ANAは、2020年より「ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ」という新しいサービスを開始しました。
引用:ANAマイレージクラブ ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ2021
これは、ANAカード・ANA Pay決済額の総利用額とANAのサービス利用数が多ければ、通常よりも少ないプレミアムポイント(以下PP)でステイタスが獲得できるサービスです。
通常、ANAの上級会員(プレミアムメンバーステイタス)を得るためには、有償で購入したANA航空券で、ANAやANAグループ運行便に搭乗した時に、マイルとは別にもらえるPPを30,000以上貯めなければなりませんが、この条件が少し緩和されています。
2022年は「ライフソリューションサービス利用が多い方のステイタス獲得条件」に名称が変わりましたが、基本的な内容は同じです。
これからANAの上級会員を目指す方向けに、この新たなステイタス獲得条件について以下の流れでご紹介します。
高所得者や個人事業主・経営者など経費の立て替えができる方だけでなく、家族がいる方は支払いをANAカードに集中させることで、ステイタス獲得条件達成が現実的な金額になっています。
ライフソリューションサービスと表現されているANAグループのサービスの利用も、対象サービスによって達成難易度が異なるため、簡単に達成できるものをご紹介します。
これからSFC(スーパーフライヤーズカード。ANAの上級会員「プラチナサービス」相当が付いているANAカード)修行を始める方も、当てはまれば飛行機への搭乗回数を減らせるかもしれないので、1度記事内容を確認してください。
2023年最新の情報を知りたい方は「ANAライフソリューションサービス利用が多い方のステイタス獲得条件2023」の記事を参照してください。
1. ライフソリューションサービス利用が多い方のステイタス獲得条件とは
冒頭でも述べた通り、ANAは従来の飛行機搭乗で得られるPPでしか獲得できなかったプレミアムメンバーステイタス(上級会員)を、下記の指定条件を全て満たすことでも獲得できるようにしました。
- 年間の獲得プレミアムポイント:飛行機搭乗のみの条件より最大50%の獲得数でOK
- ライフソリューションサービス利用数:指定のANAグループのサービスを4つまたは7つ利用
- ANAカード・ANA Pay決済額の総額:ANAカードなどの利用額が年300万円〜600万円
ANAグループの飛行機搭乗がさほど多くなくても、ANAグループのサービス利用数やANAカードなどの決済額が多ければプレミアムメンバーステイタスを獲得できるのは、気軽に旅行などに行きにくい現状を考えると大きなメリットと言えます。
ステイタスごとの達成条件は下図の通りです。
引用:ANAマイレージクラブ ライフソリューションサービス利用が多い方のステイタス獲得条件
2020年から実施された「ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ2021」に比べて、下記の点が改善されています。
- ANAカード・ANA Pay決済額の総額の減額:プラチナでは200万円、ブロンズ・ダイヤモンドでは100万円減額
- 条件3のANAカードは複数枚の利用金額の合算が可能:2021では1枚のANAカードの利用金額のみ対象
条件2のライフソリューションサービスは12サービスもあり情報量が多いため、2章でその詳細と簡単に条件を達成するための攻略情報をご紹介します。
条件3のANAカード・ANA Pay決済額の総額は複数のANAカードを持っている場合、合算できるようになったため2021年の条件に比べてやや簡単になりました。
対象外となる決済額は下記の通りです。
高所得者や個人事業主・経営者など経費の立て替えができる方だけでなく、家族がいる方は支払いをANAカードに集中させることで、条件達成が現実的な金額になっています。
光熱費や公共料金の支払いだけでなく、病院の受診代・処方箋薬代、自動車税・住民税などの税金、各種保険料の支払いなどクレジットカードで支払える内容は全てANAカードで払いましょう。
残り2〜3ヶ月くらいを目処に、100万円以内の利用額で達成できるのであれば、対象外ではないプリペイドカードへのチャージや、Amazonギフト券など商品券類の購入で決済額を増やすのも1つの手です。
2. ライフソリューションサービス利用数の条件攻略情報
「ライフソリューションサービス利用が多い方のステイタス獲得条件」の条件2のライフソリューションサービスは以下の12サービスです。なお、金額の指定はないため少額利用でもOKです。
- ANAのふるさと納税
- ANAの保険
- ANAの住まい
- ANA STORE @SKY・国際線機内販売
- ANA FESTA 空港内店舗(空港売店・空港免税店)
- ANAショッピング A-style
- ANAマイレージモール
- ANAトラベラーズ
- マイルが貯まるその他加盟店
- ANAカードマイルプラス
- ANAマイレージクラブ モバイルプラス
- ANAでんき
対象利用期間が2022年12月15日(ANAカードマイルプラスは12月24日)までで、期間中にマイルが積算されている必要があるため、できれば11月中旬までには達成しておきましょう。
あなたのライフスタイルによって達成しやすいサービスは異なりますが、ここでは多くの方が簡単に達成しやすい条件難易度が易しいものを太字にしています。
太字にしたそれぞれのサービスについて、簡単に達成できる方法をもう少し詳しく解説します。
ANAのふるさと納税
説明不要に近いほど有名なふるさと納税をANAのふるさと納税で行うだけです。
返礼品は1,000円からあるため、税の控除を考えなくても最小限の出費で達成できますし、所得の高い方は2,000円の負担で食料品やお酒などの飲み物、旅行券・ギフト券などを節税しながらたくさんもらえます。
3章で紹介するANAカードでの支払いで、ANAカードマイルプラスの対象となりボーナスマイルがもらえて、最大マイル還元率3%にできるなどのメリットもあります。
ANA STORE @SKY・国際線機内販売
サービス名から達成できるのは一部の方のように思われやすいですが、国内線の機内Wi-Fi(ANA Wi-Fi Service)からANA STORE@SKYに接続し、何か注文するだけで簡単に達成できます。
2022年12月15日までの対象期間中に出荷済みで、マイル積算が伴う商品を購入するのが達成条件となっているため、遅くても11月上旬くらいまでに1,000円以上の商品を購入しておきましょう。
獲得条件で金額は指定されていませんが、1,000円未満だとマイルが積算されず対象外になる可能性もあるためです。
引用:ANAマイレージクラブ 航空券・機内販売
ANA FESTA 空港内店舗(空港売店・空港免税店)
ANA FESTAというANAのグループ会社が行っている空港内店舗で何かを買うだけです。
マイル積算があることが達成条件となっているため、税込で200円以上買い物をしておけば確実でしょう。
ちょっとトクする小技
ANA FESTAで買い物をする時に、以下の方法を使うと最大10%割引や100マイルプレゼントが受けられます。
- 5%OFF:1店舗1回の精算が1,000円(税込)以上の際に『ANAカード』を読み取り機に通したり、ANAセールス主催ツアーの旅程表を提示
- 5%OFF&100マイルプレゼント:空港アクセスナビの店舗クーポンおよびANAマイレージクラブ(AMC)お客様番号(10桁)を提示のうえ、ANA FESTAにて1,000円(税込)以上買い物する
- 10%OFF:1店舗1回の精算が1,000円(税込)以上の際にANA株主優待券に同封のANAグループ優待券の利用
無人決済店舗であるANA FESTA GO羽田B1フロア店など一部の店舗は割引サービスの対象外になることがあるので、詳細はANA FESTA公式ページで確認してください。
ANAショッピング A-style
A-styleというANAのネットショップで何かを買うだけです。
2022年12月15日までの対象期間中に出荷済みで、マイル積算が伴う商品を購入するのが達成条件となっているため、遅くても11月上旬くらいまでに商品を購入しておきましょう。
ANAマイレージモール
「ANAマイレージモール」というANAが行っているポイントサイトのようなサービスからインターネットでのショッピングやサービスを利用するだけです。
Amazon、Yahoo!ショッピングなどの買い物やじゃらんのような旅行予約サイト、本やCDなどを購入できるHMV & BOOKS onlineなど普段のネットショッピングを1回こちらのサイトを経由してマイルが積算されればOKです。
ANAトラベラーズ
サービス名から達成できるのはツアー参加やホテル宿泊予約をする方だけのように思われやすいですが、遊び・体験項目の利用でマイル積算があれば達成できると思われます。
具体的には下記のような内容です。
- バス・鉄道・船舶:羽田-東京ディズニーまでのリムジンバス1,000円〜/名
- 観光・体験・レジャー:箱根園水族館 入場券1,200円/名など施設入場チケットの購入
- 食事:招福門 香港飲茶食べ放題 3,000円/名
近隣、もしくは旅行先で利用しそうな内容がないか確認しておくと良いでしょう。
マイルが貯まるその他加盟店
こちらは、ANAカードを新しく作ったり、持っている人が継続してボーナスマイルが加算されると達成できます。
2章で紹介しているこれらのサービスは対象外となるため、注意してください。
ただし、上記対象外サービスに書かれている「ANAカードマイルプラス」に該当する、セブン-イレブンやマツモトキヨシなどでマイルが積算される買い物をしても達成できたという口コミもあります。
ANAカードマイルプラス
ANAカードマイルプラス加盟店でANAカードで支払うだけで達成できます。
PPを獲得するためにANA航空券を1回以上支払うと思われ、その時にANAカードを使うでしょうが、それ以外でもENEOS、apollostation・出光やセブン-イレブン、マツモトキヨシなどでの支払いでもOKです。
ANAマイレージクラブ モバイルプラス
NTTドコモ、softbank、KDDIのスマートフォンを持っていて、SPモード決済などキャリア決済ができる方に限られますが、330円払って1ヶ月間だけ入会して退会するだけで達成できます。
達成に向けたご利用状況の確認方法
上記サービスをどのくらい利用しているかは、「達成に向けたご利用状況」にアクセスして必要に応じて右上からログインし、目指すステイタスを選ぶと条件を達成したサービスには左上に「CLEARマーク」が表示されます。
パソコンの画面では下図のようになります。
スマホの画面では下図のようになります。
公式ページの注意書きにあるように、利用実績が反映されるまで時間差があります。
筆者の体験上、スマホで見る方がクリアマークが付くのが早い事が多いです。
3. ライフソリューションサービス利用が多い方のステイタス獲得条件におすすめのANAカード
これまで「ライフソリューションサービス利用が多い方のステイタス獲得条件」についてご紹介しましたが、ANAカードを1枚は持っていないと条件達成が難しくなります。
2022年これからプラチナステイタス以上の獲得を目指して、SFC修行を始める方におすすめのクレジットカードは『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』です。
なぜなら、現在行われている入会キャンペーンで得られるポイント・マイルの量と、クレジットカードとしての機能のバランスが最も優れているからです。
2022年時点で、ANAカードのゴールドカードに相当するカードは下表の6枚で、年会費や当時の入会キャンペーンの内容などを簡単に比較しました。
カード名 | 年会費(税込)
最大割引時 | 2022年末時入会キャンペーン内容 最新の内容は各カード公式ページにて確認してください。 | マイル還元率
ANA航空券購入時 |
『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』 | 34,100円 | 83,000マイル相当* | 1〜2%
3% |
『ANAダイナースカード』 | 29,700円 | Aコース:合計最大86,000マイル Bコース:条件達成で初年度年会費29,700円無料 | 1%
2% |
『ANA VISAワイドゴールドカード』 | 15,400円
11,550円 | 最大28,000マイル:VISAのみ 最大4,000円キャッシュバック | 1%
2% |
『ANA マスターワイドゴールドカード』 | |||
『ANA JCB ワイドゴールドカード』 | 15,400円
10,400円 | 最大30,000マイル相当 | 1〜1.375%
2% |
『ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)』 *SFCへの切り替えは不可 | 1〜1.56%+α(※1)
2% |
※1 提携している電子マネーや鉄道などの利用でもらえるポイントをマイルに換えるともっと上がります。
*他のメディアと異なり、この記事は読者の方に正しい情報をお伝えするために、クレジットカードを通常利用して得られるポイントなどを除いた純粋な入会キャンペーンで得られる数字のみを記載しています。
原則公式ページからの申し込みはほぼ同じ条件です。
不必要に入会キャンペーンの数字を大きく掲載し、紹介者のためにあなたの個人情報を入力させてカード申し込みを促すページは怪しいと疑った方が良いでしょう。
各カード会社のキャンペーンの他に、ANAカード側の入会キャンペーンも2023年3月31日まで行われています。
2,000マイル:通常入会特典
3,000マイル:2023年5月31日までの期間中に10万円以上の利用
5,000マイル:ANA便に搭乗
2,000マイル:家族カード入会
ちなみに、ゴールドカードを選んでいるのはどのカードも基本マイル還元率が1%だからです。
一般カードに有料のオプションを付けて還元率を0.5%から1%に上げる事も可能ですが、ゴールドカードの年会費割引を使うとゴールドカードの方が安くなる事が多いです。
その他にも、下記のようなメリットがあります。
- 最初の利用可能枠が大きい:一般カードは10万円など少額の可能性あり
- フライトボーナスマイルが+25%:一般カードは+10%
- ANA SKY コインに最高1.6倍で交換できる:一般カードは1.5倍
- IHG・ANA・ホテルズグループジャパン朝食無料&ウェルカムドリンクサービス:一般カードは対象外
- 旅行保険の内容が充実している:ブランドによっては飛行機の遅れに対する補償もあり
- 空港ラウンジを無料で利用できる:一般カードは有料
- 困った時にフリーダイヤルでゴールドデスクに相談できる:一般カードは有料電話
私がおすすめする『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』は年会費割引はありませんが、上記の通り入会キャンペーンでもらえるマイルが多く、ANA航空券を購入した時のマイル還元率が3%相当(他ANAゴールドカードは2%)になります。
SFC修行のため数十万円分ANA航空券を買うなら、還元率+1%で他カードとの年会費の差以上にマイルがもらえるためお得です。
マイルがたくさんあると、次のように選択肢が増やせます。
時間:ゆっくり | 時間:急ぎ | |
なるべく現金を使いたくない | ・ブロンズステイタスまで現金(ANAカード)で航空券購入
・マイルをANA SKY コインへ1.7倍で換えてから、プラチナステイタス達成分までの残りの航空券を購入
・入会キャンペーンはANA航空券の購入を中心に無理のない範囲でカード利用額を増やす | ・1.2倍を目処にマイルをANA SKY コインに換えて航空券を購入
・カードの利用額を増やして通常ポイントを都度マイルに交換する |
マイルの価値を重視 | ・原則現金(ANAカード)で航空券購入
・ブロンズステイタスになったら、必要な分だけマイルをANA SKY コインへ1.7倍で換えてから、プラチナステイタス達成分までの残りの航空券を購入
・修行完了後や数年後のために貯め続けるのもあり | ・一気にプラチナステイタス達成するのに必要な航空券をANAカードで購入
・航空券だけでは足りない入会キャンペーンの条件達成に必要な金額をANAカードで支払いをしてマイルを獲得 |
いずれにしても、SFC修行を達成するためにはANA航空券を一定金額購入しなければなりません。
そのため、ANA航空券の購入で3%相当のマイルが貯まり、入会キャンペーン内容が優れた『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』を使うのはとても合理的です。
また、家族会員の入会資格もアメックスでは他社では原則認められていない別居している両親や兄弟姉妹、生計を同一にする別姓・同性パートナーでも申し込めるため、家族の多くがSFCのメリットを活かせます。
『ANAダイナースカード』も悪くはないけれど……
『ANAダイナースカード』も入会キャンペーン内容はANAアメックスゴールドに匹敵する好条件です。
しかし、日本国内においては加盟店数(使えるお店やサービス)がAMEXよりも少ないと考えられます。
引用:Mastercard
日常生活で普段使いする予定のある方は、お店やサービスによっては使えない・支払いができないリスクがあります。
また、カード会社所定の基準を満たす方でなければ審査に通らないなど作れる人をかなり選ぶカードです。
年齢・年収など条件を満たす自信のある富裕層の方向けのカードと言えます。
【注意】SFCが作れないANAカードはできるだけ避ける!
ANAカードは20種類を超えますが、中には直接SFCに切り替えができないクレジットカードも存在します。
具体的には、次のカードです。
- 『ANA学生カード VISA』
- 『ANA学生カード マスター』
- 『ANA JCBカード(学生用)』
- 『ANA JCBカード ZERO』
- 『ANA VISA Suicaカード』
- 『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』
- 『ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード』
- 『ANA VISA nimocaカード』
- 『ANAアメリカン・エキスプレス・カード』
- 『ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)』
同じブランド(発行カード会社)のANAカードへ切り替えするなら、ほぼ問題ないと思われますが審査に落ちてSFCが作れない危険性は0ではありません。
出典:ANAマイレージクラブ スーパーフライヤーズカード
また、規約上では学生は入会できないことになっています。
ツイッターなどSNS上では大学生でも作れたと言っている人がいますが、職業をアルバイトなどにしていると思われます。
学生の方でSFCを持ちたいなら、学生カードでの修行はおすすめしません。
やっぱり最初から好きなブランドやカード会社で修行をしたい方
「おすすめされたカードはなんか違う」「最初から好きなカードで修行したい」という方もいらっしゃるでしょう。
その場合は、下でご紹介するANAカード一覧表から好きなカードを選んでください。
直接SFCに切り替えができないクレジットカードは*S不可を表記し、薄い青色にしています。
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カード種類 ()内はフライトボーナスマイル数 | カード名 | 年会費(税込) | マイル移行手数料(税込) | マイル還元率 |
学生カード (+10%) | 『ANA学生カード VISA』*S不可 | 在学中無料 | 6,600円 | 0.5〜1% |
『ANA学生カード マスター』*S不可 | ||||
『ANA JCBカード(学生用)』*S不可 | 無料 | 1〜1.36% | ||
一般カード (+10%) | 『ANA JCBカード ZERO』*S不可 | 無料(5年間) | 無料 | 0.5%〜0.56% |
『ANA VISA 一般カード』 | 1,127円〜2,200円(初年度無料) | 6,600円 | 0.5〜1% | |
『ANAマスター一般カード』 | ||||
『ANA VISA Suicaカード』*S不可 | 826円〜2,200円(初年度無料) | 0.5〜1%+α(※1) | ||
『ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード』*S不可 | ||||
『ANA VISA nimocaカード』*S不可 | ||||
『ANA JCB一般カード』 | 825円〜2,200円(初年度無料) | 5,500円 | 0.5〜1.36% | |
『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』*S不可 | 0.5〜1.54%+α(※1) | |||
『ANAアメリカン・エキスプレス・カード』*S不可 | 7,700円 | 6,600円 | 1〜1.5% | |
ワイドカード (+25%) | 『ANA VISAワイドカード』 | 6,902円〜7,975円 | 6,600円 | 0.5〜1% |
『ANA マスターワイドカード』 | ||||
『ANA JCB ワイドカード』 | 6,600円〜7,975円 | 5,500円 | 0.5〜1.36% | |
カード種類 ()内はフライトボーナスマイル数 | カード名 | 年会費(税込) | マイル移行手数料(税込) | マイル還元率 |
ワイドゴールド (+25%)※2 | 『ANA VISAワイドゴールドカード』 | 11,550円〜15,400円 | 無料 | 1% |
『ANA マスターワイドゴールドカード』 | ||||
『ANA JCB ワイドゴールドカード』 | 10,400円〜15,400円 | 1〜1.375% | ||
『ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)』*S不可 | 10,400円〜15,400円 | 1〜1.56%+α(※1) | ||
ゴールド (+25%)※2 | 『ANAダイナースカード』 | 29,700円 | 無料 | 1% |
『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』 | 34,100円 | 1〜2% | ||
プレミア (+50%) ※2 | 『ANA JCBカード プレミアム』 | 77,000円 | 無料 | 1.3%〜1.675% |
『ANA VISAプラチナ プレミアムカード』 | 88,000円 | 1.5% | ||
『ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』 | 165,000円 | 1〜2.5% |
※1 提携している電子マネーや鉄道などの利用でもらえるポイントをマイルに換えるともっと上がります。
※2 ANA航空券などANAカードマイルプラスでの利用では100円につき1マイル(プレミアでは2マイル)が積算されます。
ANAカードを1枚も持たずにSFC修行するのはおすすめできない
カード決済で高還元率のマイルが貯まるとよくおすすめされている『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』(旧SPGカード)は利用する場所を選ばず、最高1.25%のマイル還元率ととても優れています。
ですが、SFCはANAカードの一種であるため、修行を終えた後に確実にスムーズに作りたいのであれば、利用したいブランドのANAカードを先に作っておいて、そのカードで利用履歴を積み重ねておいた方が無難です。
過去には、せっかく50,000PPを超えて「プラチナサービス」メンバーになったのにも関わらず、カード会社の審査に落ち続けてSFCが作れず、航空券に50万円以上払ったのに無駄になってしまったという例もあります。
現在、新しくSFC修行を始めるのであれば『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』 が最もおすすめですが、他のブランドにしたい方でも必ず上表に挙げたいずれかのANAカードを持つことを強く推奨します。
4. まとめ
2022年版プレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジであるライフソリューションサービス利用が多い方のステイタス獲得条件についてご紹介しました。
飛行機に何十回も搭乗するだけなく、ネットショッピングなど日常生活のサービスの一部をANA関連企業を通して利用し、ANAカードでの決済額が多ければANAの上級会員資格を得られるようになったのは嬉しいサービスと言えます。
条件2で最大7つの利用と書かれていると少し躊躇いますが、この記事でご紹介したように内容を選べば少ない金額と手間で達成できるため、是非参考にしてあなたもANAの上級会員になってください。