円普通預金の金利が高いおすすめネット銀行

円普通預金の金利が高いおすすめネット銀行のアイキャッチ

円普通預金の金利が高いネット銀行が気になっていませんか。

ウェブでは、「高金利・ネット銀行」と紹介されていても、高金利になるには複雑な条件を満たしたり有料のオプションに加入する必要があったり、そもそもネット銀行※ではない銀行が紹介されているでたらめで不正確な記事が非常に多いので、だまされないよう注意が必要です。

※金融庁の分類では「インターネット上でのみサービスの提供を行う銀行」を指します

この記事では円普通預金の金利が高いおすすめネット銀行を以下の流れで紹介します。

  1. 全ネット銀行の円普通預金の金利・コンビニATM手数料・格付け比較一覧表
  2. ソニー銀行の『ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET』がおすすめなワケは

まずは、現在の日本における全ネット銀行の円普通預金の金利・コンビニATM手数料、日本格付研究所の格付けを一覧表にして比較します。

その上で、もっともおすすめなネット銀行と、それ以外のネット銀行がおすすめできない理由をご紹介します。

1. 全ネット銀行の円普通預金の金利・コンビニATM手数料・格付け比較一覧表

早速ですが、現在の日本における全ネット銀行の円普通預金の金利・コンビニATM手数料、日本格付研究所の格付けを比較したのが下表の通りです。

銀行名円普通預金金利(税引前)コンビニATM手数料(税込)日本格付研究所
ソニー銀行

★ おすすめ!

0.15%無料:入金

無料:出金月4回まで〜何度でも(ステージによって異なる)

110円:無料回数以降

AA
auじぶん銀行0.03%〜0.33%無料:入出金2回/月

無料:入金(シルバーステージ以上)

無料:出金最大月15回まで

110円or220円:無料回数以降

AA
PayPay銀行0.03%〜0.33%無料:入出金1回/月

無料:入金3万円以上

165円:3万円未満

AA-
みんなの銀行0.1%

or

0.3%(プレミアム会員)

110円

無料:月10回まで(プレミアム会員)

A+(ふくおかフィナンシャルグループ)
GMOあおぞらネット銀行0.02%〜最大0.11%無料〜110円:カスタマーステージにより、無料回数が異なりますA
住信SBIネット銀行0.02%〜0.03%無料:最大20回/月

110円:無料回数以降

A
大和ネクスト銀行0.02%無料〜110円:利用時間および出金時の利用手数料は店舗または提携金融機関によって異なりますA+(大和証券グループ)
楽天銀行0.02%〜最大0.1%無料:最大7回/月

無料:入金3万円以上

220円:上記以外

A-
UI銀行0.1%無料:入金

110円:出金

A-(東京きらぼしフィナンシャルグループ)

※全て2024年8月9日執筆時のデータ

上表の比較から、おすすめのネット銀行は無条件で円普通預金の金利が0.15%と高い『ソニー銀行』であることが分かります。

一見すると、他のネット銀行の方が高金利に見えますが、冒頭で述べたように他のネット銀行は以下のような面倒で複雑な条件を複数満たさないと高金利になりません。

  • グループ証券会社の口座を紐付け
  • グループ会社指定のクレジットカードの引き落とし
  • 給与の受け取り
  • 有料プランの加入
  • ……etc

また、どのネット銀行もプライム上場企業や大手金融機関のグループ会社が運営していますが、日本格付研究所の格付けが高いところだと、より安心してあなたの大切なお金を預けられます。

円普通預金は預金保険制度の対象で、1金融機関ごとに合算され、元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されますが、万が一の金融危機の時でも格付の高いネット銀行は財務体質が優良と判断されているので、預けたお金が戻ってくる可能性が大きくなります。

そのため、すでに口座を持っている人はもちろん、これから新しく口座を作る人でも、普通預金を預けてすぐに高い普通預金金利を受けられる『ソニー銀行』のようなネット銀行がおすすめです。

ただし、口座開設時に年会費無料で使えるデビットカードを2つから選ぶことになり、それぞれ特長が違うため、次章にて解説します。

2. ソニー銀行の『ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET』がおすすめなワケは

1章の情報で、ソニー銀行が円普通預金の金利が高いネット銀行であることは分かりました。

これから新しく口座開設をする方は、「Sony Bank WALLET(Visaデビット付きキャッシュカード)」が必要ですが、年会費無料で使えるのは次の2種類です。

ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET』:表ではANA

Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』:表ではスタンダード

円普通預金の金利やATM利用手数料の優遇など基本的な特典は同じですが、下表のような違いがあります。

ANAスタンダード
デビットカード利用還元率0.5%ANAマイル0.5%〜2 %
新規入会特典500マイルはじめの2ヶ月に5回利用でもれなく1,000円プレゼント
ANAのマイル付き外貨定期預金
外貨、投資信託の残高に応じて年間最大4,800マイル

あなたのライフスタイルによりますが、『ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET』がおすすめです。

なぜなら、全くANAを利用していなくてマイルに興味のない方も、現在はANA Payにチャージすると1マイル1円相当として使えるマイルがたくさん貯まる機会があるからです。

ソニー銀行は円普通預金の金利が0.15%と高く、例えば100万円の余裕資金があって預ける場合、1,500円(税引き前)の利子となります。

この100万円のうち、10万円分(689米ドル。1ドル=145円計算)をANAのマイル付き外貨定期預金を預けると、3つの利子・マイルがもらえます。

※為替レートおよびマイル付き外貨での獲得マイル数は2024年8月執筆時点
※計算例で獲得できるマイル数は一例であり、実際にもらえるマイル数と異なる場合があります。

  • 90万円分の円普通預金の利子:1,350円(税引き前)
  • 10万円分のANAマイル付き外貨定期預金のマイル:1,842マイル
  • 10万円分のANAマイル付き外貨定期預金の利子:0.06USD(税引き前)

現金での利子には税金が取られますが、利息相当分としてもらえるマイルには税金が発生しないため、20.315%分実質金利を増やせるメリットもあります。

ただし、ANAのマイル付き外貨定期預金は優遇プログラム Club Sのステージによって為替コストや外貨交換時の為替差損、預金保険の対象外となるため、十分にリスクを知った上で可能な金額のみ行ってください。

3. まとめ

円普通預金の金利が高いおすすめネット銀行をご紹介しました。

1章の全ネット銀行の円普通預金の金利・コンビニATM手数料、日本格付研究所の格付けを比較した一覧表から、『ソニー銀行』がもっともおすすめのネット銀行でした。

なぜなら、無条件で円普通預金の金利が0.15%と高く、コンビニATM手数料の無料回数も実用的で、ネット銀行の中では日本格付研究所の格付けが最高ランクだからです。

ソニー銀行の口座開設時に、2種類のデビットカードから選択が必要ですが、『ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET』がANAマイルが貯まりやすいため、おすすめです。

あなたが高い円普通預金の金利のつくネット銀行を使いこなし、今よりも豊かな生活を送れることを祈っています。

(※当サイトへの掲載情報は、できる限り正確であるように精査の上細心の注意を払って作成しておりますが、情報を利用・使用するなどの行為に対して生じたあらゆる損害等について一切補償は致しません。極力サービス内容が変わり次第更新をしますが突然変わりすぐに更新できない可能性もあるため、新規口座開設の前には必ずご自身で銀行の公式サイトで最新の情報をご確認した後にお申し込み下さい)

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