円安が落ち着いてきたのでそろそろ海外旅行に行きたいけど、現地での支払いに高い手数料を払うのは嫌だなと困っていませんか?
現地通貨の両替所での両替は国内外共に手数料が高い傾向にあり、多額の現金を持ち歩くのは犯罪に巻き込まれやすくなり危険です。
クレジットカードでの支払いも、近年は海外事務手数料が3%を超えることも珍しくなく、金額が確定されるのは買い物時ではなく、決済が処理された時点での為替レートになるため不安定で高くつく場合があります。
実は、15歳から審査不要で使える『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』のようなソニー銀行の発行しているデビットカードだと、最安値に近い手数料で支払いができたり、現地ATMから外貨を引き出せるのでご紹介します。
既にクレジットカードを持ってるからデビットカードには興味がないという方も、この機会にソニー銀行の優れた外貨口座とデビットカードならではの良さを知ってください。
1. 外貨残高が足りなくなっても円残高があれば外貨決済できる「円からアシスト」
ソニー銀行の発行している『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』などのデビットカードならではの優れた特徴の1つがこの「円からアシスト」※です。
※人民元(CNH)、ブラジルレアルは「円からアシスト」の対象外です。
一般的に現地通貨での支払いや引き出しをするには、下記のような手数料が必要です
- 海外事務手数料
- 決済時の為替レート
- 海外ATM手数料
下記で詳しく比較しますが、「これから円高になりそう……」という時は、事前に外貨預金口座を開設していれば、外貨に交換せずに円預金から自動的に外貨に購入、瞬時に支払いした方が支払い金額を少なくできます。
注意)外貨口座を開設していないとあまりお得にならなくなる
外貨預金口座を開設していないと、海外のショッピング利用金額をVisaの指定するレートで円換算した金額に海外取引にかかる事務処理経費として1.79%(税込み)を加算した金額が円普通預金から引き落とされます。
それでもクレジットカードや両替所の手数料に比べると割安ですが、あまりお得にならないため、ソニー銀行に口座開設をしたらすぐに外貨預金口座を開設しておきましょう。
外貨購入は不要で、外貨口座開設は無料、維持手数料も無料です。
旅行先や行く頻度によっては、事前に外貨への交換の準備や余った外貨の処理に頭を悩ませずに済むため、とても便利です。
「円からアシスト」の手数料は決済時の為替レートのみでおトク!
少し前までは海外でクレジットカードの支払いをした時の手数料は1.6%台が各社の平均でした。
しかし、近年大手カード会社も外貨手数料を相次いで値上げしており、3%を超える会社が多くなりました。
- 【改定前】2.00%(税込2.20%)
- 【改定後】3.30%(税込3.63%)
出典:三井住友カード
これはカード会社が取る手数料で、他に後述するVISAやMastercardなど国際ブランド毎に支払いの為替レートが違います。
この為替レートが実質国際ブランドの手数料のような物で、高いブランド(ダイナースなど)では2%に相当する金額になることも珍しくありません。
合計で4%前後の手数料を払う事になり、1米ドル=100円の時では4円近くなります。
ソニー銀行では米ドルの為替コストが15銭〜4銭(0.15円〜0.04円)で最大で1/100の手数料にでき、海外で支払いをする機会がある方にはクレカと比べてかなりお得になります。
<例:米ドルの場合>
『Sony Bank WALLET』 | クレジットカード | |
海外事務手数料 | ー | 1.60%〜4.0% |
国際ブランド為替レートの差 | ー | 約1.60%〜2.5% |
為替コスト | 0.04%〜0.15% | ー |
合計コスト | 0.04%〜0.15% | 約3.20%〜6% |
注)クレジットカードの合計コストは目安です。カード会社・カードの種類・国際ブランドの組み合わせによって数値は変わります。
年に1〜2回しか海外で支払いをしない人でも、上記で述べたようにこれから円高になりそうと思うなら「円からアシスト」機能を使って現地で円預金から支払いをした方が支払い金額を少なくできます。
ただし、上表は支払い(ショッピング)時で海外ATMから現地通貨を引き出す場合は、事務手数料(1.79%税込)や現地ATM手数料(通称オーナーチャージ)がかかるため、注意して使い分けてください。
現地ATM手数料を支払いたくない人は、「旅行先の国・場所 ATM手数料無料」「旅行先の国・場所 オーナーチャージ無料」などで実体験されたブログなどの記事を探したり、X(旧Twitter)やInstagramなどのSNSで調べると現地ATM手数料が無料のATMの情報が見つかることがあります。
日本語での情報が見つからない場合は、英語や旅行先の国の言語(スペイン語・フランス語など)で検索すると見つかりやすいです。最近は翻訳アプリの精度が高いため、そんなに難しくはないです。
ちなみに、ソニー銀行のデビットカードはVisaブランドですので、世界中の「VISA」「PLUS」のマークのある海外ATMで現地通貨を引きだせます。
10種の外貨を海外で直接口座から支払いができたりATMより引き出せる
ソニー銀行の発行している『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』などのデビットカードを海外で使うと、外貨口座に預けている次の10種の外貨を直接使って世界200以上の国と地域のVisa加盟店で支払いができたり、ATMから引き出せます。
銀行の外貨預金でありながら、下記のような購入方法やメリットがありFX(Foreign Exchange=外国為替証拠金取引)に近い取引ができます。
- 口座開設日から翌々月末日までの期間、外貨購入時(対円)の為替コストが無料(0円)
- 通常・指値(自分の希望するレート)・積立の3通りで購入できる
- 為替コスト(FXでいうスプレッド)が比較的低い
2. 今さら聞けない円高のメリットと円高時に現地通貨へ両替しておくとお得に海外旅行に行けるワケ
ニュースなどで「円安」「円高」ってよく聞くけど、正直どういう意味なんだろう?とわからない人もいますよね。
世界にはたくさんの国と通貨があり、相手の国の通貨に対して日本円の価値が安ければ「円安」、日本円の価値が高ければ「円高」と言われます。
ピンとこない方は米ドルなどの通貨の関係をりんごの買い物に例えて考えましょう※細かい手数料や税金の話は抜いています。
アメリカでりんごが1ドルで売られていたとします。
1ドル=160円の時には、日本円で160円を出さないとりんごが買えないため、円の価値が安く(下がる)なるので「円安」と言われます。
ですが、1ドル=100円になると、100円でりんごが買えるようになるため、円の価値が高く(上がる)なるので「円高」と言われます。
上図は過去約30年のドル円チャートです。
過去の数字を参考に、あなたが円高だなと思える時にまとまった金額を米ドルなどよく利用する外貨に交換することで、海外旅行をする時の買い物など利用時にお得になりやすくなります。
先ほどのりんごの例ですと、1ドル=100円の時にドルに交換しておき、1ドル=160円の時にドルを使うと、約4割引(100/160=0.625)で買えることになります。
交換した外貨を使う予定が数ヶ月後〜1年後などの場合、期間に応じて外貨定期預金に預けておくことで、日本円よりも高い金利で利子も受け取れます。
2023年末〜2024年夏頃までインバウンド消費と呼ばれ外国人が日本に来てたくさんお金を使ってくれたのは、外国人にとって自国の通貨に対して日本での価格が3〜4割引と安く感じられたのも一因です。
先に外貨口座を作っても、FXのように指値で購入できるので、円高のレートで外貨を獲得しやすいですし、面倒な方は一定額を積立にすることでドルコスト平均法で平均価格を安くしやすくできます。
タイミング良く円高時に外貨に交換して預けておけば、円安になった時に実際の金額よりも多くの支払いができ、クレジットカードなど他の支払い方法よりもお得にしやすいです。
先に述べたように、クレジットカード支払いは手数料が高くなっていることと、円高の時とあなたが海外旅行をする時期が一致するとは限らないため、円高時に外貨を貯めておけるソニー銀行の外貨口座などのサービスの方が有利になります。
ソニー銀行の口座開設時に、年会費無料で使えるデビットカードは2つ選べますが、それぞれ特長が違うため、最後に選ぶ基準をお伝えします。
3. さいごに
これまで、海外旅行先で外貨決済に便利なソニー銀行の発行しているデビットカードの機能を紹介しました。
これから新しく口座開設をする方は、「Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)」が必要ですが、年会費無料で使えるのは次の2種類です。
『ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET』:表ではANA
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』:表ではスタンダード
円普通預金の金利やATM利用手数料の優遇など基本的な特典は同じですが、下表のような違いがあります。
ANA | スタンダード | |
デビットカード利用還元率 | 0.5%ANAマイル | 0.5%〜2 % |
新規入会特典 | 500マイル | はじめの2ヶ月に5回利用でもれなく1,000円プレゼント |
ANAのマイル付き外貨定期預金 | ◯ | ー |
外貨、投資信託の残高に応じて | 年間最大4,800マイル | ー |
あなたの資産状況やライフスタイルによって、どちらかを選んでください。
- 『ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET』:ANAマイルをたくさん貯めたい
- 『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』:ソニー銀行に資産1,000万円以上預けられてデビットカードで2%のキャッシュバックを受けたい
あなたのライフスタイルによりますが、『ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET』がおすすめです。
なぜなら、全くANAを利用していなくてマイルに興味がなくても、現在はANA Payにチャージすると1マイル1円相当として使えるマイルがたくさん貯まる機会があるからです。
資産が1,000万円以上あり、ポイントやマイルの交換や利用が面倒な方は『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』だと優遇プログラム Club S (クラブエス)で国内ショッピング利用額に応じたキャッシュバック率が最大2.0%になります。
あなたがソニー銀行の外貨口座を使って、今よりもお得に海外旅行に行けることを祈っています。
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