クレジットカードでマイルを貯めたいと考えていませんか。
ほとんどの航空会社にはマイレージサービス(マイル)がありますが、実は飛行機に乗らなくてもクレジットカードの利用でもマイルをたくさん貯められます。
しかし、使うとマイルが貯まるクレジットカードについて網羅されているサイトがないため、2024年現在日本で発行されている全129枚を航空会社ごとに一覧表にしてご紹介する記事を作りました。
他ページでは紹介されていないカードも紹介しており、日本一の情報量がある文字通りの【完全ガイド】を自負しています。
JALやANAのような特に枚数の多い航空会社は、年会費の割にマイルを貯めやすいおすすめのクレジットカードも合わせてご紹介します。
また、仕事や趣味で世界を飛び回っている方向けに、複数の航空会社のマイルを貯めることができるジョーカー的存在のクレジットカードもお教えします。
この記事を読むことで、あなたに合ったマイルが貯まるクレジットカードを選べるようになるでしょう。
1. JALカード全35枚とおすすめ5選
現在、カードを利用するとJALのマイルが直接貯まるJALカードは次の全35枚です。
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※SMP=ショッピングマイル・プレミアムの略。ゴールド未満のカードは別に年会費4,950円(税込)が必要、JGC=JALグローバルクラブの略
※1 SMP加入時
※2 提携店利用ポイントをマイルに交換した時の最大値
※3 東急百貨店を含む東急グループでの獲得ポイント数に応じて変動
これら35枚のJALカードの内、年会費の割にマイルが貯めやすいおすすめのクレジットカードは以下の5枚です。
- 『JALカード navi(学生専用)』:18歳以上30歳未満の学生なら必携すべき1枚
- 『JAL CLUB EST』:年1回以上JALの飛行機に乗る全ての20代
- 『JALカード TOKYU POINT ClubQ』:JALカードでもっともマイルを貯めやすい
- 『JALカード CLUB-Aカード』JCB):JGCを最安の年会費で持てる
- 『JAL アメリカン・エキスプレス・CLUB-Aゴールドカード』:JAL航空券の購入などで100円=3マイルたまる
『JALカード navi(学生専用)』
『JALカード navi(学生専用)』は18歳以上30歳未満の学生が申し込みできる唯一年会費無料のJALカードです。
マイル還元率を1%にできるJALショッピングマイルプレミアムの年会費4,950円(税込)も無料という非常に有利な条件で使えるだけでなく、下記のような特典も付きます。
- 特典航空券を通常より最大5割引のマイル数で交換できる
- 入会時に2,000マイルがプレゼントされる
- 在学期間中は、マイルの有効期限が無期限になります
- 通常2,200円するツアープレミアム(割引運賃でも区間マイルの100%がたまる)が無料
- カードに付く保険の条件が普通カードより良くなる
これ以外にもボーナス対象となる外国語検定に合格すると500マイルもらえるなど、特典が盛りだくさんなので、無料でJALマイルをお得に貯めて気軽に国内・海外の飛行機に乗りたい学生におすすめなカードです。
『JALカード navi(学生専用)』公式ページ:
『JAL CLUB EST』
『JAL CLUB EST』は20代限定のJALカードに追加で入会して使えるサービスで、JALカードの年会費の他にJAL CLUB EST年会費として5,500円(税込)かかり、マイル還元率1%です。
年会費は必要ですが、下図のように特典がてんこ盛りなので年1回以上JALの飛行機を乗る人は絶対に得をする素晴らしいクレジットカードです。
出典:JAL CLUB EST
上記で紹介した『JALカード navi(学生専用)』と違って学校を卒業してからでも有利な条件でJALカードを使えて、下記のような『JAL CLUB EST』限定ボーナスが付きマイルやFLY ONポイントが貯めやすいです。
- 入会時、毎年初回搭乗で+1,000マイル
- 搭乗ごとにフライトマイル+5%
- 毎年初回搭乗時+2,000FLY ONポイント
路線がANAしかない、絶対にJALは使いたくないなどよほどの理由がない限りはメリットが大きすぎるので、20代で年に1回以上飛行機を利用する人は作って特典を体験しておくと良いでしょう。
『JAL CLUB EST』公式ページ:
『JALカード TOKYU POINT ClubQ』
『JALカード TOKYU POINT ClubQ』は下記のような利用でマイルやTOKYU POINTがもらえるので最もマイルを貯めやすいカードです。
- 東急グループの利用でマイルの他にTOKYU POINTも同時にたまる
- WAONやPASMOのチャージでマイルやTOKYU POINTがもらえる
- ネットショッピングでTOKYU POINTがたまる
TOKYU POINT加盟店である東急グループ(東急ストアなど)で利用すると、TOKYU POINTとJALマイルが同時に貯まります。
TOKYU POINTは2,000ポイント=1,000マイルでJALマイルに交換できるので、東急グループの利用が多い人はマイル還元率を上げやすくなります。
東急グループを全く利用しない人でも、WAONやPASMOなどの電子マネーがお得に使えてネットショッピングの利用でボーナスマイルがもらえるので、マイルの貯めやすさ(還元率の高さ)を重視する全ての人におすすめです。
『JALカード TOKYU POINT ClubQ』公式ページ:
『JAL CLUB-Aカード』(JCB)
『JALカード CLUB-Aカード』JCB)はスマリボの登録と特典で年会費が1,375円(税込)キャッシュバックされるため、JALグローバルクラブ(JGC。JALの上級会員資格付きクレジットカード)を持つ予定のある方は、他のJALカードに比べて最安値の年会費で持てます。
入会時や毎年初回搭乗ボーナス、搭乗ごとのフライトボーナスマイルの数字がゴールドカードと同じなため、空港ラウンジや海外旅行保険などを他のゴールドカードでカバーできるなら、最もコスパの良い1枚と言えます。
JGCは毎年年会費を支払うことで上級会員資格を維持できるので、少しでも安い年会費で負担を減らしたい方に最適です。
『JAL CLUB-Aカード』(JCB)公式ページ:
JGCにしてもメインカードで使いたい・充実した保険が必要・空港ラウンジを無料で利用したい方は『JAL CLUB-Aゴールドカード(JCB)』を選ぶと良いでしょう。
『JALアメリカン・エキスプレス(CLUB-Aゴールド)』
『JALアメリカン・エキスプレス(CLUB-Aゴールド)』は年会費が他のゴールドカード(Suicaを除く)よりも高いです。
しかし、ゴールドカードで唯一JALグループの対象商品(JALの航空券など)を購入する際に、通常のカード利用に加えて100円につき1マイルがもらえるのでマイル還元率が3%になります。
そのため、JALの航空券を年に16.5万円以上カードで購入する方には最もマイルがたまりやすいおすすめのゴールドカードです。
『JALアメリカン・エキスプレス(CLUB-Aゴールド)』公式ページ:
参考情報
JALカードについてより詳しい内容が知りたい方は「JALクレジットカード全35種の比較とおすすめカード4選」の記事を参照してください。
また、JALカード以外でJALマイルを高還元率で貯められるクレジットカードは以下の4枚です。
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 |
『セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード』 | 11,000円(初年度無料) | 1%〜1.125%(※) |
『セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード』 | 22,000円 | |
『セゾンプラチナ・ビジネス・アメリカン・エキスプレス®️ | 22,000円 | |
『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』 | 49,500円 | 1%~1.25% |
※セゾンカードでJALマイルを最高還元率で貯めるためには「SAISON MILE CLUB」に登録が必要
別に年会費税込が必要
- ゴールド(年会費優遇型は登録不可):9,900円
- プラチナビジネス:5,500円
- プラチナ:5,500円*2024年7月更新・登録分から
ただし、上記カードは2024年から始まった新しいJALグローバルクラブ(JGC)取得のためのJAL Life Statusプログラムを考えると、以前ほど優位とは言えません。
JALカードやJAL NEOBANKからチャージしたJAL Payを使った方が、年会費に対してマイル還元率が高いでしょう。
2. ANAカード全37枚とおすすめ5選
現在、カードを利用するとANAのマイルが効率良く貯まるANAカードは次の全37枚です。
ANAカードは提携先のカード会社のポイントが貯まり、そのポイントを高い交換率でANAのマイルに交換できる仕組みになっています
-スマホの方はスクロールできます-
※1 提携している電子マネーや鉄道などの利用でもらえるポイントをマイルに換えるともっと上がります。
※2 ANA航空券などANAカードマイルプラスでの利用では100円につき2マイル(ゴールド以下では1マイル)が積算されます。
※3『スーパーフライヤーズカード』(SFC)は「プラチナサービス」メンバー以上の人が申し込めるクレジットカードです。
これら37枚のANAカードの内、年会費の割にマイルが貯めやすいおすすめのクレジットカードは以下の5枚です。
- 『ANA JCBカード(学生用)』:年会費などの負担が0円でもっともマイルが貯めやすい
- 『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』:実質年会費無料でANAカードが持てて、メトポへの交換で高マイル還元率やマイル有効期限を延長しやすい
- 『ANA マスター ワイドゴールドカード』:電子マネーへのチャージなどでマイル還元率を高くしやすい
- 『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』:ANA航空券の購入でマイル還元率3%
- 『ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』:ANA航空券の購入でマイル還元率4.5%にでき、多くのアメックスプラチナカードのサービスを使える
『ANA JCBカード(学生用)』
『ANA JCBカード(学生用)』は在学中は年会費無料で、基本マイル還元率1%の非常にコスパの良いANAカードです。
単純なマイル還元率を比べると『ANA学生カード VISA/マスター』の方が高くできますが、マイル移行手数料が毎年6,600円(税込)も必要になり負担が重くなるので、JCBの方がお得に使えます。
それだけでなく、学生カード限定サービスとして下記のような特典があるので、帰省や旅行でANAを使う機会が多い学生には絶対おすすめの1枚です。
『ANA JCBカード(学生用)』公式ページ:
『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』
『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』はPASMOオートチャージやクレジットカードの決済でJCBのOki Dokiポイントが貯まり、PASMOを東京メトロなどで利用すればメトポがもらえて、2つのポイントがたまるクレジットカードです。
貯めたOki Dokiポイントを10マイルのレートで交換するためには年間5,500円(税込)の移行手数料がかかりますが、他ブランドのANA一般カードが6,600円(税込)かかるので少ない負担でマイル還元率を上げられるのがメリットです(移行手数料無料でも0.5%の還元率)
また、メトポは下記のような利用でたまり、100メトポは90マイルに交換できます。
メトポはOki Dokiポイントからも交換できるので、0.3%とマイル還元率が低いOki Dokiボーナスポイントをメトポに交換してからマイルにすることでマイル還元率0.45%に上げることができます。
東京メトロを利用しない方でもANAマイルをメトポに一度交換して、再びANAマイルに交換することで有効期限を延長する「メトロ返し」が使えるメリットがあります。
さらに、持っているだけで毎年年会費相当分の1,000ボーナスマイルがもらえるので、実質年会費無料でANAカードが持てます(※1マイル=2円として計算した場合)
『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』公式ページ:
『ANA マスター ワイドゴールドカード』
『ANA マスター ワイドゴールドカード』はANAと三井住友カードが提携して発行しているANAのゴールドカードです。
VISAよりもおすすめした理由は、チャージしてポイントの付く電子マネーなどの対象が広くて使い勝手が良いためです。
ただし、VISA限定でタッチ決済のキャンペーンが行われることが多いため、あなたのライフスタイルに合わせてお好きな方を選んでください。
『ANA マスター ワイドゴールドカード』公式ページ:
https://www.smbc-card.com/nyukai/ana/
より詳しいメリット(特典詳細など)を知りたい人は「世界一わかりやすい『ANA VISA/マスター ワイドゴールドカード』解説」を参照してください。
『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』
『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』はANAゴールドカードと『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード』の両方のほとんどのサービスを1枚で利用できる便利なカードです。
また、下記のようにANAの航空券の購入ではマイル還元率3%となるので、ANAの航空券の支払いが多い方におすすめなカードです。
- 1%:基本ポイント還元率
- 1.5%〜2%:ANAカードマイルプラス提携店での利用
- 3%:ANA航空券(提携店でのマイルボーナスに加えて、AMEX独自のボーナスポイントが100円につき1ポイント付く)
さらに、ポイントの有効期限がなくマイル交換数の制限もないので、自分のペースでポイントをたくさん貯めてからマイルに交換することでファーストクラスに乗ることもできます。
『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』公式ページ:
https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/ana-gold-card/
より詳しいメリット(特典詳細など)を知りたい人は「世界一わかりやすい『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』解説」を参照してください。
『ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』
『ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』はANAプラチナカードと『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』の両方のほとんどのサービスを1枚で利用できる最高に近い有益なカードです。
ANA航空券を購入した場合は2.5%分のポイントと、ANAカードマイルプラス提携店のボーナスマイルが100円に2マイル付き、合計でマイル還元率4.5%となるのでANAカードで最高の還元率を誇ります。
ほとんどのアメックスプラチナカードの特典を利用できて、ANA利用に関わる特典も下記のように豪華なのでANAのヘビーユーザーには最適の1枚です。
- 入会時・毎年継続時に10,000マイルがもらえる
- 国内線ANAラウンジを無料で利用できる
- 世界1,400か所以上の空港ラウンジを無料で利用できる「プライオリティ・パス」を家族も作れる(最大8名無料で利用可能)
『ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』公式ページ:
https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/ana-premium-card/
参考情報
ANAカードを始めとしたANAマイルの貯まるカードについてより詳しい内容が知りたい方は「ANAのクレジットカード全37種を比較!おすすめカード4選」の記事を参照してください。
3. 国内航空会社のマイルが貯まるカード全5枚
国内のLCC(格安航空会社)でも、カードを利用するとマイルが貯まる提携クレジットカードが5枚あるので、航空会社別にご紹介します。
3-1. スターフライヤー
福岡県の北九州空港に本拠地があるLCCの1つです。
「STAR LINK」という名前のマイルが貯まります。
提携して発行されている下記3種のカードの利用でマイルを貯められます。
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 |
『スターフライヤープレミアムカード』 | 無料(前年利用額が10万円未満の場合、2,200円) | 1% |
『スターフライヤーJCBカード』 | 無料(前年利用額が3万円未満の場合、1,375円) | 0.5% |
『スターフライヤーVISAカード』 | 無料(前年利用額が10万円未満など条件を満たさない場合、1,375円) | 0.5% |
マイルを効率よく貯めたいなら『スターフライヤープレミアムカード』がおすすめです。
3-2. ソラシドエア
宮崎県宮崎市に本社があるLCCの1つです。
「ソラシド スマイルクラブ」という名前のマイルが貯まります。
提携して発行されている下記2種のカードの利用でマイルを貯められます。
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 |
『Solaseed Airカード』 | 1,375円(初年度無料) | 1% |
『Solaseed Airゴールドカード』 | 11,000円 | 1% |
カードの利用で貯まるマイル還元率に差はありませんが、年に20回以上ソラシドエアの飛行機に乗る方は、「ソラシド ファーストメンバーズ」特典※が適用され2,000ボーナスマイルがもらえる『Solaseed Airゴールドカード』がおすすめです。
※2024年9月30日でサービス終了
4. 海外航空会社のマイルが貯まるカード全51枚
カードの利用で、海外の航空会社のマイルが貯まる提携クレジットカードを五十音順で航空会社別にご紹介します。
- アシアナ航空
- エールフランス
- キャセイパシフィック航空
- シンガポール航空
- タイ国際航空
- 大韓航空
- チャイナエアライン
- 中国国際航空(Air China)
- デルタ航空
- ハワイアン航空
- ベトナム航空
- ユナイテッド航空
- ルフトハンザドイツ航空
興味のある航空会社の名前をクリックすると、その航空会社と提携して発行しているクレジットカードの情報が書かれてある場所へ移動します。
2021年7月29日追記修正
三井住友カード系のポイントで下記2社のマイルへ交換ができるようになりました。
- エールフランス・KLT-フライングブルーマイレージ
- ブリティッシュエアウェイズ-エグゼクティブクラブAvios
ただし、マイル還元率は0.25%なので、補助的に利用した方が良いでしょう。
4-1. アシアナ航空
韓国の航空会社でANAと同じスターアライアンスに所属しています。
「アシアナクラブ」という名前のマイルが貯まります。
提携して発行されている下記2種のカードの利用でマイルを貯められます。
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 |
『Asiana Club JCBカード 一般カード』 | 無料〜1,375円 | 1% |
『Asiana Club JCBカード ゴールドカード』 | 6,000円〜11,000円 | 1% |
マイルを効率よく貯めたいなら、フライトや提携店での利用でマイルが貯まりやすい『Asiana Club JCBカード 一般カード』がおすすめです。
4-2. エールフランス
フランスの航空会社でスカイチームに所属しています。
「フライング・ブルー」という名前のマイルが貯まります。
提携して発行されている下記4種のカードの利用でマイルを貯められます。
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 |
『フライング・ブルーVISAカード クラシックカード』 | 無料〜1,375円 | 1% |
『フライング・ブルーJCBカード 一般カード』 | 2,750円〜5,500円 | 1% |
『フライング・ブルーVISAカード ゴールドカード』 | 11,000円(割引可能) | 1% |
『フライング・ブルーJCBカード ゴールドカード』 | 11,000円〜16,500円 | 1% |
カードの利用で貯まるマイル還元率に差はありませんが、年会費を安くしたいなら『フライング・ブルーVISAカード クラシックカード』がおすすめです。
4-3. キャセイパシフィック航空
香港の航空会社でJALと同じワンワールドに所属しています。
2022年8月17日より「アジア・マイル」から「キャセイ」という名前のマイルが貯まります。
提携して発行されている下記2種のカードの利用でマイルを貯められます。
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 |
『キャセイパシフィック MUFGカード ゴールド Mastercard』 | 5,500円 | 1%〜1.5% |
『キャセイパシフィック MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード』 | 27,500円 | 1.5%〜2% |
マイルを効率よく貯めたいなら、『キャセイパシフィック MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード』がおすすめです。
4-4. シンガポール航空
シンガポールの航空会社でANAと同じスターアライアンスに所属しています。
「クリスフライヤー」という名前のマイルが貯まります。
提携して発行されている下記4種のカードの利用でマイルを貯められます。
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 |
『クリスフライヤーVISAカード 一般カード』 | 無料〜2,750円 | 1% |
『クリスフライヤーJCBカード 一般カード』 | 無料〜2,750円 | 1% |
『クリスフライヤーVISAカード ゴールドカード』 | 8,250円〜16,500円 | 1% |
『クリスフライヤーJCBカード ゴールドカード』 | 11,000円〜16,500円 | 1% |
マイルを効率よく貯めたいなら、『クリスフライヤーJCBカード 一般カード』がおすすめです。
4-5. タイ国際航空
タイの航空会社でANAと同じスターアライアンスに所属しています。
「ロイヤルオーキッドプラス」という名前のマイルが貯まります。
提携して発行されている下記4種のカードの利用でマイルを貯められます。
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 |
『ロイヤルオーキッドプラスJCBカード 一般カード』 | 無料〜5,500円 | 1% |
『ロイヤルオーキッドプラスVISAカード 一般カード』 | 無料〜5,500円 | 1% |
『ロイヤルオーキッドプラスJCBカード ゴールドカード』 | 11,500円〜16,500円 | 1% |
『ロイヤルオーキッドプラスVISAカード ゴールドカード』 | 16,550円 | 1% |
マイルを効率よく貯めたいなら、『ロイヤルオーキッドプラスJCBカード 一般カード』がおすすめです。
4-6. 大韓航空
韓国の航空会社でスカイチームに所属しています。
「SKYPASS」という名前のマイルが貯まります。
提携して発行されている下記5種のカードの利用でマイルを貯められます。
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 |
『SKYPASS/JCBカード 一般カード』 | 無料〜1,375円 | 1% |
『SKYPASS DCカード(一般)』 | 1,300円〜3,300円 | 1% |
『SKYPASS/JCB ゴールドカード』 | 6,000円〜11,000円 | 1% |
『SKYPASS DCカード(ゴールド)』 | 8,000円〜11,000円 | 1% |
『SKYPASS MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード』 | 19,000円〜22,000円 | 1%〜2% |
参考情報
大韓航空のマイルが貯まるカードについてより詳しい内容が知りたい方は「大韓航空のマイルの全知識とスカイパスが貯まるおすすめカード2選」の記事を参照してください。
4-7. チャイナエアライン
台湾の航空会社でスカイチームに所属しています。
「ダイナスティ・フライヤー・プログラム」という名前のマイルが貯まります。
提携して発行されている下記のカードの利用でマイルを貯められます。
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 |
『CAL JCBカード 一般カード』 | 無料〜1,375円 | 1% |
『CAL JCBカード ゴールドカード』 | 8,200円〜13,200円 | 1.5% |
4-8. 中国国際航空(Air China)
中国の航空会社でANAと同じスターアライアンスに所属しています。
「フェニックスマイル」という名前のマイルが貯まります。
提携して発行されている下記のカードの利用でマイルを貯められます。
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 |
『Air China Orico Mastercard』 | 2,200円(初年度無料) | 0.67% |
現在はこのカードしかないため、マイルを貯めたいなら、『Air China Orico Mastercard』を選ぶしかありません。
4-9. デルタ航空
アメリカの航空会社でスカイチームに所属しています。
「スカイマイル」という名前のマイルが貯まります。
提携して発行されている下記8種のカードの利用でマイルを貯められます。
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 |
『デルタ スカイマイル JCBカードテイクオフカード』 | 無料〜2,750円 | 1〜2% |
『デルタ スカイマイル JCBカード一般カード』 | 6,600円〜13,200円 | 1.3〜2.6% |
『デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード』 | 13,200円 | 1〜9% |
『デルタ スカイマイル TRUST CLUBゴールド VISAカード』 | 19,800円(初年度条件付き割引あり) | 1.3% |
『デルタ スカイマイル JCBカードゴールドカード』 | 11,000円〜22,000円 | 1.5〜3% |
『デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』 | 28,600円 | 1〜11% |
『デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード』 | 30,800円 | 1.5% |
『デルタ スカイマイル TRUST CLUB プラチナ VISAカード』 | 44,000円(初年度条件付き割引あり) | 1.5% |
参考情報
デルタ航空のマイルが貯まるカードについてより詳しい内容が知りたい方は「デルタ航空のマイルの全知識とスカイマイルが貯まるカード8選」の記事を参照してください。
4-10. ハワイアン航空
アメリカ・ハワイ州の航空会社でJALと提携関係にあります。
「HawaiianMiles(ハワイアンマイルズ)」という名前のマイルが貯まります。
提携して発行されている下記2種のカードの利用でマイルを貯められます。
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 |
『ハワイアンエアラインズVISAカード』 | 3,300円(初年度無料) | 1%〜2% |
『ハワイアンエアラインズVISAゴールドカード』 | 11,000円 | 1%〜5% |
マイルを効率よく貯めたいなら、『ハワイアンエアラインズVISAゴールドカード』がおすすめです。
参考情報
ハワイアン航空のマイルが貯まるカードについてより詳しい内容が知りたい方は「ハワイアン航空のマイル全知識とHawaiianMilesが貯まるカード3選」の記事を参照してください。
4-11. ベトナム航空
ベトナムの航空会社でスカイチームに所属しています。
「ロータスマイル」という名前のマイルが貯まります。
提携して発行されている下記2種のカードの利用でマイルを貯められます。
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 |
『ベトナムエアラインズカード』 | 5,500円(初年度無料) | 1% |
『ベトナムエアラインズゴールドカード』 | 44,000円 | 1% |
カードの利用で貯まるマイル還元率に差がなく、ロータスマイルプログラムの会員レベルもゴールド会員レベルと年会費の割にメリットがありません。
マイルを効率よく貯めたいなら、『ベトナムエアラインズカード』がおすすめです。
4-12. ユナイテッド航空
アメリカの航空会社でANAと同じスターアライアンスに所属しています。
「マイレージプラス」という名前のマイルが貯まります。
提携して発行されている下記13種のカードの利用でマイルを貯められます。
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 |
『MileagePlus JCBカードクラシック』 | 1,375円 | 0.5% |
『MileagePlus UCカード』 | 1,650円 | 0.5% |
『MileagePlus セゾンカード』 | 3,300円 | 0.5%(年会費11,000円税込のマイルアップメンバーズで1.5%) |
『MileagePlus JCBカード』 | 5,500円 | 1% |
『MileagePlus MUFGカード』 | 2,500円〜5,500円 | 1% |
『MileagePlus MUFGカードゴールドプレステージ』 | 13,500円〜16,500円 | 1%〜2% |
『MileagePlus UCカードゴールド』 | 19,800円 | 1% |
『MileagePlus JCBカードゴールド』 | 21,450円 | 1.5% |
『MileagePlus セゾンカードゴールド』 | 33,000円 | 1.5% |
『MileagePlusダイナースクラブ』 | 30,800円 | 1% |
『MileagePlusダイナースクラブファースト』 | 47,300円 | 1%〜1.5% |
『MileagePlusセゾンプラチナカード』 | 55,000円 | 1.5% |
『MileagePlus セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード』 | 55,000円 | 1.5% |
- 『MileagePlus JCBカードクラシック』:カード利用額が年200万円未満
- 『MileagePlus JCBカードゴールド』:カード利用額が年200万円以上
参考情報
ユナイテッド航空のマイルが貯まるカードについてより詳しい内容が知りたい方は「ユナイテッド航空のマイル全知識とマイレージプラスが貯まるカード」の記事を参照してください。
4-13. ルフトハンザドイツ航空
ドイツの航空会社でANAと同じスターアライアンスに所属しています。
「Miles & More(マイルズ & モア)」という名前のマイルが貯まります。
提携して発行されている下記2種のカードの利用でマイルを貯められます。
カード名 | 年会費(税込) | マイル還元率 |
『Miles & More MUFGカード』 | 2,500円〜5,500円 | 1%〜1.2% |
『Miles & More MUFG Card PlatinumAmerican Expressカード』 | 30,800円(マイルステータスによって割引あり) | 1%〜2% |
ルフトハンザドイツ航空のヘビーユーザーでプラチナカードの特典も利用したい方なら『Miles & More MUFG Card PlatinumAmerican Expressカード』がおすすめです。
5. 複数の航空会社のマイルが貯まるカード
この章では、たった1枚のクレジットカードを利用するだけで複数の航空会社のマイルを貯められるカードをご紹介します。
『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』
『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』はカードの利用で貯まるポイントを39社の対象航空会社のマイルに最高1.5%の還元率で交換できます。
具体的な対象航空会社と最高マイル還元率は下記の通りです(五十音順。+をクリックすると見れます)
ほとんどの航空会社の場合、ポイントを3:1のレートで交換できるため通常のマイル還元率は1%ですが、1回の手続きで60,000ポイントを交換すると5,000ボーナスマイルがもらえて+0.25%となり、最高マイル還元率を1.25%にできます(ユナイテッド航空は10,000ボーナスマイルで最高マイル還元率1.5%)
マイル還元率が下がってしまうニュージーランド航空は他の航空会社を利用するか、ホテル+エアマイル パッケージに交換しましょう。
Marriott Bonvoyロイヤルティプログラム参加ホテルのMarriott Bonvoyゴールドエリート会員資格が付くので、系列のホテルの宿泊でレイトチェックアウトや支払い時にボーナスポイントなどの特典があり、ホテル宿泊を快適にできるメリットもあります。
『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』公式ページ:
https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/marriott-bonvoy-premium/
6. まとめ
2024年現在、日本で発行されている使うとマイルが貯まるクレジットカード全129枚を航空会社別に表にしてご紹介しました。
マイルを最も効率よくためられる方法はその航空会社の飛行機に乗ることですが、多くの人は年に何十回も飛行機に乗る機会がないため、提携しているクレジットカードを利用することでマイルを貯めやすくできます。
それぞれの航空会社でおすすめする、マイルが貯まりやすいなど優れたクレジットカードは次の通りです。
JAL
- 『JALカード navi(学生専用)』:18歳以上30歳未満の学生なら必携すべき1枚
- 『JAL CLUB EST』:年1回以上JALの飛行機に乗る全ての20代
- 『JALカード TOKYU POINT ClubQ』:JALカードでもっともマイルを貯めやすい
- 『JALカード CLUB-Aカード』JCB):JGCを最安の年会費で持てる
- 『JAL アメリカン・エキスプレス・CLUB-Aゴールドカード』:JAL航空券の購入などで100円=3マイルたまる
ANA
- 『ANA JCBカード(学生用)』:年会費などの負担が0円でもっともマイルが貯めやすい
- 『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』:実質年会費無料でANAカードが持てて、メトポへの交換で高マイル還元率やマイル有効期限を延長しやすい
- 『ANA マスター ワイドゴールドカード』:電子マネーへのチャージなどでマイル還元率を高くしやすい
- 『ANAアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』:ANA航空券の購入でマイル還元率3%
- 『ANAアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』:ANA航空券の購入でマイル還元率4.5%にでき、多くのアメックスプラチナカードのサービスを使える
スターフライヤー
- 『スターフライヤープレミアムカード』:マイルを効率よく貯めたい人
ソラシドエア
- 『Solaseed Airゴールドカード』:年に20回以上ソラシドエアの飛行機に乗る人
アシアナ航空
- 『Asiana Club JCBカード 一般カード』:フライトや提携店での利用でマイルを効率よく貯めたい人
エールフランス
- 『フライング・ブルーVISAカード クラシックカード』:マイルを効率よく貯めたい人
キャセイパシフィック航空
- 『キャセイパシフィック MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード』:マイルを効率よく貯めたい人
シンガポール航空
- 『クリスフライヤーJCBカード 一般カード』:マイルを効率よく貯めたい人
タイ国際航空
- 『ロイヤルオーキッドプラスJCBカード 一般カード』:マイルを効率よく貯めたい人
大韓航空
- 『SKYPASS MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード』:手間がかかってもカードの年会費割引やマイルを効率よく貯めたい人
チャイナエアライン
- 『CAL JCBカード ゴールドカード』:マイルを効率よく貯めたい人
中国国際航空(Air China)
- 『Air China Orico Mastercard』:マイルを貯めたい人
デルタ航空
- 『デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード』:カード取得初年度にデルタ航空スカイマイル上級会員資格「ゴールドメダリオン」が付き、デルタ航空の利用でマイル還元率を約11%にできる
ハワイアン航空
- 『ハワイアンエアラインズVISAゴールドカード』:マイルを効率よく貯めたい人
ベトナム航空
- 『ベトナムエアラインズカード』:マイルを効率よく貯めたい人
ユナイテッド航空
- 『MileagePlus JCBカードクラシック』:カード利用額が年200万円未満
- 『MileagePlus JCBカードゴールド』:カード利用額が年200万円以上
ルフトハンザドイツ航空
- 『Miles & More MUFG Card PlatinumAmerican Expressカード』:ルフトハンザドイツ航空のヘビーユーザーでプラチナカードの特典も利用したい人
複数の航空会社のマイルを貯めることができるクレジットカードは『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』です。
あなたのライフスタイルに合うクレジットカードを利用して、今よりもっとたくさんのマイルが貯められるようになることを願っています。
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