「在宅での副業を始めたいけど、データ入力はおすすめだろうか?」と悩んでいませんか。
結論から申し上げると、下記のいずれかに当てはまるならデータ入力はあなたにおすすめな副業になります。
- 隙間時間など好きなタイミングで仕事をしたい
- 未経験・無資格でもとにかく働きたい
- 文字や数字を入力するのが好き・楽しく感じる
- 他人とあまり関わらないで仕事をしたい
気軽に始めやすい副業の1つですが、場合によっては初期投資が必要になる事もあるため、あなたの環境を確認しましょう。
この記事では、在宅でできる副業の1つとしてデータ入力はおすすめかどうかを以下の流れでご紹介します。
既にご存知の方も多いでしょうが、1章ではメリット・デメリットの他にデータ入力とはどのような仕事内容なのかと、おおまかな相場についても解説します。
それだけでなく、データ入力の仕事を安全に効率良く探すのに便利なクラウドソーシングサイトを3つおすすめとしてご紹介します。
1. 副業としてデータ入力を在宅で行う3つのメリット・デメリット
この章では副業としてデータ入力を在宅で行う3つのメリット・デメリットについて解説します。
また、参考情報としてデータ入力とはどのような仕事内容なのかと、おおまかな相場もご紹介します。
副業としてデータ入力を在宅で行う3つのメリット
副業としてデータ入力を在宅で行う主なメリットは次の3つです。
- 在宅で働けて時間や場所の融通が効く
- 未経験でもできる
- 面倒な人間関係がほとんどない
メリット1. 在宅で働けて時間や場所の融通が効く
在宅など場所や時間を選ばず、ネット環境とノートPCなど入力端末と指定のオフィスソフトがあれば働けるのが1番のメリットと言えます。
まとまった時間を拘束されて働くのが難しい人もいるため、隙間時間を活用してどこでもいつでも仕事ができるのは嬉しいです。
カフェや図書館など外出先でもできますが、ノートPC本体などが盗まれないよう厳重に注意しましょう。依頼者からの仕事に関する情報の流出は場合によっては損害賠償などの対象になる可能性があるためです。
メリット2. 未経験でもできる
必要な物が揃っていれば、未経験でも始められるのも利点です。
もちろん、タイピングに関する資格やMOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)などを持っていればあなたの能力をアピールできますが、持っていないからと言って仕事ができないこともありません。
依頼者の要望通りの仕事を指定の納期よりも早く誠実にこなし、報告・連絡・相談をキッチリ行える方が重要です。
メリット3. 面倒な人間関係がほとんどない
原則、仕事の依頼主と業務に関するやりとりをメールや電話などで行うだけなので、面倒な人間関係に悩まされる心配がほとんどありません。
仕事の依頼主に関しても、後述するクラウドソーシングサイトなどを活用することで相互に評価できるため、不当・不誠実な扱いやパワハラ・セクハラなどを受けても黙って泣き寝入りすることはほぼありません。
仕事を受ける段階でメールなど証拠が残るやりとりで、最初の要求・報酬と違ったことを追加で求められないかどうかなどをそれとなく確認しましょう。
依頼者の評価がほとんどなかったり、不自然に高い報酬など、怪しそうな仕事は思い切って断ってしまうのも、ストレスなく働く秘訣です。
副業としてデータ入力を在宅で行う3つのデメリット
副業としてデータ入力を在宅で行う主なデメリットは次の3つです。
- 報酬や収入が低め
- 自己管理が必要
- 初期投資が必要になることがある
デメリット1. 報酬や収入が低め
1件数円など報酬や収入が低めになりやすい傾向があります。
同種の案件を繰り返し行い慣れてきたり、そもそものタイピング速度が上がれば作業効率が良くなり、時給を高められます。
しかし、専門知識を必要とするような案件や、依頼者から信頼を得て報酬や短時間の案件などをもらえない限り、お金をたくさん稼ぐのは難しいでしょう。
デメリット2. 自己管理が必要
データ入力に限らず、在宅で行う副業では他人の目がない分、ついつい自分の弱さに甘えがちになります。
できるだけ集中して、早めに仕事を完了して報告するのが最も望ましいですが、スキマ時間に少しずつ進めようと考えていると思ったよりも進まなかったり、急用や急病など思わぬアクシデントで納期に間に合わなくなる可能性もあります。
入力ミスなどでやり直しを求められる可能性もあるため、複数の仕事を引き受けすぎず、1件1件を早く確実にこなした方が良いでしょう。
デメリット3. 初期投資が必要になることがある
データ入力に必要な物品が全て揃っているのでしたら、お金を使わずすぐに始められますが、場合によってはいくつか買う物があります。
パソコン
データ入力など仕事で使うのなら、Windowsのノートパソコンが望ましいです。
理由としては次のようなメリットがあるからです。
- 5万円前後でも買える
- 最初からMicrosoft Office(Word・Excelなど)付きを選べばPCソフト代を節約できる
- 家の中だけでなく、カフェ・ファミレスなど外へも持ち運んで仕事ができる
- 仕事発注者と環境のズレが少ない
- 停電時でもバッテリーがあるためデータ保護までの時間を稼ぎやすい
MacbookやiPadがある方は、Microsoft 365を入れてMagic Keyboardを使って作業できなくはないです。
しかし、ソフトやキーボードを購入しなくてはならず、ソフトの更新頻度やパソコンのOSの違いなどを考えると、ある程度パソコンに詳しい方以外はおすすめしません。
ただ、最近は入力先がスプレッドシートを指定される事も増え、Googleのアカウントさえあれば仕事ができるため、始めの内はそうした案件からやってみて長く続けられそうならソフトなどの購入を考えましょう。
作業用の机・椅子
また、家具の一部ですが机や椅子なども必要です。最初は現在使っているテーブルなどで十分でしょう。
ただ、椅子・クッションなどは、体の負担を減らしてくれる物を選んだ方が長い時間作業してても疲れにくくなり、作業効率が上がります。
購入時は会計上副業に使うための経費にできますし、データ入力を一時休止、または辞めても普段使いの家具として使えるので、何回か引き受けて仕事を続けられそうなら早い段階で「初期投資」してしまう方が結果として生活の質全般を高められます。
PCモニター
作業効率を考えると、最低でも1つ以上はPCモニターが欲しいです。
ノートパソコンではモニターのサイズが小さいため、元データと入力する画面を分けて表示すると狭い画面しか見えず、やりにくさを感じるからです。
あなたの部屋の広さや他の家具などとのスペースによりますが、できるだけ大きい方が文字や数字・画像が見やすくなり、作業しやすいです。
ネット環境
通常のデータ入力であれば、スマホで使っているSIMのテザリングで必要なメールやデータを送受信する時だけネットに接続すれば十分データ量が足りると思います。
しかし、大容量の写真・画像・映像が送られたり、見ながらの作業だとギガ(データ量)が足りなくなる可能性があります。
仕事を受ける段階で依頼先に確認をして、自宅に光回線やWiMAXなどの大容量のデータ通信ができる環境がないのであれば避けるか、追加でデータ量を購入しても割に合うかどうかの判断をしてから引き受けましょう。
プリンターは不要!
プリンターの購入をすすめる記事が多いですが、本体代はもちろん電気代・紙代・インク代などのランニングコストまで考えると、かなり定期的に使う人でなければ経費の回収すら難しいでしょう。
個人的には、セブン-イレブンのマルチコピー機をnanacoで支払った方が安上がりで済むと判断します(印刷後は必ず領収書を発行して、【経費】として処理してください)
家の近所にコンビニがなかったり、年賀状の印刷など仕事以外でもたくさん使うなら、仕方がないので購入しましょう。
【参考情報】データ入力の仕事内容について
仕事の依頼主が指定する文字や数字などのデータを、WordやExcelなどのソフトを使って入力する仕事です。
デメリット3でも書きましたが、入力先がスプレッドシートなどソフトを使わなくても良い依頼もあります。
基本的には単純作業が多いですが、映像や録音内容を文字起こしさせる内容やネットショップの出品作業の一部やリサーチした内容を入力させるなど、データ入力のカテゴリを超えているような案件もあるため、注意して選びましょう。
データ入力の報酬相場
大きく分けて次の2つになります。
- 歩合制:1件数円〜。指定された場所に文字や数字を入れたら完了。住所や電話番号などの入力。
- 固定制:1件1,000円〜1万円。指定された分量を時間内に完結させる。リサーチや画像加工などが混じることも。
多くの人がイメージする「データ入力」は歩合制の仕事に多いイメージです。
一見すると固定制の方がたくさんお金をもらえそうなので飛びつきたくなりますが、思った以上に時間がかかってしまい結果として時給が500円未満になってしまう事もあります。
タイピング速度が速くて、専門の知識を持っていても「仕事」して行うデータ入力は想像と異なる事が多いです。短期間にガッツリ稼ぎたい方は別の副業をおすすめします。
何度か案件をこなして仕事の流れなどが分かるようになり、タイピング速度も上がるにつれて時給を1,000円、1,500円、2,000円……と高められるでしょう。
2. データ入力の仕事探しにおすすめなクラウドソーシングサイト3選+1
準備や環境が整っても、データ入力の仕事を探さないと副業として収入が得られません。
一部の求人サイトにもデータ入力の募集はありますが、実際に問い合わせをしないと仕事の詳細が分からない事が多く、その分の時間が無駄になりがちです。
データ入力の仕事を探すのであれば、企業などがオンライン上で不特定多数の方に業務を発注するクラウドソーシングサイトの活用をおすすめします。
クラウドソーシングとは、クラウド:crowd(群衆)とソーシング:sourcing(調達)を組み合わせた造語です。
さまざまな内容の業務を不特定多数の人(クラウド)に委託して労働力を調達(ソーシング)する仕組みを指します。
仕事を依頼したい個人事業主や企業などと、働きたい労働者を簡単に結びつける場所を提供しているのがクラウドソーシングサイトです。
どんな内容のデータ入力を行うのか、概要に詳しく書かれていたり収入などの条件が分かりやすく、依頼主を評価する仕組みもあるため、求人サイトよりも安全に仕事を選びやすいという利点もあります。
クラウドソーシングサイトはいくつかありますが、私が実際にデータ入力の仕事を探してみて件数が多く、信頼できるサービスを3つご紹介します。
- 「クラウドワークス」
- 「ランサーズ」
- 「ママワークス」
また、間接的にデータ入力の仕事を探すのに役立つ「coconala(ココナラ)」も合わせてご案内します。
クラウドワークス
「クラウドワークス」は日本最大級のクラウドソーシングサイトです。
上場企業をはじめ10万社がデータ入力など246種類の仕事を依頼しているため、あなたの条件に合うデータ入力の仕事が見つかりやすいでしょう。
筆者が調べた時はデータ入力の仕事が563件と、最も多かったので1番最初に登録しておきたいサイトです。
「クラウドワークス」公式サイト:
ランサーズ
「ランサーズ」は日本で初めてクラウドソーシングサービスを開始した国内最大級のクラウドソーシングサイトです。
40万社以上がデータ入力など350種類以上の仕事を依頼しているため、データ入力以外の仕事も見つかりやすいです。
筆者が調べた時はデータ入力の仕事が172件だったので、登録して定期的に仕事を探したいサイトです。
「ランサーズ」公式サイト:
ママワークス
「ママワークス」は主婦が働きやすい会社が揃う、主婦のための求人応援サイトです。
クラウドワークスやランサーズと異なり、クラウドソーシングサービスに特化はしていませんが、女性の方は登録しておくとデータ入力以外の仕事を紹介されるかもしれません。
筆者が調べた時はデータ入力の仕事が51件でしたので、登録して定期的に仕事を確認しましょう。
「ママワークス」公式サイト:
coconala(ココナラ):名刺&履歴書代わりに
「coconala(ココナラ)」はあなたの特技やスキルを500円から販売できるサイトです。ただし、普通にデータ入力ができますとアピールしても競合がとても多いため、そのままでは仕事を得るのは難しいです。
TwitterやInstagramなどSNSなどのプロフィールにリンクを貼り、関連しそうな投稿にリプやいいねなどを行うなど、仕事を取るためにWEB上の名刺代わりにしましょう。
守秘義務に違反しない範囲で過去にどのような案件をどのくらいの時間でこなしたなど、仕事の経過・結果をココナラのプロフィールやSNSなど投稿しておくと、依頼する側も履歴書代わりにあなたの能力や人柄を判断しやすいです。
実名OKの人はFacebookなどにもリンクを貼っておけば、誰かが見た時に紹介してくれたり、仕事をくれるかもしれません。
「coconala」公式サイト:
3. まとめ
在宅での副業にデータ入力はおすすめかどうかについてご紹介しました。
下記のいずれかに当てはまるなら、データ入力はあなたにおすすめな副業になります。
- 隙間時間など好きなタイミングで仕事をしたい
- 未経験・無資格でもとにかく働きたい
- 文字や数字を入力するのが好き・楽しく感じる
- 他人とあまり関わらないで仕事をしたい
気軽に始めやすい副業の1つですが、場合によっては初期投資が必要になる事もあるため、あなたの環境を確認しましょう。
副業としてデータ入力を在宅で行う主なメリットは次の3つです。
- 在宅で働けて時間や場所の融通が効く
- 未経験でもできる
- 面倒な人間関係がほとんどない
副業としてデータ入力を在宅で行う主なデメリットは次の3つです。
- 報酬や収入が低め
- 自己管理が必要
- 初期投資が必要になることがある
データ入力の仕事探しにおすすめなクラウドソーシングサイトは下記の3つです。
「クラウドワークス」
「ランサーズ」
「ママワークス」
また、間接的にデータ入力の仕事を探すのに役立つので、「coconala(ココナラ)」に登録しておきましょう。
この記事の内容が、あなたが在宅でデータ入力を副業とするのに役立てば幸いです。