年会費無料の法人カードおすすめ4選【2019年版】

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法人カードは作りたいけどコストが増えるのは嫌だから年会費無料の法人カードがないか探していませんか。

結論から述べると年会費無料の法人カードは数えるほどしかありません。さらにその中で不自由なく利用可能な年会費無料のカードは4枚しかありません。

この記事では大手カード会社に3社勤務した私がその経験を生かして、年会費無料の法人カードについて以下の流れで紹介します。

  1. 4枚のおすすめ年会費無料法人カード
  2. お試し利用に最適の3枚の初年度年会費無料法人カード
  3. 法人カードについてよくある質問

世間では年会費無料の法人カードは条件の悪いものが多いと言われることもありますが、中には利用しやすい年会費無料の法人カードもあります。

ただ、年会費が無料な分ポイントやマイルなどの還元率やサービス・特典などは制限されている傾向にあるため、空港ラウンジ無料利用など機能を重視する方は初年度年会費無料の法人カードも検討した方が良いです。

この記事を読むことで本当におすすめの年会費無料の法人カードについて知ることができます。

1. 4枚のおすすめ年会費無料法人カード

法人カードは全部で100枚近くありますが、その中で年会費無料のカードは数えるほどしかありません。

さらに、年会費無料の法人カードの中には利用できる場所が制限されていることもあります。

例えば、『コーナンPRO Businessカード』『カーマビジネスカード』などは年会費無料の法人カードですが利用店舗が限定されています。

ただ、この章で紹介する以下の4枚の年会費無料の法人カードはこれといったデメリットもなく、安心して導入できる法人カードです。

  • 『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード』
  • 『P-one Business Mastercard』
  • 『ビジネクスト・法人クレジットカード』
  • 『ライフカードビジネス(法人カード)/一般カード』

この中で最もおすすめなのは『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード』です。

このカードはポイント還元率が0.5%ですが、JALとANAのマイル両方に交換できる希少なカードです。

年会費は初年度無料で次年度以降は1,000円(税抜)かかりますが、年間一回でもカード利用すれば年会費は無料になるので実質年会費無料の法人カードと言えます。

『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード』

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード(ビジネス)の券面

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード』は初年度年会費無料で、2年目以降も前年に1回以上のカード利用があれば無料になるので、実質年会費無料で使えます(前年未使用の場合1,000円+税)

ポイント還元率は0.5%と年会費無料の法人カードでは最高クラスで、有効期限のない「永久不滅ポイント」が貯まり、ビジネスカードでは数の少ないJAL・ANA両方のマイルに交換をすることができるというメリットがあります。

また、申し込みに決算書や確定申告書の提出が必要がないことから、起業して1年目の方でも、代表者の方の過去の個人での利用実績に問題が無ければ、作れる可能性は高いです。

『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード』公式ページ

https://www.saisoncard.co.jp/amextop/cp-as/pearl_biz.html

『P-one Business Mastercard』

P-one Business Mastercardの券面

P-one Business Mastercard』は年会費は初年度無料で次年度以降は2,000円(税抜)かかりますが、年間一回でもカード利用すれば年会費は無料になるので実質無料の法人カードです。

また、このカードにはショッピング保険が最高300万円まで付帯しています。ただ、このカードはゴールドカードですが旅行保険は付帯しておらず空港ラウンジの利用などもできません。

しかし、実質年会費無料ということを考えれば、デメリットもなく利用できるので非常におすすめのカードと言えます。

『P-one Business Mastercard』公式ページ

http://www.pocketcard.co.jp/card/business/card_ponebm.html

『ビジネクスト・法人クレジットカード』

ビジネクスト・法人クレジットカードの券面

ビジネクスト・法人クレジットカード』は年会費永年無料の法人カードで、従業員向けの追加カードも無料で50枚まで発行可能です。

ポイント還元率は0.25%と低いですが、完全年会費無料の法人カードでポイントも貯まるのはこのカードだけです。

最大300万円までの限度額設定、法人ETCカードも無料、審査の際も限度額100万円以下なら財務書類の提出不要で起業直後、赤字(申告・決算)でも発行可能など様々な方が便利に利用できます。

『ビジネクスト・法人クレジットカード』公式ページ

https://www.businext.co.jp/products/business_card/

『ライフカードビジネス(法人カード)/一般カード』

ライフカードビジネスの4種の券面

ライフカードビジネス(法人カード)/一般カード』は完全年会費無料、追加カードの発行も無制限で年会費無料、ETCカードの発行も無制限で年会費無料の維持費用が全くかからないカードです。

このカードは維持費用がかからない分ポイント還元はありませんが、リボ払いなど様々な支払い方法に対応しており、利用限度額も最大500万円まで利用することができます。さらに最長過去15ヶ月分の請求書・領収書の管理が可能となっています。

また、審査に関しても限度額100万円以下であれば以下のようになっており、簡素化されています。

  • 法人の場合:登記事項証明書と代表者様の本人資料のみ
  • 個人事業主の場合:事業主様の本人確認資料のみ

限度額100万円以下ならば決算書や確定申告書の提出が必要なく、審査も比較的柔軟に審査が行われています。

そのため、起業して1年目の方でも、代表者の過去の個人での利用実績に問題が無ければ、作れる可能性は高いです。

『ライフカードビジネス(法人カード)/一般カード』公式ページ:

http://www.lifecard.co.jp/partner/corp.html

上記でご紹介した年会費無料の法人カードは大きなデメリットもなく利用可能ですが、ポイントなどの還元率や特典・サービスが物足りないという方は次章にて初年度年会費無料のおすすめカードを紹介します。

初年度年会費無料なので、カードを作ってもあまりメリットが感じられなければ、カードを持って2年目になる前に解約すれば実際のコストはかかりません。

2. お試し利用に最適の3枚の初年度年会費無料法人カード

この章では永年年会費無料ではないですが、初年度年会費無料の法人カードを紹介します。

しかし、初年度年会費無料の法人カードも種類が少なく、年会費やサービスの良さなどからおすすめできるのは以下の3枚です。

  • 『EX Gold for Biz M』:追加発行予定カード3枚までの方におすすめ
  • 『JCB法人カード』:追加発行カードに制限なし、中小企業の方におすすめ
  • 『アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード』:海外など飛行機を利用する機会の多い方におすすめ

それぞれ追加発行予定枚数に合わせて選ぶカードを決めましょう。

どのカードにするか迷った場合は『JCB法人カード』がポイント還元や追加発行可能枚数、年会費、付帯保険など総合的にバランスが取れているのでおすすめです。

『EX Gold for Biz M』

EX Gold for Biz Mの券面

EX Gold for Biz M』はビジネスゴールドなのに初年度年会費無料、2年目以降も2,000円(税抜)と安いです。法人カードなのにポイント還元率が0.6%〜1.1%と高めなのもお得です。

審査が緩く、営業年数が問われないので法人カードが欲しい方には非常におすすめです。ゴールドカード扱いなので、サービスもゴールド水準で限度額も300万まであります。

また、Mastercardブランドを選択すると年会費の高いゴールドカードでしか利用できない高級レストランのコース料理が1名分無料になるサービスを利用できるので、接待の機会が多ければ非常にコスパの高いカードとなります。

『EX Gold for Biz M』公式ページ

https://www.orico.co.jp/business/creditcard/

『JCB法人カード』

JCB法人カードの券面

JCB法人カード』は初年度無料、次年度以降1,250円(税抜)の年会費がかかる法人カードで限度額も最大100万円まで増やせます。追加カードも審査次第にはなりますが何枚でも持つことができ、年会費も同じです。

このカードが最もおすすめな理由としては0.5%のポイント還元と最高3,000万円の海外旅行保険が付帯しており、ETCカードも審査次第では何枚でも無料で持つことができるなど、様々な面でお得だからです。

基本的にJCBのカードがサービスや年会費の面から見て、最もおすすめできます。その中でも最もバランスのとれたカードがこのカードと言えます。

『JCB法人カード』公式ページ:

https://www.jcb.co.jp/promotion/ordercard/corp/

『アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード』

アメリカン・エキスプレス・ ビジネス・ゴールド・カードの券面

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード』は個人事業主や株式会社など法人格がある法人代表者が作れるビジネスカードです。

『アメックス ゴールド』のサービスや特典に加えて、下記のようなビジネスカード限定のサービスを利用できます。

ビジネス・ダイニング by ぐるなび
エリア、予算、人数などの希望に合わせて、会食や接待にふさわしいレストランを経験豊富なコンシェルジェが提案・予約してくれます。
福利厚生プログラム「クラブオフ」
75,000以上の契約施設を特別優待料金でご利用いただける福利厚生プログラム「クラブオフ」のVIP会員年間登録料(6,000円+税)が無料。
手荷物ホテル当日宅配サービス
駅改札を出てすぐの宅配カウンターにて手荷物を預かってくれて、カード会員1名様につき手荷物1個を対象エリア内の宿泊ホテルへ当日無料配送してくれます。
国内航空機遅延費用
国内出張の際、ビジネス・ゴールド・カードでチケットを購入された航空便において、遅延や手荷物紛失などにより発生した費用を最高40,000円まで補償してくれます。

また、創業して間もない新設の個人事業主や法人でも作れたという口コミが多く、他の法人カードに比べて審査が厳しくない印象があります。

確かに年会費は高いですが、初年度は無料で2年目以降もクレジットカードの年会費は経費として落とせるので、アメックスの高級なサービスを期待して申し込むことをおすすめします。

『アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード』公式ページ

https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/gold-business-corp-card/

3. 法人カードについてよくある4つの質問

この章では法人カードについてよくある質問を紹介します。

  • 法人カードと個人用カードの違いはありますか?
  • 「法人カード」「コーポレートカード」「ビジネスカード」の違いはなんですか?
  • 法人カードを導入するメリットはなんですか?
  • 法人カードを導入するデメリットはなんですか?

この章を読むことで審査、メリット、デメリットなどのカード利用前に知っておかなければいけない情報がわかります。

3-1. 法人カードと個人用カードの違いはありますか?

法人カードと個人用カードは以下のように違います。

法人カード 個人用カード
 支払い口座 法人口座(個人事業主名義の口座) 個人口座
 審査対象 「企業」と「代表者個人」 申し込み者個人
初期利用限度額 高め(100万円〜1,000万円) 低め(10万円〜300万円)
 キャッシング制度 ないことが多い ある
利用目的 事業費の支払いのみ
  • 生活費の支払い
  • 事業費の支払い※
 追加カード 追加発行に制限がないものが多い 家族カードの発行には制限がある
支払い方法 原則1回払いのみ 1回払い、分割払い、リボ払いなど
ビジネス特典 あり なし

※カード申込時に申請をし、カード会社が認める範囲で可能

ざっくり説明すると、法人の決済ツールとして利用や機能・制限が指定されています。

その性質上、高金利での短期借り入れ金になるキャッシング機能は原則使えず(銀行等の金融機関で融資を受けるのが普通です)、カード会社の貸し倒れリスクの高さから原則1回払いしかできません。

また、利用用途も交通費や仕入れ等の事業で使う費用にしか使えません。

クレジットカードの機能としてはVISAなど同じ国際ブランドのマークがあるお店やサービスで使えますが、個人の食料品購入等私用に使うと経理や会計の処理上望ましくなく、確定申告で税務署に提出する時に信頼性を失います。

もちろんカード会社の規約違反にもなり、利用停止や最悪強制退会となり今後そのカード会社ではクレジットカードを作れなくなるなどの可能性もあります。

その代わりに初期の利用限度額が高めで社員などに発行できる追加カードには制限がないものが多いです。

また、企業の業務を円滑にできるビジネス向けの優待やサービスが付き、個人用カードよりも特典が優れている傾向にあります。

3-2. 「法人カード」「コーポレートカード」「ビジネスカード」の違いはなんですか?

法人カードには「コーポレートカード」「ビジネスカード」など発行会社によって様々な呼び方があります。

発行会社ごとにサービスや呼び名が違う場合もありますが、基本的には業務上発生した支払いを経費扱いで支払えるカードのことをまとめて「法人カード」と呼んでいます。

ただ、細かく分類すると以下のように区分されていることが多いです。

  • 「コーポレートカード」:大企業向け法人カード
  • 「ビジネスカード」:中小企業向け法人カード

ただし、「コーポレートカード」「ビジネスカード」の使い分けは発行会社ごとに異なり、以下のような例外もあるので気をつけましょう。

JCBの区分方法

JCBでは『JCB法人カード』の他に大企業向けカードとして「コーポレートカード」「ビジネスカード」があります。

  • 『JCBコーポレートカード』:大規模企業向け一括振込型法人カードで、毎月のカード利用代金を一括で振り込むことができる法人カード
  • 『JCBビジネスカード』:大規模企業向け使用者支払型法人カードと言われており、カード利用代金がカードを利用した社員の個人口座から自動振替

楽天カードの区分方法

楽天カードにも『楽天ビジネスカード』と呼ばれる法人カードがありますが、このカードは中小企業向けの法人カードとされています。支払い者も引き落とし口座も法人です。

「法人カード」「コーポレートカード」「ビジネスカード」の違いまとめ

「法人カード」「コーポレートカード」「ビジネスカード」は発行会社ごとにサービスや呼び名が違う場合もありますが、基本的にはまとめて「法人カード」と呼んでいます。

なぜなら、JCBではビジネスカードは大企業向けカードの中の個人用カードという位置付けだったのに対し、楽天カードでは中小企業向けの法人カードという位置付けになっていることなどから名前が重要な意味を持っていないからです。

また、最近では法人カードは法人経営者だけではなく、個人事業主の方も利用できるカードを発行する会社もあり、発行会社ごとの違いは複雑になってきています。

3-3. 法人カードを導入するメリットはなんですか?

法人カードには以下のように4つのメリットがあります。

  • 経理事務の簡略化
  • キャッシュフローが良くなる
  • ポイントやマイルの優遇がある
  • カードの付帯サービスを使える

経理事務の簡略化

法人経費は法人カードを利用することで法人用口座から引き落とされるようになるので、個人利用との区分が明確になります。

また、立替金の清算などの処理がなくなるため、経理の仕事が効率的になります。

さらに、明細で経費の内訳を簡単に確認できるようになるので、経費の計上漏れがなくなります。

キャッシュフローが良くなる

企業経営をしているとどうしてもキャッシュフローが滞ってしまうことがあると思いますが、法人カードでの支払いは最大90日間の猶予があります。

そのため、法人用口座にある資金が増え、キャッシュフローが良くなります。

ポイントやマイルの優遇がある

カード会社によってはポイントやマイル還元のあるカードを発行しています。

特に法人カードでは大きい金額の決済をすることも多く、想定以上にポイントやマイルが貯まります。

カードの付帯サービスを使える

法人カードには空港ラウンジが無料で使えるなどの付帯サービスがあるカードもあり、このサービスをカードの保有者全員が利用することができます。

3-4. 法人カードを導入するデメリットはなんですか?

法人カードには以下のように2つのデメリットがあります。

  • 社員が不正をしてしまう可能性がある
  • 年会費がかかる

社員が不正をしてしまう可能性がある

法人カードは基本的に各社員が普段から持っており、その利用は社員の倫理観に委ねられています。

社員が不正に利用したり、誤って利用してしまった場合でも法人口座から引き落とされてしまい、横領とみなされる場合もあります。

もし誤って利用してしまった場合はきちんと報告するように伝えておく必要があります。

年会費がかかる

法人カードは個人カードのように年会費無料のカードがほとんどなく、基本的に年会費がかかります。

ただ、年会費は経費として計上することができます。

この記事でご紹介したような年会費無料の法人カードもあるので、お金をかけたくない経営者の方はそれらのカードから選びましょう。

4. まとめ

年会費無料の法人カードについてご紹介しました。

法人カードは全部で100枚近くありますが、その中で年会費無料のカードは数えるほどしかありません。

さらに、年会費無料の法人カードの中には利用できる場所が制限されていることもあります。ただ、以下の4枚の年会費無料の法人カードはこれといったデメリットもなく、安心して導入できる法人カードです。

ただし、年会費が無料な分ポイントやマイルなどの還元率やサービス・特典などは制限されている傾向にあります。

永年年会費無料ではないですが、初年度年会費無料の法人カードなら導入コストを抑えつつ、特典やサービスも優れているため、一考の価値があります(事業が順調であれば2年目以降の年会費は経費に計上できます)

初年度年会費無料の法人カードの中で、年会費やサービスの良さなどからおすすめできるのは以下の3枚です。

あなたの事業規模に合った年会費無料の法人カードを活用して、よりビジネスライフが快適で便利になることを願っています。

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