ダイナースとアメックス、どちらのカードを作るか悩んでいますね。
ダイナース、アメックスいずれもステータスが高く、サービスが豊富なカードとして有名です。しかし、年会費も非常に高いため両方のカードを持つのはあまり効率的でありません。
そこでこの記事では大手カード会社に3社勤務した私がその経験を生かして、ダイナースとアメックスの違いについて以下の手順で紹介していきます。
この記事を読むことでアメックスとダイナースどちらを持てば良いのかベストな決断をできるようになります。
1. ダイナースとアメックス徹底比較
この章ではまず、以下のようにダイナースとアメックスの基本情報を比較します。
カード | ランク | カード名 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 申し込み条件 |
アメックス | 一般 | 『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』 | 月会費1,100円 | 0.3〜1% 最大3%にするには3,300円の有料プログラムへの参加が必要 | ー |
ゴールド | 『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード』 | 39,600円 | 0.47〜3% | ー | |
プラチナ | 『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』 | 165,000円 | 0.47〜3% | ー | |
ブラック | 『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』 | 550,000円 | 0.47〜3% | 招待制 | |
ダイナース | ゴールド | 『ダイナースクラブカード』 | 24,200円 | 0.4〜1% | カード会社所定の基準を満たす方 |
ブラック | 『ダイナースクラブ プレミアムカード』 | 143,000円 | 0.8〜2% | 招待制 | |
ブラック | 『ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカード』 | 550,000円 | 0.8〜2% | 招待制 |
上記のような違いがあるダイナースとアメックスですが、この章では以下の観点に従ってさらに比較を行います。
- 年会費
- 利用可能店舗数
- ポイント還元率
- 知名度
- サービス
この章では同じゴールドランクに位置する『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード』『ダイナースクラブカード』で比較を行います。
1-1. 年会費
年会費ですが、以下のようになっています。
- 『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード』:39,600円(税込)
- 『ダイナースクラブカード』:24,200円(税込)
年会費に関してはダイナースの方がお得に持てます。
1-2. 利用可能店舗数
日本国内においてはアメックスもダイナースも利用可能店舗数はそんなに変わりありません。
なぜなら、どちらのカードも日本ではJCBと提携しており、多くのJCB利用可能店舗で使うことができます。
アメックスは利用可能店舗数(加盟店数)を非公表にしているため正確には分かりませんが、ニルソンレポートでは取り扱い高がダイナースよりも多いです。
1-3. ポイント還元率
ポイント還元率は交換先によって、次のような違いがあります。
- アメックス:0.3%〜1%
- ダイナース:0.4%〜1%
ただ、アメックスは年間3,300円(税込)の参加費がかかりますが、「メンバーシップ・リワード・プラス」に登録することで最大3%にできます。
そのため、下記対象加盟店・サービスで1年間(毎年9月1日から8月31日)に165,000円以上支払いをするなら、参加費分以上のボーナスポイントがもらえると考えられます。
*それぞれ対象外となる店舗・サービス・商品があるため、詳細はアメリカン・エキスプレス公式ページで最新の情報を確認してください。
アメックスは国税など税金の支払いに直接使うとカードの利⽤200円につき通常ポイント1ポイントと還元率が半減してしまいますが、対象加盟店ボーナスポイントプログラムに登録してAmazonギフト券を購入後Amazon Payで支払うと還元率3%と直接カード払いする時に比べて6倍に上げられるため、多くの方にメリットがあります。
また、アメックスもダイナースもそれぞれ用意されているショッピングモールが提携している店舗でお得にポイントを貯めることができます。
それぞれ以下のような違いがあります。
- アメックス:「メンバーシップリワードボーナスポイントパートナーズ」というショッピングモールで、高級ショップが多いです。
- ダイナース:「ダイナースクラブポイントモール」はヤフーショッピング、楽天、エクスペディア、じゃらんなどなど身近なショップが多いです。
1-4. 知名度
アメックスとダイナースでは、圧倒的にアメックスの方が知名度は上と言えます。
ダイナースに関しては、ほとんどの富裕層の方は知っていると思いますが、そうでない方は名前すら知らないことが多いです。
それに対して、アメックスは世界的に名の知れたステータスカードと言えます。
1-5. サービス
アメックスとダイナースのサービスについてですが、どちらも非常に豊富なサービスがついており、サービスの優劣を決めるのは難しいと言えます。
ゴールドカード級ではほぼ同様と判断できますが、将来的にブラックカードの取得を目指すのであれば、世界でも最上級カードと判断されるのは『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』であり、アメックスの方がサービスが良いと言えます。
アメックスの代表的な付帯サービス
アメックスのサービスは以下の通りです。
- ゴールド・ダイニング by 招待日和:一部のコースメニューを2名以上で予約すると1名分が無料
- プライオリティ・パス:国内外1,400か所以上の空港ラウンジが利用可能
- キャンセル・プロテクション:急な病気などで旅行などに行けない場合、キャンセル費用等の損害を年間最高10万円まで補償
- リターン・プロテクション:購入日から90日以内の適用条件を満たす商品の購入金額を払い戻し
- ショッピング・プロテクション:購入日から90日以内に生じた破損・盗難等の損害を、1名様年間最高500万円まで補償
アメックス特有のサービスとしては、リターン・プロテクションやショッピング・プロテクションが挙げられます。
ダイナースカードの代表的な付帯サービス
ダイナースカードのサービスは以下の通りです。
- エグゼクティブダイニング:一部のレストランでコースを会員を含む2名以上で利用すると1名分が無料
- スムーズ ダイニング:専用デスクに予約すると、当日はカードの提示もサインも不要で外食ができる
- 料亭プラン:通常は予約が難しい高級料亭をダイナースクラブが会員に代わって予約
- ショッピング・リカバリー:購入日から90日以内に誤って破損してしまったり盗難などに遭った場合、年間500万円まで補償
- 海外緊急アシスタンスサービス:海外滞在中の急な病気やケガでも24時間相談を受け付けてくれて医療サポートを受けられる
サインレス・スタイルなどはダイナースカード特有のサービスです。
1-6. まとめ
上記の内容をまとめると、それぞれ下表のようになります。
アメックス | ダイナース | |
年会費 | △ | ○ |
利用可能店舗数 | ほぼ同じ | |
ポイント還元率 | △〜◎ | ◯ |
知名度 | ◎ | △ |
サービス | ほぼ同じ |
このことから、以下のような方におすすめということがわかります。
- 『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード』:ステータス重視の方
- 『ダイナースクラブカード』:コスパ重視の方
基本的にはこの観点で、自分にあったカードを選びましょう。
2. ハイステータスカード比較
この章では『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』『ダイナースクラブ プレミアムカード』について紹介します。
ダイナースは、下位のカードを利用して利用実績を積み重ねていく必要があるので、これらのカードが欲しい人はそれを見据えてカードを選ぶ必要があります。
アメックスの最上級である、『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』に関しては招待基準が以下のように非常に厳しく、日本でも保有者が推定8,000人ほどしかいないので比較対象からは外しました。
『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』:年収1,000万円以上でカード利用も年間1億円前後必要なカード
そのため、ブラックカードが欲しいならば『ダイナースクラブ プレミアムカード』を目指すことをおすすめします。
ただ、世界最高峰のステータスカードが欲しい方は『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』を目指すことをおすすめします。
2-1. 『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』
『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』は1993年に日本で最初に発行されたプラチナカードです。
年会費が165,000円(税込)と非常に高いですが、他社のプラチナカードに比べて、特に下記のような点が優れているので、利用する項目が多ければ多いほど年会費以上にメリットが得られます。
そして、「メンバーシップ・リワード・プラス:3,300円(税込)」「メンバーシップ・リワード ANAコース:5,500円(税込)」の年会費が無料なので、対象加盟店の利用ではANAマイル還元率3%にできるなどポイントが貯まりやすい・価値を高くしやすいです。
以前の取得方法は原則インビテーション(招待)のみでしたが、2019年4月5日以降公式ページより直接申し込みができるようになっています。
『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』公式ページ:
https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/platinum-card/
いきなり作る自信がない方は『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』や『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード』を先に作り、年100万円以上を使い招待を待つのも1つの手です。
『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』
『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』はアメックスが直接発行している一般カードです。
月会費が1,100円(税込)かかるため、他社のゴールドカード並の下記のような特典やサービスを利用できます。
- 年3万円までのスマートフォン保険
- 空港のカードラウンジを無料で使える|1人1,000円前後の利用料金が必要な国内28空港のカードラウンジを無料にできる
- 世界1,400か所以上の空港ラウンジ利用サービス年会費が無料|通常99米ドルが必要
また、普段の生活でもコンビニやガソリンスタンドでキャッシュバックなどのキャンペーンがたくさん行われているので、上手に使いこなせれば月会費以上に得をしやすいカードです。
『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』公式ページ:
『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード』
『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード』は年会費が39,600円(税込)かかりますが、年会費以上の特典やサービスを利用できるゴールドカードです。
国内外約250店のレストランにて、所定のコースメニューを2名以上で予約すると1名分のコース料理代(最高約25,000円)が無料となる「ゴールド・ダイニング by 招待日和」を利用できます。
これ以外にも次のような特典があります。
- 飛行機の遅れや海外旅行・コンサートなどのキャンセルに対する保険が付く
- 世界1,400か所以上の空港ラウンジを年2回無料で使える
その他にも旅行を割引料金で予約できるなどここでは紹介しきれないほど特典が非常に豊富にあり、特に海外へ出張や旅行に行く回数が多ければ年会費の高さは気にならないでしょう。
『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード』公式ページ:
https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/gold-preferred-card/
2-2. 『ダイナースクラブ プレミアムカード』
『ダイナースクラブ プレミアムカード』は最高級のステータスカードのうちの1つで、「ブラックカード」に分類されることもあるほどのステータスが高いカードです。
ダイナースクラブで特徴的なカードの利用可能枠に一律の制限がないことに加えて、カードの利用1件100円につき2ポイントたまり、1,000ポイントが1,000マイルに交換できるのでカードの利用で得をしやすい条件となっています。
ただし、マイルの交換に関しては次のような改悪が続いています。
最近マイルへの交換制限が下記のように厳しくなりメリットが少なくなってきました。
- ANAマイルへの交換:年40,000マイルまで(2018年12月21日から)
- 大韓航空・ユナイテッド航空・デルタ航空へのマイル移行レート半減(2,000ポイント=1,000マイル)と交換年120,000マイルor140,000マイルまで(2020年2月1日から)
カードとしての機能もコンシェルジュサービスを始め下記のような豊富な保険が付くので、旅行時を中心に安心して生活を送れます。
- 外貨盗難保険:最高10万円
- キャンセルプロテクション:最高20万円
- ゴルファー保険:最高1億円
- 交通事故傷害保険/賠償責任保険付き:最高10万円/最高1億円
補足:取得方法
一般的に言われている『ダイナースクラブ プレミアムカード』の招待条件は以下の通りです。
- 『ダイナースクラブカード』で年間100万円以上利用する
- カード会社や提携先(ANA、BMW)から優良な顧客と判断される
- 既に『ダイナースクラブ プレミアムカード』を持っている会員からの紹介
一昔前までは年収1,000万円以上の経営者、芸能人、政治家、医者、弁護士、有名企業の管理職など社会的地位がある方で『ダイナースクラブカード』の年間利用金額が多い方にしか招待が届きませんでした。
現在では招待を受けられる条件がかなり易しくなっており、『ダイナースクラブカード』で年間100万円以上利用するのが一般的に最も確実でしょう。
『ダイナースクラブカード』
『ダイナースクラブカード』は券面がゴールドではありませんが、最もステータスの高い上級ゴールドカードと見なされることが多いです。
そのため、全ゴールドカード中作るのが最も難しいですが、その分使い勝手や特典が非常に豪華です。
将来、圧倒的なステータスを持つ『ダイナースクラブ プレミアムカード』を持つためにも是非とも持っておきたい一枚です。
『ダイナースクラブカード』公式ページ:
参考:『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』
『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』はブラックカードの代名詞とも呼ばれるカードです。世界一のステータスを誇るカードで日本でも推定8,000人ほどしか保有者がいません。
年会費は550,000円(税込)で入会金に550,000円(税込)かかります。また、入会時にはプラスチック製のカードが届きますが、あとでチタン製のカードに交換することができます。
家族カードを無料で発行できるのですが、家族のチタンカードも無料で発行可能です。
『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』特有のサービス
以下に『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』特有のサービスを紹介します。
ファイン・ショッピング
国内の提携有名ブランドショップで、営業時間外でも買い物ができます。
国内航空券アッパーシートプログラム
アメックスで国内線航空券を普通運賃で買った場合でも、JALはファーストクラス、ANAはスーパーシートプレミアムに無料で変更してくれます。
VIPエアポートサービス
海外での入出国時にゲートで現地係員が出迎えをしてくれて、入国レーンの通過をサポートしてくれます。
誕生日プレゼント
誕生日の日にプレゼントが送られて来ます。
過去には革のペンケースなども送られて来ました。
エアポート送迎サービス(海外)
海外の各空港とホテルの間を車で往復*無料送迎してくれます。
また、海外旅行の際は国内でも往復*無料送迎してくれます。
*2024年2月1日以降サービス内容変更
メンバーシップ・リワード
『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』にもメンバーシップ・リワードと呼ばれるポイントシステムがあります。
そして、このカードの場合はポイント交換商品に「宇宙旅行」や「アルファロメオ」があります。
- 宇宙旅行:2,200万ポイント(22億円のカード利用)で宇宙旅行に行くことができます。
- アルファロメオ:500万ポイント(5億円のカード利用)でアルファロメオと交換可能です。
また、ポイントの有効期限は無期限となっています。
『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』の作り方
このカードの場合、年収よりも資産やカードの利用実績を見ていると言われています。
一般的に言われている『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』の招待条件は以下の通りです。
プラチナ・カード会員の中から利用実績及び利用店舗、職業や資産額(年収)などで審査を受けたうえで、選定された人に招待案内が送られる。
上記のように年収だけで判断されるわけではありません。
『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』を所持した上で、アメックス公式ページで紹介されているカードでの年間利用額やアメックスでの累計利用金額が重要と言えます。
参考:『ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカード』
(公式な券面画像データがないため、不掲載)
『ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカード』は2021年6月にSNS上に情報が出たダイナースの新しいブラックカードで、入会金550,000円(税込)、年会費550,000円(税込)とセンチュリオンと並んで日本で最高峰のステータスカードと言えるでしょう。
SNS上に出ている主な情報は下記の通りです。
- メタル(金属製)カード
- コンパニオンカードとして『TRUST CLUB ワールドエリートカード』を無料で持てる
- プライベートコンシェルジュ
- GINZA SIX、三越伊勢丹「ザ・ラウンジ」など商業施設のVIPラウンジの利用
- 年1回1名、高級レストランへ招待
- アマン東京などラグジュアリーホテルへ年1回プレゼント
『ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカード』の取得方法
『ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカード』は完全招待制(インビテーション制)でその招待条件は不明ですが、年会費の金額から『センチュリオン』と同等の基準と予想され、下記で紹介する『ダイナースクラブ プレミアムカード』保持の上、それなりの決済頻度・金額が必要と推測します。
加えて、カード利用者の年収だけでなく職業や資産、利用している店舗などダイナースが総合的に判断して招待に値する人へ通知や案内をしていると思われます。
補足:上記のカードを持つためには2つのステップを踏もう
上記のような、一部の選ばれた方でなければ持つことのできないようなハイステータスカードを持つためには以下の2つの手順が必要です。
- 持ちたいカードにランクアップできるカードをメインカードにする
- 利用実績を作る
この2つの手順をしっかり踏まなければ一部のハイステータスカードを手に入れることは困難です。
持ちたいカードにランクアップできるカードをメインカードにする
持ちたいカードにランクアップできるカードをメインカードにし、たくさん利用することでインビテーション(招待)を受ける必要があります。
このようにプラチナカードなどのハイステータスカードを持つためには、そのカードにランクアップできるカードをメインカードにし、たくさん利用しインビテーションを受ける必要があります。
利用実績を作る
また、持ちたいカードにランクアップできるカードをメインカードにし、しっかりと利用する際に当然ながら、綺麗な利用実績を作る必要があります。
綺麗な利用実績は以下のようにすることで作れます。
- 少額の会計でも積極的にカードを利用する:利用金額と回数が多いほど良質な利用実績を作ることができます。
- 返済で延滞をしない:返済の延滞をした情報はきちんと記録され、返済に対してだらしのない人という利用実績ができてしまい、カード会社からの印象を悪くします。
持ちたいカードにランクアップできるカードをメインカードにしても利用実績が悪ければ、インビテーションは来ないので注意しましょう。
3. まとめ
アメックスとダイナースの比較についてご紹介しました。
ダイナース、アメックスいずれもステータスが高く、サービスが豊富なカードとして有名です。しかし、年会費も非常に高いため両方のカードを持つのはコスパが良くありません。
基本的な違いは以下の通りです。
カード | ランク | カード名 | 年会費(税込) | ポイント還元率 | 申し込み条件 |
アメックス | 一般 | 『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』 | 月会費1,100円 | 0.3〜1% 最大3%にするには3,300円の有料プログラムへの参加が必要 | ー |
ゴールド | 『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード』 | 39,600円 | 0.47〜3% | ー | |
プラチナ | 『アメリカン・エキスプレス・プラチナ・カード』 | 165,000円 | 0.47〜3% | ー | |
ブラック | 『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』 | 550,000円 | 0.47〜3% | 招待制 | |
ダイナース | ゴールド | 『ダイナースクラブカード』 | 24,200円 | 0.4〜1% | カード会社所定の基準を満たす方 |
ブラック | 『ダイナースクラブ プレミアムカード』 | 143,000円 | 0.8〜2% | 招待制 | |
ブラック | 『ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカード』 | 550,000円 | 0.8〜2% | 招待制 |
また、アメックスとダイナースはそれぞれ以下のような方におすすめと言えます。
- 『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード』:ステータス重視の方
- 『ダイナースクラブカード』:コスパ重視の方
招待が必要なハイステータスカードに関しては以下のようになっています。
- ブラックカードが早く欲しいならば『ダイナースクラブ プレミアムカード』を目指すことをおすすめします。
- 招待を得るのは難しいけれども、世界最高峰のステータスカードが欲しい方は『アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード』を目指すことをおすすめします。
あなたが、アメックスとダイナースで自分にあったカードを作れることを祈っています。