クレジットカードのランクについて詳しく知りたいと思っていませんか。
昔と違ってカードの色とランクが一致しない事が多いので、知らないと他人の社会的信用の高さを見誤ったり、あなたの生活に合わないカードを使い続けて不便な状態が続くなどのデメリットがあります。
この記事では大手カード会社に3社勤務した私がその経験を生かして、クレジットカードのランクついて13段階に分けて一覧表にまとめ、ランクごとに解説と代表カードの紹介をします。
- SSSランク(世界最高峰のブラックカード)
- SSランク (最上級のブラックカード)
- Sランク(経営者や医者などの高所得な方でないと難しい)
- AAAランク(サラリーマンの最高峰レベルのカード)
- AAランク(作るのが難しい)
- Aランク(ランクの高さの割に作りやすいカード)
- BBBランク(作るのはやや難しい)
- BBランク (作るのはそこまで難しくない)
- Bランク(安定した継続収入があれば作れる)
- Cランク(きちんとした収入があれば作れる)
- Dランク(過去に返済の遅滞などをしていなければ作れる)
- Eランク(非常に作りやすい)
- ※特殊(他のカードと審査基準が異なる)
この記事を読むことで、主要なクレジットカードのランクが一目でわかり、あなたに合ったランクのクレジットカードが必ず見つかります。
さらに、ランクが高い割に審査難易度の低いクレジットカードも分かります。
一目でわかるクレジットカードランク一覧表
この章では一目でわかるクレジットカードのランクの一覧表を載せます。
基本的にクレジットカードのランクは以下の通りです。
「ブラックカード」>「プラチナカード」>「準プラチナカード」>「ゴールドカード」>「ヤングゴールド」>「一般カード」
しかし、中には『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』のようにランクの壁を乗り越えるカードがあり、おすすめです。
一般的にカードのランク、ステータス、審査の難易度、年会費は比例します。
以下がクレジットカードのランク一覧表になります。
カードのランク | カードの種類 | 代表カード | 年会費(税込) | 審査難易度 |
SSS | ブラックカード | 『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』 | 550,000円 | 至難 |
『ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカード』 | 550,000円 | 超難 | ||
『Mastercard Black Diamond』 | 660,000円 | |||
SS | 『セゾンダイヤモンド・アメリカン・エキスプレス・カード』 | 242,000円 | 難 | |
『Mastercard Gold Card』 | 220,000円 | |||
『ダイナースクラブ プレミアムカード』 | 143,000円 | |||
S | 『JCB ザ・クラス』 | 55,000円 | ||
プラチナカード ※大丸松坂屋はゴールドカード | 『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』 | 143,000円 | 難 | |
『ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』 | 165,000円 | |||
『Mastercard Black Card』 | 110,000円 | |||
『大丸松坂屋お得意様ゴールドカード』(外商カード) | 11,000円 | |||
AAA |
| 27,500円〜 | ||
AA | 準プラチナカード | 『ダイナースクラブカード』 | 24,200円〜 | 難 |
格安プラチナカード | 20,000円〜 | やや難 | ||
A | 上級ゴールドカード | 16,500円〜 | やや難(AMEXは普) | |
BBB | ゴールドカード | 11,000円 | やや難 | |
ゴールドカード級 | 『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』 | 月会費1,100円 | 普 | |
BB | ヤングゴールド | 『JCB GOLD EXTAGE』 | 3,300円〜 | 少し難 |
格安ゴールドカード | 2,095円〜 | 普 | ||
B | 一般カード(国際ブランド系) | 無料〜1,375円 | 普 | |
C | 一般カード(銀行系) | 無料〜1,375円 | 普 | |
D | 一般カード(信販系) | 無料〜1,100円ほど | 易 | |
E | 一般カード(流通系) | 無料〜3,300円ほど | 易 | |
※特殊 | 一般カード | 『Nexus Card』 | 1,375円※別途発行費用550円も必要 | 超易 |
ステータス重視の方はAランク以上のクレジットカードを選びましょう。
とにかくクレジットカードの審査に通りたい方はDランク以下のカードを選びましょう。
SSSランク. 世界最高峰のブラックカード
SSSランクには『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』『ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカード』『Mastercard Black Diamond』が当てはまります。
センチュリオンは世界最高級のブラックカードと言われていて、一般人にはまず作るのは不可能です。日本でも推定8,000人しか持っていません。
年会費は550,000円(税込)で入会金に550,000円(税込)かかります。クレジットカードにこれだけのお金を払える生活水準の方が持つのにふさわしいサービスが揃っています。
代表ブラックカード:『アメリカン・エキスプレス・センチュリオンカード』
『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』は世界で初めて作られたブラックカードでどんな希望も叶えられるクレジットカードだと言われています。
また、完全に招待制となっており招待の基準も明確にはされていません。『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』を年間1億円未満の利用で招待が来た方もいれば、1億円以上利用しても来なかった方もいるようです。
単純な利用額だけでなく、カード保有者の職業やカードの利用用途も確認された上で、決められた保有者数に空きができないと手に入れられないようです。
SSランク. 最上級のブラックカード
SSランクのカードもブラックカードで一般人には作ることすら難しく、ランクもかなり高いクレジットカードになっています。
このランクのカードには『Mastercard Gold Card』『三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード<プレミア>』などのカードが当てはまります。
代表ブラックカード:『Mastercard Gold Card』
『Mastercard Gold Card』は2016年11月から募集開始したブラックカードの1つです。
年会費は220,000円(税込)でMastercardの最上位ランク「World Elite(ワールド エリート)」が付き、表面に24金がコーティングされ、裏面にカーボン素材が使われている金属製のカードで24時間年中無休で国内・海外で利用できるグローバルコンシェルジュなどが利用できます。
以前の入会方法は原則インビテーション(招待)のみでしたが、2021年11月17日以降公式ページより直接申し込みができるようになっています。
『Mastercard Gold Card』公式ページ:
『Mastercard Titanium Card』や『Mastercard Black Card』をたくさん利用して招待を待ったり、SBISBI新生銀行で大きな金額の取引をして案内を待つのもありです。
Sランク. 経営者や医者などの高所得な方でないと難しい
Sランクのクレジットカードは非常にランクの高いカードとして有名です。年収が高めの経営者や医者、上場企業の役職者の方以外は作るのが困難です。
このランクのカードには『JCB ザ・クラス』『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』『Mastercard Black Card』などのクレジットカードが当てはまります。
代表プラチナカード:『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』
『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』はアメリカンエキスプレスが発行するプラチナカードです。
年会費が143,000円(税込)と非常に高いですが、他社のプラチナカードに比べて、特に下記のような点が優れているので、利用する項目が多ければ多いほど年会費以上にメリットが得られます。
以前の取得方法は原則インビテーション(招待)のみでしたが、2019年4月5日以降公式ページより直接申し込みができるようになっています。
『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』公式ページ:
https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/platinum-card/
【期間限定?】『大丸松坂屋お得意様ゴールドカード』
『大丸松坂屋ゴールドカード』の上には『大丸松坂屋お得意様ゴールドカード』と呼ばれる上得意様用の大丸松坂屋ゴールドカード外商カードが存在します。
通常入会方法は大丸松坂屋でたくさん買い物をして招待を受けるなど条件を満たさなければ申し込みできませんが、おそらく期間限定で当サイトから直接申し込みができます。
日本でも有数な百貨店の外商カードで以下のような「特別」を受けられます。
- コンシェルジュサービス|店頭でのアテンドサービスなど
- プレミアムサイト「コネスリーニュ」|チャットでの相談や入手の難しい高級ワインやウィスキーなどの抽選販売
- お得意様限定イベント|ラグジュアリーブランド/ホテルでのお買い物イベント
- 店舗サービス|全国の大丸・松坂屋お得意様サロンの利用、駐車場無料
- ご優待サービス|最大10%ご優待やポイントアップデー
名称はゴールドカードですが、通常の審査難易度は上級プラチナカードからブラックカードの間くらいですので、リンクがあり直接申し込みができる間にこの機会を逃さないようにしましょう。
『大丸松坂屋お得意様ゴールドカード』公式ページ:
AAAランク. サラリーマンの最高峰レベルのカード
AAAランクのクレジットカードは、一般的なサラリーマンでもカードを使い続けることで作ることが可能です。
Sランク以上は経営者などハイステータスの方以外は作りにくいので、普通のサラリーマンの方が目指せる最高ランクはここが一つの目安です。
このランクのカードには『JCBプラチナ』『Mastercard Titanium Card』などのクレジットカードが当てはまります。
代表プラチナカード:『JCBプラチナ』
『JCBプラチナ』は最もおすすめなプラチナカードで国内発行で最高峰の招待なしで申し込める年会費27,500円(税込)のプラチナカードです。
コンシェルジュサービス、プライオリティ・パス、一部高級レストラン2名以上予約時1名分無料など多くのサービスが付帯しています。
2017年10月に発行された比較的新しいカードですが年会費・サービスともに非常に魅力的な一枚です。
『JCBプラチナ』公式ページ:
代表プラチナカード:『Mastercard Titanium Card』
『Mastercard Titanium Card』はMastercardの最上位クラスの「WORLD ELITE」が付くラグジュアリーカードという名称の富裕層向けクレジットカードで、招待なしで申し込むことができます。
同価格帯のプラチナカードと比べて、次のような特典がとても優れています。
- コンシェルジュサービス:メールでの回答が可能など非常に評判の良い対応
- 還元率1%:納税(手数料0.836%)でもポイントが同じ還元率で付くなど得をしやすい
- 事前入金サービス:事前に振込むことで最大9,999万円のカードショッピングが可能
特にコンシェルジュサービスに関しては、業界でも質が高いと言われているアメックス・JCB・セゾンと比較しても最も良いと答える利用者が多いほど優れています。
電話で問い合わせ時にカード番号を確認されない・問い合わせ内容をメールで返信してくれるなどの使い勝手の良さを満たすのは、現在『Mastercard Titanium Card』などのラグジュアリーカードしかありません※2022年1月以降より初回の問い合わせもメールで24時間365日受付してくれます
上級カードには『Mastercard Black Card』や『Mastercard Gold Card』がありますが、年会費が高いのでリーズナブルに最上級のコンシェルジュサービスを使いたい方におすすめです。
『Mastercard Titanium Card』公式ページ:
AAランク. 作るのが難しい
AAランクのクレジットカードは作るのが難しい傾向にあります。年収が500万円以上は必要な事が多いです。
このランクに位置するカードは準プラチナカード以上のランクのクレジットカードで、『ダイナースクラブカード』『三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード』があります。
代表準プラチナカード:『ダイナースクラブカード』
『ダイナースクラブカード』は上級ゴールドカードや準プラチナカードと見なされることが多い富裕層に利用している人が多いクレジットカードです(ここでは準プラチナカード扱いとします)
以前に比べて審査基準が下がっていますが、それでも原則年齢27歳以上で年収500万円以上でなければ審査に通る確率が低く、やや作りにくいカードです。
ただ、食に関する特典が非常に豪華であり、圧倒的なステータスを持つ『ダイナースクラブ プレミアムカード』を持ちたい方は是非持っておきたい一枚です。
『ダイナースクラブカード』公式ページ:
代表格安プラチナカード:『三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード』
『三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード』はプラチナカードの中でかなりお得なカードと言えます。申し込みは20歳以上からになり限度額も50〜500万円利用可能です。
年会費が22,000円(税込)であるにもかかわらず、レストラン、空港、ホテルの利用がお得になるプラチナカード特典がほぼ利用可能です。また、旅行保険に航空便遅延保険が国際線と国内線の両方で付帯しています。
カードの審査はクレジットヒストリーにもよりますが、年収500万円以上ある事が望ましいです。
『三菱UFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード』公式ページ:
Aランク.ランクの高さの割に作りやすいカード
Aランクのクレジットカードはランクが高い割に一般会社員でも所有できたり、上級ゴールドカードなのに作りやすかったりとお得なカードが多いです。
ゴールドカードでもランクが高いと判断されやすい『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』と、上級ゴールドカードだけれども比較的作りやすい『JCBゴールド ザ・プレミア』が特におすすめです。
代表上級ゴールドカード:『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』
『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』は年会費が31,900円(税込)かかりますが、年会費以上の特典やサービスを利用できるゴールドカードです。
国内外約250店のレストランにて、所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分のコース料理代(最高約25,000円)が無料となる「ゴールド・ダイニング by 招待日和」を利用できます。
これ以外にも次のような特典があります。
- 飛行機の遅れや海外旅行・コンサートなどのキャンセルに対する保険が付く
- 世界1,300か所以上の空港ラウンジを年2回無料で使える
その他にも旅行を割引料金で予約できるなどここでは紹介しきれないほど特典が非常に豊富にあり、特に海外へ出張や旅行に行く回数が多ければ年会費の高さは気にならないでしょう。
また、年収が300万円以上なら一般会社員の方でも所有できたという声をよく聞くので、ランクの高さを気軽にアピールしやすいカードです。
『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』公式ページ:
代表上級ゴールドカード:『JCBゴールド ザ・プレミア』
『JCBゴールド ザ・プレミア』は『JCBゴールド ザ・プレミア』のサービス年会費が5,500円(税込)と『JCBゴールド』のカード年会費が11,000円(税込)がかかります。
世界約130の国や地域、約500の都市で1,300か所以上の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パスを利用できたり、レストランやホテルで特別な割引が受けられるなどプラチナカードに近いサービスが受けられます。
『JCBゴールド ザ・プレミア』の招待を受けるためには『JCBゴールド』を作って、2年連続で年間100万円以上カードを利用しましょう。
『JCBゴールド』公式ページ:
BBBランク. 作るのはやや難しい
BBBランクのクレジットカードは作るのがやや難しいですが、正社員で安定した継続収入があれば作れる人が多いです。
このランクのカードには『JCBゴールド』などの代表的なゴールドカードや、一般カードでもステータスがゴールドカード級の『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』が位置します。
『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』は周囲からステータスが非常に高いと思われやすいのに、現在は一般会社員でも所有者が増えているので他人の目を気にされる方には非常におすすめです。
代表ゴールドカード:『JCBゴールド』
『JCBゴールド』はステータスが高く、誰に見られても恥ずかしくないゴールドカードです。また、ワンランク上の『JCBゴールド ザ・プレミア』やそのさらに上の『JCB ザ・クラス』を目指すこともできます。
初年度の年会費は無料で、翌年以降は11,000円(税込)かかります(スマリボで5,000円(税込)キャッシュバック可能)。主な特典としては国内の主要空港内に加え、ハワイの空港ラウンジを無料で利用できます。
また、ショッピング保険も年間最高500万円までの補償、海外旅行保険も最大1億円付帯し、国内・海外航空機遅延保険も付くなど保険が非常に手厚い1枚です。
『JCBゴールド』公式ページ:
代表ゴールドカード級カード:『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』
『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』はアメックスが直接発行している一般カードです。
月会費が1,100円(税込)かかりますが、他社のゴールドカード並の下記のような特典やサービスを利用できます。
- 年3万円までのスマートフォン保険
- 空港のカードラウンジを無料で使える|1人1,000円前後の利用料金が必要な国内28空港のカードラウンジを無料にできる
- 世界1,300か所以上の空港ラウンジ利用サービス年会費が無料|通常99米ドルが必要
また、普段の生活でもコンビニやガソリンスタンドでキャッシュバックなどのキャンペーンがたくさん行われているので、上手に使いこなせれば年会費以上に得をしやすいカードです。
『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』公式ページ:
BBランク. 作るのはそこまで難しくない
BBランクには作るのはそこまで難しくないものの、ステータスはしっかりしたクレジットカードが当てはまります。
このランクのカードには20代向けのゴールドカード、『JCB GOLD EXTAGE』や、年会費の安いゴールドカードである『Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD』などが当てはまります。
カードの性能はゴールドカードとほぼ変わらないので20代の方でゴールドカードに興味がある方におすすめです。
代表ヤングゴールドカード:『JCB GOLD EXTAGE』
『JCB GOLD EXTAGE』は5つあるクレジットカードの国際ブランドでただ1つ日本ブランドが直接発行しているヤングゴールドカードです。
新社会人に対しては比較的審査が易しく、優待や特典はポイントボーナスに特化しているため、比較的ポイントがたまりやすいヤングゴールドカードです。
ただ、5年間しか持てず初回更新時に審査のうえ自動的に『JCBゴールド』へ切り替えとなってしまうことや、途中で解約をすると2,200円(税込)の手数料が発生するので注意が必要です。
『JCB GOLD EXTAGE』公式ページ:
代表格安ゴールドカード:『Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD』
『Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD』はオリコカードから出されている年会費が税込で2,000円を切る格安ゴールドカードです。
TOKIOの長瀬智也さんがTVCMで紹介しているのを見て知った人も多いこのカードは、ゴールドカードでありながら券面が黒色と非常に珍しいです。
格安ゴールドカードながらポイント還元率を重視していて通常の利用で1%と高いですが、さらに下記の4つの特典があるので還元率が高くなりやすいです。
- 入会後6カ月間はポイント還元率が2%にアップ
- オリコモールの利用で1%のポイント加算
- 電子マネー「iD」「QUICPay」の利用で0.5%のポイント加算
- ショッピングリボ払いの利用でポイント0.5%加算
電子マネーとネットショッピングの利用が多い人は、常時1.5%以上の還元率になりポイントが非常にたまりやすい1枚です。
『Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD』公式ページ:
Bランク. 安定した継続収入があれば作れる
Bランクには一般カード(国際ブランド系)が当てはまり、代表的なクレジットカードは『JCB CARD W』『JCB CARD W plusL』『JCB一般カード』などです。
国際ブランドが発行するプロパーカード(自社で発行するカード)なので一般カードの中でも若干、敷居が高くなります。
しかし、安定した継続収入があれば断られることがあまりありません。
代表一般カード:『JCB CARD W』『JCB CARD W plusL』
『JCB CARD W』『JCB CARD W plusL』は新規カード申し込みだと審査が厳しい傾向にあるJCBのプロパーカードを比較的簡単に作れる事がメリットです。
また、JCBオリジナルシリーズ優待店に指定されている下記のような店舗では最高5.5%のポイントが還元されます。
- スターバックス:5.5%(基本1%+優待店ボーナス4.5%)
- セブン-イレブン:2%(基本1%+優待店ボーナス1%)
- Amazon:2%(基本1%+優待店ボーナス1%)
以上のようにスターバックスやセブン-イレブン、Amazonでの買い物が多い方には特におすすめのクレジットカードです。
※『JCB CARD W plus L』は女性向けサービスが豊富なカードです。
『JCB CARD W』『JCB CARD W plus L』公式ページ:
https://www.jcb.co.jp/promotion/ordercard/w/
40歳以上の方は『JCB一般カード』がおすすめです。
Cランク. きちんとした収入があれば作れる
Cランクには一般カード(銀行系)が当てはまります。銀行や銀行のグループ会社が発行するクレジットカードで、一般カードの中では若干敷居が高くなります。
しかし、安定的な収入があり、過去に返済の遅滞などを起こしていなければ作るのに問題はないです。
代表的なカードとしては『三菱UFJカードスマート』『みずほマイレージクラブカード/THE POINT』『三井住友カード(NL)』などが当てはまります。
代表一般カード:『三井住友カード(NL)』
『三井住友カード(NL)』は2021年2月1日より発行を開始した、Visaのタッチ決済に対応・ナンバーレスカードで安心してキャッシュレス決済を行える年会費無料のクレジットカードです。
基本的なスペックは『三井住友カード』と同じですが、下記の点が優れています。
- 年会費永年無料
- 最短5分発行(対象者など条件あり)
- 最大5%(7月1日以降最大7%)ポイント還元:タッチ決済で対象のコンビニ・飲食店にて支払い時
- 券面にカード番号が書かれていない
コロナ禍で不衛生な現金に代わって安全なキャッシュレス支払いを、より簡単にできるタッチ決済をカードに番号が書かれていないナンバーレスなカードで行えるという時代のニーズを全て満たす最新の1枚です。
『三井住友カード(NL)』公式ページ:
Dランク. 過去に返済の延滞などをしていなければ作れる
Dランクには一般カード(信販系)が当てはまります。
基本的に信販会社は顧客にお金を貸すことで利益を得ています。そのため、基本的には返済能力があり、クレジットカードを使ってくれそうな方にはカードを発行したいと考えています。
そのため、過去に返済の延滞などがなければ審査に落ちる可能性は低いです。
信販系カードには『PayPayカード』『Orico Card THE POINT』『ライフカード』などが挙げられます。
代表一般カード:『PayPayカード』
『PayPayカード』はQRコード決済で最大のシェアを誇るPayPay(Andoridはこちら)を最も有利な条件で使えるクレジットカードで、PayPayのヘビーユーザーは必携の1枚です。
2022年12月時点でGoogle Payには未対応ですが、Apple Payが使えてカード本体でタッチ決済が可能なことに加えて、PayPayにPayPayカードあと払い登録に設定でPayPayポイントが貯まるため、さほどデメリットには感じないでしょう。
自治体などと組んで行われるキャンペーンなどでも、PayPayアプリを介したPayPayカードでの支払い分は対象になるため、お店や品物を選ばず広く特典を受けやすく、Yahoo!ショッピングなどのネットショッピングでもポイントをたくさん得やすいです。
『PayPayカード』公式ページ:
Eランク. 非常に作りやすい
Eランクには一般カード(流通系)が当てはまります。
基本的にこれらのクレジットカードは自社グループ会社でカードを発行し、自社でカードを利用してもらい、カード利用やリボ金利などの手数料で稼ぎたいと考えています。
そのため、フリーターの方や専業主婦など幅広い層の方でも作りやすいです。
代表的なカードには『エポスカード』『イオンカードセレクト』が当てはまります。
代表一般カード:『エポスカード』
『エポスカード』はファッションビルなどの商業施設を展開する丸井のグループ会社であるカード会社が発行する年会費無料のクレジットカードです。
日本で初めて「クレジット」という名称を使用した「クレジット・カード」を発行しているカード業界の老舗で、他社と違った与信ノウハウを利用して審査しているため断られる確率がわずか8%と非常に低いです(他社平均は24%)
会社の理念として「信用はお客さまと共につくるもの」という与信哲学があるため、30代以下の会員が50%を超えていたり、カード会員の70%以上が女性であるなどより多くの人に利用してもらいたいという意志がある事がわかります。
カードの機能としても非常に優れていて、以下のようにマルイでもお得ですが、マルイ以外でもお得な特典があります。
- 年に4回、マルイで10%の優待期間があります。
- 海外旅行保険で疾病治療保険が年会費無料カード最高額の270万円など実用的な内容
- 最短即日での発行が可能(先にネットで申し込んで審査に通ってから受け取りに行った方が無駄足しなくて済みます)
- ファミレス・カラオケ・映画など全国10,000店舗以上で割引やポイント優遇などの特典を受けられます
『エポスカード』公式ページ:
特殊. 他のカードと審査基準が異なる
一般的なランク付けができない特殊には一般カードの『Nexus Card』が当てはまります。
なぜならこのクレジットカードは事前にデポジット(保証金)を預けるため、これまで紹介してきたカードの審査難易度という概念が当てはまらないからです。
そのため、他のカードと違う基準でクレジットカードを作りたいと考えている方におすすめです。
代表カード:『Nexus Card』
『Nexus Card』は事前にデポジット(保証金)を預けるという珍しいタイプのクレジットカードです。
デポジット(保証金)=限度額となるため、いわゆるブラックリストに載っている方でも作れる可能性が高く、公式ページにも以下のように書かれてあります。
出典:Nexus Card
審査に不安のある方におすすめとカード会社の公式ページで書かれてあるのはこの『Nexus Card』くらいしかありません。
ブラックではないが、他社のカードに申し込みをして断られ続けた方でも、まずはこのカードの利用を毎月続ける事で専門の信用機関(CICなど)にクレジットヒストリーが作れて、他のカードの審査に通りやすくなります。
カードとしても普通のMastercardと同じように使えて、ポイントが貯まったりボーナス・分割・リボ払いにも対応しているなど便利な1枚です。
『Nexus Card』公式ページ:
まとめ
クレジットカードのランク一覧表とその解説をしました。
クレジットカードのランクの一覧表は以下のようになっていて、一般的にカードの難易度とステータスは比例します。
あなたのステータスと欲しいランクを考えながらクレジットカードを選ぶことがおすすめです。
カードのランク | カードの種類 | 代表カード | 年会費(税込) | 審査難易度 |
SSS | ブラックカード | 『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』 | 550,000円 | 至難 |
『ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカード』 | 550,000円 | 超難 | ||
『Mastercard Black Diamond』 | 660,000円 | |||
SS | 『セゾンダイヤモンド・アメリカン・エキスプレス・カード』 | 242,000円 | 難 | |
『Mastercard Gold Card』 | 220,000円 | |||
『ダイナースクラブ プレミアムカード』 | 143,000円 | |||
S | 『JCB ザ・クラス』 | 55,000円 | ||
プラチナカード ※大丸松坂屋はゴールドカード | 『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』 | 143,000円 | 難 | |
『ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』 | 165,000円 | |||
『Mastercard Black Card』 | 110,000円 | |||
『大丸松坂屋お得意様ゴールドカード』(外商カード) | 11,000円 | |||
AAA |
| 27,500円〜 | ||
AA | 準プラチナカード | 『ダイナースクラブカード』 | 24,200円〜 | 難 |
格安プラチナカード | 20,000円〜 | やや難 | ||
A | 上級ゴールドカード | 16,500円〜 | やや難(AMEXは普) | |
BBB | ゴールドカード | 11,000円 | やや難 | |
ゴールドカード級 | 『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』 | 月会費1,100円 | 普 | |
BB | ヤングゴールド | 『JCB GOLD EXTAGE』 | 3,300円〜 | 少し難 |
格安ゴールドカード | 2,095円〜 | 普 | ||
B | 一般カード(国際ブランド系) | 無料〜1,375円 | 普 | |
C | 一般カード(銀行系) | 無料〜1,375円 | 普 | |
D | 一般カード(信販系) | 無料〜1,100円ほど | 易 | |
E | 一般カード(流通系) | 無料〜3,300円ほど | 易 | |
※特殊 | 一般カード | 『Nexus Card』 | 1,375円※別途発行費用550円も必要 | 超易 |
あなたに合ったランクのクレジットカードを選んで作る事で、今よりも便利で快適な生活が送れるようになることを願っています。
(※当サイトへの掲載情報は、できる限り正確であるように精査の上細心の注意を払って作成しておりますが、情報を利用・使用するなどの行為に対して生じたあらゆる損害等について一切補償は致しません。極力サービス内容が変わり次第更新をしますが突然変わりすぐに更新できない可能性もあるため、カードご入会の前には必ずご自身でカード発行元の公式サイトで最新の情報をご確認した後にお申し込み下さい)