dカード GOLDの還元率は最高10.5%!7つの状況を解説

dカード GOLD 還元率のアイキャッチ

dカード GOLD(ゴールド)』(以下『dカード GOLD』)の還元率は何%になるのか気になっていますね。

結論から申しますと最大10.5%の還元率でドコモユーザーはもちろん、ドコモユーザーでない人でも高還元率のメリットを受けられやすいカードと言えます。

このページでは、大手カード会社に3社勤務した経験を活かして『dカード GOLD』の還元率について以下の流れで全てご紹介します。

  1. dカード GOLDの還元率|7つの状況別一覧表
  2. dカード GOLDの還元率|7つの状況の詳細解説

まずは『dカード GOLD』の還元率について7つの状況別に分かりやすく一覧表でご紹介します。

そして、それぞれの状況の詳細についてメリットだけでなく注意点も交えながら解説します。

『dカード GOLD』の還元率について分かりやすくまとめた本記事を読んでいただければ、なぜ1,000万以上の会員が利用しているのか、その魅力がよくわかるでしょう。

1. dカード GOLDの還元率|7つの状況別一覧表

『dカード GOLD』の還元率は、主に7つの状況によって変わります。

まずは、分かりやすく次の一覧表にしました。

還元率利用シーン・状況など
1%通常のカードの利用
10%ドコモのケータイ/ドコモ光の利用金額
+約1%相当前年カード利用額累計100万円特典
+約2%相当前年カード利用額累計200万円特典※買物累計額判定期間 2023年12月16日から廃止
1.5%〜5%dカード特約店での利用
1.5%〜10.5%dカード ポイントUPモール経由でのネットショッピング
5%相当ノジマでの利用

「こえたらリボ」というリボ払いでカード利用での還元率を1.5%にできますが、リボ手数料で損をする可能性が高いため、この記事ではご紹介しません。

一覧表でご紹介した7つの状況について、次の章で詳しく解説します。

2. dカード GOLDの還元率|7つの状況の詳細解説

先ほどご紹介したように、『dカード GOLD』の還元率は、主に7つの状況によって変わります。

  1. 還元率1%:通常のカードの利用
  2. 還元率10%:ドコモのケータイ/ドコモ光の利用金額
  3. 還元率+約1%相当:相当前年カード利用額累計100万円特典
  4. 還元率+約2%相当:相当前年カード利用額累計200万円特典※買物累計額判定期間 2023年12月16日から廃止
  5. 還元率1.5%〜5%:dカード特約店での利用
  6. 還元率1.5%〜10.5%:dカード ポイントUPモール経由でのネットショッピング
  7. 還元率5%相当:ノジマでの利用

2番目以外は、ドコモユーザー以外の方でも『dカード GOLD』で支払いをすると対象となるため、高還元率ゴールドカードとして日常生活をお得にできます。

それぞれの状況について、下記で詳しく解説します。

状況1. 還元率1%:カードの利用

『dカード GOLD』は利用額100円(税込)につき1ポイントたまる還元率1%のゴールドカードです。

ゴールドカードでも還元率が0.5%以下である事が多いため、平均以上に高還元率なカードです。

注意点としてはカード利用1回ごとの計算なので、99円以下は切り捨てとなる事と、下記の支払いではポイントがもらえない事です。

ポイント対象外

ドコモの端末故障修理代金、ドコモのバリューコースにおける分割支払金/分割払金、ドコモの分割払い端末代金の残債一括精算、NTTファイナンスおまとめ請求、電子マネーやdカードプリペイドへのチャージ、キャッシング返済金、リボ払い手数料、分割払い手数料、再発行手数料、年会費、遅延損害金、回収事務手数料、ユニセフ募金・国境なき医師団募金・ドコモチャリティ募金、国民年金保険料

対象外が多く見えますが、キャッシング返済金、年会費などは他のクレジットカードでも同じく対象外です。

多くの人が気にするべきは下記の支払いだけです。

  • 電子マネーやdカードプリペイドへのチャージ
  • 国民年金保険料

「dカード積立」では0.1%〜1%:2022年9月22日追記

dカード決済で積立ができる「dカード積立」が、2022年9月21日から提供開始されました。

dポイントクラブの会員ランクによって最大1%のポイントがもらえます。

dカード積立 THEO+ docomo dポイントクラブの会員ランクとポイント進呈率の表

引用:THEO+ docomo

運用資産額に合わせてdポイントが毎月もらえるため、ポイントがダブルでたまります。

THEO+ docomoをdカード積立にするとポイントがダブルでたまる

引用:THEO+ docomo

ただし、dカード積立の利用額は、dカード GOLD年間ご利用額特典の対象外で、ランク5でなければポイントの還元率が高いとは言えません。

クレジットカードで投資信託の積立をしたい方は、他のカードと証券会社の組み合わせで行った方がより有利な条件で資産形成ができるでしょう。

ただ、2024年夏頃にマネックス証券で『dカード GOLD』でのクレカ積立サービスをはじめる予定と発表されました。付与されるポイントの還元率が高ければ活用するメリットがあるでしょう。

状況2. 還元率10%:ドコモのケータイ/ドコモ光の利用金額

『dカード GOLD』を持つだけで、ドコモのケータイおよびドコモ光の利用金額1,000円(税抜)につき100ポイント(最大10%分のポイント)がたまり、10%の還元率となります。

ドコモの料金の最大10%分のポイントがもらえる(2019年10月版)

出典:dカード

具体的には、次の項目に当てはまる数が多いほどポイントが多くもらえます。

  • 家族の人数が多い(まとめて払っている)
  • スマートフォンを利用している
  • ギガ数の多いパケットパックを契約している(ギガホなど)
  • 1人で複数の回線を契約している
  • ドコモ光も利用している

イメージとしては次の通りで、赤いゾーン内で右上に近いほど『dカード GOLD』の年会費以上にポイントをもらえる可能性が高いです。

dカード GOLDの年会費以上にポイントをもらえる人の図

最短1分!簡単なポイント対象利用金額の確認方法

次の方法なら最短1分で簡単にポイントの対象となる利用金額を確認できます。

My docomoにログイン]→[ご利用状況の「▶︎詳細・過去分をみる」]→[前月以前の「利用内訳」]→[下段にあるポイント進呈の対象になるご利用金額]

PC画面

mydocomoのご利用状況(利用金額画面PC版)

スマホ画面

mydocomoのご利用状況(利用金額画面スマホ版)

「ポイント進呈の対象になるご利用金額」の金額が10,000円以上なら、公式ページで案内されている通り年会費以上のポイントがもらえてお得に使えます。

参考情報

ドコモのケータイおよびドコモ光の利用金額でポイントの対象となる項目とそうでない項目は複雑でやや分かりにくいです。

より詳しい情報を知りたい方は「世界一わかりやすい『dカード GOLD』解説」の3-1. の部分を参照してください。

状況3. 還元率+約1%相当:前年カード利用額累計100万円特典

前年の利用額累計が税込で100万円以上200万円未満なら「dカード GOLD年間ご利用額特典」の対象となり、年会費に相当する金額の特典を下図から選ぶことができます。

還元率にして約1%相当の価値が上乗せされます。

dカード GOLD年間ご利用額特典 クーポン内容

出典:dカード

クレジットカードでの支払い金額が多い人はこの特典だけで年会費分得できます。

特典内容も上記のように、ファッション・トラベル・ショッピング・デリバリーなどドコモユーザー以外でも日常生活で気軽に使える内容を選べて便利です。

ドコモユーザーの方なら「ケータイ割引クーポン」で端末を新しく買う時や機種変更を割引できて、欲しい機種を安く手に入れられます。

状況4. 還元率+約2%相当:前年カード利用額累計200万円特典※買物累計額判定期間 2023年12月16日から廃止

前年の利用額累計が税込で200万円以上なら上記で紹介した「dカード GOLD年間ご利用額特典」の特典の金額が22,000円(還元率約2%相当)に増えます。

カードの年間利用額での特典としては下記の通り、他のゴールドカードと比べても破格に良い条件でした。

カード名利用額特典/前年利用額
『dカード GOLD』11,000円相当/100万円(税込)
22,000円相当/200万円(税込)
エポスゴールドカード

JQ CARD エポスゴールド

JQ CARDセゾンGOLD

2,500ポイント/50万円(税込)
10,000ポイント/100万円(税込)
三井住友カード ゴールド2,500ポイント(2,500円相当)/50万円(税込)ごと。年間上限200万円
SAISON GOLD Premium1,000ポイント(5,000円相当)/50万円(税込)ごと
Oliveフレキシブルペイ ゴールド

三井住友カード ゴールド(NL)

10,000ポイント/100万円(税込)
ビューゴールドプラスカード5,000ポイント/100万円(税込)
11,000ポイント/200万円(税込)
アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード
JCBゴールド

※2025年配布特典から(買物累計額判定期間 2023年12月16日から)廃止となり、新しいサービスについて2024年秋ごろに発表される予定

『dカード GOLD』の他の特典やメリットも利用しつつ、高還元率でクレジットカードを使いたい方には最適な1枚です。

ただし、最近は上表のように競合のゴールドカードでも同様のボーナスポイントがもらえるようになり、優位性が薄れています。

【参考情報】年間カード利用金額が定期的に100万円以上ならプラチナカードの保持も検討

年間カード利用金額が定期的に100万円以上になる方は、特典がより豪華になるプラチナカードの保持も検討しましょう。

例えば、年間100万円のカード利用でもらえるポイントで実質年会費無料も可能にできる『エポスプラチナカード』や年間300万円のカード利用で年会費無料になる『apollostation THE PLATINUM セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード』はプライオリティ・パスを無料で利用できるなどのメリットがあります。

状況5. 還元率1.5%〜7%:dカード特約店での利用

『dカード GOLD』は、Starbucks eGift・マツモトキヨシなどdカード特約店ではさらにポイントがもらえるので、最大5%の還元率で買い物ができます。

dショッピングなどドコモが行っているサービスの他に、有名なお店やサービスでカードやiDで支払いをするとdポイントがさらにたまります。

主要なdカード特約店は下表の通りです。

特約店還元率(ポイントの付き方)店舗名・サービス名
7%(100円で+6ポイント)Starbucks eGift
5%(100円で+4ポイント)日経ビジネス(定期購読料金の支払い)
4%(100円で+3ポイント)オリックスレンタカー、サカイ引越センター、スターバックス カード、ドトール バリューカード
3%(100円で+2ポイント)ビッグエコー※、マツモトキヨシ
2%(100円で+1ポイント)紀伊國屋書店※、JAL、ショップジャパン、タワーレコード※、東京無線タクシー、ドコモオンラインショップ、洋服の青山※
1.5%(200円で+1ポイント)丸善ジュンク堂書店、髙島屋(2024年2月29日で終了)

※iDでの支払いのみ対応

対象となるお店やサービスが非常に多いので、普段の生活でもポイントをためやすいでしょう。

状況6. 還元率1.5%〜10.5%:dカード ポイントUPモール経由でのネットショッピング

dカードポイントUPモールを経由するだけでAmazonなどネットショッピング時に1.5~10.5倍ポイントがたまり、還元率が1.5~10.5%になります(カード利用の1%も含んでいます)

dカードポイントUPモール

出典:dカードポイントUPモール

dカードポイントUPモールには有名で多くの人が利用するショップが登録されているため、得をしやすいです。

代表的なショップ・サービスは次の通りです。

還元率ショップ・サービス名
1.5%Apple、Amazon、一休.com、エクスペディア(航空券)、Yahoo!ショッピング、楽天市場など
2%【ANAトラベラーズ】、一休.comレストラン、伊勢丹・三越オンラインストア、ハンズ ネットストアなど
2.5%じゃらんnet、JTB【国内・海外ツアー】、ビックカメラ.comなど
3%ドミノ・ピザ、富士通 WEB MARTなど
4%ピザハットオンライン、ワコールウェブストアなど
4.5%エクスペディア(ホテル)、Booking.comなど
5%Amazon「ファッション」、洋服の青山オンラインストアなど
7.5%日比谷花壇
10.5%ダイレクトテレショップなど

他にあるポイントサイトとの違いは期間限定のクーポンがあったり、人気ショップの注目のSALE情報を毎日掲載されているため、よりお得な条件で買い物ができることです。

状況7. 還元率5%相当:ノジマでの利用

『dカード GOLD』で支払いをすると、ノジマでは最大5%相当の還元率になります。

ただし、条件や注意点がそれぞれ異なるため、もう少し詳しくご説明します。

ノジマのロゴ

次の内訳で最大5%相当の還元率となります。

  • 特典①『dカード GOLD』での支払いで3%OFF
  • 特典②『dカード GOLD』での支払いで1%ポイント還元(カード利用分)
  • 特典③『dカード GOLD』の提示で1%ポイント還元(dポイント加盟店)

注意点として特典①は現金併用での支払いは対象外となり、『dカード GOLD』での支払い時に税込価格から3%割引されます。

特典②も現金併用での支払いは対象外となり、3%割引後の金額100円(税込)につき1ポイントがつきます。

特典③はノジマモバイル会員でなければ対象外となり、3%割引後の金額100円(税込)につき1ポイントがつきます。

また、ノジマオンラインおよび一部店舗(ノジマモバイルイオン戸塚、ノジマモバイルイオン柏)は対象外ですが、ほぼ5%の還元をきちんと受けられます。

3. まとめ

dカード GOLD』の還元率についてご紹介しました。

『dカード GOLD』の還元率は主に7つの状況によって変わります。

  1. 還元率1%:通常のカードの利用
  2. 還元率10%:ドコモのケータイ/ドコモ光の利用金額
  3. 還元率+約1%相当:相当前年カード利用額累計100万円特典
  4. 還元率+約2%相当:相当前年カード利用額累計200万円特典※買物累計額判定期間 2023年12月16日から廃止
  5. 還元率1.5%〜5%:dカード特約店での利用
  6. 還元率1.5%〜10.5%:dカード ポイントUPモール経由でのネットショッピング
  7. 還元率5%相当:ノジマでの利用

2番目以外は、ドコモユーザー以外の方でも『dカード GOLD』で支払いをすると対象となるため、高還元率ゴールドカードとして活用できる事がご理解頂けたかと思います。

事実、もう既に1,000万以上の方が会員となってたくさんの還元を受けて日常生活をよりお得に過ごしています。

もしまだ利用していない方は、すぐに申し込みをして今よりも多くの還元を受け取ってください。

『dカード GOLD』公式ページ:

https://dcard.docomo.ne.jp/std/campaigns/

ドコモショップでも勧められると思いますが、ネットから申し込みをした方が入会キャンペーン特典が良い(時期によって1万〜1.5万円相当のプレゼント)ので、上記公式ページで最新の特典情報を確認しましょう。

【参考情報】

還元率以外の『dカード GOLD』についてより詳しい情報を知りたい方は「世界一わかりやすい『dカード GOLD』解説」の記事も参照してください。

ドコモの利用料金とカード年会費以上に得をするために必要なドコモの利用料金についての説明や、メリットなどを分かりやすくご紹介しています。

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