「デビットカードとクレジットカードどっちがお得なのか」「どのデビットカードがお得で便利なのか」と迷っていませんか。
デビットカードにはクレジットカードにはないメリットやデメリットがあります。また、デビットカードは100種類以上もあり、それぞれ年会費や還元率、付帯保険など条件が全く違います。
そこで、この記事では大手金融会社3社で勤務した経験がある私がデビットカードについて以下の流れで紹介します。
- デビットカードとクレジットカードの比較
- 全デビットカード163枚比較一覧表
- 海外旅行で便利に使えるおすすめデビットカード4選
- コスパの良さで選ぶおすすめデビットカード3選
- 還元率の高さで選ぶおすすめデビットカード3選
- デビットカードについてよくある3つの質問
この記事ではデビットカードとクレジットカードの違いについて比較を行い、あなたにはどちらが合っているのかが分かります。
また、デビットカードについても様々な観点から比較を行っているため、最後まで読むことであなたにとって1番使いやすいおすすめのデビットカードが見つかるでしょう。
0. おすすめのデビットカードはこれ
いち早く結論を知りたい方向けに、全163枚のデビットカードを比較した結果を先にご紹介します。
総合的に、全ての人におすすめのデビットカードは『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』 です。
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』はソニーグループのインターネット専用銀行が発行するデビットカードです。
2章で163枚のデビットカードを一覧表で比較した結果、上記カードが年会費も無料で、キャッシュバック率が最大2%と高く、海外でもお得に使えるという結論になりました。
その他、目的別に選ぶとしたら下記の通りになります。
目的 | おすすめデビットカード |
3. 海外旅行で便利に使えるおすすめデビットカード4選 | |
4. コスパの良さで選ぶおすすめデビットカード3選 | |
5. 還元率の高さで選ぶおすすめデビットカード3選 |
まずはデビットカードについての解説から始めます。
既にデビットカードについて理解している人は「2. 全デビットカード163枚比較一覧表」以降でデビットカードを比較・厳選してください。
1. デビットカードとクレジットカードの比較
この章ではデビットカードとクレジットカードを比較し、その違いについて以下の流れで紹介します。
- デビットカードとクレジットカードの違い
- デビットカードの8つのメリット
- デビットカードの6つのデメリット
- デビットカードとクレジットカードの比較まとめ
この章を読むことでデビットカードとクレジットカードではどちらがあなたに合っているのかが分かります。
1-1. デビットカードとクレジットカードの違い
デビットカードとはクレジットカードと同様にVISAなど国際ブランドの支払い機能を兼ね備えたカードで、ネット決済やお店での決済が可能です。
しかし、クレジットカードとは以下のように大きく違う点があります。
その大きな違いとは上記のようにデビットカードは利用すると同時に即座に銀行口座から引き落とされる即時決済ですが、クレジットカードは利用した際に翌月以降に請求がきます。
クレジットカードとの大きな違いは決済のタイミングですが、そのほかにも以下のような違いがあります。
デビットカード | クレジットカード | |
支払 | 即時決済 | 事後決済 |
発行会社 | 銀行 | クレジットカード会社 |
回数 | 1回のみ | 1回、分割、リボ |
限度額 | 原則銀行口座残高(制限あり) | カードの種類や利用者によって変わる |
年齢 | 15歳以上(中学生は除く)* | 18歳以上 |
審査 | 原則なし | あり |
*三井住友銀行など一部の銀行では15歳未満でも作成できます。
デビットカード
デビットカードは利用するとその場で預金口座から引き落とされる即時決済なので審査なしでも作れるカードが多いです。
このため、貸したお金を返してもらえないかもしれないという心配を発行会社がする必要がないので、基本的に審査がありません(立替機能があるイオン・スルガなど一部の銀行では審査落ちもあります)
こういった仕組みのため、高校生以上ならば申し込むことができて、自分の口座に預金がある限りはデビットカードを利用することができるのです(1日や1ヵ月に利用できる制限はあります)
クレジットカード
クレジットカードは事後決済なので、利用してすぐではなく翌月以降にまとめて口座から引き落とされます。
そのため、一時的にお金を借りる状態になるので審査を要します。
1-2. デビットカードの8つのメリット
最近では現金やクレジットカードに加え、もう一つの支払い方法としてデビットカードが注目を集めています。
特に海外ではクレジットカードよりもデビットカードの方が普及率が高いくらいです。
デビットカードが人気な理由としては、以下のように現金払いやクレジットカードと比較した際に多くのメリットがあるからです。
- 審査が無い
- 使いすぎる恐れがない
- ポイントなどの還元があり、現金払いよりお得
- 現金を引き出したり持ち歩く必要がなくなるので便利
- 15歳から持てる
- ショッピング保険付きで、不正利用も補償される
- 一部ハイランクカードの特典も利用できる
- 海外のATMにて現地通貨を引き出せる
上記のように非常に多くのメリットがあります。
それぞれのメリットに関してさらに詳しく紹介します。
審査が無い
デビットカードには原則審査がありません(立替機能があるイオン・スルガなど一部の銀行では審査があります)
そのため、通常ではクレジットカードの審査に通らないような方や審査が不安な方でもデビットカードならば作ることができます。
これはデビットカードがクレジットカードのように事後決済ではなく、自分の預金からすぐに支払いをするため、お金を借りるような状態にならないからです。
使いすぎる恐れがない
デビットカードの上限額は銀行口座の残高です。また、キャッシング機能もありません。
そのため、クレジットカードのように借金をすることなくカードを利用できます。
また、無料アプリを銀行口座と連動させることで口座管理もできるので使いすぎることも防げます。以下におすすめのアプリを1つ紹介しておきます。
参考:「クラウド家計簿」
「クラウド家計簿」は銀行口座と連動することで今までつけるのが面倒だった家計簿が、デビットカードを利用するたびに自動で記帳されて仕上がります。
「クラウド家計簿」のアプリとしておすすめなのはマネーフォワードです。
出典:マネーフォワード
家計簿カレンダー機能で銀行の入出金やカード履歴を取得し、カレンダーで表示してくれるので家計の管理がしやすくなります。
簡単にデビットカードと連動できるので気になる方は是非、利用してみてください。
ポイントなどの還元があり、現金払いよりお得
デビットカードにもクレジットカードと同じようにポイントなどの還元があるものがあります。
そのため、現金払いよりはお得と言えます。
しかし、クレジットカードの還元率よりは低い傾向にあり、高くても銀行の決めた厳しい条件を達成しないとならないため、原則低めです。
現金を引き出したり持ち歩く必要がなくなるので便利
デビットカードはクレジットカードとほぼ同じようにVISAなど同じ国際ブランドの加盟店で支払いができるので、大量の現金を持ち歩く必要がなくなります。
財布の中身もかさばらなくなり、いちいちATMに行く必要がなくなるのでATM手数料も節約できます。
15歳から持てる
三井住友銀行など一部のデビットカードは15歳未満でも持つことができます。
最近ではネットなどでクレジット機能がなければ決済できないケースもあるので、高校生でもクレジットカードが欲しいと思うことが多いはずです。
デビットカードならば高校生でも作れて利用でき、海外留学に行く方も利用できます。
ショッピング保険付きで、不正利用も補償される
ショッピング保険や不正利用に対しての補償が付いているデビットカードもあるので、安心して支払いができます。
ショッピング保険は購入した商品が破損などのトラブルにあっても条件を満たせば、補償を受けられる保険です。現金払いでは付かなかったり有料であることが多いです。
不正利用に対しての補償も付帯しているデビットカードもあるのでもし盗難や紛失にあっても安心です。しかし、補償額には上限があるので注意が必要です。
一部ハイランクカードの特典も利用できる
最近はプラチナカードの機能や特典が付いているデビットカードがあります(『タカシマヤプラチナデビットカード』『プラチナデビットカード(Mastercard)』など)
先ほど述べた通り、原則審査がないのに下記のようなハイステータスカードの特典を利用できるのは大きなメリットです。
- VISAのプラチナコンシェルジュサービス
- 最高1億円の海外旅行保険(自動付帯)
- 世界1,000か所以上の空港ラウンジを無料で利用できる
- 提携しているレストランの所定コース2名以上予約で1名分無料
- 年1回最大10万円までのモバイル端末の保険が自動で付く
銀行の作成条件を満たして年会費を払えば、誰でもこのような豪華なサービスを使えるので、非常に便利です。
海外のATMにて現地通貨を引き出せる
海外に行った際にクレジットカードで支払いや現地通貨をキャッシングすることで空港などで換金するよりも手数料が安く済みますが、デビットカードでも同じことができます。
- クレジットカード同様、海外で利用可能
- 自分のお金を現地通貨として引出せる、キャッシングと違って金利がかからない
クレジットカードはもちろん、キャッシング機能にも審査があるため利用できる人が限られます。
しかし、デビットカードは原則審査がないので誰でも持つことができ、現地で安全に必要なだけの現金を引き出すことができるので便利です。
1-3. デビットカードの6つのデメリット
上記のように非常にメリットが多く便利なデビットカードですが、クレジットカードと比較した際に気をつけなければならないデメリットがあります。
- 分割払いやリボ払いなどができない
- 国際ブランド搭載でも利用できない場合がある
- 盗難や紛失時の不正利用に対する補償額の上限が低い
- クレジットヒストリーが作れない
- ポイント還元率はクレジットカードより低くなりやすい
- 時間帯によっては利用できないデビットカードもある
このようにデメリットもあります。
デビットカードを作ろうと考えている方は十分に理解してから作るようにしましょう。
分割払いやリボ払いなどができない
デビットカードは即時決済が原則なので当然ですが、クレジットカードのように分割払いやリボ払いに対応していません。
国際ブランド搭載でも利用できない場合がある
デビットカードはVISAなどの国際ブランドを搭載していれば契約店であれば決済可能ですが、仕組み上主に下記の5つの場合では利用できない事が多いです。
- 高速道路料金
- 飛行機の機内販売
- ガソリンスタンド
- 紙伝票での決済
- 月々の支払い
また、ETCカードの発行もできません(北國銀行発行のデビットカードを除く)
盗難や紛失時の不正利用に対する補償額の上限が低い
先ほどデビットカードのメリットとして不正利用に対する補償をあげましたが、クレジットカードと違って、この補償額の上限は低めです。
例えば、みずほ銀行のJCBデビットでは年間100万円が不正利用に対しての保証の上限です。
口座にそれ以上のお金が入っていて、不正に利用されても保証の対象にはなりません。
クレジットヒストリーが作れない
クレジットヒストリーとは過去にあなたが利用したクレジットカードやローンの返済履歴のことで、専門の信用機関に記録されています。
このクレジットヒストリーが良好だとランクの高いカードを作りやすくなったり、条件の良いローンを組みやすくなります。
しかし、デビットカードをいくら利用してもこのクレジットヒストリーを築くことができないので、人によっては困ることになります。
ポイント還元率はクレジットカードより低くなりやすい
デビットカードのメリットでも説明しましたが、ポイント還元率はクレジットカードと比較すると低い傾向にあります。
これはデビットカードはクレジットカードと違って分割払いやリボの金利がなく、その他手数料収入も得られにくいので、発行している銀行も顧客に還元しにくいからです。
基本的にデビットカードは銀行の顧客囲い込みのために作られています。
時間帯によっては利用できないデビットカードもある
基本的にクレジットカードは24時間利用可能ですが、デビットカードは時間帯によっては利用できなくなるカードもあります(主にジェイデビットカードが当てはまります)
デビットカードでもネット銀行系のカードであれば基本的に24時間利用可能ですが、それ以外の銀行では時間帯によって利用できない場合があるのでカードを作る際は注意しましょう。
1-4. デビットカードとクレジットカードの比較まとめ
この章の内容をまとめると、デビットカードは主に以下のような方々におすすめです。
- クレジット機能、後払いが嫌いな方におすすめ
- 年齢制限でクレジットカードが持てない方におすすめ
- クレジットカードの審査が不安な方におすすめ
上記に当てはまる方は次章からおすすめのデビットカードについて紹介をしていくのでそちらを参考にしてください。
また、クレジットカードの審査が不安な方に関しては『Nexus Card』のように審査の柔軟なクレジットカードもあります。
審査が柔軟なクレジットカードについてより詳しく知りたい方は『プロ直伝!審査が不安な方でも作りやすいクレジットカード3選』にて詳しく紹介しているので参考にしてください。
『Nexus Card』
『Nexus Card』は事前にデポジット(保証金)を預けるという珍しいタイプのクレジットカードです。
デポジット(保証金)=限度額となるため、いわゆるブラックリストに載っている方でも作れる可能性が高く、公式ページにも以下のように書かれてあります。
出典:Nexus Card
審査に不安のある方におすすめとカード会社の公式ページで書かれてあるのはこの『Nexus Card』くらいしかありません。
ブラックではないが、他社のカードに申し込みをして断られ続けた方でも、まずはこのカードの利用を毎月続ける事で専門の信用機関(CICなど)にクレジットヒストリーが作れて、他のカードの審査に通りやすくなります。
カードとしても普通のMastercardと同じように使えて、ポイントが貯まったりボーナス・分割・リボ払いにも対応しているなど便利な1枚です。
『Nexus Card』公式ページ:
次章以降はどのデビットカードが最もお得かについて比較をし、おすすめカードを紹介します。
2. 全デビットカード163枚比較一覧表
この章では現在発行(予定も含む)されている全てのデビットカードを以下の観点で比較します。
- 年会費
- ポイント還元率
- 付帯保険・特典など
また、デビットカードは日本のいろんな銀行で作ることができます。日本の銀行で作れるデビットカードはVISAなどの「ブランドデビットカード」と「ジェイデビットカード」です。
しかし、「ジェイデビットカード」は利用できる機会が非常に少なく、「ブランドデビットカード」でなければ利用できる場所が限られてしまいます。
そのため、ここで紹介するデビットカードは「ブランドデビットカード」のみです。
2-1. 店舗のある大手銀行デビットカード全20枚比較表
まず、メガバンクなど実店舗を持つ全国規模で展開している大手銀行から発行されているデビットカード全20枚を紹介します。
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『Oliveフレキシブルペイ 一般』 | 三井住友銀行 | 永年無料 | 0.5% |
|
『Oliveフレキシブルペイ ゴールド』 | 5,500円
永年無料:条件達成で | 0.5% | 一般の(1)〜(3)に加えて
| |
『Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード』 | 33,000円 | 1% | 一般の(1)〜(2)に加えて
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『三菱UFJ-VISAデビット』 | 三菱UFJ銀行 | 無料 | 0.2%※ |
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『三菱UFJ-JCBデビット』 | 0.2%※ |
| ||
『みずほJCBデビット』 | みずほ銀行 | 無料 | 0.2%〜0.4%※ |
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『Visaデビットカード「ゆうちょデビット」』 | ゆうちょ銀行 | 永年無料 | 0.25%※ |
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カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『りそなデビットカード(Visa)』 | りそな銀行 埼玉りそな銀行 | 無料 | 0.5% |
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月会費700円(入会月無料) | 2% |
| ||
『りそなデビットカード〈JMB〉』 | 無料〜1,100円 | 0.5%(マイル) |
| |
『Visaデビット』 | スルガ銀行 | 無料 | 0.2%※ |
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『Vポイント付きVisaデビットカード スルガバンク (スルガVポイントデビット)』 | 無料 | 0.5% |
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『リクルートポイント付きVisaデビットカード』 | 無料 | 0.8% |
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カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード』 | スルガ銀行 | 無料 | 銀行の取引による(マイル) |
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『スルガVisaデビットカード』 | 無料 | 0.2%※ |
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『Travel Cash』 | ||||
『イオン銀行キャッシュ+デビット』(JCB) | イオン銀行 | 無料 | 0.5%〜1% |
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『イオンデビットカード』(VISA) | ||||
『GLOBAL PASS』 | SMBC信託銀行 | 無料 | 0.25%〜1.5%※ |
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『ANAマイレージクラブGLOBAL PASS』 | 銀行の取引による(マイル) |
※キャッシュバック
還元率はデビットカードの中でも低い傾向にありますが、実店舗があるためトラブル時や分からない事があった時に直接聞きに行けるサポートの良さがメリットとなります。また、多くの銀行で自行のATM手数料無料などの特典があるため、メインバンクで使っている方は利便性が増し使い勝手が良くなります。
基本的に自宅や職場などあなたの生活圏内にあり、なじみ深い銀行を選ぶと良いですが、機能重視の方は求める内容によって次のカードがおすすめです。
- 『Oliveフレキシブルペイ』:ポイント還元率の高さを重視
- 『りそなデビットカード〈JMB〉』:JALマイルを貯めたい
- 『ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード』:ANAマイルを貯めたい、無料で自動付帯の海外旅行保険を付けたい
- 『イオン銀行キャッシュ+デビット』:イオングループでお得に買い物をしたい、海外キャッシングを安めの手数料で利用したい
- 『GLOBAL PASS』:円以外の17通貨を口座に預けている分から支払いや引き出しをしたい
2-2. ネット銀行デビットカード全33枚比較表
次に、全国どこに住んでいても作れるネット銀行から発行されているデビットカード33枚を紹介します。
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』 | ソニー銀行 | 無料 | 0.5%〜2%※ |
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『ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET』 | 無料 | 0.5%(マイル) |
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『タカシマヤプラチナデビットカード』 | 33,000円 | 3%〜11%※※ |
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『楽天銀行デビットカード(JCB)』 | 楽天銀行 | 無料 | 1% |
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『楽天銀行ベーシックデビットカード(Visa)』 |
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| ||||
楽天銀行 第一生命支店 | 無料 | 1% |
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楽天銀行 JRE はやぶさ/とき/こまち 支店 | 永年無料 | 20歳以上:500円ごとに1ポイント(0.2%) 20歳未満:200円ごとに1ポイント(0.5%) |
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『楽天銀行シルバー デビットカード(Visa)』 | 楽天銀行 | 2,200円 | 1% |
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『楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)』 | 5,500円 | 1% |
| |
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『ヤマダNEOBANKデビット』 | 住信SBIネット銀行 ヤマダネオバンク支店 | 無料 | 0.5% |
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『NEOBANKデビット(Mastercard)』 | 住信SBIネット銀行 タカシマヤ支店 | 無料 | 0.5%〜1% |
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『NEOBANKデビット(Mastercard)』 | 住信SBIネット銀行 おうちバンク支店 | 無料 | 0.5% |
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住信SBIネット銀行 第一生命支店 | 無料 | 1% |
| |
住信SBIネット銀行 京王NEOBANK支店 | 無料 | 0.5% |
| |
住信SBIネット銀行 Vポイント支店 | 無料 | ー |
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住信SBIネット銀行 三井住友信託支店 | 無料 | 0.8% |
| |
住信SBIネット銀行 マツイ支店 | 無料 | 1% |
| |
住信SBIネット銀行 ライブドア支店 | 無料 | ー |
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『デビットカード(Visa)』 | 住信SBIネット銀行 | 無料 | 0.6% |
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『デビットカード(Mastercard)』 | 0.8% |
| ||
『プラチナデビットカード(Mastercard)』 | 11,000円 | 1% |
| |
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『PayPay銀行Visaデビット付キャッシュカード』 | PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行) | 無料 | 0.2% |
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『Visaデビット付キャッシュカード』 | GMOあおぞらネット銀行 | 無料 | 0.3%~1.2%※ |
|
3,300円 | 0.5%~1.2%※ |
| ||
GMOあおぞらネット銀行 岡三BANK | 無料 | 0.3%~0.6%※ |
| |
『デビット付きキャッシュカード』(JCB) | セブン銀行※※※ | 無料 | 0.5%~1% |
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『じぶん銀行スマホデビット』(JCB) | auじぶん銀行 | 無料 | 0.01%~0.15% |
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『Debit Card』(JCB) | みんなの銀行 | 無料 | 0.2%※ |
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『Wiseデビットカード』 | Wise(旧:TransferWise)*グローバル海外送金サービス※※※ | 無料 発行手数料:1,200円 | ー |
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『Revolut』スタンダード | Revolut*英国金融テクノロジー会社※※※ | 無料 | ー |
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『Revolut』プレミアム | Revolut*英国金融テクノロジー会社※※※ | 980円/月 or 9,800円/年 | ー |
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『Revolut』メタル | Revolut*英国金融テクノロジー会社※※※ | 1,980円/月 or 19,800円/年 | 1%※ | プレミアムの(1)〜(3)に加えて
|
※キャッシュバック
※※+1%のボーナスポイントは年間30,000ポイント、対象利用額上限年間300万円(税込)、海外利用分は対象外など条件があります。
※※※セブン銀行・Wise・Revolutはネット銀行ではありませんが、記事の構成上この項目でご紹介しています。
店舗を持つ銀行に比べて人件費や地代などの経費を抑えられる分、デビットカードの中でも還元率が高めの傾向にあります。さらに、一部はゴールド・プラチナ級クレジットカードの特典や優待を利用できるカードも発行されていて、非常にコストパフォーマンスに優れています。
あなたが良く利用するお店やサービスに関する銀行から発行されているカードを第一に選ぶと良いですが、次の項目を重視される方は当てはまるものを選んでください。
- 『タカシマヤプラチナデビットカード』:タカシマヤを中心にVISAのプラチナカードの特典やサービスを利用したい
- 『プラチナデビットカード(Mastercard)』:Mastercardのプラチナカードの特典やサービスをコスパ良く利用したい
- 『デビットカード(Mastercard)』:普段使いで還元率の高さを重視しキャッシュバックを受けたい
2-3. 地方銀行デビットカード全79枚比較表
地方銀行は地域密着型の銀行で、地元の中小企業に勤めている方は給料の振込先として指定されている事も多いです。
デビットカードに力を入れている地方銀行ではゴールドカードを出していたり複数のブランドを選べるので、必要な機能や欲しいブランドを選ぶと良いでしょう。
地域毎に分けてご紹介します。
当てはまる地域をクリックすると、その地域の地方銀行が発行しているデビットカードを詳しく紹介している場所へ移動します。
<北海道地方>
北海道地方は北洋銀行・北陸銀行・北海道銀行から全部で4枚発行されています。
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『北洋-JCBデビット』 | 北洋銀行 | 無料〜550円 | 0.5% |
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『ほくぎんデビットVisa』 | 北陸銀行 | 無料〜550円 | 0.25%※ |
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『ほくぎんデビットJCB』 | 0.5%〜1.5% | |||
『道銀Visaデビット』 | 北海道銀行 | 無料〜550円 | 0.3%※ |
|
※キャッシュバック
機能的に『ほくぎんデビットJCB』が最も優れています。
<東北地方>
東北地方は青森銀行・岩手銀行・秋田銀行・東邦銀行・七十七銀行・山形銀行から全部で8枚発行されています。
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
青森銀行 | 無料〜1,100円 | 0.2%※ |
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『いわぎんデビットカードSakuSaku サ ク サ ク !』 | 岩手銀行 | 無料〜1,100円 | 0.1%※ |
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『OnlyOneデビット<JCB>』 | 秋田銀行 | 無料〜1,100円 | 0.5%〜1.5% |
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『東邦Always デビットカード<JCB>』 | 東邦銀行 | 無料〜1,375円 | 0.5%〜1.5% |
|
『東邦Always デビットカード<JCB> ゴールド』 | 11,000円 | 0.5%〜1.5% |
| |
『77JCBデビット 一般カード』 | 七十七銀行 | 無料〜1,375円 | 0.5% |
|
『77JCBデビットゴールドカード』 | 11,000円 | 0.5% | ||
山形銀行 | 無料〜1,375円 | 0.5% |
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※キャッシュバック
銀行によっては公式ページで詳細な情報が公開されていないため、直接店舗などで確認してから申し込むようにしてください。
<関東地方>
関東地方は栃木銀行・足利銀行・群馬銀行・常陽銀行・千葉銀行・あおぞら銀行から全部で12枚発行されています。
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『とちぎんJCBデビット 一般カード』 | 栃木銀行 | 無料〜1,100円 | 0.5%〜1.5% |
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『とちぎんJCBデビット ゴールドカード』 | 11,000円 | 0.5%〜1.5% | ||
足利銀行 | 無料〜1,100円 | 0.2%※ |
| |
群馬銀行 | 無料 | 0.25%※ |
| |
無料 | 0.5%〜1.5% |
| ||
『JOYO CARD Debit(Visaデビット)』 | 常陽銀行 | 無料〜1,100円 | 0.2%※ |
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『ちばぎんスーパーカード<デビット> 一般』 | 千葉銀行 | 無料〜1,375円 | 0.5%〜1% |
|
『ちばぎんスーパーカード<デビット>ゴールド』 | 11,000円 | 0.5%〜1% | ||
『TSUBASAちばぎんVisaデビットカード』 | 無料 | 0.5%〜1.5% |
| |
11,000円 | 1%〜3% |
| ||
『TSUBASAちばぎんVisaデビットプラチナカード』 | 110,000円 | 1%〜3% |
| |
あおぞら銀行 | 無料 | 0.25%〜1%※ |
|
※キャッシュバック
機能的に千葉銀行、還元率はあおぞら銀行のデビットカードが優れています。
<中部地方>
中部地方は八十二銀行・大光銀行・第四北越銀行・北陸銀行・北國銀行・十六銀行・福井銀行・静岡銀行・愛知銀行・名古屋銀行・中京銀行・山梨中央銀行から全部で15枚発行されています。
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『82Debit<JCB>』 | 八十二銀行 | 無料〜1,100円 | 0.5%〜1.5% |
|
『大光Visaデビットカード』 | 大光銀行 | 無料〜1,100円 | 0.2%〜0.4%※ |
|
第四北越銀行 | 無料 | 公式ページに表記なし |
| |
『ほくぎんデビットVisa』 | 北陸銀行 | 無料〜550円 | 0.25%※ |
|
『ほくぎんデビットJCB』 | 0.5%〜1.5% |
| ||
『北國Visaデビットカード クラシック』 | 北國銀行 | 無料 | 0.5% |
|
『北國Visaデビットカード ゴールド』 | 無料〜5,500円 | 1% | ||
『じゅうろくJCBデビット』 | 十六銀行 | 無料〜1,100円 | 0.5%〜1.5% |
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『ふくぎんVisaデビットカード』 | 福井銀行 | 永年無料 | 0.25%※ |
|
静岡銀行 | 無料 | 0.25%※ |
| |
11,000円 | 0.5%※ |
| ||
『愛銀Visaデビット』 | 愛知銀行 | 無料〜1,100円 | 0.2%※ |
|
『めいぎんJCBデビットカード』 | 名古屋銀行 | 無料〜1,100円 | 0.5% |
|
『中京Visaデビット』 | 中京銀行 | 無料〜1,100円 | 0.2%※ |
|
『My Debit(山梨中銀Visa デビット)』 | 山梨中央銀行 | 無料〜1,100円 | 0.2%※ |
|
※キャッシュバック
銀行によっては公式ページで詳細な情報が公開されていないため、直接店舗などで確認してから申し込むようにしてください。
<近畿地方>
近畿地方は滋賀銀行・大垣共立銀行・京都銀行・関西みらい銀行・紀陽銀行・池田泉州銀行・みなと銀行から全部で10枚発行されています。
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『しがぎんVisaデビットカード』 | 滋賀銀行 | 無料〜1,375円 | 0.2%※ |
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『OKBデビット(JCB)』 | 大垣共立銀行 | 無料〜1,100円 | 0.5%〜1.5% |
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『京銀JCBデビット』 | 京都銀行 | 無料〜1,375円 | 0.5%〜1.5% |
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『りそなデビットカード(Visaデビット)』 | 関西みらい銀行 | 無料 | 0.5% |
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月会費700円(入会月無料) | 2% |
| ||
『りそなデビットカード〈JMB〉』 | 無料〜1,100円 | 0.5%(マイル) |
| |
『紀陽JCBデビットカード』 | 紀陽銀行 | 無料〜1,100円 | 0.5%〜1.5% |
|
『池田泉州JCBデビットカード』 | 池田泉州銀行 | 無料〜1,100円 | 0.5%〜1.5% |
|
『池田泉州VISAデビットカード』 | 0.25%※ |
| ||
みなと銀行 | 無料 | 0.25%※ |
|
※キャッシュバック
銀行によっては公式ページで詳細な情報が公開されていないため、直接店舗などで確認してから申し込むようにしてください。
<中国地方>
中国地方は山陰合同銀行・もみじ銀行・広島銀行・中国銀行・山口銀行から全部で11枚発行されています。
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『ごうぎんJCBデビット』 | 山陰合同銀行 | 永年無料 | 0.5%〜1.5% |
|
『ごうぎんJCBデビットゴールド)』 | 11,000円 |
| ||
『ワイエムデビットJCBカード』 | もみじ銀行 | 無料〜1,375円 | 0.5%〜1.5% |
|
『ワイエムデビットJCBカード ゴールド』 | 11,000円 | |||
『HIROGIN Debit 一般』(JCB) | 広島銀行 | 無料〜1,375円 | 0.5%〜1.5% |
|
『HIROGIN Debit ゴールド』(JCB) | 11,000円 | |||
『HIROGIN Debit 一般』(VISA) | 無料〜1,375円 | 0.2%※ |
| |
『ドリーミーデビット』 | 中国銀行 | 無料〜1,375円 | 0.5%〜1.5% |
|
『ドリーミーデビットゴールド』 | 11,000円 | |||
『ワイエムデビットJCBカード』 | 山口銀行 | 無料〜1,375円 | 0.5%〜1.5% |
|
『ワイエムデビットJCBカード ゴールド』 | 11,000円 |
※キャッシュバック
銀行によっては公式ページで詳細な情報が公開されていないため、直接店舗などで確認してから申し込むようにしてください。
<四国地方>
四国地方は阿波銀行・愛媛銀行・四国銀行・伊予銀行から4枚発行されています。
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『あわぎんJCBデビット』 | 阿波銀行 | 無料〜1,100円 | 0.5%〜1.5% |
|
『ひめぎんJCBデビット』 | 愛媛銀行 | 無料〜1,375円 | 0.5%〜1.5% |
|
『四国銀行Visaデビット』 | 四国銀行 | 無料〜1,100円 | 0.25%※ |
|
『伊予銀行Visaデビット』 | 伊予銀行 | 無料 | 0.5%※ |
|
※キャッシュバック
銀行によっては公式ページで詳細な情報が公開されていないため、直接店舗などで確認してから申し込むようにしてください。
<九州・沖縄地方>
九州・沖縄地方は西日本シティ銀行、福岡銀行、佐賀銀行、北九州銀行、十八親和銀行、熊本銀行、肥後銀行、沖縄銀行、琉球銀行から全部で15枚発行されています。
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『NCBデビット-JCB』 | 西日本シティ銀行 | 無料〜1,100円 | 0.5%〜1.5% |
|
『NCBデビット-Visa』 | 無料〜1,100円 | 0.25%※ |
| |
『Debit+ 一般カード』 | 福岡銀行 | 無料〜1,375円 | 0.25%〜0.5% |
|
『Debit+ ゴールドカード』 | 11,000円 | 0.5%〜1% | ||
『さぎんJCBデビット』 | 佐賀銀行 | 無料〜1,375円 | 0.25%※or0.5% |
|
『ワイエムデビットJCBカード』 | 北九州銀行 | 無料〜1,375円 | 0.5%〜1.5% |
|
『ワイエムデビットJCBカード ゴールド』 | 11,000円 | |||
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『Debit+ 一般カード』 | 十八親和銀行 | 無料〜1,375円 | 0.5% |
|
『Debit+ ゴールドカード』 | 11,000円 | 1% | ||
『Debit+ 一般カード』 | 熊本銀行 | 無料〜1,375円 | 0.25%〜0.5% |
|
『Debit+ ゴールドカード』 | 11,000円 | 0.5%〜1% | ||
『肥後銀行JCBデビットカード 一般カード』 | 肥後銀行 | 無料〜1,375円 | 0.5% |
|
『肥後銀行JCBデビットカード ゴールドカード』 | 11,000円 | 0.5% | ||
『おきぎんJCBデビットカード』 | 沖縄銀行 | 無料〜550円 | 0.5%〜1.5% |
|
『りゅうぎんVisaデビットカード』 | 琉球銀行 | 無料〜550円 | 0.2%※ |
|
※キャッシュバック
銀行によっては公式ページで詳細な情報が公開されていないため、直接店舗などで確認してから申し込むようにしてください。
以上、地方銀行が発行する全79枚のデビットカードです。
2-4. 個人事業主・法人向けデビットカード全31枚比較表
最後に、個人事業主や法人向けのデビットカード全31枚をご紹介します。
個人事業主や法人向けのクレジットカードと違い、審査は銀行口座の開設が実質兼ねているため新規や営業歴が短くても口座が作れればクレジットカードの機能をほぼ利用できます。
最近はまだ事業実態のない、もしくは営業歴の短い個人事業主や新設法人でも決算書等が不要で代表者個人の信用力で発行できる法人カードが増えてきています。
審査に自信がないけど法人クレジットカードを作りたい方は「法人カードの審査に通る5つの条件と不安な方のためのカード4選」の記事を参照してください。
銀行側も預金に紐づいて支払いをする仕組み上、貸し倒れや回収不能リスクがほとんどないため、新しくサービスを提供し始めるところが増えています。
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『みずほビジネスデビット』 | みずほ銀行 | 無料 1,100円/枚(2枚目以降発行手数料) | ー |
|
『三菱UFJ-VISAビジネスデビット』 | 三菱UFJ銀行 | 無料 | 0.2%※ |
|
『りそなビジネスデビットカード』 | りそな銀行 | 無料〜1,100円 | 0.6%※ |
|
『りそなビジネスデビットカード』 | 関西みらい銀行 | |||
『SURUGA Visaビジネスデビットカード』個人事業主向け | スルガ銀行 | 無料 | 0%〜0.6%※ |
|
『ほくぎんJCBビジネスデビット』 | 北陸銀行 | 無料〜1,100円 | 0.5% |
|
『北國Visa法人デビットカード クラシック』 | 北國銀行 | 無料 | 0.5% |
|
『北國Visa法人デビットカード ゴールド』 | 無料〜5,500円 | 1% | ||
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
静岡銀行 | 無料 | 0.25%※ |
| |
11,000円 | 0.5%※ |
| ||
『JCB法人デビットカード 一般カード/カードレス』 | 福岡銀行 | 無料〜1,375円 | 0.25%※ または 0.5% |
|
『JCB法人デビットカード ゴールドカード』 | 11,000円 | 0.5%※ または 1% | ||
33,000円 | 0.5%※ または 1% | |||
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『JCB法人デビットカード 一般カード/カードレス』 | 熊本銀行 | 無料〜1,375円 | 0.25%※ または 0.5% |
|
『JCB法人デビットカード ゴールドカード』 | 11,000円 | 0.5%※ または 1% | ||
33,000円 | 0.5%※ または 1% | |||
『JCB法人デビットカード 一般カード/カードレス』 | 十八親和銀行 | 無料〜1,375円 | 0.25%※ または 0.5% |
|
『JCB法人デビットカード ゴールドカード』 | 11,000円 | 0.5%※ または 1% | ||
33,000円 | 0.5%※ または 1% | |||
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『りゅうぎんVisaビジネスデビットカード』 | 琉球銀行 | 無料〜1,100円 | 0.6%※ |
|
『PayPay銀行Visaデビットカード』 | PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行) | 無料 | ー |
|
『Visaビジネスデビット』個人事業主向け | GMOあおぞらネット銀行 | 無料 | 0.5%〜1%※ |
|
『Visaビジネスデビット』法人向け | 無料 | 0.5%〜1%※ |
| |
『Mastercardビジネスデビットカード』個人事業主向け | 無料 | 0.5%〜1.5%※ |
| |
『Mastercardビジネスデビットカード』法人向け | 無料 | 0.5%〜1.5%※ |
| |
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『デビットカード(Visa)法人向け』 | 住信SBIネット銀行 | 無料 | 0.6% |
|
『デビットカード(Mastercard)法人向け』 | 無料 | 0.8% |
| |
『プラチナデビットカード(Mastercard)法人向け』 | 11,000円 | 1% |
| |
『楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)』個人事業主向け | 楽天銀行 | 1,100円 | 1% |
|
『楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)』法人向け | ||||
『Wiseプラチナ法人デビットカード』 | Wise(旧:TransferWise)*グローバル海外送金サービス | 無料 3,000円(1回限り:外貨を受け取るための銀行口座情報の取得) | ー |
|
※キャッシュバック
決済の頻度が多い業態の方は、上記のようなデビットカードが作れる(付いている)銀行を選ぶと、スムーズに事業を進められて便利でしょう。
3. 海外旅行で便利に使えるおすすめデビットカード4選
日本の銀行で作れるデビットカードはVISAなどの「ブランドデビットカード」や「ジェイデビットカード」です。
このなかで最も海外旅行に適しているのは、VISAやMastercardのデビットカードです。
なぜなら、VISAなどのブランドデビットカードと「ジェイデビットカード」には以下のような違いがあるからです。
「ブランドデビットカード」 | クレジットカードと同様に海外(ほぼどこでも)やネットショッピングコンビニでも世界中のVISA・Mastercard・JCBのマークがあるお店で利用可能 |
「ジェイデビットカード」 | ジェイデビットのマークがある場所が少ないので海外やAmazonなどのネットショッピング、コンビニで利用することができない。 |
このようにせっかくデビットカードを作っても、JCBのデビットカードでは海外でVISAやMastercardに比べると使える国や場所が少なく、「ジェイデビットカード」は国内でも使えるサービスや場所が限られています。
そのため、この章では「VISAやMastercardのデビットカード」の中から特に海外旅行に適したカードを紹介します。
3-1. Mastercardブランドのデビットカードは『Wiseデビットカード』がおすすめ!
2019年4月1日より住信SBIネット銀行から日本初のMastercardブランドのデビットカードが2種類発行開始されました。
どちらもデビットカードの平均よりも高いポイント還元率で、米ドルでの支払いも可能です。
さらに、Mastercardのプラチナカードクラスのサービスをわずか11,000円(税込)の年会費で利用できる『プラチナデビットカード(Mastercard)』は非常にコスパが良いです。
年に3回以上海外旅行に行く方は傷害治療1,000万円・疾病保険700万円など旅行保険の補償額が非常に高いので、掛け捨ての旅行保険の代わりにこちらを持った方が費用や手間を少なくできるでしょう。
外貨手数料を最安級にしたい、54通貨の保有・両替など多通貨対応のデビットカードが欲しい方はこれ!
『Wiseデビットカード』はグローバル海外送金サービスのWise(旧:TransferWise)が発行するMastercardブランドが付いた多通貨対応のデビットカードです(コンタクトレス決済もできます)
ポイント還元などはありませんが、通貨両替時や利用時の「隠れコスト」が全サービスの中でも最安級なので、海外旅行だけでなく海外のネット通販をよく利用される方にはかなりのメリットがあります。
また、通常取得が難しいとされているイギリスやアメリカなど10ヵ国の現地銀行口座情報を取得できるので、留学や海外赴任される方はもちろん、外国の通貨を持ってリスクヘッジしたい人にも最適な1枚です。
『Wiseデビットカード』公式ページ:
ATM出金や他行宛て振込回数が月3回以上、最大1.2%現金還元受けたいなら『Mastercardプラチナデビットカード』
『Mastercardプラチナデビットカード』は2022年10月17日より提供開始されたGMOあおぞらネット銀行が発行するMastercardブランドが付いたデビットカードです(コンタクトレス決済もできます)
個人向けでは年会費3,300円(税込)必要ですが、下記のようなメリットに魅力を感じる方には最適な1枚です。
- 利用の最大1.2%を現金で還元される
- ATM出金手数料、他行宛て振込手数料が20回/月無料
- 1日の利用限度額を1,000万円まで設定が可能
『Mastercardプラチナデビットカード』公式ページ:
最近はMastercardブランドが付いたデビットカードの数が増えてきています。
より詳しい情報で比較したい方は「全14枚のマスターカードデビットカードを比較|目的別おすすめをご紹介」を参照してください。
3-2. VISAのカード比較
VISAのデビットカードの場合、海外利用を考えて以下の観点で比較を行います。
- 年会費
- 海外旅行保険の有無
- 海外事務手数料
海外事務手数料についてですが、デビットカードは海外で現地通貨を引き出すことができます。この手数料が安ければ安いほうが海外ではお得です。
VISAのデビットカードの場合VISAの指定する為替レートに、そこからさらに表に記載してあるカードごとの海外事務手数料が加算されます。
枚数が非常に多いので、2章と同様に下記の3つの分類に分けて紹介します。
- 店舗のある大手銀行
- ネット銀行
- 地方銀行
店舗のある大手銀行
メガバンクなど実店舗を持つ全国規模で展開している大手銀行から発行されているVISAのデビットカードは全部で17枚です。
カード名 | 銀行名 | 年会費(税込) | 海外事務手数料 |
『Oliveフレキシブルペイ 一般』 | 三井住友銀行 | 永年無料 | 3.05%(税込) ※デビットモードの場合 |
『Oliveフレキシブルペイ ゴールド』 | 5,500円
永年無料:条件達成で | ||
『Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード』 | 33,000円 | ||
『三菱UFJ-VISAデビット』 | 三菱UFJ銀行 | 無料 | 3.05%(税込) |
『りそなデビットカード(Visa)』 | りそな銀行 | 無料 | 4.4% |
『りそなデビットカード〈プレミアム〉』 | 月会費700円(入会月無料) | ||
『りそなデビットカード〈JMB〉』 | 無料〜1,100円 | ||
『Visaデビットカード「ゆうちょデビット」』 | ゆうちょ銀行 | 永年無料 | 4%(税込) |
『イオンデビットカード』(VISA) | イオン銀行 | 無料 | 1.6% |
カード名 | 銀行名 | 年会費(税抜) | 海外事務手数料 |
『Visaデビット』 | スルガ銀行 | 無料 | 3% |
『Vポイント付きVisaデビットカード スルガバンク (スルガVポイントデビット)』 | |||
『リクルートポイント付きVisaデビットカード』 | |||
『ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード』 | |||
『スルガVisaデビットカード』 | |||
『Travel Cash』 | |||
『GLOBAL PASS』 | SMBC信託銀行 | 無料 | 3% |
『ANAマイレージクラブGLOBAL PASS』 |
海外での手数料の安さを重視するのであれば『イオンデビットカード』(VISA)がおすすめです。
ネット銀行
全国どこに住んでいても作れるネット銀行から発行されているVISAのデビットカードは全部で10枚です。
カード名 | 銀行名 | 年会費(税込) | 海外事務手数料 |
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』 | ソニー銀行 | 無料 | 1.79% |
『ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET』 | |||
『タカシマヤプラチナデビットカード』※ | 33,000円 | ||
『楽天銀行ベーシックデビットカード(Visa)』 | 楽天銀行 | 無料 | 3.08% |
『楽天銀行シルバー デビットカード(Visa)』 | 2,200円 | ||
『楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)』※ | 5,500円 | ||
『デビットカード(Visa)』 | 住信SBIネット銀行 | 無料 | 2.5% |
『PayPay銀行Visaデビット付キャッシュカード』 | PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行) | 無料 | 3.08% |
『Visaデビット付キャッシュカード』 | GMOあおぞらネット銀行 | 無料 | 3.08% |
『岡三BANKデビット付キャッシュカード』 |
※海外・国内旅行保険が付きます。
海外での手数料の安さを重視するのであれば、11種類の通貨を預金して引き出しや支払いができ、手数料も安い『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』 がおすすめです。
VISAプラチナカードのサービスや特典を利用したい方は『タカシマヤプラチナデビットカード』が条件さえ満たせばほとんどの人が作れるのでおすすめです。
英国金融テクノロジー会社
ネット銀行には当てはまりませんが、ネットで金融取引をスムーズに行うサービスを提供している『Revolut』は、ニューヨーク時間内で連続30日間に75万円未満なら手数料無料で23種類以上の外貨へ両替できます。
プレミアム・メタルにアップグレードすると、無制限に手数料無料で外貨へ両替できます。
地方銀行
原則支店がある地域でしか作ることができない地方銀行から発行されているVISAのデビットカードは全部で31枚です。
※海外・国内旅行保険が付きます。
以上がVISAデビットカードの比較になります。
3-3. お得な海外旅行向けVISAデビットカード3選
比較の結果、以下の3枚のカードをお得なカードとして紹介します。
- 『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』
- 『Revolut』
- 『ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード』
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』は米ドルなど対象10通貨の外貨普通預金口座を開設していると、海外事務手数料無料でショッピングができるため、海外旅行向けのカードとしてもおすすめです。
10通貨の外貨預金は海外ATMで現地通貨として引き出すことも可能で、手数料も1.79%とデビットカードの中では最安級です。
15歳以上なら作れるため、海外で非常に便利に使える1枚です。
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』公式ページ:
https://moneykit.net/visitor/sbw/
シンガポールドル・中国人民元・タイバーツ・トルコリラ・メキシコペソ・ノルウェークローネ・デンマーククローネを利用する方は『GLOBAL PASS』がおすすめです。
『Revolut』
『Revolut』は英国金融テクノロジー会社が発行するVisaブランドが付いた多通貨対応のデビットカードです(Google PayやVisaのタッチ決済もできます)
日本での利用はクレジットカード※や銀行口座からのチャージが必要なプリペイドカードに近く、ニューヨーク時間内で連続30日間に75万円未満なら手数料無料で23種類以上の外貨へ両替できるため、海外旅行だけでなく海外など外貨決済のネット通販をよく利用される方にはかなりのメリットがあります。
※2024年6月11日よりMastercardブランドのクレジットカード及びデビットカードからのチャージは手数料無料
ポイント還元などはありませんが、不定期にカードの利用額に応じてキャッシュバックキャンペーンが行われていたり、アプリ内にあるクーポンの利用でネットショッピングがお得な条件でできます。
『Revolut』公式ページ:
https://www.revolut.com/ja-JP/
『IDARE』が海外事務手数料0円で使えるようです。三井住友銀行をはじめとする大手金融機関が出資をしている日本のFinTech企業であるため、信頼性も高いです。
ただし、Visaの決済レートが思ったほど良くないという口コミもあるため、少額の利用で試してみて納得できればメインとして使いましょう。
『Revolut』(Metal:メタルプラン)
『Revolut』(Metal:メタルプラン)は2022年1月20日より日本でもサービス開始になり、スタンダードプランに加えて次のようなメリットがあります。
- 1%キャッシュバック(上限5,000円/月)
- 無制限に手数料無料で外貨へ両替
- 国内外での無料ATM引き出し限度額が100,000円/月までアップ
- 18gの強化スチールメタルカード(ブラック・ゴールド・スペースグレー・ローズゴールド・ラベンダー)
- フライト1時間遅れで空港ラウンジパス無料
- 空港ラウンジサービス「LoungeKey」
チャージするMastercardクレジットカード※のポイントを確実にもらえるため、キャッシュバック分還元を増やせてMIXI M(旧6gram)などのサービスに代わって納税などの支払いをお得にできます。
※2024年6月11日よりMastercardブランドのクレジットカード及びデビットカードからのチャージは手数料無料になるため、メリットが復活します。
高額利用者や個人事業主・法人代表者などの方は、1日でも早く作成した方が利用額1,980円/月または19,800円/年以上に得をしやすくなります。
『Revolut』(Metal:メタルプラン)公式ページ:
https://www.revolut.com/ja-JP/
『IDARE』が海外事務手数料0円で使えるようです。三井住友銀行をはじめとする大手金融機関が出資をしている日本のFinTech企業であるため、信頼性も高いです。
ただし、Visaの決済レートが思ったほど良くないという口コミもあるため、少額の利用で試してみて納得できればメインとして使いましょう。
『ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード』
『ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード』はスルガ銀行 ANA支店が発行する年会費無料のデビットカードです。
また、ANAのマイルが貯まるカードの1つで、年間利用額に応じて年間最大8,000マイルがもらえます。
最大のメリットは、年会費無料デビットカードで唯一海外旅行保険が自動付帯(持っているだけで適用される)の条件で付くことです。
補償項目 | 補償金額 |
傷害:死亡後遺傷害 | 500万円 |
傷害:治療費用 | 150万円 |
疾病:治療費用 | 150万円 |
携行品 | 10万円 |
賠償責任 | 1,000万円 |
救援者費用 | 150万円 |
航空機遅延費用 | 1万円 |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | 2万円 |
一般クラスのクレジットカードでもこのような好条件の海外旅行保険は付かない事が多く、航空機遅延費用や航空機寄託手荷物遅延等費用はゴールドカード並の条件と言っても過言ではありません。
そのため、年に1回以上海外へ行く方はANAをメインに使っていない方でも是非持っておきたい1枚です。
『ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード』公式ページ:
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/financialpass_visa_debit/
4. コスパの良さで選ぶおすすめデビットカード3選
この章では年会費に対して機能や特典が優れたコストパフォーマンスの良いデビットカードを紹介します。
多くのカードは無料でも優れていますが、中には有料であってもハイステータスなクレジットカードと同様の特典やサービスを利用できるものも含まれます。
多くの方におすすめできるデビットカードは次の通りです。
カード名 | 発行銀行 | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『Oliveフレキシブルペイ 一般』 | 三井住友銀行 | 0.5% |
|
『Oliveフレキシブルペイ ゴールド』 | 0.5% | 一般の(1)〜(3)に加えて
| |
『Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード』 | 1% | 一般の(1)〜(2)に加えて
| |
『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』 | あおぞら銀行 | 0.25%〜1%※ |
|
『リクルートポイント付きVisaデビットカード』 | スルガ銀行 | 0.8% |
|
『ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード』 | 銀行の取引による |
| |
『イオン銀行キャッシュ+デビット』(JCB) | イオン銀行 | 0.5%〜1% |
|
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』 | ソニー銀行 | 0.5%〜2%※ |
|
『楽天銀行デビットカード(JCB)』 | 楽天銀行 | 1% |
|
カード名 | 発行銀行 | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『デビットカード(Mastercard)』 | 住信SBIネット銀行 | 0.8% |
|
『プラチナデビットカード(Mastercard)』 | 1% |
| |
『Visaデビット付キャッシュカード』 | GMOあおぞらネット銀行 | 0.6%~1.2%※ |
|
『セブン銀行デビット付きキャッシュカード(JCB)』 | セブン銀行 | 0.5%~1% |
|
※キャッシュバック
比較の結果、以下の3枚をコスパの良いデビットカードとして紹介します。
- 『Oliveフレキシブルペイ 一般』
- 『イオン銀行キャッシュ+デビット』(JCB)
- 『プラチナデビットカード(Mastercard)』
『Oliveフレキシブルペイ 一般』
『Oliveフレキシブルペイ 一般』は三井住友銀行・三井住友カードが発行する年会費永年無料のポイント還元率0.5%のデビットカードを含む1枚で3つの支払いができるカードで、2023年3月から募集開始されましたが人気急上昇中です。
デビットカードでありながら、下記のようにポイントを多く手に入れやすいです。
- 選べる特典で給与・年金受取特典200ポイントなど
- 対象のコンビニ・飲食店での利用時に最大+8%ポイント還元
また、三井住友銀行本支店ATM、三菱UFJ銀行の店舗外ATMでの時間外手数料が無料だったり、SMBCダイレクトでの他行あて振込手数料が月3回まで無料など生活口座としての使い勝手も優れています。
『Oliveフレキシブルペイ 一般』公式ページ:
https://www.smbc.co.jp/kojin/olive/
あなたの予定利用状況に合わせて、ゴールドやプラチナを選択してください。
『イオン銀行キャッシュ+デビット』(JCB)
『イオン銀行キャッシュ+デビット』(JCB)は通常の還元率は0.5%ですが、全国にあるイオングループでの買い物では1%と高めの還元率となる年会費無料のデビットカードです。
デビットカードとしては下記のような最高レベルの買い物保険が付くのが大きなメリットです。
- 年間50万円まで購入日から180日間補償
- iPhoneなどのスマートフォンも対象となる(クレジットカードの買い物保険では対象外が多い)
また、VISAなどに比べると若干数は少ないですが、海外のJCB、CirrusマークのあるATM・CD機で現地通貨を1.6%+220円(税込)の低い手数料で引き出す事もできます。
電子マネーWAONも付いているため、対象の店舗ではタッチするだけで支払いができるなど総合的に非常に使いやすくコスパの良い1枚と言えます。
『イオン銀行キャッシュ+デビット』(JCB)公式ページ:
『プラチナデビットカード(Mastercard)』
『プラチナデビットカード(Mastercard)』は2019年4月1日より発行開始された日本初のMastercardブランドのデビットカードです。
年会費は11,000円(税込)必要ですが、次のようなメリットがたくさんあります。
- ポイント還元率1%
- 年1回最大10万円までのモバイル端末の保険が自動付帯条件で付く
- 「ダイニング by 招待日和」(提携の高級レストランを2名以上予約で1名分無料)
- 航空便遅延保険(海外・国内)が付く
- 米ドルの支払いが可能(外貨普通預金の米ドルが利用できる)
- 家族特約付きで、傷害1,000万円疾病700万円など実用的な旅行保険が自動付帯条件で付く
- 空港ラウンジサービス「プライオリティ・パス」(世界1,400か所以上の空港ラウンジを年3回無料利用)
- 国際線手荷物を往復各1個無料で宅配できる
- 世界約150ヵ国でSIMを始動させてインターネットに年間15日間・3GBまで無料で接続できる
クレジットカードに比べて審査がほぼない事に加えて、条件なく最安の年会費でプラチナカードのサービスや特典を利用できます。
空港ラウンジを無料で使える回数が少ないのがやや残念ですが、実用的な内容で高額な旅行保険が付くので、年3回以上海外旅行に行く方は掛け捨ての旅行保険の代わりに持つと良いでしょう。
『プラチナデビットカード(Mastercard)』公式ページ:
https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/debitcard/mastercard-platinum/
5. 還元率の高さで選ぶおすすめデビットカード3選
この章では還元率が高いおすすめのデビットカードをご紹介します。
原則数字の高いデビットカードは全てご紹介しますが、難しい条件を満たさないと高還元にならないなど一部のカードはおすすめから外しています。
カード名 | 発行銀行 | 還元率 | 年会費(税込) | 還元方法 |
『りそなデビットカード〈プレミアム〉』 | りそな銀行 埼玉りそな銀行 | 2% | 月会費700円(入会月無料) | りそなクラブポイント |
『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』 | あおぞら銀行 | 0.25%〜1% | 無料 | キャッシュバック |
『リクルートポイント付きVisaデビットカード』 | スルガ銀行 | 0.8% | 無料 | リクルートポイント |
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』 | ソニー銀行 | 0.5%~2% | 無料 | キャッシュバック |
『タカシマヤプラチナデビットカード』 | 3%〜11%※ | 33,000円 | タカシマヤポイント | |
『楽天銀行デビットカード(JCB)』 | 楽天銀行 | 1% | 無料 | 楽天ポイント |
『楽天銀行ベーシックデビットカード(Visa)』 | ||||
カード名 | 発行銀行 | 還元率 | 年会費(税込) | 還元方法 |
『楽天銀行シルバー デビットカード(Visa)』 | 楽天銀行 | 1% | 2,200円 | 楽天ポイント |
『楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)』 | 5,500円 | |||
『デビットカード(Mastercard)』 | 住信SBIネット銀行 | 0.8% | 無料 | スマプロポイント |
『デビット付きキャッシュカード』(JCB) | セブン銀行 | 0.5%~1% | 無料 | nanacoポイント |
『Visaデビット付キャッシュカード』 | GMOあおぞらネット銀行 | 0.3%~1.2% | 無料 | キャッシュバック |
『Mastercardプラチナデビットカード』 | 0.5%~1.2% | 3,300円 | キャッシュバック |
※+1%のボーナスポイントは年間30,000ポイント、対象利用額上限年間300万円(税込)、海外利用分は対象外など条件があります。
比較の結果、以下の3枚のデビットカードがおすすめです。
- 『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』
- 『デビットカード(Mastercard)』
- 『Mastercardプラチナデビットカード』
『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』
『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』はあおぞら銀行が発行する年会費、発行手数料が無料でキャッシュバック還元率が0.25%〜1%のカードです。
定期的に、コンビニなど特定加盟店での利用で最大2%還元などのキャンペーンを行っています。
引用:あおぞら銀行
2025年3月31日まで特定加盟店である下記のコンビニで利用すると、利用金額を月毎に集計しその2%分(上限1,000円/月)がプレゼントされます。
- セブン-イレブン
- ローソン
- ミニストップ
- セイコーマート
- デイリーヤマザキ
- NewDays
月50,000円までが対象となり、月毎の集計金額に対しての還元なので、クレジットカードと異なり、切り捨てが少なく確実にキャッシュバックを得やすいです。
「Visaデビット キャッシュバックプログラム」の1%を合計して2%分となり、同様のキャンペーンが過去にも繰り返し行われているため、作っておくと得しかない1枚です。
『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』公式ホームページ:
『デビットカード(Mastercard)』
『デビットカード(Mastercard)』は2019年4月1日より発行開始された日本初のMastercardブランドのデビットカードです。
基本のポイント還元率が0.8%と高い事に加えて、現金やJALマイルに交換することができるため多くの人にとって使い勝手が良いです。
また、米ドルの支払いが可能(外貨普通預金の米ドルが利用できる)ため、海外でカードを利用する方にとっては使い方次第で為替手数料を安く抑えることができるのもメリットです。
『デビットカード(Mastercard)』公式ページ:
https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/debitcard/mastercard/
『Mastercardプラチナデビットカード』
『Mastercardプラチナデビットカード』は2022年10月17日より提供開始されたGMOあおぞらネット銀行が発行するMastercardブランドが付いたデビットカードです(コンタクトレス決済もできます)
年会費3,300円(税込)必要ですが、多くの利用先でキャッシュバック率1.2%となり、現金で還元されます。
ただし、以下の利用先はキャッシュバック率が異なるので、注意してください。
『Mastercardプラチナデビットカード』公式ページ:
6. デビットカードについてよくある3つの質問
この章ではデビットカードについて以下のよくある3つの質問について紹介します。
- デビットカードはどうやって作るの?
- デビットカードってどうやって使うの?
- デビットカードって使えない場所もあるの?
この章を読むことで一般的なデビットカードについての疑問が解消されるでしょう。
6-1. デビットカードはどうやって作るの?
デビットカードはクレジットカード会社から発行されるのではなく、銀行が発行するカードです。
そのため、デビットカードを作るにはその銀行の口座を作る必要があります。
- 『Oliveフレキシブルペイ』を作る→三井住友銀行の口座が必要
- 『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』を作る→ソニー銀行の口座が必要
銀行口座の開設には健康保険証などの本人確認書類と印鑑(シャチハタ以外)が必要です。
ネット銀行を中心に、最近は店舗に行かなくても銀行口座を公式ホームページからも開設可能です。
例えば、ソニー銀行は以下のように公式ホームページから口座開設が可能となっており、口座開設とデビットカードが同時に申し込むことができます。
出典:ソニー銀行
申し込みが完了すると、カードによりますが最短3営業日程度で受取る事ができます。
6-2. デビットカードってどうやって使うの?
デビットカードは基本的にキャッシュカードと一体となっています。そのため、デビットカードのことを「デビット機能付き」キャッシュカードという場合もあります。
この場合のデビット機能とは銀行のキャッシュカードで買い物ができる機能のことを指し、デビットカードを店舗で利用すると銀行口座から利用代金が引き落とされます。
例えば、『楽天銀行デビットカード(JCB)』の場合、カードのつくりは以下のようになっており、2通りの使い方があります。
出典:楽天銀行
上図のように、差し込む方向によってカードの機能が変わります。
- 青枠:ATMでのキャッシュカードとしての利用
- 赤枠:ショッピングなどデビットカードとしての利用
また、使用する機能によって以下のように利用用途や入力する暗証番号が異なります。
キャッシュカード機能 | デビット機能 | |
暗証番号 | 「楽天銀行の暗証番号」の頭4桁 | カード申込の際に指定された数字4桁の暗証番号 |
利用用途 | 国内のATMで現金引出/残高照会を行う場合 |
|
上記のようにデビットカードには原則デビット機能とキャッシュカード機能があります(一部デビット機能のみもあり)
キャッシュカード機能は通常の銀行のキャッシュカードと同じようにつかえます。
しかし、デビット機能については利用する際に以下の点に注意しましょう。
支払方法を聞かれた場合は「デビット」と言うのではなく、「(クレジット)カード」で「1回払い」で支払うことをお伝えください。
なぜなら、カード利用時に「デビットで」と伝えて決済を指定した場合、「J-Debit」サービスと間違って認識され、利用できるはずの場所で利用できなくなってしまう可能性があります。
また、即時決済のためデビットカードには、分割払い方法はありません。「1回払い」以外の支払方法を選択した場合も「1回払い」扱いになります。
補足
ICカード対応の加盟店では、利用の際はデビット用暗証番号を入力して利用してください。
ICカード未対応の加盟店では、サインで利用してください。
6-3. デビットカードって使えない場所もあるの?
デビットカードは利用と同時に口座からお金が引き落とされます。
そのため、デビットカードは基本的に即時決済ができないような決済、または以前に即時決済で対応していて問題が発生したような決済は、デビットカードが原則使えません。
デビットカードが使えないのは以下の5つの場面です。
- 高速道路料金
- 飛行機の機内販売
- ガソリンスタンド
- 紙伝票での決済
- 月々の支払い
高速道路料金
高速道路の料金はデビットカードで決済することができません。そのため、デビットカードではETCカードも発行することができません。
なぜなら、デビットカードは即時決済なのでもし仮に高速道路のゲートをくぐった際に口座に残高がなければ、決済ができずその場で止まることになってしまいます。
高速道路の料金所でスムーズに決済するための仕組みが、逆に渋滞を招く要因になってしまいかねないのでデビットカードでは高速道路料金を払えないことになっています。
飛行機の機内販売
飛行機の機内販売でも決済をすることができません。なぜなら、飛行機に搭乗している際はオンライン決済ができないからです。
以前は機内販売でも利用できたのですが飛行機に搭乗中は決済ができず、地上についてから決済をした際に口座に残高がなく決済できないというトラブルが多発したので今は決済できないデビットカードが増えています。
ガソリンスタンド
ガソリンスタンドの決済もできなくなっているデビットカードが多いです。
これもガソリンスタンドでの利用と決済に時間差が生じてしまい、トラブルが発生したからです。
紙伝票での決済
たまに紙伝票を利用して決済するお店がありますがこの場合もデビットカードは使えない場合が多いです。
紙伝票による決済も利用と決済に時間差が生じることが多いからです。
月々の支払い
ネットサービスの月々の支払いや保険の支払いなど毎月料金が発生するコンテンツの支払いには利用できるデビットカードは少ないです。
なぜなら、デビットカードは決済の際に預金口座から金額が引かれるので、請求日に口座残高不足で利用料金を回収できないというトラブルが多かったからです(クレジットカードはカード会社が立て替えて払うためサービス業者は安心できる)
しかし、すべてのVISAデビットカードで月額支払ができないわけではなく、例えばジャパンネット銀行のJBN Visaデビットカードは月々払いに積極的なVISAデビットカードで携帯電話料金、動画サイトなどの月額利用料金の支払いに使えます。
もっと細かく知りたい方は自分のカードの公式ページを参考にしてください。
例えば『Oliveフレキシブルペイ』などでは 「ご利用いただけない加盟店(利用不可加盟店)」など詳細な表記があります。
7. まとめ
2024年現在作れる(発行予定を含む)全デビットカード163枚を比較し、ご紹介しました。
基本的にはあなたになじみのある身近な銀行や、ネット銀行で発行されているカードを選ぶと良いでしょう。
ただ、下記のような特定の目的がある場合は次のデビットカードがおすすめです。
全デビットカードの中で総合的に最もおすすめなデビットカード
デビットカードとしての機能はほぼ同じで、ANAマイルをたくさん貯めたい方は『ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET』もおすすめです。
海外旅行で便利に使えるおすすめデビットカード4選
海外旅行で便利に利用できるデビットカードは以下の通りです。
コスパの良さで選ぶおすすめデビットカード3選
年会費に対して機能や特典が優れたコストパフォーマンスの良いおすすめのデビットカードは以下の通りです。
還元率の高さで選ぶおすすめデビットカード3選
還元率が高く、使いやすいポイントがたまったりキャッシュバックを受けられるおすすめのデビットカードは以下の通りです。
この記事でご紹介した比較表や内容が、あなたにとって1番良いデビットカードを選ぶのに役立つことを願っています。
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