FXのニュースを集めるベストな手法と読み解くポイント3選

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FX ニュース

FXは経済の知識が大切と聞いたので、とりあえず色々なサイトのニュースを読んだけど、“そもそも世界経済で為替はどう動くの?”“為替に関係のある重要なニュースって何なの?”“取引に有効なニュースってどう判断するの?”など、疑問を抱いていませんか?

FXを始めるにあたって、情報収集は非常に大切になります。しかしながら、FX初心者が自力で為替に有効な情報を得るには、相当な時間を費やすことになるでしょう。また、ただ情報を収集しただけでは、どれが為替に大切な内容であるかわからず、正しく読み解くことはできません。

このページでは、「FXニュースの読み解きポイントとおすすめ媒体」について、私自身の5年以上のFXトレードの経験と、各種媒体の徹底的なリサーチをもとに、以下の流れに沿ってご紹介します。

  1. FXのおすすめニュース収集方法3選
  2. ニュースサイトから為替動向を読み解く3つのポイント

このサイトで紹介している内容をすべて抑えれば、FXを始めようと思っている人はもちろん、うまく為替動向が読み解けず悩んでいる人にとっても、最良のスタートが切れるようになるでしょう。

1. FXのおすすめニュース収集方法3選

インターネット上にはFX取引に関する有料情報や、有料商材などが数多く存在します。確かに情報は大切なので、時にはお金を出してでも得る必要がありますが、自分にとって、どんな情報が必要なのかきちんと見極めることができるようになるまでは、情報収集は無料ですることをおすすめします。

無料でもFX取引に有効な情報は十分に収集できます。

無料で情報収集できるFXでおすすめなニュース媒体は以下の3つです。

  • ニュースサイト
  • FX会社のニュース配信
  • 有名トレーダーのツイッター

1-1. おすすめのニュースサイト3選

FXに関連するニュースサイトは数多くありますが、私も日々チェックしていて特におすすめのサイトをいかにご紹介します。以下のサイトを毎日チェックすれば世界の金融市場を理解でき、経済や為替の大きな流れを掴むことも可能になるでしょう。

(1)羊飼いのFXブログ|FXについての全体的な情報が得られ特に初心者におすすめ

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羊飼いのFX(外国為替)ブログ』は、数あるFXサイトの中で最も知名度が高いサイトと言えるでしょう。

FXで必要な経済ニュースはもちろん、FXについて必要なほとんどの知識が網羅されており、初心者の勉強用のサイトとしても非常に役に立つサイトです。

(2)ロイター|世界の投資家が必ずと言っていい程チェックしている情報サイト

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ロイター』は、国内外のマーケットニュース、ビジネスニュース、外国為替フォーラム等様々なニュースを幅広く掲載しているサイトです。

その幅広さと内容の深さ及び速報性の高さから、世界の投資家が必ずと言っていい程チェックしている情報サイトです。プロは有料でさらに速報性の高いロイターニュースを収集していますが、無料でも十分に満足できるレベルの情報が入手できます。

無料での情報配信量はロイターに劣りますが、もし余力があれば、『ブルームバーグ』も『ロイター』同様、中身が濃く丁寧でわかりやすい情報を配信しているので、同時にチェックしておくといいでしょう。

(3)KIug FX(クルークFX)|FXに役立つニュースを厳選配信してくれるので非常に便利なサイト

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KIug FX(クルークFX)』は、FXや海外投資に特化したニュースサイトで、数あるニュースの中からFXに役立つニュースを厳選して配信してくれるので、自分で仕分ける必要がなく、初心者から上級者まで非常に便利なサイトです。

さらに経済アナリスト等によるブログやレポートも数多く配信されており、内容も優れているので、FXをするすべての人におすすめのサイトです。

1-2. ニュースが充実したおすすめFX会社4選

FX業者で口座を開設すると、為替情報やニュース、各国の経済指標など様々な情報やツールが用意されています。基本的にはFX口座を開設するだけで無料で利用できるので、実際は取引をしなくても、情報収集する目的で口座を持っておくと良いでしょう。情報収集ツールとしておすすめなFX業者を以下に紹介します。

(1)ヒロセ通商|毎日その日の相場見通しをまとめた戦略レポートが配信されトレードのヒントが得られる

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ヒロセ通商』は、Klugクルークニュースが閲覧可能で、ニュースの情報量が多いだけでなく、毎日その日の相場見通しをまとめた戦略レポートを配信してくれるため、初心者で経済ニュースの読み解きができなくても、戦略レポートを読むだけでプロと同じ様な相場観をもつことができます。

(2)FXプライム by GMO|ニュースの速報性と戦略情報の配信量は圧倒的で初心者からの支持が非常に厚い

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FXプライムbyGMO』は、ニュースの速報性が優れており、1日2回、週3回の戦略レポート配信だけでなくその日の時間帯別の相場観見通しを1日6回以上配信してくれるという圧倒的な戦略情報量が魅力です。さらに、過去の値動きから未来を予測する「ぱっと見テクニカル」というツールも提供されており、初心者にはもってこいの業者です。

(3)外為どっとコム|各国政策金利一覧等の情報もまとめられており長期投資の判断にも役立つ

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外為どっとコム』は、情報の多さに定評があり、スキャルピングやデイトレードといった短期投資用の情報だけでなく、各国の政策金利一覧やこれまでの金利推移等長期投資に役立つ情報も充実しています。様々なトレードスタイルに対応できるためおすすめです。

(4)YJFX!|代表的な通貨ペアの毎日の戦略見通しレポートをスマホで簡単に閲覧可能

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YJFX!』は、為替レポートやマーケットニュース、市況コメントなどの投資情報が充実していると共に、取引ツールの使いやすさに定評があり、スマホでニュースやレポートの閲覧が簡単にできる点が魅力です。兼業トレーダー等が日中に相場見通しをチェックするのに非常に重宝するため、スマホで取引することの多い人におすすめです。

1-3. おすすめツイッターアカウント5選

ツイッターアカウントは仕事中や出先でのニュースチェック等をスピーディーかつ簡単に行えるため、兼業トレーダーにとっては外せない情報媒体です。著名トレーダーのアカウントをフォローしておくと、随時リアルタイムな相場観についてのコメントを入手することができたりますので、おすすめです。

経済全般のニュースアカウントから著名トレーダーのアカウントまで多方面から情報収集に適したアカウントを以下に厳選しました。

(1)ウォール・ストリート・ジャーナル(日本版)

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ニューズ・コーポレーションの子会社であるダウ・ジョーンズ社が発行する国際的な影響力を持つ日刊経済新聞の日本版ツイッターアカウントです。グローバルなニュース情報を収集するのに役立ちます。

 

(2)日経ビジネスオンライン

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経済・経営専門誌「日経ビジネス」のツイッターアカウントです。読み応えのある解説・コラムをツイートしています。

 

 

(3)外為どっとコム

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FX情報量2年連続No.1(※)の外為どっとコムが運営するツイッターアカウントです。 為替相場レビューや様々なお知らせをいち早く配信しています。 ※『FX取引者におけるFX会社イメージ調査(2015年6月時点)』(企画:株式会社外為どっとコム 調査機関:株式会社クロス・マーケティング)

(4)Zai

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FX情報サイト。最新の為替ニュース・為替トレード、FX業界の注目ニュース、コラムの更新状況などをツイートしてくれます。

 

 

(5)JFX株式会社の代表取締役社長 小林芳彦

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JFX株式会社の代表である小林社長が自らポジションを取り、プロの視点からユーザーへ向け解説してくれます。ツイート数も多く、市場動向を読み解く参考になります。

 

有料ですが最新の投資テーマを深掘りして徹底分析するほか、企業や金融機関などの動きを、さまざまな角度から評価する記事が搭載されているので、『日経ヴェリタス』もおすすめです。

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日経ヴェリタスは、日ごろ投資を行っている個人投資家や、日々経済と向き合っている金融従事者から高い支持を受けている週刊誌です。速報性はありませんが、為替に対して深い理解をする際、非常に有効です。

私も週末に読んで、翌週のトレード戦略を立てる上で非常に参考にしています。

2. ニュースサイトから為替動向を読み解く3つのポイント

FXニュースでは非常に多くの情報がリアルタイムでどんどん配信される上、内容も経済や金融・要人発言等様々な種類の専門的なものが多く、初心者が全てを理解するのは困難です。

しかしながら、「為替取引全体のうちの9割は、投資を目的とした投機筋による取引である」と言われており、そういった投機筋は全てのニュースに反応しているわけではなく、一部の重要なニュースにだけ反応しています。

そのため、為替動向の大局を掴むためであれば、全てのニュースを理解する必要はなく、投機筋の反応するニュースについて理解し、そういったニュースに対して注意深くアンテナを張ればよいのです。

その際に重要となるポイントは以下の3つです。

  • 今ホットなテーマを知る
  • 各国(各通貨)の金融政策を把握する
  • アメリカの重要経済指標を押さえる

2-1. 今ホットなテーマを知る

為替動向が大きく影響を受ける(=投機筋が注目する)テーマはその時々によって変わります。そのため、「今ホットなテーマは何か」を知ることは非常に重要であり、ニュースを読むことの最も重要な理由の一つといえます。

また、ホットなテーマは各通貨毎に異なることもありますので、自分が取引している通貨や取引しようと思っている通貨にとって「今ホットなテーマは何か」を知るようにしましょう。

ホットなテーマの事例

  • 円:アベノミクスはうまくいっているのか?追加金融緩和はあるのか?それはいつか?どんな内容か?…etc
  • ドル:金融引締め(政策金利の利上げ)はあるのか?それはいつか?どんなペースか?…etc
  • ユーロ:ユーロ圏の景気はよくなっているのか?追加金融緩和はあるのか?それはいつか?どんな内容か?イギリスのユーロ離脱はあるか?…etc

上記のような「景気」と「金融政策」等に関するものは常に最重要なテーマであり、他にも「中国経済」や「シリアの難民問題」「テロ事件」「ギリシャ等の国家破綻危機」等その時々でホットなテーマは変わっていきます。

2-2. 各国(各通貨)の金融政策を把握する

「各国の金融政策」は為替動向に於いて常に最重要な項目です。

「金融政策」とは、各国の中央銀行(日本では日本銀行)が自国の景気を調整するために行う金融面での政策です。具体的には以下のような施策が実行されます。

  • 景気停滞時:金融緩和=政策金利の引下げ、国債・証券等の買取、預金準備率の引下げ
  • 景気過熱時:金融引締め=政策金利の引上げ、国債・証券等の売却、預金準備立の引上げ

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上図のように、「景気が停滞して金融緩和(特に政策金利の引下げ)が行われると、自国通貨は売られ、価格の下落要因」となり、反対に「景気が過熱して金融引締め(特に政策金利の引上げ)が行われると自国通貨は買われ、価格の上昇要因」となります。

そのため、「どの国がどのような景気状態で、政府(中央銀行)の金融政策の方向性や方針はどうなりそうか」という情報は必ず把握するようにしましょう。

2-3. アメリカの重要経済指標を押さえる

為替動向には世界各国の情勢が影響を与えますが、その中でもアメリカの情勢は最も大きな影響を与えるため「アメリカの重要経済指標を押さえること」は非常に大切です。

その理由は、世界の基軸通貨は『ドル』であり、圧倒的に世界で最もよく使われている通貨が『ドル』だからです。

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上図にあるように、現在のところ世界の為替取引の6割以上が『ドル』を含む取引になっており、『ドル』の価格に直接的に影響するアメリカ経済の状態やアメリカの金融政策の方向性・方針は為替動向にとって最重要項目です。

アメリカの重要経済指標はたくさんありますが、その中でも特に重要な経済指標を以下にまとめております。

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2-3-1. FOMC関連指標(FOMC政策金利発表、FOMC議事録公表)

FXトレーダーであれば絶対に押さえておくべき最重要重要指標が「FOMC」です。

FOMCとは連邦公開市場委員会のことで、アメリカの政策金利を決定する非常に重要な委員会です。FOMC関連指標には「FOMC政策金利発表」と「FOMC議事録公表」がありどちらも重要です。

『FOMC政策金利発表』

FOMC政策金利発表は、FOMCが発表する政策金利のことで、年8回6週間毎に発表されます。政策金利とは、中央銀行が金融政策のねらいを示すために設定する短期金利のことです。デフレ傾向のときは金利を下げ、インフレ傾向のときは金利を上げるのが一般的です。

※このFOMC政策金利が、事前予想と比較してどうなった(予想通りor予想外に変更された)かが注目ポイントになります。

『FOMC議事録公表』

FOMC議事録公表とは、年8回開かれるFOMCの議事録の公表のことを指します。委員会が開かれた3週間後に議事録が公表されます。政策金利の背景や、アメリカの経済状態・先行きなどの議論の結果を公表します。

※アメリカの今後の金融政策の方向性や方針を知ることができ、内容によっては為替相場が大きく動く可能性があります。

2-3-2. 雇用関連指標(非農業部門雇用者数、失業率)

「FOMC」と並ぶ最重要重要指標が「雇用統計」です。いくつかの指標をまとめて雇用統計と呼び、一般的に雇用統計と言った場合、非農業部門雇用者数と失業率のことを指します。

FOMCではアメリカの景気動向を計るための指標として雇用統計を最も重要視しているため、FXをしている人は絶対に押さえるべき指標です。

※この非農業部門雇用者数と失業率が、事前予想と比較して良かったのか悪かったのかが注目ポイントになります。

2-3-3. 雇用関連指標(ADP雇用統計、新規失業保険申請件数)

前項の雇用統計の結果を占うための指標という意味でも注目されるのが「ADP雇用統計」と「新規失業保険申請件数」です。

『ADP雇用統計』

ADP雇用統計とは、アメリカの大手給与計算アウトソーシング会社ADP社が発表する雇用調査のことです。ADP社の5クライアント(約50万社)と給与データ(約2,300万人)を基に、非農業雇用者数などの予測を行います。雇用統計の2日前に発表される指標のため、非農業部門雇用者数雇用統計の先行指標として注目されています。

※事前予想と比較して良かったのか悪かったのかが注目ポイントになります。

『新規失業保険申請件数』

新規失業保険申請件数とは、失業した人が初めて失業保険給付を申請した件数で、どれくらいの人が失業保険を受け取り、どれくらいの人が再就職できたのかを見極める指標になります。毎週アメリカ労働省が発表しており、景気動向の把握に役立ちます。

※いずれも事前予想と比較して良かったのか悪かったのかが注目ポイントになります。

2-3-4. その他重要指標(CPI、建設許可件数)

その他にも、「CPI(消費者物価指数)」や、「建設許可件数」などが重要指標です。

CPIは、消費者物価の変動を表す指数で、インフレに関する重要な指標です。毎月15日頃に、アメリカの労働省が発表しています。CPIが低ければ購買意欲を刺激するために利下げを行う可能性があります。 逆に数値が長ければ利上げを行う可能性があります。

建設許可件数とは、住宅を建てる際に自治体などに許可申請を出す必要がある地域の建設許可発行件数のことです。該当月に許可が出た件数が建設許可件数です。景気動向の先行指標のデータとなります。

※いずれも事前予想と比較して良かったのか悪かったのかが注目ポイントになります。

3. まとめ

いかがでしたか。

今後、FXニュースを読み解くにあたり、重要視するポイントが大きく変わったのではないでしょうか。必要としている情報を媒体別に収集することにより、為替動向の理解が深まると思います。

本サイトでは「FXニュースの読み解きポイントとおすすめ媒体」について出来る限り詳細にご紹介してきましたので、あなたのFXトレードの一助となれれば幸いです。

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