光熱費をクレジットカードで世界一お得に払う方法まとめ【2024年版】

光熱費 クレジットカードのアイキャッチ

光熱費をクレジットカード払いにして節約したいと考えていますね。

私は光熱費だけでなく、他の公共料金もクレジットカードでまとめて支払うべきだと考えています。

なぜなら、それ以外の払い方を続けていると年5,000円以上損する可能性があるからです。

このページでは、有名大手カード会社を3社勤務した元社員でありクレジットカードマニアの私が、光熱費をクレジットカードで払う前に知っておくべき以下のポイントを紹介していきます。

  1. 光熱費をクレジットカード払いにすべき4つの理由
  2. 光熱費をお得に節約できるクレジットカードの選び方とおすすめ3枚

このページを読んで頂くことで、光熱費をクレジットカードで払うメリットだけでなく、お得に節約できるクレジットカードもわかります。

1. 光熱費をクレジットカード払いにすべき4つの理由

引っ越しなどで光熱費を含む公共料金の支払い方法を見直すときに、全部の支払いをまとめてクレジットカードで払いましょう。

他の支払い方法と比較すると、以下のように圧倒的にクレジットカードは優れています。

支払い方法ポイント支払いの手間支払い日将来のため
クレジットカード
口座振替××
振込用紙×××

以上の表からもお分かりいただけるように、次のような4つのメリットがあります。

  • 光熱費の支払いでポイントが貯まる
  • 一度支払いの手続きをするだけで毎月支払いに行かなくて済む
  • 他の光熱費と支払い日を同じにできる
  • クレジットカードの利用履歴を作れることで将来カード作成やローンに有利になる

1-1. ポイントが貯まる

光熱費を含む公共料金もほとんどのクレジットカードの支払いでポイントやマイルを貯めることができるため、還元率2%のカードで支払いをすると年間で約5,000円分以上お得になります。

人数月の公共料金(目安)還元率2%の時の1年あたりのポイント
1人暮らし2万円4,800円
2人暮らし3万円7,200円
3人暮らし4万円9,600円
4人暮らし5万円12,000円

「毎月光熱費を含む公共料金をそんなに払っていないよ」と思う方もいるかもしれません。

ですが、光熱費・携帯電話などの通信費・NHKの受信料などを計算してみると毎月意外と多くの公共料金を支払っていることに気づくのではないでしょうか。

下の表のようにクレジットカード払いをした方が毎年数千円お得になります。

支払い方法ポイント
クレジットカード数千円/年
口座振替つかない
振込用紙つかない

口座振替だと一部の公共料金は毎月数十円割引になりますが、ポイントや手間を考えると全てクレジットカードで支払ってしまう方がおすすめです。

また、カード会社によっては不定期に光熱費をカードで支払うとキャッシュバックやポイントがもらえるキャンペーンなども行われています。

公共料金、携帯電話料金、スマホ決済の新規のご利用でキャッシュバック セゾンカード

引用:セゾンカード

光熱費の金額が高ければ、口座振替の割引以上にカードのポイントがもらえて、上図のようなキャッシュバックもあるため、クレジットカードでの支払いがお得な事がわかります。

1-2. 毎月支払いの手続きをしなくて済む

クレジットカード払いにすると原則1回電力会社・ガス会社・水道局などへ支払いの手続き設定をするだけで、毎月コンビニや郵便局などでの面倒な支払いに行かなくて済むのでラクになります。

今、あなたが毎月振り込み用紙で光熱費の支払いをしていると次のような危険性があります。

  • 振り込み用紙を無くしてしまう
  • 期日までに支払いをするのを忘れて延滞料金を払う

カード払いでは確実に光熱費が支払えるので安心できます。

カード払いでもこんな時は再登録の手続きが必要!

クレジットカードの更新・紛失・盗難・再発行時にカード情報の再登録が必要になり、その分の手間がかかります。

新しい番号などカード情報を更新しないと、未払いや延滞になってしまう可能性が高くなるので注意が必要です。

1-3. 他の光熱費と支払い日を同じにできる

電気料金・ガス代・水道代といった複数の光熱費をクレジットカードの引き落とし日にまとめて支払いができるので、支払い口座のお金の管理がラクにできるので便利です。

クレジットカードは支払い日をまとめられる

振り込み用紙や口座振替の場合、電力会社・ガス会社・水道局などの指定する日までに振り込みの手続きや引き落とし口座にお金を入れておかないといけません。

電気料金・ガス代・水道代などの光熱費の支払いもバラバラの日に請求が来ると手続きが面倒ですが、クレジットカードは月1回の確認で済みます。

1-4. クレジットカードの利用履歴を作れて個人の信用能力が上がる

クレジットカードを毎月一定金額利用して、きちんと返済を繰り返しているとクレジットヒストリー(支払い履歴)を作れて、個人の信用能力が上がります。

この信用能力が上がると、クレジットカード会社からゴールドカードやプラチナカードのような上級カードの招待(インビテーション)が届きやすくなり、さらにお得な条件でクレジットカードが使えるようになります。

クレジットヒストリーを良くするために、月十数円の口座振替割引の差を無視して光熱費をカード払いにした方が上級カードを作りやすくなるのでおすすめです。

また、銀行などで車や住宅ローンなどお金を借りる時にも信用度が高いと審査に通りやすくなったり、低い金利でお金を借りることができるなどメリットがあります。

主要な地域の電気料金・ガス代・水道代をクレジットカード払いへ変更するための手続きは下記のページからできます(+を押すと詳細を見れます)

上記のようなメリットがあるので、何か支払い方法を変更するときは、光熱費をまとめてクレジットカード払いにするとお得です。

そして、その時にクレジットカードも見直して高い還元率のカードで支払いをすると、もっとお得になります。

また、この機会に電力・ガス会社を見直して少しでも光熱費を減らしたいなら、エネチェンジでかんたんに比較を行ってみましょう。

2. 光熱費をお得に節約できるクレジットカードの選び方とおすすめ3枚

クレジットカードは約9,000枚ありますが、光熱費をお得に節約できるクレジットカードを選ぶにあたって、以下のポイントを必ずチェックすることをおすすめします。

選ぶポイントなぜそのポイントが大事なのか
年会費無料、または年会費を無料にする条件が易しいか還元率が高くても年会費がかかるとその分お得になりにくいから
還元率が高いか0.5%還元率が違うだけでもらえるポイントや割引が年1,000円分以上変わるから
学生や専業主婦の人でも作れるかどんなに条件が良くてもカードが作れないと使えないから

筆者が特におすすめのクレジットカードで以上の3つのポイントを満たしているのは以下の4枚です。

  • 『エポスゴールドカード』:還元率が最も高く、全ての人におすすめ
  • 『リクルートカード』:作りやすく初心者におすすめ
  • 『P-oneカード<Standard>』:ポイントの交換が面倒な人におすすめ

年会費がかかっても良く、光熱費以外の利用額も多いなら『JALカード』『ANAカード』など、マイルが貯まるカードだと実質還元率が2%を超えてさらにお得です。

『エポスゴールドカード』

エポスゴールドカードの券面画像

年会費

5

招待からの作成なら永年無料

還元率

5

光熱費なら1.5%にできる

作りやすさ

4.8

『エポスカード』なら学生や専業主婦でも発行されている

『エポスゴールドカード』は『エポスカード』を持って、1年間にカードを50万円以上利用すると年会費永年無料で使えるゴールドカードです。

1回のカード利用金額200円(税込)ごとに1ポイントたまるので還元率は0.5%と平凡な数字ですが、300以上あるいろいろなショップから3つまで選べる「選べるポイントアップショップ」を登録すると還元率を1.5%に上げられます。

光熱費などの公共料金で対象となるショップは以下の通りで、各電力会社や多くのガス会社、一部の水道局やYahoo!公金支払いも含まれています。

選べるポイントアップショップの公共料金出典:選べるポイントアップショップ登録

100万円まで利用するとボーナスポイント10,000ポイントが付くので、さらに還元率が+1%されるのもお得です。

年会費(税込)永年無料:『エポスカード』を利用していて招待が届いて作った場合

5,000円:自分で申し込みをした場合。年間50万円以上の利用で次の年から永年無料

申し込み資格エポスゴールドカード:18歳以上のかた(学生を除く)

エポスカード:満18歳以上の方(高校生の方を除く)

ポイント還元率0.5%:通常利用

1.5%:電力会社・ガス会社・水道局を含む選べるポイントアップショップの利用(3つまで。変更可)

『エポスカード』公式ページ:

https://www.eposcard.co.jp/

『エポスゴールドカード』について、より詳しいメリット(特典詳細など)を知りたい人は「世界一わかりやすい『エポスゴールドカード』解説」を参照してください。

『リクルートカード』

リクルートカードの3種類ブランドの券面

年会費

5

永年無料

還元率

4.4

1.2%と高め

作りやすさ

4.2

学生や専業主婦でも発行されている

リクルートカード』は人材紹介サービス最大手のリクルートがJCBや三菱UFJニコスと提携して発行しているクレジットカードです。

年会費が永年無料で使えて、じゃらんやホットペッパーといったリクルートのグループ企業の利用で最大4.2%の還元率となり、通常利用でも毎月の利用金額合計の1.2%に対して少数点第1位以下を切り捨てたポイントが付きます。

支払った金額に対してポイントの取りこぼしが少ないだけでなく、最初から高い還元率でポイントが付き、使い道もリクルートサービスの他にPontaポイント・dポイントに交換できるので普段の生活でもお得になる1枚です。

年会費無料
申し込み資格18歳以上で、ご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方
ポイント還元率1.2%:通常利用時

3.2%:じゃらんでの宿泊予約

4.2%:ポンパレモールでの買い物

『リクルートカード』公式ページ:

https://recruit-card.jp/

『リクルートカード』について、より詳しいメリット(特典詳細など)を知りたい人は「公式サイトが教えてくれない『リクルートカード』情報」を参照してください。

『P-oneカード<Standard>』

P-oneカード<Standard>VISAブルー JCBピンク券面画像

年会費

5

初年度から一切不要

還元率

4

請求時1%割引

作りやすさ

4.3

学生、自営業にも発行されている

P-oneカード<Standard>』はコンビニのファミリーマートでの利用がお得になる『ファミマTカード』やレンタルショップTSUTAYAの『Tカード プラス』を発行しているポケットカードから出ているクレジットカードです。

無条件で年会費がずっと無料で使えるだけでなく、他のクレジットカードと異なりカード請求時に自動で1%OFFとなる特長があります。

ポイントの有効期限や交換先を気にせずに、光熱費などの公共料金でも1%OFFになるので、クレジットカードのポイント交換などの仕組みが面倒な人におすすめです。

年会費無料
申し込み資格18歳以上でご連絡可能な方(高校生を除く)
還元率1%:請求時に割引

『P-oneカード<Standard>』公式ページ:

https://www.pocketcard.co.jp/

3. まとめ

光熱費を含む公共料金をクレジットカードで支払いした方がお得な理由をご紹介しました。

還元率の高いクレジットカードでまとめて支払うだけで、ずっと毎年数千円のポイントや割引があるため、かなりお得になることがご理解いただけたかと思います。

光熱費を含む公共料金を支払うのにおすすめなのは上記3枚のクレジットカードです。

この記事でご紹介してきた内容を参考にして、光熱費の負担を1円でも減らせることを祈ってます。

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