ANAマイルを効率よく貯める15の方法|ポイントサイト不要でOK

ana マイル 貯める

「ANAのマイルを効率的に貯めるにはどうしたら良いか」と情報を探していませんか。

ANAマイルの貯め方を知りたいのに、非現実的なポイントサイトの利用や条件で普通の人には無理な数十万マイルが貯まるという情報ばかりで、本当に誰でもマイルを貯められる方法がほとんど紹介されていなくてとても困りました。

そこで、この記事ではポイントサイトを使わなくても本当に誰でもANAマイルを貯められる方法について、以下の流れで紹介します。

  1. 飛行機の搭乗でANAマイルを効率良く貯める方法
  2. 飛行機に乗らずにANAマイルを貯める15の方法
  3. ANAカード7大メリット
  4. おすすめANAカード4選
  5. ANAカード以外に唯一おすすめできるクレジットカード

ANAマイルを効率良く貯めるなら、基本的に『ANAカード』(ANAのクレジットカード)を最低1枚は持っていないと貯める速度が倍以上変わるので持つことを強くおすすめします。

しかし、ANAカードは37枚もあるのでどれが良いのか分かりにくいですが、この記事ではその中でも効率よくANAのマイルが貯められるおすすめのカードやANAカード以外に高還元率でマイルが貯められるカードをご紹介します。

また、ANAカードを利用しなくてもANAマイルを貯める15の方法について解説するので、あなたのライフスタイルに合わせて1つでも多く実践するとマイルをよりたくさん貯められるでしょう。

0. マイル系ブログに騙されるな!ポイントサイトをすすめない全理由

ANAマイルはポイントサイトのポイントをANAマイルにすることで年間20万〜40万マイル以上獲得できると紹介している「マイル系ブログ」が非常に多いです。

しかし、下記の理由で紹介されている方法で本当に数十万マイルも稼げている人はごく一部の人に限られると判断します。

ポイントは何年も多く稼ぎ続けられない
FXの口座開設やクレジットカードの作成を毎月し続けますか?

カードは早い段階で「多重申し込み」となり審査に通りにくくなるでしょう。

不要な商品やサービスにマイルのためにお金を払いますか?

高額なポイントを稼いでいるのはあなたにポイントサイトを紹介したアクセス数が多い有名ブログを書いている紹介者だけです。

そもそもポイントがもらえないことも…
ポイントサイト側が儲けるために、否決や否認をしてもらえるはずのポイントが受け取れない可能性もあります。

そのため、どんなに高額なポイントの案件をこなしてもそもそも受け取れなければマイルにはできません。

いつまで続けるの?
ポイントサイトのポイントをマイルに交換するためには複数のサイトやサービスを利用して数か月かかることも珍しくありません。

一度に交換できるポイント数にも月に2万までなど制限があり、毎月毎月面倒な手続きを何度も繰り返さないといけません。

そんな手間がかかる作業をずっと続けられますか?

複数枚のクレジットカードを持てますか?

高い交換率でポイントを交換するのに必要なカードの多くは一般カードですが、審査は当然あります。

カード会社に認められなければそのクレジットカードは持てないので、場合によってはそのカードを持てずそもそも交換できない状況も考えられます。

その他に下記の可能性もあります。

  • ポイントサイト側から強制退会を受けて貯めたポイントが没収される
  • ポイントサイトそのものがサービス終了をしてしまう
  • 有利な交換レートの条件やルールが変更される

有名な「ソラチカルート」は2018年3月末に利用できなくなり、「新ソラチカルート」は交換率が大きく減少しました。

ポイントサイトなどを使った“多少”のマイル化は見逃されるでしょうが、ポイント交換だけをメインで行っていると、今後JCBや提携企業でクレジットカードを作りにくくなる・作れなくなる「社内ブラックリスト」入りするなどのリスクも考えられます。

正攻法でANAマイルを貯めよう!

本来の目的外での方法でマイルを貯めて利用すると、ANAやクレジットカード会社のサービスを間接的に悪化させる要因になります。

そのため、私はANAや提携企業が提供しているサービスや商品を利用してANAマイルを貯めることをおすすめします。

ANAの飛行機に乗るのが第一の方法ですが、他のページやブログにとっては【不都合な真実】なため、ほとんど紹介されていない「正攻法」でANAマイルを貯める方法を「2章. 飛行機に乗らずにANAマイルを貯める15の方法」にて紹介しているので、是非参考にしてください。

1. 飛行機の搭乗でANAマイルを効率良く貯める方法

当たり前ですが、ANAが運行する飛行機に搭乗することでANAマイルを貯めることができます。

しかし、席の取り方によってはもらえるマイルが半分になります。

この章では飛行機の搭乗でのマイルの貯まり方と、効率よく貯める方法についてご紹介します。

1-1. 飛行機に搭乗した際のマイルの貯まり方

飛行機に搭乗した際に貯まるマイルの計算式は以下の通りです。

フライトマイル = 搭乗の区間基本マイレージ × 運賃種別(国際線は予約クラス)ごとの積算率

搭乗の区間基本マイレージとは飛行機の移動距離を指し、例として以下のように定められています。

  • 東京-大阪:280
  • 東京-ホノルル:3,831

長距離路線になればなるほど区間基本マイレージは増えます。

運賃種別ごとの積算率とはどのような航空券を利用したかで決まります。

例として以下のように定められています。

  • プレミアムクラス(ファーストクラス):150%
  • ビジネスクラス:125%

運賃が高い航空券ほど運賃種別ごとの積算率は条件が良くなります。

1-2. マイルを効率良くためるには区間(距離)以外に注意!

普通は出発地と目的地を決めて飛行機に乗るので、搭乗の区間基本マイレージは変えようがありません。

対応できるのは運賃の種別ですが、マイルを貯めるのに高い正規料金を払うのはとても効率が良いとは言えません。

航空券を予約する際に、包括旅行割引運賃と言われる50%しかマイルの付かないツアーの航空券をできるだけ避けて、ANA SUPER VALUE PREMIUM 28のような運賃の安いプレミアムクラスに乗るようにしましょう(国際線でも考え方は同じで、ビジネスクラス以上に搭乗)

2024ANA マイルの積算条件(国内線)の図12024ANA マイルの積算条件(国内線)の図2

引用:ANA マイルの積算条件(国内線)

あとは「搭乗ボーナスマイル」と言われるANAカードを持っている人に割増されるサービスを利用するしかありません(詳細については3章の2節を参照してください)

1-3. ANAの提携航空会社やコードシェア便に乗る

ANAは「スターアライアンス」という航空連合(アライアンス)に加盟しています。

世界最大の規模でANAの他に25社の航空会社が加盟しています。

海外ではANAの飛行機が飛んでいない地域や路線がたくさんありますが、スターアライアンスに加盟している飛行機を利用するとANAのマイルを貯めることができます。

また、コネクティング・パートナーである吉祥航空マイレージ提携をしている航空会社でもANAのマイルを貯められるので、できるだけこれらの航空会社を利用しましょう。

コードシェア便の利用には注意

ANAのコードシェア便は「運航した航空会社」のマイルが付くルールになっているので、十分に注意してください。

ANAのホームページから予約して利用してもANAのマイルが付かない可能性があるので、不安な方はANAに問い合わせて確認をしましょう。

2. 飛行機に乗らずにANAマイルを貯める15の方法

前章は飛行機に乗ってマイルを貯める方法を紹介してきました。

飛行機に乗ることがANAマイルを貯める最も効果的な手段ですが、それ以外でANAマイルを貯める方法も意外と有効です。

飛行機の搭乗以外でANAマイルを貯められる主な方法は以下の15通りです。

  1. ANAカードで貯める(基本かつ最重要)
  2. 提携ポイント交換で貯める
  3. インターネットショッピングで貯める
  4. 電子マネーで貯める
  5. レストランで貯める
  6. 銀行の取引で貯める
  7. ANAマイル付き外貨定期預金で貯める
  8. ホテルの宿泊で貯める
  9. レンタカーの利用で貯める
  10. ANAのふるさと納税で貯める
  11. 京急ANAのマイルきっぷで貯める
  12. 東京モノレールを交通系ICカードの利用で貯める:2020年3月30日開始
  13. 「ANA Pay」の支払い・チャージで貯める:2020年12月10日開始
  14. ボーダレスWiFiサービス「スカイベリー」の利用で貯める:2021年4月1日開始
  15. 「ANA Pocket」でガチャをして貯める:2021年12月20日開始

以下でそれぞれの方法について詳しく紹介します。

2-1. ANAカードで貯める(基本かつ最重要)

ANAのクレジットカードであるANAカードを持つと、次のようにマイルを貯めやすくなります。

  • カード入会時・継続時にボーナスマイルがもらえる
  • 飛行機に搭乗した際により多くのマイルがもらえる
  • クレジットカードの利用で貯まったポイントを高いレートでマイルに交換できる
  • ANAカードマイルプラス加盟店の利用でさらにマイルがもらえる
  • Edyのチャージでマイルがもらえる(一部のカードのみ)

ANAカードに関しては情報量が非常に多いので、3章で改めてご紹介します。

ただ、ANAマイルを本気でたくさん貯めるなら、ANAカードを持っていないと貯まる量や速度・効率が桁違いに変わるので1枚は必要です。

プリペイドカードのチャージや利用でもマイルが貯められる

ANA JCBプリペイドカード』でマイルコースを選択すると、半年間のチャージ合計金額によって下記のボーナスマイルが貯められます。

  • 24万円以上→一律360マイル
  • 12万円以上→一律180マイル

また、カードの利用で1,000円につき5マイルが貯まります。

マイル還元率が高いとは言えませんが、不定期に行われるキャンペーンや決済するサービスなどを上手に活用してマイルを貯める手段としてください。

『ANA VISAプリペイドカード』【新規募集終了】はカードの利用で1,000円につき5マイルが貯まります。

2-2. 提携ポイント交換で貯める

様々なお店で貯めることのできるTポイント楽天ポイントnanacoポイントなどはANAマイルに交換することができます。

交換比率は2ポイント(2円相当)が1マイルとなりますが実質無期限のポイントも多く、期間限定で少ないポイントでマイルに交換ができることもあるので、「あと◯◯マイルあれば…」と足りない分を交換して補助的に使えます。

  • Tポイント:500ポイント=250マイル
  • 楽天ポイント:2ポイント=1マイル
  • nanacoポイント:500ポイント=250マイル

上記以外でのドラッグストア系や百貨店系などのポイントもANAマイルに交換できますが、ほとんどは2ポイント(2円相当)以上で1マイルとなり損をしやすいです。

十分に交換率を確認した上で、交換してください。

nanacoポイントは2024年3月1日〜3月31日までANAのマイル20%レートアップキャンペーンが開催されています。

nanacoポイントからANAのマイル 20%レートアップキャンペーン

引用:ANA

また、ポイントサイトですが、3月31日まで期間中下記のポイントからマイルへの交換が最大50%レートアップキャンペーンが行われています。

4社合同!ポイント交換レートアップキャンペーン2403

引用:ANA

2-3. インターネットショッピングで貯める

ANAマイレージモールと呼ばれるANAのインターネットショッピングのモールがあり、そこを経由して普段利用しているショッピングサイトに行って買い物をしたりサービスを利用するだけでANAマイルが利用代金の0.5%〜最大7%たまります。

提携している通販サイトも楽天市場、Yahoo!ショッピング、楽天トラベル、一休.com、エクスペディア、ユニクロ、三越等百貨店オンラインストアなど有名な店舗が揃っています。

ANAマイレージ会員なら誰でも利用できますが、『ANAカード』を使うことでさらに多くマイルを貯めることも可能です。

マイルで買い物ができるANA Mallが開店:2023年1月31日より

ANA Mallは、ANAグループが運営するインターネットショッピングモールです。

ANAの直営以外を含めて、ECモール全体でマイルが貯まる初めての仕組みになっています。

1マイル=1円相当で全ショップで買い物ができます。

2-4. 電子マネーで貯める

楽天Edyでも200円=1~2マイル貯めることができます。

さらに、月額300円(税抜)の「ANAマイレージクラブ モバイルプラス」に入会すると200円につき3マイルを貯めることができます(月最大2,000ボーナスマイル※約20万円利用)

ただし、200円未満は切り捨てになってしまうため、『ANAカード』で支払いをした方がマイルの取りこぼしが少なくなりやすいです。

セブン-イレブンではANA QUICPay+nanacoがお得

セブン-イレブンではJCBが発行しているANAカードでしか作ることのできない電子マネーの「ANA QUICPay+nanaco」で支払いをすると1.03〜2.105%のマイル還元率にできます。

引用:ANA QUICPay+nanaco

ちなみにマイル還元率の内訳は以下の通りです。

項目マイル還元率備考
基本ポイント還元率0.3〜1.3%10マイルコース選択時はマイル還元率が1%になります

『ANA JCBカード プレミアム』はボーナスポイント分が付き1.3%

ANAカードマイルプラス加盟店ボーナス0.5%200円(税込)につき1マイル追加でたまります
nanacoポイント0.23%220円(税込)につき1nanacoポイントがたまり、2nanacoポイントは1マイルに交換できます
Oki Dokiボーナスアップ(※前年の利用金額が50万円未満の時は加算なし)0.03%〜0.1%JCBスターメンバーズで前年利用額によって上がったポイントをマイルに交換。

『ソラチカカード』で10マイルコース選択時はマイル還元率が最高で+0.1%になります

合計1.03〜2.105%

ただし、ワイドカード以下(『ANA JCBカード(学生用)』は除く)のグレードだと別にマイル移行手数料(年間税込5,500円)が必要となり、負担する手数料のせいでコスパが下がってしまいます。

ゴールド以上では10マイルコースの手数料が無料なので1.73%以上のマイル還元率にでき、プレミアムでは最高2.105%の還元率にできます。

2-5. レストランで貯める

ANAのグルメマイル提携店を利用した場合も100円=1~3マイルのマイルを貯めることができます。

グルメマイル提携店は東京だけでも900店舗以上登録があるので、かなり多くの店舗で貯めることができます。

2-6. 銀行の取引で貯める

以下の銀行では口座を開設したり、取引するだけでANAマイルがもらえます。

特にスルガ銀行は多くの取引でマイルを貯められる機会があるので、メインバンクかそれに近い使い方をすると良いでしょう。

さらに、ANAマイレージクラブの上級会員なら「スルガSTARプログラム」の“4ツ星”ランクが適用され、特定のATM手数料が時間外でも回数制限なしで無料になるなどのメリットがあります。

デビッドカードの利用などでもマイルが貯められる:2019年7月26日追記

ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET』というデビットカードがソニー銀行との提携で9月19日に発行されました。

下記の条件を満たすことでマイルがもらえます。

  • ソニー銀行の口座開設+ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLETの同時申し込みで500マイル
  • 国内のVisa加盟店での利用額1,000円ごとに5マイル
  • 外貨預金と投資信託の月末残高に応じて、マイルを毎月積算

日本円を含む11通貨に対応しているので、それらの通貨を利用している国への出張や留学をする人にはマイルの貯めやすさだけでなくお得で便利に支払いができるでしょう。

ANAマイレージクラブGLOBAL PASS』も10月1日に発行されましたが、マイルを貯められるのはお金持ちで海外での利用が多い方に限られます。

2-7. ANAマイル付き外貨定期預金で貯める

ANAマイル付き外貨定期預金は下表のように、毎年ハワイに行けるくらいのマイルを獲得できるほど非常にメリットがあります。

行き先/必要マイル数1年定期に必要な外貨数/円換算為替レート
ハワイ往復相当分

40,000マイル

15,200USドル

約200万円

1USドル=132円
シドニー往復相当分

45,000マイル

35,800豪ドル

約330万円

1豪ドル=92円
ニューヨーク往復相当分

50,000マイル

19,000USドル

約250万円

1USドル=132円
ロンドン往復相当分

55,000マイル

31,700英ポンド

約507万円

1英ポンド=160円

※ANA国際線特典航空券の必要マイル数はエコノミークラス、レギュラーシーズン、一人当たりの場合
※為替レートおよびマイル付き外貨での獲得マイル数は2023年2月執筆時点
※計算例で獲得できるマイル数は一例であり、実際にもらえるマイル数と異なる場合があります。

ANA国内線特典航空券で考えても、東京沖縄(那覇)往復相当分はレギュラーシーズンで18,000マイル必要ですので、毎年2回も沖縄旅行ができるぐらいのマイルを獲得できます。

さらに、外貨預金と投資信託の月末の残高に応じてマイルを受け取ることができるので、ダブルでマイルを獲得できます。

毎月末の外貨預金と投資信託の残高(合計)による積算マイル数

残高積算マイル
1,000万円以上一律400マイル
500万円~1,000万円未満100万円あたり30マイル
100万円~500万円未満100万円あたり20マイル
100万円未満0

外貨預金なので為替レート次第では損失を抱える可能性もありますが、預け入れと満期を繰り返すことで、マイルをザクザク貯められます(逆に購入時より円安局面になれば、為替差益を得ることも可能です)

一度預け入れをして後は満期までほったらかしにするだけで、預けているお金がマイルを生み出してくれるため、円以外にリスク分散して資産運用をするのにANAマイラーには最適な選択肢の1つとさえ言えます。

2-8. ホテルの宿泊で貯める

ANAと提携しているホテルに直接予約して、宿泊すると一滞在で150〜500マイル、または1USドル=1マイルほどANAマイルが貯まります。

主な提携ホテル
  • 東急ホテルズ
  • オークラ ホテルズ&リゾーツ
  • ニューオータニホテルズ
  • プリンスホテルズ & リゾーツ
  • ザ・ペニンシュラホテルズ
  • シャングリ・ラ ホテルズ&リゾーツ
  • スターウッド プリファード ゲスト
  • ハイアット ホテルズ アンド リゾーツ
  • ヒルトン・オナーズ

国内・海外ともに一流または有名ホテルグループが多いです。

IHGは1USドル=3マイルに条件が大幅に良くなる!:2019年8月7日追記

IHGのホテルは1滞在につき一律500マイルから、2019年8月1日チェックアウト分より支払額 1USドルにつき3マイルへ条件が大幅に良くなりました。

金額が高くなるほど新しい条件の方がもらえるマイルが多くので、長く連泊される方やグレードの高い部屋を利用される方にはとても有利でしょう。

ホテル予約サイトの利用でもANAマイルが貯まる!

提携ホテルでなくても、ホテル予約サイト経由でホテルを予約して宿泊することで、200円につき1ANAマイルを貯めることができます。

代表的なホテル予約サイト
  • Agoda
  • 一休.com
  • エクスペディア
  • Trip.com
  • Booking.com
  • Hotels.com
  • Yahoo!トラベル
  • 楽天トラベル

また、Airbnbを利用しても貯められますが還元率は高くないので、キャンペーン時や他に手段がない場合など補助的に考えた方が良いです。

2-9. レンタカーの利用で貯める

国内・海外の提携しているレンタカーサービスを利用するとマイルを貯めることができます。

国内はニッポンレンタカーの利用で非常に多くのマイルを貯められるのでおすすめです。

項目マイル還元率備考
ANAマイレージモール経由で予約1%購入金額100円(税抜)=1マイル

現地各営業所にてANAマイレージクラブカードの提示が必要。

※予約後、利用完了でマイルが貯まります。

ANAマイレージクラブカードの提示0.5%〜2%ニッポンレンタカー営業所でANAマイレージクラブお客様番号の提示をすると、ニッポンレンタカー会員の種類によってマイルが貯まる。
ニッポンレンタカーメンバーズクラブ一般会員 利用金額100円(税抜)=1マイル
ニッポンレンタカーメンバーズクラブゴールド会員 利用金額100円(税抜)=2マイル
法人会員<NBM/ACM/ABM>・非会員 利用金額200円(税抜)=1マイル
合計1.5〜3%3%はニッポンレンタカーメンバーズクラブゴールド会員で支払い時

2021年6月30日決済分をもって、ANAカードマイルプラスおよびEdyマイルプラスは提携終了となりマイル積算対象外になったため、以前に比べると少し還元率は下がりました。

それでも、国内のレンタカーサービスの中では高還元率なので、ANAマイルを貯めたいなら選んだ方が良いでしょう。

2-10. ANAのふるさと納税で貯める

ANAのふるさと納税経由で寄附をすると、寄附金額100円につき1マイルがプレゼントされます。

クレジットカード払いにも対応しているので、『ANAカード』を利用するとその支払い分のポイントもマイルに換えられます。

2-11. 京急ANAのマイルきっぷで貯める

京急ANAのマイルきっぷを購入すると、最大50マイル貯まります。

片道きっぷ羽田空港国内線ターミナル→品川330円/20マイル
羽田空港国内線ターミナル→泉岳寺370円/20マイル
往復きっぷ羽田空港国内線ターミナル⇔品川660円/50マイル
羽田空港国内線ターミナル⇔泉岳寺740円/50マイル

購入できる空港と券売機の数が限られていますが、該当する路線を利用する方は高い還元率でマイルを貯められます。

2-12. 東京モノレールを交通系ICカードの利用で貯める:2020年3月30日開始

2020年3月30日より、ANAマイレージクラブ会員で交通系ICカードを用いて東京モノレールの対象区間(浜松町駅~羽田空港3駅)を乗車すると、1乗車あたり20マイルがたまるサービスが開始されました。

降車後、当日中に駅に設置されている専用端末に交通系ICカードをタッチするとマイルが加算されます。

参加が初めてとなる交通系ICカードで専用端末にタッチした時は、続けて、IC機能 (楽天Edy、Suica、PASMO、nimoca)付のANAカードやANAマイレージクラブEdyカー ド、2次元バーコードが印字されたAMCカード(デジタルカード含む)をタッチする必要があります(これが初回登録となります)

※ 2回目以降は、対象区間ご利用後、交通系ICカードのみを専用端末にタッチすることでマイルが加算されます。

注意事項は、下記の通りです。

  • 1枚の交通系ICカードに登録できるAMCお客様番号は1つ
  • 1日あたりの積算上限は4件(80マイル)まで
  • 紙のきっぷや、定期券、小児運賃、および各種割引運賃でご乗車された場合は対象外
  • 途中駅での乗降も対象外
  • 専用端末にタッチしていない乗車分は、対象外

2-13. 「ANA Pay」の支払い・チャージで貯める:2020年12月10日開始

2020年12月10日より、ANAマイレージクラブ アプリで使える「ANA Pay」というモバイルペイメントサービスが開始されました。

ANA Pay

引用:ANA Pay

ANA Payは以下の条件でANAマイルが貯まります。

  • 支払い:200円の支払いごとに1マイル
  • チャージ:『ANAカード』*からのチャージで1,000円につき1(一般)・6(ゴールド)・11(プレミアム)マイル

*ゴールドカード以外の法人カード・海外カードは対象外

カードのランク1,000円チャージにつき
一般1マイル
ゴールド6マイル
プレミアム11マイル

ANA Pay(タッチ払い)は全国のiD加盟店とVisaのタッチ決済加盟店、ANA Pay(コード払い)は全国のANA FESTAのほか、ANA PayまたはSmart Codeのロゴマークがあるお店で利用できます。

ANA Pay(タッチ払い)は『ANAカード』以外のクレジットカードやApple Payからもチャージできるため、手持ちのカードや複数のプリペイドなどを経由すると、『ANAカード』よりもANAマイルを間接的にたくさん貯められます。

2-14. ボーダレスWiFiサービス「スカイベリー」の利用で貯める:2021年4月1日開始

2021年4月1日より、ボーダレスWiFiサービス「スカイベリー」の利用で下記の条件にてANAマイルがたまるサービスが開始されました。

  • 通常会員:マイル積算対象料金200円(税込)で1マイル
  • プレミアムメンバー:マイル積算対象料金200円(税込)で2マイル

マイル積算対象料金は月額基本料金(税込)と追加通信料金(税込、海外通信など不課税の場合は税抜)で、これ以外の端末代金・違約金などは積算対象外です。

さらに、ANAマイレージクラブプレミアムメンバー限定で、スカイベリーホームページからスカイベリーに新規加入すると、最大21,780円端末代金がキャッシュバックされます。

  • 「ダイヤモンドサービス」メンバー:最大21,780円
  • 「プラチナサービス」メンバー・「ブロンズサービス」メンバー・スーパーフライヤーズ会員:最大11,880円

いずれの場合も、加入時に適用される通常キャンペーン端末価格が上限です。

2-15. 「ANA Pocket」でガチャをして貯める:2021年12月20日開始

2021年12月20日より、アプリをインストールして主に移動で貯まったポイントでガチャを回すとANAマイルなどがたまる「ANA Pocket」が開始されました。

ANA Pocket

引用:ANA Pocket

2023年1月18日より内容がアップデートされ、無料会員でもガチャでマイルに交換できるようになりました。

プチマイルガチャProマイルガチャ
対象会員Pocketメンバー/Pocket ProメンバーPocket Proメンバー
サービス内容1回あたり最低1マイルが当たる1回あたり最低7マイルが当たる
ポイント(1回あたり)2,000Pt1,000Pt

Pocketメンバー:ANAマイレージクラブ会員(無料会員)
Pocket Proメンバー :ANAマイレージクラブ会員(月額550円の有料会員)

また、マイルだけでなく2022年12月21日より新たな特典として「ANA Pocket抽選券」が加わり、ANA国内線ペア航空券などが当たる抽選会に応募できるようになります。

参考情報:海外のバイマイルサイトで購入する

英語など外国語での対応になりますが、バイマイルサイトと言われるマイルを購入できるサイトで貯めることでもできます。

https://buyairlinemiles.com/

1マイルをおよそ2セント(約2.3円。1米ドル113円計算)で購入できるので、必要に応じて利用すると良いでしょう。

ただし、他社のマイルと異なり量を多く買わないと割高な価格になりやすいので、注意してください。

3. ANAカード7大メリット

2章でも簡単にご紹介しましたが、ANAのクレジットカード(『ANAカード』)は他のクレジットカードにはない、以下のような7つのメリットがあります。

  1. 入会・継続時に1,000〜10,000ボーナスマイルがプレゼントされる
  2. 飛行機に搭乗した際に+10%〜50%の「搭乗ボーナスマイル」がもらえる
  3. クレジットカードの利用で貯まったポイントを高レートで制限なくマイルに交換できる
  4. ANAカードマイルプラス加盟店でANAカードで支払うと100円または200円(税込み)につき1マイルが別に貯まる
  5. 対象のANAカードから楽天EdyやANA Payへチャージするとマイルが貯まる
  6. ANAカード専用運賃やANAグループでの割引優待などの対象となる
  7. カード利用額によってステイタスを獲得しやすくなる

上記のような特徴を持つため、ANAカードはANAのマイルが貯まりやすいカードになっています。

3-1. カード入会時・継続時にボーナスマイルがもらえる

ANAカードはカード入会時・継続時に最大10,000ボーナスマイルがもらえます。

対象カード入会時のボーナスマイル継続時のボーナスマイル
(翌年以降毎年カード更新時のボーナス)
ANAカード一般1,000マイル1,000マイル
ANAゴールドカード2,000マイル2,000マイル
ANAカードプレミアム10,000マイル10,000マイル

同じ航空系のJALカードと違って、継続時はカードを持っているだけでボーナスマイルがもらえます(JALカードは飛行機の搭乗が必要)

ANAカードのほとんどは年会費が必要ですが、一般クラスは割引特典を活用することで1,000円未満にできます。

1マイルは2円相当と計算されることが多いため、1,000円未満で1,000マイルもらえるのはマイル発生装置とも言えます。

ANAプレミアムメンバーならさらに2,000マイルの特別ボーナスも!

ANAの上級会員サービスであるプレミアムメンバーサービスのステイタス 「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」「ブロンズサービス」に該当し、対象カードを所持しているなら、2,000マイルの特別ボーナスマイルが追加でもらえます。

対象カード
  • ANAワイドゴールドカード(VISA、マスター、JCB)
  • ANAダイナースカード
  • ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
  • ANAカード プレミアム(VISA、JCB、ダイナース、アメリカン・エキスプレス)
  • ANAスーパーフライヤーズゴールドカード(VISA、マスター、JCB)
  • ANAダイナーススーパーライヤーズカード
  • ANAアメリカン・エキスプレス・スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード
  • ANAスーパーフライヤーズカードプレミアム(VISA、JCB、ダイナース、アメリカン・エキスプレス)

ANAカードを複数枚所持している場合、マイル口座の統合を忘れず行っておく

JALと異なり、ANAはANAカードなどを複数枚持つとその都度「お客様番号」が発行されます。

追加でANAカードを申し込む際は、申し込み画面に既存の「お客様番号」を入力するように求められるため、入力する事で自動的に統合されます。

ですが、何かしらの理由でこの統合ができていないと、各カードのマイル・プレミアムポイント・アップグレードポイントなどが分散してしまうため、現在のマイル口座状況を確認した上で必要に応じて統合手続きをしましょう。

ANAマイル口座統合

引用:ANAマイレージクラブサービス マイル口座統合・パスワード変更

ゴールド以上のランクの高いカードやSFCなどを後から作り、そのカードを以下のサービスで利用するなら「メインカード」に変更してきましょう。

  • 特典のお申し込み(一部を除く)
  • 特典利用者登録
  • 国際線予約(確認・変更なども含む)
  • 海外ツアー予約
  • アップグレードポイントの減算

新たなカードの申し込みなどにより自動設定される場合もあるので、そうした時は念のため一度統合済みカードのお客様番号一覧を確認しましょう。

3-2. 飛行機に搭乗した際に+10%〜50%の「搭乗ボーナスマイル」がもらえる

通常、飛行機に搭乗することでマイルは貯まりますが、ANAカードを持っているとさらにお得に貯めることができます。

ANAカードで支払いをしなくても、ANAカードの情報が登録されているとその種類によってマイルが加算されます。

飛行機に搭乗した際のマイルの貯まり方

飛行機に搭乗した際に貯まるマイルの計算式は以下の通りです。

フライトマイル = 搭乗の区間基本マイレージ × 運賃種別(国際線は予約クラス)ごとの積算率

搭乗の区間基本マイレージとは飛行機の移動距離を指し、例として以下のように定められています。

  • 東京-大阪:280
  • 東京-ホノルル:3,831

長距離路線になればなるほど区間基本マイレージは増えます。

運賃種別ごとの積算率とはどのような航空券を利用したかで決まります。

例として以下のように定められています。

  • プレミアムクラス(ファーストクラス):150%
  • ビジネスクラス:125%

運賃が高い航空券ほど運賃種別ごとの積算率は条件が良くなります。

このような計算式になっているので、例えば東京からホノルルに行って帰ってくるだけで10,000マイルほど貯めることもできます。

ANAカード所持で飛行機に搭乗した際のマイルの貯まり方

ANAカードを持っていて飛行機に搭乗した際のマイルの貯まり方は以下のようになっていて、最後に付く10%〜50%のボーナスマイルを「搭乗ボーナスマイル」と言います。

  • 一般カードで支払いをした場合: 搭乗の区間基本マイレージ × 運賃種別ごとの積算率 × 10%
  • ワイドカード・ワイドゴールドカードで支払いをした場合: 搭乗の区間基本マイレージ × 運賃種別ごとの積算率 × 25%
  • プレミアムカードで支払いをした場合: 搭乗の区間基本マイレージ × 運賃種別ごとの積算率 × 50%

通常のフライトで10,000マイルもらえていた場合に比べて、プレミアムカードを持っているとさらに5,000マイル多く貯まります。

上級会員は最大130%ボーナスマイルが貯まる!

ANAの航空便を原則有料でたくさん利用しているとなれる上級会員では、会員ステイタスに応じてフライトボーナスがさらに増えます。

カード\会員ステイタスブロンズプラチナダイヤモンド
ステイタス1年目ステイタス継続2年以上ステイタス1年目ステイタス継続2年以上ステイタス1年目ステイタス継続2年以上
ゴールド・プレミアムを所持(SFC含む)45%※55%95%105%120%130%
上記カード未所持40%50%90%100%115%125%

※ANAカード プレミアムを持っている場合は50%が適用

出典:ANA プレミアムメンバーズ サービス詳細

また、「プラチナステイタス」「ダイヤモンドステイタス」メンバーになると申し込みができる『スーパーフライヤーズカード』(以下SFCと略することがあります)はカードのグレードによって次のフライトボーナスマイルとなります。

  • 一般カード:35%
  • ゴールドカード:40%
  • プレミアムカード:50%

SFCを持っていて会員ステイタスが「ブロンズ」以上の場合、積算率の高い方のみが適用され重複や合算はされません。

ダイヤモンド会員を2年以上継続していてゴールド以上のカード、またはSFCを持っていると130%という驚異的なボーナスマイルが貯まります。

ANAカードのメリットは、前年のフライトの回数が少なく会員ステイタスがなくてもSFCを持っていれば一定のフライトボーナスマイルが積算されることです(プレミアムは同じ)

上級会員・SFC本会員ならANAの対象サービスの利用で通常の2〜3倍のボーナスマイルも!

「ブロンズステイタス」「プラチナステイタス」「ダイヤモンドステイタス」メンバーなどのプレミアムメンバー(上級会員)と、SFC本会員は下図のANA対象サービスを利用すると通常の2〜3倍のボーナスマイルがもらえます。

2023年度ライフソリューションサービスボーナスマイル 積算倍率・対象サービスのご案内 2023年

引用:ANA プレミアムメンバーサービス ボーナスマイル

実際に付与された例は下図の通りです。

ライフソリューションサービス ボーナスマイル 20221126

ライフソリューションサービス ボーナスマイル詳細 20221126

2023年4月1日から空港免税店であるANA DUTY FREE SHOPは対象外になりますが、新たに4つのサービスが追加されます。

  • ANA Mall(NEW)
  • ANAトラベラーズ パッケージツアー
  • ANAトラベラーズ 遊び・体験
  • ANAトラベラーズ ゴルフ

3-3. クレジットカードの利用で貯まったポイントを高レートで制限なくマイルに交換できる

ANAカードはANAの航空券の支払いだけでなく、日常のカード利用で貯まったポイントを他のクレジットカードに比べて、高レートで制限なくマイルに交換できます。

ANAカード以外のクレジットカードの中には、カード利用で貯めたポイントをANAマイルに交換できるカードもありますが、次のような制限が含まれる事が多いです。

  • 交換率が低い:0.3〜0.5%がほとんど
  • カード年会費が高かったり、別途手数料が必要:1%を超える交換率にできるカードは年会費が1万円以上で、ANAマイルに移行するために数千円の手数料を求められることがある
  • 移行ポイント・マイル数などに制限がある:アメックスやダイナースでは年40,000マイルまでなど何かしらの制限がある

ただし、ポイントの貯まり方や交換比率などがカードによってそれぞれ異なるので、どのANAカードを選ぶかは非常に重要です。

どのクレジットカードを使うか決める際に選ぶ基準としては以下の通りです。

  • マイル還元率が高い
  • ポイントが貯められる機会が多い
  • カードの維持費が自分に合っている

次章でおすすめのANAカードを紹介をするので、上記の基準を参考にしてあなたに合ったカードを見つけましょう。

マイルの還元率が高い

グレードの低いANAカードは使った額に対する基本的なマイルの還元率は0.5%です。

しかし、より還元率が高くなる10マイルコースを選択することで還元率を1%にできますが、別にマイル移行手数料が必要になります(『ANA JCBカード(学生用)』は除く)

マイル移行手数料は下記のようにブランドによって異なります。

  • JCB:5,500円(税込)
  • VISA・Mastercard:6,600円(税込)

また、『ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)』のように年会費の負担を少なくできるのにマイル還元率が1.56%+αと高還元率になるカードもあるので、年会費やマイル移行手数料の負担も考えてできるだけ高い還元率のカードを選ぶとお得です。

ポイントが貯められる機会が多い

ポイントを貯めるためには基本的に買い物などでクレジットカードを利用する必要があります。

ですが、ANAカードには以下のように、買い物以外のクレジットカード利用でもポイントを貯められるカードがあります。

これらの交通系電子マネーはクレジットカードのポイントの他に、その電子マネーを提示や利用することで別のポイントを貯められます。

別のポイントはマイルに交換できるので、状況によってはカードを使うよりも電子マネーを利用した方がよりマイルを貯めやすくなります。

上記のように自分の生活環境に合った、マイルの貯められる機会が多いカードもお得です。

カードの維持費が自分に合っている

ANAのカードにはグレードがあり、グレードが高くなればなるほどマイルも貯まりやすくなりますが年会費も高くなります。

最もグレードの低い一般カードでは基本的に2,200円(税込)の年会費に5,500円〜6,600円(税込)のマイル移行手数料となっていますが、最もグレードの高い『ANAダイナース プレミアムカード』はマイル移行手数料はかかりませんが、年会費は170,500円(税込)かかります。

マイル移行手数料については年に1回払うことになっており、マイル交換を考えていない年は払う必要はありませんが、基本的にカードの年会費とマイル移行手数料はセットで考える必要があります。

3-4. ANAカードマイルプラス加盟店の利用でさらにマイルがもらえる

セブン-イレブン、イトーヨーカドー、マツモトキヨシ、スターバックス、ENEOSなどANAと提携している店舗(ANAカードマイルプラス加盟店)にてANAカードで支払うと、カード会社のポイントとは別に100円または200円(税込み)につき1マイルが別に貯まります。

ANAカードマイルプラス加盟店一覧

ANA公式ページでの航空券の購入だけでなく、大丸・松坂屋、高島屋などの百貨店、IHGホテルズ&リゾーツなどの提携ホテル、ANAのふるさと納税など幅広いお店・サービスが対象になっています。

ただのANAマイレージ会員では提携店で利用してもほとんどマイルのボーナスをもらえません。

あなたが日常でよく利用するお店・サービスが多いなら、効率よくANAマイルを貯めるにはANAカードは必須と言えます。

3-5. 対象のANAカードから楽天EdyやANA Payへチャージするとマイルが貯まる

対象のANAカードから楽天EdyやANA Payへチャージすると、マイルが貯まります。

通常時はANAカードで支払いをした方がカード会社のポイントの取りこぼしが少なかったり、ANAカードマイルプラス加盟店での対象になるため、結果としてマイルを多く貯めやすいです。

ただし、キャンペーンが行われている時は楽天EdyやANA Payでの支払いの方がマイルが貯まりやすくなることもあるため、上手に使い分けましょう。

楽天Edy

楽天Edyは次の対象カードからチャージすると200円につき1マイルが貯まります。

対象カード
  • ANA JCBワイドゴールドカード
  • ANA JCBスーパーフライヤーズゴールドカード
  • ANA JCBカード プレミアム
  • ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム
  • ANAダイナースカード
  • ANAダイナース スーパーフライヤーズカード
  • ANAダイナース プレミアムカード
  • ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード
  • ANA VISAプラチナ プレミアムカード
  • ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード

ANA Pay

ANA Payは『ANAカード』*からチャージした場合、次の割合でマイルが貯まります。

*ゴールドカード以外の法人カード・海外カードは対象外

カードのランク1,000円チャージにつき
一般1マイル
ゴールド6マイル
プレミアム11マイル

ANA Pay(タッチ払い)は『ANAカード』以外のクレジットカードやApple Payからもチャージできるため、手持ちのカードや複数のプリペイドなどを経由すると、『ANAカード』よりもANAマイルを間接的にたくさん貯められます。

3-6. ANAカード専用運賃やANAグループでの割引優待などの対象となる

ANAカード会員限定で使えるサービスを利用できます。

数が多いため、代表的なサービスに絞って要点をまとめて一覧表でご紹介します。

サービス\カードランク一般ワイドゴールドプレミアム
予約・フライトANAカード専用運賃「ビジネスきっぷ」
ANA国際線ビジネスクラスカウンターでのチェックイン
国内線ANA LOUNGEの利用
会員ご優待割引空港内免税店での割引5%10%
国内線・国際線の機内販売割引10%
空港内店舗「ANA FESTA」での割引5%
成田空港でのパーキング割引
「ANAショッピング A-style」での割引5%
ホテル・レンタカーIHG・ANA・ホテルズグループジャパン宿泊割引サービスベストフレキシブル料金より5%割引
IHG・ANA・ホテルズグループジャパン朝食無料&ウェルカムドリンクサービス
レンタカー割引サービス国内:5%割引

海外:5~20%割引

その他ANA SKY コインへの交換優遇レート最高1.5倍最高1.6倍

それぞれ適用条件や注意事項があるため、詳細はANAカード公式ページで最新情報を必ず確認してください。

ANAカードファミリーマイル

ANAカードファミリーマイルは、家族がそれぞれ貯めたマイルを特典に交換する際に、必要なマイル数を合算して利用できるANAカード会員限定のサービスです。

登録資格・条件は日本在住のANAカード本会員およびその家族で生計を同一にし、同居する配偶者・同性パートナーおよび一親等以内の家族が対象で、最大10名のマイルを合算して利用できます。

18歳以上の家族会員(子会員)はANAカード本会員またはANAカード家族会員でなければならないため、カード年会費が少なからず必要になることが多いので、条件をよく確認して得になるかどうかを判断してから登録しましょう。

3-7. カード利用額によってステイタスを獲得しやすくなる

ご存知の方も多いと思いますが、ブロンズ以上の上級会員を取得するためには有償で購入したANA航空券で、ANAやANAグループ運行便(AIRDO・ソラシドエア・スターフライヤーなど)に搭乗した時に、マイルとは別にもらえるプレミアムポイント(以下PP)を30,000以上貯めなければなりません。

しかし、2020年より「ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ」という新しいサービスが開始されました。

ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ2021

引用:ANAマイレージクラブ ANAプレミアムメンバーステイタス獲得チャレンジ2021

ANAカード・ANA Pay決済額の総利用額とANAのサービス利用数が多ければ、通常よりも少ないPPでステイタスが獲得できるようになりました。

2022年から「ライフソリューションサービス利用が多い方のステイタス獲得条件」に名称が変わりました。

ステイタスごとの達成条件は下図の通りです。

ANA ライフソリューションサービス利用が多い方のステイタス獲得条件2022年

引用:ANAマイレージクラブ ライフソリューションサービス利用が多い方のステイタス獲得条件

ANAカード・ANA Pay決済額の総額が年300万円〜600万円以上になると、ステイタスごとの達成条件の1つを満たせるようになります。

複数のANAカードの利用金額も合算できるようになったため、用途によって使い分けている方でも条件を達成しやすくなっています。

4. おすすめANAカード4選

ANAのクレジットカード(『ANAカード』)は全部で37種類あります。

しかし、国際ブランドがたくさんあり年会費やマイル移行手数料などそれぞれ条件が異なるので、どのANAカードを選べば良いかがわかりにくいです。

この章では、自分に合った『ANAカード』を選ぶのに困っている方のために、全ANAカード37種を以下のように比較し、本当にお得にマイルを貯められるカードのみを紹介します。

ANAカード一覧

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カード種類 ()内はフライトボーナスマイル数カード名年会費(税込)マイル移行手数料(税込)マイル還元率
学生カード (+10%)ANA学生カード VISA在学中無料6,600円0.5〜1%
ANA学生カード マスター
ANA JCBカード(学生用)無料1〜1.36%
一般カード (+10%)ANA JCBカード ZERO無料(5年間)無料0.5%〜0.86%
ANA VISA 一般カード1,127円〜2,200円(初年度無料)6,600円0.5〜1%
ANAマスター一般カード
ANA VISA Suicaカード826円〜2,200円(初年度無料)0.5〜1%*+α(※1)
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
ANA VISA nimocaカード
ANA JCB一般カード825円〜2,200円(初年度無料)5,500円 0.5〜1.36%
ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)0.5〜1.54%(※1)
ANAアメリカン・エキスプレス・カード7,700円6,600円1〜1.5%
ワイドカード (+25%)ANA VISAワイドカード6,902円〜7,975円6,600円0.5〜1%
ANA マスターワイドカード
ANA JCB ワイドカード6,600円〜7,975円5,500円0.5〜1.36%
一般カード (+35%) ※3ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)VISA10,202円〜11,275円6,600円0.5〜1%
 『ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)Mastercard
ANAスーパーフライヤーズカード(一般カード)JCB9,900円〜11,275円5,500円0.5〜1.36%
カード種類 ()内はフライトボーナスマイル数カード名年会費(税込)マイル移行手数料(税込)マイル還元率
ワイドゴールド (+25%)ANA VISAワイドゴールドカード11,550円〜15,400円無料1%
ANA マスターワイドゴールドカード
ANA JCB ワイドゴールドカード10,400円〜15,400円1〜1.375%
ANA To Me CARD PASMO JCB GOLD(ソラチカゴールドカード)10,400円〜15,400円1〜1.56%(※1)
ゴールド (+40%) ※3ANAスーパーフライヤーズカードゴールドカード VISA12,650円〜16,500円1%
ANAスーパーフライヤーズカードゴールドカード Mastercard
ANAスーパーフライヤーズカードゴールドカード JCB11,500円〜16,500円1〜1.375%
ゴールド (+25%)ANAダイナースカード29,700円無料1%
ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード34,100円1〜2%
ゴールド (+40%) ※3ANAダイナース スーパーフライヤーズカード30,800円1%
ANAアメリカン・エキスプレス・スーパーフライヤーズ・ゴールド・カード34,100円1〜2%
プレミア (+50%) ※2 ※3ANA JCBカード プレミアム77,000円無料1.3%〜1.675%
ANA JCBスーパーフライヤーズカード プレミアム
ANA VISAプラチナ プレミアムカード88,000円1.5%
ANA VISAプラチナ スーパーフライヤーズ プレミアムカード
ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード165,000円1〜2.5%
ANAアメリカン・エキスプレス スーパーフライヤーズ・プレミアム・カード
『ANAダイナース プレミアムカード』(招待制)170,500円1.5〜2.5%
『ANAダイナース スーパーフライヤーズ プレミアムカード』(招待制)

※1 提携している電子マネーや鉄道などの利用でもらえるポイントをマイルに換えるともっと上がります。

※2 ANA航空券などANAカードマイルプラスでの利用では100円につき2マイル(ゴールド以下では1マイル)が積算されます。

※3『スーパーフライヤーズカード』(SFC)「プラチナサービス」メンバー以上の人が申し込めるクレジットカードです。

以上が全ANAカード37種の比較となります。

そして先ほど紹介した以下の3つの基準を当てはめます。

  • カードを利用した時に貯まるマイルのレートが高い
  • マイルが貯められる機会が多い
  • カードの維持費が自分に合っている

その結果、以下の4枚がおすすめのカードになります。

  1. 『ANA ToMe CARD PASMO JCB (ソラチカカード)』:実質年会費無料でANAカードが持てて、メトロポイントへの交換で高マイル還元率やマイル有効期限を延長しやすい
  2. 『ANA マスターワイドゴールドカード』:電子マネーへのチャージなどでマイル還元率を高くしやすい
  3. 『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』:ANA航空券の購入でマイル還元率3%!今からSFC修行するならコレが1番
  4. 『ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』:ANAグループでの利用で最高のマイル還元率4.5%とアメックスプラチナカードのサービスを受けられる

中でも『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』は年会費とマイル移行手数料の合計金額が安いだけでなく、持っているだけで毎年1,000マイルがもらえるので1マイル2円の価値とした場合、スマリボを使うと実質年会費マイナスでANAカードを持てます。

また、メトロポイントを100:90という高いレートで交換できるので、ボーナスでもらえるOki Dokiポイントをメトロポイントに交換するとマイル還元率を0.3%から0.45%に上げられるので、全てのANAユーザーにおすすめできます。

ソラチカカード持ちならメトロポイントのANAマイル交換率90%

出典:Tokyo Metro To Me CARD

有効期限が近くマイルを使いきれない場合も、一度メトロポイントに交換することで間接的に有効期限を延長できるのもメリットです(1割減にはなりますが)

SFC取得を考えている方は『ANA JCBワイドゴールドカード』なら年会費の割引があり、機能の優れたゴールドカードをコスパ良く持てるのでおすすめです。

新規にSFC修行をする方は、入会キャンペーンでもらえるボーナスマイルとANA航空券購入でもらえるマイル還元率を重視して、『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』を選ぶのがベストです。

4-1.『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)の券面(2019年3月版)

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』はPASMOオートチャージやクレジットカードの決済でJCBのOki Dokiポイントが貯まり、PASMOを東京メトロなどで利用すればメトロポイントがもらえて、2つのポイントがたまるクレジットカードです。

貯めたOki Dokiポイントを10マイルのレートで交換するためには年間5,500円(税込)の移行手数料がかかりますが、他ブランドのANA一般カードが6,600円(税込)かかるので少ない負担でマイル還元率を上げられるのがメリットです(移行手数料無料でも0.5%の還元率)

また、メトロポイントは下記のような利用でたまり、100メトロポイントは90マイルに交換できます。

乗車ポイント(東京メトロ線含む)
平日5ポイント、土休日15ポイント
電子マネーポイント(メトロポイントPlus加盟店)
自販機100円につき1ポイント、店舗200円につき1ポイント※税込

メトロポイントはOki Dokiポイントからも交換できるので、0.3%とマイル還元率が低いOki Dokiボーナスポイントをメトロポイントに交換してからマイルにすることでマイル還元率0.45%に上げることができます。

あまりおすすめしませんが、他でためたポイントをポイントサイトなどを通じてメトロポイントに交換することで元の価値よりも高くマイルに換えられるので、ANAマイルを効率良くためたい方は必携の1枚です。

さらに、持っているだけで毎年年会費相当分の1,000ボーナスマイルがもらえるので、実質年会費無料でANAカードが持てます(※1マイル=2円として計算した場合)

年会費(税込)825円〜2,200円(初年度無料)
入会年齢18歳以上でご本人または配偶者に安定継続収入のある方。 または高校生を除く18歳以上で学生の方

※未成年者が申込者の場合は、親権者の方の同意が必要となります。

マイル還元率0.5〜1.54%

※最大還元率は10マイルコースを選択し、スマリボでOkiDokiポイント2倍をもらい、スターメンバーズでスターαで20%のボーナスポイントをもらい、ボーナスポイントをメトロポイント→ANAマイルの順で交換した場合

『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』公式ページ:

https://www.jcb.co.jp/promotion/jcb_anacard/

4-2. 『ANA マスター ワイドゴールドカード』

ANA マスターワイドゴールドカードタッチ決済券面画像

ANA マスター ワイドゴールドカード』はANAと三井住友カードが提携して発行しているANAのゴールドカードです。

VISAよりもおすすめした理由は、チャージしてポイントの付く電子マネーなどの対象が広くて使い勝手が良いためです。

ただし、VISA限定でタッチ決済のキャンペーンが行われることが多いため、あなたのライフスタイルに合わせてお好きな方を選んでください。

年会費(税込)15,400円(最大11,550円まで割引可能)
入会年齢原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方。
※ゴールドカード独自の審査基準により発行されます。
マイル還元率1%

『ANA マスター ワイドゴールドカード』公式ページ:

https://www.smbc-card.com/nyukai/ana/

4-3. 『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』

ANA アメリカン・エキスプレス・ ゴールド・カードの券面画像

ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』はANAとアメリカン・エキスプレスのゴールドカードの両方のほとんどのサービスを1枚で利用できる、非常に便利なカードです。

また、基本ポイント還元率は1%ですが、ANAの航空券などANAグループでの利用ならばポイントが2倍もらえます。ANA航空券を購入した場合はANAカードマイルプラス提携店のボーナスマイルも付きマイル還元率3%になるので、今からSFC修行を始める方やANAの飛行機をよく使う方におすすめなカードです。

さらに、ポイントの有効期限がなくマイル交換数の制限もないので、ファーストクラスなどに乗りたい方は自分のペースでたくさんマイルを貯めることができます。

年会費(税込)34,100円
マイル還元率1%〜3%

『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』公式ページ:

https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/ana-gold-card/

より詳しいメリット(特典詳細など)を知りたい人は「世界一わかりやすい『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』解説」を参照してください。

4-4. 『ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』

ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの券面画像

ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』はANAとアメリカン・エキスプレスのプラチナカードの両方のほとんどのサービスを1枚で利用でき、年会費は165,000円(税込)と日本で発行されているカードの中で五指に入るほど高いです。

基本ポイント還元率こそ1%ですが、ANAの航空券などANAグループでの利用ならばポイントが2.5倍もらえます。ANA航空券を購入した場合はANAカードマイルプラス提携店のボーナスマイルも付くのでマイル還元率4.5%とANAでの利用では最高の還元率となります。

ほとんどのアメックスプラチナカードの特典を利用でき、招待不要で申し込みが可能でANA利用に関わる特典は下記のように豪華なので、ANAのヘビーユーザーには最適の1枚です。

  • 入会時・毎年継続時に10,000マイルがもらえる
  • 国内線ANAラウンジを無料で利用できる
  • 世界1,400か所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」を家族も作れる(最大8名無料で利用可能)
年会費(税込)165,000円
マイル還元率1〜4.5%

『ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』公式ページ:

https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/ana-premium-card/

5. ANAカード以外に唯一おすすめできるクレジットカード

前の章ではANAのマイルを貯めるにはANAカードがおすすめと紹介してきましたが、ANA以外のカードでも高い還元率や有利な条件でマイルを間接的に貯められるカードがあります。

それは『Oliveフレキシブルペイ』で、対象のコンビニ・飲食店での利用時に限られますがポイントが最大20%還元されます。

そのため、三井住友カードの発行するANAカードを所持していると1P=0.6ANAマイルのレートで交換できるので、人によってはANAのカードよりもマイルが貯まります。

5-1. 『Oliveフレキシブルペイ』

Oliveフレキシブルペイ 一般の券面画像

Oliveフレキシブルペイ 一般』は三井住友銀行・三井住友カードが発行する年会費永年無料のポイント還元率0.5%のクレジットカードを含む1枚で3つの支払いができるカードです。

メリットは何と言っても全国のセブン-イレブン・ローソンなどの対象コンビニやマクドナルド・ガスト・すき家・ドトールなど対象飲食店でタッチ決済をすると最大20%のポイント還元を得られる事です。

Olive 対象のコンビニ・飲食店で最大20%ポイント還元

ポイントは三井住友カードの発行するANAカードを所持していると1P=0.6ANAマイルのレートで交換できるため、最大マイル還元率12%にできます。

年間のカード利用金額や特約店の利用頻度、SBI証券での投資信託積立金額が多い方やLINE Payで税金などをたくさん支払う方はゴールドやプラチナを選ぶと良いでしょう。

『Oliveフレキシブルペイ』公式ページ:

https://www.smbc.co.jp/kojin/olive/

5-2. ANAマイルを間接的に貯めやすいクレジットカード一覧表

ライフスタイルによっては『Oliveフレキシブルペイ』に魅力を感じない方もいるでしょう。

カード会社のポイントやTポイントにしてからの交換でANAマイルがたまりやすいカードを一覧表にしました。

カード名年会費(税込)マイル還元率申し込み条件(年齢)
エポスカード無料0.25%〜0.5%18歳以上(高校生は除く)
Oliveフレキシブルペイ 一般0.5%〜12%※※※
三井住友カードNL0.25%〜4.2%※※※
三井住友カード RevoStyle0.3%〜0.69%
セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

1,100円:前年未使用

無料

0.3%〜1.2%※※
みずほマイレージクラブカード/ANA無料0.35%
楽天カード0.5%18歳以上
DCカード Jizile(ジザイル)0.6%18歳以上(高校生は除く)
FreeBO!(フリーボ!)
Orico Card THE POINT
JCB CARD W/JCB CARD W plusL18歳以上39歳以下(高校生は除く)
To Me CARD0.6%〜18歳以上(高校生不可)
To Me CARD Prime

2,200円

無料:初年度、条件を満たせば

18歳以上(高校生は除く)
To Me CARD Prime PASMO
To Me CARD ゴールド11,000円JCB:20歳以上 NICOS:25歳以上 UC:25歳以上で年収500万円以上
To Me CARD ゴールドPASMO
JQ CARDエポスゴールド

無料:初年度、前年1回利用

永年無料:カード会社・ゴールド以上会員の家族から招待、前年50万円以上のカード利用

5,000円:前年未使用

0.6%〜0.9%20歳以上(学生を除く)

エポスゴールドカード

5,000円:以下に当てはまらない場合

永年無料:カード会社・ゴールド以上会員の家族から招待、前年50万円以上のカード利用

0.6%〜0.9%18歳以上
Oliveフレキシブルペイ ゴールド

永年無料:初年度、前年100万円以上のカード利用

5,500円:通常

0.5%〜12%※※※+α20歳以上(学生を除く)
三井住友カード ゴールド(NL)

永年無料:カード会社から招待、前年100万円以上のカード利用

5,500円:通常

0.25%〜4.2%※※※20歳以上(学生を除く)
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD1,986円0.6%〜1.2%18歳以上
ジャックスカードプラチナ22,000円0.9%〜1.2%23歳以上(学生を除く)
三井住友カード プラチナプリファード33,000円0.5%〜6%※※※+α20歳以上
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード

初年度無料

33,000円

0.5%〜12%※※※+α20歳以上
Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード49,500円1%〜1.25%

※カードの利用ポイントの他に東京メトロの乗車時などでたまるメトロポイントの量によって還元率が上がる

高還元率にできるのはQUICPay支払い時で貯めたポイントを交換した場合です

※三井住友カードの発行するANAカードを所持している場合

これらの中で、『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』はQUICPayでの支払い時に限られますがポイント還元率2%*(マイル還元率1.2%)という新しい特典を開始したため、参考情報としてご紹介します。

*年30万円に達する引落月までが対象

『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード デジタルの券面画像(2022年版)

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』は初年度年会費が無料で、2年目以降も前年に1年以上のカード利用をしていれば無料になるので、実質年会費無料で使えるカードです。

特典内容がリニューアルされ、電子マネーの一つであるQUICPayでの支払いで永久不滅ポイント2%*という高還元率カードになりました。

*年30万円に達する引落月までが対象

永久不滅ポイントは200ポイントを600ANAマイルに交換できるので、マイル還元率1.2%というANAのプラチナカードに匹敵する還元率になります。

クレジットカードでの支払いほどの万能性はさすがにありませんが、QUICPayは全国205万ヵ所以上(2022年9月末時点)の場所で利用でき、日常生活でよく使うコンビニ・ガソリンスタンド・スーパー・ドラッグストアなど多くの場所で使えるため、新しく作る価値は十分にあります。

『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』公式ページ

https://www.saisoncard.co.jp/amex/pearl-cs02/

5. まとめ

ANAのマイルを貯める方法についてご紹介しました。

ポイントサイトの利用でANAマイルを大量に貯め続ける事は誰にでも確実にできる方法ではないので、飛行機の搭乗以外ではANAカードを持って支払いをすることが最もマイルを貯めやすい方法です。

ANAの飛行機に乗る他に次のような方法でもANAのマイルを貯めることができます。

マイルの貯まりやすさが変わる重要なアイテムである全ANAカード37枚を比較した結果、以下の4枚が最もおすすめなカードになりました。

  1. ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』:実質年会費無料でANAカードが持てて、メトロポイントへの交換でマイル還元率を高くしやすい
  2. ANA マスター ワイドゴールドカード』:電子マネーへのチャージなどでマイル還元率を高くしやすい
  3. ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』:ANA航空券の購入でマイル還元率3%!今からSFC修行するならコレが1番
  4. ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』:ANAグループでの利用でマイル還元率4.5%と最高の還元率とサービスを受けられる

中でも『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』は実質年会費無料でマイルがたまりやすい特典の付くANAカードを持てたり、メトロポイントを100:90という高いレートで交換できるので、全てのANAユーザーにおすすめできます。

ANAのカード以外では『Oliveフレキシブルペイ』で、対象のコンビニ・飲食店での利用時に限られますがポイントが最大20%還元され、三井住友カードの発行するANAカードを所持していると1P=0.6ANAマイルのレートで交換できるので、人によってはANAのカードよりもマイルが貯まるためおすすめです。

また、QUICPayでの支払い時に限られますが『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』がポイント還元率2%*(マイル還元率1.2%)と年会費実質無料カードとしては破格の高還元率にできるようになりました。

*年30万円に達する引落月までが対象

デビットカードですが、『ANAマイレージクラブ / Sony Bank WALLET』はANAマイル付き外貨定期預金を利用すると、毎年ハワイに行けるくらいのマイルを獲得できることも可能です。

この記事で紹介した方法の中であなたのライフスタイルに合うものを1つでも多く活用することで、今よりもたくさんのANAマイルが貯められるようになることを祈っています。