
たくさん種類のあるおまとめローン、せっかくならしっかり比較して一番いいところに申し込みたいですよね。
実はおまとめローンにはそれぞれ長所・短所があるためあなたの求める条件でしっかりと比較をすることが大切です。
また、2017年5月頃からカードローンの審査が非常に厳しくなったので、より一層慎重に選ぶ必要が出てきました。
このページではおまとめローン徹底比較をしていき、まとめとして総合的なおすすめの2社を紹介していきます。
- おまとめローンをよく比較することが重要な2つの理由
- 徹底比較してわかるおまとめローンおすすめ2選
- しぶしぶ選ぶ消費者金融のおまとめローン2選
- 審査に通る可能性を飛躍的に上げる3つのポイント
- おまとめローンの3つのメリット
- おまとめローンの3つのデメリット
- 「債務整理」と「おまとめ」の徹底比較|どちらが得なの?
本ページを読んで頂ければ、おまとめローンで正しい選択ができ、後悔せずにおまとめができるようになります。
1. おまとめローンをよく比較することが重要な2つの理由
おまとめローンはきちんと比較して、いいものに申し込みをしないと後から後悔します。
それには以下の2つの理由があります。
- 多くのカードローンの審査が厳しくなったから
- 一部のおまとめローンは条件がそこまで良くないから
それぞれの理由を詳しく解説していきたいと思います。
1-1. 多くの銀行カードローンの審査が厳しくなったから
おまとめをするためには審査が必要ですが、銀行カードローンの審査が非常に厳しくなりました。
カードローン業界は2017年5月に状況が大きく変わりました。その結果、特に銀行のカードローンでまとめることが難しくなったので、慎重に選ばなくてはいけなくなりました。
銀行の多くが審査を厳しくしたので、闇雲に申し込んでもほとんど審査に通りません。
おまとめに良いカードローンもたくさんあったのですが、大半は審査に通りにくくなり、おすすめできなくなりました。
銀行が厳しくした理由:国が動いた
銀行は消費者金融のようにきつく規制で縛られていなかったため、たくさんの人が返せる額以上のお金を借りていました。
ある意味、消費者金融以上に簡単に高額なお金を借りられたので、銀行からたくさん借りてお金を返せない人も続出するようになりました。
そして金融庁や総理大臣からも改善を求められた結果、各銀行はおまとめローン(カードローン)の審査を厳しくしたのです。
以下のように連日ニュースでも取り上げられました。
引用:日本経済新聞電子版
そして、銀行のカードローン、特におまとめローンは審査が非常に難しくなりました。
確実に借りたければ穴場のおまとめローンを!
以前は「オリックス銀行カードローン」「楽天銀行カードローン」などが積極的におまとめローンの新規顧客獲得をしていましたが、これらの背景のせいで審査が非常に厳しくなりました。
オリックス銀行に関しては前までホームページに「おまとめ歓迎」と記載されていたのに2017年5月にそれが消えました。
当サイトでもアンケートをとりましたが、これらの銀行には厳しくなった時期の後、31人のうち2人しか通らなくなっていました。
そのため、確実に審査に通りたいのであれば、後ほど紹介するような。今まで積極的に顧客を増やしてこなかった”穴場”の銀行でまとめることが最も確実です。
ちなみに、カードローンは申し込み情報が全て各社の間で共有されます。
審査が厳しいところに申し込みをして、落ち続けると「この人はお金を貸したらまずい人なんじゃないか..」と疑われて審査にますます通りにくくなります。
そのため、なるべく審査が厳しくない銀行に申し込み、1点突破を狙ったほうが確実かつあなたの手間にもなりません。
1-2. 一部のおまとめローンは条件がそこまで良くないから
審査が通りにくくなっていないカードローンの中から選ぶにしても注意が必要です。
理由は、一部のおまとめローンは「条件(金利)が良くないから」です。
おまとめローンを考える多くの方が「まとめることで金利を下げたい」と考えているかと思います。
そんな中で、一部のおまとめローンは金利が高く、そういったところを選んでしまうと、「おまとめをしたら金利が上がった」ということにもなりかねないです。
そのため、金利などをしっかりと見ていくことが大切です。
おすすめは銀行!
おまとめローンをやっている会社には「銀行」と消費者金融がありますが、以下のように基本的に消費者金融は金利が高めです。
サービス名 | 金利 | |
銀行 | 楽天銀行スーパーローン | 1.9%~14.5% |
イオン銀行カードローン | 3.8%~13.8% | |
消費者金融 | アイフル「おまとめMAX」 | 12.0%~15.0% |
アコム「貸金業法に基づく借換え専用ローン」 | 7.7%~18.0% |
銀行で借り入れをしていた方が消費者金融でまとめると高くなってしまうケースもあるので、基本的に銀行のおまとめローンを選ぶようにしておきましょう。
ただ、場合によっては消費者金融でまとめるべき..という方もいるので、そういった方にもけたおすすめを「3.しぶしぶ選ぶ消費者金融のおまとめローン2選」で紹介していきます。
2. 徹底比較してわかるおまとめローンおすすめ2選
おまとめローンを比較しておすすめを選ぶにあたって、当サイトではまず以下の2つの基準どちらかを満たし、「全国どこに住んでいても使える」おまとめローンを9社ノミネートしました。
- おまとめローンの商品があるか
- 「おまとめ」を歓迎しているか(HPなどに記載があるか)
まずは、この9社をユーザーの声も交えながら徹底的に比較をしてきました。
-左右にスクロールできます-
順位 | サービス名 | 総合pt | 金利 | 限度額(万円) | スピード (口コミ) |
審査 (口コミ) |
1 | イオン銀行カードローン | 4.45 ★★★★☆ |
3.8%~13.8% ★★★★★ |
800 ★★★★★ |
3.6 ★★★★☆ |
4.2 ★★★★☆ |
2 | アイフル「おまとめMAX」 (アイフル「かりかえMAX」) |
4.1 ★★★★☆ |
3.0%~17.5% ★★★★☆ |
800 ★★★★★ |
4.1 ★★★★☆ |
4.3 ★★★★☆ |
3 | 三井住友銀行カードローン | 3.95 ★★★★☆ |
4.0%~14.5% ★★★★☆ |
800 ★★★★★ |
4.0 ★★★★☆ |
2.8 ★★★☆☆ |
4 | じぶん銀行カードローン | 3.85 ★★★★☆ |
2.2%~17.5% ★★★★☆ |
800 ★★★★★ |
3.3 ★★★☆☆ |
3.1 ★★★☆☆ |
5 | 楽天銀行スーパーローン | 3.75 ★★★★☆ |
1.9%~14.5% ★★★★★ |
800 ★★★★★ |
3.0 ★★★☆☆ |
2.0 ★★★☆☆ |
6 | 東京スター銀行おまとめローン (東京スター銀行のりかえローン) |
3.56 (3.50) ★★★★☆ |
5.8%~14.8% ★★★★☆ (7.8%~9.8% ★★★★★) |
1000 ★★★★★ |
2.7 ★★★☆☆ (2.1 ★★☆☆☆) |
2.9 ★★★☆☆ (1.9 ★★☆☆☆) |
7 | アコム「貸金業法に基づく借換え専用ローン」 | 3.15 ★★★☆☆ |
7.7%~18.0% ★★☆☆☆ |
300 ★★☆☆☆ |
4.4 ★★★★☆ |
4.2 ★★★★☆ |
8 | プロミス「おまとめローン」 | 3.05 ★★★☆☆ |
6.3%~17.8% ★★☆☆☆ |
300 ★★☆☆☆ |
4.3 ★★★★☆ |
3.9 ★★★★☆ |
9 | アロー「貸金業法に基づく借換ローン」 | 2.75 ★★★☆☆ |
15.00%~19.94% ★☆☆☆☆ |
200 ★★☆☆☆ |
3.1 ★★★☆☆ |
4.9 ★★★★★ |
各評価の基準はページ最後の「参考:各指標の考え方」で紹介しています。
上記のように比較した結果、基本的にイオン銀行がおすすめです。
これ以外のカードローンは「審査が厳しい」「条件がいまいち」などの欠点があるので今回はおすすめには入りませんでした。
特に審査に関しては、各カードローン最近非常に厳しくなったため、このイオン銀行のようなそこまでメジャーではなく積極的な営業をしてこなかった「穴場」のカードローンを使うことがおすすめです。
イオン銀行カードローン
「イオン銀行カードローン」は、イオングループの銀行「イオン銀行」のカードローンです。
飛び抜けた部分はないものの、全体的にスペックが高く、欠点がないためどんな人にもおすすめと言えます。
昨今、銀行のカードローンはまとめるのが難しくなったと言われていますが、イオン銀行はあまり姿勢を変えなかったと多くの方が支持していました。
当サイトでのアンケートでも、「他はダメだったけど、イオン銀行ならまとめられた」という声が多数ありました。
また、多くの方が適用されるであろう、最高金利が「13.8%」とかなり低く、多くの方が金利を下げてまとめることが可能です。
イオン銀行には別に「おまとめローン」というサービスもありますが、基本的に書類の提出が全てWEB上で簡単にできてしまう「カードローン」の利用がおすすめです。
カードローンでもおまとめには十分対応していますし、金利もほぼ変わりません。
運営会社 | イオン銀行 |
金利 | 3.8~13.8% |
審査スピード | 口座があれば即日可(なければ5日程度) |
限度額 | 800万円 |
申し込みページ | http://www.aeonbank.co.jp/ |
3. しぶしぶ選ぶ消費者金融のおまとめローン2選
あくまでも、先ほどのイオン銀行がおすすめですが、どうしてもおまとめをしたい時に以下のような状況の場合は消費者金融を考えても良いでしょう。
- どうしても急いでおまとめをしたい時
- 銀行のカードローンに2社以上連続で落ちた時
これらの場合、銀行でおまとめをするのは困難ですから、消費者金融でまとめることを検討しましょう。
状況に応じたおすすめを紹介していきます。
3-1. どうしても急いでおまとめをしたい時
「銀行のカードローンは郵送などが非常に面倒」「早くカタをつけたいから無人契約機でぱっぱとまとめたい」こんなことを考えている方は、スピード重視の消費者金融を選んでも良いでしょう。
こんな方は「スピード」分野で1位だった「アコム」がおすすめです。
アコム「貸金業法に基づく借換え専用ローン」
『アコム「貸金業法に基づく借換え専用ローン」』は三菱UFJフィナンシャルグループの消費者金融で、最短で即日おまとめの融資を受けることが可能なので急いでいる方におすすめです。
無人契約機で契約をすること可能なので、毎日8:00~22:00(※年末年始は除く)の時間帯に無人機に行き、営業時間内に契約が完了すれば即日融資が可能です。
ユーザーの方の口コミでは、「すぐに借りられた」という声が非常に多かったです。申し込みは電話からのみになるので、(0120-07-1000)に電話の上窓口で契約をしましょう。
運営会社 | アコム |
金利 | 7.7%~18.0% |
審査スピード | 最短即日 |
限度額 | 1~300万円 |
申し込み番号(電話のみ) | 0120-07-1000 |
3-2. 銀行のカードローンに立て続けに落ちた時
銀行のカードローンに立て続けに落ちた方は、消費者金融のおまとめローンに申し込むことが確実です。
一番審査の口コミが良かったのは審査通過率第1位の「アロー」という中堅規模の消費者金融です。
しかし、アローは金利が15.00%~19.94%と全然低くないので、まとめる額によっては金利が上がってしまう恐れがあります。
そのため、あえて審査通過率2位の「アイフル」のおまとめ商品を使うことをおすすめします。
アイフル「おまとめMAX」、「かりかえMAX」
「かりかえMAX」「おまとめMAX」は大手消費者金融のアイフルのおまとめ商品です。消費者金融は銀行よりも審査に通りやすいと言われており、大手の消費者金融の中でも最も熱心におまとめをアピールしているのがこのアイフルです。
「かりかえMAX」と「おまとめMAX」は以下のように住み分けられています。
金利も3.0~17.5%と消費者金融の中では安く借りられる可能性が高いサービスですが、審査は銀行よりも通りやすいので「銀行に落ちた…」という方におすすめです。
アイフルのおまとめ商品基本データ
運営会社 | アイフル |
金利 | 3.0~17.5% |
審査スピード | 最短即日 |
限度額 | 1~800万円 |
申し込みページ |
4. 審査に通る可能性を飛躍的に上げる3つのポイント
上記を参考におまとめローンを選んだら、おまとめローンの審査に通るためには、以下の3つのポイントを守りましょう。
4-1. 申し込みは1社ずつ
あなたがおまとめローンに申し込んだという情報はほぼ全ての貸金業社で共有されます。
そして、短期間のうちにあまりに多くの申し込みをしていると、「この人はよほど切羽詰まっているのか」「他社も落ちたこの人は本当に大丈夫?」という疑問を持たれ通るはずだった審査も落ちやすくなります。
そのため、申し込みは一気に複数社に行うのではなく、通りそうなところから1社1社申し込みを行なっていくことをおすすめします。
4-2. 申し込み時にミスをしないように
申し込み時申告した内容に誤りがあるとそれが原因で落ちる可能性があります。
嘘の申告をしてしまうことはもちろん、うっかりミスで誤った情報を使って申し込んでしまうと「虚偽の申告」と捉えられて一発アウトになる可能性があります。
特に、おまとめローンの時に注意すべきなのが、他社からの借り入れ状況です。
複数社から借り入れを行っていて、どこからいくら借りているかわからなくなってしまっている方もいらっしゃるかと思いますが、きちんと整理をした上で申し込みをすることが重要です。
4-3. きちんとおまとめローンと申告をする
中にはおまとめローンの商品が分かれていないケースも多いので、きちんと「おまとめローン」だと申告しましょう。
申し込み時に「利用用途」の選択肢があればそれを選択、なければ電話での申し込み確認時などに聞いてみましょう。
普通の目的だと「この人こんなにたくさんの会社から借金してるけど大丈夫か…?」と思われてしまいますが、おまとめローンであれば「まとめたいんだな」と事情を理解してもらえます。
ポイントは申し込みのタイミングで「おまとめローンです」と伝えることで、今のローンをまとめたいということを前提で審査をしてくれます。
5.おまとめローンの3つのメリット
ここで、おまとめローン自体がいいのか悪いのかわからない方のためにおまとめローンのメリットデメリットを紹介していきます。
この章ではまず、ユーザーの方が使ってみてわかったおまとめローンの以下の4つの長所を紹介して行きます。
- 毎月の返済が1回になるので管理が簡単!
- 毎月の返済の負担が減る
- 利率が低くなる可能性大!
5-1. 毎月の返済が1回になるので管理が簡単!
おまとめローンに関する良い評判で一番多かったのが返済日がバラバラになっていたのを1日だけに減らせたことで楽になったということです。
上図のように、返済日が1日だけになるので、「いつどこに返済すればいいか」という管理が非常にしやすくなります。
5-2. 毎月の返済の負担が減る
多くのケースで、おまとめローンをすると毎月の返済額を減らすことができます。ちなみに、口コミを投稿してくださった男性は、以下のような状況だったとのことです。
毎月の返済で首が回らなくなっている方にはぜひご活用いただきたいですが、毎月の返済額が減ることは、支払いを続けていく期間も長くなることになります。
利息によっては支払い総額が増えてしまう恐れもあるため、注意が必要です。
5-3. 利率が低くなる可能性大!
一般的におまとめをすることで金利を大きく減らすことができます。金利が減るのには以下の2つの理由があると考えられます。
金利の上限が法律によって決まっているから
利息制限法により借入額ごとに、設定できる金利の上限が以下のように決まっています。
- 10万円未満の場合・・・20%
- 10万円~100万円未満の場合・・・・18%
- 100万円以上の場合・・・・・・・15%
例えば30万円ずつ4社から借り入れをしている方は18%以下の上限になるように法律で守られていますが、それをまとめて1社から120万円にしてしまえば100万円を超えます。
すると法律で15%を超える上限は設定できないため、金利が下がる可能性が大きくなります。
多くの会社が借りれば借りるほど金利を下げるから
多くの銀行で、たくさん借りれば借りるほど金利を下げてもらえる傾向にあります。これは、たくさん借りてくれる優良なお客様を囲い込むことなどが理由として考えられます。
例えば、イオン銀行のカードローンでは以下のように明確に借り入れ金額ごとに金利を定めています。
ご利用限度額 | 金利 |
10万円~90万円 | 11.8~13.8% |
100万円~190万円 | 8.8~13.8% |
200万円~290万円 | 5.8~11.8% |
イオン銀行カードローンで30万円、他社から130万円借りていた場合、全てイオン銀行カードローンに切り替えることで金利を「11.8~13.8%」→「8.8~13.8%」に下げることができます。
条件は有利になりますが、債務整理ではないため信用情報に傷がつきません!
6. おまとめローンの3つのデメリット
反対にユーザーの方からは短所も以下のように3つ挙がりました。
- 支払い総額が高くなる可能性がある
- 意外に審査が厳しい
- 詐欺にあったという声も!
6-1. 支払い総額が高くなる可能性がある
おまとめローンでは1回の返済額が低くなる分、結果として払う利息が上がってしまうという弱点があります。
ちなみに、口コミの男性の状況を簡単に解説すると以下の通りです。
利率は13.8~18.0%から12.8%にガクッと落ちましたが、毎月の返済額が5万円から3万円になったことで返済時期が長くなり、結果として支払う返済額が20万円以上多くなってしまいました。
毎月の負担が減るということは、将来に負担を後回しにしていることと同じなので、毎月の返済額だけでなく、総返済額をきちんと考えた上で申し込みをすることが大切です。
6-2. 意外に審査が厳しい
おまとめローンの審査は通常よりも厳しいと言われています。それは以下の2つの理由があるとされています。
1. あちこちから借金している人だから
おまとめローンを使う人の大半が3社以上から借り入れをしている人です。
そして3社以上から借り入れをしていると、あまり返済計画を立てていなかったり、返済能力に疑問を持たれてしまう可能性が高いです。
おまとめローンが厳しいと言われているのは、「あちこちから借り入れをしている人が申し込む」というのが大きな理由と考えられます。
ちなみに、おまとめローンに限らず一般的に借り入れ件数が多いことはマイナスになります。
1社から100万円借りている人の方が4社から50万円借りている人より信用されると言われるくらいです。
2. 借り入れ金額が大きくなりやすいから
おまとめローンの額は100万円を超えることも多々あります。
貸し手が「この人には10万円なら貸してもいいかな」と思っても、おまとめだと100万円を超える額になってしまうので、普通のカードローンやキャッシングに申し込めば通るような方も落ちてしまう可能性が高いです。
6-3. 詐欺にあったという声も!
おまとめローンを探している方の弱みに付け込んで、悪質な詐欺を働く業者も存在します。そういった業者に引っかかるとコメントをしてくださった方のように保証金や入会金を請求され、送金した瞬間連絡がつかなくなる恐れがあります。
さらに悪質だと、「信用をチェックするために他社から借りて証拠として送金してください」と、他社から借金までさせる業者も存在します。
そういった業者に引っかからないように以下のポイントを意識してください。
- 「金融庁への登録」があるか(登録貸金業者情報検索入力ページで検索が可能)
- 甘い言葉でアピールしていないか(無職OK、ブラック歓迎等)
- 日本貸金業協会が悪質業者としていないか(こちらから悪質業者の検索が可能)
また、このページで紹介するおまとめローンはそういった心配のない業者なのでご安心くださいね。
7. 「債務整理」と「おまとめ」の徹底比較|どちらが得なの?
借金の負担を減らす、一つの手段として、「債務整理」と呼ばれるものがあります。「自己破産」なども債務整理の1種で、以下のように債務整理には主に以下の3つのケースがあります。
概要 | 主なデメリット | |
任意整理 | 裁判所などを通さずに、債権者と借金を減らすように話し合う。 |
|
民事再生 | 住宅ローンを除いた借金総額の20%(最低100万円)を3年間で返済し残りは免除される。 |
|
自己破産 | 裁判所に申し立てて、借金を帳消しにする。 |
|
本章では以上のような内容の「債務整理」と「おまとめ」のどちらが得かを比較していきます。
7-1. 債務整理のメリットと、債務整理を選ぶべき人
債務整理をすると、ブラックリストに入ってしまうなどのデメリットがありますが、メリットとして
- 借金の額が減ったり、帳消しになる
- おまとめローンのように審査に無理して通る必要がない
などが挙げられます。
そのため、以下のような方は債務整理をしてしまった方がいいかもしれません。
- まとめても返せる見込みがない方
- 一本化の審査になかなか通らない方
- 5~10年なら新たな借金やクレジットカード作成をしなくても大丈夫な方
債務整理をすると借金だけでなく多くのものを失う恐れがあります。もし債務整理をしようと思う方は、お近くの弁護士の方に相談してみましょう。
7-2. おまとめのメリットと、おまとめを選ぶべき人
おまとめすると、借金が大きく減るわけではありませんが、債務整理と比較して「信用情報に傷がつかない」という大きなメリットがあります。
おまとめローンで返済しやすくして、きちんと返していけば今後も新たな借金やクレジットカードを作成できます。
そのため、以下のような方はなるべく債務整理に頼らずに、まずはおまとめローンで完済を目指して審査だけでも受けてみることをおすすめします。
- 完済できる望みを持っている方
- 今後ライフスタイルに合わせて、ローンやクレジットカードの作成を行いたい方
8. さいごに
おまとめローンを比較しながら紹介してきましたがいかがでしたか。おまとめローンは最近、各社審査を厳しくしたので申し込むべき会社が大きく変わりました。
ユーザーの声などを考えると、わたしはまずはは「イオン銀行カードローン」です。以下のカードローンでまとめることが無難だと考えています。
以上を参考にあなたにぴったりなおまとめローンを選んでいただければと思います。
あなたが最高の形でローンをまとめられることを心から祈っています。
参考:各指標の考え方
ちなみに総合ポイントは以下の4つの指標の平均値としています。
指標 | 基準 |
①金利 | 最高金利・最低金利の中央値で計測
|
②限度額 | 限度額の高さで計測
|
③スピード | スムーズに借りられたかを100人のユーザーからの口コミで計測。 調査の詳細は「おまとめローンの特徴とおすすめ4選|100人の評判まとめ」にまとめています。 |
④審査通過率 | 審査に通過できたかを100人のユーザーからの口コミで計測。 調査の詳細は「おまとめローンの特徴とおすすめ4選|100人の評判まとめ」にまとめています。 |