
「リップルの将来性ってどうなの?」「リップルって今後上がるの?」と考えていませんか?
結論から述べると、リップルは今後大きく上昇することが期待されており、非常に将来性のある銘柄です。また、4月1日現在52円程度の通貨ですが2018年中には11倍の600円前後まで上昇するのではと言われています。
この記事では以前に証券会社のトレーダーとして勤務しており、仮想通貨投資を始めて2年以上経つ私がリップルの将来性について以下の流れで紹介したいと思います。
この記事を読むことでリップルがどのように推移していくか、そしてリップルの最もお得な買い方がきちんとわかります。
1. リップルの将来性が高い3つの根拠
この章ではリップルの将来性とこれまでの推移について紹介していきたいと思います。
冒頭でも紹介しましたが、リップルは非常に将来性のある銘柄です。
その理由を簡単に言うとリップルの仕組みは非常に優れており、世界的な需要が見込まれているので、今後価格が大きく伸びる可能性が高いからです。
1-1. リップルの将来性とこれまでの推移
まずは簡単にこれまでのリップルの動きを紹介したいと思います。
以下は直近までのリップルのチャートになります。
出典:みんなの仮想通貨
昨年末から今年の年初にかけて仮想通貨全体の相場が盛り上がっていたのと同時に最高400円近くまで上昇した銘柄で、4月1日現在は52円付近で推移しています。
また、4月1日現在52円程度の通貨ですが2018年には11倍の600円まで上昇するのではと言われています。
さらにリップルは非常に将来性の高い通貨ということで、GoogleやSBIなども出資していることで知られる通貨です。
上記の価格はあくまで予想ですが、他の通貨と比較しても優れた性能を持っており、上昇が期待されているのでこの通貨は「将来性が高い」という判断が下せます。
米国のベンチャー企業向け株式市場ナスダックの予想:長期的に5ドル以上
リップルに関する予想は数多くありますが、米国のベンチャー企業向け株式市場ナスダックは昨年、以下のような予想をしています。
「リップルはすぐに1ドル(110円)に達し、長期的には5ドル(550円)以上に到達する」
この予想がされたのは2017年10月の1リップル0.2ドル(22円ほど)でした。しかし、リップルは2017年12月には1ドル(110円)を超え、最終的には3ドル(330円)以上まで上昇しました。
2ヶ月で15倍近くまで上昇しています。
その後は世界的な仮想通貨価格の下落によって、リップルも4月1日現在52円程度まで下がっていますが、ナスダックの予想では今後550円以上まで伸び、10培以上になることを予想しています。
1-2. リップルってどんな通貨なの?
リップル(Ripple)とは、正式にはリップル社によって開発された送金・決済システム(RTXP)の名称を指します。
そして、そのリップル内で通貨として使われているのが仮想通貨XRPと呼ばれています。
RTXP、XRP、どちらも呼び方はリップルなのでよく混同されがちなのでこのサイトでは以下のように表記していきます。
- リップル社のシステムを指す場合:RTXP
- リップル社のシステムで使われる通貨を指す場合:XRP
- 両方を指す場合:リップル
リップルは仮想通貨の一種として分類されることも多いですが、本質的には主に国際送金に利用するためのブリッジ通貨としての役割を担うために開発されました。
ブリッジ通貨とは安価で誰でもお金のやり取りができる通貨です。
ブリッジ通貨としての役割
既存の金融システムの送金では手数料や時間がかかり、相手が銀行口座をもっていなければ送金ができません。しかも、2014年のデータでは世界の約半数の方が口座を持っていません。
リップルは世界の約半数の方がお金のやり取りができていないこの現状を変えるために、携帯電話のメールなどで簡単にお金を送ることができるような環境を作ろうとしています。
このようなサービスをリップルではモジャループと呼んでおり、このサービスにはビルゲイツ財団も出資をしています。
1-3. リップルの将来性が高い3つの理由
上記のようにリップルは非常に将来性の高い銘柄とされていますが、その理由は簡単に言うと「国際送金を安く早くできる高度な技術」に注目されているからです。
国際送金が早く安くできる
現在、お金を海外に送金をするためにはSWIFT(スウィフト)というサービスを多くの方が利用しています。
SWIFTは200に及ぶ国と地域にサービスを提供しており、ユーザー数は11,000人を超えています。しかし、SWIFTでも着金までには最短で1日〜3日かかり、手数料もかなり取られてしまいます。
それがリップルでは最短4秒で手数料も1円もかからずにできます。
世界には国際送金ができない方も多数いる
新興国などでは銀行口座を持たない方が非常に多く、その数は世界人口の半数近くとも言われています。
しかし、リップルでは銀行口座を持っていなくても、ネットに繋げる環境さえあれば、国際的な資金のやり取りができるようになります。
提携している金融機関の多さ
上記のようにリップルは今までの金融を一気に変えてしまうような機能を持っているため、世界中の金融機関が注目しています。
そしてリップルの仕組みを使わなければ、今後は手数料の価格競争についていけなくなり、潰れてしまうことが目に見えているので、以下のように日本も含めて世界中の名だたる金融機関が提携を行なっています。
金融機関との提携
リップルの通貨XRPを実際に使う予定の企業は未だに出ていませんが、システムRTXPを使うために提携している金融機関は非常に多く存在します。
RTXPを使うだけでもコストの削減が40%ほど見込めるので、提携を行わなければ価格競争の波についていけず、潰れてしまうことが目に見えているからです。
国内では三菱・三井住友・みずほなどの3メガバンクや50以上の地方銀行、海外でも以下のように有名かつ信用力の高い金融機関が提携をしています。
- バンク・オブ・アメリカ
- バークレイズ
- BNPパリバ
- オーストラリア・コモンウェルス銀行
- クレディ・アグリコル
- クレディ・スイス
- JPモルガン
- etc…
また、直近では銀行だけでなく国際送金企業とも提携を開始しています。
マネーグラムなど国際送金企業ランキングで上位5位の中から3社と提携を行なっており、今後国際送金で利用されることの現実味が増しています。
さらにクレジトカード会社のアメックスとも提携をしており、多くの金融に関わる企業との提携が実現しています。
数々の出資企業
リップルの持つ技術力と、目指している国際送金の垣根をなくすということは今までの金融を大きく変えるような非常に革新的なものです。
そのため、リップルに出資をしている企業や財団も名だたるところが多いです。
例えば、グーグルやSBI、ビルゲイツ財団などが挙げられ、特にSBIはアジアでのリップルの布教のために「SBI Ripple Asia」まで設立しています。
1-4. リップルの今後
リップルは今後も様々な金融機関と提携することが予想されます。
2020年までにはオンライン・マーケット大手の「eBay」も提携を予定しています。
そのほかにもAmazonとの提携を予想している方が非常に多くいます。このようになれば、リップルは多くの方の日常で使われるものとなり、その価値は非常に高くなります。
このように現在リップルはその将来性を買われて数多くの企業が提携や出資をしています。そして今後もその流れは続くと予想されています。
次章ではこのように将来性の高いリップルの仕組みについて詳しく紹介していきます。
2. 世界の金融を変える!リップルの仕組みをわかりやすく解説
前章ではリップルの将来性の高さについて紹介してきました。
この章ではリップルの仕組みについて詳しく紹介していきたいと思います。
リップルはそれぞれ以下のような性能の高さから世界中の様々な金融機関と提携を行なっています。
- XRP(通貨)はビットコインよりもはるかに速く送金が可能
- RTXP(システム)は決済手段の違いの壁を乗り越えることが可能
以下ではそれぞれ詳しく紹介します。
2-1. XRPはビットコインよりもはるかに速く送金が可能
XRPの送金速度は非常に速いです。ビットコインでは送金が10分近くかかってしまうところ、XRPでは送金が4秒で済んでしまいます。
XRPの送金速度が速い理由としては取引の承認が「PoC」と呼ばれる方法で行われているからです。
「PoC」って何?といった説明をする前に仮想通貨の取引承認システムについて紹介します。
これだけ聞いても何を言っているのかわからないと思うのでさらに詳しく紹介します。
取引の承認って何?
仮想通貨とは国や銀行の管理に頼らない通貨です。そのため、国際送金などでも非常に安価で行うことができます。
しかし、ここで疑問に思うのが、国家や銀行が管理していないのであれば、簡単に不正が起きてしまうのでは?ということですが、仮想通貨ではそれが起きない仕組みが確立されています。
仮想通貨では、インターネットに接続可能な方ならば誰でも取引がきちんとされているかどうかの確認作業を行うことができ、その報酬として通貨をもらっています。
この確認作業ですが以下のようにビットコインではPoWと呼ばれる方法を採用しており、XRPではPoCと呼ばれる方法を採用しています。
- PoW(プルーフオブワーク):最も早く正確に確認出来た者に報酬を与える
- PoC(プルーフオブコンセンサス):リップルが指定した承認者が権利を持つ
ビットコインなどのPoWでは最も早く正確に確認出来た者に報酬が与えられるので、競争が激しくなり、競争についていくためには膨大な資金と電力が必要となっています。
また、承認者人口が増えれば増えるほど、ネットワークが重くなり、承認速度が遅くなってしまうといったデメリットがあります。
しかし、リップルのPoCではリップル社が指定した承認者だけが権利を持っているので、利用人口の増加による承認速度の低下が起こりません。
PoCのデメリットとして承認者がリップルが指定した承認者だけになるので、国家などに管理されないことを目的とした仮想通貨であるにもかかわらず、中央集権的になってしまうということです。
しかし、PoWにおいても競争についていけなくなった者は淘汰され、承認者は限定されてきているので結局中央集権的になってしまっています。
上記のようにしてリップルの送金速度は保たれており、多くの企業や人が利用する価値があるものとなっています。
2-2. RTXPは決済手段の違いの壁を乗り越えることが可能
RTXPでは決済手段の違いを乗り越えることができます。
これはどういうことかというと、例えばクレジットカードでJCBしか持っていない場合にVISAでの決済はできませんが、RTXPはそれを可能にします。
他にも日本円しか持っていなくても、RTXPでは米ドル決済を可能にします。このシステムのことを「インターレジャープロトコル(ILP)」というのですが、この仕組みに関しては以下の図で分かりやすく紹介します。
上記のようにRTXPでは「インターレジャープロトコル(ILP)」によって、決済手段の違いの壁を超えて送金などが可能となっています。
「インターレジャープロトコル(ILP)」を基にした世界共通の壮大な決済ネットワークの名称を「RippleNet」と言います。RippleNetに提携した企業や国の通貨同士であれば、自由にやり取りが可能となっています。
また、上記の応用で以下のようなことも可能になります。
通常、SuicaからSuicaへの送金は不可能ですが、RTXPでは「インターレジャープロトコル(ILP)」によってそれも可能となっています。
また、国際送金の際など通常は送金社の国の中央銀行やその国のメガバンク、送金相手の利用銀行など様々な銀行を経由するので手数料も高くなりますが、「インターレジャープロトコル(ILP)」ではRTXP内のシステムを経由すれば良いだけなので手数料も安いです。
そしてこの「インターレジャープロトコル(ILP)」ですが、以下のように2つの活用法があります。
- xCurrent:銀行が銀行に送金するための活用法
- xRapid:新興国から出稼ぎに来た方などが、自国にお金を送金するための手段としての活用法
xCurrentとは
xCurrentとは簡単に言えば、銀行が銀行に送金するための活用法で、RTXPのシステムのみを利用しています。
先ほどの「インターレジャープロトコル(ILP)」のシステムを使うことで、多国間の送金時のコストを最大30%低減することが可能となっています。
日本では三菱東京UFJ銀行が参加していたり、2018年2月には中国の大手送金業者であり1億5000万人のユーザーを持つ「LianLian International」がxCurrentを活用することを決定しています。
xRapidとは
xRapidとは簡単に言えば、新興国から出稼ぎに来た方などが、自国にお金を送金するための手段としての活用法で、RTXPのシステムとXPRを利用しています。
先ほども紹介した通り、新興国などでは銀行口座を持たない方が非常に多いです。そのため、自国にお金を送るのも非常に大変ですが、xRapidでXPRを使って送金することでこの問題を解消でき、コストも最大60%低減できます。
また、3月1日には世界に1万3,000以上の顧客を持つケンブリッジ・グローバル・ペイメント社という企業が、xRapidを活用したグローバル決済を試行中だと公式発表されており、これが実現すれば世界初のxRapidとの実用化となります。
このようにリップルの仕組みは非常に優れています。
しかし、そんなリップルにも懸念点と言われていることがあります。いずれもきにする必要はないと言えますが、次章にて紹介します。
3. リップルの将来性に対する2つの懸念点
リップルの仕組みについても理解したところで、よく言われているリップルの将来性に対する懸念点も紹介しておきます。
- 発行されているリップルのうち半数をリップルが持っているのは不安
- システムRTXPは使われても通貨XRPは使われないのでは?
リップルの懸念点としてよく挙げられるのが、上記の2つなのですがいずれもそこまできにする必要はないと思えます。以下ではその点も踏まえて紹介していきます。
懸念点1. 発行されているリップルのうち半数をリップルが持っているのは不安
リップルの全発行額は1,000億枚なのですが、そのうちの半分以上をリップルが保有しているのでリップルがそれを売ってしまえば、リップルの価格が暴落しかねないということです。
確かにこれは、その通りで大量のリップルが市場に出回れば1リップルあたりの価値は下がってしまいます。
しかし、リップルではそう言った懸念を払拭するために昨年にロックアップと呼ばれるものを行い、リップル社の保有するリップルは自由に売れないようになっています。
また、リップル社のリップルはすでに使われる用途が決まっており、投機目的の放出はないと言えるので、値崩れの可能性は低いと言えます。
懸念点2. 金融機関が利用するのはシステムのRTXPだけじゃないの?
上記のようにリップルは現在多くの金融機関と提携していますが、使われるのはシステムのRTXPだけで通貨であるXRPは需要がないという声もあります。
確かにこれはリップルの抱える問題であり、通貨XRPも使われなければ、通貨XRPの価値は上がりません。
しかし、そう言った市場の声を払拭する発言が昨年の12月にリップル社のCEOからされています。
リップル(XRP)は銀行の送金に使われる
この発言を受けてリップルの価格も150円から240円へと上昇しています。
出典:みんなの仮想通貨
実際に提携した国際送金業大手のマネーグラムなどはいずれはXRPを使う予定との宣言をしていたり、非常に現実的です。
また、1日に国際送金に使われる額は650兆円ほどと言われており、仮にXRPが国際送金で使われ、国際送金の10%でもシェアを獲得すれば60兆円です。
リップルの時価総額は現在2兆円なので、その30倍ものお金がやり取りされるとなればリップルの価値が上がることも想像できます。
このようにリップルの将来性に対しては懸念点もありますが、あまり気にする必要はないと言えます。
次章ではリップルの購入方法について紹介していきます。
4. リップルで最もおすすめの取引所
リップルは国内では主に以下のような取引所で取り扱っています。
手数料 |
スプレッド | 扱っている通貨数 | |
コインチェック | 現在利用停止中 | ||
GMOコイン | 取引手数料無料 | 高 | 5種類 |
Bitbank | 取引手数料無料 | 低 | 6種類 |
BitTrade | 0.25%〜0.45% | 低 | 6種類 |
DMM.Bitcoin | レバレッジ取引しか扱っていない |
先ほども紹介しましたが、上記の中で最もおすすめの取引所は手数料が無料の「bitbank(ビットバンク)」です。
また、海外の取引所にて購入する場合、日本の取引所でビットコインなどを購入し、それを海外の取引所に送金したりなど手間もかかり、サイトも日本語表記ではないのでおすすめではありません。
「bitbank(ビットバンク)」:現在手数料が無料
「bitbank(ビットバンク)」は株式やFXの経験がある方や、仮想通貨投資中級者以上の方におすすめです。
「bitbank(ビットバンク)」の最大のメリットは現在全通貨にて取引手数料が無料であるということです。ビットコインなどでは取引手数料がかからないことも多いですがアルトコインでもかからないのは非常にお得です。
また、以下のように全取引所の中でも非常に優れていると評判の高いチャートを利用できます。
さらに現在、日本の取引所でリップルなどの人気の通貨を扱っているのは「bitbank(ビットバンク)」だけです。
そして、より高い変動を求める方には『bitbank.Trade』と呼ばれる口座の開設も可能です。
この口座では20倍までのレバレッジ投資が可能で、例えば1万円しかお金がなくても20万円分の投資が可能になります。ただしこの場合、利益が出れば利益も20倍ですが損失が出れば損失も20倍なので注意しましょう。
「bitbank(ビットバンク)」
公式ページ:https://bitbank.cc
5. まとめ
以上、仮想通貨リップルの将来性について紹介してきましたがいかがでしたか。
2018年4月1日現在52円程度のリップルですが、リップルの今後の予想価格は550円以上と言われているので今後この通貨は「上がる」可能性が高いと言えます。
その理由としては以下の3つが挙げられます。
- 国際送金が早く安くできる
- 世界には国際送金ができない方も多数いる
- 提携している金融機関の多さ
リップルってどんな通貨なの?
リップルは他の通貨と比較しても非常に高い性能を持った通貨です。また、以下のように様々な機能を持った通貨です。
- XRPはビットコインよりもはるかに速く送金が可能
- RTXPは決済手段の違いの壁を乗り越えることが可能
この機能を使うことで既存の金融システムでは手数料や時間がかかり、相手が銀行口座をもっていなければ不可能な国際送金を可能とします。
世界中で銀行口座を持たない方は半数近くいると言われています。
リップルは世界の約半数の方がお金のやり取りができていないこの現状を変えるために、携帯電話のメールなどで簡単にお金を送ることができるような環境を作ろうとしています。
リップルはどこで買えるの?
リップルの購入で最もおすすめできる取引所は「bitbank(ビットバンク)」です。
あなたがリップルの購入で資産が増やせるのを祈っています。