投資に興味があり、はじめるなら最もメジャーな「外貨預金かFX」と思っているけど、“外貨預金とFXはどう違うの?”、“いったいどっちが簡単で儲かるの?”と疑問を抱いて迷っていませんか?
結論からいうと、外貨預金もFXも「通貨の金利差」や「為替変動による差益」を狙うという点では原理は同じですが、取引環境や自由度等の差が非常に大きく、外貨投資としてはFXの方が圧倒的に魅力的といえます。
このページでは、「“外貨預金とFXはどちらがよいか?”という疑問の解消から、始めるためのステップまで」以下の流れに沿ってわかりやすく詳細にご紹介します。
すべて読めば、「外貨預金とFXの違いを理解した上で、なぜFXの方が魅力的なのか」が分かり、投資をはじめるにあたって最良の決断ができるようになるでしょう。
1. 外貨預金とFXの7つの違い
投資として外貨預金とFXを比較する上で、押さえておくべき重要な違いは大きく以下の7つが挙げられます。
外貨預金 | FX | |
最低投資期間 | 1ヶ月〜※外貨定期預金 | 数秒〜 |
決済タイミング | 満期時(1ヶ月~数年)※外貨定期預金 | いつでも |
取引コスト | 30銭(0.3円)〜数円/1通貨あたり | 0.2銭(0.002円)〜数銭/1通貨あたり |
金利受取時期 | 満期時(中途解約時) | 毎日 |
選択肢 | 〜10通貨ペア程度 | 〜160通貨ペア以上 |
レバレッジ取引 | 不可 | 最大25倍 |
最大期待利回り | 〜5%程度(金利のみ) | レバレッジで〜150%程度(金利のみ) |
1-1. 最低投資期間
外貨預金には、いつでも引き出せる「外貨普通預金」と満期まで引き出せない(中途解約にペナルティがる)「外貨定期預金」の2種類がありますが、「外貨普通預金」では金利が低く、手数料を考えるとほとんど利益が出ないため、通常は「外貨定期預金」にて運用を行います。
外貨定期預金の期間は、短いものでは1ヶ月定期から存在し、長いもので5年定期といった商品もあります。そのため、外貨預金には最低1ヶ月以上の投資期間が必要になります。
一方、FXでは平日の24時間いつでも取引が可能ですので、極端な話、注文成立から1秒で決済することも可能です。
実際、数秒間という超短期で小さな為替差益を狙ったトレードを何度も繰り返す「スキャルピング」という有名なトレード手法も存在しています。
1-2. 決済タイミング
前述のとおり、外貨預金は基本的に定期預金にて運用するため、仮に途中で為替差益が出ていたとしても中途解約すると解約手数料等のペナルティが掛かることから、実質的な決済時期の制約があります。
一方、FXでは、平日の24時間いつでも自分の好きなタイミングで決済可能で、出金依頼をすれば翌営業日には引出しも可能です。
1-3. 取引コスト
外貨預金は、日本円よりも金利の高い外貨に交換(両替)して外貨預金口座に預けるため、預入時と引出時に、それぞれ両替手数料が掛かります。
最も手数料が安い「米ドル/円」の通貨ペアでも、メガバンクでは1円/1通貨、ネットバンクでも0.15円/1通貨程度の手数料が預入時と引出時に掛かります。
一方、FXでは、ほとんどの業者で手数料は無料となっており、代わりに「スプレッド(買値と売値の差額)」という実質的な取引コストが発生します。
こちらは、FX業者によって異なりますが、「米ドル/円」の通貨ペアで最も安い業者では0.2銭程度で済み、高い業者でも1銭程度です。
1-4. 金利受取時期
外貨預金は、満期時に当初契約した内容の利息がもらえ、中途解約時には、それまでの預入期間に応じた利息からペナルティ分が差し引かれることになります。
一方、FXでは、スワップポイントと呼ばれる金利が毎日付与されるため、リアルタイムで口座残高が増えていくことになります。
1-5. 選択肢
外貨預金の場合には、金融機関にもよりますが、最多の業者でもせいぜい10通貨ペア程度の選択肢しかありません。
一方、FXでは平均的に20通貨ペア程度の取引が可能であり、最多の業者では160通貨ペア以上の取引が可能な業者もあります。
1-6. レバレッジ取引
レバレッジとは、「預入金を担保に、預入先業者から一時的な資金貸付を受けることで自分が用意した資金以上の取引ができる仕組み」のことを言います。
外貨預金では、レバレッジ取引の仕組みはありませんので、自分が用意できる金額までしか投資できません。
一方、FXでは、ほぼすべての国内業者で最大25倍までのレバレッジ取引が可能になっていますので、
1-7. 最大期待利回り
これまでの内容を踏まえて最終的に大きな違いとなってくるのが「最大期待利回り」です。
為替取引でもある「外貨預金」と「FX」は、ともに為替変動による一時的な損益が発生する可能性がありますが、取引自由度の低い外貨預金ではそれがリスクに、取引自由度の高いFXでは収益チャンスになると言えます。
また、金利だけで期待利回りを考えた場合でも、金利の利率自体は大きく変わりませんが、前述の取引コストの差によりFXの方が圧倒的に高い利回りが期待でき、レバレッジをかけてリスクをとれば最大で数十倍差もあり得ます。
2. すべての人にFXをおすすめする7つの理由
前章では外貨預金とFXの大きな違いについてご説明しましたが、冒頭でもお話したとおり、「通貨の金利差」や「為替変動による差益」を狙うという点では、外貨預金もFXも原理は同じです。
しかしながら、FXには、外貨預金と比較した際に、以下のような外貨預金にはない魅力があり、投資という観点からはFXの方が圧倒的に魅力的であると言えます。
- 取引コストが圧倒的に安い
- 金利(スワップポイント)が毎日付与される
- 短期的な為替差益も狙える(満期を待つ必要がない)
- いつでも出金できる
- レバレッジ取引により期待利回りを大幅に上げられる
- 選択肢が豊富でチャンスが多い
- 平日24時間取引可能
上記の内容を見るだけでも“FXの方がハードルが低そう”と感じて頂けるのではないかと思いますが、これら7つの魅力は、初心者が投資をはじめて上手く続けていく上で非常に重要なポイントでもあり、初心者にFXをおすすめする理由そのものです。
以下、順を追って各魅力(理由)についてご説明していきます。
2-1. 理由①|取引コストが圧倒的に安い
FXでは、ほとんどのFX会社で取引手数料が無料になっており、株等のように取引する度に数百円の取引手数料が発生し口座残高が減るというようなことはありません。
その代わり、同じタイミングでも同一通貨ペアを「買う場合のレート」と「売る場合のレート」には「スプレッド」と呼ばれる価格差が設けられており、実質この「スプレッド」がFXにおける取引コストといえます。
しかしながら、この「スプレッド」もほとんどのFX会社で現在はかなり低く抑えられており、日本で最も多く取引されているドル/円の通貨ペアでの業界最狭水準は0.2銭(0.002円)ですので、数ある投資の中でもFXの取引コストは格段に安いといえます。
検証:外貨預金の手数料はかなり高い!
反対に、外貨預金の取引コストは投資全体で見ても最も高い水準と言えます。
国内の好条件な金融機関における外貨預金の手数料と金利をまとめた下表の条件をもとに、外貨預金の手数料がどれだけ高いかを検証してみます。
外貨預金の金利と手数料の目安(2019年8月時点情報で比較) | ||||
金融機関 | 為替手数料 | 1ヶ月金利 | 6ヶ月金利 | 1年金利 |
好条件なメガバンク(米ドル) | 1円/1通貨 | 0.2% | 0.3% | 0.4% |
好条件なネットバンク(米ドル) | 0.15円/1通貨 | 0.6% | 1.0% | 1.25% |
好条件なネットバンク(南アフリカランド) | 0.15円/1通貨 | 5.2% | 6.2% | 6.2% |
【ケース1】
100万円の資金を好条件なメガバンクで6ヶ月定期の米ドル預金で運用した場合
※為替レートは1ドル=100円、為替変動は考慮しない
- 100万円を米ドルに交換:100万円÷(レート100円+手数料1円)=9,900ドル
- 9,900ドルを6ヶ月定期0.3%で運用:9,900ドル×1.003=9,929ドル
- 9,929ドルを円に交換:9,929ドル×(レート100円-手数料1円)=約98.3万円(元本割れ)
為替変動を考えずに、ただ手数料を支払っただけなのに赤字です。この場合、利益を出すためには6ヶ月ではなく、数年単位で預けておく必要があります。
【ケース2】
ケース1と同条件で、今度は好条件なネットバンクで運用した場合
- 100万円を米ドルに交換:100万円÷(レート100円+手数料0.15円)=9,985ドル
- 9,985ドルを6ヶ月定期1.0%で運用:9,985ドル×1.01=10,084ドル
- 10,084ドルを円に交換:10,084ドル×(レート100円-手数料0.15円)=約100.69万円
為替変動を考えなければ、約6,900円の黒字です。この場合でも、日本円で1%運用してれば1万円の利益であったため、手数料で3割以上の利益を食われています。
上記のとおり、「外貨預金の手数料は非常に高く、尚且つ、為替変動リスクもある」ということを理解しておく必要があります。
2-2. 理由②|金利(スワップポイント)が毎日付与される
前述のように、FXでは金利(FXでは「スワップポイント」と呼ぶ)が毎日付与されます。
そのため、獲得した金利を原資にして追加投資を行うことで収益を増やすことも可能です。
また、FX業者によってはスワップポイントのみを出金することができる業者もありますので、投資を維持しながら利息分を生活費に充てることもできます。
2-3. 理由③|短期的な為替差益も狙える(満期を待つ必要がない)
FXには外貨預金のような「定期」や「中途解約」といった概念がなく、いつでも決済できて金利も毎日付与されることから、為替レートの状況次第で柔軟に行動することができます。
仮に、為替の状況が良く差益が出ているタイミングであれば、いつでも決済して、それまでの金利と為替差益を両方得ることができます。
外国為替というリアルタイムで変動する投資対象であるが故に、リスクヘッジの意味合いからもこの柔軟性は非常に大切なポイント言えます。
2-4. 理由④|いつでも出金できる
FX口座にある残高については、銀行の普通預金と同じように、その時点でトレード資金として運用されていなければいつでも出金することが可能です。
FX業者にもよりますが、ネットで出金指示を出せば翌営業日には指定の銀行口座へ出金されます。
そのため、短期的な運用を考えている人でも問題なく、投資スタイルを選びません。
2-5. 理由⑤|レバレッジ取引により期待利回りを大幅に上げられる
FXでは最初に入金した証拠金を担保に、FX会社からその何十倍もの資金を借りて大きな金額のトレードができる「レバレッジ」という制度があります。日本のFX会社の場合には金融庁からの規制がありますが、個人口座でも最大25倍までの取引が可能になっています。
そのため、最少で5千円程度の少ない資金からでも始めることが可能で、少ない原資で大きなリターンを狙うことができます。(当然、レバレッジを高くする程、ハイリスクハイリターンな取引になりますので注意は必要です。)
この「レバレッジ」を上手に活用することで、金利や為替変動等が同じ状況下であっても、FXの方が収益を最大25倍まで増やすことができます。
現実的には、リスクを考慮してレバレッジは2〜5倍程度で運用することをおすすめしますが、それでも外貨預金よりも収益を数倍に増やすことが可能です。
2-6. 理由⑥|選択肢が豊富でチャンスが多い
FXでは上記のような世界中の様々な通貨の中から2つの通貨を組み合わせた「通貨ペア」毎に取引を行います。
この際、外貨預金のように「日本円と外貨」といった日本円が絡む通貨ペアだけでなく、「ユーロと米ドル」といったような外貨同士の通貨ペアでも選んで取引することができます。
そのため、せいぜい10通貨ペア程度しか選択肢のない外貨預金に比べて最大160通貨ペア以上の中から、「最も金利差の大きな通貨ペア」や「値動きが安定していてリスクが少ない通貨ペア」、逆に差益狙いで「値動きが激しく利幅の大きな通貨ペア」等、戦略に合わせて最適な通貨ペアを探せます。
2-7. 理由⑦|平日24時間取引可能
FXの最大の魅力は平日は24時間世界のどこかのマーケットが開いていて、いつでも取引が可能である点です。様々な投資がある中でも24時間いつでも取引できるのはFXだけです。
さらに、FXで世界中から最も多くのトレーダーが参加し活況付く時間帯は、ロンドン市場とニューヨーク市場が同時に開いている22時頃〜翌2時頃(夏時間適用期間は21時頃〜翌1時頃)までですので、平日の昼間は働いている人でも帰宅後の夜の時間を使ってじっくりとトレードを行うことが可能で、誰にでも十分なチャンスがある投資といえます。
2-8. こういう人には外貨預金がおすすめ
上記7つの理由から、投資としてはFXの方が圧倒的に魅力が多くおすすめではありますが、敢えて言うとすると、以下のような人には外貨預金がおすすめです。
- 将来的にその国に移住する予定で預金を積立て運用したい人
- その国に住んでいる親族のために預金・運用したい人
外貨預金は、あくまで「外貨に交換したうえでの預金」ですので、外貨のまま引き出して使うことができます。
その場合には、為替の影響を受けない上に、再度日本円に交換する手数料も掛かりませんので、単純に高利率での金利運用ができることになります。
一方、FXでは「日本円→米ドル(注文)→日本円(決済)」が1トレードになるため、外貨のまま引き出すといったことは基本的にできません。
そのため、外貨のまま使う予定で運用を考えるのであれば、外貨預金の方がおすすめです。
3. FXを始めるための4ステップ
FXを始めようと思った人は、下記の4ステップに従って実践することをおすすめします。
- ステップ①|FXの基本的知識を身につける
- ステップ②|月間の目標収益と取引スタイルを決める
- ステップ③|業者を比較して口座開設する
- ステップ④|取引しながら勉強する
3-1. ステップ①|FXの基本的知識を身につける
FXを始める上でまず最初に必要なことは、「FXの基本知識を身につける」ことです。
当然のことながらFXの基本的な仕組みを理解せずにトレードを行うことはできません。また、スポーツでいうところのルールにあたる部分ですので、基本事項が完全に理解できていない状態でFXで勝ち続けるなど不可能です。
初めての方はFXで使われる用語や売買方法、通貨の種類等の基本情報を知るところから始めましょう。
その際に最も重要なことは、「市場参加者は誰で、レートはなぜ上下するのか」といったFXの仕組みそのものをしっかりと理解することです。
以下に私がこれまでに読んだ100冊以上の為替・経済・FX関連本の中で、これからFXを始める人向けに絶対におすすめできる本をいくつかご紹介しますので、まずは一冊読んでみてから検討するものよいでしょう。
<初心者向けのおすすめ入門書>
『一番売れてる投資の雑誌ザイが作った「FX」入門』
−2009/3/27, ザイFX!編集部 羊飼い (著)
※有名FX雑誌の編集部が監修し、FXの仕組みからトレード方法まで、基本的な必須知識を全体的に網羅してある本。初めてのFXで全体像を手っ取り早く掴むのにもってこいの本です。
『東大院生が考えたスマートフォンFX』
– 2015/2/17, 田畑 昇人 (著)
※著者の田畑 昇人さんが東大院生時代にスマートフォン一台で大金を掴むまでの軌跡を基に、FXで勝つための重要な知識やトレードの考え方・手法を公開し、初心者にもわかりやすく解説されている本。実践的な内容を知りたい場合にもってこいの本です。
『岡安盛男の稼ぐFX 実戦の極意 』
– 2013/10/10, 岡安 盛男 (著)
※元外資系銀行の凄腕ディーラーの著者が、各通貨の特徴や重要経済指標の読み方、チャート分析の仕方まで、FXで勝つ為の実践的なスキルやノウハウを惜しみなく網羅的にわかりうやすく解説してくれている本。プロの実践的知識を身につけることができるおすすめの本です。
3-2. ステップ②|月間の目標収益と取引スタイルを決める
初心者には、“目標収益を決めずにただ何となくトレードを行っている”という人が圧倒的に多いのですが、目標収益がないと「1トレードでどれぐらいの利益を目指し、どれぐらいの頻度でトレードを行えばよいか」という判断基準がなく、ギャンブルのようなトレードになってしまいがちです。
そのため、まずは自分が出せる軍資金の額に合わせて月間の目標収益を決めましょう。
その際の目安は軍資金の1〜5%程度範囲内に設定すべきです。
※注意ここで非常に高い目標を設定する人やそもそも目標を設定せずに闇雲にトレードをする人が初心者には非常に多いですが、そういった人の特徴として、プロなら絶対にトレードしないような荒れた相場の時等でも無理にトレードしてしまい、大切な資金の大半を失ってしまうということが頻発しています。
目標を立てる時は、必ず現実的かつ堅実な目標にしましょう。
また、FXの取引スタイルには以下の4つのスタイルがあります。
- スキャルピング:数秒〜数分で小さな利益を数多く狙うトレードスタイル
- デイトレード:数分〜数時間の単位で取引し、一日の中で完結させるトレードスタイル
- スイングトレード:相場状況を見ながら数日の単位で大きな利益を狙うトレードスタイル
- 長期投資:数ヶ月〜数年間ポジションを保有し金利や長期の大きな利益を狙うスタイル
初心者の場合、まずはデイトレードから始めるのが現実的かと思いますが、こちらも自分の生活リズムに合わせて無理のないようにあらかじめ決めておくとよいでしょう。
3-3. ステップ③|業者を比較して口座開設する
FX取引を始めるためには、FX業者の口座を開設する必要がありますが、FX業者によって取引ツールや取引条件が様々ですので、どの業者を選ぶかは非常に大切です。
取引毎に発生するスプレッド(取引手数料のようなもの)や注文を出した際の約定力(業者によっては注文通りに約定しない場合がある)等の違いから、トレード成績に大きな差が生まれる場合もありますので、慎重に業者選定をしましょう。
FX業者選びのポイントについては、次章の『はじめてのFXで成功するためのおすすめ口座5選』にて後述します。
3-4. ステップ④|取引しながら勉強する
FXはトレードを始めてからが肝心です。
実際に身銭を切りながら勉強することで相場感覚が磨かれ勝率が高まっていくものです。
最初は少額からでも構いませんので実際にトレードを行いながら、ネットや本等を活用してFX・為替・経済等の分野の勉強を怠らないようにしましょう。
4. はじめてのFXで成功するためのおすすめ口座7選
FXにおける業者選びはトレード成績にも影響する非常に大切な項目です。
どんなことにも共通することですが「道具が悪いと上達しにくい」と言われるように、FXにおいてもトレード環境やトレードツールにはよいものを選ぶべきです。
日本のFX業者には、「FX専業の業者」「証券会社」「銀行」などがありますが、現時点では主に以下のような47社があります。
上記のとおり、日本には多くのFX業者が存在しており、FX業者を比較するポイントも多岐にわたるため、様々な比較サイトを見ても結局どれがよいのかがわからないという声が非常に多いのが現状です。
実際、どのポイントで比較するか次第で良い業者は変わってきますが、ここでは勝つために最も重要なポイントにフォーカスしてご紹介します。
勝つためにFX業者選びで特に重視すべきポイントは以下の4つです。
- スプレッド(取引の際に必ず発生する売買価格差)が狭い
- 約定力(指定通りの価格で成約する精度)が高い
- ニュース配信等の情報量が多い
- 取引ツールが使いやすい
FX口座を開設する際には、必ず上記の4点を満たす業者を選ぶようにしましょう。
4-1. 4つのポイントを満たすニーズ別おすすめ業者7選
上記4点を満たす業者としては、以下の7社がおすすめです。
4つのポイントを満たした上で、それぞれ強み・特徴のある業者で、場面やニーズに合わせて使い分けできるため、正直「全ての口座を持っていても損はない」と言えるような業者ばかりです。
この中からニーズに合わせて選ぶと間違いありません。
- 『DMM FX』『LINE FX』・初めての口座ならまずは総合力に優れたココ
- 『SBI FXトレード』・・・・ 総合的にハイスペックなワンランク上の口座を求めるならココ
- 『GMO外貨』・・・・ スマホでの使い易さにこだわりたいならココ
- 『ヒロセ通商』・・・・・・・ 幅広い通貨ペアで取引したいならココ
- 『マネーパートナーズ』・・・ 高機能な取引ツールにこだわりたいならココ
- 『JFX』・・・・・・・・・・ 全ての人の情報収集用におすすめ
※FX口座を開設する際には、特定の紹介サイト経由だとキャッシュバック内容や条件、口座開設までのスピード等が変わってしまう場合があるようですので、必ず公式ページから行うことお勧めします。
DMM FX|初めての口座ならまずは総合力に優れたココ①
『DMM FX』を運営するDMM.com証券は国内口座数で業界最大規模の業者※である大手業者です。
その実績のとおり、「スプレッド」「約定力」「情報量」「取引ツール」の最重要4項目すべてにおいて高次元で満たしており、総合的に非常にバランスの良い業者です。
また、取引するほどポイントが貯まり、貯めたポイントは現金化できる非常にお得な「ポイント制度」もあるため、お得な口座と言えます。
初めて開設する口座やメイン口座として最もおすすめです。
※DMM FXと外為ジャパンFX合算での実績で集計
LINE FX|初めての口座ならまずは総合力に優れたココ②
『LINE FX』は、スプレッドも業界最狭水準で、約定力にも定評があり、急な経済変動のニュースをLINEで報告してくれたりとFXトレーダーにとってとても嬉しいサービスが充実した総合的にも非常におすすめな業者です。
また、取引ツールの性能も非常に高く、LINEアプリと連動していることからとても使いやすい点も魅力です。
総合的に優れていることから、初めてFX口座を開設する初心者から本格的にFXトレードを行っている人まで、すべての人におすすめの口座です。
SBI FXトレード|総合的にハイスペックなワンランク上の口座を求めるならココ
『SBI FXトレード』は、テクニカル指標の多さと最大4画面のチャート多重表示機能からテクニカル分析のやりやすさが非常に高くおすすめの業者です。
「チャートを見ながら注文することも可能」「約定力にも定評あり」「スプレッドも業界最狭水準」といったメリットから、テクニカル分析を重視して特に短期投資で稼ぎたいという志向の人には特におすすめです。
さらに、スワップポイントも業界最高水準なため、スワップ狙いの長期投資を行うトレーダーからの人気も高いです。
高機能な取引ツールを含め、「高性能さ」がウリの全体的なレベルが非常に高い業者ですので、初心者はもちろん、テクニカル志向の中・上級者にも満足度の高い業者といえます。
GMO外貨|スマホでの使い易さにこだわりたいならココ
『GMO外貨』で使う取引ツールである「GMO外貨アプリ」等は非常に使いやすいと評判で、利用者が非常に多い業者です。
スプレッドの面でも多くの通貨ペアで業界最狭水準であると共に、スマホツールの操作性の高さでは一歩抜けており、初心者にはおすすめの業者です。
ヒロセ通商|幅広い通貨ペアで取引したいならココ
『ヒロセ通商』は、「スプレッド」だけでなく、「約定力」に定評があり、「取引可能通貨ペア数が51通貨ペア」と業界大手平均の20通貨ペア程度と比較して非常に多い(国内主要FX業者では最多)という魅力のある業者です。
マイナー通貨も含めて幅広い通貨ペアでチャンスを狙いたい人や高金利通貨ペアでスワップポイント(金利)狙いのトレードもやりたい人におすすめです。
マネーパートナーズ|高機能な取引ツールにこだわりたいならココ
『マネーパートナーズ』は高機能な取引ツールに定評があり、積極的に取引をする専業トレーダーの中でも利用者の多い業者です。
標準スプレッドも業界最狭水準である上、
JFX|全ての人の情報収集用におすすめ
『JFX』は、元外銀凄腕ディーラーの有名社長が運営する優良業者です。
ヒロセ通商と同じシステムを使った業者であるため、「アプリ」「スプレッド」「約定力」「スワップポイント」等の点ではヒロセ通商とほぼ同等のサービスを提供しています。
また、ヒロセ通商でも配信されている小林社長自らによる毎日の戦略レポートは、経済ニュースの読み解きが苦手な初心者には非常に大きなメリットです。
毎朝、下図のように小林社長自らが考えたその日の通貨ペア毎の具体的な参入レベルや利食いレベル等を配信してくれ、詳細については「モーニングショット」という音声解説で聞くことができます。
また、夜にはその日の相場結果を音声解説してくれる「イブニングショット」もあるため、これらを毎日確認しているだけで、次第にプロと同様な相場観を養うことができます。
総合的に見てレベルの高い業者であり、1日の中で随時配信される小林社長の戦略情報は非常に役に立ちますので、特に情報収集を重視したい人や、自分で経済ニュースを読み解けない初心者におすすめです。
上記サービスは口座を開設するだけで使えますので、既にメイン口座を持っている人でも、情報収集や相場観養成のために持っておくことをおすすめします。
5. まとめ
いかがでしたでしょうか。
自分の状況や興味と照らして、FXが向いていると思った人、向いていないと思った人、等様々だと思いますが、しっかりと勉強し努力できる人にとってはFXは比較的大きなリターンが狙える魅力的な投資です。
本サイトでは外貨預金とFXの違いやすべての人におすすめなFXの魅力、始める上で重要なポイントについて出来る限り詳細にご紹介してきましたので、あなたの決断の一助となれれば幸いです。
上記の内容をしっかりと理解した上で後悔しないトレード人生を送りましょう!
<はじめてのFXで成功するためのおすすめ口座7選>
- 『DMM FX』『LINE FX』・初めての口座ならまずは総合力に優れたココ
- 『SBI FXトレード』・・・・ 総合的にハイスペックなワンランク上の口座を求めるならココ
- 『GMO外貨』・・・・ スマホでの使い易さにこだわりたいならココ
- 『ヒロセ通商』・・・・・・・ 幅広い通貨ペアで取引したいならココ
- 『マネーパートナーズ』・・・ 高機能な取引ツールにこだわりたいならココ
- 『JFX』・・・・・・・・・・ 全ての人の情報収集用におすすめ
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より深くFXについて知りたいという方は、以下のページをご参考にしてください。