東京スター銀行スターワンバンクローンでおまとめをしようか迷っていませんか?
東京スター銀行スターワンバンクローンは「おまとめローン」「のりかえローン」の2商品がありおまとめの代名詞と宣伝されていますが、状況によっては他のカードローンを使うべきです。
本ページでは銀行でカードローン担当を経験してきた筆者が東京スター銀行スターワンバンクローンのおまとめにユーザー100人のアンケートに基づいて以下の流れで紹介していきます。
- おまとめローンとしては「一部の方にだけおすすめ」
- 口コミでわかる東京スター銀行をおまとめ先に選ぶメリット
- 口コミでわかる東京スター銀行をおまとめ先に選ぶデメリット
- 東京スター銀行でおまとめすべき人3つの条件
- 即日は不可能!東京スター銀行申し込みの4ステップ
- 審査に通る可能性を飛躍的に上げる3つのポイント
本ページを読んでいただけば、東京スター銀行スターワンバンクローンでおまとめをするメリット・デメリットから審査の時間やポイントまでをご理解いただけます。
すぐに申し込みたい方は東京スター銀行の公式ページ「http://www.tokyostarbank.co.jp/」から申し込みを行いましょう。
1. おまとめローンとしては「一部の方にだけおすすめ」
おまとめローンとは以下のように、複数のカードローンを一社にまとめる仕組みを指します。
おまとめをすると以下のようなメリットやデメリットがあります。
メリット | デメリット |
|
|
そもそもあなたはおまとめをすべきなのかが気になる方は「カードローンのおまとめ全知識|最高の形でまとめられる!」を参考にしてみましょう。カードローンのメリット・デメリットをご理解した上で、あなたが本当にローンをまとめるべきかご理解いただけます。
東京スター銀行のおまとめの評価
東京スター銀行のおまとめ用商品としては「おまとめローン」と「のりかえローン」の2商品があり、以下のように目的が違います。
おまとめローン | 複数のカードローンをまとめて「返済すること」が目的のおまとめローン |
のりかえローン | 複数のカードローンをまとめて「さらに+で借りられる」おまとめローン |
それぞれの評価は以下のようになります。
東京スター銀行はおまとめローンとしては「一部の方にだけおすすめ」と言えます。
おまとめローン | のりかえローン | |||
総合pt | 3.65 ★★★★☆ | 審査が厳しく時間もかかるため、一部の方にしかおすすめできない。 | 3.50 ★★★★☆ | 審査が厳しく時間もかかるため、一部の方にしかおすすめできない。 |
実質年率 | 5.8%~14.8% ★★★★☆ | 銀行としては平均クラス。 | 7.8%~9.8% ★★★★★ | 最高金利が低いため安心して申し込める。 |
限度額 | 1000万円 ★★★★★ | 業界最高クラス。高額のおまとめでも十分。 | 1000万円 ★★★★★ | 業界最高クラス。高額のおまとめでも十分。 |
スピード | 2.7 ★★★☆☆ | 審査は翌日以降が多く、融資までは2週間程度。 | 2.1 ★★☆☆☆ | 融資まで1ヶ月かかることもある。 |
審査 | 2.9 ★★★☆☆ | 審査が厳しいと言われる銀行の中でもさらに厳しい部類。 | 1.9 ★★☆☆☆ | おまとめローンよりもさらに厳しい。審査次第でおまとめローンに流されることも多い。 |
2. 口コミでわかる東京スター銀行をおまとめ先に選ぶメリット
本ページをまとめるに当たって、私は東京スター銀行おまとめローン・のりかえローンユーザー100人にアンケートをとり、その中で見えた「おまとめ時」のメリットを紹介していきます。
- 高い限度額
- 金利が下がる可能性大!
- おまとめをしてもさらに借りることが必要
2-1. 高い限度額
東京スター銀行のおまとめローン、のりかえローンは1000万円に限度額があり、以下のように住信SBIネット銀行 カードローンに次いでおまとめローンに力を入れる業者に中でも2番目の水準です。
サービス名 | 限度額(万円) |
楽天銀行スーパーローン | 800万円 |
オリックス銀行カードローン | 800万円 |
じぶん銀行カードローン | 800万円 |
東京スター銀行おまとめローン (東京スター銀行のりかえローン) | 1000万円 |
住信SBIネット銀行 カードローン | 1200万円 |
三井住友銀行カードローン | 800万円 |
イオン銀行「おまとめローン」 | 700万円 |
アイフル「おまとめMAX」 (アイフル「かりかえMAX」) | 500万円 |
アコム「貸金業法に基づく借換え専用ローン」 | 300万円 |
プロミス「おまとめローン」 | 300万円 |
アロー「貸金業法に基づく借換ローン」 | 200万円 |
高額のおまとめ時にも余裕を持ってまとめられる限度額は東京スター銀行の大きな特長です。
ただし、1000万円近くまとめるためには収入などの「返済能力」が非常に高い水準で必要です。多くの方が年収の1/3程度しか借りられないので注意しましょう。
2-3. おまとめをしてもさらに借りることが可能(のりかえローン)
よくあるおまとめローンは、おまとめ用の資金しか借りられませんが、東京スター銀行の「のりかえローン」であればおまとめ後も最大で300万円を追加で借りることができます。
そのため、「おまとめに+αで借りたい」という方にはありがたい仕組みのおまとめローンです。
上記のように「のりかえローン」は他行のおまとめローンと比較しても大きなメリットがあります。
ただし、審査が厳しめなのでのりかえローンに通るためには高い信用力が必要です。
3. 口コミでわかる東京スター銀行をおまとめ先に選ぶデメリット
反対にユーザーからの口コミから、以下の面で東京スター銀行をおまとめ先として選ぶデメリットとして以下の2点が挙げられました。
- おまとめまでに時間がかかる
- 審査が厳しい
3-1. おまとめまでに時間がかかる
東京スター銀行のおまとめ系商品のデメリットが、おまとめまでに時間がかかるということです。
東京スター銀行の場合は上記のような申し込みのステップがあり、審査だけでも以下のような時間がかかります。
仮審査の結果までにかかる時間
- おまとめローン・・・1~2日
- のりかえローン・・・1週間程度
また、仮審査に通過した後もその後書類の提出や本審査が必要なので融資までには以下のような時間がかかります。
ちなみに、本審査までに東京スター銀行の口座、借り入れまでに東京スター銀行のネットバンキングの登録が必要になります。
融資までにかかる時間
- おまとめローン・・・10日~2週間程度
- のりかえローン・・・1ヶ月程度
即日まとめられる銀行もある中で、以上のように1ヶ月近くかかる東京スター銀行は「融資までの時間」が大きなデメリットです。
3-2. 審査が厳しい
東京スター銀行の審査は難しいと言われています。当サイトで実施したアンケートでも「東京スター銀行には落ちたけど他行には通った」という方が非常に多くいらっしゃいました。
さらに、2017年の春からカードローンは全般的に審査が厳しくなりました。そしてそれには理由があります。
今まで、銀行は消費者金融以上に簡単に高額なお金を借りられたので、銀行からたくさん借りてお金を返せない人が続出するようになりました。
そして金融庁や総理大臣からも改善を求められた結果、各銀行はおまとめローン(カードローン)の審査を厳しくしたのです。
これらは以下のようにニュースにもなりました。
引用:日本経済新聞電子版
こんなことがあり、2017年春あたりから銀行のカードローン、特におまとめローンは審査が非常に難しくなりました。
ちなみに、このニュース以降、当サイトで実施したアンケートでも東京スター銀行カードローンの審査の通過率は8人中1人と、全く通らなくなっていることがわかりました。
また年収200万円未満の方は申し込みすらできないため注意が必要です。
3-3. 口座が必須
東京スター銀行でおまとめをする際は口座が必須になります。申し込み時は不要ですが、仮審査通過後は必要になってくるため、そのタイミングで開設をする必要があります。
そのため、おまとめ+普通預金口座開設の2度手間が必要になってしまうことも東京スター銀行のデメリットと言えます。
4. 東京スター銀行でおまとめすべきでない2つの理由
私は基本的に東京スター銀行でおまとめすべきではないと考えています。
それには以下の2つの理由があります。
- 審査が非常に厳しいから
- 他にもっと条件の良いカードローンがあるから
まとめるとすごくシンプルな理由で、「東京スター銀行よりも条件がよく、審査に通りやすいカードローンがあるから」です。
いくら東京スター銀行の限度額がいいと言っても、800万円もあれば十分なので、以下のような審査も厳しくなく、金利が低いのでお得です。
- イオン銀行カードローン・・・・・審査に自信がなければこれ!
- 住信SBIネット銀行 カードローン・・・・条件◎、審査に自信がある方におすすめ
4-1. イオン銀行カードローン
「イオン銀行カードローン」は、イオングループの銀行「イオン銀行」のカードローンです。
今までも無理な貸し出しを行って来なかったことから、他行のように厳しすぎる審査にはなっておらず、十分借りることができます。
当サイトでのアンケートでも、「他はダメだったけど、イオン銀行ならまとめられた」という声が多数ありました。
また、金利も東京スター銀行よりも低めで、多くの方がお得に借りることができます。
イオン銀行には別に「おまとめローン」というサービスもありますが、基本的に書類の提出が全てWEB上で簡単にできてしまう「カードローン」の利用がおすすめです。
カードローンでもおまとめには十分対応していますし、金利もほぼ変わりません。
運営会社 | イオン銀行 |
金利 | 3.8~13.8% |
審査スピード | 口座があれば即日可(なければ5日程度) |
限度額 | 800万円 |
申し込みページ | http://www.aeonbank.co.jp/ |
4-2. 住信SBIネット銀行 カードローン
『住信SBIネット銀行 カードローン』は、住信SBIネット銀行のカードローンです。
金利面、限度額で圧倒的に優れていますが、審査はイオン銀行よりも厳しいと考えておきましょう。とはいえ、他のカードローンよりも可能性はありますので、他社からの延滞がないなど審査が不可能ではなさそうな方にはおすすめです。
こちらのカードローンは高い額になればなるほど金利も下がり、最低金利が1%を切ります。その金利で借りられる人は極一握りの方ですが、信用に自信がある方にとっては非常いにいいカードローンです。
運営会社 | 住信SBIネット銀行 |
金利 | 0.99~14.79% |
審査スピード | 規制強化により即日は難しく |
限度額 | 1,200万円 |
申し込みページ | https://contents.netbk.co.jp/ |
5. 即日は不可能!東京スター銀行申し込みの5ステップ
以上のように、東京スター銀行は最短即日でのおまとめは不可能です。ちなみに東京スター銀行での申し込みからおまとめまでのステップは以下のようになっています。
ステップ1. 申し込み
パソコンやスマホから申し込みを行えます。東京スター銀行のホームページから「仮審査の申し込み」を行いましょう。おまとめローン・のりかえローンでページが違うため、間違えないように申し込みを行いましょう。
名称 | 概要 | 申し込みページ |
おまとめローン | 複数のカードローンをまとめて「返済すること」が目的のおまとめローン | こちら |
のりかえローン | 複数のカードローンをまとめて「さらに+で借りられる」おまとめローン | こちら |
在籍確認も!
また、あなたが仕事をしている方であれば、申し込み後本審査までに「在籍確認」の電話が職場に入ります。
職場への「在籍確認」の電話は、個人名での電話になるため、ローンだとバレる可能性は低いです。
もし同僚に感づかれることが心配なら何か聞かれた場合「財布を拾って届けた」などとごまかしましょう。
ステップ2. 審査
審査を実施され、通らなければ次のステップに進めません。
ちなみに、次章「6. 審査に通る可能性を飛躍的に上げる3つのポイント」で審査に通るためのポイントをまとめましたので参考にしてみましょう。
審査結果はメールか電話で知らせてもらえます。
ステップ3. 書類提出
契約に必要な書類を郵送もしくはアプリなどで下記の書類を送る必要があります。
- 運転免許証、パスポートのいずれもお持ちでない方は住民基本台帳カードのコピー
- 源泉徴収票など前年度の収入が確認できる書類
後々の手続きをスムーズにするためにもここの手続きをスピーディに行うことを意識しましょう。また、ネット上で提出する際は「こちら」の手順で行いましょう。
ステップ4. 本審査
提出した書類を元に本審査が行われます。また、この本審査までに口座開設が必要です。
具体的な口座開設の手段は「こちら」を参考にしてみてください。
ステップ5. 融資
東京スター銀行でのおまとめローンの場合、今の借り入れ先への返済は東京スター銀行が行います。審査が通ったら「ネットバンキング」から以下のように操作をすることで返済をしてもらえます。
出典:東京スター銀行
ネットバンキングへ登録をしていない方は「こちら」のステップで簡単に登録ができます。
6. 審査に通る可能性を飛躍的に上げる3つのポイント
特に審査が厳しいとされる東京スター銀行の審査に通るためには、以下の3つのポイントを守りましょう。
6-1. 申し込みは1社ずつ
あなたがおまとめローンに申し込んだという情報はほぼ全ての貸金業社で共有されます。
そして、短期間のうちにあまりに多くの申し込みをしていると、「この人はよほど切羽詰まっているのか」「他社も落ちたこの人は本当に大丈夫?」という疑問を持たれ通るはずだった審査も落ちやすくなります。
そのため、申し込みは一気に複数社に行うのではなく、通りそうなところから1社1社申し込みを行なっていくことをおすすめします。
6-2. 申し込み時にミスをしないように
申し込み時申告した内容に誤りがあるとそれが原因で落ちる可能性があります。
嘘の申告をしてしまうことはもちろん、うっかりミスで誤った情報を使って申し込んでしまうと「虚偽の申告」と捉えられて一発アウトになる可能性があります。
特に、おまとめローンの時に注意すべきなのが、他社からの借り入れ状況です。
複数社から借り入れを行っていて、どこからいくら借りているかわからなくなってしまっている方もいらっしゃるかと思いますが、きちんと整理をした上で申し込みをすることが重要です。
6-3. きちんとおまとめローンと申告をする
東京スター銀行はおまとめローン・かりかえローンが存在するため、どちらかのローンに申し込みをすることが大切です。
一般のカードローンだと「この人こんなにたくさんの会社から借金してるけど大丈夫か…?」と思われてしまいますが、おまとめローンであれば「まとめたいんだな」と事情を理解してもらえます。
どんなカードローンであれ、申し込みのタイミングで「おまとめローンです」と伝えることで、今のローンをまとめたいということを前提で審査をしてくれます。
7. さいごに
東京スター銀行でのおまとめのメリット・デメリットから申し込みの注意点までを紹介してきましたが、いかがでしたか。
東京スター銀行は審査も厳しく、また東京スター銀行よりも金利が低いところがあるので、あまりおすすめしません。
私は以下の2社に申し込むことがおすすめです。
あなたが最高の形でおまとめできることを心から祈っています。