「学校でバイトが禁止されているけどお小遣いじゃ足りないから副業で稼げないかな」「校則や親からバイトしちゃダメって言われてるけど副業でお金を稼ぎたい」などと考えていませんか。
原則としてどんな副業をするにしてもそのサービス・副業の利用規約を確認し、以下のような条件を満たしていないと最悪あなたが稼いだお金を規約違反という形で副業先に全額没収されることがあるので注意してください。
- 親など親権者の許可・同意を得る
- 年齢の条件(16歳以上、18歳以上が多いです)
年齢は特に重要で、18歳未満は登録・利用ができないのに「高校生でもできる副業」としてデタラメな情報を紹介しているメディアが非常に多いので騙されないでください。
この記事では、高校生(一部16歳以上)でもできる副業の中でおすすめを以下の流れでご紹介ます。
ご紹介している全ての副業は筆者が利用規約などを確認していますので、高校生(一部16歳以上)なら安心して登録・利用して稼ぐことができます。
1章の最後に備考として18歳以上ならできる副業もざっくり紹介しています。
高校生が副業を始める前に知っておきたいこと・するべきことも合わせて解説したり、参考情報として大学などの受験にもプラスの評価を得られて、副業の時給を上げやすくなるおすすめの資格も載せているので、是非参考にしてください。
1. 高校生ができる副業おすすめ9選
この章では高校生でもできるおすすめの副業をご紹介します。
ただし、副業を始める前に知っておいて欲しいことがいくつかあるので、先にそれについて解説します。
高校生が副業を始める前に知っておきたい・するべき4つの事
あなたが未成年で高校生の状況で副業を始めようと考えているなら、次の4つの事は知ったり行ってください。
- 親など親権者の確認を取る
- (持っていないなら)自分名義の銀行口座を1つ以上開設する
- 副業を自称する詐欺に騙されないよう対策や傾向を知っておく
- 始めようとする副業の利用規約や会員の条件を必ず確認する
これらを無視していきなり副業を始めても、せっかく稼いだお金が全額没収されたり親など親権者に迷惑をかけるなどのデメリットがあるので注意してください。
親など親権者の確認を取る
副業に関するほとんど全ての内容について、親など親権者の許可や了承が必要なので必ず確認を取ってください。
お金やポイントなどが発生するサービス(副業)では事業者側がかなり注意を払って運営しているため、親権者への確認が行く事も珍しくなく黙ってやっていたり虚偽の情報だと発覚すると強制退会、報酬全額没収なども十分ありえます。
サービス(副業)元が大きな企業や会社だった場合、グループ会社に“ブラック情報”が残って今後関連するサービスの登録や利用ができなくなるなどの恐れもあるため、軽々しく考えないようにしましょう(約束・決まりを守らない人に対して社会は厳しい反応を示します)
確定申告や納税、親など親権者の扶養にも関係してくる
高校生でこれらを気にするほど大金を稼ぐ人はほぼいないでしょうが、Youtuberなどで大きく当たって大金を稼げるようになれば、未成年であっても当然確定申告や納税しなければなりません。
また、親など親権者の扶養から外れる可能性もあり、あなたが稼げるから良いという簡単な話ではなくなります(親権者の所得税などが上がるなど面倒な状態になります)
未成年の高校生なら「所得」が48万円を超えると確定申告が必要になったり、継続して大金を稼げるようになるなら未成年者登記や開業届も必要になるかもしれません。もし稼げる金額が多くなったら親だけでなく税務署や税理士などにも相談しましょう。
(持っていないなら)自分名義の銀行口座を1つ以上開設する
もし現時点で1つも自分名義の銀行口座を持っていないなら、最低1つ以上は開設しておきましょう。
親権者の了承は必要な事もありますが、副業先からのお金の受け取りだけでなく、日常生活での支払いでもキャッシュカードに付くデビットカード機能でポイントやキャッシュバックが得られたり、カードやスマホで簡単にタッチ決済ができたりと非常に便利なので、親権者にメリットをアピールしましょう。
クレジットカードに比べると還元率は低くなる傾向にありますが、ないよりはもちろんマシなので「全163枚のデビットカードを徹底比較!」の記事を参考に銀行口座を作りましょう。15歳以上なら多くの銀行で口座とデビットカードが作れます。
副業を自称する詐欺に騙されないよう対策や傾向を知っておく
高校生など未成年でも容赦無く詐欺などの犯罪に巻き込まれる可能性があります。
LINE・Twitter・InstagramなどのSNSを通じて「簡単!1日◯分で◯円稼げる!」など非常に甘い文句であなたを誘導しますが、ほぼ100%詐欺と思って間違いありません。
無料のサービスにいくつか登録することでLINEスタンプやポイントがもらえるなどの例もありますが、クロに近いグレーだと疑った方が良いです。副業を自称する詐欺については「副業詐欺の避け方7選|甘い誘い文句には裏がある」の記事を参照してください。
始めようとする副業の利用規約や会員の条件を必ず確認する
最低限、登録や利用ができる対象になれるか、年齢・職業などの利用規約や会員条件は必ず確認してください。
これを無視して勝手に登録したり利用して多くのお金を稼げたとしても、18歳未満だったり未成年は不可、親など親権者の許可を得ていなかったという理由で強制的に登録解除や成果報酬が全額没収されることがあります。
有名なサービスなら多くのところで利用規約やよくある質問に登録・参加条件が書かれていますが、見つからない場合はサービス元に自分の年齢と高校生でも登録・利用できるか問い合わせをして確認した方が良いです。
高校生ができる副業おすすめ9選
上記でご紹介した知っておきたい・するべき4つの事を踏まえた上で、高校生ができる副業でおすすめの内容は以下の9つです。
- おこづかいアプリ
- アンケートモニター
- ポイントサイト
- レシートスキャン
- LINEスタンプ
- クラウドソーシング(coconala)
- フリマアプリ
- アフィリエイト(note・Amazon・楽天)
- Youtubeなどの動画配信
それぞれの副業について高校生でもできる根拠として利用規約なども示していますが、2021年6月時点の情報です。
申し込み時には必ず最新の利用規約や条件をよく読んで、高校生やあなたの年齢(15歳〜18歳)でも対象になるか確認してから登録・利用してください。
おこづかいアプリ:アプリを開いてページを見るなどの簡単な作業
「おこづかいアプリ」はアプリを開いてページを見るだけで、簡単にポイントを貯められるアプリです。
「楽天スーパーポイントスクリーン」なら毎日ログインでゲームに挑戦してボーナスポイントがもらえるチャンスがあったり、抽選で1,000〜10,000ポイントキャンペーンなどが行われています。
副業というより、いつも使っているスマホでのちょっとした操作の延長でお小遣いが稼げるでしょう。
おこづかいアプリが高校生でも副業にできる根拠
スーパーポイントスクリーン規約に年齢や未成年の登録を制限する記載がないため。楽天会員規約に関しても同様。
おこづかいアプリのおすすめサイト
「楽天スーパーポイントスクリーン」公式サイト:https://screen.rakuten.co.jp/
アンケートモニター:誰でも簡単に空いた時間で出来る!
「アンケートモニター」は企業やメディアからの簡単な質問や受け答えに回答するだけでお金やお金にも換えられるポイントがもらえる副業です。
基本的に登録が無料のサイトが多く、空いた時間にスマホのアプリからも簡単に行えるので高校生でも気軽に取り組んでいます。
アンケートモニターでおすすめのサイトは「マクロミル」「キューモニター」などがあります。いずれも無料で登録可能で案件数も非常に多いのでおすすめです。
アンケートモニターが高校生でも副業にできる根拠
引用:マクロミルのモニタ規約
引用:キューモニターの会員規約
アンケートモニターのおすすめサイト
- 「マクロミル」:https://monitor.macromill.com/
- 「キューモニター」:https://www.cue-monitor.jp/
ポイントサイト:本当に簡単な作業でコツコツ稼ぐ
「ポイントサイト」は広告サイトのクリックやゲーム、アンケートなどをするだけでポイントを貯めて、そのポイントを電子マネーなどにして稼ぐ方法です。
空いている時間に簡単に稼ぐことができるので、働いている感覚なしにお金を稼ぐことができます。
おすすめのポイントサイトは、案件の多さやポイントの換金レートの良さから「ECナビ」や「ワラウ」などがおすすめです。
ポイントサイトが高校生でも副業にできる根拠
引用:ECナビの利用規約
引用:ワラウのご利用規約
ポイントサイトのおすすめサイト
「ECナビ」公式サイト:https://ecnavi.jp/
「ワラウ」公式サイト:https://ssl.warau.jp/
レシートスキャン:1回のチャンスで最大5,000円相当のポイントが当たることも!
「レシートスキャン」はあなたが買い物で手に入れたレシートや買った商品のバーコードなどをスキャン(登録)すると、ポイントなどがもらえるサービスで、扱いとしては先にご紹介したアンケートモニターやポイントサイトと同じです。
いくつかあるサービスの中でも「CODE」はバーコードチャンスというミニゲームがあり、1回のチャンスで最大5,000円相当のポイントが当たることもあるなど、ポイントが貯めやすいです。
1ポイントが1円相当、交換手数料無料でdポイントやAmazonギフト券など使い勝手の良い交換先が多く、登録した結果が自動で家計簿にもなるため、お金の管理にも役立ちます。
レシートスキャンが高校生でも副業にできる根拠
引用:CODEの利用規約
レシートスキャンのおすすめサイト
「CODE」公式サイト:https://code.r-n-i.jp/
LINEスタンプ:絵の上手さよりもアイデアが大事
「LINEスタンプ」の作成をして、それがダウンロードされれば販売価格の35%が報酬となる副業です。
始めるのは非常に簡単で「LINE CREATORS STUDIO」と呼ばれるアプリをダウンロードすることで、スマートフォンで簡単に作成と販売が行えます。
2019年6月28日よりアプリで作成すると分配金が0円になってしまったので、LINE Creators Marketから作成・申請をおすすめします。
現在のLINEスタンプはカテゴリごとに検索が可能なので、売れるスタンプを作るためには少しでも競合を減らすためにカテゴリ数の少ないLINEスタンプを作るのがおすすめです。
LINEスタンプが高校生でも副業にできる根拠
引用:LINE Creators Marketの利用規約
LINEスタンプのおすすめサイト
「LINE Creators Market」公式サイト:https://creator.line.me/ja/
クラウドソーシング(coconala):稼げる仕事の種類や量がとにかく多い
クラウドソーシングとは企業などがオンライン上で不特定多数の方に業務を発注することで仕事の種類も誰にでもできるようなものから専門的なものまで様々あり、登録が無料なので誰でも簡単に始めることができるため、高校生にもおすすめの副業です。
具体的な依頼内容としてはロゴマーク作成やチラシデザイン、ネーミングやテープ起こし・データ入力など高校生でもできそうな仕事があります。
ただし、「クラウドワークス」などの有名で大手のクラウドソーシングサイトは筆者が確認した限り、“18歳以上”でなければ登録できないため、高校生でクラウドソーシングを行う場合は「coconala」を利用するしかありません。
coconalaが高校生でも副業にできる根拠
引用:coconalaのヘルプ
クラウドソーシング(coconala)の公式サイト
「coconala」公式サイト:https://coconala.com/
フリマアプリ:不用品の販売だけなら確定申告も原則不要
「フリマアプリ」を使い、安い商品を仕入れたり不用品を「メルカリ」などで高く販売し、その差額で稼ぐ副業です。
基本的には雑所得として処理できますが、次のような例外も多いので、本気で取り組むならその商材について十分に調べてから行いましょう(所得・税の分類、古物商許可申請など)
- 個人所有の不用品を販売するレベルなら雑所得として認められ、原則確定申告も不要(国税庁)
- 貴金属や宝石、書画、骨とうなどで、1個又は1組の価額が30万円を超える商品の所得は譲渡所得扱い(国税庁)
- 利益を得ることを目的として安く仕入れて高く販売して繰り返し多額の利益(年290万円以上?)を得ている場合、「事業所得」とみなされる可能性がある(都道府県が徴収する事業税が少なくなるため)
また、いわゆる「転売ヤー」との違いが曖昧なため、販売している商品や回数・金額によってはメルカリなどのアプリ企業やユーザーからの通報、警察や税務署などからチェックが入ったり最悪逮捕される可能性もあるので注意してください。
フリマアプリが高校生でも副業にできる根拠
引用:メルカリの利用規約
フリマアプリのおすすめサイト
「メルカリ」公式サイト:https://www.mercari.com/jp/
アフィリエイト(note・Amazon・楽天):高校生では稼ぎにくい
「アフィリエイト」とは成果報酬型の広告システムのことで、自分のブログやホームページなどで紹介した商品が購入されたり、サービスの利用がされると広告主から成果報酬を受け取ることで稼げる副業です。
アフィリエイトで稼ぐ場合、広告の案件を紹介してくれるASPと呼ばれるサイトへの登録が必要不可欠ですが、大手で有名なASP(A8.netなど)は18歳以上でなければ登録できず、高校生では以下のようなサービスにしか登録できません。
- 「note」:有料記事の販売など
- 「Amazonアソシエイト」:本や商品などの販売
- 「楽天アフィリエイト」:楽天グループの商品やサービスの紹介
- 「楽天ROOM」:楽天市場の商品の紹介
noteは高校生で他の人がお金を払ってでも読みたいと思わせる記事を書ける・作れるかがネックで、継続して複数出せなければ稼ぎも限られます。
他は主に物販系になり、Amazonは先に販売実績を出した上で保護者の同意があれば認められることもありますが、(紹介)料率は低めになり相当な数を売らないとまとまった金額は稼げません。
楽天系は成果報酬を受け取るための条件が非常に複雑で、月にもらえる報酬上限を上げるために楽天銀行の口座開設が必要になるなど手間がかかるので規約や条件をきちんと把握した上で取り組まないと別のことをした方がマシな時給になりえます(お小遣いレベルならROOMがおすすめです)
アフィリエイト(note・Amazon・楽天)が高校生でも副業にできる根拠
引用:noteのヘルプ
Amazonアソシエイトは規約上では未成年はプログラムに参加申請を断るとなっていますが、あなたの情報・状況を「アソシエイトカスタマーサービスに連絡する」で伝えることで、報酬をもらえる登録のために必要な回答を得られます。
ネットの口コミで多いのは以下の内容です(Amazonから直接回答された内容を最優先してください)
- Amazonアソシエイトを紹介するブログやサイト
- 上記ページからの販売実績(報酬はもらえないですが、売上を出せるかどうかはAmazon側でチェックされます)
- 親など保護者の同意書
楽天アフィリエイト パートナー規約や楽天会員規約に年齢や未成年の登録を制限する記載がないため高校生でも可能と判断。ただし報酬を受け取るためのルール・制限が厳しいので、公式ページとそのヘルプはよく読んで理解が必要。
ROOM利用規約も年齢や未成年の登録を制限する記載がありません。楽天アフィリエイトでもらえる楽天キャッシュに比べてROOMでもらえる楽天ポイントは使い勝手が良いので、高校生はROOMの方がおすすめです。
アフィリエイトのおすすめサイト
「note」公式サイト:https://note.com/
「Amazonアソシエイト」公式サイト:https://affiliate.amazon.co.jp/
「楽天アフィリエイト」公式サイト:https://affiliate.rakuten.co.jp/
「楽天ROOM」公式サイト:https://room.rakuten.co.jp/
Youtubeなどの動画配信:月数百万円稼げるようになることも
「YouTube」で稼ぐ方のことをYouTuberと言いますが、はじめしゃちょーやヒカキンなど有名なYouTuberの登場で現在では小学生の将来つきたい・なりたいランキングで1位を取るほど動画配信は有名な仕事(副業)です。
日本でもトップクラスのYouTuberは億を超える金額を稼いでいると言われているため、高校生で動画配信をしてお金を稼ごうと考える方もいますが、下記のようにそもそも収益化できるまでの条件が厳しいです。
- すべてのYouTubeの収益化ポリシーを遵守している。
- YouTubeパートナープログラムを利用可能な国や地域に居住している。
- 有効な公開動画の総再生時間が直近の12か月間で4,000時間以上である。
- チャンネル登録者数が1,000人以上である。
- リンクされているAdSenseアカウントを持っている。
これらの一般的な条件のクリアに加えて、AsSense(広告)に登録できるのは18歳以上でなければならないため、高校生で収益化したいなら両親など保護者のアカウントで承認されたAdSenseアカウントにリンクさせる必要があります。
引用:AdSense ヘルプ
これらを満たしても、よく言われる収益源は再生時に表示される広告で1再生0.2円〜(推定)で特別なオファーや企業とのタイアップなどがなければほとんど稼げないようですが、いわゆるバズったりファンが増えれば何もしなくても過去にアップした動画が月数百万円稼いでくれる資産となります。
必ずしも顔出しや地声で動画を作成・アップロードしなくても良いですが、普通にアップロードするよりは加工用ソフトや編集時間など、加工の手間が余分にかかるというデメリットもあります。
アプリの動画配信で副業したいなら還元率を重視
最近は高校生でもYouTubeの他にアプリで動画配信をしている人の数が増えてきています。
ライブ配信アプリの数もどんどん増えてきていますが、ライバー(配信者)として収益を目的にするならアプリのDL数や人気だけに囚われずにライバーへの還元率が高いアプリを選びましょう。
なぜならせっかくもらったギフトやアイテムも10%程度しか換金できなかったり、公認ライバーにならないと収益化できないことがあるからです。
高校生におすすめのライブ配信アプリは目的別に下表の通りです。
アプリ名 | 還元率/収益化難易度 | 目的/一言 |
ふわっち | 約50%前後 やや易しい | 何でも(雑談系で顔出し配信が多い) ノルマなどがなくアイテムなどの還元率が高め |
YouTubeなどが高校生でも副業にできる根拠
引用:Google アカウント ヘルプ
引用:YouTubeの利用規約
引用:ふわっちのサービス利用規約
Youtubeなど動画配信の関連サイト
Google アカウントの作成:https://accounts.google.com/signup/v2/webcreateaccount
「YouTube」公式サイト:https://www.youtube.com/
ふわっち公式サイト:https://whowatch.tv/
【補足】18歳高校生の副業について
多くの副業ができるサービスの利用規約では「18歳以上」と記載されているため、一般的に高校3年生の一定期間は条件を満たすことになります。
しかし、18歳でも学生の内は親権者の同意が必要な事が多いので、利用規約や条件を満たした上で登録・利用をしてください。
- 「アンケートモニター」:「infoQ」「オピニオンワールド」
- 「クラウドワークス」:クラウドソーシング(「ランサーズ」もおすすめ)
- 「覆面捜査官」:「ファンくる」
- 「イラストレーター」:「SKIMA」「STORES」
- 「アフィリエイト」:「A8.net」
- 「オークション」:「ヤフオク!」「STORES」「オークファン」
- 「動画配信」:「TwitCasting(ツイキャス)」(収益化許可)「Pococha」「17LIVE(イチナナ)」(PayPal開設が18歳以上)「Hakuna Live(ハクナライブ)」(Payoneer作成が18歳以上)
他メディアでよく紹介されているウーバーイーツなどのフードデリバリー配達員も18歳以上なら登録して稼げなくはないです。
しかし、 仕事の内容的に他人に見られる・知られるリスクがアルバイトと変わらないため、校則でバイトが禁止されていたり先生や友人などに副業をして稼いでいることをバレたくないなら避けた方が良いでしょう。
2. 【参考情報】受験にもプラス!副業の時給を上げやすくなるおすすめの資格9種
あなたがこれから始める副業の種類や内容にもよりますが、高校生(未成年)という事で軽んじられたり、低い単価や時給で働かされる可能性があります。
大学など進学の有無に関わらず、これからあなたが人生を生きていく上で次の3つに関しては勉強したり知識を付けておいた方が圧倒的に有利になります。
- 英語などの外国語
- お金・数字に関する科目(数学、政治・経済)
- ITリテラシー系(情報)
英語などの語学は進学はもちろん、どんな分野のプロスポーツ選手や文化・芸術で一流を目指すなら、外国人とのコミュニケーションを円滑にする上で必須と言えます。自身の考えなどの発信力だけでなく、英語は特に最新の優れた情報をすぐに得られるためできるだけ語学力を伸ばしておきたいです。
また、生きていく上で必要な不可欠なお金について理解を深めるためには、数学や経済の知識があればあるほどより有利に人生を過ごせるようになります。単純な四則計算や確率、大雑把な経済論を把握して活用するだけでも十分ですが、微分積分などの高等数学や複式簿記など会計の知識があれば詐欺商品に騙されるリスクを減らせたり、お得な商品を選びやすくなります。
Z世代と言われるデジタルネイティブな今の高校生は学校の先生よりもスマホやPCなどに詳しい事も珍しくありませんが、プログラミング言語やWebデザインは元より、AI(人工知能)や仮想通貨(暗号資産)に使われるブロックチェーンなどのフィンテックに関する知識や技術があれば高給を得られやすいです。
大学受験で加点されることもある副業の時給を上げやすくなるおすすめの資格9種
上記で紹介した内容は独学で身に付けても十分有利ですが、受験予定や副業先にどのくらいの知識や技術などを持っているか客観的に証明するためには『資格』を取得した方がその能力を認められやすくなります。
一般的に多くの大学で加点されやすく、副業をする時でも所持していることで時給を上げやすくなるおすすめの資格は次の9種です。
ジャンル | 資格名 | |||
語学(英語) | 英検 | TOEIC | TOEFL | TEAP |
お金・数字 | 日商簿記 | 全商簿記 | 数学検定 | |
情報(IT系) | MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト) | 基本情報技術者試験 |
語学に関しては母数の大きさから英語にしていますが、進学先や自分の好みや関連する分野によって中国語やスペイン語などを選んで、その語学に関する有名な検定試験を受ける事で同等の評価を得られるでしょう(詳細は志望校の公式ページなどを確認してください)
お金・数字に関する資格で簿記は商業高校などでは一部カリキュラムに組み込まれている事もありますが、普通科に通っていて簿記や数学検定の数字が小さい級を持っていると能力の高さをアピールしやすいです。
IT系の資格は受験で評価されやすい資格と実社会で評価されやすい資格に乖離がありますが、独自にプログラミング・Webデザイン・AIなどを学び、関連する資格を取得しておくことでその分野で一定のスキルがあることを証明できます。
どの資格にしても所持している事で一定水準の能力があることを証明できるので、副業で仕事をもらいやすくなったり単価や時給を上げやすくなるという実用的なメリットがあるため、興味・関心のある分野なら早めに資格を取得した方が色々と有利です。
3. まとめ
高校生ができる副業についてご紹介しました。
繰り返しますが、原則としてどんな副業をするにしてもそのサービス・副業の利用規約を確認し、以下のような条件を満たしていないと最悪あなたが稼いだお金を規約違反という形で副業先に全額没収されることがあるので注意してください。
- 親など親権者の許可・同意を得る
- 年齢の条件(16歳以上、18歳以上が多いです)
あなたが未成年で高校生の状況で副業を始めようと考えているなら、次の4つの事は知ったり行ってください。
- 親など親権者の確認を取る
- (持っていないなら)自分名義の銀行口座を1つ以上開設する
- 副業を自称する詐欺に騙されないよう対策や傾向を知っておく
- 始めようとする副業の利用規約や会員の条件を必ず確認する
高校生ができる副業でおすすめの内容は以下の9つです。
- おこづかいアプリ:「楽天スーパーポイントスクリーン」
- アンケートモニター:「マクロミル」「キューモニター」
- ポイントサイト:「ECナビ」や「ワラウ」
- レシートスキャン:「CODE」
- LINEスタンプ:「LINE Creators Market」(アプリで作成すると分配金が0円なので注意)
- クラウドソーシング:「coconala」
- フリマアプリ:「メルカリ」
- アフィリエイト:「note」「Amazonアソシエイト」「楽天アフィリエイト」「楽天ROOM」
- Youtubeなどの動画配信:「Google アカウントの作成」「YouTube」(収益化は18歳以上or両親など保護者のアカウント)「ふわっち」
副業などでお金を稼ごうとするなら、高校生だからという理由や言い訳は通用しないので、規則やルールは守ってください。税金や法律からは逃げられません。
また、お金をたくさん稼げるようになると自分の言動に注意しないと悪い大人たちに簡単にカモにされるので、自律や自己防衛を心掛けましょう。
進学するにしても就職するにしても高校生時代は貴重な時間なので、将来に役立つ内容を副業にすることでお金だけでなく人生を豊かにできるため、あなたの未来が幸せになる副業に取り組むことを願っています。