81枚からプロが徹底比較して厳選!おすすめ法人カード9選

おすすめの「法人カード」について知りたいと考えていませんか。

「法人カード」は100枚近くのカードがあり、特徴も様々です。また、自分以外の社員が利用する際は追加発行できる枚数が限られているカードもあるので、作ったけど想定通りの利用ができない場合もあります。

そこで、この記事では大手カード会社に3社勤務した私がその経験を生かして「法人カード」81枚を比較し、その中から発行予定の枚数ごとおすすめのカードを以下の流れで紹介をします。

  1. 「法人カード」を選ぶ際の5つのポイント
  2. 81枚の法人カードから選ぶおすすめカード9選
  3. 法人カードについてよくある4つの質問

世の中の多くのサイトではカードの特徴に焦点を当てていますが、それよりもまずはあなたが発行したい追加カードの枚数に焦点を当て、その中から自分にあったカードを選ぶべきです。

1.「法人カード」を選ぶ際の5つのポイント

「法人カード」とは、企業のための決済カードで、会社の経費の支払いに利用できるクレジットカードです。

「法人カード」は100枚近くのカードがあり、特徴も様々です。

そこでこの章ではまず、「法人カード」を選ぶ際に気をつけるべき5つのポイントについて紹介します。

  • 追加発行可能枚数
  • 還元率の高さ
  • 付帯サービス
  • 年会費の有無や価格
  • 審査の難易度

次章から上記のポイントを軸としてカードを比較していくので、この章で「法人カード」を選ぶポイントについてしっかりと覚えましょう。

ポイント1:追加発行可能枚数

法人カードを選ぶ際に最も気をつけなければいけないことは追加発行可能枚数です。

自分(代表者)以外の社員が利用する際は追加発行できる枚数が限られているカードもあるので、作ったはいいものの想定通りの利用ができない場合もあります。

ポイント2:還元率の高さ

法人カードは一回あたりの決済の額が大きくなったり、社員の方なども利用することで毎月の支払い金額がかなり大きくなることが多いです。

そのため、ポイントやマイルなど還元がある法人カードの中でも還元率の高いカードを選ぶと、1年で数万円〜数十万相当還元されることも珍しくありません。

ポイント3:付帯サービス

法人カードも個人用のクレジットカードと同様に様々な付帯サービスがあります。

また、法人カードも追加発行カードで親カード(大元になるカード)と同じサービスが付帯します。

そのため、親カードに空港ラウンジ利用のサービスがあれば、追加発行カードを持つ社員の方でも空港のラウンジ利用などができます。

ポイント4:年会費の有無や価格

法人カードには年会費のかからないカードから3万円以上するようなカードまで様々な年会費のカードがあります。

また、追加カードやETCカードを発行する際も発行手数料や、その年会費がかかるカードとかからないカードがあります。

あなたの会社状況や費用に対してのメリットを考えながらカードを選びましょう。

ポイント5:審査の難易度

法人カードの審査基準としては一般的に「設立年数3年以上で2期連続黒字決算」であることが求められています。

ただ、この条件はあくまでも目安でしかなく、申し込む企業や発行するカード会社によっては企業1年目から発行されたという事例も多くあるので、申し込むカードの審査条件を確認しあなたの状況に合ったものを選びましょう。

クレジットカードの審査に自信のない方は『Visaビジネスデビット』(個人事業主向け)または『Visaビジネスデビット』(法人向け)だと与信審査なしでショッピング限度額上限500万円、最大1%キャッシュバックを受けられます。

2. 81枚の法人カードから選ぶおすすめカード9選

前章でも紹介した通り、法人カードを選ぶ際に気をつけなければいけないのは、追加カードの発行可能枚数です。

この章ではまず全法人カードから、プロとして選出した81枚の法人カードを比較し、その中から追加カードの発行可能枚数や目的別におすすめできるカードを紹介します。

  1. 迷ったら選ぶべき法人カード2選
  2. 発行予定枚数5枚以下の方におすすめできる法人カード3選
  3. 大企業など発行予定枚数が多い方におすすめの法人カード2選
  4. マイルを貯めたい方におすすめの法人カード2選

ここで選出されているカードは前章で紹介したようなポイントを抑えています。

審査が柔軟であったり、企業後1年未満でも作成可能であったり、年会費無料であったり、サービスが豊富だったりと他のカードにはない特徴を持つカードを紹介しています。

基本的には上記で紹介するカードは全ての法人カードを比較した結果、自信を持っておすすめできるカードですが、他のカードも気になる方はこの章の最後にある比較一覧表を参考にしてください

2-1. 迷ったら選ぶべき法人カード2選

ここでは大企業経営者、中小企業経営者、個人事業主の方など全ての方がどの法人カードを選べば良いか迷った際に選ぶべき法人カードを2枚紹介します。

  • 『JCB法人カード』:最もバランスのとれたカード
  • 『NTTファイナンスBizカード レギュラー』:維持費用がかからないカード(ETCカード除く)

最もおすすめなのはポイント還元や海外旅行保険など様々なサービスが付帯しており、人気も高い『JCB法人カード』です。

ただ、年会費などのコストをかけたくない方には『NTTファイナンスBizカード レギュラー』がおすすめです。

クレジットカードの審査に自信のない方は『Visaビジネスデビット』(個人事業主向け)または『Visaビジネスデビット』(法人向け)だと与信審査なしでショッピング限度額上限500万円、最大1%キャッシュバックを受けられます。

『JCB法人カード』

JCB一般法人カード NL の券面画像

JCB法人カード』は初年度無料、次年度以降1,375円(税込)の年会費がかかる法人カードです。追加カードも審査次第では複数枚を持つことができ、年会費も同じです。

このカードが最もおすすめな理由としては0.5%のポイント還元とクレジットカード業界初のサイバーリスク保険が付帯しており、ETCカードも審査次第では複数枚を無料で持つことができるなど、様々な面でお得だからです。

また、以下のような場合には同じJCBの中でもおすすめカードが変わります。

基本的にJCBのカードがサービスや年会費の面から見て、最もおすすめできます。その中でも最もバランスのとれたカードがこのカードと言えます。

『JCB法人カード』公式ページ:

https://www.jcb.co.jp/promotion/ordercard/corp/

『NTTファイナンスBizカード レギュラー』

NTTファイナンスBizカード レギュラーの券面

NTTファイナンスBizカード レギュラー』は数枚しかない完全年会費無料の法人カードで、従業員向けの追加カードも無料で審査の結果次第では枚数に制限なく発行可能です。

ポイント還元率が条件なしで1%と法人カードの中では最高に近い還元率で、ポイントはANAマイルやdポイント・Pontaポイント(JALマイルに交換できます)など使いやすさも魅力です。

出光興産系列のSSでガソリンの給油などを2円〜最大40円/ℓキャッシュバック受けられたり、旅行やショッピング保険も付くなど機能も優れています。

連帯保証人はカード使用者である法人代表者でOK!

申し込み画面を読み進めると、他社法人カードではほとんど見かけない「※連帯保証人が必要となります」という表現があり審査が難しそうな印象を受けます。

NTTファイナンスBizカードの申し込み対象

出典:NTTファイナンスBizカードの申し込みページ

しかし、一般的な借金などの連帯保証人とは異なり、カードを利用する法人代表者で良いとの事です(カードのサポートデスクに電話をして確認済み

誤解をしやすいと思いますが、他社法人カードと同様に利用予定のある法人組織そのものの信用だけでなく、法人代表者(=連帯保証人)の信用力も審査で見てくれると考えられ、作るのがそんなに難しくないと予想します。

『NTTファイナンスBizカード レギュラー』公式ページ:

https://www.ntt-card.com/biz/

※このカードはネット上で手続きを完結できないため、まずは上記公式ページより「入会申込書」を請求して届いた申込書に必要事項を記入し、必要書類を同封して返送してください。

2-2. 発行予定枚数5枚以下の方におすすめできる法人カード3選

ここでは中小企業経営者、個人事業主の方などにおすすめできる法人カードを3枚紹介します。

  • 『セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード』:スタートアップなどに対しても審査が柔軟
  • 『アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード』:設立1年目から申込みができ、アメックスの上級サービスを利用できる
  • 『Mastercard Titanium Card』:最上級のコンシェルジュサービスなどプラチナカードのサービスを利用できる

最もおすすめなのは、『セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード』です。

貯まるポイントが永久不滅ポイントなので、決済金額が少なくても有効期限を気にせず貯められて、法人カードでは数の少ないJAL・ANA両方のマイルに交換できるなどポイントの使い勝手が非常に良いカードです。

『セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード』

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカードの券面画像(2023年版)

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード』は2019年12月24日より募集を開始した個人事業主や中小企業代表者などを対象にした新しい法人カードで、2022年1月26日より年会費永年無料になりました。

公式ページに「個人事業主・フリーランス・スタートアップを支援」「登記簿謄本・決算書不要」などと書かれており、作りやすいと考えられます。

セゾン・アメリカン・エキスプレスカードの法人カードの特徴

セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカードは登記簿謄本・決算書不要

引用:セゾンカード 

カードの利用で1,000円につき1永久不滅ポイントがたまり、1ポイントはほぼ5円の価値なので、ポイント還元率としては0.5%相当ですが、次の特定加盟店での利用では最大ポイント還元率2%まで上げられます。

  • 2%:Amazon Web Service、Xサーバー、お名前.com、サクラインターネットなどビジネスに関連した10の特定加盟店での利用

また、その名の通りカードを所持している間はポイントの有効期限を気にせずに貯め続けられるため、少額やたまにしか使わない個人事業主や中小企業代表者も安心して貯められます。

ANAマイルは200ポイントで600マイルに交換できるので通常マイル還元率が0.3%、最高で1.2%にできます(JALマイルは不定期に行われるマイルレートアップキャンペーン)

利用可能枠も最大500万円で臨時増枠にも応じてくれるなど、ビジネスユースに最適な1枚と言えるでしょう

『セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード』公式ページ

https://www.saisoncard.co.jp/amextop/cp-as/cb2.html

※割安な年会費でプラチナカードのサービスを利用したい方は『セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード』がおすすめです。

『アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード』

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの券面画像

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード』は個人事業主や株式会社など法人格がある法人代表者が作れるビジネスカードです。

アメックス ゴールド』のサービスや特典を多数使えて、下記のようなビジネスカード限定のサービスを利用できます。

福利厚生プログラム「クラブオフ」
国内外20万ヵ所以上の契約施設を特別優待料金でご利用いただける福利厚生プログラム「クラブオフ」のVIP会員年間登録料(6,600円税込)が無料。
手荷物ホテル当日宅配サービス
駅改札を出てすぐの宅配カウンターにて手荷物を預かってくれて、カード会員1名様につき手荷物1個を対象エリア内の宿泊ホテルへ当日無料配送してくれます。
国内航空機遅延費用
国内出張の際、ビジネス・ゴールド・カードでチケットを購入された航空便において、遅延や手荷物紛失などにより発生した費用を最高40,000円まで補償してくれます。

『アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード』公式ページ

https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/gold-business-corp-card/

『Mastercard Titanium Card』

Mastercard Titanium Card縦型の券面画像

Mastercard Titanium Card』は年会費55,000円(税込)とかなり高めですが、Mastercardの最上位クラスの「WORLD ELITE」が付くプラチナカードです。

法人口座を指定することでビジネスカードとして発行することも可能で、同価格帯のプラチナカードと比べて、次のような特典がとても優れています。

  • コンシェルジュサービス:メールでの回答が可能など非常に評判の良い対応
  • 還元率1%:納税(手数料0.836%)でもポイントが同じ還元率で付く※など得をしやすい
  • 事前入金サービス:事前に振込むことで最大9,999万円のカードショッピングが可能

※2024年4月6日以降はポイント進呈タイミングが変更され、条件を達成しないと半分しかもらえなくなります。

特にコンシェルジュサービスに関しては、業界でも質が高いと言われているアメックス・JCB・セゾンと比較しても最も良いと答える利用者が多いほど優れています。

申し込みを考えている方の業種や業務形態によりますが、経費にできるカードの年会費で質の高い秘書サービスを使えると考えるなら、非常にコストパフォーマンスが高い1枚と言えます。

『Mastercard Titanium Card』公式ページ

https://www.luxurycard.co.jp/

2-3. 大企業など発行予定枚数が多い方におすすめの法人カード2選

ここではたくさんの社員カードを発行したい、大企業経営者の方などにおすすめできる法人カードを2枚紹介します。

『三井住友コーポレートカード/クラシック(一般)カード』

三井住友コーポレートカード/ゴールドカードの券面画像

※券面画像はゴールド

三井住友コーポレートカード/クラシック(一般)カード』は1会員目年会費1,375円(税込)で、以降1会員につき440円(税込。上限33,000円税込)かかる大規模企業向け法人カードです。

「コーポレートカード×経費精算システム」の利用データ自動連携により、次のように経費精算業務の効率化ならびにガバナンス強化をサポートしてくれます。

  • マンスリークリア方式:月間利用限度額を適切に設定・管理
  • カード毎に利用可能な限度額を設定可能:権限を超過する利用を防止
  • カード利用明細をデータで配信可能:カード利用明細を日次や月次でデータ配信可能
  • 経費精算システムへの利用明細データ連携が可能:クラウド経費精算システムに、カードの利用明細を自動連携可能

出張費や交際費などを「会社全体」「部事業所別」「カード別」の3段階に分類し、経費予算管理を簡素化できます。

『三井住友コーポレートカード/クラシック(一般)カード』公式ページ

https://www.smbc-card.com/hojin/lineup/corp_index.jsp

『JCBビジネスカード』

JCBビジネスカードの券面

JCBビジネスカード』は大規模企業向け使用者支払型法人カードと言われており、通常の法人カードと違い、カード利用代金がカードを利用した社員の方の個人口座から自動振替されます。

企業年会費が33,000円(税込)で個人の年会費は無料です。ショッピング限度額上限も個別に設定でき、付帯サービスの空港ラウンジや海外旅行保険も利用できます。

法人カードのメリットである経費の簡略化の効果は薄くなりますが、デメリットである社員の不正利用などは防ぐことができます。また、社内の福利厚生などとして利用しているケースも多いです。

『JCBビジネスカード』公式ページ

https://www.jcb.co.jp/corporate/houjin/businesscard.html

2-4. マイルを貯めたい方におすすめのカード2選

ここでは大企業経営者、中小企業経営者、個人事業主の方など全ての方におすすめできるマイルのたまるカードを紹介します。

一般的にマイルをためるならば『JAL法人カード 普通カード』『ANA JCB法人カード』と言われていますが、上記のカードのマイル還元率はこの2枚のカードよりも圧倒的に高いです。

『セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード』

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの券面画像(2023年版)

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード』はプラチナカードなのに年会費22,000円(税込)と安いです。

このカードは「SAISON MILE CLUB」に登録することで、下表のようにJALマイル還元率最高1.125%にできます。

マイル還元率
ショッピング1,000円=10マイル1%
2,000円で1永久不滅ポイント0.125%
合計1.125%

追加カードは4枚までしか発行できませんが、法人カードでJALマイルを効率よく貯めるならばこのカードが最もおすすめです。

『セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード』公式ページ

https://www.saisoncard.co.jp/amextop/sbs-cy/

『ANAダイナースクラブコーポレートカード』

ANAダイナースクラブコーポレートカードの券面

ANAダイナースクラブコーポレートカード』は年会費22,000円(税込)、追加発行年会費無料のカードです。

このカードはポイント還元率1.0%のカードでリワードポイント1ポイントを1マイルに換算し、ANAマイレージに移行できます。

さらにダイナースグローバルマイレージ年間参加料6,600円(税込)を払うことで5つの提携航空会社のマイルに移行できます。

『ANAダイナースクラブコーポレートカード』公式ページ

https://www.diners.co.jp/ja/corporate/ccs/anadinerscorporate

上記がおすすめの法人カードになります。

参考:法人カード主要81枚比較

100枚近くあるビジネスカードの中から特におすすめのビジネスカードを81枚選出し、比較した一覧表を載せておきます。

枚数が多くなり見にくくなったため、カード会社や種類別に分けてご紹介します。

気になるカード会社や種類をクリックすると、そのカードを紹介している場所へジャンプします。

JCB

JCBが発行しているおすすめのビジネスカードは以下の10枚です。

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法人カード名年会費(税込)追加カード年会費(税込)追加カード発行枚数制限ETCカード年会費(税込)ショッピング限度額上限ポイント還元率
JCB一般法人カード NL の券面画像JCB法人カード

1,375円(初年度無料)

1,375円(初年度無料)

複数枚無料公式サイト参照0.5%
JCBコーポレートカードの券面JCBコーポレートカード
  • 企業年会費:33,000円
  • 個人年会費:無料
無料無制限無料個別設定-
JCBビジネスカードの券面JCBビジネスカード
  • 企業年会費:33,000円
  • 個人年会費:無料
無料無制限無料個別設定-
JCBビジネスプラス法人カードの券面JCBビジネスプラス法人カード

1,375円(初年度無料)

1,375円(初年度無料)

複数枚無料公式サイト参照

最大3.0%

条件付

JCBゴールド法人カードの券面画像JCBゴールド法人カード11,000円(初年度無料)3,300円(初年度無料)複数枚無料公式サイト参照0.5%
法人カード名年会費(税込)追加カード年会費(税込)追加カード発行枚数制限ETCカード年会費(税込)ショッピング限度額上限ポイント還元率
JCBビジネスプラスゴールド法人カードの券面JCBビジネスプラスゴールド法人カード11,000円(初年度無料)3,300円(初年度無料)複数枚無料公式サイト参照

最大3.0%

条件付

JCBプラチナ法人カードの券面画像JCBプラチナ法人カード33,000円6,600円複数枚無料公式サイト参照0.5%
JCB CARD Biz 一般 NL の券面画像JCB CARD Biz一般1,375円(初年度無料)ー(本会員カードのみ)無料公式サイト参照0.5%〜0.75%
JCB CARD Biz ゴールド NL の券面画像JCB CARD Bizゴールド11,000円(初年度無料)ー(本会員カードのみ)無料公式サイト参照0.5%〜0.75%
JCB CARD Biz プラチナ NL の券面画像JCB CARD Bizプラチナ33,000円ー(本会員カードのみ)無料公式サイト参照0.5%〜0.75%

三井住友カード

三井住友カードが発行しているおすすめのビジネスカードは以下の14枚です。

-スマホの方はスクロールできます-

法人カード名年会費(税込)追加カード年会費(税込)追加カード発行枚数制限ETCカード年会費(税込)ショッピング限度額上限ポイント還元率
三井住友コーポレートカード/クラシック(一般)カードの券面三井住友コーポレートカード/クラシック(一般)カード1,375円440円/会員(上限33,000円)無制限無料個別設定0.5%
三井住友コーポレートカード/ゴールドカードの券面三井住友コーポレートカード/ゴールドカード

11,000円

〈個別決済方式の場合〉

1社あたり33,000円

2,200円(上限33,000円) 〈個別決済方式の場合〉 61名以上追加会員ごと550円無制限無料個別設定0.5%
三井住友ビジネスカード/クラシック(一般)カードの券面三井住友ビジネスカード/クラシック(一般)カード1,375円440円20枚
  • 無料(初年度、前年1回以上の利用)
  • 550円(前年未使用)
100万円0.5%
三井住友ビジネスカード for Owners/クラシック(一般)カードの券面(Visaのタッチ決済対応)三井住友ビジネスカード for Owners/クラシック(一般)カード1,375円(初年度無料) 440円(初年度無料)無制限
  • 無料(初年度、前年1回以上の利用)
  • 550円(前年未使用)
80万円0.5%

三井住友カード ビジネスオーナーズの券面画像

三井住友カード ビジネスオーナーズ

永年無料永年無料無制限
  • 無料(初年度、前年1回以上の利用)
  • 550円(前年未使用)
500万円0.5%〜1.5%
三井住友ビジネスカード/ゴールドカードの券面三井住友ビジネスカード/ゴールドカード11,000円2,200円20枚
  • 無料(初年度、前年1回以上の利用)
  • 550円(前年未使用)
300万円0.5%
三井住友ビジネスカード for Owners/ゴールドカードの券面(Visaのタッチ決済対応)三井住友ビジネスカード for Owners/ゴールドカード11,000円(初年度無料)2,200円(初年度無料)無制限
  • 無料(初年度、前年1回以上の利用)
  • 550円(前年未使用)
200万円0.5%
法人カード名年会費(税込)追加カード年会費(税込)追加カード発行枚数制限ETCカード年会費(税込)ショッピング限度額上限ポイント還元率

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールドの券面画像

三井住友カード ビジネスオーナーズ ゴールド

5,500円(年100万利用で永年無料)永年無料無制限
  • 無料(初年度、前年1回以上の利用)
  • 550円(前年未使用
500万円0.5%〜1.5%
三井住友ビジネスカード/プラチナカードの券面三井住友ビジネスカード/プラチナカード55,000円 5,500円20枚
  • 無料(初年度、前年1回以上の利用)
  • 550円(前年未使用)
500万円0.5%
三井住友ビジネスカード for Owners/プラチナカードの券面(Visaのタッチ決済対応)三井住友ビジネスカード for Owners/プラチナカード55,000円 5,500円無制限
  • 無料(初年度、前年1回以上の利用)
  • 550円(前年未使用)
500万円0.5%
freee VISAカード 券面freee VISAカード
  • 無料(初年度、2年目以降条件を満たせば)
  • 1,375円
440円20枚
  • 無料(初年度、前年1回以上の利用)
  • 550円(前年未使用)
80万円-
freee VISAゴールドカードの券面freee VISAゴールドカード
  • 初年度無料
  • 11,000円(割引あり)
2,200円20枚
  • 無料(初年度、前年1回以上の利用)
  • 550円(前年未使用)
200万円0.5%
マネーフォワードビジネスVISAカードクラシックカードの券面マネーフォワードビジネスVISAカード(クラシック)1,375円(初年度無料)440円(初年度無料)無制限
  • 無料(初年度、前年1回以上の利用)
  • 550円(前年未使用)
80万円0.5%
マネーフォワードビジネスVISAカードゴールドカードの券面マネーフォワードビジネスVISAカード(ゴールド)11,000円(初年度無料)2,200円(初年度無料)無制限
  • 無料(初年度、前年1回以上の利用)
  • 550円(前年未使用)
200万円0.5%

三菱UFJカード(三菱UFJニコス)

三菱UFJカード(三菱UFJニコス)が発行しているおすすめのビジネスカードは以下の7枚です。

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法人カード名年会費(税込)追加カード年会費(税込)追加カード発行枚数制限ETCカード年会費(税込)ショッピング限度額上限ポイント還元率
三菱UFJカード ビジネスの券面画像三菱UFJカード ビジネス1,375円1,375円無制限1,100円80万円0.4%〜0.5%
UFJ Card ビジネスクラブ法人カード1,375円1,375円無制限1,100円100万円0.5%
三菱UFJカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード アメックスのタッチ決済対応の券面画像三菱UFJカード・ゴールド・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード2,095円1,100円無制限無料200万円0.4%〜1%
三菱UFJカード・ゴールドプレステージ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード アメックスのタッチ決済対応の券面画像三菱UFJカード・ゴールドプレステージ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード11,000円2,200円無制限1,100円300万円0.4%〜1%
法人カード名年会費(税込)追加カード年会費(税込)追加カード発行枚数制限ETCカード年会費(税込)ショッピング限度額上限ポイント還元率
三菱UFJカード ゴールドプレステージ ビジネスの券面画像三菱UFJカード ゴールドプレステージ ビジネス11,000円2,200円無制限1,100円300万円0.4%〜1%
UFJ Card ビジネスクラブゴールド法人カード11,000円3,300円無制限1,100円300万円0.5%
三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード タッチ決済対応の券面画像三菱UFJカード・プラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード22,000円3,300円無制限1,100円500万円0.4%〜1%

セゾン・UCカード

セゾン・UCカードが発行しているおすすめのビジネスカードは以下の12枚です。

-スマホの方はスクロールできます-

法人カード名年会費(税込)追加カード年会費(税込)追加カード発行枚数制限ETCカード年会費ショッピング限度額上限ポイント還元率
セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカードの券面画像(2023年版)セゾンコバルト・ビジネス・アメリカン・エキスプレスカード

永年無料

永年無料9枚無料500万円0.5%〜2.5%

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの券面画像(2023年版)

セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

22,000円

3,300円9枚無料個別設定0.5%〜1%
セゾンゴールド・ビジネス プロ・カードの券面画像セゾンゴールド・ビジネス プロ・カード3,300円1,100円99枚無料個別設定0.5%キャッシュバック※選択制
セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス・カードの券面画像セゾンプラチナ・ビジネス プロ・アメリカン・エキスプレス・カード27,500円3,300円99枚無料カード毎に利用枠の設定1%キャッシュバック※選択制
UC法人カード (一般)の券面2種類UC法人カード 一般1,375円1,375円無制限無料300万円0.5%
UC法人カード (ゴールド)の券面2種類UC法人カード ゴールド11,000円2,200円無制限無料500万円0.5%

UCプラチナカード法人の券面画像

UCプラチナカード

16,500円3,300円無制限無料500万円1%
UCコーポレートカード(一般)の券面UCコーポレートカード(一般)発行条件等により、個別の年会費設定発行条件等により、個別の年会費設定無制限無料個別設定-
UCコーポレートカード(ゴールド)の券面UCコーポレートカードゴールド発行条件等により、個別の年会費設定発行条件等により、個別の年会費設定無制限無料個別設定-
freeeセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カードの券面freeeセゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス・カード

22,000円

3,300円4枚無料30万円~1,000万円0.5%〜1%
apollostation PLATINUM BUSINESSVISAの券面画像apollostation PLATINUM BUSINESS22,000円(前年300万円以上の利用で次年度無料3,300円(初年度無料)9枚無料

個別設定

0.8%〜1%   (0.4%〜0.5%)

タカシマヤカード《ビジネスプラチナ》アメリカン・エキスプレスの券面画像

タカシマヤカード《ビジネスプラチナ》アメリカン・エキスプレス

22,000円

(前年200万円以上の利用で11,000円)

3,300円4枚無料個別設定1%〜3%

アメリカン・エキスプレス

アメリカン・エキスプレスが発行しているおすすめのビジネスカードは以下の3枚です。

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法人カード名年会費(税込)追加カード年会費(税込)追加カード発行枚数制限ETCカード年会費(税込)ショッピング限度額上限ポイント還元率
アメリカン・エキスプレス・ ビジネス・カードの新券面アメリカン・エキスプレス・ビジネス・グリーン・カード13,200円6,600円5枚無料一律の制限なし

0.3〜1%

最大3%にするには3,300円の有料プログラムへの参加が必要

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カードの券面画像アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ゴールド・カード36,300円13,200円5枚無料一律の制限なし

0.3〜1%

最大3%にするには3,300円の有料プログラムへの参加が必要

アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カードの券面(2020年12月版)アメリカン・エキスプレス・ビジネス・プラチナ・カード165,000円4枚まで無料4枚無料一律の制限なし0.47%〜3%

ダイナース

ダイナースが発行しているおすすめのビジネスカードは以下の3枚です。

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法人カード名年会費(税込)追加カード年会費(税込)追加カード発行枚数制限ETCカード年会費ショッピング限度額上限ポイント還元率
ダイナースクラブ コーポレートカードの券面ダイナースクラブコーポレートカード13,200円13,200円無制限無料一律の制限なし0.4%〜1%
ダイナースクラブ ビジネスカードの券面画像ダイナースクラブ ビジネスカード27,500円無料2枚無料一律の制限なし0.4%〜1%
ニューオータニクラブ ダイナースコーポレートカードの券面ニューオータニクラブ ダイナースコーポレートカード13,200円13,200円無制限無料一律の制限なし0.4%〜2%

ラグジュアリーカード

ラグジュアリーカードが発行しているおすすめのビジネスカードは以下の3枚です。

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法人カード名年会費(税込)追加カード年会費(税込)追加カード発行枚数制限ETCカード年会費ショッピング限度額上限ポイント還元率
Mastercard Titanium Card縦型の券面画像Mastercard Titanium Card55,000円16,500円4枚無料個別設定1%
Mastercard Black Card縦型の券面画像Mastercard Black Card110,000円27,500円4枚無料個別設定1.25%
Mastercard Gold Card縦型の券面画像Mastercard Gold Card220,000円55,000円4枚無料個別設定1.5%

ライフカード

ライフカードが発行しているおすすめのビジネスカードは以下の14枚です。

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法人カード名年会費(税込)追加カード年会費(税込)追加カード発行枚数制限ETCカード年会費(税込)ショッピング限度額上限ポイント還元率
ライフカードビジネス(法人カード)Visaライフカードビジネス(法人カード)無料無料無制限無料500万円
ライフカードビジネス(法人カード)ゴールド マスターカードライフカードビジネス(法人カード)ゴールド

2,200円(初年度無料)

2,200円(初年度無料)

無制限無料500万円0.5%
ライフカードビジネスライトプラスMastercardの券面画像ライフカードビジネスライトプラス

無料

無料

3枚無料500万円0.5%
ライフカードビジネスライトプラスゴールドカードMastercardの券面画像ライフカードビジネスライトプラス(ゴールド)

2,200円(初年度無料)

2,200円(初年度無料)3枚無料500万円0.5%
freee VISAカードの券面画像freeeVISAカード
  • 無料(初年度、2年目以降条件を満たせば)
  • 1,375円
永年無料20枚
  • 無料(初年度、前年1回以上の利用)
  • 550円(前年未使用)
150万円-
freeeVISAカード(ゴールド)の券面画像freeeVISAカード(ゴールド)
  • 無料(初年度、2年目以降条件を満たせば)
  • 5,500円
永年無料20枚
  • 無料(初年度、前年1回以上の利用)
  • 550円(前年未使用)
300万円0.5%
freee Mastercardの券面画像freee Mastercard無料無料3枚無料500万円-
法人カード名年会費(税込)追加カード年会費(税込)追加カード発行枚数制限ETCカード年会費(税込)ショッピング限度額上限ポイント還元率
freee Mastercardゴールドの券面画像freee Mastercardゴールド2,200円(初年度無料)2,200円(初年度無料)3枚無料500万円0.5%
freee Mastercardワイドの券面画像freee Mastercardワイド無料無料999枚無料1,000万円-
freee Mastercardワイドゴールドの券面画像freee Mastercardワイド2,200円(初年度無料)2,200円(初年度無料)999枚無料1,000万円0.5%
ミライノ カード Business ライトの券面画像ミライノ カード Business ライト無料無料3枚無料200万円-
ミライノ カード Business GOLD ライトの券面画像ミライノ カード Business GOLD ライト11,000円無料3枚無料200万円0.6%
ミライノ カード Business ライトの券面画像ミライノ カード Business無料無料49枚無料500万円-
ミライノ カード Business GOLD ライトの券面画像ミライノ カード Business GOLD2,200円2,200円49枚無料500万円0.6%

オリコなどその他カード

オリコなどその他カードでおすすめのビジネスカードは以下の9枚です。

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法人カード名年会費(税込)追加カード年会費(税込)追加カード発行枚数制限ETCカード年会費ショッピング限度額上限ポイント還元率

オリコビジネスカードスタンダードの券面画像

オリコビジネスカードスタンダード』(法人用)

1,375円(初年度無料)

1,375円20枚無料1,000万円
(カード使用者の総利用可能枠)

UPty for Biz M(アプティ フォービズ エム)の券面画像

UPty for Biz M(アプティ フォービズ エム)』(法人用)

 

2,200円(初年度無料)

無料3枚無料200万円0.5%
EX Gold for Biz Mの券面EX Gold for Biz M

2,200円(初年度無料)

無料3枚無料300万円0.6%〜1.1%
Tech Biz(テックビズ)カードの券面Tech Biz(テックビズ)カード2,200円(初年度無料)無料3枚無料300万円0.6%〜1.1%
オリコビジネスカードGold(ゴールド)の券面画像オリコビジネスカードGold(ゴールド)

2,200円(初年度無料)

2,200円20枚無料1000万円
法人カード名年会費(税込)追加カード年会費(税込)追加カード発行枚数制限ETCカード年会費(税込)ショッピング限度額上限ポイント還元率
P-one Business Mastercardの券面P-one Business Mastercard

2,200円(初年度無料)

無料5枚無料300万円0.6%
NTTファイナンスBizカード レギュラーの券面NTTファイナンスBizカード レギュラー無料無料無制限550円審査による1%
NTTファイナンスBizカード ゴールドの券面NTTファイナンスBizカード ゴールド11,000円2,200円無制限無料審査による1%
楽天ビジネスカードの券面(Visaのタッチ決済対応)楽天ビジネスカード(楽天プレミアムカード)2,200円(+11,000円)-発行不可550円(1枚目無料)300万円1%

ガソリン系カード

ガソリン系カードでおすすめのビジネスカードは以下の2枚です。

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法人カード名年会費(税込)追加カード年会費(税込)追加カード発行枚数制限ETCカード年会費ショッピング限度額上限ポイント還元率
コスモコーポレートJCBカード 一般法人カードの券面(2019年9月版)コスモコーポレートJCBカード 一般法人カード1,375円1,375円複数枚無料公式サイト参照0.5%
コスモコーポレートJCBカードゴールド法人カードの券面(2019年9月版)コスモコーポレートJCBカード ゴールド法人カード11,000円3,300円複数枚無料公式サイト参照0.5%

航空系(JAL・ANA)カード

航空系(JAL・ANA)カードでおすすめのビジネスカードは以下の5枚です。

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法人カード名年会費(税込)追加カード年会費(税込)追加カード発行枚数制限ETCカード年会費ショッピング限度額上限マイル還元率
ANA JCB法人カード/一般カードの券面画像ANA JCB法人カード/一般カード2,475円(初年度無料)825円(初年度無料)原則制限なし無料公式サイト参照1%〜1.06%
ANA JCB法人カード/ワイドカードの券面画像ANA JCB法人カード/ワイドカード12,925円825円原則制限なし無料公式サイト参照1%〜1.06%
ANA法人ワイドゴールドカードの券面画像ANA JCB法人カード ワイドゴールド20,900円4,400円原則制限なし無料公式サイト参照1%〜1.075%
ANA法人ダイナースクラブコーポレートカードの券面ANAダイナースクラブコーポレートカード22,000円無料複数枚無料一律の制限なし1%
JALダイナースカード ビジネス・アカウントカードの券面JALダイナースカード ビジネス・アカウントカード2,200円(+30,800円)無料一律の制限なし1%〜2%

3. 法人カードについてよくある4つの質問

この章では法人カードについてよくある質問を紹介します。

  • 法人カードと個人用カードの違いはありますか?
  • 「法人カード」「コーポレートカード」「ビジネスカード」の違いはなんですか?
  • 法人カードを導入するメリットはなんですか?
  • 法人カードを導入するデメリットはなんですか?

この章を読むことで審査、メリット、デメリットなどのカード利用前に知っておかなければいけない情報がわかります。

3-1. 法人カードと個人用カードの違いはありますか?

法人カードと個人用カードは以下のように違います。

法人カード個人用カード
 支払い口座法人口座(個人事業主名義の口座)個人口座
 審査対象「企業」と「代表者個人」申し込み者個人
初期利用限度額高め(100万円〜1,000万円)低め(10万円〜300万円)
 キャッシング制度ないことが多いある
利用目的事業費の支払いのみ
  • 生活費の支払い
  • 事業費の支払い※
 追加カード追加発行に制限がないものが多い家族カードの発行には制限がある
支払い方法原則1回払いのみ1回払い、分割払い、リボ払いなど
ビジネス特典ありなし

※カード申込時に申請をし、カード会社が認める範囲で可能

ざっくり説明すると、法人の決済ツールとして利用や機能・制限が指定されています。

その性質上、高金利での短期借り入れ金になるキャッシング機能は原則使えず(銀行等の金融機関で融資を受けるのが普通です)、カード会社の貸し倒れリスクの高さから原則1回払いしかできません。

また、利用用途も交通費や仕入れ等の事業で使う費用にしか使えません。

クレジットカードの機能としてはVISAなど同じ国際ブランドのマークがあるお店やサービスで使えますが、個人の食料品購入等私用に使うと経理や会計の処理上望ましくなく、確定申告で税務署に提出する時に信頼性を失います。

場合によってカード会社の規約違反にもなり、利用停止や最悪強制退会となり今後そのカード会社ではクレジットカードを作れなくなるなどの可能性もあります。

その代わりに初期の利用限度額が高めで社員などに発行できる追加カードには制限がないものが多いです。

また、企業の業務を円滑にできるビジネス向けの優待やサービスが付き、個人用カードよりも特典が優れている傾向にあります。

3-2. 「法人カード」「コーポレートカード」「ビジネスカード」の違いはなんですか?

法人カードには「コーポレートカード」「ビジネスカード」など発行会社によって様々な呼び方があります。

発行会社ごとにサービスや呼び名が違う場合もありますが、基本的には業務上発生した支払いを経費扱いで支払えるクレジットカードのことをまとめて「法人カード」と呼んでいます。

ただ、細かく分類すると以下のように区分されていることが多いです。

  • 「コーポレートカード」:大企業向け法人カード
  • 「ビジネスカード」:中小企業向け法人カード

ただし、「コーポレートカード」「ビジネスカード」の使い分けは発行会社ごとに異なり、以下のような例外もあるので気をつけましょう。

JCBの区分方法

JCBでは『JCB法人カード』の他に大企業向けカードとして「コーポレートカード」「ビジネスカード」があります。

  • 『JCBコーポレートカード』:大規模企業向け一括振込型法人カードで、毎月のカード利用代金を一括で振り込むことができる法人カード
  • 『JCBビジネスカード』:大規模企業向け使用者支払型法人カードと言われており、カード利用代金がカードを利用した社員の個人口座から自動振替

楽天カードの区分方法

楽天カードにも『楽天ビジネスカード』と呼ばれる法人カードがありますが、このカードは中小企業向けの法人カードとされています。支払い者も引き落とし口座も法人です。

「法人カード」「コーポレートカード」「ビジネスカード」の違いまとめ

「法人カード」「コーポレートカード」「ビジネスカード」は発行会社ごとにサービスや呼び名が違う場合もありますが、基本的にはまとめて「法人カード」と呼んでいます。

なぜなら、JCBではビジネスカードは大企業向けカードの中の個人用カードという位置付けだったのに対し、楽天カードでは中小企業向けの法人カードという位置付けになっていることなどから名前が重要な意味を持っていないからです。

また、最近では法人カードは法人経営者だけではなく、個人事業主の方も利用できるクレジットカードを発行する会社もあり、発行会社ごとの違いは複雑になってきています。

3-3. 法人カードを導入するメリットはなんですか?

法人カードには以下のように4つのメリットがあります。

  • 経理事務の簡略化
  • キャッシュフローが良くなる
  • ポイントやマイルの優遇がある
  • カードの付帯サービスを使える

経理事務の簡略化

法人経費は法人カードを利用することで法人用口座から引き落とされるようになるので、個人利用との区分が明確になります。また、立替金の清算などの処理がなくなるため、経理の仕事が効率的になります。

さらに、明細で経費の内訳を簡単に確認できるようになるので、経費の計上漏れがなくなります。

キャッシュフローが良くなる

企業経営をしているとどうしてもキャッシュフローが滞ってしまうことがあると思いますが、法人カードでの支払いは最大90日間の猶予があります。

そのため、法人用口座にある資金が増え、キャッシュフローが良くなります。

ポイントやマイルの優遇がある

カード会社によってはポイントやマイル還元のある法人カードを発行しています。

特に法人カードでは大きい金額の決済をすることも多く、想定以上にポイントやマイルが貯まります。

カードの付帯サービスを使える

法人カードには空港ラウンジが無料で使えるなどの付帯サービスがあるカードもあり、このサービスをカードの保有者全員が利用することができます。

3-4. 法人カードを導入するデメリットはなんですか?

法人カードには以下のように2つのデメリットがあります。

  • 社員が不正をしてしまう可能性がある
  • 年会費がかかる

社員が不正をしてしまう可能性がある

法人カードは基本的に各社員が普段から持っており、その利用は社員の倫理観に委ねられています。

社員が不正に利用したり、誤って利用してしまった場合でも法人口座から引き落とされてしまい、横領されやすいです。

もしカードを使用する社員が誤って利用してしまった場合は、きちんと報告するように伝えておく必要があります。

パーチェシングカードの導入で不正はある程度回避可能

業種・業態によりますが、特定の加盟店での取引しか利用できない「パーチェシングカード」を導入することで、社員の不正利用を回避できます。

物理カードが発行されず、部署名義でも発行可能、請求取りまとめによる支払先の一本化など規模の大きい企業には特にメリットが多い法人カードです。

年会費がかかる

法人カードは個人カードのように年会費無料のカードがほとんどなく、基本的に年会費がかかります。

ただ、年会費は経費として計上することができますし、中には無料のカードもあるので、わずかでも定期的な出費が気になる方は「年会費無料の法人カードおすすめ3選」の記事を参考にして年会費無料の法人カードを選びましょう。

4. まとめ

法人カードのおすすめをご紹介しました。

法人カードを選ぶ際に気をつけなければいけないのは、追加カードの発行可能枚数です。この点に気をつけなければ、カードを申し込んでも社員の方に渡せなかったりなど想定していた利用ができない可能性があります。

全法人カードから、プロとして選出した81枚の法人カードを比較し、その中から追加カードの発行可能枚数や目的別におすすめできるカードをまとめた結果は以下の通りです。

迷ったら選ぶべき法人カード2選

発行予定枚数5枚以下の方におすすめできる法人カード3選

大企業など発行予定枚数が多い方におすすめの法人カード2選

マイルを貯めたい方におすすめの法人カード2選

クレジットカードの審査に自信のない方は『Visaビジネスデビット』(個人事業主向け)または『Visaビジネスデビット』(法人向け)だと与信審査なしでショッピング限度額上限500万円、最大1%キャッシュバックを受けられます。

あなたの事業規模や目的に合った法人カードが見つかり、より円滑に業務が進められることを祈っています。