラチナ』公式ページ:

https://www.jcb.co.jp/promotion/ordercard/platinum/

4. まとめ

以上がブラックカードの取得条件に関してでしたがいかがでしたか。

ブラックカードとは、クレジットカードのグレードの中で最上位に位置するカードです。

上記のような定義であるため、多くのサイトで様々なカードがブラックカードとして紹介されていることがありますが、本当にブラックカードと呼べるのは以下の2枚だけです。

  • 『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』
  • 『ダイナースクラブ プレミアムカード』

これ以外のブラックカードに分類されるカードは、上記の2枚と比較するとステータス性またはサービス内容のいずれかに大きな差があります。

  • 『JCBザ・クラス』
  • 『Mastercard Gold Card』

ブラックカードは招待制のカードが基本で招待されるための条件は公開されていませんが一般的に1,000万円以上の年収が1つの目安とされています。

また、年収だけでなくカードの利用実績や資産の内容までもが招待の基準となってます。

あなたがブラックカードを手に入れられることを祈っています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket