「FXで勝てるようになるための手法が知りたい」「代表的な手法ってどんなものがあるの?」など疑問に思ったり、悩んだりしていませんか?
実際にFXで勝ち続けているトレーダーのほとんどは、確立した手法を持ち、その手法を基に日々検証を重ねながらスキルを磨いています。
このページでは、「勝つためのコツとタイプ別おすすめ手法」について、以下の流れに沿ってわかりやすく詳細に解説します。
すべて読めば、FXで勝つための手法が理解でき、勝ち組への一歩を踏み出せることでしょう。
1. 勝ち組トレーダーの手法紹介2選
勝ち続けているトレーダーのほとんどは確立した自分なりのトレードスタイルや手法を持っており、日々決められたルールの中で検証を繰り返しながらスキルを磨いています。
ここでは、実際に成功している2名の勝ち組トレーダーの手法を紹介します。
- ローソク足分析から生まれた独自の3バー手法(スキャルピング〜デイトレード)
- 移動平均線と一目均衡表を使った基本重視の手法(デイトレ〜スイング)
1-1. ローソク足分析から生まれた独自の3バー手法(スキャルピング〜デイトレード)
2013年に手法を確立し、その後安定して勝ち続けているトレーダー「ROSE FX」さんの手法を紹介します。チャートの基本となるローソク足をメインとする投資手法で、ローソク足、移動平均線、ストキャスティクスを使ったシンプルなものです。
基本に忠実な手法で勝ち続けている点が魅力と言え、私自身もローソク足の形からトレンドを読み取る独自のスタイルは大変参考になりました。
スキャルピングが主で、毎日少しずつ利益を重ねたい人にオススメの手法です。「ROSE FX」さんの手法を以下の手順で紹介します。
- 相場分析|ローソク足の並びを重要視した独自のスタイル
- エントリー(注文)|トレンドに乗ったエントリー
- イグジッド(決済)|利益は10pips狙い
相場分析|ローソク足の並びを重要視した独自のスタイル
「ROSE FX」さんの手法の特徴は独自のローソク足分析です。ローソク足の値動きを最も重視した手法で、「ローソク足の並びだけで大まかな相場がわかる」と考えています。ローソク足の並びには3種類あり、以下の流れで詳細を説明させていただきます。
- 分析の基本は3種類「3バースタイル」
- 「3バースタイル」と「ストキャスティクス」で相場の勢いとトレンドが変換するメカニズムを判断する
①分析の基本は3種類の「3バースタイル」
「3バースタイル」とは、相場の中で生まれる高値と安値は3本以上のローソク足が特定の並びをすることで形成されるという「RESE FX」さん独自の分析方法です。
「山」とは、高値を表す並びが上図のように2本目のローソク足が1本目のローソク足の高値も安値も上回り、3本目のローソク足が2本目の安値を下に抜ける時、2本目が天井とみなします。
「谷」とは、「山」の逆を表します。底を見極める並びが上図のように、2本目のローソク足が1本目のローソク足の高値も安値も切り下げ、3本目のローソク足が高値を上に抜ける形が、2本目が底とみなす形です。
「山」と「谷」は2つで基本の3バーとして、1種類とみなしています。
2つめの形は「はらみの3バー」といい、一つ前のローソク足の高値も安値も更新できない状況のローソク足を無視して、高値か安値を更新した時点で頂点か底とみなす形です。
最後の形は「包み足の3バー」といい、3本目が1本目の高値も安値も更新したときその高値が頂点となる考え方です。
②「3バースタイル」と「ストキャスティクス」で相場の勢いとトレンドが変換するメカニズムを判断する
トレンド転換を判断するために、ダウ理論をベースに「3バースタイル」で山と谷を見つけ、ラインで結びます。
さらに、トレンド判断の精度を高めるために相場の過熱感を教えてくれる「ストキャスティクス」(設定方法 K Period:13、D Period:1、Slowing:3)を使い分析します。移動平均線(参考期間:20)の上にストキャスティクスがあるときは上昇トレンド、逆は下降トレンドとみなし、同時に「3バースタイル」もトレンドが同じことを確認します。
相場分析例
上図では、ストキャスティクスが移動平均線より下にあり、3バースタイルで山と判断できるため、下降トレンド継続とみなします。
エントリー(注文)|トレンドに乗ったエントリー
- ブレイクを狙う
- 複数の時間足を用いる
- 遅行線の特徴を把握しエントリーの成功率を高める
①ブレイクを狙う
基本的には値動きがおとなしいアジア時間にトレードするのがROSE FXさんのトレードスタイルです。「3バースタイル」でトレンドを把握したら、エントリーするのは、既に発生しているトレンドが継続するタイミングです。
②複数の時間足を用いる
日足、4時間足、30分足を分析していき、山と谷を見つけラインを引いていきます。流れを明確に理解した上で、30分足でエントリーチャンスを探します。
③遅行線の特徴を把握しエントリーの成功率を高める
遅行線がローソク足の下にあるときは下降の勢いが強いとみなし、逆の場合は上昇の勢いが強いと考えられます。
イグジッド(決済)|利益は10pips狙い
- 勢い次第で利益を伸ばす
- トレンド転換ラインで損切り
- 損切りは利益を残すため
①勢い次第で利益を伸ばす
山や谷が更新されるときにエントリーし、基本的には利益確定は10pipsを基準としますが、相場に勢いがあると確認できればそれ以上の利益を伸ばすこともあります。
②トレンド転換ラインで損切り
追いかけていたトレンドが終わるもしくは、崩れた時点で損切りのルールを設けています。相場の状況により損切りを見送るときもあるようですが、その場合は取引数量を減らすなどのリスクヘッジをしています。
③損切りは利益を残すため
損失は、損失を限定するものではなく利益を残すためにするものであり、「利益以上に損を出さないために損切りをする」とポジティブに解釈して、適切な位置にストップを置くことを重視しています。
1-2.移動平均線と一目均衡表を使った基本重視の手法(デイトレ〜スイング)
2007年ごろから勝ち始め、現在では月収80万円を稼ぎ続けている移動平均線を重視した堅実なトレードスタイルを持つ蒲田 聡さんの手法を紹介します。
慎重に相場を分析して、堅実に行動する手法のため、大きな損失となる可能性が低い点が魅力といえます。基本に誠実なテクニカル指標で、分析からエントリーまで行うため、確実に稼ぎたい人へおすすめの手法です。
- 相場分析|日足とトレードする時間足のトレンドを確認
- エントリー(注文)|短期移動平均線とMACDでエントリー判断
- イグジッド(決済)|エントリー直後の動きが鍵
相場分析|日足とトレードする時間足のトレンドを確認
- 移動平均線と雲で日足のトレンドを分析する
- 移動平均線とローソク足で日足の詳細なトレンドを確認
- 1時間足・4時間足で相場分析しエントリー準備
①移動平均線と雲で日足のトレンドを分析する
日足のローソク足と一目均衡表の雲(転換線:9、基準線:26、先行スパンB:52)、参考期間200の移動平均線の位置を見て、ローソク足が移動平均線と雲よりも上にあれば上昇トレンド、移動平均線得もよりも下にある場合は下降トレンドとみなします。
相場分析例
上図では一目均衡表の雲と移動平均線がローソク足よりも下にあるため、上昇トレンドと判断できます。
②移動平均線とローソク足で日足の詳細なトレンドを確認
日足でトレンドの確認が出来たら、参考期間75の移動平均線とローソク足を使い、同じようにローソク足が移動平均線と雲よりも上にあれば上昇トレンド、移動平均線得もよりも下にある場合は下降トレンドとみなします。
③1時間足・4時間足で相場分析しエントリー準備
デイトレードなら1時間足、スイングトレードなら4時間足の分析をします。日足と同じように移動平均線とローソク足の位置を分析し、日足とトレンドが違う場合はトレードしません。
エントリー(注文)|短期移動平均線とMACDでエントリー判断
相場分析の結果日足と同じトレンドの場合は、エントリーの準備に入ります。エントリーは参考時間15の移動平均線とMACD(参考時間12,26,9)を表示させて、でタイミングを計ります。
エントリー条件は2つで、MACDとシグナルの位置が上昇トレンドの場合位置が、0ライン以上、下降トレンドの場合は0ライン以下にMACDとシグナルラインが推移していればエントリー基準を満たしていると判断します。
二つ目の条件は、ローソク足と移動平均線の位置で、上昇トレンドの場合はローソク足が移動平均線を上に突き抜けることが条件で、下降トレンドの場合は、ローソク足が移動平均線を下に突き抜けた状態です。
この2つの条件が満たされた時にエントリーします。少しでもエントリーを迷った場合、エントリーしないというルールもあります。
エントリー・イグジッド一例
上図の黄色枠内は、移動平均線・一目均衡表の雲が共にローソク足より下にあり、 MACDとシグナルの位置が0ライン以上のため、エントリー条件を満たしていると判断します。
イグジッド(決済)|エントリー直後の動きが鍵
- エントリー直後はローソク足と短期移動平均線に注目する
- 利食いタイミングは満足でいる利益を得たら
①エントリー直後はローソク足と短期移動平均線に注目する
「損切りはしっかり、利食いは好きなところで」というのが鎌田さんのスタイルです。含み損は放っておくと取り返しのつかないことになりえますが、含み益は利益幅が増減するのみで、好きなところで利確します。エントリー直後は、ローソク足と移動平均線の位置関係を見ます。まずは、反転せずにすぐに含益となるのが理想です。
②利食いタイミングは満足でいる利益を得たら
エントリー直後特に反転しない場合、利食いはどこでしてもよく、効率的なのが、移動平均線がエントリーした報告と逆向きになってきた場合と、ローソク足が移動平均線を突き抜けた時です。この2つが揃った時は、トレンドが転換するサインとなるので利食いを行います。
冷静でいられる含み益がある時に、利食いをしたほうがトレードの失敗も感情的になることもなので、利益が大きくなると考えています。
2. 初心者でも知っておくべき代表的な手法3選
既に紹介したプロの手法の中にもありましたが、移動平均線などのテクニカル指標は基本的でありながら使い方次第で応用も利く大変便利な機能です。代表的なテクニカル指標を使ったトレード手法を以下の順でご紹介します。
- 移動平均線を使ってエントリーを見極める手法
- 一目均衡表の「雲」を活用してトレンド変換を掴む手法
- トレンド分析から売買のタイミングまで万能なボリンジャーバンドを使う手法
2-1. 移動平均線を使ってエントリーを見極める手法
移動平均線とは一定期間の終値の平均をつなぎ合わせてラインにしたもので、移動平均線を参考にしたテクニカル手法も多数存在しています。ラインの傾きでトレンドの強さを判断したり、ローソク足とクロスしたところでエントリーを判断するなど活用方法は様々です。
移動平均線のみで相場にのぞむという人もいるほどに、重要で便利なテクニカル指標です。スキャルピングやデイトレードでは、参考期間5〜30程度、長期トレーダーなら200程度が使いやすいとされています。
検証しながら、場合により参考期間を変化させていくとより参考になります。移動平均線から、その日のトレンドやエントリータイミングを見計らうやり方も一般的ですが、立派な手法です。
2-2. 一目均衡表の「雲」を活用してトレンド変換を掴む手法
一目均衡表の「雲」と呼ばる部分は、見た目のわかりやすさから多くのトレーダーに使用されています。「雲」を表示させると、抵抗帯や支持帯がわかります。
雲を突き抜けた時がトレンド変換サインと判断するのが一般的です。雲が薄い時はトレンドが変換しやすいと考えられます。
一目均衡表は大変便利なものですが、それ一本で使用するというよりは、他のテクニカル指標と組み合わせて使用するとより威力を増します。
表示していて邪魔と感じない方は、大変役立つテクニカル指標となるため是非使いこなして頂きたいです。
2-3.トレンド分析から売買のタイミングまで万能なボリンジャーバンドを使う手法
ボリンジャーバンドとは、移動平均を表す線(ミドルライン)と、その上下に値動きの幅を示す線(抵抗線・支持線)を表示させた指標のことをいいます。ジョン・ボリンジャー氏が統計学を元に考案した「価格の大半がこの帯(バンド)の中に収まる」というテクニカル指標のひとつです。
私自身も活用していますが、多くのトレーダーに使われており、役に立つと評判です。理由は、トレンド分析や、売買判断、損切り・利食いの判断に使える万能なテクニカル指標だからです。
強いトレンドでは、±2σに張り付く「バンドウォーク」が発生します。また、ローソク足が下降しても、ボリンジャーバンドが上昇していれば上昇し続ける可能性が高いと判断できます。
勝ち組トレーダー達が絶賛のボリンジャーバンドを是非使いこなして頂きたいです。
3. まとめ
いかがでしたでしょうか。
これまで抱いていた「FXの手法」に対する疑問や不安が解消されたのではないでしょうか。
一見難しそうなFXですが、実は非常にシンプルで、一度実際にやってみると意外と簡単に行うことができるものです。プロの手法を真似るのも良いですし、参考にして自分が一番勝てると思う手法を見つけ、磨いてください。
本ページではFXの手法について重要なポイントを出来る限り詳細にご紹介してきましたので、あなたのFXトレードの一助となれれば幸いです。
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