「VISAとマスターカードどちらがおすすめなのか」と悩んでいませんか。
VISAとマスターカードはそれぞれ国際ブランドと呼ばれ、クレジットカードで買い物をする際に、カードでの支払いの決済を24時間世界中どこでも利用可能にするシステムを提供しています。
この記事では大手カード会社に3社勤務した私がその経験を生かして、VISAとマスターカードの詳細とそのおすすめカードについて以下の流れで紹介します。
この記事を読むことでVISAとマスターカードとはどのようなカードなのかがわかり、あなたに合ったクレジットカードが必ず見つかります。
3月3日更新
本日より募集を開始した『Likeme♡by saison card』の情報を追記しました。
1. VISAとマスターカードの国際ブランド徹底比較
まず、VISAとマスターカードとは何なのかについて紹介します。VISAとマスターカードは世界で7つあるクレジットカードの国際ブランドのうちの1つです。
国際ブランドとはお店やオンラインショップで買い物をする際に、カードでの支払いの決済を24時間世界中どこでも利用可能にするシステムを提供している会社を指します。
この章では以下の流れで国際ブランドについて解説をし、VISAとマスターカードについて比較を行いたいと思います。
- 使えるお店の数や機能性重視の方におすすめのマスターカード
- 使えるお店の数重視の方におすすめのVISA
- VISAとマスターカードの比較まとめ
どちらの方がおすすめかについてこの章で説明しますが、利用可能な店舗数はさほど変わらないので、迷った場合はApple Payを制限なく利用できるマスターカードの方がおすすめです。
ロゴ | 会員数 | 加盟店舗数 | シェア率 | ポイント | 代表的なカード | |
VISA | ![]() |
◎ | 国内◎・国外◎ | 1位 | 世界各地で高確率で使用可能・Apple Payの利用に制限あり | 『三井住友カード』 |
マスターカード | ![]() |
◎ | 国内◎・国外◎ | 2位 | 海外利用時の為替手数料が最安値になりやすい | 『UCカード(一般カード)』 |
また、VISA、マスターカードは決済機能の使いやすさにこだわっており、シェア率が高く世界中で利用可能なので、「決済カードブランド」と呼ばれることもあります。
VISA、マスターカードは世界中で利用可能なクレジットカードですが、JCBやアメックスと比較すると国際ブランド自体のサービスが劣るため、サービスを重視したクレジットカードが欲しいという方はJCBやアメックスのカードも作ることをおすすめします。
JCBとアメックスのが気になる方は『JCBとアメックスを徹底比較!あなたにベストな1枚が分かる』にそれぞれ国際ブランドの詳細とおすすめカードがあるので参考にしてください。
VISA、マスターカードなどの国際ブランドの加盟店舗数が多い理由としては、加盟店がカードを利用できるようにするためにはクレジットカード会社に以下のように支払う手数料があり、VISA、マスターカードの手数料は低額に設定されているからです。
- VISA・マスターカード:2~3%
- JCB:3~4%
- DinersClub: 4~5%
- AMERICAN EXPRESS: 5%以上
上記のようにVISA・マスターカードは手数料が安く、アメックスやDinersClubは手数料が高いので、アメックスやDinersClubを利用するとお店側からもVISA・マスターカードはないかと聞かれることもあります。
1-1. 使えるお店の数や機能性重視の方におすすめのマスターカード
マスターカードはVISAに負けないシェア率を誇り、VISAが使えるお店であれば大抵のお店で使用可能です。
また、そのほかにもマスターカードには様々な特典が付帯しています。
Apple Payへの対応
マスターカードブランドはApple Payを制限なく利用できます。
Apple Payとは自分のクレジットカード情報をiPhoneに取り込み、コンビニや駅の改札で決済を可能にしてくれるサービスです。
出典:Apple
Apple Payに対応している主なマスターカードは以下の通りです。
- 『Orico Card THE POINT』
- 『dカード』
- 『三井住友カード』
- 『リクルートカード』
世界中でキャッシング可能
VISAと同様に国内外問わず、下記のマークがあるATMではキャッシングすることもできるのでお金を自由に引き出せます。
また、海外でキャッシングをする場合のATMはMastercard NearbyTMというアプリから検索することができます。
1-2. 使えるお店の数重視の方におすすめのVISA
VISA、マスターカードは加盟店舗数が多く、どちらも世界中で利用可能な点については変わりありませんが、シェア率や会員数はVISAの方が多いと言われています。
VISA、マスターカードはクレジットカードが利用可能なお店ならば、ほとんどのお店で使うことができるので不便なく使いたい方におすすめです。
世界中でキャッシング可能
加盟店舗数、国際決済業務、シェア率が世界No. 1で、国内外問わず、クレジットカードが使えるお店ならばほとんどのお店で使うことができます。
また、国内外問わず世界中で下記のマークがあるATMでキャッシングすることもできるので、お金を自由に引き出せます。
VISAのデメリット
VISAのデメリットはApple Payの機能を最大限利用できないということです。
VISAのクレジットカードでもQUICPay・iDでの買い物や、iOSの「Suica」アプリ内でのSuicaチャージは可能です。
しかし、下記の2つのデメリットがあるのでApple Payユーザーは不便です。
- WalletアプリからSuicaがチャージができない(1円単位の細かい金額をチャージできない)
- WebサイトでApple Payで支払いができない
1-3. VISAとマスターカードの比較まとめ
以上がVISAとマスターカードの比較になります。冒頭でも述べた通り、利用可能な店舗数はさほど変わらないので、海外利用時の為替手数料が最安値になりやすいマスターカードの方がおすすめです。
ただ、それでも悩んでしまうという方は次章で紹介する「三井住友カード」がVisaもマスターカードもお得に持てる「デュアル発行」を行っています。
三井住友カードでは、「デュアル発行」というサービスを提供しており、Visaとマスターカードの両方を同時に作ることができ、2枚目のクレジットカードの年会費は割引されます。
例えば、三井住友カードの年会費は通常1,375円(税込)ですが、デュアル発行の場合2枚目の年会費は275円(税込)となり、お得です。
デュアル発行では以下のように2枚目のカードが発行できます。
カードの種類 | 1枚目の年会費(税込) | 2枚目の年会費(税込) | 合計の年会費(税込) |
プラチナカード | 55,000円 | 5,500円 | 60,500円 |
ゴールドカード | 11,000円 | 2,200円 | 13,200円 |
プライムゴールドカード | 5,500円 | 1,100円 | 6,600円 |
エグゼグティブカード | 3,300円 | 550円 | 3,850円 |
クラシックカード | 1,375円 | 275円 ※在学中は無料 | 1,650円 |
上記のように、普通に2枚のカードを持った場合よりもかなりお得にカードを持つことができます。
参考. 発行会社と国際ブランドの違い
上記でも説明した通り、各カード発行会社は国際ブランドと提携することで決済性を高めています。
特にVISAとマスターカードは自社でカードを発行していないので、各カード発行会社がVISAやマスターカードと提携してカードを発行しています。
発行会社
発行会社というのはそのクレジットカードを発行している会社のことです。例えば、「三井住友カード」や「三菱UFJニコス」がそれに該当します。
また、JCB、AMERICAN EXPRESS、DinersClubなどの国際ブランドは自社でもカードを発行しており、そのようなカードを「プロパーカード」と呼びます。
一般的にはカードの裏面に会社名の記載があります。
発行会社はサービス、サポート、利用者の管理など、クレジットカードに関する全ての業務を担当しています。
そのため、カードを紛失したり、限度額を上げたかったりなど、何かトラブルや要望がある場合、サポートデスクの電話番号も会社名とともに裏面に記載されているのでそちらに問い合わせましょう。
2. VISAとマスターカードのおすすめ4選
この章では最もおすすめのVISAとマスターカードのクレジットカードを紹介します。
まず全9,000枚のクレジットカードの中からVISAとマスターカードの年会費無料でおすすめのカードを紹介します。年会費無料のカードを利用している限り、クレジットカードを作っても損をすることがないのでおすすめです。
そしてその中から以下の3つのポイントに優れたVISAとマスターカードのカードを紹介していきます。
- ポイント還元率
- 海外旅行保険
- 審査難易度
以下が全9,000枚のクレジットカードの中から選んだ年会費無料でおすすめのVISAとマスターカードのカード11枚です。
カード名 | ポイント還元率 | 海外旅行保険 | 審査難易度 | 国際ブランド |
『リクルートカード』 | ◎ | ○ | ○ | VISA/マスターカード |
『三井住友カード(NL)』 | △〜◎ | △ | ○ | VISA/マスターカード |
『Orico Card THE POINT』 | ○ | × | ○ | マスターカード |
『横浜インビテーションカード』 | △ | ◎ | ○ | マスターカード |
『Yahoo! JAPANカード』 | ○ | × | ◎ | VISA/マスターカード |
『エポスカード』 | △ | ◎ | ○ | VISA |
『SAISON CARD Digital』 | △ | × | ○ | VISA/マスターカード |
『DCカード Jizile(ジザイル)』 | ◎ | × | ○ | マスターカード |
『VIASOカード』 | △ | ○ | △ | マスターカード |
『dカード』 | ○ |
× | ○ | VISA/マスターカード |
『Likeme♡by saison card』 | ○ |
△ | ○ | マスターカード |
上記がおすすめのVISAとマスターカードのカード11枚ですがこの中で最もおすすめなのは全ての項目に置いて優れている『リクルートカード』です。
2-1. 最もおすすめの年会費無料カード
『リクルートカード』はVISAとマスターカードのどちらでも作れます。迷った場合はApple Payを制限なく利用できるマスターカードをおすすめします。
『リクルートカード』:VISA/マスターカード
『リクルートカード』は全ての年会費無料カードの中で1.2%という最高クラスのポイント還元率です。
さらに、下記のようなリクルートグループではより多くのポイントをもらえます。
- 4.2%:ポンパレモール
- 3.2%:じゃらんnet・Hot Pepper Beauty・ホットペッパーグルメ(ホットペッパーお食事券)
たまったポイントはリクルートグループのサービス利用時に1ポイント=1円から使うこともできますし、Pontaポイントに交換することでローソンなどPonta提携店舗での利用やJALマイルに交換できるので、使い勝手が良いです。
カードに付いている海外旅行保険は旅行代金の一部をクレジットカードで支払うことで、傷害・疾病治療費用が100万円と年会費無料カードの中ではトップクラスに良い条件なので海外でも役に立ちます。
『リクルートカード』公式ページ:
2-2. 年会費無料でポイント還元率の高いおすすめカード
上記の『リクルートカード』もポイント還元率が高いカードでしたが、以下で紹介する『DCカード Jizile(ジザイル)』はさらにポイント還元率が高いカードです。
通常クレジットカードのポイント還元率は0.5%〜1%程度です。例えば、年間100万円の買い物をした際に以下のようになります。
- 0.5%の還元率:5,000ポイント
- 1%の還元率:10,000ポイント
ポイントが高還元であればあるほど、カードを使うお得感を実感できるはずです。
ただし、以下のカードはデメリットもあり、それが気にならない方には非常におすすめです。
- 『DCカード Jizile(ジザイル)』:リボ払い専用カードです。リボ払いが問題ない方におすすめです。
上記のデメリットが受け入れられない方は『リクルートカード』も還元率1.2%でデメリットのないカードなのでおすすめです。
『DCカード Jizile(ジザイル)』:マスターカードのみ
『DCカード Jizile(ジザイル)』は年会費無料カードの中で最もポイント還元率が高いカードで、ポイント還元率は1.5%です。
さらに海外旅行保険も傷害や疾病の補償は物足りませんが自動付帯でついており、ショッピング保険も50万円まで補償してもらえます。
ただ、このカードはリボ払い専用カードなので、リボ手数料を払わずにお得に使いこなすためには毎月電話やネットで支払い金額の変更をしなければいけないので、1番最初に紹介した『リクルートカード』をおすすめします。
『DCカード Jizile(ジザイル)』公式ページ:
※リボ払いに注意
ご覧のように高還元カードは多くのカードがリボ払い専用となっています。
リボ払いとは買い付けた商品の分割分を払うのではなく、毎月支払う金額を決めて支払う方法のことです。
例えば、1万円の買い物をしても10万円の買い物をしても支払いの設定金額が5,000円であれば毎月の支払い金額は5,000円となります。
この時、返済してない分のお金は借金をしている状態なので、当然金利がかかります。そして、リボ払いはカード会社の設定上毎月の返済金額が低くなってしまう傾向にあります。
そのため、毎月の返済金額から利息分が引かれると元金として充当される額が少なくなってしまうのでなかなか返済が終わりません。
以上から、リボ払い専用カードはどんなに還元率が高くても利用には注意が必要です(当ページではカード上級者以外には原則おすすめしません)
2-3. 年会費無料で海外旅行保険の充実したカード2選
通常、年会費無料の一般カードで良い条件の海外旅行保険が付帯しているカードは数えるほどしかありませんが、以下で紹介する『エポスカード』『横浜インビテーションカード』はその中でも条件の良いカードです。
クレジットカードの保険条件の紹介にはよく「最大5,000万円補償」と大きく表示・広告されていることが多いですが、この補償金額はほとんど使う機会のない事故による死亡や後遺障害についてです。
海外では病気や怪我で通院や入院をすると非常に高額の治療費がかかる可能性が高く利用する機会も多いため、海外旅行保険で最も重要な保険は傷害・疾病保険です。
そのため、海外旅行保険目的でクレジットカードを持つのであれば、傷害・疾病保険の補償金額が高いカードを選びましょう。
上記の注意事項のように考えると、VISAのみの発行ですが『エポスカード』が最も安心です。
『エポスカード』:VISAのみ
『エポスカード』は年会費無料クレジットカードの中で最高額の疾病治療費が自動付帯で付く最もおすすめする1枚です。
補償内容は以下のようになっており、保険は自動付帯なので海外旅行にこのカードを持って行くだけで補償の対象になります。
利用条件 | 自動付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高500万円 |
傷害治療費用 (1事故の限度額) |
200万円 |
疾病治療費用 (1疾病の限度額) |
270万円 |
賠償責任 (1事故の限度額) |
2,000万円 |
携行品損害 (1旅行中かつ1年間の限度額) |
20万円 [自己負担:1事故3,000円] |
救援者費用 (1年間の限度額) |
100万円 |
病気時に利用できる「疾病治療」の補償金額が270万円と全ての年会費無料カードの中で最も高いです。
年会費が1万円前後かかることの多いゴールドカードに付く疾病治療の平均が300万円なので、破格の好条件と言える利用者の安全を考えた保険条件です。
また、万一、海外旅行中に不慮の怪我や事故、病気に遭った場合でも「エポスカード海外旅行保険事故受付センター」が電話で24時間いつでも日本語で対応してくれて、キャッシュレスで受診できるなどさまざまなサービスを手配してくれるので、とても安心です。
『エポスカード』公式ページ:
『横浜インビテーションカード』:マスターカードのみ
『横浜インビテーションカード』はジャックスが出しているクレジットカードです。
年会費無料クレジットカードでありながら、持っているだけで保険が適用され傷害疾病治療費などの金額が高いのでおすすめの1枚です。
利用条件 | 自動付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 (1事故の限度額) |
200万円 |
疾病治療費用 (1疾病の限度額) |
200万円 |
賠償責任 (1事故の限度額) |
2,000万円 |
携行品損害 (1旅行中かつ1年間の限度額) |
20万円 [自己負担:1事故3,000円] |
救援者費用 (1年間の限度額) |
200万円 |
緊急アシスタンスサービスにも対応しており、ショッピング保険が年間100万円があるので、安全を重視して利用したい人におすすめです。
『横浜インビテーションカード』公式ページ:
http://www.jaccs.co.jp/service/card_lineup/jaccscard/yokohama/
参考情報
クレジットカードに付く海外旅行保険についてより詳しく知りたい方は「最高の海外旅行保険が付くゴールドカード5選」の記事も参照してください。
2-4. 年会費無料で審査が不安な方におすすめのカード
以下のカードは過去に返済を滞納してしまった方や他社の審査に落ちてしまい、クレジットカードの審査に不安な方におすすめのカードを紹介します。
『エポスカード』:VISAのみ
『エポスカード』はファッションビルなどの商業施設を展開する丸井のグループ会社であるカード会社が発行する年会費無料のカードです。
日本で初めて「クレジット」という名称を使用した「クレジット・カード」を発行しているカード業界の老舗で、他社と違った与信ノウハウを利用して審査しているため断られる確率がわずか8%と非常に低いです(他社平均は24%)
会社の理念として「信用はお客さまと共につくるもの」という与信哲学があるため、30代以下の会員が50%を超えていたり、カード会員の70%以上が女性であるなどより多くの人に利用してもらいたいという意志がある事がわかります。
カードの機能としても非常に優れていて、以下のようにマルイでもお得ですが、マルイ以外でもお得な特典があります。
- 年に4回、マルイで10%の優待期間があります。
- 海外旅行保険で疾病治療保険が年会費無料カード最高額の270万円など実用的な内容
- 最短即日での発行が可能(先にネットで申し込んで審査に通ってから受け取りに行った方が無駄足しなくて済みます)
- ファミレス・カラオケ・映画など全国10,000店舗以上で割引やポイント優遇などの特典を受けられます
『エポスカード』公式ページ:
※有料ですが、作りやすさを重視するのであればマスターカードブランドの『ライフカード(デポジット型)』だとかなりの確率で作れます。
参考:デビットカード
デビットカードは原則審査なしで作ることができます。そのため、年齢などの条件さえ問題なければ誰でも作ることができます。
デビットカードとはクレジットカードと同様にVISAなどの支払い機能を兼ね備えたカードで、ネット決済やお店での決済が可能です。
しかし、以下のようにクレジットカードは利用した際に翌月以降に請求がきますが、デビットカードはクレジットカードと違って利用すると即座に利用金額が銀行口座から引き落とされる即時決済です。
上記のように、デビットカードで利用するのは自分の口座の中のお金で、基本的にお金を借りるような状態になることがありません。
そのため、どうしてもクレジットカードが作れないという方にはデビットカードもおすすめです。
以下のカードは最もおすすめのVISAのデビットカードですが、もっと詳しくデビットカードについて知りたい方は「シーン別おすすめデビットカード10選」にておすすめのカードを紹介しているので参考にしてください。
『Sony Bank Wallet』:VISA
『Sony Bank Wallet(Visa)』はソニー銀行が発行する以下のような特長を持つカードで、全112枚のデビットカードの中で最もおすすめの1枚です。
- 年会費:永年無料
- 還元率:預金残高やソニー銀行との証券取引残高に応じて0.5〜2.0%がキャッシュバック
- 付帯保険:ネットバンク発行のカードでは珍しくショッピング保険、不正利用補償がしっかりと付帯
また、国際ブランドもVISAなので海外でも安心して利用できます。
さらに海外で現地通貨を引き出したい際など、他のデビットカードと比べて海外事務手数料が非常に安くなっています。
そのため、全デビットカードの中で最もおすすめのカードとなっています。
『Sony Bank Wallet(Visa)』公式ページ:
3. VISAとマスターカードの2枚持ちがお得な「三井住友カード」おすすめ6選
VISAとマスターカードのクレジットカードを紹介する際に欠かせないのが、「三井住友カード」です。このカードは先ほども紹介した通り、VISAとマスターカードの2枚持ちがお得になるデュアル発行を行なっています。
特に「三井住友カード」は日本で最初に発行されたVISAのカードで、長年の歴史で得られた経験に基づく確かなサポートや社会的信頼があるという安心感があり、電子マネーiDや「ココイコ!」など支払いが便利でお得になる新しいサービスを利用できる非常に優れたカードです。
この章ではおすすめの「三井住友カード」を紹介します。
- 年会費永年無料&ナンバーレスな最新カード『三井住友カード(NL)』
- 18〜25歳の若者向け『三井住友カード デビュープラス』
- 最もスタンダード『三井住友カード』
- 20代向けゴールドカード『三井住友カード プライムゴールド』
- ステータスカード『三井住友カード ゴールド』
- 最高級ステータスカード『三井住友カード プラチナ』
年会費永年無料&ナンバーレスな最新カード『三井住友カード(NL)』
『三井住友カード(NL)』は2021年2月1日より発行を開始した、Visaのタッチ決済/マスターカードのコンタクトレス決済に対応・ナンバーレスカードで安心してキャッシュレス決済を行える年会費無料のクレジットカードです。
基本的なスペックは上記の『三井住友カード』と同じですが、下記の点が優れています。
- 年会費永年無料
- 最短5分発行(対象者など条件あり)
- 最大5%ポイント還元:タッチ決済/コンタクトレス決済でセブン-イレブン・ローソン・マクドナルドにて支払い時
- 券面にカード番号が書かれていない
コロナ禍で不衛生な現金に代わって安全なキャッシュレス支払いを、より安全にできるタッチ決済(マスターカードはコンタクトレス決済)をカードに番号が書かれていないナンバーレスなカードで行えるという時代のニーズを全て満たす最新の1枚です。
『三井住友カード(NL)』公式ページ:
18〜25歳の若者向け『三井住友カード デビュープラス』
『三井住友カード デビュープラス』は18歳から25歳までの若者向けのカードで、実質年会費無料で使えるクレジットカードです(初年度無料で、次年度以降は年に一回の利用で無料)
このカードを支払いの遅れなどなく使い続けていると下記のゴールドカードに自動で切替えられるので、ゴールドカードを持ちたいと考えている人に最適な1枚です(一般カードへも切り替えできます)
- 『三井住友カード プライムゴールド』:26歳を超えて最初の更新時
- 『三井住友カード ゴールド』:30歳を超えて最初の更新時
それだけでなくどこで使っても利用代金に対して1%のポイントが付与されます。また、入会して最初の3ヶ月間はポイントが2.5%たまります。ただし、海外旅行保険は付帯していないので注意しましょう。
『三井住友カード デビュープラス』公式ページ:
最もスタンダード『三井住友カード』
『三井住友カード』はCMでおなじみの三井住友カードが発行する最もスタンダードなカードです。知名度も高く非常に人気です。
このカードは初年度年会費は無料ですが次年度以降は1,375円(税込)かかります(条件付きで無料)。
ポイント還元率は0.5%で海外旅行保険も少額ですが以下のように付帯しています。
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 (1事故の限度額) |
50万円 |
疾病治療費用 (1疾病の限度額) |
50万円 |
賠償責任 (1事故の限度額) |
2,000万円 |
携行品損害[自己負担:1事故3,000円] (1旅行中かつ1年間の限度額) |
15万円 |
救援者費用 (1年間の限度額) |
100万円 |
バランスのとれたおすすめカードです。「三井住友カード」でどのカードを作るか迷った場合はこのカードがおすすめです。
『三井住友カード』公式ページ:
20代向けゴールドカード『三井住友カード プライムゴールド』
『三井住友カード プライムゴールド』は20代向けのゴールドカードです。満20歳以上30歳未満の方が作ることができ、満30歳になった後、最初のカード更新時よりゴールドカードにランクアップします。
初年度の年会費は無料ですが、翌年以降は年会費が5,500円(税込)かかります。ただし、ショッピングの明細を郵送からWEB明細にして、支払い方法をマイ・ペイすリボ(リボ払い)にすることで1,650円(税込)まで下げることができます。
全国31の空港でラウンジが無料で利用できるようになり、海外旅行保険も最高5,000万円、ショッピング保険も最高300万円まで補償してもらえるなどサービスも申し分ないです。
『三井住友カード プライムゴールド』公式ページ:
ステータスカード『三井住友カード ゴールド』
『三井住友カード ゴールド』は初年度の年会費はインターネットから申し込むことで無料ですが、翌年以降は年会費が11,000円(税込)かかります。
年会費に関してはショッピングの明細を郵送からWEB明細にして、支払い方法をマイ・ペイすリボ(リボ払い)にすることで4,400円(税込)まで下げることができ、ステータスのあるゴールドカードを割安な年会費で持てます。
上記で紹介した『三井住友カード プライムゴールド』の空港ラウンジや保険に加えて、Relux(会員制宿泊予約サービス)で3,000円の割引と情報誌「VISA」「MY LOUNGE」の購読料を無料にできます。
『三井住友カード ゴールド』公式ページ:
最高級ステータスカード:『三井住友カード プラチナ』
『三井住友カード プラチナ』は三井住友カードが発行しているカードで最高のステータスがある招待なしで申し込める年会費55,000円(税込)のプラチナカードです。
以下のようなサービスも付帯しており、基本的なプラチナカードのお得なサービスは付帯しています。
- 世界1,300か所以上の空港ラウンジを無料で利用できるようになるプライオリティ・パスのプレステージ会員になれる
- 高級レストランのコース料理が、2名以上の予約で1名無料になる
国際ブランドもVISAなので似たようなカードの『JCBプラチナ』と比較した際に海外で使いやすく、ポイント還元システムも優れたカードになります。
ただ、招待なしでも申し込めますが、全く三井住友カードが発行しているカードを使ったことがないと審査が非常に厳しくなります(例えば年収は1,000万円以上ないと通らないという口コミが多いです)
より簡単に作りたい人は『三井住友カード ゴールド』などのカードを先に持って、年間100万円〜200万円ほど利用し続け、インビテーション(招待)を受けて申し込むのがおすすめです。
『三井住友カード プラチナ』公式ページ:
4. まとめ
国際ブランドVISAとマスターカードについての説明とおすすめクレジットカードをご紹介しました。
VISAとマスターカードは国際ブランドと呼ばれ、クレジットカードで買い物をする際に、カードでの支払いの決済を24時間世界中どこでも利用可能にするシステムを提供しています。
どちらも利用可能な店舗数は多いので、Apple Payなどの機能がきちんと利用できるマスターカードの方がおすすめです。おすすめのVISAとマスターカードのカードは以下の通りです
年会費無料のおすすめカード
- 『リクルートカード』:VISA/マスターカード
ポイント還元率の高いおすすめカード
- 『DCカード Jizile(ジザイル)』:マスターカードのみ
海外旅行保険の充実したカード
- 『エポスカード』:VISAのみ
- 『横浜インビテーションカード』:マスターカードのみ
審査が不安な方におすすめカード
- 『エポスカード』:VISAのみ
※有料ですが、作りやすさを重視するのであれば『ライフカード(デポジット型)』:マスターカードのみ
参考:デビットカード
デビットカードは原則審査なしで作ることができます。そのため、年齢などの条件さえ問題なければ誰でも作ることができます。
そのため、どうしてもクレジットカードが作れないという方にはデビットカードもおすすめです。
おすすめの「三井住友カード」
VISAとマスターカードのクレジットカードを紹介する際に欠かせないのが、「三井住友カード」です。
このカードは先ほども紹介した通り、VISAとマスターカードの2枚持ちがお得になるデュアル発行を行なっています。
- 年会費永年無料&ナンバーレスな最新カード『三井住友カード(NL)』
- 18〜25歳の若者向け『三井住友カード デビュープラス』
- 最もスタンダード『三井住友カード』
- 20代向けゴールドカード『三井住友カード プライムゴールド』
- ステータスカード『三井住友カード ゴールド』
- 最高級ステータスカード『三井住友カード プラチナ』
以上がおすすめのVISAとマスターカードのクレジットカードです。
あなたの利用状況に合ったVISAとマスターカードのクレジットカードが見つかり、今よりも便利で素敵な生活が過ごせることを祈っています。
(※当サイトへの掲載情報は、できる限り正確であるように精査の上細心の注意を払って作成しておりますが、情報を利用・使用するなどの行為に対して生じたあらゆる損害等について一切補償は致しません。極力サービス内容が変わり次第更新をしますが突然変わりすぐに更新できない可能性もあるため、カードご入会の前には必ずご自身でカード発行元の公式サイトで最新の情報をご確認した後にお申し込み下さい)