おすすめのデビットカードが知りたいと考えていませんか。
デビットカードは100種類以上あり、それぞれ年会費やポイント還元率、付帯保険など条件が全く違い、本当に自分に合ったデビットカードを見つけるのは難しいです。
そこでこの記事では大手金融会社3社で勤務した経験がある私が全163枚の中からあなたにおすすめのデビットカードを以下の流れで紹介します。
- 還元率(ポイント・キャッシュバックなど)が高いデビットカードおすすめ3選
- 手数料(ATM・振込など)がお得なデビットカードおすすめ4選
- 特典や保険が優れているデビットカードおすすめ3選
- 個人事業主や法人向けビジネスデビットカードおすすめ3選
様々な観点から比較を行っているため、あなたに本当に合ったおすすめのデビットカードがわかるでしょう。
1. 還元率(ポイント・キャッシュバックなど)が高いデビットカードおすすめ3選
まず還元率(ポイントやキャッシュバックなど)が高いおすすめのデビットカードをご紹介します。
比較表では原則数字の高いデビットカードは全てご紹介しますが、難しい条件を満たさないと高還元にならないなど一部のカードはおすすめから外しています。
カード名 | 発行銀行 | ポイント還元率 | 年会費(税込) | 還元方法 |
『りそなデビットカード〈プレミアム〉』 | りそな銀行 埼玉りそな銀行 | 2% | 月会費700円(入会月無料) | りそなクラブポイント |
『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』 | あおぞら銀行 | 0.25%〜1% | 無料 | キャッシュバック |
『リクルートポイント付きVisaデビットカード』 | スルガ銀行 | 0.8% | 無料 | リクルートポイント |
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』 | ソニー銀行 | 0.5%~2% | 無料 | キャッシュバック |
『タカシマヤプラチナデビットカード』 | 3%〜11%※ | 33,000円 | タカシマヤポイント | |
『楽天銀行デビットカード(JCB)』 | 楽天銀行 | 1% | 無料 | 楽天ポイント |
『楽天銀行ベーシックデビットカード(Visa)』 | ||||
カード名 | 発行銀行 | ポイント還元率 | 年会費(税込) | 還元方法 |
『楽天銀行シルバー デビットカード(Visa)』 | 楽天銀行 | 1% | 2,200円 | 楽天ポイント |
『楽天銀行ゴールドデビットカード(Visa)』 | 5,500円 | |||
『デビットカード(Mastercard)』 | 住信SBIネット銀行 | 0.8% | 無料 | スマプロポイント |
『MATSUI Bankデビット』 | 住信SBIネット銀行 マツイ支店 | 1% | 無料 | 松井証券ポイント |
『デビット付きキャッシュカード』(JCB) | セブン銀行 | 0.5%~1% | 無料 | nanacoポイント |
『Visaデビット付キャッシュカード』 | GMOあおぞらネット銀行 | 0.3%~1.2% | 無料 | キャッシュバック |
『Mastercardプラチナデビットカード』 | 0.5%~1.2% | 3,300円 | キャッシュバック |
※+1%のボーナスポイントは年間30,000ポイント、対象利用額上限年間300万円(税込)、海外利用分は対象外など条件があります。
比較の結果、以下の3枚のデビットカードがおすすめです。
- 『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』
- 『デビットカード(Mastercard)』
- 『Mastercardプラチナデビットカード』
『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』
『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』はあおぞら銀行が発行する年会費、発行手数料が無料でキャッシュバック還元率が0.25%〜1%のカードです。
定期的に、コンビニなど特定加盟店での利用で最大2%還元などのキャンペーンを行っています。
引用:あおぞら銀行
2025年3月31日まで特定加盟店である下記のコンビニで利用すると、利用金額を月毎に集計しその2%分(上限1,000円/月)がプレゼントされます。
- セブン-イレブン
- ローソン
- ミニストップ
- セイコーマート
- デイリーヤマザキ
- NewDays
月50,000円までが対象となり、月毎の集計金額に対しての還元なので、クレジットカードと異なり、切り捨てが少なく確実にキャッシュバックを得やすいです。
「Visaデビット キャッシュバックプログラム」の1%を合計して2%分となり、同様のキャンペーンが過去にも繰り返し行われているため、作っておくと得しかない1枚です。
『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』公式ホームページ:
『デビットカード(Mastercard)』
『デビットカード(Mastercard)』は2019年4月1日より発行開始された日本初のMastercardブランドのデビットカードです。
基本のポイント還元率が0.8%と高い事に加えて、現金やJALマイルに交換することができるため多くの人にとって使い勝手が良いです。
また、米ドルの支払いが可能(外貨普通預金の米ドルが利用できる)ため、海外でカードを利用する方にとっては使い方次第で為替手数料を安く抑えることができるのもメリットです。
『デビットカード(Mastercard)』公式ページ:
https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/debitcard/mastercard/
『Mastercardプラチナデビットカード』
『Mastercardプラチナデビットカード』は2022年10月17日より提供開始されたGMOあおぞらネット銀行が発行するMastercardブランドが付いたデビットカードです(コンタクトレス決済もできます)
年会費3,300円(税込)必要ですが、多くの利用先でキャッシュバック率1.2%となり、現金で還元されます。
ただし、以下の利用先はキャッシュバック率が異なるので、注意してください。
『Mastercardプラチナデビットカード』公式ページ:
2. 手数料(ATM・振込など)がお得なデビットカードおすすめ4選
ここでは手数料(ATMや振込など)の無料回数が多い、または無料にする条件が易しいなど安くお得に利用できるおすすめのデビットカードを3枚ご紹介します。
2-1. 店舗のある大手銀行主要デビットカード11枚比較表
まずはメガバンクなど実店舗を持つ全国規模で展開している大手銀行から発行されている主要なデビットカード11枚の手数料を一覧表にして比較しました。
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | 手数料 | ||
ATM | 振込 | 海外事務※ | |||
『Oliveフレキシブルペイ 一般』 | 三井住友銀行 | 永年無料 | 自行本支店は24時間無料 三菱UFJ銀行の店舗外ATMでの時間外手数料も無料 | 月3回無料 4回目以降165円〜770円 | 3.05%(税込) ※デビットモードの場合 |
『Oliveフレキシブルペイ ゴールド』 | 5,500円
永年無料:条件達成で ※デビットモード・クレジットモードでのご利用が対象です。 | ||||
『Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード』 | 33,000円 | ||||
『三菱UFJ-VISAデビット』 | 三菱UFJ銀行 | 無料 | 自行は無料(条件あり) | 無料〜990円(優遇なし) | 3.05%(税込) |
『三菱UFJ-JCBデビット』 | 4.65% | ||||
『みずほJCBデビット』 | みずほ銀行 | 無料 | 無料〜220円:自行・イオン 110円〜220円:コンビニ | 無料〜880円 月3回無料(年間100万円以上の利用など条件を満たした場合) | 3.4% |
カード名 | 発行銀行 | 年会費 | 手数料 | ||
ATM | 振込 | 海外事務※ | |||
『りそなデビットカード(Visa)』 | りそな銀行 埼玉りそな銀行 | 無料 | 自行無料 110円〜220円:コンビニ・他行。最高月3回無料(条件あり) | 0円〜770円 最高月3回無料(条件あり) | 4.4% |
『リクルートポイント付きVisaデビットカード』 | スルガ銀行 | 無料 | 自行:無料〜220円など(条件あり) | 無料〜660円(条件あり) | 3% |
『ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード』 | |||||
『イオン銀行キャッシュ+デビット』(JCB) | イオン銀行 | 無料 | 自行:無料 他行:最大月5回無料(条件あり) | 他行:最大月5回無料(条件あり) | 1.6% |
『GLOBAL PASS』 | SMBC信託銀行 | 無料 | 三井住友銀行:無料 他行:最大月100回無料(条件あり) | 無料〜880円(条件あり) | 3% |
※海外事務手数料は別にVisaなどブランドが設定する為替レートの差や海外ATM手数料などもかかります。
総合的に判断すると『イオン銀行キャッシュ+デビット』(JCB)が最も手数料を安く使えておすすめです。
『イオン銀行キャッシュ+デビット』(JCB)
『イオン銀行キャッシュ+デビット』(JCB)は通常の還元率は0.5%ですが、全国にあるイオングループでの買い物では1%と高めの還元率となる年会費無料のデビットカードです。
全国の主要都市に店舗が1つ以上ある事に加えて、ATMも提携を含めて5.5万台以上で入出金手数料無料で利用できるのは大きなメリットです。
- イオン銀行ATM:全国6,000台以上(イオンモール・イオン・ミニストップなど)
- みずほ銀行ATM:全国約1,800台(平日日中は無料)
- ゆうちょ銀行ATM:全国約31,000台(平日日中は無料)
- 三菱UFJ銀行ATM:全国約8,000台以上(平日日中は無料)
※各ATM台数は2024年1月調査時点の数字
その他の提携金融機関やコンビニATMなどでも条件を満たすと最大月5回まで無料で利用できます。
イオン銀行との取引によるスコアの数字でステージが上がりますが、メインで使わなくても他行ATM2回/月、他行振込1回/月を無料にできるシルバーにしやすいです。
また、VISAなどに比べると若干数は少ないですが、海外のJCB、CirrusマークのあるATM・CD機で現地通貨を1.6%+220円(税込)の低い手数料で引き出す事もできます。
『イオン銀行キャッシュ+デビット』(JCB)公式ページ:
2-2. ネット銀行主要デビットカード9枚比較表
次に、全国どこに住んでいても作れるネット銀行から発行されている主要なデビットカード9枚の手数料を一覧表にして比較しました。
カード名 | 発行銀行 | 年会費 | 手数料 | ||
ATM | 振込 | 海外事務※ | |||
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』 | ソニー銀行 | 無料 | 無料月4回〜無制限(条件あり) | 無料月2回〜11回(条件あり) | 1.79% |
『PayPay銀行Visaデビット付キャッシュカード』 | PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行) | 無料 | 無料月1回〜無制限(条件あり) | 無料〜145円(条件あり) | 3.08% |
『デビットカード(Visa)』 | 住信SBIネット銀行 | 無料 | 無料月2回〜20回(条件あり) | 無料月1回〜20回(条件あり) | 2.5% |
『デビットカード(Mastercard)』 | |||||
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | 手数料 | ||
ATM | 振込 | 海外事務※ | |||
『楽天銀行デビットカード(JCB)』 | 楽天銀行 | 無料 | 無料〜275円(優遇なし) | 無料〜275円(優遇なし) | 3.08% |
『楽天銀行ベーシックデビットカード(Visa)』 | |||||
『Visaデビット付キャッシュカード』 | GMOあおぞらネット銀行 | 無料 | 無料月2回〜20回(条件あり) | 無料月1回〜20回(条件あり) | 3.08% |
『Mastercardプラチナデビットカード』 | 3,300円 | 無料月20回 | 無料月20回 | 3.08% | |
『デビット付きキャッシュカード』(JCB) | セブン銀行※ | 無料 | 無料〜110円(優遇なし) | 55円〜165円(優遇なし) | 3% |
※セブン銀行はネット銀行ではありませんが、特殊な運営形態であるため記事の構成上この項目でご紹介しています。
※2海外事務手数料は別にVisaなどブランドが設定する為替レートの差や海外ATM手数料などもかかります。
上表の比較から、状況によって次の3枚が手数料を安く使えるデビットカードです。
- 『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』:米ドル以外が使われている国に行く事が多く、資産を多く持っている
- 『デビットカード(Mastercard)』:手数料無料の回数を増やす条件が厳しくなく、預金の米ドルで支払いもできる
- 『Mastercardプラチナデビットカード』:ATMでの出金や振込回数が多い
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』は0.5〜2%のキャッシュバックを受けられ、10通貨の外貨預金にも対応しているソニーグループのネット銀行です。
他のネット銀行に比べてステージを上げる条件が厳しめですが、最低無料回数が下記のように多めであるので使い勝手が良いです。
- ATM利用手数料:月4回(コンビニやゆうちょなど提携ATM約90,000台)
- 振込手数料:月2回
※ATM台数は2024年1月調査時点の数字
国内で普段使いに向いているだけでなく、外貨の取り扱いや海外での利用にも以下のよう大きなメリットがある1枚です。
- 海外事務手数料無料でショッピングができる:対象10通貨の外貨普通預金口座を開設している
- 海外ATM手数料1.79%:10通貨の外貨預金
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』公式ページ:
『デビットカード(Mastercard)』
『デビットカード(Mastercard)』は2019年4月1日より発行開始された日本初のMastercardブランドのデビットカードで、ポイント還元率が0.8%と高いです。
他のネット銀行に比べてステージを上げる条件が易しく、多くの人が達成しやすいランク2では下記のように手数料無料の回数が多いです。
- ATM利用手数料:月5回(コンビニやゆうちょなど提携ATM多数)
- 振込手数料:月3回
また、米ドルの支払いが可能(外貨普通預金の米ドルが利用できる)で年30回は海外事務手数料2.5%がポイントバックされるため、海外で利用する方はその分の手数料を安くできるのも魅力的です。
『デビットカード(Mastercard)』公式ページ:
https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/debitcard/mastercard/
『Mastercardプラチナデビットカード』
『Mastercardプラチナデビットカード』は2022年10月17日より提供開始されたGMOあおぞらネット銀行が発行するMastercardブランドが付いたデビットカードです(コンタクトレス決済もできます)
年会費3,300円(税込)必要ですが、カスタマーステージ 4テックま君が適用されるため、下記の手数料を無料で使えるので使い勝手に優れています。
- ATM利用手数料:月20回(コンビニやゆうちょなど提携ATM64,000台以上)
- 振込手数料:月20回
また、下記のようなメリットに魅力を感じる方には最適な1枚です。
- 利用の最大1.2%を現金で還元される
- 1日の利用限度額を1,000万円まで設定が可能
『Mastercardプラチナデビットカード』公式ページ:
【参考情報】『Revolut』
『Revolut』は英国金融テクノロジー会社が発行するVisaブランドが付いた多通貨対応のデビットカードです(Google PayやVisaのタッチ決済もできます)
日本での利用はクレジットカード※や銀行口座からのチャージが必要なプリペイドカードに近く、ニューヨーク時間内で連続30日間に75万円未満なら手数料無料で23種類以上の外貨へ両替できるため、海外旅行だけでなく海外など外貨決済のネット通販をよく利用される方にはかなりのメリットがあります。
※2024年6月11日よりMastercardブランドのクレジットカード及びデビットカードからのチャージは手数料無料
ポイント還元などはありませんが、不定期にカードの利用額に応じてキャッシュバックキャンペーンが行われていたり、アプリ内にあるクーポンの利用でネットショッピングがお得な条件でできます。
『Revolut』公式ページ:
https://www.revolut.com/ja-JP/
無制限に手数料無料で外貨へ両替したい、毎月10万円まで海外ATMでの引き出しを無料にしたい方は『Revolut』(Metal:メタルプラン)がおすすめです。
『IDARE』が海外事務手数料0円で使えるようです。三井住友銀行をはじめとする大手金融機関が出資をしている日本のFinTech企業であるため、信頼性も高いです。
ただし、Visaの決済レートが思ったほど良くないという口コミもあるため、少額の利用で試してみて納得できればメインとして使いましょう。
外貨手数料を最安級にしたい、54通貨の保有・両替など多通貨対応のデビットカードが欲しい方はこれ!
『Wiseデビットカード』はグローバル海外送金サービスのWise(旧:TransferWise)が発行するMastercardブランドが付いた多通貨対応のデビットカードです(コンタクトレス決済もできます)
ポイント還元などはありませんが、通貨両替時や利用時の「隠れコスト」が全サービスの中でも最安級なので、海外旅行だけでなく海外のネット通販をよく利用される方にはかなりのメリットがあります。
また、通常取得が難しいとされているイギリスやアメリカなど10ヵ国の現地銀行口座情報を取得できるので、留学や海外赴任される方はもちろん、外国の通貨を持ってリスクヘッジしたい人にも最適な1枚です。
『Wiseデビットカード』公式ページ:
地方銀行のデビットカードは銀行によって異なる
発行している銀行の種類では地方銀行が1番多いですが、原則その銀行の営業エリアに在住していなければ作ることができません。
あなたの身近にある地方銀行のデビットカードについて詳しく知りたい方は「全163枚のデビットカードを徹底比較!おすすめの1枚が必ずわかる」の記事を参照してください。
3. 特典や保険が優れているデビットカードおすすめ3選
ここでは特典や付いている保険などが優れたデビットカードを紹介します。
多くのカードは年会費無料でも優れていますが、中には有料であってもハイステータスなクレジットカードと同様の特典や保険を利用できるものも含まれます。
多くの方におすすめできるデビットカードは次の通りです。
カード名 | 発行銀行 | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『Oliveフレキシブルペイ 一般』 | 三井住友銀行 | 対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済で7%ポイント還元! ※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。 |
※対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。
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『Oliveフレキシブルペイ ゴールド』 | 対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済で7%ポイント還元! ※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。 | 一般の(1)〜(3)に加えて
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『Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード』 | 対象のコンビニ・飲食店でのスマホのタッチ決済で7%ポイント還元! ※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。 | 一般の(1)〜(2)に加えて
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『リクルートポイント付きVisaデビットカード』 | スルガ銀行 | 0.8% |
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『ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード』 | 銀行の取引による(マイル) |
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『イオン銀行キャッシュ+デビット』(JCB) | イオン銀行 | 0.5%〜1% |
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カード名 | 発行銀行 | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』 | ソニー銀行 | 0.5%〜2% |
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『楽天銀行デビットカード(JCB)』 | 楽天銀行 | 1% |
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『デビットカード(Mastercard)』 | 住信SBIネット銀行 | 0.8% |
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『プラチナデビットカード(Mastercard)』 | 1% |
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『Visaデビット付キャッシュカード』 | GMOあおぞらネット銀行 | 0.6%~1.2% |
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『セブン銀行デビット付きキャッシュカード(JCB)』 | セブン銀行 | 0.5%~1% |
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比較の結果、以下の3枚が特に特典や付いている保険が優れているデビットカードでした。
- 『Oliveフレキシブルペイ 一般』
- 『ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード』
- 『プラチナデビットカード(Mastercard)』
『Oliveフレキシブルペイ 一般』
『Oliveフレキシブルペイ 一般』は三井住友銀行が発行する年会費永年無料のポイント還元率0.5%のデビットカードを含む1枚で3つの支払いができるカードで、2023年3月から募集開始されましたが人気急上昇中です。
デビットカードでありながら、下記のようにポイントを多く手に入れやすいです。
- 選べる特典で給与・年金受取特典200ポイントなど
- 対象のコンビニ・飲食店での利用時に最大20%ポイント還元
※対象のサービスのご利用状況に応じて、対象のコンビニ・飲食店でのご利用時に、通常のポイント分を含んだ最大20%ポイントが還元されます。
※¹ 商業施設内の店舗など、一部ポイント加算の対象とならない店舗があります。
※² ポイント還元率の合算は、複数のVポイントアッププログラムの条件を達成した場合、20%を超える事がございますが、景品表示法の定めに基づき、実際にポイントアップされる還元率の上限は20%までとなります。
また、三井住友銀行本支店ATM、三菱UFJ銀行の店舗外ATMでの時間外手数料が無料だったり、SMBCダイレクトでの他行あて振込手数料が月3回まで無料など生活口座としての使い勝手も優れています。
『Oliveフレキシブルペイ 一般』公式ページ:
https://www.smbc.co.jp/kojin/olive/
あなたの予定利用状況に合わせて、ゴールドやプラチナを選択してください。
『ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード』
『ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード』はスルガ銀行 ANA支店が発行する年会費無料のデビットカードです。
また、ANAのマイルが貯まるカードの1つで、年間利用額に応じて年間最大8,000マイルがもらえます。
最大のメリットは、年会費無料デビットカードで唯一海外旅行保険が自動付帯(持っているだけで適用される)の条件で付くことです。
補償項目 | 補償金額 |
傷害:死亡後遺傷害 | 500万円 |
傷害:治療費用 | 150万円 |
疾病:治療費用 | 150万円 |
携行品 | 10万円 |
賠償責任 | 1,000万円 |
救援者費用 | 150万円 |
航空機遅延費用 | 1万円 |
航空機寄託手荷物遅延等費用 | 2万円 |
一般クラスのクレジットカードでもこのような好条件の海外旅行保険は付かない事が多く、航空機遅延費用や航空機寄託手荷物遅延等費用はゴールドカード並の条件と言っても過言ではありません。
そのため、年に1回以上海外へ行く方はANAをメインに使っていない方でも是非持っておきたい1枚です。
『ANAマイレージクラブ Financial Pass Visaデビットカード』公式ページ:
https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/financialpass_visa_debit/
『プラチナデビットカード(Mastercard)』
『プラチナデビットカード(Mastercard)』は2019年4月1日より発行開始された日本初のMastercardブランドのデビットカードです。
年会費は11,000円(税込)必要ですが、次のようなメリットがたくさんあります。
- ポイント還元率1%
- 年1回最大10万円までのモバイル端末の保険が自動付帯条件で付く
- 「ダイニング by 招待日和」(提携の高級レストランを2名以上予約で1名分無料)
- 航空便遅延保険(海外・国内)が付く
- 米ドルの支払いが可能(外貨普通預金の米ドルが利用できる)
- 家族特約付きで、傷害1,000万円疾病700万円など実用的な旅行保険が自動付帯条件で付く
- 空港ラウンジサービス「プライオリティ・パス」(世界1,400か所以上の空港ラウンジを年3回無料利用)
- 国際線手荷物を往復各1個無料で宅配できる
- 世界約150ヵ国でSIMを始動させてインターネットに年間15日間・3GBまで無料で接続できる
クレジットカードに比べて審査がほぼない事に加えて、条件なく最安の年会費でプラチナカードのサービスや特典を利用できます。
空港ラウンジを無料で使える回数が少ないのがやや残念ですが、実用的な内容で高額な旅行保険が付くので、年3回以上海外旅行に行く方は掛け捨ての旅行保険の代わりに持つと良いでしょう。
『プラチナデビットカード(Mastercard)』公式ページ:
https://www.netbk.co.jp/contents/lineup/debitcard/mastercard-platinum/
4. 個人事業主や法人向けビジネスデビットカードおすすめ3選
ここでは個人事業主や法人向けに発行されているビジネスデビットカードをご紹介します。
個人事業主や法人向けのクレジットカードと違い、審査は銀行口座の開設が実質兼ねているため新規や営業歴が短くても口座が作れればクレジットカードの機能をほぼ利用できます。
最近はまだ事業実態のない、もしくは営業歴の短い個人事業主や新設法人でも決算書等が不要で代表者個人の信用力で発行できる法人カードが増えてきています。
審査に自信がないけど法人クレジットカードを作りたい方は「法人カードの審査に通る5つの条件と不安な方のためのカード4選」の記事を参照してください。
銀行側も預金に紐づいて支払いをする仕組み上、貸し倒れや回収不能リスクがほとんどないため、新しくサービスを提供し始めるところが増えています。
個人事業主や法人向けのデビットカード全31枚の比較をしました。
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
みずほ銀行 | 無料 1,100円/枚(2枚目以降発行手数料) | ー |
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『三菱UFJ-VISAビジネスデビット』 | 三菱UFJ銀行 | 無料 | 0.2%※ |
|
りそな銀行 | 無料〜1,100円 | 0.6%※ |
| |
関西みらい銀行 | ||||
『SURUGA Visaビジネスデビットカード』個人事業主向け | スルガ銀行 | 無料 | 0%〜0.6%※ |
|
北陸銀行 | 無料〜1,100円 | 0.5% |
| |
北國銀行 | 無料 | 0.5% |
| |
無料〜5,500円 | 1% | |||
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
静岡銀行 | 無料 | 0.25%※ |
| |
11,000円 | 0.5%※ |
| ||
『JCB法人デビットカード 一般カード/カードレス』 | 福岡銀行 | 無料〜1,375円 | 0.25%※ または 0.5% |
|
『JCB法人デビットカード ゴールドカード』 | 11,000円 | 0.5%※ または 1% | ||
33,000円 | 0.5%※ または 1% | |||
『JCB法人デビットカード 一般カード/カードレス』 | 熊本銀行 | 無料〜1,375円 | 0.25%※ または 0.5% |
|
『JCB法人デビットカード ゴールドカード』 | 11,000円 | 0.5%※ または 1% | ||
33,000円 | 0.5%※ または 1% | |||
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『JCB法人デビットカード 一般カード/カードレス』 | 十八親和銀行 | 無料〜1,375円 | 0.25%※ または 0.5% |
|
『JCB法人デビットカード ゴールドカード』 | 11,000円 | 0.5%※ または 1% | ||
33,000円 | 0.5%※ または 1% | |||
琉球銀行 | 無料〜1,100円 | 0.6%※ |
| |
PayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行) | 無料 | ー |
| |
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
『Visaビジネスデビット』個人事業主向け | GMOあおぞらネット銀行 | 無料 | 0.5%〜1%※ |
|
『Visaビジネスデビット』法人向け | 無料 | 0.5%〜1%※ |
| |
『Mastercardビジネスデビットカード』個人事業主向け | 無料 | 0.5%〜1.5%※ |
| |
『Mastercardビジネスデビットカード』法人向け | 無料 | 0.5%〜1.5%※ |
| |
カード名 | 発行銀行 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 付帯保険・特典など |
住信SBIネット銀行 | 無料 | 0.8% |
| |
無料 | 0.8% |
| ||
11,000円 | 1% |
| ||
『楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)』個人事業主向け | 楽天銀行 | 1,100円 | 1% |
|
『楽天銀行ビジネスデビットカード(JCB)』法人向け | ||||
『Wiseプラチナ法人デビットカード』 | Wise(旧:TransferWise)*グローバル海外送金サービス | 無料 3,000円(1回限り:外貨を受け取るための銀行口座情報の取得) | ー |
|
※ポイントではなくキャッシュバック式の還元
決済の頻度が多い業態の方は、上記のようなデビットカードが作れる(付いている)銀行を選ぶと、スムーズに事業を進められて便利でしょう。
基本的に既に個人の口座があり長い取引履歴がある、もしくは登記住所に最寄りの銀行での新規口座開設をすると作りやすいです。
上記に当てはまらず全く新規でビジネスデビットカードを作りたい場合、『デビットカード(Visa)法人向け』『デビットカード(Mastercard)法人向け』、海外と資金のやりとりが多いなら『Wiseプラチナ法人デビットカード』がおすすめです。
『デビットカード(Visa) 法人向け』『デビットカード(Mastercard)法人向け』
『デビットカード 法人向け』はVisaとMastercardの2つの国際ブランドを選ぶことができる住信SBIネット銀行から発行されている法人向けのビジネスデビットカードです。
特徴は何と言っても会社設立後1年未満での法人でも法人口座開設できる可能性が高く、公式ページでも明記していることです。
引用:住信SBIネット銀行 法人
新設の個人事業主や法人は新しく事業用・法人口座開設をしようとしても近年断られる事が非常に多く、銀行公式ページでこのように明記していて口コミでも作れたという声が多いのは重要な点です(口座を開設できなければデビットカードを作れないので)
住信SBIネット銀行以外ではりそな銀行が「創業応援パック」として同様の取り組みをしていますが、こちらは最寄りにりそな銀行の店舗がなければ作れないというデメリットがあります。
『デビットカード 法人向け』はビジネスデビットカードの中でも還元率が高め(0.8%)である事に加えて、下記のような特典やサービスも利用でき非常に便利で優れているのでおすすめです。
- 外貨預金口座(米ドル)から支払可能
- 不正利用時の補償が最大1,000万円と高額で安心
- 法人向けサービスを利用できる(Visaビジネスオファー・Mastercard T&E Savingsなど)
『デビットカード 法人向け』公式ページ:
https://www.netbk.co.jp/contents/lp/hojin/
個人事業主なら『Visaビジネスデビット』も審査不要で1%と高還元率なのでおすすめです。
『Wiseプラチナ法人デビットカード』
『Wiseプラチナ法人デビットカード』はグローバル海外送金サービスのWise(旧:TransferWise)が発行するMastercardブランドが付いた多通貨対応のデビットカードです(コンタクトレス決済もできます)
ポイント還元などはありませんが、通貨両替時や利用時の「隠れコスト」が全サービスの中でも最安級なので、海外の顧客や商品のやりとりをする機会が多い方にはかなりのメリットがあります。
また、通常取得が難しいとされているイギリスやアメリカなど6ヵ国の現地銀行口座情報を取得できるので、ビジネスでこれらの口座情報が必要な方には最適な1枚です。
『Wiseプラチナ法人デビットカード』公式ページ:
5. まとめ
全デビットカード163枚を比較し、シーン別におすすめをご紹介しました。
それぞれのシーンにおすすめのデビットカードは以下の通りです。
還元率(ポイント・キャッシュバックなど)が高いデビットカードおすすめ3選
手数料(ATM・振込など)がお得なデビットカードおすすめ4選
- 『イオン銀行キャッシュ+デビット』(JCB)
- 『Sony Bank WALLET(Visaデビット付キャッシュカード)』
- 『デビットカード(Mastercard)』
- 『Mastercardプラチナデビットカード』
特典や保険が優れているデビットカードおすすめ3選
個人事業主や法人向けビジネスデビットカードおすすめ3選
※『Visaビジネスデビット』(個人事業主)『Visaビジネスデビット』(法人向け)
この記事でご紹介した比較表や内容が、あなたにとって1番良いデビットカードを選ぶのに役立つことを願っています。
(※当サイトへの掲載情報は、できる限り正確であるように精査の上細心の注意を払って作成しておりますが、情報を利用・使用するなどの行為に対して生じたあらゆる損害等について一切補償は致しません。極力サービス内容が変わり次第更新をしますが突然変わりすぐに更新できない可能性もあるため、カードご入会の前には必ずご自身でカード発行元の公式サイトで最新の情報をご確認した後にお申し込み下さい)