FXに興味があり、口座開設しようと思うけど「どのような手順で口座を開設すればいいの?」「どんな業者を選べばいいの?」と迷っていませんか?
現在、日本には様々なFX業者が存在しており、それぞれ特徴も様々で目的や使い方によってどの業者が自分に合うかはまちまちです。
このページでは、「FX口座開設の手順から、安心のおすすめ優良業者、トレード開始の注意点」まで、以下の流れに沿ってわかりやすくご紹介します。
すべて読めば、FXの口座開設を迷うことなく行え、自分にあった賢く正しい業者選択ができるようになるでしょう。
1. 初心者でも使いやすい口座を選ぶ|初心者向けFX口座7選
FXでトレードを始めるには、最初に口座を開設する必要がありますが、FXにおける業者選びはトレード成績にも影響する非常に大切な項目です。
どんなことにも共通することですが「道具が悪いと上達しにくい」と言われるように、FXにおいてもトレード環境やトレードツールにはよいものを選ぶべきです。
日本のFX業者には、「FX専業の業者」「証券会社」「銀行」などがありますが、現時点では主に以下のような47社があります。
上記のとおり、日本には多くのFX業者が存在しており、FX業者を比較するポイントも多岐にわたるため、様々な比較サイトを見ても結局どれがよいのかがわからないという声が非常に多いのが現状です。
実際、どのポイントで比較するか次第で良い業者は変わってきますが、私自身の経験と私の周囲の勝ち組トレーダーからの意見をまとめると、FX口座選びでの大切なポイントは以下の8項目です。
1-1. 勝ち組トレーダーがFX業者を選ぶ際に重視しているポイント
勝ち組トレーダーがFX業者を選ぶ際に重視しているポイント | |||
安全性 | 自己資本規制比率、証拠金の信託先、決算公開の有無、上場の有無。 | ツール | 注文方法・画面設定の種類、機能の使いやすさ。 |
スプレッド | 取引の際に必ず発生する売買価格差。 | スワップポイント | 金利差の金額。 |
約定力 | 指定通りの価格で成約する精度。 | サポート | サポート時間や対応。 |
情報量 | 情報コンテンツの多さ、速報性など。 | 通貨ペア | 2通貨の組み合わせの種類。 |
どのFX業者を選ぶかでトレード環境が大きく異なり、トレード成績にも大きな差が生まれる可能性があるためFX業者は慎重に選ぶべきですが、正直、すべての項目が満点の業者は存在しておらず、ニーズやレベルに合わせて使い分ける必要があります。
実際、勝ち組トレーダーは用途に合わせて3〜5つ程度の業者を使い分けている傾向があり、私自身も「デイトレード用」「資産形成向け中長期等レード用」「情報収集用」と3つの業者を使い分けていますが、その使い分けを判断する際に基準にしている項目が上記の8項目になります。
逆にいうと、上記8項目以外の項目はダイレクトにトレード成績に大きな影響を与える項目ではないため特に重視していないということです。
1-2. 初心者向けFX口座7選
ここでは前項でご紹介した勝ち組トレーダーが重視している8ポイントの中でも、初心者が勝つために特に重要といえる下記の4点にフォーカスして、初心者におすすめのFX業者をご紹介します。
- スプレッド(取引の際に必ず発生する売買価格差)が狭い
- 約定力(指定通りの価格で成約する精度)が高い
- ニュース配信等の情報量が多い
- 取引ツールが使いやすい
上記4点を満たす業者としては、以下の7社がおすすめです。
4つのポイントを満たした上で、それぞれ強み・特徴のある業者で、場面やニーズに合わせて使い分けできるため、正直「全ての口座を持っていても損はない」と言えるような業者ばかりです。
この中からニーズに合わせて選ぶと間違いありません。
- 『DMM FX』『LINE FX』・初めての口座ならまずは総合力に優れたココ
- 『SBI FXトレード』・・・・ 総合的にハイスペックなワンランク上の口座を求めるならココ
- 『GMO外貨』・・・・ スマホでの使い易さにこだわりたいならココ
- 『ヒロセ通商』・・・・・・・ 幅広い通貨ペアで取引したいならココ
- 『マネーパートナーズ』・・・ 高機能な取引ツールにこだわりたいならココ
- 『JFX』・・・・・・・・・・ 全ての人の情報収集用におすすめ
※FX口座を開設する際には、特定の紹介サイト経由だとキャッシュバック内容や条件、口座開設までのスピード等が変わってしまう場合があるようですので、必ず公式ページから行うことお勧めします。
DMM FX|初めての口座ならまずは総合力に優れたココ①
『DMM FX』を運営するDMM.com証券は国内口座数で業界最大規模の業者※である大手業者です。
その実績のとおり、「スプレッド」「約定力」「情報量」「取引ツール」の最重要4項目すべてにおいて高次元で満たしており、総合的に非常にバランスの良い業者です。
また、取引するほどポイントが貯まり、貯めたポイントは現金化できる非常にお得な「ポイント制度」もあるため、お得な口座と言えます。
初めて開設する口座やメイン口座として最もおすすめです。
※DMM FXと外為ジャパンFX合算での実績で集計
LINE FX|初めての口座ならまずは総合力に優れたココ②
『LINE FX』は、スプレッドも業界最狭水準で、約定力にも定評があり、急な経済変動のニュースをLINEで報告してくれたりとFXトレーダーにとってとても嬉しいサービスが充実した総合的にも非常におすすめな業者です。
また、取引ツールの性能も非常に高く、LINEアプリと連動していることからとても使いやすい点も魅力です。
総合的に優れていることから、初めてFX口座を開設する初心者から本格的にFXトレードを行っている人まで、すべての人におすすめの口座です。
SBI FXトレード|総合的にハイスペックなワンランク上の口座を求めるならココ
『SBI FXトレード』は、テクニカル指標の多さと最大4画面のチャート多重表示機能からテクニカル分析のやりやすさが非常に高くおすすめの業者です。
「チャートを見ながら注文することも可能」「約定力にも定評あり」「スプレッドも業界最狭水準」といったメリットから、テクニカル分析を重視して特に短期投資で稼ぎたいという志向の人には特におすすめです。
さらに、スワップポイントも業界最高水準なため、スワップ狙いの長期投資を行うトレーダーからの人気も高いです。
高機能な取引ツールを含め、「高性能さ」がウリの全体的なレベルが非常に高い業者ですので、初心者はもちろん、テクニカル志向の中・上級者にも満足度の高い業者といえます。
GMO外貨|スマホでの使い易さにこだわりたいならココ
『GMO外貨』で使う取引ツールである「GMO外貨アプリ」等は非常に使いやすいと評判で、利用者が非常に多い業者です。
スプレッドの面でも多くの通貨ペアで業界最狭水準であると共に、スマホツールの操作性の高さでは一歩抜けており、初心者にはおすすめの業者です。
ヒロセ通商|幅広い通貨ペアで取引したいならココ
『ヒロセ通商』は、「スプレッド」だけでなく、「約定力」に定評があり、「取引可能通貨ペア数が51通貨ペア」と業界大手平均の20通貨ペア程度と比較して非常に多い(国内主要FX業者では最多)という魅力のある業者です。
マイナー通貨も含めて幅広い通貨ペアでチャンスを狙いたい人や高金利通貨ペアでスワップポイント(金利)狙いのトレードもやりたい人におすすめです。
マネーパートナーズ|高機能な取引ツールにこだわりたいならココ
『マネーパートナーズ』は高機能な取引ツールに定評があり、積極的に取引をする専業トレーダーの中でも利用者の多い業者です。
標準スプレッドも業界最狭水準である上、
JFX|全ての人の情報収集用におすすめ
『JFX』は、元外銀凄腕ディーラーの有名社長が運営する優良業者です。
ヒロセ通商と同じシステムを使った業者であるため、「アプリ」「スプレッド」「約定力」「スワップポイント」等の点ではヒロセ通商とほぼ同等のサービスを提供しています。
また、ヒロセ通商でも配信されている小林社長自らによる毎日の戦略レポートは、経済ニュースの読み解きが苦手な初心者には非常に大きなメリットです。
毎朝、下図のように小林社長自らが考えたその日の通貨ペア毎の具体的な参入レベルや利食いレベル等を配信してくれ、詳細については「モーニングショット」という音声解説で聞くことができます。
また、夜にはその日の相場結果を音声解説してくれる「イブニングショット」もあるため、これらを毎日確認しているだけで、次第にプロと同様な相場観を養うことができます。
総合的に見てレベルの高い業者であり、1日の中で随時配信される小林社長の戦略情報は非常に役に立ちますので、特に情報収集を重視したい人や、自分で経済ニュースを読み解けない初心者におすすめです。
上記サービスは口座を開設するだけで使えますので、既にメイン口座を持っている人でも、情報収集や相場観養成のために持っておくことをおすすめします。
2. 口座開設を申し込む|審査内容と口座開設の7つの注意点
開設するFX業者が決ったら、次はいよいよ口座開設です。どのFX業者にも共通する申込みから解約までの一連の流れを上図に示しました。
申込みは、FX業者公式HPの口座開設画面からに15分程度で出来ます。入力後、必要書類をFAXかメール、郵送などで送付し審査を待ちます。
口座開設の際、注意すべきポイントは以下の7点です。
- 「申込み」に関する3つの注意点
- 「審査内容」に関する4つの注意点
2-1. 「申込み」に関する3つの注意点
口座開設申込みの際に注意すべき点は以下の3つです。
- マイナンバー登録が必要
- Eメールアドレスが必要(※モバイルアドレス不可の業者もある)
- 開設可能なのは本人名義のみ
ほとんどの人にとっては、大きな問題となるような項目はありませんが、申込みにEメールアドレスが必要な場合がほとんどで、中にはモバイルアドレス不可でPCアドレスの登録が必須の業者もありますので、PCアドレスをお持ちでない方は新たに作成する必要があります。
2-2.「審査内容」に関する4つの注意点
基本的に、ほとんどのFX業者が審査内容については非公開である為、具体的な説明することは出来ませんが、そもそも下記に該当の方はFX口座を開設できないので注意が必要です。
- 国内在住でない方
- 20歳未満の未成年の方・75歳以上の方(※年齢制限にはFX業者ごとに差異があります)
さらに、審査の際にマイナスになる可能性がある以下2点にも注意が必要です。
- 金融資産が少ない方
- 投資未経験の方
「金融資産100万円以上が条件」と提示しているFX業者もある為、審査をする上で資産は重要視されている可能性が高いと考えられます。しかし、年収や資産はあくまでも自己申告である為、心配な方は審査を考慮した入力をすると良いでしょう。また、投資未経験と回答した方は審査する上でマイナスとなる可能性があるのでこちらも注意が必要です。
以上の点を抑えれば絶対に審査に落ちないとは言い切れませんが、是非参考して頂きたいと思います。
3. トレードを始める|トレードから解約までの注意点4つ
審査に合格すると、口座開設通知書が登録した住所へ本人限定受取郵便などで届きます。申込みから書類が届くまで平均一週間程度掛かります。書類に記載のID・パスワードを入力して、口座に入金すると取引を開始できます。
- 「トレード」に関する2つの注意点
- 「解約」に関する2つの注意点
3-1. 「トレード」に関する2つの注意点
FX口座でトレードする際に注意すべき点は以下の2つです。
- 証拠金維持率が100%未満になると強制ロスカットが作動する(※証拠金維持率は業者によって異なります)
- 確定申告の際に必要な年間損益報告書の出力にはPCとプリンターが必要
ほとんどのFX業者で、証拠金維持率が100%未満になるとリアルタイムで強制ロスカットが作動しすべてのポジションが強制的に損切り決済されてしまいますので、注意が必要です。
強制ロスカットが発生しないように、レバレッジには余裕を持ってトレードするようにしましょう。
また、普段のトレードはスマートフォンだけでも大きな問題は有りませんが、年に一度の確定申告の際には「年間損益報告書」を出力するためにPCでのログインとプリンター出力が必要になりますので注意が必要です。(私も、以前は自宅にプリンターがなく、会社でこっそりと出力した経験があります。。。)
3-2. 「解約」に関する2つの注意点
FX口座の「解約」に関する注意点は以下の2つです。
- 75歳になると原則口座解約が必要(※年齢制限はFX業者によって異なります)
- 解約時は口座残高が0円になっている状態が必須
前述の通り、FX口座を開設できる人には「年齢が満20歳以上75歳未満であること」という条件があり、条件を満たさなくなった時点で原則解約対象となります。
解約は「口座残高が0円になっている状態でサポートセンターへ電話にて問い合わせ」をすれば簡単に行うことができます。
4. まとめ
いかがでしたでしょうか。
FX口座に対する疑問や迷いが解消できたのではないでしょうか。
現在日本には数多くの様々なFX業者が存在しておりますが、それぞれ特徴が様々で目的や使い方によってどの業者が自分に合うかはまちまちです。
口座開設自体は基本的に無料の業者がほとんどですので、多少手間は掛かりますが複数開設して実際に使ってみながら、きちんと自分に合うFX業者を選び、後悔しないFX人生を送りましょう!
<初心者向けFX口座7選>
- 『DMM FX』『LINE FX』・初めての口座ならまずは総合力に優れたココ
- 『SBI FXトレード』・・・・ 総合的にハイスペックなワンランク上の口座を求めるならココ
- 『GMO外貨』・・・・ スマホでの使い易さにこだわりたいならココ
- 『ヒロセ通商』・・・・・・・ 幅広い通貨ペアで取引したいならココ
- 『マネーパートナーズ』・・・ 高機能な取引ツールにこだわりたいならココ
- 『JFX』・・・・・・・・・・ 全ての人の情報収集用におすすめ
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