『ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』(以下:『ヒルトン アメックス プレミアムカード』)を申し込むべきか迷っていませんか?
申し込みを考えている理由は特に下記の3つに当てはまる方が多いのではないでしょうか。
- ヒルトンなどの高級ホテルに無料で宿泊したい
- ヒルトンのステータスが簡単な条件で欲しい
- ヒルトンを有利な条件で利用できる特典・優待の豊富なゴールドカードを使いたい
年会費は高めですがそれを上回るメリットが多いので、ヒルトンホテルの利用が多い・多くしたいほとんどの人におすすめできる非常に使えるゴールドカードです。
このページでは、大手カード会社に3社勤務した経験を活かして『ヒルトン アメックス プレミアムカード』について以下の流れで全てご紹介します。
- ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードはこんな人におすすめ!
- ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの3つのメリット
- ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの3つの注意点
全て読んでいただければ、契約後に後悔することなく、あなたが本当に選ぶべきクレジットカードかどうかがわかるでしょう。
1. ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードはこんな人におすすめ!
『ヒルトン アメックス プレミアムカード』はアメリカン・エキスプレスと国際的に展開しているホテルチェーンのヒルトンが提携して発行しているゴールドカードで、年会費は税込66,000円です。
大手カード会社に3社勤務し、9千枚のカードを見てきた私の評価は以下のようになります。
以上のように、ヒルトンホテルの利用が多い(これからメインにしたい人も含む)ほとんどの人におすすめできるカードです。
そこで『ヒルトン アメックス プレミアムカード』に興味を持っている方向けに、下記の3つの目的別のおすすめ度を示しました。
あなたの目的 | おすすめ度 |
①ヒルトンなどの高級ホテルに無料で宿泊したい | ◎カードを持つだけで1年更新ごとに1泊無料宿泊、条件達成でもう1泊無料で宿泊できるのでおすすめ! |
②ヒルトンのステータスが簡単な条件で欲しい | ◎カードを持つだけでヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスが提供され、条件達成でダイヤモンドステータスも提供されるのでおすすめ! |
③ヒルトンを有利な条件で利用できる特典・優待の豊富なゴールドカードを使いたい | ◎ヒルトンだけでなくAMEXゴールドカードの特典も数多く利用できるため、どれかに興味を感じたらとりあえず体験することをおすすめ! |
あなたに当てはまる目的をクリックすると、その内容をすぐに見れます。
1-1. ヒルトンなどの高級ホテルに無料で宿泊したい
以前は『ヒルトン・オナーズVISAゴールドカード』や『ヒルトン・オナーズVISAプラチナカード』が提携カードとして発行されていましたが、ヒルトンのゴールドステータスはもらえるもののカードの特典として無料で宿泊はできませんでした。
しかし、新たにAMEXとの提携で発行開始となった『ヒルトン アメックス プレミアムカード』は1年間継続するだけで、ウィークエンド無料宿泊特典1泊分がプレゼントされ、それに加えてプログラム期間中にカードを合計300万円以上利用するともう1泊ウィークエンド無料宿泊特典がプレゼントされます。
コンラッドの東京や大阪でGWやお盆・年末年始の時期では1泊の価格が年会費の66,000円を超えることもあるので、これだけで既に元を取れてしまいます(現状は実質不可ですがコロナ後は海外の対象ホテルでも宿泊できます)
無料宿泊の曜日制限やカードの年会費が気になるなら『旧SPG AMEX』がおすすめ
価値は十分に高いですが、人が多い週末を避けたい・仕事の都合で週末は休めないなど無料宿泊が週末に限定されることが気になる方や、一時的に支払う年会費の高さに抵抗を感じる方もいるでしょう。
『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』(旧SPG AMEX)は年会費49,500円でMarriott Bonvoy(マリオットボンヴォイ)参加ホテルに一泊一室の無料宿泊できる特典がプレゼントされます。
ヒルトンに強いこだわりがなく、高級なホテルに有利な条件で宿泊したいのであれば『旧SPG AMEX』を利用するのもおすすめです。
1-2. ヒルトンのステータスが簡単な条件で欲しい
『ヒルトン アメックス プレミアムカード』は持つだけでヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスが提供されます。
このゴールドステータスを得るためには通常1年間に20回の滞在または40泊が必要で30万円以上はかかると言われています。
航空会社の上級会員資格を得るために何度も搭乗を繰り返すことを“修行”と呼ぶことがありますが、高級ホテルの上級会員資格も同様に何度も宿泊をしてホテル修行をする方がいます。
お金もそうですが、時間も多く必要となるのでクレジットカードの年会費を負担するだけで上級会員資格を得られるのは非常にコストパフォーマンスが高いです。
シルバー以下の会員ランクに比べて、次の4つが優れています。
- 80%のエリートステータス・ボーナス
- お部屋のアップグレード(空室状況による)
- すべてのホテルでの朝食無料サービス
- 「マイルストーンボーナス」
確実にメリットを実感しやすいのは80%のエリートステータス・ボーナスポイントと朝食無料サービスです。
朝食は定価だと税金・サービス料込で3,500円〜5,000円くらいになるので、2人でホテルの利用回数が多くなれば無料になる朝食代だけでカードの年会費の元を取ることもできます。
(例えばコンラッド東京の朝食は5,000円します)
また空室状況によっては予約した部屋よりも上のグレードの部屋に宿泊できるため、1万円を超えるメリットを享受できます。
引用:コンラッド東京
条件を満たせば最上級ステータスのダイヤモンドも獲得できる!
ゴールドステータスでも素晴らしい恩恵を受けられますが、1月から12月の1年間で合計200万円以上利用すると達成年の翌年末までヒルトン・オナーズの最上級のステータス「ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータス」がプレゼントされます。
ゴールドステータスに比べて、さらに以下の特典が良くなったり追加されます。
- 100%のエリートステータス・ボーナス
- プレミアムWi-Fi無料
- お部屋のアップグレードが1ベッドルームスイートまで対象(空室状況による)
- エグゼクティブラウンジの利用
- 48時間客室保証
- エリート会員資格の贈呈
確実にメリットを実感しやすいのは100%のエリートステータス・ボーナスポイントとエグゼクティブラウンジの利用です。
エグゼクティブラウンジはエグゼクティブルームに滞在かダイヤモンドステータスの方しか利用できず、チェックインやチェックアウトを椅子に座ってドリンクを楽しみながらできたり、朝食やアフタヌーンティー・イブニングカクテルなどを無料で楽しめます。
現在はコロナウイルス対策の影響で、お酒・朝食やチェックアウトなど一部のサービスがエグゼクティブラウンジで受けられないことがあります。
また空室状況によっては予約した部屋よりも上のグレードの部屋に宿泊できるため、最高で2万円近いメリットを享受できます(過去にダイヤモンドステータスの方が実際にアップグレードされた事例を元に下図作成。アップされるグレードは保証されません)
引用:コンラッド東京
ゴールドステータスが欲しいだけなら『ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード』もあり
「いきなり高額な年会費を負担するのはちょっと……」「ヒルトンのサービスが好みに合うか分からない」など抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょう。
まずはヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスのメリットを試してみたい方は『ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード』を選んでみるのも手です。
16,500円と年会費の負担がグッと1/4へ減るのに、このカードも持つだけでヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスが提供されます。
1-3. ヒルトンを有利な条件で利用できる特典・優待の豊富なゴールドカードを使いたい
1-1.や1-2. で既にご紹介したように、『ヒルトン アメックス プレミアムカード』は持つだけでヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスが得られたり、条件を満たすと最大2泊の無料宿泊ができます。
この他にヒルトン関係では通常25,000円(税込)の年会費が必要なヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(以下HPCJ)が初年度無料、2年目以降もHPCJ会員資格の有効期限までに手続きすると、HPCJ年会費は10,000円(税込)で更新できます。
HPCJは日本国内17ホテルと韓国2ホテルで以下の優待が受けられる特典プログラムです
- 宿泊は25%割引
- レストランは最大20%割引
HPCJ年会費の支払い後に、国内HPCJ対象ホテルで使える5,000円割引券を2枚(計10,000円分)プレゼントされるので、実質無料で優遇を受けられます(優遇は2年目以降が対象となります※AMEX入会デスクに電話で確認済み)
AMEXゴールドの特典・優待もほぼ利用可能
クレジットカードとしての機能・特典・優待は『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード』とほぼ同じ内容を利用できます。
旅行だけでなくスマートフォンも含む5つのプロテクション、海外旅行時は飛行機遅延を含む高額な補償や保険、国内では28空港ラウンジを同伴者1名も無料で利用できたり、AMEX限定の圓徳院「京都特別観光ラウンジ」も特典対象に含まれます。
プロテクションやサポートだけで年会費以上の価値があるので持ち続けているという人もいるくらい安全・安心が充実しているため、ヒルトン以外の日常生活でのカード利用でも満足を得られやすいでしょう。
その他にも、アメックス・オファーという不定期に開催されるキャンペーンでキャッシュバックなどを受けられます。
1章まとめ
ここまでをまとめると、『ヒルトン アメックス プレミアムカード』は持つだけで圧倒的に有利な条件でヒルトンを利用できるようになるだけでなく、条件を満たせば年会費以上の価格になる繁忙期の週末の宿泊を最大2泊無料で宿泊できるなどヒルトンユーザーには必携と言える1枚です。
それだけでなく、イベントなどのキャンセルやネットショッピングの不正利用に対する完全な補償が充実しているので保険代わりにもできるのでほとんどの人におすすめできます。
これだけ豪華な特典や優待が使えるので年会費66,000円は簡単にそれ以上の価値や体験を得られやすくなり、非常にコスパの良いお金の使い道や投資と言えます。
『ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』公式ページ:
https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/hilton-premium-card/
『ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード』でもヒルトンゴールドステータスがもらえるので、年会費等を気にされる方はこちらがおすすめです。
2章以降は、『ヒルトン アメックス プレミアムカード』についてより詳しくメリットや注意点などを説明するので、読みたい方だけ読んでください。
2. ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの3つのメリット
『ヒルトン アメックス プレミアムカード』は下記の3つのメリットがあります。
- ヒルトン・オナーズ会員のゴールド以上になれる
- ヒルトンのホテルをお得に利用できる
- トラブル時でも安心して生活をしたい(各種保険)
2-1. ヒルトン・オナーズ会員のゴールド以上になれる
『ヒルトン アメックス プレミアムカード』は持つだけでヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスが提供されます。
このゴールドステータスを得るためには通常1年間に20回の滞在または40泊が必要で30万円以上はかかると言われています(コロナ禍の現在は取得条件が若干緩和されています)
航空会社の上級会員資格を得るために何度も搭乗を繰り返すことを“修行”と呼ぶことがありますが、高級ホテルの上級会員資格も同様に何度も宿泊をしてホテル修行をする方がいます。
お金もそうですが、時間も多く必要となるのでクレジットカードの年会費を負担するだけで上級会員資格を得られるのは非常にコストパフォーマンスが高いです。
シルバー以下の会員ランクに比べて、次の4つが優れています。
- 80%のエリートステータス・ボーナス
- お部屋のアップグレード(空室状況による)
- すべてのホテルでの朝食無料サービス
- 「マイルストーンボーナス」
確実にメリットを実感しやすいのは80%のエリートステータス・ボーナスポイントと朝食無料サービスです。
朝食は定価だと税金・サービス料込で3,500円〜5,000円くらいになるので、2人でホテルの利用回数が多くなれば無料になる朝食代だけでカードの年会費の元を取ることもできます。
(例えばコンラッド東京の朝食は5,000円します)
また空室状況によっては予約した部屋よりも上のグレードの部屋に宿泊できるため、1万円を超えるメリットを享受できます。
引用:コンラッド東京
条件を満たせば最上級ステータスのダイヤモンドも獲得できる!
ゴールドステータスでも素晴らしい恩恵を受けられますが、1月から12月の1年間で合計200万円以上利用すると達成年の翌年末までヒルトン・オナーズの最上級のステータス「ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータス」がプレゼントされます。
ゴールドステータスに比べて、さらに以下の特典が良くなったり追加されます。
- 100%のエリートステータス・ボーナス
- プレミアムWi-Fi無料
- お部屋のアップグレードが1ベッドルームスイートまで対象(空室状況による)
- エグゼクティブラウンジの利用
- 48時間客室保証
- エリート会員資格の贈呈
確実にメリットを実感しやすいのは100%のエリートステータス・ボーナスポイントとエグゼクティブラウンジの利用です。
エグゼクティブラウンジはエグゼクティブルームに滞在かダイヤモンドステータスの方しか利用できず、チェックインやチェックアウトを椅子に座ってドリンクを楽しみながらできたり、朝食やアフタヌーンティー・イブニングカクテルなどを無料で楽しめます。
現在はコロナウイルス対策の影響で、お酒・朝食やチェックアウトなど一部のサービスがエグゼクティブラウンジで受けられないことがあります。
アフタヌーンティーではコーヒーやジュースなどのソフトドリンクや、スイーツを頂けます。
上記写真は緊急事態宣言下にコンラッド東京を利用した時で、16時近くとやや遅めだったせいかスイーツの種類が少なく補充もあまり行われていませんでした。
それでもヒルトン・コンラッドクラスのホテルで軽食目的でカフェなどを利用することを考えると、その価値は2,000円は下らないでしょう。
イブニングカクテル(ドリンク)ではそのホテルに入っているレストランが作るオードブルなどの軽食や、ワインなどのお酒やソフトドリンクを頂けます。
緊急事態宣言下だったせいで通常営業時に比べるとラインナップが少ない可能性がありますが、十分夕食代わりにできる食事内容と言えます。
お酒を嗜む人は、エグゼクティブラウンジでの飲酒だけでかなり満足感を得られるでしょう。
また空室状況によっては予約した部屋よりも上のグレードの部屋に宿泊できるため、最高で2万円近いメリットを享受できます(過去にダイヤモンドステータスの方が実際にアップグレードされた事例を元に下図作成。アップされるグレードは保証されません)
引用:コンラッド東京
2-2. ヒルトンのホテルをお得に利用できる
上記のゴールドステータスでもヒルトンのホテルをお得に利用できるようになりますが、その他に『ヒルトン アメックス プレミアムカード』の機能・特典として以下の3つがあります。
- 条件を満たせば年最大2泊ウィークエンド無料宿泊できる
- カードの利用100円につき最大7ポイント貯まる
- ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費が初年度無料などの優遇がある
それぞれの機能・特典についてもう少し詳しくご紹介します。
条件を満たせば年最大2泊ウィークエンド無料宿泊できる
『ヒルトン アメックス プレミアムカード』は以下の条件を満たすと年に最大2泊ウィークエンド無料宿泊できます。
- 1年間カードを継続して持つ
- プログラム期間中にカードを合計300万円以上利用してカードを継続する
1つ目の条件は極めて簡単で、ただ1年間カードを継続して持つだけです。
2つ目はカードの入会日・切替日から毎年1年間のプログラム期間中にカードを合計300万円以上利用して、カードを継続するともう1泊無料宿泊できます。
年間300万円の利用金額が難しく感じる方も次のような日常生活の支払いをこのカードに集中させて、3枚まで無料で発行できる家族カードを配偶者などに使ってもらうことで意外と達成できます。
- 電気・ガス・水道・携帯電話料金・ネットプロバイダ料など
- 病院・薬局・保険・家賃(可能な物件なら)
- コンビニやスーパーなどの買い物
- ホテルなどの宿泊費用、飛行機・新幹線・鉄道定期代などの交通費
- 国民年金・各種税金
※上記の中で200円=3ポイント(通常の半分)の還元率でしかポイントが貯まらない加盟店も含まれます。
仮に300万円の利用が達成できなく1泊分でも、年末年始・GW・お盆などの繁忙期でコンラッドのようなグレードの高いホテルでは年会費66,000円以上の価格になることも珍しくないので十分元が取れます。
あなたが利用予定があるホテルや、これを機に利用したいヒルトンホテルの宿泊価格を公式ページやアプリで確認しておくと良いでしょう。
カードの利用100円につき最大7ポイント貯まる
ヒルトン・ポートフォリオ内のホテルやリゾートでは利用金額100円につき7ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントが貯まります。
ヒルトン以外の日常生活でのカード支払いでも利用金額100円につき3ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントが貯まります(税金や電気・ガス・水道など一部の加盟店では200円につき3ポイントとなります)
1ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントを当ページでは約0.5円相当の価値と判断するため、実質のポイント還元率は1.5%〜3.5%とかなりの高還元率カードです。
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパンの年会費が初年度無料などの優遇がある
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(以下HPCJ)は日本国内17ホテルと韓国2ホテルで以下の優待が受けられる特典プログラムです
- 宿泊は25%割引
- レストランは最大20%割引
通常25,000円(税込)の年会費が必要なHPCJが初年度無料、2年目以降もHPCJ会員資格の有効期限までに手続きすると、HPCJ年会費は10,000円(税込)で更新できます。
HPCJ年会費の支払い後に、国内HPCJ対象ホテルで使える5,000円割引券を2枚(計10,000円分)プレゼントされるので、実質無料で割引の優遇を受けられます(この優遇は2年目以降に適用)
対象のホテルを利用する回数が多ければ多いほど、割引で得られるメリットが多くなります。
2-3. トラブル時でも安心して生活ができる保険代わりになる
『ヒルトン アメックス プレミアムカード』は旅行の時だけでなく、普段の生活でも使える下記のような保険が豊富にあります。
- キャンセル・プロテクション|キャンセル費用を最大10万円補償
- オンライン・プロテクション|ネットショッピングの不正使用分を全額補償
- リターン・プロテクション|商品の返品を最大3万円補償
- ショッピング・プロテクション|オプションの加入で最長1年やノートPCも補償
- スマートフォン・プロテクション|購入後36ヶ月以内の対象となるスマートフォンの破損時修理代金最大3万円補償
年1回どれかの保険に当てはまれば年会費の元を取れることが多いので、生活に関する保険として持ち続けても良いでしょう。
それぞれの保険についてもう少し詳しくご紹介します。
キャンセル・プロテクションでキャンセル費用を最大10万円補償
キャンセル・プロテクションは次の理由で旅行やコンサートに行けなくなってキャンセルをしても、キャンセル費用等の損害を最大10万円まで補償してくれます。
- 急な出張で海外旅行に行けなくなった
- 突然の病気・ケガによる入院等で予約していた旅行をキャンセル
- 突然の病気・ケガによる入院等チケット購入済みのコンサートに行けなくなった
カード会員本人だけでなく、身内の急な不幸や子供の傷害による通院などにも対応しています。
あまりあって欲しくはありませんが、小さいお子さんがいるご家庭では急病による旅行のキャンセルは決して珍しくない出来事かと思います。
通常キャンセル料は全額支払わなければならないので、キャンセル・プロテクションの利用でお金が少しでも戻ってくるのは、家族がいる方には特に安心できる補償でしょう。
オンライン・プロテクション
クレジットカードに付帯する保険で意外とありそうでないのが、このインターネット上での不正使用による損害を全額補償です。
最近クレジットカード番号盗用被害額が増えてきていて、平成28年は88.9億円、平成29年は9月までの統計で130.3億円とクレジットカード不正使用被害の7割以上を占めます。
本人がどんなに注意をしていても、ハッキングなどで盗まれてしまったり使ったお店で番号が流出するなどのトラブルは避けられません。
しかし、オンライン・プロテクションのようなサービスがあれば安心してネットショッピングを楽しむことができます。
American Express SafeKey
オンライン・ショッピングについてはさらに安心・安全に買物ができるように、アメリカン・エキスプレスがワンタイムパスワードにより本人認証を行うサービス「American Express SafeKey」があります。
出典:アメリカンエキスプレス
利用方法は下記の流れになります。
- American Express SafeKey 参加加盟店にてオンライン・ショッピング
- アメリカン・エキスプレスのカードで支払う
- SafeKeyによる本人確認開始
- あらかじめ登録したEメールアドレスにワンタイムパスワードが届くので確認
- ワンタイムパスワードを入力
- 決済完了
利用についての事前の登録は必要なく、オンラインショッピング直前に登録することもできます。
但し、ワンタイムパスワードが登録のEメールアドレスに送信されるので、基本カード会員のみならず、家族カード・追加カード会員も含むアカウント全てに、あらかじめEメールアドレスを登録してあると利用がスムーズに行えます。
リターン・プロテクション
カードで購入した商品の返品を万一購入店が受け付けない場合など適用条件を満たし、購入日から90日以内ならアメリカンエキスプレスに返却することにより、購入金額(1商品あたり最高3万円)をカード会員様の会員口座に払い戻ししてくれます。
ネットで販売しているお店では、型番や容量を間違えたからこちら側が送料を負担するので交換して欲しいと申し出ても返品も交換も受け付けない場合があります。
購入前に十分に確認をしてから買い物をすべきなのは大前提ですが、失敗をしない人間はいないのでリターン・プロテクションがあれば安心して買い物をすることができます。
※対象とならない商品や補償される金額など条件がありますのでカード会社に確認してください
ショッピング・プロテクション|オプションの加入で最長1年やノートPCも補償
「ショッピング・プロテクション」という買い物保険はゴールドカードの中でも最高クラスの年間最大500万円の補償を受けられます。
それに加えて、たくさんあるオプションに加入する事で、通常よりも補償期間を長くしたり保険の対象となる商品を多くできます。
ここでは私が特におすすめする2つのオプションを簡単にご紹介します。
- 「ショッピング・プロテクション・ワイド」|購入日から365日まで補償
- 「家電総合補償制度」|パソコンやテレビなど年20〜50万円まで補償
それぞれ追加の保険料が必要になりますが、高額な商品を複数購入するなどあなたの状況によっては、家電量販店などの保険よりもお得になることがあるので必要に応じて使い分けると良いでしょう。
スマートフォン・プロテクション|購入後36ヶ月以内の対象となるスマートフォンの破損時修理代金最大3万円補償
購入後36ヶ月以内で通信料を少なくとも3ヶ月以上連続して『ヒルトン アメックス プレミアムカード』で支払いをしているスマートフォンであれば、破損した場合に修理代金を最大3万円まで補償が受けられるようになります。
上記支払い条件を満たしていれば『ヒルトン アメックス プレミアムカード』本会員・家族カード会員のスマートフォン1台が対象となります。
ですが、1事故につき5千円の免責金額(自己負担額)があるので、利用したいと考えている方は公式ページで詳細情報を確認してください。
購入した商品に対する保険以外にも、病気・ケガや自動車保険、ゴルフ保険など多数の生活の不安をカバーしてくれる幅広い保険があるので、一度確認してみましょう。
【参考情報】海外旅行や出張時にも安心・便利!
海外へ旅行や出張に行く人に向けて非常に多くの特典や優待があり、これらの活用だけで年会費以上のメリットを受けられます。
安心・安全に関わりお金で評価しにくい内容から、そのサービスを無料や割引料金で利用できるなど金銭面で直接分かりやすい内容まで幅広いです。
現在はコロナ禍でこれらの特典のメリットは当分受けられませんが、現地でのサポートや旅行保険などの安心・安全に関する優待と、無料や割引で利用できる特典の2つに分けて参考情報としてご紹介します。
安心・安全に関する優待
海外旅行中は、「オーバーシーズ・アシスト」という24時間通話料無料またはコレクトコールでレストランの予約をはじめ、医療機関の紹介など緊急時の支援を日本語で相談できるサポートを利用できます。
この「オーバーシーズ・アシスト」を利用するために『ヒルトン アメックス プレミアムカード』を持っている人も多い非常に評判の良いサービスです。
アメックスの一般カード(『ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード』)に付くサポートとの違いは、例えば海外で怪我をして病院を受診したい時に次のような違いがあります。
一般カード「グローバル・ホットライン」 | ゴールドカード「オーバーシーズ・アシスト」 |
病院の名前と場所を教えてくれるだけ 「あなたのいる所から近い場所にA病院、B病院またはC病院があります」 | 受診の手配や救急車などで移動手段を確保してくれる 「A病院で診てもらってください」 「A病院まで行けるように救急車を呼びました」 |
一般カードが情報提供だけのサポートに対して、ゴールドカードは緊急時の対応もサポートしてくれるので、言葉の通じない外国でトラブルに巻き込まれていても安心できます。
ゴールドカードの中で海外旅行保険の条件が総合的に良い
海外旅行保険の条件が他のゴールドカードと比べて総合的に条件が良く、幅広いトラブルに対応しているのがメリットです。
どのくらい条件が良いか、他の有名なゴールドカードと重要度の高いよく使う補償条件を比較しました。
カード名 | 総合評価 | 傷害疾病治療 | 救援者費用 | 携行品損害 | 航空機遅延保険 | 賠償責任 | 旅行中断・キャンセル | 家族特約 | 付帯条件 |
◎ | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ | ◎ | ◎ | 利用 | |
『三井住友カード ゴールド』 | △ | ◯ | ◎ | ◯ | − | ◯ | − | △ | 自動(一部利用) |
『セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード』 | ◯ | ◯ | △ | △ | ◎ | △ | − | ◎ | 自動 |
『JCBゴールド』 | ◯ | ◯ | ◎ | ◯ | ◯ | ◎ | − | △ | 自動(一部利用) |
『ダイナースクラブカード』 | △ | ◯ | ◯ | ◯ | − | ◎ | − | − | 自動(一部利用) |
飛行機の遅れに対する保険だけでなく、旅行をキャンセルした時の保険も付いていて、家族特約の対象者も全カード会社で最も対象となる家族が多いです。
こうした旅行に関する保険は旅行会社の掛け捨て保険に加入することでも補償できますが、旅行に行くたびに保険料を支払わなくてはならず、保険をかける人数・年齢・行き先・期間・補償内容などで金額が大きく変わってしまいます。
『ヒルトン アメックス プレミアムカード』のようなクレジットカードに付く保険はどこへ何回旅行に行ってもカードの年会費の負担だけで保険を受けられ、家族も特約対象者であれば何人でも何歳でも対象になるので保険料を大幅に節約できます。
何度も海外に行く人は保険会社に支払う保険料だけで年間数万円など1回分の旅費になってしまうほど高くなってしまうので、『ヒルトン アメックス プレミアムカード』を持った方がお得です。
ただし、次のどれかに当てはまる場合は保険会社の旅行保険(「治療・救援費用」保険金額「無制限」のプラン)にも加入しておくことを強くおすすめします。
- 医療費の高いアメリカ合衆国へ行く
- 医療水準が低い国へ行く
- 65歳以上の人がいる
『ヒルトン アメックス プレミアムカード』の海外旅行保険の詳しい保険内容を知りたい方は保険情報を参照してください。
また、ゴールドカードに付く海外旅行保険についてさらに詳しい情報を知りたい人は「最高の海外旅行保険が付くゴールドカード4選」も参考になります。
無料や割引で利用できる特典
主に空港利用時に便利で快適に過ごせる特典が無料や割引料金で利用できます。
全て使いこなせればそれだけでカードの年会費以上の価値になるので、対象となる人には特におすすめです。
手荷物無料宅配サービス
国際線を利用する時、帰国時空港から自宅へカード会員の方一人につきスーツケース1個を無料で配送してくれます。
対象空港:成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港
特に帰りはお土産などを購入するとどうしても行きより荷物が多く・重くなり、また旅行や長時間のフライトで疲れも溜まっています。
重くてかさばる荷物を自分で運ばなくても自宅まで無料で配送してもらえば、たとえ1個であっても身軽にすることができ、スムーズに帰宅ができます。
手荷物の配送サービスは1個の片道料金が平均2,000円以上かかるので、年に33回以上このサービスを使う人なら年会費以上に得をします。
その他にダンボールや自転車など、大きな手荷物の場合、カード会員1名につきJALエービーシーの公示価格より1,000円(税込)を割引の大型手荷物宅配優待特典も利用できます。
空港を快適に利用できる
空港においては、下の表のような快適に利用できるサービスがあります。
サービス名 | サービス内容 |
空港パーキング | 対象の空港パーキングで最大38%割引 |
無料ポーターサービス | 出発時は空港の駅改札付近の指定場所やバス停からチェックインカウンターまで、帰国時は到着ロビーから駅改札付近の指定場所やバス停まで、専任スタッフが荷物を運んでくれる |
空港クロークサービス | 中部国際空港の手荷物預かり所で当日荷物を2個まで無料で預けられる |
国内旅行でも下記のような特典・優待を利用できる
空港ラウンジの無料利用
『ヒルトン アメックス プレミアムカード』は国内28空港のラウンジを無料で利用することができます。
空港で搭乗手続きが終わると飛行機に搭乗するまでの時間長く待っていなければなりませんが、ラウンジを利用することで待ち時間を有効に活用できます。
出典:羽田空港
電源・Wi-Fi・ドリンク・軽食を無料で利用できるだけなく、アルコールなどの一部の飲み物やシャワー・マッサージチェアなどを有料で利用できるところもあります。
ラウンジの利用料金は1,000円前後ですが、『ヒルトン アメックス プレミアムカード』と当日の搭乗券を提示することで無料で利用できます。
<『ヒルトン アメックス プレミアムカード』限定!同伴者も1名無料でラウンジを使える>
さらに、他のゴールドカードと違い『ヒルトン アメックス プレミアムカード』はカードを見せるだけで、同伴者も1名無料で空港ラウンジを利用できます。
小さいお子さん連れの家族でも、本会員以外のパートナーが家族カードを持つことで同様に同伴者も1名無料で利用できるため、合計4人までラウンジを無料で利用できて大変便利です。
家族4人で年17回以上ラウンジを利用する人は、それだけで年会費の元が取れる計算になります。
『ヒルトン アメックス プレミアムカード』で使える詳しい空港名を知りたい方は空港ラウンジを参照してください。
その他下記の優待も!
その他、下記のような優待も受けられます。
- レンタカーの割引
- 京都特別観光ラウンジの利用
3. ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの3つの注意点
この章では『ヒルトン アメックス プレミアムカード』の注意点を3つ挙げていきます。
- ヒルトンの宿泊回数が少ないと年会費の元を取りにくい
- ポイントの価値が低めで交換先は実質特典宿泊に限られる
- 限度額の仕組みが特殊
3-1. ヒルトンの宿泊回数が少ないと年会費の元を取りにくい
『ヒルトン アメックス プレミアムカード』は66,000円(税込)とミドルクラスのプラチナカード並の年会費になっています。
あまりいないと思いますが、ヒルトンの宿泊回数が少ないと特典や優待のメリットを十分に受けられず、年会費の元が取りにくくなるので注意が必要です。
AMEXゴールドとしての特典や幅広い保険もメリットですが、やはりヒルトンへ年5回以上は宿泊しないとお得さを実感しにくいでしょう。
年会費が1/4の一般カードでも意外と便利!
下表のように、アメックスの一般カードに相当する『ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード』でも意外とできることは多いです。
ゴールドカードのみ | 一般カードでも対応 |
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まず、ヒルトンをお得に利用してみたい方は『ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード』でもヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスのメリットを十分試せることが分かります。
1年カードやヒルトンホテルを利用してみて、自分に合っていたり上手に使いこなせそうと判断したら『ヒルトン アメックス プレミアムカード』にアップグレードすると良いでしょう。
まずは一休.com経由申し込みで様子を見るのもあり!
いくらお得な特典を利用できるからと言って、年会費が発生するクレジットカードをいきなり作る事に抵抗を感じる方もいるでしょう。
「一休.com」経由でヒルトンなど高級ホテルの宿泊予約ができますが、6ヶ月間で5万円以上の利用でなれるゴールド以上の会員になることでプライベートセールが利用できます。
引用:一休.com
このプライベートセールで案内される宿泊プランはホテル公式サイトからの申し込みよりもかなり安くなる(高額なプランでは最大50%近く!)ため、ヒルトンを始めとする高級ホテルを下記の条件で利用される方にはこちらの方がお得です。
- 1年に数回しか宿泊しない
- お気に入りのブランドとなる高級ホテルを探している
- ポイントをすぐに使いたい(予約時にポイント分を即時割引して使えます)
割引クーポンなどが発行されることもあるためお得感が強く、何らかの事情で宿泊など利用しなくなっても一休.comの会員ランクが下がるだけで特にデメリットはないので安心して安く泊まれます。
まずは下記の公式ページをチェックしてみましょう。
一休.com公式ページ:
一休.comを利用してヒルトン・マリオットグループ・IHG・ハイアットなどの高級ホテルを予算と宿泊地、使いたい部屋の希望などに合わせて実際に何回か宿泊してみましょう。
その上で、ヒルトンを定宿にしたいと思ったら『ヒルトン アメックス プレミアムカード』など提携のカードを作ると良いでしょう。
<【参考情報】旧SPG AMEXとの比較>
高級ホテルを有利な条件で利用できる提携クレジットカードに『旧SPG AMEX(Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード)』があります。
『旧SPG AMEX』ではマリオットボンヴォイ参加ホテル(リッツカールトン、シェラトン、ウェスティンなど)へ持つだけでゴールドエリート資格が付きます。
それぞれ、利用できるホテル数やサービスなどを簡単に比較してみました。
ヒルトン | マリオット | |
ホテル数 | 19 | 71 |
提携クレジットカードに付帯する会員ランク | ゴールド(3/4段階) | ゴールドエリート(3/6段階) |
朝食無料 | ◯ | ー |
子供の特典(朝食無料、ラウンジ料金など) | △ | ◯ |
※2021年5月時点の公式ページなどの情報を元に作成
ホテル数はマリオット系が圧倒的に多く、ラグジュアリー系からリーズナブルな価格まで幅広く対応しているのがメリットです。ヒルトンはラグジュアリー系に集中して泊まりたい方に向いています。
提携カードに無料で付属する会員ランクはヒルトンの方が優れており、数千円する朝食が無料になるのが大きなメリットと言えます。
一方で、子供がいる方はマリオット系の方が無料で利用できるサービスが多く、家族で利用する機会が多い方はこちらの方がお得感があります(ヒルトンは未就学児でなければ無料にならないサービスが多いです)
3-2. ポイントの価値が低めで交換先は実質特典宿泊に限られる
100円の利用で3〜7ポイント貯まり、15カ月以内にカードの利用や宿泊などでポイントが増える限り有効期限が実質無期限なので貯めやすいですが、1ポイントの価値は低め(約0.5円)なので注意が必要です。
交換先自体は下記のように多彩ですが、特典宿泊以外は著しく価値が下がるのでおすすめしません。
- 特典宿泊:約0.3〜1円相当
- 現金+ポイントでの宿泊:約0.3〜1円相当
- マイルへの交換:0.1〜0.15マイル(0.2〜0.3円相当)
- 商品券への交換:約0.05〜0.1円相当
- Amazon.comでの利用:500ポイント=1USD(約0.2円相当)
- 商品への交換:約0.1円相当
現金+ポイントでの宿泊での利用でも特典宿泊と価値自体は同等に近いですが、サービス料や消費税が必要になったり現金+ポイントでの宿泊プランよりも他のプランでより安く泊まれることが多いです。
ポイントの使い道は原則、全額ポイント支払いの特典宿泊にするのがもっともお得です。
ポイントの使い勝手も考えるなら『旧SPG AMEX』がおすすめ
ヒルトンのような高級ホテルでの宿泊以外にもポイントをお得に使いたいなら『旧SPG AMEX(Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード)』がおすすめです。
1ポイントあたりの価値は約0.3円程度ですが、JALやANAなどマイルへの交換で最大1.25%(ユナイテッド航空は1.375%)になるなど、使い勝手は『ヒルトン アメックス プレミアムカード』よりも優れています。
3-3. 限度額の仕組みが特殊
『ヒルトン アメックス プレミアムカード』を始めとするアメックスのカードは利用限度額に一律の制限がないだけでなく、利用状況によって変わるなど他社のクレジットカードとは異なった仕組みです。
固定された金額ではないので、月によっては限度額に達してカードが使えなくなる可能性があります。
ただ、高額な商品を買う時や支払いをする時は「事前承認手続き」という事前に連絡をして入金をする仕組みをアメックスが勧めていて電話1本で簡単に認められることが多いので、一時的にたくさん使う時は他社の一時的な増枠よりも使いやすいというメリットもあります。
利用可能額の確認がオンラインで簡単に!
以前までは、サポートセンターに電話をしないと利用可能額の目安が分かりませんでしたが、現在は公式ページ(オンライン)で簡単にできるようになり、便利になりました。
※このサービスを利用するためには事前に「オンライン・サービス」へ登録が必要です
不正使用防止のため1日に確認できる回数に制限がありますが、自分の好きな時間に確認できるので便利です。
プロの助言
余裕がある時は電話で問い合わせるようにしましょう。
なぜならアメックスは顧客との関係を重視しているため、些細な事でもサポートセンターを利用する事で、よりあなたが便利にカードを使えるように助言をくれたり環境を整えてくれるからです。
4. まとめ
『ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』に関しておすすめできる人や状況、メリット・注意点を解説しました。
『ヒルトン アメックス プレミアムカード』はヒルトンを非常に有利な条件で利用できる特典や優待が非常に多いです。
- ヒルトン・オナーズ会員のゴールド以上になれる
- ヒルトンのホテルをお得に利用できる
- トラブル時でも安心して生活をしたい(各種保険)
AMEXゴールドカードの特典・優待もほぼ使えるため、充実した保険は日常生活でも安心を得られやすく、ヒルトンホテルの利用が多いほとんどの人におすすめです。
『ヒルトン アメックス プレミアムカード』を利用することであなたの生活がより豊かで便利になることを祈っています。
『ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』公式ページ:
https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/hilton-premium-card/
カードのランクは一般カード相当ですが、『ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード』でもゴールドステータスがもらえるので、年会費等を気にされる方はこちらがおすすめです。
カード詳細情報
この章では、『ヒルトン アメックス プレミアムカード』についての詳細情報を表にまとめました。
- 基本情報
- ポイント情報
- 追加カード(電子マネー)情報
- 保険情報
- 空港ラウンジ
- サービス・特典情報(アメリカン・エキスプレス共通)
- サービス・特典情報(アメックス ゴールドカード限定))
- サービス・特典情報(ヒルトン アメックス プレミアムカード限定)
上記でご紹介した他にカードについて細かい情報を知りたい人だけお読みください。
また、参考情報としてヒルトン アメリカン・エキスプレス・カードのグレード別情報簡単比較表を紹介しています。
基本情報
年会費(税込) | 本会員 | 66,000円 |
家族会員 | 3枚目まで無料、4枚目以降13,200円 | |
国際ブランド | American Express | |
締め日・支払日 | アメリカン・エキスプレス社指定日(ただし、同日が金融機関の休日の場合は翌営業日とします) | |
ショッピング | 利用可能枠 | カード会員様お一人おひとりに合わせたカードご利用可能枠 |
支払い方法 | 1回払い、ボーナス・分割払い<事前登録型サービス(入会後3ヶ月以降に登録申し込みできる)>・ペイフレックス<事前登録型サービス(入会後3ヶ月以降に登録申し込みできる) | |
キャッシング | キャッシングおよびお借入れサービスは、2012年6月30日で終了 |
ポイント情報
ポイント名 | ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイント | |
基本ポイント付与 | 100円利用で3P(1P=約0.5円相当):通常利用 ※電気・ガス・水道など公共料金の支払いや国民年金など一部の支払いは200円につき3P 100円利用で7P(1P=約0.5円相当):ヒルトン・ポートフォリオ内のホテルやリゾートで利用 | |
還元率 | 約1.5〜3.5% | |
有効期限 | 実質無期限(過去15カ月間に一度でも獲得があれば都度延長) | |
交換先 | 500P:Amazon.comで1USD分 4,000P〜:寄附 5,000P以上1,000P単位:現金との組み合わせで客室料金との支払い 5,000P〜:特典滞在(無料宿泊) 6,805P〜:電化製品 8,850P~:スポーツ・レジャー用品 9,495P〜:チケット・金券 9,970P~:インテリア・日用雑貨 10,000P〜:食事、ツアー、マッサージなどの特典と交換 10,000P〜:世界各地の30社以上の航空・鉄道パートナーのマイルやポイントに交換(一部の航空会社は1,000P〜) |
追加カード(電子マネー)情報
カード名 | 年会費・発行手数料 | ポイント付与 | 備考 |
ETCカード | 年:無料 発: 935円(税込) | 100円利用で3ポイント | ー |
Apple Pay | 無料 | QUICPay:100円利用で3ポイント | Suicaチャージできるが、ヒルトン・オナーズ・ボーナスポイントは付かない |
プラスEXカード【エクスプレス予約サービス(プラスEX会員)】 | 年:1,100円(税込) | 100円利用で3ポイント | ー |
プライオリティ・パス | ー | ー | ー |
保険情報
海外旅行保険(利用付帯) | 補償条件 | 旅行前に日本国内にてカードで日本出入国のために時刻表に基づいて運行される国際航空機または国際船舶のチケットやパッケージ・ツアーの料金をお支払いになられた場合、海外旅行を目的にご住居(日本国内)を出発されたときから、ご住居にお戻りになるまでの間で、かつ、日本を出国する前日の午前0時から日本に入国した翌日の午後12時(24 時)までの間の旅行期間を補償します。ただし、 日本を出国した翌日から90日後の午後12時(24 時)を限度とします。 また、日本国内でのカードによる購入がなくても、出国後海外で初めて被保険者の公共交通乗用具のチケットの料金をカード会員がカードでお支払いになった場合も、その購入のときから上記補償期間終了までの間)に適用 | |||
傷害死亡・傷害後遺傷害 | 最高1億円 | ||||
傷害・疾病治療 | 最高300万円 | ||||
賠償責任 | 最高4,000万円 | ||||
携行品損害 | 1旅行中50万円(年間限度額100万円) ※自己負担額1回の事故につき3,000円 ※携行品1つあたり10万円限度 | ||||
救援者費用 | 最高400万円 | ||||
家族特約 | 傷害死亡:最高1,000万円、治療:200万円、疾病:200万円、賠償:4,000万円、携行品:50万円、救援者:300万円 | ||||
対象者 | 配偶者様、カード会員と生計を共にするお子様・ご両親などの親族(6親等以内の血族、3親等以内の姻族の方) | ||||
国内旅行保険(利用付帯) | 補償条件 | 国内を旅行中における、カードでチケットなどをご購入の公共交通乗用具に搭乗中の事故、ご予約の上、カードで宿泊料金をお支払いになる旨をお伝えになった宿泊施設での宿泊中の火災・爆発による事故、またはカードで購入された宿泊を伴う募集型企画旅行に参加中の事故によって傷害を受けられた場合に補償 | |||
傷害死亡・傷害後遺傷害 | 5,000万円 | ||||
傷害入院 | ー | ||||
傷害手術 | ー | ||||
傷害通院 | ー | ||||
家族特約 | 1,000万円 | ||||
対象者 | 配偶者様、カード会員と生計を共にするお子様・ご両親などの親族(6親等以内の血族、3親等以内の姻族の方) | ||||
ショッピング・プロテクション | 補償内容 | カードを使って購入した商品の偶然な事故による損害について、商品購入日から90日間補償 | |||
年間補償限度額 | 500万円 | ||||
自己負担額 | (1回の事故につき)10,000円 | ||||
カード盗難保険 | 届出を当社が受け取った日から遡って 60 日目以降に生じたカードの不正使用については、会員は支払責任を負わない | ||||
キャンセル・プロテクション | 補償内容 | 急な出張で海外旅行に行けなくなった場合や、突然の病気、ケガによる入院等で、予約していた旅行をキャンセルしたり、チケット購入済みのコンサートに行けなくなった場合、キャンセル費用等の損害を補償 | |||
年間補償限度額 | 最高10万円 | ||||
自己負担額 | 「1,000円」または「キャンセル費用の10%に相当する額」のいずれか高い額 | ||||
オンライン・プロテクション | 補償内容 | インターネット上での不正使用による損害を全額補償 | |||
American Express SafeKey | オンライン・ショッピングの際に、アメリカン・エキスプレスがワンタイムパスワードにより本人認証を行うサービスです。 万一、第三者が不正に買物をしようとしても、ワンタイムパスワードによる本人認証が必要となるため、カードの不正使用を防止できます。 | ||||
リターン・プロテクション | 補償内容 | アメリカン・エキスプレスのカードでご購入いただいた商品の返品を万一購入店が受け付けない場合、購入日から90日以内の商品の購入金額を払い戻しいたします。 ※1商品につき最高3万円相当額まで、1会員口座につき年間最高15万円相当額までとなります。 ※食品等、対象とならない商品があります。 2023年7月12日より、補償の対象が一部変更になりました。 ・カードで購入した商品の返品を購入店が受け付けない場合に限ります。 | |||
スマートフォン・プロテクション | 補償内容 | スマートフォンの通信料を少なくとも直近3ヶ月以上連続してヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードで決済している購入後36ヶ月以内の本保険の対象となるスマートフォンが破損した場合、修理代金を最大3万円まで補償。 直近3ヶ月連続で通信料を決済している基本カード会員または家族カード会員のスマートフォン「1台」 のみを対象。 ※事故発生毎に、免責金額(自己負担額:1事故につき5千円の免責金額)の適用があります。 | |||
海外航空便遅延費用補償(自動付帯) | 乗継遅延費用 | 1回の到着便の遅延について最高20,000円 | |||
出航遅延、欠航、搭乗不能費用 | 1回の出航遅延、欠航もしくは運休または搭乗不能について最高20,000円 | ||||
受託手荷物遅延 | 1回の受託手荷物の遅延について最高20,000円 | ||||
受託手荷物紛失 | 1回の受託手荷物の紛失について最高40,000円 |
空港ラウンジ
国内空港ラウンジ | 28空港40ラウンジ | [北海道・東北] 新千歳空港 函館空港 青森空港 秋田空港 仙台空港 [中部] 新潟空港 富山空港 小松空港 中部国際空港 [関東] 羽田空港 成田国際空港 [近畿] 伊丹空港 関西国際空港 神戸空港 [中国・四国] 岡山空港 広島空港 米子空港 山口宇部空港 徳島空港 高松空港 松山空港 [九州・沖縄] 北九州空港 福岡空港 長崎空港 熊本空港 大分空港 鹿児島空港 那覇空港 | |||
海外空港ラウンジ | [ハワイ] ダニエル・K・イノウエ空港 | ||||
空港ラウンジ | 同伴者1名様まで無料で利用 |
サービス・特典情報(アメリカン・エキスプレス共通)
特典内容 | ・手荷物空港宅配サービス 海外旅行からのご帰国時に空港からご自宅まで、カード会員お一人様につきスーツケース1個を無料で配送
・大型手荷物宅配優待特典|カード会員1名様につき、JALエービーシーの公示価格より1,000円(税込)を割引
・無料ポーターサービス|出発時は空港の駅改札付近の指定場所やバス停からチェックインカウンターまで、帰国時は到着ロビーから駅改札付近の指定場所やバス停まで、専任スタッフが荷物を運んでくれる
・空港クロークサービス|中部国際空港内手荷物預かり所で当日荷物を2個まで無料で預けられる
・空港パーキング|対象の空港パーキングで割引・優待特典が受けられる
・海外用レンタル携帯電話|レンタル料は半額、通話料も通常の10%割引で利用できる
・指定レンタカー会社にて基本料金より5%オフ
・世界中にあるサービス拠点で旅をサポート[トラベル・サービス・ロケーション]
・新国立劇場|先行購入、チケット郵送、オペラトーク無料
・アメリカン・エキスプレス・コネクト|多彩なカテゴリーの優待特典情報を集約
|
サービス・特典情報(アメックス ゴールドカード限定)
ゴールド専用の特典内容 | ・オーバーシーズ・アシスト|海外でも24時間通話料無料またはコレクトコールで、レストランの予約や医療機関の紹介など緊急時の支援を日本語で電話できる
・カード会員様専用高台寺塔頭 圓徳院「京都特別観光ラウンジ」を利用できる
|
サービス・特典情報(ヒルトン アメックス プレミアムカード限定)
ヒルトンの特典内容 | ・継続する度に、ウィークエンド無料宿泊特典1泊分をプレゼントされる
・カードの入会日・切替日から毎年1年間にカードを合計300万円以上利用のうえ、カードを継続すると、ウィークエンド無料宿泊特典がさらにもう1泊プレゼントされる(家族カードの利用分も合算される)
・所持するだけでヒルトン・オナーズ・ゴールドステータスが提供される(通常1年間に20回の滞在または40泊が必要)
・1月から12月の1年間で合計200万円以上利用すると、達成年の翌年末までヒルトン・オナーズの最上級のステータス「ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータス」が基本カード会員に提供される
・ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン(以下HPCJ)の年会費通常25,000円(税込)が初年度無料。2年目以降もHPCJ会員資格の有効期限までに手続きすると、HPCJ年会費は10,000円(税込)で更新できます。HPCJ年会費の支払い後に、国内HPCJ対象ホテルで使える5,000円割引券が2枚(計10,000円分)プレゼントされる
|
ヒルトン アメリカン・エキスプレス・カードグレード別情報簡単比較表
ヒルトン アメリカン・エキスプレス・カードについて、グレード別に情報を簡単に比較できるよう表にまとめました。
カード名 | 『ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』 | 『ヒルトン・オナーズ アメリカン・エキスプレス・カード』 | |
ポイント還元率(1P=0.5円相当として換算) | 1.5%〜3.5% | 1%〜1.5% | |
年会費(税込) | 本会員 | 66,000円 | 16,500円 |
家族会員 | 3枚目まで無料、4枚目以降13,200円 | 1枚目無料、2枚目以降6,600円 | |
ショッピング | 利用可能枠 | カード会員に合わせたカードご利用可能枠 | |
電子マネー ○ポイントも付く △チャージのみ | QUICPay(Apple Pay) | ◯ | |
SMART ICOCA | △ | ||
国内旅行保険 (利用付帯) | 傷害死亡・傷害後遺傷害 | 5,000万円 家族1,000万円 | 2,000万円 家族1,000万円 |
傷害入院 | ー | ||
傷害手術 | ー | ||
傷害通院 | ー | ||
家族特約対象 | 配偶者様、カード会員と生計を共にするお子様・ご両親などの親族(6親等以内の血族、3親等以内の姻族の方) | ||
海外旅行保険 | 補償条件 | 利用付帯 | |
傷害死亡・傷害後遺傷害 | 最高1億円 家族 1,000万円 | 最高3,000万円 家族 1,000万円 | |
傷害・疾病治療 | 最高300万円 家族 200万円 | 最高100万円 | |
賠償責任 | 最高4,000万円 家族 4,000万円 | 最高3,000万円 | |
携行品損害 | 1旅行中50万円(保険期間中100万円)(免責3,000円) 家族 同上 | 1旅行につき30万円限度/年間100万円限度(免責3,000円) | |
救援者費用 | 最高400万円 家族 300万円 | 最高200万円 | |
家族特約対象 | 配偶者様、カード会員と生計を共にするお子様・ご両親などの親族(6親等以内の血族、3親等以内の姻族の方) | ||
海外航空機遅延保険 | 2〜4万円 | ー | |
ショッピング・プロテクション | 補償限度額 | 年間500万円まで | 年間200万円まで |
自己負担額 | 1回につき10,000円 | ||
リターン・プロテクション | ◯ | ー | |
オンライン・プロテクション | ◯ | ー | |
キャンセル・プロテクション | ◯ | ー | |
スマートフォン・プロテクション | ◯ | ー | |
空港ラウンジ | 国内 | 新千歳空港 函館空港 青森空港 秋田空港 仙台空港 新潟空港 羽田空港 成田国際空港 富山空港 小松空港 中部国際空港 伊丹空港 神戸空港 関西国際空港 岡山空港 米子空港 広島空港 山口宇部空港 松山空港 徳島空港 高松空港 北九州空港 福岡空港 長崎空港 熊本空港 大分空港 鹿児島空港 那覇空港 | |
海外 | ハワイ ダニエル・K・イノウエ空港 | ||
同伴者 | 1名無料 | ||
海外サポート | オーバーシーズ・アシスト | グローバル・ホットライン | |
ウィークエンド無料宿泊 | 1泊:カード継続 1泊:プログラム期間中にカードを合計300万円以上利用のうえ、カードを継続 | 1泊:プログラム期間中にカードを合計150万円以上利用のうえ、カードを継続 | |
ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス提供 | ○ | ||
ヒルトン・オナーズ・ダイヤモンドステータス提供 | 1月から12月の1年間で合計200万円以上利用(本カード会員のみ) | ー | |
ヒルトン・プレミアムクラブ・ジャパン年会費優遇 | 初年度無料 2年目以降:10,000円(税込) | 初年度:10,000円(税込) 2年目以降:10,000円(税込)※会員資格の有効期限までに更新した場合 |
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