Amazonでデビットカードは利用できるのかについて悩んでいますね。
結論から言うと、AmazonでもVISAなど国際ブランドが付いているデビットカードならば問題なく利用できます。他のサイトではVISAデビットカードのみ利用可能と誤った情報が書かれていることがありますが、Mastercard・JCBのデビットカードも利用可能です。
この記事では大手金融会社3社で勤務した経験がある私がAmazonにおけるデビットカードの利用について以下の流れで紹介します。
この記事を読むことで、最も簡単な支払いができるクレジットカードが無くてもAmazonのサービスを利用できるようになり、さらにAmazonをお得に利用できます。
デビットカードで直接Amazonで支払いはできますが、クレジットカードなどに比べると還元率などは低くなりやすいです。
そのため、「Amazonギフト券チャージがお得になるキャンペーン」の記事で紹介している方法でAmazonギフト券チャージをしてから支払った方が得をしやすいです。
上記記事で紹介しているクレジットカードの部分はほとんどの場合でこちらで紹介しているデビットカードでも同様にできるので、是非参考にしてください。
2022年12月1日から国税の支払いでAmazon Payが使えるようになったため、Amazonギフト券の価値が急騰しています。
1. Amazonでデビットカードを利用する際に知っておきたい5つのポイント
デビットカードとはクレジットカードと同様にVISAなど国際ブランドの支払い機能を兼ね備えたカードで、ネット決済やお店での決済が可能です。
そのため、VISA/Mastercrd/JCBの国際ブランドを持つデビットカードならばAmazonでも問題なく利用することができます。
この章では以下の流れでAmazonでのデビットカード利用について説明をしていきます。
- Amazonでも利用できるデビットカード
- デビットカードを利用する8つのメリット
- デビットカードを利用する5つのデメリット
- Amazonでデビットカード利用時の注意事項
- プリペイドカードも利用可能
この章を読むことで事情があってクレジットカードが持てなかったり、クレジットカードを持ちたくない現金主義の方でも、クレジットカードと同じようにAmazonで買い物ができます。
1-1. Amazonでも利用できるデビットカード
Amazonは下記の支払い方法に対応しています。
- コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネー払い
- 代金引換
- クレジットカード(デビットカード)
- Amazonギフト券
- Amazonポイント
- Amazon Pay
- パートナーポイント(JCBカードのOki Dokiポイント)
- 携帯決済(d払い・auかんたん決済)
- プリペイドカード(Visa プリペイドカード、Vプリカ、au PAY プリペイドカードなど)
- あと払い (ペイディ)
- PayPay(ペイペイ)
しかし、もっとも支払いスピードが速く、支払い手続きが簡単な方法の1つはクレジットカードです。
さらににVISAなどの国際ブランドを持つデビットカードならば、クレジットカードと同じようにAmazonでも問題なく利用することができます。
そのため、デビットカードを持つことで以下のような方でもAmazonでクレジットカードと同じように決済をすることができます。
- クレジット機能、後払いが嫌いな方
- 年齢制限でクレジットカードが持てない方
- クレジットカードの審査が不安な方
しかし、ゆうちょなど日本の銀行の多くで作れるデビットカードはVISAなどの「ブランドデビットカード」ではなく、「ジェイデビットカード」なので利用できないので注意しましょう。
ブランドデビットカードと「ジェイデビットカード」の違いは以下の通りです。
「ブランドデビットカード」 | クレジットカードと同様に海外(ほぼどこでも)やネットショッピングコンビニでも世界中のVISA・Mastercard・JCBのマークがあるお店で利用可能 |
「ジェイデビットカード」 | ジェイデビットのマークがある場所が少ないので海外やAmazonなどのネットショッピング、コンビニで利用することができない。 |
このようにせっかくデビットカードを作っても、ブランドデビットカードでなければでなければAmazonで利用することはできません。
主なブランドデビットカードを作れるのは以下のような銀行です。
- 三井住友銀行(0歳からOK):『Oliveフレキシブルペイ 一般』
- 三菱UFJ銀行:『三菱UFJデビット(JCB・VISA)』
- りそな銀行(系列銀行の埼玉りそな/近畿大阪含む):『りそなデビットカード(Visa)』
- あおぞら銀行:『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』
- スルガ銀行(一部支店で高校生不可):『SURUGA Visaデビットカード』
- イオン銀行(18歳以上、高校生不可):『イオン銀行キャッシュ+デビット』『イオンデビットカード』
- 住信SBIネット銀行:『デビットカード(Visa)』『デビットカード(Mastercard)』
- 楽天銀行(16歳以上なら高校生でもOK):『楽天銀行デビットカード(JCB)』『楽天銀行ベーシックデビットカード(Visa)』
- PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行):『PayPay銀行Visaデビット付キャッシュカード』
- ソニー銀行:『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』
- セブン銀行(16歳以上なら高校生でもOK):『デビット付きキャッシュカード』
1-2. デビットカードを利用する8つのメリット
上記のようにAmazonでも利用できるようになっていたりと、最近では現金やクレジットカードに加え、もう一つの支払い方法としてデビットカードが人気です。
特に海外ではクレジットカードの普及率よりもデビットカードの方が普及率の方が高いくらいです。
デビットカードが人気な理由としては以下のように現金払いやクレジットカードと比較した際に多くのメリットがあるからです。以下のメリットはAmazonでは勿論、Amazon以外でも役に立ちます。
- 審査が無い
- 使いすぎる恐れがない
- ポイントなどの還元があり、現金払いよりお得
- 現金を引き出したり持ち歩く必要がなくなるので便利
- 15歳から持てる
- ショッピング保険付きで、不正利用も補償される
- 一部ハイランクカードの特典も利用できる
- 海外のATMにて現地通貨を引き出せる
このように非常に多くのメリットがあります。
デビットカードのメリットについてより詳しく紹介します。
審査が無い
デビットカードには原則審査がありません(立替機能があるイオン・スルガなど一部の銀行では審査があります)
そのため、通常ではクレジットカードの審査に通らないような方や審査が不安な方でもデビットカードならば作ることができます。
これはデビットカードがクレジットカードのように事後決済ではないので、お金を一時的に借りるような状態にならないからです。
使いすぎる恐れがない
デビットカードの上限額は銀行口座の残高です。また、キャッシング機能もありません。
そのため、クレジットカードのように借金をすることなく買い物ができます。
また、無料アプリを銀行口座と連動させることで口座管理もできるので使いすぎることも防げます。以下におすすめのアプリを1つ紹介しておきます。
参考:「クラウド家計簿」
「クラウド家計簿」は銀行口座と連動することで今までつけるのが面倒だった家計簿が、デビットカードを利用するたびに自動で記帳されて仕上がります。
「クラウド家計簿」のアプリとしておすすめなのはマネーフォワードです。
出典:マネーフォワード
家計簿カレンダー機能で銀行の入出金やカード履歴を取得し、カレンダーで表示してくれるので家計の管理がしやすくなります。
簡単にデビットカードと連動できるので気になる方は是非、利用してみてください。
ポイントなどの還元があり、現金払いよりお得
デビットカードにもクレジットカードと同じようにポイントなどの還元があるものがあります。そのため、現金払いよりはお得と言えます。
特にAmazonは商品の値段や配送料が安価な分、Amazonポイントの還元がなかったり少ないのでデビットカードを利用してポイント還元を受けることでAmazonをよりお得に利用できます。
しかし、クレジットカードの還元率よりは低い傾向にあります。
現金を引き出したり持ち歩く必要がなくなるので便利
デビットカードはクレジットカードとほぼ同じようにVISAなど同じ国際ブランドの加盟店で支払いができるので、大量の現金を持ち歩く必要がなくなります。
財布の中身もかさばらなくなり、いちいちATMに行く必要がなくなるのでATM手数料も節約できます。
15歳から持てる
デビットカードは15歳*から持つことができます。
*三井住友銀行など一部の銀行では15歳未満でも作成できます。
最近ではネットなどでクレジット機能がなければ決済できないケースもあるので、高校生でもクレジットカードが欲しいと思うことが多いはずです。
デビットカードならば高校生でも作れて利用でき、海外留学に行く場合も安全にお金の管理や支払いができます。
ショッピング保険付きで、不正利用も補償される
ショッピング保険や不正利用に対しての補償が付帯しているデビットカードもあるので、安心して利用ができます。
ショッピング保険は購入した商品が破損などのトラブルにあっても条件を満たせば、補償を受けられる保険です。現金払いでは付かなかったり有料であることが多いです。
不正利用に対しての補償も付帯しているデビットカードもあるので盗難や紛失にもしあっても安心です。しかし、この補償には上限があるので注意が必要です。
一部ハイランクカードの特典も利用できる
最近はプラチナカードの機能や特典が付いているデビットカードがあります(『タカシマヤプラチナデビットカード』『プラチナデビットカード(Mastercard)』)
最初に述べた通り、原則審査がないのに下記のようなハイステータスカードの特典を利用できるのは大きなメリットです。
- VISAのプラチナコンシェルジュサービス
- 最高1億円の海外旅行保険(自動付帯)
- 世界1,000か所以上の空港ラウンジを無料で利用できる
- 提携しているレストランの所定コース2名以上予約で1名分無料
銀行の作成条件を満たして年会費を払えば、誰でもこのような豪華なサービスを使えるので、非常に便利です。
海外のATMにて現地通貨を引き出せる
海外に行った際にクレジットカードで支払いや現地通貨をキャッシングすることで空港などで換金するよりも手数料が安く済みますが、デビットカードでも同じことができます。
- クレジットカード同様、海外で利用可能
- 自分のお金を現地通貨として引出せる、キャッシングと違って金利がかからない
クレジットカードはもちろん、キャッシング機能にも審査があるため利用できる人が限られます。
しかし、デビットカードは原則審査がないので誰でも持つことができ、現地で安全に必要なだけの現金を引き出すことができるので便利です。
1-3. デビットカードを利用する5つのデメリット
上記のように非常にメリットが多く便利なデビットカードですが、クレジットカードと比較した際に気をつけなければならないデメリットがあります。
以下のデメリットはAmazonでは勿論、Amazon以外でも注意が必要です。
- 分割払いやリボ払いなどができない
- 盗難や紛失時の不正利用に対する補償額の上限が低い
- クレジットヒストリーが作れない
- ポイント還元率はクレジットカードより低くなりやすい
- 時間帯によっては利用できないデビットカードもある
上記のようにデメリットもあります。
デビットカードを作ろうと考えている方は十分に理解してから作るようにしましょう。
分割払いやリボ払いなどができない
デビットカードは即時決済が原則なので当然ですが、クレジットカードのように分割払いやリボ払いに対応していません。
盗難や紛失時の不正利用に対する補償額の上限が低い
先ほどデビットカードのメリットとして不正利用に対する補償をあげましたが、クレジットカードと違って、この補償額の上限は低めです。
例えば、みずほ銀行のJCBデビットでは年間100万円が不正利用に対しての保証の上限です。
口座にそれ以上のお金が入っていて、不正に利用されても保証の対象にはなりません。
クレジットヒストリーが作れない
クレジットヒストリーとは過去にあなたが利用したクレジットカードやローンの返済履歴のことで、専門の信用機関に記録されています。
このクレジットヒストリーが良好だとランクの高いカードを作りやすくなったり、条件の良いローンを組みやすくなります。
しかし、デビットカードをいくら利用してもこのクレジットヒストリーを築くことができないので、人によっては困ることになります。
ポイント還元率はクレジットカードより低くなりやすい
デビットカードのメリットでも説明しましたが、ポイント還元率はクレジットカードと比較すると低い傾向にあります。
これはデビットカードはクレジットカードと違って分割払いやリボの金利がなく、その他手数料収入も得られにくいので、発行している銀行も顧客に還元しにくいからです。
時間帯によっては利用できないデビットカードもある
基本的にクレジットカードは24時間利用可能ですが、デビットカードは時間帯によっては利用できなくなるカードもあります。
デビットカードでもネット銀行系のカードであれば基本的に24時間利用可能ですが、それ以外の銀行では時間帯によって利用できない場合があるのでカードを作る際は注意しましょう。
1-4. Amazonでデビットカード利用時の注意事項
基本的にはクレジットカードと同じように利用できるデビットカードですが、二重引き落としについては注意しなければいけません。
二重引き落としとは、口座から二重にお金が引き落とされてしまうことを言います。これが起こるのは非常に稀ですが、デビットカードの仕組み上どうしても起こってしまう可能性があります。
当然、返金処理はされますが、返金のタイミングは利用した店舗によって様々です。早ければ1〜2日で返金されますが、遅い場合は60日程度かかってしまうこともあります。
二重引き落としとは
二重引き落としとは以下のようにデビットカードは利用するとすぐに引き落としがされますが、その後に店舗から銀行に別の売り上げ情報が送られた際に再度引き落としがされてしまうエラーのことを言います。
そのため、あなたの口座からは二重に引き落としがされてしまいます。例えば、1万円の買い物で二重引き落としがされれば2万円が引き落とされてしまいます。
二重引き落としが起こってしまうのは主にネットショッピングで、以下のようなパターンの場合に多いです。
- 注文をキャンセルした場合
- 商品の値段が変更された場合
二重引き落としはデビットカードの性質上どうしても起こってしまうエラーです。
二重引き落とし時の返金請求
二重引き落としは正常なエラーなのできちんと返金はされますが、返金の時期に関しては以下のようになっています。
9.返金タイミング商品返品時のご返金には日数を要します(通常1週間程度、最大75日程度)。
返金の時期についてはご利用店舗ではわかりませんので、発行銀行までお問い合わせください。
二重引き落としになった場合、上記のように返金のタイミングにかなり大きな差が生じてしまう可能性があります。
上記には発行銀行に問い合わせてくださいとありますが、二重引き落としになった場合に返金が遅れてしまう原因は店舗が返金処理をしていないからです。
銀行はショップが返金処理を行い次第、すぐに手続きをしているので、返金を急ぐ場合は以下のようにショップに問い合わせることを推奨されています。
ショップが購入の取消処理だけをして、返金処理をしていないことが想定されます。その場合は、出金日から60日後(出金日を含まず)に返金されますのでご安心ください。
返金を急ぐときは以下のようにお伝えください。
「Visaデビットで購入した〇〇をキャンセルしましたが、まだ返金がされません。〇〇の取引の『オーソリ取消データ』を送信してください。
引用:ジャパンネット銀行
このようにすることで、二重引き落としになってしまった場合でもきちんと返金請求されます。
返金請求を行ってから1週間経っても、返金がされず返金を急いでる場合は以上のように対応してください。
原則デビットカードで取引する際には、注文のキャンセルを極力しないように慎重に取引することをおすすめします。
1-5. プリペイドカードも利用可能
ここまで、クレジットカードと同じようにデビットカードも利用可能であることを紹介してきましたが、Amazonではクレジットカードとデビットカード以外にもプリペイドカードによる決済も可能です。
プリペイドカードとはあらかじめ利用分をコンビニなどで購入するか、インターネットサイト上でチャージして利用できる決済用カードのことです。
以下はAmazonのプリペイドカードに対する表記です。
当サイトでは、クレジットカードと同じように決済ができるプリペイドカード(Visa プリペイドカード、Vプリカ、au PAY プリペイドカードなど)をお支払いにご利用いただけます。
ご利用時の暗証番号の入力は不要です。
上記のように「Vプリカ (Visa プリペイドカード)」「au PAY プリペイドカード」などのプリペイドカードも利用することができます。
2. Amazonプライムにも利用可能なデビットカード
Amazonをよりお得に利用できるサービスに「Amazonプライム」と呼ばれるサービスがあります。
30日間の無料体験の後に年会費5,900円(税込)かかるサービスですが、お急ぎ便・日時指定などが無料になるなど非常にお得です(600円/月のプランもあります)
この「Amazonプライム」とデビットカードについて、以下の流れで説明をします。
- 「Amazonプライム」のメリット
- 「Amazonプライム」の年会費は現金払い不可
2-1. 「Amazonプライム」のメリット
「Amazonプライム」に会員登録をすると以下のように10を超える様々なサービスを受けられるようになります。
中でも以下の4つは特におすすめです。
- 無料の配送特典
- プライム・ビデオ
- Prime Music
- Kindleオーナーライブラリーの利用
無料の配送特典
出典:amazon.co.jp
通常、350円〜500円近くかかる送料がAmazonプライム会員ならばお急ぎ便、お届け日時指定便を含めて全て無料で利用することができます。
Prime Video
出典:amazon.co.jp
国内ドラマ、映画、海外ドラマ、アニメなどが最新作も含めて追加料金なしで見放題になります。
Prime Music
出典:amazon.co.jp
追加料金なく、100万曲以上の楽曲やアルバム、プレイリストを広告の表示なしで、楽しむことができるサービスです。
Kindleオーナーライブラリーの利用
出典:amazon.co.jp
好きな本を1か月に1冊、無料で読むことができるKindleオーナーライブラリーを利用できます。
このサービスを利用するためにはKindle端末が必要ですが、最も安いものだと8,980円(税込)で購入可能です。
2-2. 「Amazonプライム」の年会費は現金払い不可
上記のように非常にお得な「Amazonプライム」ですが利用するためには年会費5,900円(税込)が必要です。
この年会費は下記のような支払い方法にしか対応していません。
- クレジットカード
- 携帯決済
- あと払い (ペイディ)
- PayPay(ペイペイ)※利用可能なPayPay残高は、PayPayマネーおよびPayPayポイントのみ
- Amazonギフト券※クレジットカードの使用を選択した場合のみ
- パートナーポイントプログラム(JCBのOki Dokiポイント)※JCBブランドのクレジットカードで会費をお支払いいただく場合に限り
古い情報ではデビットカードやau PAY プリペイドカードで支払いができると書かれていますが、現在では非対応です。
仮に支払いができたとしても、利用できる機能に制限を受けたりある日突然使えなくなる可能性もあるため、公式で紹介されている方法を利用しましょう。
クレジットカードを持てない場合、本人確認が完了しているPayPay(ペイペイ)での支払いが最も簡単で便利でしょう。
補足:無料会員でもクレジットカードなどの登録は必要
Amazonプライムには無料会員登録があり、会員登録から1ヶ月間無料で本会員と同じ特典を受けることができます。
しかし、無料会員でもクレジットカードまたは携帯決済の支払い方法をアカウントに登録する必要があります。
3. Amazonでお得なデビットカード3選
上記のようにAmazonをよりお得に利用するためにはクレジットカードが必要ですが、クレジットカードを持つことができなかったり、クレジットカードを持ちたくない方は代わりにデビットカードを利用することもできます。
Amazonで利用可能なVISAなどの国際ブランドを持つ個人向けデビットカードは100枚以上ありますが、この章ではその中でも特におすすめなカードについて紹介をします。
お得さは以下の観点で比較しました。
- 年会費
- ポイント還元率
- 付帯保険
メガバンクなど有名な銀行を含む主要なデビットカードは以下の通りです(全て年会費無料です)
カード名 | 発行銀行 | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『リクルートポイント付きVisaデビットカード』 | スルガ銀行 | 0.8% |
|
『ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード』 | 銀行の取引による(マイル) |
| |
『イオン銀行キャッシュ+デビット』(JCB) | イオン銀行 | 0.5%〜1% |
|
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』 | ソニー銀行 | 0.5%〜2%※ |
|
カード名 | 発行銀行 | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『楽天銀行デビットカード(JCB)』 | 楽天銀行 | 1% |
|
『デビットカード(Visa)』 | 住信SBIネット銀行 | 0.6% |
|
『デビットカード(Mastercard)』 | 0.8% |
| |
『Visaデビット付キャッシュカード』 | GMOあおぞらネット銀行 | 0.6%~1.2%※ |
|
『デビット付きキャッシュカード』(JCB) | セブン銀行 | 0.5%~1% |
|
『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』 | あおぞら銀行 | 0.25%〜1%※ |
|
※キャッシュバック
上記が主要な年会費無料のデビットカードです。
現在発行されている全デビットカードについて詳しく知りたい方は「全163枚のデビットカードを徹底比較!おすすめの1枚が必ずわかる」の記事を参照してください。
お得な年会費無料デビットカード3選
比較の結果、以下の3枚のカードをお得なカードとして紹介します。
- 『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』
- 『リクルートポイント付きVisaデビットカード』
- 『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』
この3枚のカードは年会費無料のデビットカードの中でもポイント還元率や付帯保険が特に優れています。
また、Amazonでの利用を含む年100万円以上利用できる方は『Oliveフレキシブルペイ ゴールド』だと年会費永年無料となり、1.5%の還元率にできます。
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』は全てのデビットカードの中で総合的に優れたスペックを持つお得に利用できる年会費無料カードです。
また、年会費無料カードの中で数少ないショッピング保険が付帯しており、購入商品が破損したり盗難にあった場合も補償してもらうことができます。
さらに、還元率も最大2.0%まで高くなり、しかもそれが毎月キャッシュバックされる形で返ってきます。
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』公式ホームページ:
『リクルートポイント付きVisaデビットカード』
『リクルートポイント付きVisaデビットカード』は年会費無料のカードで、いつ使ってもポイント還元率が0.8%となっており、ポイントがたまりやすいです。
貯まるポイントはリクルートポイントですが、このカードはHOT PEPPERやじゃらんなどのリクルートサービスで利用することができます。
また、リクルートポイントはローソンなどで利用可能なPontaにも交換できるので非常に使いやすくてお得です。
『リクルートポイント付きVisaデビットカード』公式ホームページ:
https://www.surugabank.co.jp/recruit/services/visa_debit.html
『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』
『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』はあおぞら銀行が発行する年会費、発行手数料が無料でキャッシュバック還元率が0.25%〜1%のカードです。
定期的に、Amazonなど特定加盟店での利用で最大2%還元などのキャンペーンを行っています。
引用:あおぞら銀行
通常でも「Visaデビット キャッシュバックプログラム」の利用で最大1%キャッシュバックを受けられます。
同様のキャンペーンが過去にも繰り返し行われているため、作っておくと得しかない1枚です。
『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』公式ホームページ:
ファミペイ バーチャルカード(JCBプリペイドカード)もお得!
2023年2月2日から「ファミペイ バーチャルカード(JCBプリペイドカード)」のサービスが開始となり、200円(税込)につき1円相当のボーナスが付与されます。
Amazonを含むネットのJCB加盟店での支払いも可能です。
信用情報に自信や余力がある方向け
また、2023年9月1日からは「ファミペイ翌月払い ステップボーナス」が開始予定で、上記バーチャルカードの登録とファミペイローンの契約で最大5%の還元が得られます。
このステップボーナスでの還元上限は500円相当/月です。
「ファミペイ翌月払い」はその名の通り、ファミペイで利用した金額を翌月にまとめて支払う方法です(10万円/月)
キャンペーンで10〜20%などかなり高額な還元を受けられますが、CICというクレジットカードなどの審査でも確認される信用情報機関を利用するクレジットカードやローンと同様のサービスです。
人によっては他社クレジットカードやローンの審査に通りにくくなる可能性もあるため、気になる方は登録を避けた方が良いでしょう。
「ファミペイ翌月払い」だけを利用するなら問題ありませんが、最近は「後払い」系のサービスが乱立していて、よく分かっていないのに登録を繰り返していると知らない間にクレジットヒストリーが汚くなってしまうためです。
ステップボーナス付与率の判定タイミングは毎月5日の請求確定時に、その月に支払いするファミペイ翌月払いの代金の付与率が確定します。
例) 10月5日(ファミペイ翌月払いの請求確定時)に「ファミペイカード」の登録をしている場合は「ステップ1」と判定されます。
毎月5日に送られてくる請求確定のプッシュ通知にて確定した付与率も確認できます。
ステップボーナス付与日はファミペイ翌月払い支払い日から1週間以内で、ファミペイ翌月払い利用特典の0.5%分と合算して付与されます。
4. まとめ
Amazonでのデビットカードの利用についてご紹介しました。
AmazonでもVISAなどの国際ブランドが付いているデビットカードならば問題なく買い物ができます。
おすすめのデビットカードは以下の通りです。
また、Amazonでの利用を含む年100万円以上利用できる方は『Oliveフレキシブルペイ ゴールド』だと年会費永年無料となり、1.5%の還元率にできます。
あなたがデビットカードを使ってAmazonをお得に利用できることを祈っています。