誰も失敗しない超簡単にクレジットカードを作る4つのステップ

「クレジットカードが欲しいけれどもカードを作る方法がわからない」と考えていませんか。

クレジットカードを作るには審査がありますが、作ること自体は非常に簡単です。それよりも初めてカードを作る場合、どのカードを作るのかが非常に重要です。

この記事では大手カード会社3社で勤務した経験のある私が、クレジットカードを作る方法とおすすめのカードを以下の流れで紹介していきます。

  1. クレジットカードを作るまでの4つのステップ
  2. 初めてのカードを作る方におすすめのクレジットカード5選
  3. カードが作りやすくなる7つのポイント

この記事を読むことでクレジットカードの作り方から、その際に気をつけること、おすすめのクレジットカードまでクレジットカードを作る際に知っておくべきことの全てがわかります。

0. クレジットカードを作るとこんなに生活が便利になる

私はプロとしてクレジットカード待つことを強くおすすめします。なぜなら、クレジットカードを持つことであなたの生活をより「便利に」「お得に」利用することができます。

クレジットカードを持っている方の意見として以下のような「便利に、お得になった」という声が非常に多くありました。

口コミ・評判

名前 S・Mさん(26歳)『楽天カード』を作成
評価:★★★★★5
クレジットカードを持つことで多額の現金を持つ必要がなくなりました
お財布がかさばらなくなったり、買い物の際に手持ちのお金が足らなくてわざわざATMを探す手間が省けるなど、現金の持ち歩きが不要になることで様々なメリットがあると思います。

口コミ・評判

名前 A・Oさん(22歳)『リクルートカード』を作成
評価:★★★★☆4
クレジットカードを持って最も良かったと感じている点はカード利用に対してポイントが貯まるということです。
現金払いではポイントが貯まることはないですが、カードだと利用した分だけポイントが還元されて、ポイントを商品券と交換したり、特定の店舗お金と同じように利用できるのでお得だと思います。

口コミ・評判

名前 S・Mさん(25歳)『エポスカード』を作成
評価:★★★★★5
ツアー以外で海外に行った際にクレジットカードを持っていて良かったと思いました。
クレジットカードがなければ、ホテルやレンタカーなどのサービスが利用できないと言われたからです。
また、海外に行く際にたくさんのお金を両替している方をたまに見ますが、海外ではスリなどのリスクもあるので大量のお金を持つ必要がなく、スリにあってもカードの利用を止めることができます。

上記のようにクレジットカードはあなたの生活を非常に豊かにしてくれます。

一例ですが下記のようにクレカを持つメリットは数えられないくらいあります。※カードによっては例外もあります。

  • ポイントがたまり、買い物がお得になる
  • カード会員限定の優待を受けられる
  • 旅行保険が無料で付いてくる
  • おサイフケータイと連動でワンタッチで会計ができる
  • Amazonなどネットショッピングで簡単に支払いができる

この記事ではクレジットカードを作ろうと考えている方がわかりやすいようにプロの私がカードを作る手順や注意事項や、おすすめのカードをを紹介していきます。

1. クレジットカードを作るまでの4つのステップ

冒頭でも紹介した通り、クレジットカードを作るのは非常に簡単で以下の4つのステップで行うことができます。

  1. クレジットカードを作るために必要なものを揃える
  2. クレジットカードを選ぶ
  3. クレジットカードに申し込む
  4. クレジットカードの審査に通る

この章を読むことでクレジットカード作るのに基本的なことがすべて知ることができます。

ステップ1. クレジットカードを作るために必要なものを揃える

クレジットカードの申し込みには、以下の3つのものを用意しておきましょう。

  1. 自分名義の銀行口座、または信用金庫などの金融機関口座
  2. 銀行印
  3. 身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードなど)

自分名義の銀行口座、ゆうちょ口座、銀行印はカードの利用代金を毎月自動引き落としにするために必要です。

身分証明書は、コピーを取って入会申込書と一緒に郵送したり、インターネットでの申し込み時には写真を撮ってメールで送信したり、データの形でアップロードします。

ステップ2. クレジットカードを選ぶ

クレジットカードの種類は9,000枚以上あります。その中で初心者の方がカード選びで失敗しないためには以下の4つの観点に注目する必要があります。

  • 年会費が完全に無料かどうか
  • 還元率が常時1%以上かどうか
  • きちんとした旅行保険やセキュリティがあるかどうか
  • 普段から利用するお店の特典や割引サービスを受けられるかどうか

この記事では次章以降、カードの発行を急いでいる方向けのクレジットカードを紹介しています。

上記のポイントをきちんと押さえた、初心者向けのクレジットカードを探したい方は「2章. 初めてカードを作る方におすすめのクレジットカード6選にて紹介しているので参考にしてください。

ステップ3. クレジットカードに申し込む

作りたいクレジットカードが決まったら、クレジットカードに申し込みます。

クレジットカードの申し込み方法は、大きく分けて4つあります。

  • カード会社の公式ページから申し込む
  • カード会社の窓口などで直接申し込む
  • 申込書を郵送する
  • 空港やデパートなどの出張窓口で申し込む

上記の中で最もおすすめの申し込み方法はカード会社の公式ページから申し込む方法です。

カード会社の公式ページから申し込む方法

カード会社の公式ページからもクレジットカードの申し込みができます。申し込みに必要な情報は、名前・住所・年収等です。

ウェブ申し込みは24時間可能で、カードの「発行が早い」という利点があります。

多くの場合、カード会社の公式ページから申し込むことで多くの場合、入会キャンペーンとして5,000〜10,000ポイントがもらえる場合があります。

申込書を郵送する方法

クレジットカードの申込書に記入し、申込書をカード会社に郵送して申し込みます。

申込書はカード会社から送ってもらったり、カード会社と提携している銀行、店舗などにも置いてあるものをもらうことで入手できます。

カード会社の窓口などで直接申し込む方法

この場合の申込書も、郵送で使う申込書と基本的には同じです。

口座振替依頼書に捺印が必要な場合もありますが、もし印鑑を忘れてしまっても、振替依頼書を後日郵送することもできます。

空港やデパートなどの出張窓口で申し込む

年末近くになるとデパートや空港でクレジットカードの勧誘活動を見かけることが多いと思います。

この場合、対面で本人確認ができるのでクレジットカードの審査で重要な本人確認が申し込みと同時にでき、なりすましなどによる申し込みの可能性がなくなるので、通常よりも若干審査に通りやすくなります。

ステップ4. クレジットカードの審査に通る

きちんとした返済能力があるかどうかを審査された上で、無事審査に通ればクレジットカードを持つことができます。

クレジットカードの審査はゴールドカードのようなステータス性の高いカードでなければ、安定的な収入があり、過去に携帯電話料金の未払いなどをしていなければほとんどの場合通るので安心してください。

参考. 初めてクレジットカードを作る前に知っておきたい3つのこと

この章ではどのクレジットカードに申し込むか決める前に、作り方などあなたが知っておくべきことを以下の流れで説明していきます。

この章を読んでいただければ、クレジットカードを申し込む際に困ることはないでしょう。

1. 未成年の場合でも親の同意は原則不要に!

現在は原則不要になりました。

以前は未成年がクレジットカードを申し込む際に必要でしたが、2022年4月1日より民法が改正され、成年年齢が20歳より18歳に引き下げられました。

これによって、親など親権者の同意を得ずにクレジットカードを作成するなど金銭の絡んだ契約などが可能になりました。

 

2. どの国際ブランドを選んだらいいのか

カードにはVISA、Mastercard、 JCBなどの国際ブランドというものがありますが、初めてカードを作る場合はVISAのカードが最もおすすめです。

国際ブランド VISA Mastercard JCB

なぜなら、クレジットカードを使うためにはお店側がこれらの国際ブランドと加盟店契約や決済代行業者などを利用をしている必要があり、最も加盟店舗数が多いのはVISAなので迷った場合はVISAを選びましょう。

以下に国際ブランドの詳細を載せておきます。

VISA

契約しているお店数が最も多いです。クレジットカードが使えるならば、世界中ほぼどこでも使えると言えます。

Apple Payを制限なく利用したい方にはあまりおすすめできませんが、そうでない方はVISAのカードを作ることをおすすめします。

Mastercard

VISAに次いで契約店舗数が多いのがMastercardです。

VISAが使えてMastercardが使えないということはほとんどありません。

さらにApple Payを制限なく利用できるので、Apple Payも利用したい方はMastercardを作ることをおすすめします。

JCB

JCBは日本国内で最も契約店舗数が多いです。

しかし、海外ではアジア圏内以外では契約店舗数が少ないので不便さを感じるかもしれません。

海外旅行をせず、日本国内のみでの利用という方にはおすすめです。

3. クレジットカードはどれくらいで届くのか

クレジットカードは会社によりますが、通常申し込んでから1週間〜2週間で届きます。

『エポスカード』など一部のカードはネットや店舗で申し込んで、審査が通っていれば必要書類を持って店舗で即日発行できる場合もあります。

ただ、店舗で発行するクレジットカードの場合、ネットで申し込んだ方がキャンペーンなどがお得な場合があるので注意が必要です。

2. 初めてカードを作る方におすすめのクレジットカード5選

この章では、初めてカードを申し込む方におすすめなカードを以下の4つの軸に従って紹介します。

年会費が完全に無料かどうか無料のものからお金がかかるものがあります。
還元率が常時1%以上かどうか基本的な還元率が1%以上ならば高還元と言えます。
タッチ決済・QRコード決済などがよりお得に使えるかどうか安全に支払いが可能なタッチ決済(コンタクトレス決済)やApple Pay・Google Payに対応しているかどうかや、PayPay」など特定QRコード決済を有利な条件で使えることも大事です
普段から利用するお店の特典や割引サービスを受けられるかどうか特定のお店で使うことで特典やサービスを受けられるものがあります。

クレジットカードは持つ人の状況やニーズに応じて最も持つべき一枚が変わります。

この章では初めてクレジットカードを持つ方が最も持つべきと考えられる5枚を紹介します。

この中から自分に合うと思ったカードを選べば、クレジットカード選びで間違うことはまずありません。

  1. 『リクルートカード』
  2. 『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』
  3. 『JCB CARD W』『JCB CARD W plus L』
  4. 『エポスカード』
  5. 『PayPayカード』

上記の5枚の中で最もおすすめのカードはこれといったデメリットもなく、全ての項目で優れている『リクルートカード』がおすすめです。

2-1.『リクルートカード』: 飲み会の幹事などをする方におすすめ、1.2%のポイント高還元

リクルートカードJCBの券面画像

年会費が完全に無料かどうかずっと持ち続けても年会費が発生することはありません。
還元率が常時1%以上かどうかどこで使っても利用代金に対して1.2%のポイントが付与されます。
タッチ決済・QRコード決済を複数使えたりポイント優遇などがあるかどうかタッチ決済:なし

QUICPay:Apple Pay、Google Pay(JCBのみ)

QRコード決済:なし

普段から利用するお店の特典や割引サービスを受けられるかどうかホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティ、じゃらん、ポンパレモールでお得です。

リクルートカード』は初心者だけでなく、すべての方におすすめできるクレジットカードです。特に飲み会の幹事などをする方におすすめです。

さらに、どこで利用してもポイント還元率が1.2%でPontaポイント・dポイントへ簡単に変えられるポイントが貯まるのが魅力です。

また、次のようなリクルートのサービスでは最大4.2%のポイントを得られます。

  • ホットペッパービューティ(美容室・エステサロンなど):3.2%
  • じゃらん(旅行):3.2%
  • ポンパレモール(ネットショッピング):4.2%

あなたが飲み会の幹事などを引き受けることが多いならば、『リクルートカード』でホットペッパーグルメの利用は非常にお得です。あらかじめ「ホットペッパーお食事券」を買っておけばポイント還元率が3.2%にできるからです。

加えて、『リクルートカード』のネット予約・来店で予約人数×50ポイントが貯まるサービスは非常にお得です。

リクルートカードのネット予約・来店で予約人数×50ポイントが貯まるサービス

例えば、会社や大学のサークルの飲み会の際に20人で予約すれば、1,000ポイントが一気にたまります。

『リクルートカード』公式ページ

https://recruit-card.jp/

2-2. 『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』:QUICPayでの支払いで2%*の超高還元を受けたいたい方におすすめ

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード デジタルの券面画像(2022年版)

年会費が完全に無料かどうか前年に1回以上カード利用する事で無料にできます(初年度無料)
還元率が常時1%以上かどうか利用代金に対して0.5%のポイントが付与されます。
タッチ決済・QRコード決済を複数使えたりポイント優遇などがあるかどうかタッチ決済:カード本体、Apple Pay

QUICPay:Apple Pay、Google Pay

QRコード決済:なし

普段から利用するお店の特典や割引サービスを受けられるかどうかQUICPayでの支払いなら2%(年30万円に達する引落月まで)のポイントがたまります。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』は初年度年会費が無料で、2年目以降も前年に1年以上のカード利用をしていれば無料になるので実質年会費無料で使えるクレジットカードです。

特典内容がリニューアルされ、電子マネーの一つであるQUICPayでの支払いで永久不滅ポイント2%*(マイル還元率JAL1%以上、ANA1.2%以上)という高還元率カードになりました。

*年30万円に達する引落月までが対象

クレジットカードでの支払いほどの万能性はさすがにありませんが、QUICPayは全国205万ヵ所以上(2022年9月末時点)の場所で利用でき、日常生活でよく使うコンビニ・ガソリンスタンド・スーパー・ドラッグストアなど多くの場所で使えるため、新しく作る価値は十分にあります。

『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』公式ページ

https://www.saisoncard.co.jp/amex/pearl-cs02/

2-3. 『JCB CARD W』『JCB CARD W plus L』:JCBが直接発行している高還元率のカードが欲しい方におすすめ

JCB CARD W NL JCB CARD W plus L NLの券面

年会費が完全に無料かどうかずっと持ち続けても年会費が発生することはありません。
還元率が常時1%以上かどうかどこで使っても利用代金に対して1%のポイントが付与されます。
タッチ決済・QRコード決済を複数使えたりポイント優遇などがあるかどうかJCBのタッチ決済:カード本体、Apple Pay

QUICPay:Apple Pay、Google Pay

QRコード決済:なし

普段から利用するお店の特典や割引サービスを受けられるかどうかスターバックス、セブン-イレブン、Amazon、小田急百貨店、ビックカメラなどでお得です。

JCB CARD W』『JCB CARD W plus L』の最大のメリットは新規カード申し込みだと審査が厳しい傾向にあるJCBのプロパーカードを比較的簡単に作れる事です。

また、JCBオリジナルシリーズ優待店に指定されている下記のような店舗では最高10.5%のポイントが還元されます。

  • スターバックス(Starbucks eGift)の購入分:10.5%
  • セブン-イレブン:2%
  • Amazon:2%

以上のようにスターバックスやセブン-イレブン、Amazonでの買い物が多い方には特におすすめのクレジットカードです。

※『JCB CARD W plus L』は女性向けサービスが豊富なカードです。

『JCB CARD W』『JCB CARD W plus L』公式ページ:

https://www.jcb.co.jp/promotion/ordercard/w/

2-4. 『エポスカード』:カラオケやテーマパーク、ファミレスなどを利用したり、海外旅行に行く方におすすめ

エポスカードの券面画像

年会費が完全に無料かどうかずっと持ち続けても年会費が発生することはありません。
還元率が常時1%以上かどうかどこで使っても利用代金に対して0.5%のポイントが付与されます。
タッチ決済・QRコード決済を複数使えたりポイント優遇などがあるかどうかVISAのタッチ決済:カード本体、Apple Pay、Google Pay

QUICPay:Apple Pay、Google Pay

QRコード決済:EPOS PAY

普段から利用するお店の特典や割引サービスを受けられるかどうかカラオケや映画館、サロン、遊園地、居酒屋など全国10,000以上の店舗で優待が受けられます。

エポスカード』は年会費無料のカードです。ポイント還元率は0.5%ですが、タッチ決済・QRコード決済を複数使えるため、安全に支払いができます。

また以下のような、非常に便利な優待が豊富にあります。

  • 年に4回、マルイで10%の優待期間があります
  • ハウステンボスなど全国33提携商業施設(2021年3月時点)で割引やポイントアップなどの優待を受けられる
  • AshやEARTHなどの有名サロンでの利用で会計が10%OFFになります
  • 全国の映画館で映画料金が500円お得になります

『エポスカード』公式ページ

https://www.eposcard.co.jp/

2-5. 『PayPayカード』:店舗・ユーザー数最大のQRコード決済PayPayをお得に使いたい方におすすめ

PayPayカードの券面画像

年会費が完全に無料かどうかずっと持ち続けても年会費が発生することはありません。
還元率が常時1%以上かどうかどこで使っても利用金額200円につき1%のポイントが付与されます。
タッチ決済・QRコード決済を複数使えたりポイント優遇などがあるかどうかタッチ決済:カード本体(VISA、Mastercard、JCB)

QUICPay:Apple Pay

Google Pay:未対応

QRコード決済:PayPay

普段から利用するお店の特典や割引サービスを受けられるかどうかYahoo!ショッピングなら最高5%たまり、全国のPayPay加盟店で行われるキャンペーンの対象となります。

PayPayカード』はQRコード決済で最大のシェアを誇るPayPayを最も有利な条件で使えるクレジットカードで、PayPayのヘビーユーザーは必携の1枚です。

2023年6月末時点でGoogle Payには未対応ですが、カード本体でタッチ決済が可能なことに加えて、PayPayにPayPayカードあと払い登録に設定でPayPayポイントが貯まるため、さほどデメリットには感じないでしょう。

自治体などと組んで行われるキャンペーンなどでも、PayPayカードあと払いでのチャージ分は対象になるため、お店や品物を選ばず広く特典を受けやすく、Yahoo!ショッピングなどのネットショッピングでもボーナスをたくさん得やすいです。

『PayPayカード』公式ページ

https://card.yahoo.co.jp/paypaycard/

3. カードの審査が通りやすくなる7つのポイント

この章では、クレジットカードの審査に通りやすくなるポイントを紹介します。

ここで紹介する以下の内容を知らなければ、本来なら通っていたはずの審査に落ちてしまうということもあり得るのでしっかりと読んでください。

  • 申込書記入時の誤字や空欄をできるだけ避ける
  • 一度に複数枚のクレジットカードには申し込まない
  • キャッシング枠は極力申し込まない
  • 固定電話の情報も記入する
  • 年収や他社からの借り入れ額での虚偽報告をしない
  • ショッピング枠は30万円以下で申し込む(希望を出せる場合)
  • 他社での借り入れをなくす

3-1. 申込書記入時の誤字や空欄をできるだけ避ける

実は申込書(ネット入会だと申込画面)の不備や未記入が審査に引っかかる一番多い原因といわれています

どうしても記入できない項目は仕方がありませんが、多過ぎるとカード会社はあなたと安心して契約できないと判断し、審査に落ちやすくなります。

また、同じ理由で字が汚すぎるのも審査に落ちる原因とされています。

3-2. 一度に複数枚のクレジットカードには申し込まない

審査まで時間がかかるので、何社か申し込んで審査が早く終わったクレジットカードを作ろうと考える方は多いです。

しかし、これはクレジットカードを作るときに絶対にやってはいけないことなのです。

一度に複数のクレジットカードを申し込むとその情報は信用情報機関に登録され、クレジットカード会社はそれを元に審査をします。そしてこの時、クレジットカード会社は以下のように考えます。

  • 入会キャンペーンのポイント目的の申込者かもしれない
  • お金に困っていて返済能力がない人かもしれない

以上の理由から一度に複数枚のクレジットカードを申し込むことは新しくクレジットカードを作るのに不利になってしまいます。

また、同様の理由でクレジットカードの審査に落ちてすぐの申し込みも審査に通りにくくなりやすいので気をつけましょう。

3-3. キャッシング枠は極力申し込まない

キャッシングはもしもの時のために便利なので申し込みたいという方が多いかもしれません。

しかし、できる限りキャッシングの申し込みは避けましょう。基本的にキャッシングを申し込むことでクレジットカードの審査は通りにくくなります。カード会社からお金を借りる予定がない場合は原則としてキャッシング枠は0にして申し込みましょう。

なぜなら、総量規制という法律で個人がお金を借りられる枠の基準が定められていて、その枠の中にクレジットカードのキャッシング枠も含まれるからです。

総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。

引用:日本賃金業協会・総量規制とは

キャッシング枠を不必要に多くして申し込むと、カードの発行会社から「この人はお金に困っている人なのかな」と判断され、審査に通りにくくなります。

3-4. 固定電話の情報も記入する

最近では携帯電話を主に使ってる方が多いため、クレジットカードの申し込み時にも携帯電話の番号を書く方が多いです。しかし、クレジットカードの審査では固定電話を持っていた方が有利です。

クレジットカード会社から見た場合、携帯電話よりも固定電話の方が信頼できるからです。

クレジットカードの審査のためにわざわざ固定電話を契約する必要はありませんが、固定電話があるならばその情報も記入して申し込んだ方が審査に通りやすくなります。

3-5. 年収や他社からの借り入れ額での虚偽報告をしない

年収や他社からの借り入れ額でバレないと思って嘘の記入をしてしまうことは絶対にやってはいけないことです。

それらの嘘はバレてしまう可能性が高いです。年収に関しては年間の収入証明書を求められる場合もありますし、他社からの借り入れ額はクレジットカード会社が信用機関に問い合わせれば一発でわかってしまいます。

そしてこれらの虚偽報告が発覚してしまうとそのカードの審査に落ちるだけでなく、ブラックリストに載ってしまい、今後の審査にも響く可能性があるので虚偽報告だけは絶対にやめましょう。

3-6. ショッピング枠は30万円以下で申し込む(希望を出せる場合)

申込時にショッピング枠(利用限度額)の希望を出せる場合は30万円以下で申し込みましょう。そもそもカードを作りにくい立場の方が、最初から大きな金額での申し込みは希望通りの利用限度額になりません。

あまりに大きすぎる限度額を申請してクレジットカード会社に資金繰りに困ってる可能性があるなどと疑われないようにショッピング枠は30万円以下で申し込みましょう。

3-7. 他社での借り入れをなくす

現在、他社での借り入れや、返済しきっていないカードローンがある場合、クレジットカードの審査に通る可能性が低くなります。

なぜなら、クレジットカード会社は借入額が支払い能力以上になっている方には原則カードを発行しないからです。そのため、他社で借り入れがある方は他社での借り入れを返済したり、できるだけ金額を減らしてから申し込むようにしましょう。

また、遅滞でなく滞納(返済期限が過ぎている返済)がある方はほぼカードの審査に通る可能性がなくなるので気を付けましょう。

4. まとめ

クレジットカードを作る際に知っておくべきことをご紹介しました。

クレジットカードを作るのは非常に簡単で以下の4つのステップで行うことができます。

  1. クレジットカードを作るために必要なものを揃える
  2. クレジットカードを選ぶ
  3. クレジットカードに申し込む
  4. クレジットカードの審査に通る

上記のようにカードを作ることは非常に簡単です。

それよりも初めてクレジットカードを作る場合、どのカードを選んだら良いのかが非常に重要です。

クレジットカードを初めて作る方におすすめなのは以下の5枚です。

あなたの希望する条件やライフスタイル合ったクレジットカードを作れることを祈っています。