9千枚から選んだマイルが貯まるおすすめクレジットカード11選

クレジットカード マイル 比較のアイキャッチ(2024年版)

マイルが貯まるクレジットカードについて知りたいと考えていませんか。

マイルの種類は世界中の航空会社ごとにあり、マイルの貯まるクレジットカードも全部で100枚以上あります。そのため、自分の欲しいマイルが貯まるクレジットカードを自力で探すのはかなりの時間と労力が必要で面倒です。

そこで、この記事では大手カード会社に3社勤務した私がその経験を生かして、全9,000枚のクレジットカードの中から最も効率的にマイルを貯めることのできるクレジットカードを以下の流れで紹介します。

  1. ANAとJALのマイル比較
  2. JALのマイルの貯まるおすすめカード4選
  3. ANAのマイルの貯まるおすすめカード5選
  4. 様々なマイルが貯まるおすすめカード2選

基本的に日本に住んでいる方はANAとJALのマイルを利用する機会が最も多く、利用しやすいです。

この記事を読むことで日本で利用者の多いANAとJALのマイルだけでなく、海外に行く機会が多い方のためにおすすめのマイルとそれが貯まるクレジットカードも分かります。

1. ANAとJALのマイル比較

この章ではANAとJALのマイルの違いを比較し、どちらのマイルを貯めた方が良いのかを紹介していきます。

基本的にはANAマイルの方が提携している航空会社が多いので様々な航空会社の便の利用でマイルが貯めやすく、JALマイルの方が普段の買い物でのクレジットカード利用によるマイル獲得がしやすいです。

この章ではそれぞれのマイルの特徴について説明していきます。

1-1. ANAマイルの特徴

ANAのマイレージサービスは「ANAマイレージクラブ」と言われており、AMCと略され表記される事もあります。

ANAは自社便の搭乗でもマイルを貯めることができますが、「スターアライアンス」という航空会社の団体に加盟しているので、以下のような提携航空会社の飛行機への搭乗でもANAマイルを貯めることができます。

スターアライアンス加盟航空会社(2020年6月版)

出典:staralliance

以上のように飛行機の搭乗でも貯めることはできますが、ショッピングなど様々なポイントからの交換にて貯めることができます。

また、JALとの大きな違いは普段のクレジットカード利用ではマイルが直接貯まらない点です。

それぞれの貯まったポイントをANAマイルに交換する必要があり、また高い還元率での交換は年会費6,600円(税込)ほどの「マイル移行手数料」と呼ばれるコストがかかります。

  • 「マイル移行手数料」を払わなければ1ポイント=5マイルなのでマイル還元率は0.5%です。
  • 「マイル移行手数料」を払った年は1ポイント=10マイルなのでマイル還元率は1.0%です。

1-2. JALの特徴

JALのマイレージサービスは「JALマイレージバンク」と言われており、JMBと略され表記される事もあります。

JALは自社便の搭乗でもマイルを貯めることができますが、「ワンワールド アライアンス」に加盟しているので、以下のような提携航空会社の飛行機への搭乗でもJALマイルを貯めることができます。

ワンワールドアライアンス加盟航空会社(2020年6月版)

出典:oneworld

以上のように飛行機の搭乗を始め、ショッピングやJALが提携し発行しているクレジットカード『JALカード』の利用などで貯めることができます。

また、ANAとの大きな違いは普段のクレジットカード利用でマイルが直接貯まる点です。

しかし、マイル還元率を高くするためには年会費4,950円(税込)の「ショッピングマイル・プレミアム」に入会する必要があります。

基本的にJALのクレジットカードのマイル還元率は0.5%ですが、「ショッピングマイル・プレミアム」に入会することでマイル還元率1.0%になります。

1-3. ANAとJALのマイル比較

以上のようにANAとJALとではクレジットカード利用時のマイルの貯まり方が違います。カード利用だけでのマイルの貯めやすさはJALの方がお得です。

しかし、ANAは複数のポイントサイトやカードのポイントをマイルに換えやすいというメリットがあり、マイルの他に交換する前にポイントの有効期限(2年〜無期限)もあることから移行手数料などを考えても貯めやすいという利点があります。

全てをまとめると、ANAとJALのマイルはそれぞれ以下のような方が持つことをおすすめします。

  • ANAマイル:マイペースでマイルを貯めて平日など繁忙期以外に飛行機に乗れる方
  • JALマイル:比較的短い間隔で飛行機に乗る機会が多い方

2. JALのマイルの貯まるおすすめカード4選

JALのクレジットカードは全部で35種類ありますが、国際ブランドも様々あり、年会費やマイル移行手数料などそれぞれ微妙に条件が異なるのでどのカードを選べば良いかがわかりにくくなっています。

この章ではそういった方のために全JALカード35種の中からプロの私が、本当にお得にマイルを貯められるカードのみを紹介します。紹介するカードの基準は以下の通りです。

  • マイルが貯まる機会が多い
  • 「JMB WAONカード」へのチャージでマイルがたまる
  • カードの維持費が自分に合っている

2-1. おすすめカード4選

上記の先手基準で選んだ結果、以下の4枚がおすすめのカードになります。この章ではこの4枚のカードを紹介していきます。

  1. JALカード TOKYU POINT ClubQ:PASMOの利用でTOKYU POINTが貯まる
  2. JALカード CLUB-Aカード』JCB):JGCを最安の年会費で持てる
  3. JALアメリカン・エキスプレス(CLUB-Aゴールド):JALグループでの利用が100円=3マイル
  4. JALカード navi(学生専用):18歳以上30歳未満の学生なら必携すべき1枚

中でもJALカード TOKYU POINT ClubQはPASMOの利用でもポイントが貯まるなど、様々な場所でポイントが貯められるのでJALカードの中では最もおすすめです。

『JALカード TOKYU POINT ClubQ』

JALカード TOKYU POINT ClubQ Mastercard 普通カードの券面画像

JALカード TOKYU POINT ClubQはPASMOへのオートチャージができ、チャージでもTOKYU POINTがたまるのでPASMOを利用している方には間違いなくお勧めできるカードです。

また、「JMB WAONカード」へのチャージでマイルが0.5〜1%貯まり、WAONの利用で0.5%マイルが貯まるのでWAONの利用でも最大還元率が1.5%になります。

さらにTOKYU POINT加盟店(東急ストア、ハンズなど)で利用すると、TOKYU POINTとJALマイルが同時に貯まり、TOKYU POINTは2,000ポイント=1,000マイルでJALマイレージに交換できるので、東急グループの利用が多い人は1.5%以上の還元率に上げられます。

年会費(税込)2,200円(初年度無料)
入会年齢日本に生活基盤のある方で日本国内でのお支払いが可能な18歳以上(高校生を除く)の方

※未成年者が申込者の場合は、親権者の方の同意が必要となります。

マイル還元率

0.5%~:通常

1%~:SMP加入

『JALカード TOKYU POINT ClubQ』公式ページ:

https://jalcard.jal.co.jp/

20代の方は『JAL CLUB EST』がおすすめです。

『JAL CLUB-Aカード』(JCB)

JAL・JCBカード CLUB-Aカードの券面画像

JALカード CLUB-Aカード』JCB)はスマリボの登録と特典で年会費が1,375円(税込)キャッシュバックされるため、JALグローバルクラブ(JGC。JALの上級会員資格付きクレジットカード)を持つ予定のある方は、他のJALカードに比べて最安値の年会費で持てます。

入会時や毎年初回搭乗ボーナス、搭乗ごとのフライトボーナスマイルの数字がゴールドカードと同じなため、空港ラウンジや海外旅行保険などを他のゴールドカードでカバーできるなら、最もコスパの良い1枚と言えます。

JGCは毎年年会費を支払うことで上級会員資格を維持できるので、少しでも安い年会費で負担を減らしたい方に最適です。

年会費(税込)11,000円(スマリボで1,375円(税込)キャッシュバック)
入会年齢日本に生活基盤のある方で日本国内でのお支払いが可能な18歳以上(高校生を除く)の方

※未成年者が申込者の場合は、親権者の方の同意が必要となります。

マイル還元率

0.5%~1%:通常

1%~2%:SMP加入

『JAL CLUB-Aカード』(JCB)公式ページ:

https://jalcard.jal.co.jp/

20代の方は『JAL CLUB EST』がおすすめです。

JGCにしてもメインカードで使いたい・充実した保険が必要・空港ラウンジを無料で利用したい方は『JAL CLUB-Aゴールドカード(JCB)』を選ぶと良いでしょう。

『JALアメリカン・エキスプレス(CLUB-Aゴールド)』

JALアメリカン・エキスプレス・カード CLUB-Aゴールドカードの券面画像(2024年版)

JALアメリカン・エキスプレス(CLUB-Aゴールド)』は年会費が他のゴールドカードよりも高いですが、JALグループの対象商品(JALの航空券など)を購入する際に、通常のカード利用のマイル還元に加えて100円につき1マイルがもらえるのでマイル還元率が3%になります。

これは、ゴールドカードの中でアメックスだけです。

そのため、JALの航空券を年に16.5万円以上カードで購入する方には最もおすすめのカードです。

年会費(税込)20,900円
入会年齢20歳以上で、ご本人に安定した収入のある方(学生を除く)
マイル還元率1%〜3%

『JALアメリカン・エキスプレス(CLUB-Aゴールド)』公式ページ:

https://jalcard.jal.co.jp/

20代の方は『JAL CLUB EST』がおすすめです。

『JALカード navi(学生専用)』

JAL・Visaカード JALカード navi(学生専用)の券面画像

JALカード navi(学生専用)』は18歳以上30歳未満の学生と、申し込みできる対象が限られていますが、年会費は無料、JALショッピングマイルプレミアムの年会費も無料なので学生の方はこのカードがおすすめです。

完全に無料で使えるだけでも十分にお得ですが、さらに主に下記のような特典が付きます。

  • 特典航空券を通常より最大5割引のマイル数で交換できる
  • 入会時に2,000マイルがプレゼントされる
  • 在学期間中は、マイルの有効期限が無期限になります
  • 通常2,200円するツアープレミアム(割引運賃でも区間マイルの100%がたまる)が無料
  • カードに付く保険の条件が普通カードより良くなる

これ以外にもボーナス対象となる外国語検定に合格すると500マイルもらえるなど、特典が盛りだくさんなので、年に1回以上JALを使う人なら絶対便利に使えるカードです。

年会費無料
入会年齢18歳以上30歳未満の学生
マイル還元率1%〜2%

『JALカード navi(学生専用)』公式ページ:

https://jalcard.jal.co.jp/

2-2. 種類の違い

普通カード、CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールド、プラチナのカードでどの種類を選べば良いか悩んでいる方のためにそれぞれどういった違いがあるのかを簡単に表で比較します。

普通カードCLUB-AカードCLUB-Aゴールドプラチナ
入会搭乗ボーナス1,000マイル5,000マイル
毎年初回搭乗ボーナス1,000マイル2,000マイル
搭乗ごとのボーナスフライトマイルの10%プラスフライトマイルの25%プラス
マイル還元率0.5〜1%(1%にするためにはSMP加入が必要)1%
アドオンマイル(※1)100円=1マイル(AMEXのみ)100円=2マイル
国内空港ラウンジの無料利用△(AMEXのみ)
保険の条件良くない普通良いとても良い
プライオリティ・パス
ビジネスクラス・チェックインカウンターの利用
空港免税店での割引5%10%
会員誌「アゴラ」やJALオリ
ジナルカレンダーの送付

※SMP=ショッピングマイル・プレミアムの略

※1  JALグループの対象商品(JALの航空券など)を購入する際に、通常のカード利用のマイル還元に加えてさらにマイルがもらえる

上記のような違いから、大まかに次のように種類を選ぶと年会費とカードのメリットのバランスが取れるでしょう。

  • 普通カード:飛行機に乗るのは年に1〜2回。主に買い物などでマイルを効率良く貯めたい
  • CLUB-Aカード:飛行機に乗るのは年に数回。グローバルクラブを最安の年会費で持ちたい
  • CLUB-Aゴールド:国際線も含めて年に10回以上搭乗する。空港ラウンジや保険を活用したい
  • プラチナ:国際線を中心に月に1回以上搭乗するJALのヘビーユーザー

参考情報

JALカード以外でJALマイルを高還元率で貯められるクレジットカードは以下の4枚です。

カード名年会費(税込)マイル還元率
セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード11,000円(初年度無料)1%〜1.125%(※)
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード22,000円
セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード22,000円
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード49,500円1%~1.25%

※セゾンカードでJALマイルを最高還元率で貯めるためには「SAISON MILE CLUB」に加入が必要(ゴールドは別に年会費税込9,900円、プラチナビジネスは税込5,500円かかる)

3. ANAのマイルの貯まるおすすめカード5選

ANAのクレジットカードは全部で37種類ありますが、国際ブランドは5つ、年会費やマイル移行手数料など条件が異なるのでどのカードが自分に1番合っているのか判断しにくいです。

この章ではそういった方のために全ANAカード37種をプロの私が比較し、高い還元率でマイルを貯められるカードのみを紹介します。

紹介するカードの基準は以下の3つです。

  • カードを利用した時に貯まるマイルのレートが高いこと
  • マイルが貯まる機会が多いこと
  • カードの維持費が自分に合っていること

上記の選定基準で選んだ結果、以下の5枚がおすすめのカードになります。

  1. 『ANA ToMe CARD PASMO JCB (ソラチカカード)』:実質年会費無料でANAカードが持てて、メトロポイントへの交換で高マイル還元率やマイル有効期限を延長しやすい
  2. 『ANA JCBカード(学生用)』:年会費などの負担が0円でもっともマイルが貯めやすい
  3. 『ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)』:年会費などの負担が少ないのにマイル還元率が最高1.56%とコスパN0.1
  4. 『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』:ANA航空券の購入でマイル還元率3%!今からSFC修行するならコレが1番
  5. 『ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』:ANAグループでの利用で最高のマイル還元率4.5%とアメックスプラチナカードのサービスを受けられる

中でも『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』は年会費とマイル移行手数料の合計金額が安いだけでなく、持っているだけで毎年1,000マイルがもらえるので1マイル2円の価値とした場合、実質年会費無料でANAカードを持てます。

また、メトロポイントを100:90という高いレートで交換できるので、ボーナスでもらえるOki Dokiポイントやポイントサイトを利用して他のポイントをメトロポイントに交換すると、基本マイル還元率を上げられるので、全てのANAユーザーにおすすめできます。

ソラチカカード持ちならメトロポイントのANAマイル交換率90%

出典:Tokyo Metro To Me CARD

有効期限が近くマイルを使いきれない場合も、一度メトロポイントに交換することで間接的に有効期限を延長できるのもメリットです(1割減にはなりますが)

3-1. 『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)の券面(2019年3月版)

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』はPASMOオートチャージやクレジットカードの決済でJCBのOki Dokiポイントが貯まり、PASMOを東京メトロなどで利用すればメトロポイントがもらえて、2つのポイントがたまるクレジットカードです。

貯めたOki Dokiポイントを10マイルのレートで交換するためには年間5,500円(税込)の移行手数料がかかりますが、他ブランドのANA一般カードが6,600円(税込)かかるので少ない負担でマイル還元率を上げられるのがメリットです(移行手数料無料でも0.5%の還元率)

また、メトロポイントは下記のような利用でたまり、100メトロポイントは90マイルに交換できます。

乗車ポイント(東京メトロ線含む)
平日5ポイント、土休日15ポイント
電子マネーポイント(メトロポイントPlus加盟店)
自販機100円につき1ポイント、店舗200円につき1ポイント※税込

メトロポイントはOki Dokiポイントからも交換できるので、0.3%とマイル還元率が低いOki Dokiボーナスポイントをメトロポイントに交換してからマイルにすることでマイル還元率0.45%に上げることができます。

東京メトロを利用しない方でもANAマイルをメトロポイントに一度交換して、再びANAマイルに交換することで有効期限を延長する「メトロ返し」が使えるメリットがあります。

さらに、持っているだけで毎年年会費相当分の1,000ボーナスマイルがもらえるので、実質年会費無料でANAカードが持てます(※1マイル=2円として計算した場合)

年会費(税込)825円〜2,200円(初年度無料)
入会年齢18歳以上でご本人または配偶者に安定継続収入のある方。 または高校生を除く18歳以上で学生の方

※未成年者が申込者の場合は、親権者の方の同意が必要となります。

*申込条件の詳しい内容についてはリンク先の公式ページをご確認ください。

マイル還元率0.5〜1.54%+α(東京メトロの乗車などでもらえるメトロポイントをマイルに交換するとより高くなる)

『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』公式ページ:

https://www.jcb.co.jp/ordercard/teikei/ana_card_tk.html

3-2. 『ANA JCBカード(学生用)』

ANA JCB カード(学生用) の券面(2023年版)

ANA JCBカード(学生用)』は在学中は年会費無料で、基本マイル還元率1%の非常にコスパの良いANAカードです。

単純なマイル還元率を比べると『ANA学生カード VISA/マスター』の方が高くできますが、マイル移行手数料が毎年6,600円(税込)も必要になり負担が重くなるので、JCBの方がお得に使えます。

それだけでなく、学生カード限定サービスとして下記のような特典があるので、帰省や旅行でANAを使う機会が多い学生には絶対おすすめの1枚です。

「スマート U25」利用でマイル100%積算
通常は区間基本マイレージに対する積算率が50%のところを100%
学生カード専用ボーナスマイル
フライトするたび獲得できるANAプレミアムポイントが一定以上貯まると、最高2,000ボーナスマイルをもらえます。
卒業マイル
卒業後、『ANA JCB 一般カード』への自動切替で2,000マイル
年会費在学中無料
入会年齢18歳以上の学生(大学・短大・専門学校・工業高専4、5年生・大学院生)で日本国内での支払いが可能な方

*申込条件の詳しい内容についてはリンク先の公式ページをご確認ください。

マイル還元率1〜1.06%

『ANA JCBカード(学生用)』公式ページ:

https://www.jcb.co.jp/ordercard/teikei/ana_card_tk.html

3-3. 『ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)』

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)の券面

ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)』はJCB・東京メトロと提携して発行されているANAのゴールドカードです。

スマリボに基準日(判定日)に登録されていて、年に一回以上のカード利用」の条件を満たすと5,000円(税込)の年会費キャッシュバックを受けられるため、年会費を最安値でANAゴールドカードを持てます。

さらに、年間利用額や少額のリボ手数料を発生させることでもらえるボーナスポイントをマイルに交換することで最大1.56%のマイル還元率にできるので、ランクの高いカードをコスパ良く使えると非常に人気の高いカードです。

年会費(税込)15,400円(最大10,400円まで割引可能)
入会年齢20歳以上でご本人に安定継続収入のある方。
※学生の方はお申し込みになれません。※ゴールドカード独自の審査基準により発行します。*申込条件の詳しい内容についてはリンク先の公式ページをご確認ください。
マイル還元率1%〜1.56%

『ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)』公式ページ:

https://www.jcb.co.jp/ordercard/teikei/ana_card_tk.html

年会費を安くする方法やマイル還元率を上げる方法などより詳しく知りたい方は「世界一わかりやすい『ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)』解説」を参照してください。

3-4. 『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』

ANA アメリカン・エキスプレス・ ゴールド・カードの券面画像

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』はANAゴールドカードと『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード』の両方のほとんどのサービスを1枚で利用できる便利なカードです。

また、下記のようにANAの航空券の購入ではマイル還元率3%となるので、ANAの航空券の支払いが多い方におすすめなカードです。

  • 1%:基本ポイント還元率
  • 1.5%〜2%:ANAカードマイルプラス提携店での利用
  • 3%:ANA航空券(提携店でのマイルボーナスに加えて、AMEX独自のボーナスポイントが100円につき1ポイント付く)

さらに、ポイントの有効期限がなくマイル交換数の制限もないので、自分のペースでポイントをたくさん貯めてからマイルに交換することでファーストクラスに乗ることもできます。

年会費(税込)34,100円
マイル還元率1%〜3%

『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』公式ページ:

https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/ana-gold-card/

より詳しいメリット(特典詳細など)を知りたい人は「世界一わかりやすい『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』解説」を参照してください。

3-5. 『ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』

ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの券面画像

ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』はANAプラチナカードと『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』の両方のほとんどのサービスを1枚で利用できる最高に近い有益なカードです。

ANA航空券を購入した場合は2.5%分のポイントと、ANAカードマイルプラス提携店のボーナスマイルが100円に2マイル付き、合計でマイル還元率4.5%となるのでANAカードで最高の還元率を誇ります。

ほとんどのアメックスプラチナカードの特典を利用できて、ANA利用に関わる特典も下記のように豪華なのでANAのヘビーユーザーには最適の1枚です。

  • 入会時・毎年継続時に10,000マイルがもらえる
  • 国内線ANAラウンジを無料で利用できる
  • 世界1,400か所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」を家族も作れる(最大8名無料で利用可能)
年会費(税込)165,000円
マイル還元率1〜4.5%

『ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』公式ページ:

https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/ana-premium-card/

4. 様々なマイルが貯まるおすすめカード2選

この章では、たった1枚のクレジットカードを利用するだけで複数の航空会社のマイルを貯められるカードを1枚と、デルタ航空でたくさんマイルを貯められる1枚をご紹介します。

それぞれマイル還元率や特典などが違うので自分にあったものを選びましょう。

ANAやJALに限らず、世界中の航空会社を利用する方はこの章をしっかりと読みましょう。

4-1. 『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの券面画像

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』はカードの利用で貯まるポイントを38社の対象航空会社のマイルに最高1.5%の還元率で交換できます。

具体的な対象航空会社と最高マイル還元率は下記の通りです(五十音順。+をクリックすると見れます)

1.5%
ユナイテッド航空
1.25%
アシアナ航空、アジアマイル(キャセイパシフィック航空)、アラスカ航空、Iberia Plus(イベリア航空)、ヴァージンアトランティック航空、ヴァージンオーストラリア、ANA、エアカナダ、エアロメヒコ、エアリンガス、エーゲ航空、エールフランス/KLM、エティハド航空、エミレーツ航空、カタール航空、カンタス航空、コパ航空、サウスウエスト航空、サウディア航空、JAL、ジェットエアウェイズ(InterMiles)、シンガポール航空、ターキッシュエアラインズ、タイ国際航空、TAPポルトガル航空、海南航空、ハワイアン航空、ブエリング航空、ブリティッシュ エアウェイズ、フロンティア航空、LATAM航空(Multiplus)、Multiplus Fidelidade
1%
アメリカン航空、アビアンカ航空、デルタ航空、大韓航空
約0.019%
ニュージーランド航空

出典:Marriott REWARDS

ほとんどの航空会社の場合、ポイントを3:1のレートで交換できるため通常のマイル還元率は1%ですが、1回の手続きで60,000ポイントを交換すると5,000ボーナスマイルがもらえて+0.25%となり、最高マイル還元率を1.25%にできます(ユナイテッド航空は10,000ボーナスマイルで最高マイル還元率1.5%)

マイル還元率が下がってしまうニュージーランド航空は他の航空会社を利用するか、ホテル+エアマイル パッケージに交換しましょう。

Marriott Bonvoyロイヤルティプログラム参加ホテルのMarriott Bonvoyゴールドエリート会員が付くので、系列のホテルの宿泊でレイトチェックアウトや支払い時にボーナスポイントなどの特典があり、ホテル宿泊を快適にできるメリットもあります。

年会費(税込)49,500円
マイル還元率1%〜1.5%

『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』公式ページ:

https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/marriott-bonvoy-premium/

4-2. 『デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの券面

デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』は年会費28,600円(税込)のカードで、持つだけで初年度はデルタ航空の「ゴールドメダリオン」の資格が自動的に付いてきます。

ゴールドメダリオンとこのカードの利用ボーナスで、デルタ航空航空券の購入ではマイル還元率を約11%にできます。

また、加盟アライアンス「スカイチーム」の上級会員「エリートプラス」にもなれるので、以下のような特典やサービスを利用できます。

  • チェックイン時の優先レーンの利用
  • 保安検査場でのセキュリティライン優先アクセス
  • 優先搭乗
  • 手荷物優先受取
  • 座席の優先指定

また、世界各国750か所以上ものスカイチームのラウンジを同伴者1名も無料で利用できるので、アルコール類や食事も無料で楽しめたり、豪華な設備と広い空間で休憩を取ることができます。

出典:スカイチームラウンジ

デルタ航空の利用でマイルを貯めやすいのはもちろん、「スカイチーム」の航空会社を使って海外へ行くことが多い方にもおすすめです。

年会費(税込)28,600円
マイル還元率1%〜約11%

『デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』公式ページ:

https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/delta-gold-card/

5. まとめ

マイルの貯まるおすすめクレジットカードをご紹介しました。

ANAとJALとではクレジットカード利用時のマイルの貯まり方が違い、カードの利用でマイルを貯めたり使ったりする事を考えると、JALの方がお得になりやすいです。

しかし、ANAは複数のポイントサイトやカードのポイントをマイルに換えやすいというメリットがあり、マイルの他に交換する前にポイントの有効期限(2年〜無期限)もあることから移行手数料などを考えても貯めやすいという利点があります。

全JALカード35種を比較した結果、以下の4枚が最もおすすめなカードになりました。

※上記3券種で20代の方は『JAL CLUB EST

中でもJALカード TOKYU POINT ClubQ』はPASMOの利用でもポイントが貯まるなど、様々な場所でポイントが貯められるのでJALカードの中では最もおすすめです。

また、全ANAカード37枚を比較した結果、以下の5枚が最もおすすめなカードになりました。

  1. ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード):実質年会費無料でANAカードが持てて、メトロポイントへの交換で高マイル還元率やマイル有効期限を延長しやすい
  2. ANA JCBカード(学生用):年会費などの負担が0円でもっともマイルが貯めやすい
  3. ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード):年会費などの負担が少ないのにマイル還元率が最高1.56%とコスパN0.1
  4. ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード:ANA航空券の購入でマイル還元率3%!今からSFC修行するならコレが1番
  5. ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード:ANAグループでの利用でマイル還元率4.5%と最高の還元率とサービスを受けられる

中でもANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)実質年会費無料でマイルがたまりやすい特典の付くANAカードを持てたり、メトロポイントを100:90という高いレートで交換できるので、全てのANAユーザーにおすすめできます。

また、複数の航空会社のマイルを貯められるカードを1枚と、デルタ航空でたくさんマイルを貯められる1枚もおすすめです。

あなたにとってベストなマイルが貯まるクレジットカードを作れることを祈っています。

(※当サイトへの掲載情報は、できる限り正確であるように精査の上細心の注意を払って作成しておりますが、情報を利用・使用するなどの行為に対して生じたあらゆる損害等について一切補償は致しません。極力サービス内容が変わり次第更新をしますが突然変わりすぐに更新できない可能性もあるため、カードご入会の前には必ずご自身でカード発行元の公式サイトで最新の情報をご確認した後にお申し込み下さい)