お金のプロ直伝！携帯代(スマホ代)を払えない時の正しい対処法

「お金がなくて携帯代が払えない！」「スマホ代を滞納したままだとどうなる？」などと、携帯代が払えなくて悩んでいませんか？

携帯代を払えないまま放置すると、人生がめちゃくちゃになってしまう恐れがあるので、早めに対処することをおすすめします。

このページでは、金融機関につとめ、お金のプロとしてさまざまな相談に乗ってきた私が、携帯代（スマホ代）が払わないとどうなるか、また、払う方法についてまとめたものです。

1. 携帯代を払えない時の4つのリスク
2. 携帯代を払えない時にとるべき3つの対処法
3. 携帯代に困らないための3つのポイント

本ページを読めば、携帯代を払えないとどうなるのか、また、取るべき対処法が分かるのでぜひご覧ください。

1. 携帯代を払えない時の4つのリスク

携帯代を払えないままだと、人生がめちゃくちゃになるほどの恐ろしい事態になる恐れがあるので、早急に払うことをおすすめします。

実際、携帯代を払えないことで、苦労したことのある方の声を元に4つのリスクを紹介していきます。

リスク① 携帯(スマホ)が使えなくなる

携帯代を支払っていないと、携帯会社は利用者の携帯を止めます。

電話やメールはもちろん、ネットなどもWi-fi環境がない限り使えなくなります。

払えないまま放置すると以下のようなスケジュールで携帯が使えなくなっていきます。

キャリアによって以下のように若干異なりますが、支払い期日から10~20日で督促状が届き、督促状の期日までに支払いを行わないと携帯が止まると覚えておきましょう。

ソフトバンクでは、携帯が止まっても電話の着信が可能です。

しかし、ドコモとauの場合はあなたへの電話には「お客様のご都合によりおつなぎできません」というガイダンスが流れ、料金が払えなかったから止められたと周囲の人にバレてしまいます。

携帯が止まっても支払いをすれば最短5分程度、長くても翌日までには再び使えるようになります。

携帯が止まるとお金の工面などで本当に必要な時に必要な相手に連絡できなくなってしまうので、そんな事態にならないように期日までに払いましょう。

リスク② 強制解約になり、その後携帯が作りにくくなる

携帯が止まったまま、支払いをしないままだと、本来の支払い期日の2~3ヶ月後をめどに強制解約になります。

強制解約になっても、それまでの料金は支払わなくて良いということではなく、支払う義務は残ります。

そして、強制解約になった後、支払わないままでいると、別の携帯会社に申し込んでも断られる可能性があります。

強制解約になると、その情報は「電気通信事業協会」と呼ばれる通信事業者の協会内でブラックリストのように共有されます。

強制解約になってから5年経つか、料金を全額支払わない限りこの情報は消えません。

リスク③ ローンなどが組みにくくなる

携帯電話やスマートホンの本体を分割で支払っている場合、放置しているとローンなどを組めなくなったり、クレジットカードを作れなくなるリスクがあります。

端末の分割払いはローンを組んでいることと同じイメージなので、携帯代を延滞することはローンを延滞させてしまっているということにもなります。

そのため、延滞が続くとブラックリストに入り、お金が必要な時に借りれなかったり、クレジットカードを作ることすらできなくなる恐れがあります。

このように、携帯代の未払いは人生を狂わせることすらあるので要注意です。

リスク④ 訴えられる

携帯代の支払い期限から3~6ヶ月ほど経つと、携帯会社は未払い者を裁判所に訴えます。

すると、裁判所から通知（訴状）が来ることになります。

訴状には、答弁書が同封されていて、「分割で返していきたい」「和解したい」など自分の意思を示すことになります。来てしまった場合は期日までに必ず答弁書を送り返しましょう。

そして、出廷をして、携帯会社の担当者と話し合いを行い、どうやって支払いをしていくのかを決めることになります。

ちなみに、訴状を無視してしまうと、強制的に給料などを差し押さえられる事態になるため、こうなったら逃げられません。

そのため、「携帯料金は必ず支払わなければならないもの」と考えておきましょう。

まとめ.  携帯料金の延滞は絶対に避けましょう

以上の通り、携帯料金が払えないと携帯が使えなくなるだけでなく、今後の人生を左右するような事態につながる恐れがあります。

また、大きなリスクではないものの、以下の2つの理由で期日までに支払わないと目先のお金も失うことがあります。

• 年利14.5%前後の利息が請求される可能性がある
• 請求書発行手数料や払込手数料を請求される可能性がある

携帯代は多少無理してでも期日までに、遅くても督促状の期日までに支払わないと全体ですごく損することになります。

逃げていても裁判所に行くだけなので逃げることはできません。

いつか払わなければいけないものなので、なるべく早くなんとかできるようにしましょう。

2. 携帯代が払えない時にとるべき3つの対処法

携帯代を支払えない状況になった場合は、次の3つの対処法があります。

まずは携帯会社に相談し、働いたり、借りるなどしてお金を払えるようにしましょう。

それぞれ紹介します。

対処法① 通信会社に相談する

携帯代を支払うのが厳しくなったら、まずは携帯会社に相談してみましょう。

使っている携帯電話会社の窓口に電話をして「○日までには支払えるから待ってほしい」などと相談すると、待ってもらえるケースもあります。

参考までにこういった時に電話すべき大手各社の窓口を紹介します。

相談した上でいつまでにお金を作る必要があるのかを考え、それに間に合うようにお金を作るようにしましょう。

対処法② お金を作る

急いでお金を作るには、次のような方法があります。

• 日払いのバイトをする
• 不用品を売却する

それぞれ紹介します。

 方法① 日払いのバイトをする

日払いのバイトをすることで、1~2万円を1日で得ることも可能で、1日働いただけで携帯代を支払うこともできます。

働いてお金を得るのが一番健全な方法なので、比較的時間に余裕がある方はチャレンジしてみましょう。

日払いのバイトを多く揃えた「シェアフル」など、日払いに特化した紹介サイトを紹介するので参考にしてみてください。

シェアフル

「シェアフル」は日払いの求人数がずば抜けて多く、東京など関東圏を中心に大阪（関西圏）・北海道・愛知（東海圏）・福岡など全国に拡大しています。

そのため、自分にあった日払いのバイトを簡単に見つけられます。

また、以下のサイトにも日払いの求人が充実しているため、シェアフルでいい求人を見つけられなかった方はチェックしてみましょう。

その他日払いのバイトが探せるアプリ・サイト

※当日働けるかよく確認してから申込むようにしましょう。

方法② 身の回りのものを売って携帯代を捻出する

身の回りのものを売ることで携帯代を稼ぐことも可能です。

売却する所は主に２つあります。急いでいるなら店舗、高価に売りたいならネットオークションがおすすめです。

それぞれに関して使いやすいサービスが異なります。

BOOK OFF

「BOOK OFF」は日本最大級の中古買取専門店で、全国に800以上の店舗があります。

本や家電だけでなく、おもちゃや家具も買取をしてくれます。店舗で売ればその日のうちにお金を得られるので、携帯代の支払いまで猶予がない方におすすめです。

ちなみに、最近のトレンドとして高く売れやすいのが「スマートホン」です。以前の機種が家に眠っている方は持って行ってみましょう。

メルカリ（ネットオークション）

「メルカリ」は国内最大級のフリマアプリで、年齢層・男女比において非常にバランスのいい会員がいます。

売ってお金に変えるまでに時間は少しかかるので、支払日まで余裕があることが大前提です。ただ、買い手が「会社」ではなくて「人」というところが大きな強みです。

つまり、欲しいものに対してはちょっと高くてもお金を出してもいいという人もいるため、うまくいけば買った値段と同等・もしくは買った値段よりも高く売れることもあります。

そのため、数品売るだけで今月の携帯代を稼ぐことも可能です。

若者や女性が多いのでそういった方にウケそうな商品を売るときは特におすすめです。

ヤフオク（ネットオークション）

「ヤフオク」は、ヤフーの運営するオークションサイトです。

会員数も圧倒的に多く、ファッション物以外の取引も活発なので、クローゼットの奥に眠っている不用品をまとめて出品すれば思わぬ値段がつく可能性もあります。

男性のユーザーも多いため、男性ウケしそうなものであればヤフオクに出品しましょう。

ネットオークションに慣れてきたら、安く買ってオークションなどで高く売る、いわゆる転売もできるようになってきます。

上手にできるようになれば、携帯代を払えた後もいい収入源になるので、どんなものが高く売れるのかを見ながら不用品を売っていくといいかもしれません。

対処法③ お金を借りて支払いをする

売れるものが無く、仕事をする時間も無い方は、お金を借りるようにしましょう。

下の表は借りる方法をまとめたものですが、金利がお手頃で、短期間なら無利息でも借りられるカードローンがおすすめです。

クレジットカードはキャッシング枠がある場合、ATMから借りることができるので、そちらを利用しても良いでしょう。

ここでは、1ヶ月無利息で借りられるおすすめのカードローン会社を紹介します。

プロミス｜融資までのスピードが早い最もおすすめのカードローン会社

「プロミス」はSMBCグループの株式会社SMBCコンシューマーファイナンスによって運営される消費者金融系カードローンです。

即日で借りられるカードローンはたくさんありますが、以下のポイントでプロミスがおすすめです。

• 金利が若干安い（他は18.0%が多い）
• 初回利用から30日間利息ゼロ（メールアドレス登録とWeb明細利用登録が必要）
• 利用でポイントがたまり無利息期間等と交換可能
• Vポイント付与などのお得なサービスあり
• 自社だけでなく三井住友銀行のローン契約機が使えるので手続きが簡単

以上のことから、短期的に借りたいという方に最もおすすめのサービスです。

※年齢が19歳以下の場合は、収入証明書類の提出が必要です。 高校生（定時制高校生および高等専門学校生も含む）は申込できません。また、収入が年金のみの方は申し込みできません。※※申込み時間や審査により希望に添えない場合があります。

プロミスの評判が気になる方は300人分の口コミをまとめましたので「300の口コミ・評判でわかるキャッシング『プロミス』完全ガイド」を参考にしてみてください。

アイフル｜信頼性の高い老舗カードローン会社

『アイフル』は、1967年に創業された老舗のカードローン会社です。

Web完結で郵送物が一切なく借りられるだけでなく、在籍確認の電話が原則ないなど借りやすくなっています。

30日の無利息期間があるので、短期的に借りる場合は利息0円で済ますこともできます。

審査も迅速で、すぐにでも借りたいという方にもおすすめです。

※申し込みの状況によっては希望にそえない場合があります。

アイフル公式ページ：

https://www.aiful.co.jp/

詳細な貸付条件については公式ページをご覧ください。アイフルの口コミや評判が気になる方は、「350の口コミ・評判でわかるキャッシング『アイフル』の真実」を参考にしてみてください。

アコム｜3秒の簡易審査が受けられる最大手のカードローン会社

『アコム』は、三菱UFJフィナンシャル・グループのローン会社です。

アコムはカードローン会社では最大手で、登録利用者数は150万人以上、延べ利用者数は1,000万人を超えています。

年齢、年収、借入状況の３点を入力するだけで、借りれるかどうか判定してくれる簡易審査があるので、気になる方は試してみましょう。

プロミスと同様、契約の翌日から30日の無利息期間があるので、お得に使いたい方に向いています。

※申込時間や審査で希望に添えない場合があります。

詳細な貸付条件については公式ページをご覧ください。アコムの口コミが気になる方は「300の口コミ・評判でわかるキャッシング『アコム』の真実」に300人分の口コミをまとめたので参考にしてみてください。

3. 携帯代に困らないための3つのポイント

携帯代の支払いに苦労したということは、携帯代が高い可能性があります。

今後同じように携帯代に悩まないように、携帯代を下げられないか考えましょう。

この章では以下の3つのポイントで携帯代の見直しに関して解説していきます。

• 最近の流行りは「格安SIM」
• どこの格安SIMを使ったらいいの？
• 乗り換え前に必ずチェックすべき2つのこと

まだ格安SIMを使っていない方は参考にしてください。

3-1. 最近の流行りは「格安SIM」

最近、多くの方が携帯料金の引き下げに成功しているのが、「格安SIM」というサービスへの変更です。

大手携帯会社のスマホを使っている方は、「格安SIM」にすることで以下のように、「通信費が半額になった」という事例も存在します。

格安SIMとは、「So-net」や「BIGLOBE」などの通信事業者が提供している以下のようなSIMを指します。

出典：楽天モバイル

これをスマホなどに入れることで、よくある携帯電話のように通信ができるようになります。

ドコモやauなどの回線を業者がまとめて借りて低価格でサービスを提供しているため、大手のキャリアよりも料金が低くなることが期待できます。

筆者が格安SIMを使うようにアドバイスをして、印象的だった男性の事例を紹介します。

ちなみにこの男性は、ご自身のスマートフォンを以下のように格安SIMに変えたことで1台あたりの料金を4,000円ほど安くすることに成功しています。

以上のように、もともとドコモ・au・ソフトバンクのスマホ代は「少々高い」と言えます。そのため、格安SIMに変更することで月々の料金をグッと引き下げられます。

3-2. どこの格安SIMを使ったらいいの?

格安SIMはいろいろありますが、主な格安通信会社をまとめたのが下の表です。

大手キャリアが良い方は、ahamo、povo、LINEMOのいずれかを選ぶようにしましょう。

大手キャリア以外でも、お手頃な価格で使えるキャリアはあります。

ここでは、プランが豊富なmineoを紹介しておきます。

mineo

「mineo」は、他の格安SIMと比較しても価格が圧倒的に安く、違約金等もないため、筆者が節約に向けて最もおすすめしているSIMです。

ドコモ・au・ソフトバンクの回線を使えて、MNP（番号ポータビリティ）に対応していて電話番号もそのまま使えるため、コスパが非常に優れている格安SIMです。

一例ですが、以下に料金を紹介しておきます。

基本料金例

5G通信は無料で使うことができます。

mineoの場合、「動作確認済み端末検索」に対応機種と使えるSIMカードの種類が紹介されているため、事前にチェックしておきましょう。

速度が心配な方へ

格安SIMは「通信が安定しない」とも言われていますが、あまり心配する必要はありません。

大手の回線を使えるとはいえ、安い料金で使える分、通信制限があったり格安SIM業者のサーバーの性能面の影響で若干速度が可能性が高いです。

ドコモなどキャリア純正品質での通信ができるわけではありませんが、二度と「支払えない」と悩むことのないように節約のために少しだけ我慢しましょう。

店舗での契約やフォローもできるようになってきていますが、営業時間や場所に制限があり高いプランを契約するように巧みに誘導されてしまうので、まずはネットであなたの希望するプランで申し込みをして、検索しても分からなければ店舗でフォローを受けるようにしましょう。

3-3. 乗り換え前に必ずチェックすべき2つのこと

ただし、安くなるからといって飛びつくと反対に料金が高くついてしまう恐れがあるため、以下のポイントは必ずチェックしましょう。

最近は、解約料金や違約金などは少なくなってきましたが、かなり昔に契約した場合は一度確認しておくと良いでしょう。

今のスマホの解約料金や違約金がどれくらいかかるか

今のスマホの解約金や違約金は契約時の書類か、マイページなどで確認しましょう。

面倒な方は各社に電話で問い合わせて「今解約したら解約金はいくらですか？」と聞いてしまっても問題なく答えてくれます。

手っ取り早く教えてくれるのは、以下の窓口です。

解約金などを無視してしまうと、乗り換えたせいでますます高いお金を払うことになってしまいます。

そのため、今のスマホの契約期間などを考えて、切り替えのタイミングで格安SIMに積極的に乗り換えを検討しましょう。

新しいSIMの契約期間や違約金は把握したか

こちらも確認をしておかないと、予想外の解約金がかかり、高くついてしまう恐れがあります。

ホームページなどで確認できるため、事前にチェックしておきましょう。

ちなみに先ほど紹介した「mineo」の場合、違約金は発生せず、他社にMNP（ナンバーポータビリティ）で転出する場合も2021年4月1日以降は手数料が無料になりました。

別途機種をmineo経由で購入し、分割で支払っている場合はそのまま支払いが完了されるまで請求されます（一括で支払いも可能）

4. まとめ

携帯代が支払えない時の対処法を紹介してきましたが、参考になりましたか？

携帯代が払えないと携帯やクレジットカードが作れなくなったり、最悪の場合、訴訟沙汰になるので注意が必要です。

払えなくなった場合は、携帯会社に相談し、短期的なバイトをしたり、身の回りのものを売ったりするなどして、お金を集めましょう。

• 日払いのバイト・・・・・「シェアフル」
• 身の回りの物を売る・・・「BOOK OFF」「メルカリ」「ヤフオク」
• お金を借りる・・・・・・「プロミス」「アイフル」「アコム」

各社の名前をクリックすると公式ページに行きます。詳細な貸付条件については公式ページをご覧ください。

携帯代が高い方は、格安SIMに乗り換えるなどして、今後同じ悩みを抱えないようにしましょう。

この記事が、読者の皆様のお役に立つことをお祈りします。

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