ダイナースを持つ5つのメリット|公式ページよりもわかりやすく解説!

ダイナースのメリットについて気になっていませんか。

ダイナースは世界的に有名なステータスカードで、メリットも把握しきれないほど非常にたくさんあり、カードを使いこなすのは非常に難しいと言われています。

そこでこの記事では大手カード会社に3社勤務した私がその経験を生かして、ダイナースのメリットについて以下の手順で紹介していきます。

  1. ダイナースはこんな方が使うべき
  2. ダイナースの5つのメリット
  3. ダイナースの2つのデメリット

この記事を読むことでダイナースのメリットに関して、すべてのことが分かるようになり、アメックスをより一層お得に利用することができます。

1. ダイナースはこんな方が使うべき

この記事ではダイナースのメリットやデメリットについて紹介していきます。

ダイナースは非常に年会費も高いカードとして有名ですが、以下のような方はそのメリットを最大限に教授することができます。

  • カードの限度額を気にせず使いたい
  • エグゼクティブダイニングなどカードの特典をよく使う
  • 海外に行く機会が多い

1つでも当てはまるならおすすめです。

ダイナースの詳細を説明する前にダイナースとはどういったカードなのかを紹介します。

『ダイナースクラブカード』

ダイナースクラブカードの券面(タッチ決済対応)

ダイナースクラブカード』は券面がゴールドではありませんが、最もステータスの高い上級ゴールドカードと見なされることが多いです。

そのため、全ゴールドカード中作るのが最も難しいですが、その分使い勝手や特典が非常に豪華です。

将来、圧倒的なステータスを持つ『ダイナースクラブ プレミアムカード』を持つためにも是非とも持っておきたい一枚です。

『ダイナースクラブカード』公式ページ:

https://www.sumitclub.jp/entry_form/diners_lp/

上記の『ダイナースクラブカード』を利用し続けていると、さらにステータスが高く、サービスの充実した『ダイナースクラブ プレミアムカード』の招待が来ます。

基本的なサービス内容はほとんど同じですが、『ダイナースクラブ プレミアムカード』特有のメリットもあるので気になる方は下記にてしっかりと確認しましょう。

『ダイナースクラブ プレミアムカード』

ダイナースクラブ プレミアムカードの券面(タッチ決済対応)

『ダイナースクラブ プレミアムカード』は2大ブラックカードのうちの1枚で、日本で最高級のステータスカードです。

年会費は143,000円(税込)と割高ですが、限度額に制限がなく戦車も買えるクレジットカードと評されています。また、マイルの還元率が2%の高還元カードとも言われています。

2018年12月21日からANAマイルへは年40,000マイルまでしか交換できなくなりました。

『ダイナースクラブ プレミアムカード』特有のサービス

以下に『ダイナースクラブ プレミアムカード』特有のサービスを紹介します。

コンシェルジュサービス

このカードには専任の秘書のようなサービスを24時間対応してくれるコンシェルジュサービスが必ず付帯しています。

ホテル、レストラン、新幹線、航空券、ライブチケットなどの予約や手配だけでなく、旅行の観光案内や調べ物、トラブルにも対応してくれます。

また、医療相談、介護相談、弁護士照会サービス等、全て把握するのが困難なくらい豊富なサービスがあるので何か困った際に電話で相談してみるのもおすすめです。

誕生日プレゼント

誕生日の日にプレゼントが送られます。

過去に、手帳やガラス製の写真立てが届いたという声を聞きました。

賠償責任危険担保特約

これは日常生活で発生する損害賠償リスクに備える特約です。

自転車屋自動車で他人に怪我をさせてしまったり、他人のものを壊してしまった際に、会員、家族など3親等以内に限りますが、最大1億円まで補償してくれます。

『ダイナースクラブ プレミアムカード』の作り方

一般的に言われている『ダイナースクラブ プレミアムカード』の招待条件は以下の通りです。

  • ダイナースクラブカード』で年間100万円以上利用する
  • カード会社や提携先(ANA、BMW)から優良な顧客と判断される
  • 既に『ダイナースクラブ プレミアムカード』を持っている会員からの紹介

一昔前までは年収1,000万円以上の経営者、芸能人、政治家、医者、弁護士、有名企業の管理職など社会的地位がある方で『ダイナースクラブカード』の年間利用金額が多い方にしか招待が届きませんでした。

現在では招待を受けられる条件がかなり易しくなっており、『ダイナースクラブカード』で年間100万円以上利用するのが一般的に最も確実でしょう。

『ダイナースクラブカード』公式ページ:

https://www.sumitclub.jp/entry_form/diners_lp/

『ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカード』

(公式な券面画像データがないため、不掲載)

『ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカード』は2021年6月にSNS上に情報が出たダイナースの新しいブラックカードで、入会金550,000円(税込)、年会費550,000円(税込)とセンチュリオンと並んで日本で最高峰のステータスカードと言えるでしょう。

SNS上に出ている主な情報は下記の通りです。

  • メタル(金属製)カード
  • コンパニオンカードとして『TRUST CLUB ワールドエリートカード』を無料で持てる
  • プライベートコンシェルジュ
  • GINZA SIX、三越伊勢丹「ザ・ラウンジ」など商業施設のVIPラウンジの利用
  • 年1回1名、高級レストランへ招待
  • アマン東京などラグジュアリーホテルへ年1回プレゼント

『ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカード』の取得方法

『ダイナースクラブ ロイヤルプレミアムカード』は完全招待制(インビテーション制)でその招待条件は不明ですが、年会費の金額から『センチュリオン』と同等の基準と予想され、下記で紹介する『ダイナースクラブ プレミアムカード』保持の上、それなりの決済頻度・金額が必要と推測します。

加えて、カード利用者の年収だけでなく職業や資産、利用している店舗などダイナースが総合的に判断して招待に値する人へ通知や案内をしていると思われます。

2. ダイナースの5つのメリット

また、ダイナースには主に下記の5つのメリットがあります。

  • ステータスが高い
  • カードの利用枠に制限がなくポイントが無期限でたまる
  • 1人分の料金が無料になるなど食事に関する優待が充実している
  • 海外旅行が快適にできるサービスが多い
  • 旅行保険が充実している

メリット1. ステータスが高い

ダイナースは日本で最初に設立されたクレジットカード会社で、以前は富裕層(持ち家で、大企業の役職者や医師・弁護士といった高年収で社会的地位の高い人)しかカード会員になれませんでした。

現在は申し込み対象の基準がやや下がっていますが、ハイステータスカードとして認識されており、券面は白金色ですが上級ゴールドカードとして見なされます。

国内での評価は最もステータスの高いゴールドカードとして、海外での評価は『アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード』に次ぐステータスの高いゴールドカードと判断されることが多いです。

メリット2. カードの利用枠に一律の制限がなくポイントが無期限でたまる

ダイナースの最も大きなメリットとしてカードの利用金額に一律の制限を設けておらず、利用で貯まるダイナースクラブ リワードポイントには有効期限がないことが挙げられます。

また、カードの利用金額に一律の制限がないため、カードを使えば使うほどポイントがどんどん貯まります。貯めたポイントは様々な商品や航空会社のマイルなど多彩な特典に交換できます。

メリット3. 1人分の料金が無料になるなど食事に関する優待が充実している

ダイナースは、特に食に力を入れていてレストランや料亭での優遇が豪華です。

ダイナースにはエグゼクティブダイニングと呼ばれる次の2つの優待プランがあります。

プラン名店舗優待内容
通常プラン全店舗対象会員様を含む2名様以上で所定のコース料理をご利用いただくと、1名様のコース料金が無料
グループ特別プラン対象レストランにてアイコンのある店舗対象会員様を含む6名様以上で所定のコース料理をご利用いただくと、2名様のコース料金が無料 

通常プランの2名の利用で1名のコース料金が無料になる優待が雑誌などで紹介されてよく知られています。

さらに、対象店舗は限られていますが人数が多ければ2名のコース料金が無料になるので対象となるレストランを利用する機会があれば、年会費以上に得をするでしょう。

また、2023年4月3日より、対象レストラン所定の子供メニューが、家族との食事で1名分無料になるサービス「Family Table」が開始されました。

メリット4. 海外旅行が快適にできるサービスが多い

ダイナースは、海外への出張や旅行回数が多い人は特に下記の2つの恩恵を受けられるます。

  • 国内外1,500ヵ所の空港ラウンジの無料利用
  • 豊富なトラベルサービスの利用

国内外1,500ヵ所の空港ラウンジの無料利用

ダイナースは国内外1,500ヵ所以上のラウンジを無料で利用できます。

海外の多数のラウンジを利用できるサービスではプライオリティ・パスが、世界145か国600都市以上1,500か所以上のラウンジを当日搭乗予定の航空会社や搭乗クラスに関係なく利用できると有名です。

しかし、別途カードの発行が必要なため、持ち忘れた場合は利用できません。クレジットカードを提示するだけでこれだけ多くの空港ラウンジを無料で利用できるのは『ダイナースクラブカード』の他にはありません。

国際線の場合は搭乗ゲートまで余裕を持って移動していなければならないため、手続きが終わると飛行機に搭乗するまでの時間長く待っていなければなりませんが、ラウンジを利用することで待ち時間を有効に活用できます。

電源・Wi-Fi・ドリンク・軽食を無料で利用できるだけなく、アルコールなどの一部の飲み物やシャワー・マッサージチェアなどを有料で利用できるところもあります。

海外の多数のラウンジにも対応しているので、帰国時にも心身を休めることができます。またラウンジを利用できる回数が多くなるので、年会費の元も取りやすくなります。

2021年4月1日から利用回数が年間10回まで無料に改悪…:2020年12月22日追記

海外空港ラウンジは、2021年4月1日から利用回数が年間10回まで無料、11回目からは有料となり1回につき3,500円(税込)が必要になります。

なお、この無料利用回数は「プライオリティ・パス」と同様に、日本国内では下記の7空港20ラウンジ、レストランなどのサービスを利用すると減ると思われます。

空港名ラウンジ名レストランなどのサービス名
成田国際空港【第1ターミナル】(ANA・デルタ航空など)

  • IASS Executive Lounge 1※
  • IASS Superior Lounge -NOA-

【第2ターミナル】(JAL・アメリカン航空など)

  • IASS Executive Lounge 2※
  • IASS Superior Lounge -KoCoo-
【第1ターミナル】

  • 肉料理 やきすき やんま
  • Japanese Grill & Craft Beer TATSU*国際線利用時

【第2ターミナル】

  • 鉄板焼 道頓堀 くり田*国際線利用時
  • ナインアワーズ | 9h nine hours Capsule Hotel

【第3ターミナル】

  • ぼてぢゅう屋台
東京国際空港(羽田空港)【第1ターミナル】(JAL・JTA・SKY・SFJなど)

  • Power Lounge South※
  • Power Lounge Central※
  • Power Lounge North※

【第2ターミナル】(ANA・ANA ADO・SNAなど)

  • Power Lounge Central※
  • Airport Lounge South※
  • Power Lounge North※

【第3ターミナル】国際線(ANAなど)

  • TIAT Lounge
【第1ターミナル】

  • Foot Bath Cafe & Body Care LUCK

【第3ターミナル】

  • All Day Dining Grande Aile
中部国際空港
  • KAL Lounge
  • CENTRAIR GLOBAL LOUNGE
  • Plaza Premium Lounge
FLIGHT OF DREAMS

  • THE PIKE BREWING RESTAURANT & CRAFT BEER BAR

ターミナル1

  • 海膳空膳
  • ぼてぢゅう 中部国際空港店
  • 「くつろぎ処」
大阪国際空港(伊丹空港)中央ブロック

  • 大阪エアポートワイナリー
関西国際空港
  • 金剛※
  • 六甲※
  • アネックス六甲※
  • ANA LOUNGE(国際線エリア)
エアロプラザ

  • KIXエアポート カフェラウンジ NODOKA※

ターミナル1

  • ぼてぢゅう®1946
  • Japan Traveling Restaurant® by BOTEJYU®
福岡国際空港
  • KAL Lounge
  • ラウンジ福岡
鹿児島空港【国内線ターミナル】

  • ボディケア Luck

※ゴールド以上の多くのクレジットカードで無料利用可

ビジネスなどでヘビーユースされていた方は「プライオリティ・パス」を無料発行できる『三菱UFJカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カード』などに切り替えた方が良いでしょう。

豊富なトラベルサービスの利用

他のゴールドカードでもトラベルサービスを行っていますが、ダイナースのサービスは群を抜いています。

ダイナースであなたの旅行をより快適なものにしてくれるトラベルサービスで代表的なものは下記の6つの項目です。

  • 空港
  • パッケージツアー
  • 航空券
  • レンタカー
  • 旅先でのサポート
  • おみやげ・贈り物
空港

大きく分けて2つのサービス・優待が受けられます。

この優待を利用することで空港までの行き来が非常に楽になります。

手荷物宅配サービス

海外から帰国の際に、スーツケース等の荷物年間2回まで対象空港から指定の場所まで届けてくれます。

対象空港:成田国際空港、羽田空港、中部国際空港、関西国際空港

JALエービーシー優待

JALエービーシーの3つのサービスで優待を受けられます。

  • 空港宅配サービス|割引料金で利用
  • 携帯電話|10日間レンタル料金無料
  • 海外Wi-Fiデータ通信サービス|優待料金でレンタル

その他にサンパーキング対象店の通常駐車料金より30%OFFで利用できます。

パッケージツアー

こだわりの旅のツアーを予約・割引の優待を受けられます。

この優待のおかげでお得に旅行ができます。

  • パッケージツアー割引|国内/海外パッケージツアーを最大5%割引
  • オンラインツアー予約|国内/海外パッケージツアーをインターネットで検索・予約できる
航空券

航空券の予約や手配の手助けをしてくれます。

この優待のおかげで簡単に航空券を手配できます。

  • 海外航空券の手配|正規割引国際航空券から世界一周航空券まで多彩な海外航空券の手配
  • オンライン国内航空券予約|国内航空券をインターネットで検索・予約できる
レンタカー

下記の5つのレンタカーサービスを割引料金等で利用できます。

この優待のおかげで旅行先でもお得に車が借りられます。

サービス名優待内容
Hertzレンタカー優待基本料金から5~20%割引、または特別料金で利用
タイムズカーレンタル優待基本料金から一律5%OFFで利用
タイムズカープラス(カーシェアリング)優待カード発行手数料が無料
AVISレンタカー優待基本料金から一律10%OFFで利用
Dollar(ダラー)レンタカー優待基本料金から一律15%OFFで利用
旅先でのサポート

旅先でのトラブル時のサポートやラウンジが利用できます。

  • 海外トラベルデスク|観光案内から各種サービスの手配、トラブル対応まで海外現地でサポートしてくれる
  • 海外緊急アシスタンスサービス|海外旅行中に病気・ケガなどに遭った際、24時間・年中無休でバックアップしてくれる
おみやげ・贈り物

おみやげの購入や旅行の贈り物をサポートしてくれます。

  • おみやげ宅配サービス|日本にいながら海外のおみやげを、宅配便で指定先に届けてくれる
  • ダイナーストラベルギフト|会員様本人が同行されない旅行を手配し、贈り物として利用できる

メリット5. 旅行保険が充実している

『ダイナースクラブカード』の旅行保険は海外、国内共に非常に充実しています。

他のゴールドカードなどと比較しても、海外、国内旅行保険が最高1億円で付帯しているカードはなかなかありません。

海外旅行保険
補償内容補償金額
傷害死亡・後遺障害1億円
傷害・疾病治療費用300万円
賠償責任1億円
携行品損害50万円
救援者費用300万円
国内旅行保険
補償内容補償金額
死亡・後遺障害1億円
入院日額5,000円
手術5~20万円
通院日額3,000円

『ダイナースクラブカード』は以上5つの充実したメリットを持ちます。

『ダイナースクラブカード』公式ページ:

https://www.sumitclub.jp/entry_form/diners_lp/

3. ダイナースクラブカードの2つのデメリット

この章では逆にダイナースのデメリットを2つ挙げていきます。

  • ポイント還元率が低い
  • カードが使える場所やお店が限られている

デメリット1. ポイント還元率が低い

以前までは月の請求額100円につき1ポイントたまっていましたが、今では利用額100円につき1ポイントとなりました。

また、他社ポイントや商品券などに交換する時の価値が1ポイント=0.4円相当になることが多いためポイント還元率が低くなります。

年会費が24,200円(税込)と高めであるため、特典を一切使わずにカードのポイントだけで年会費の元を取るのは現実的ではありません。

還元率の高いマイルに交換するには別の年会費が必要

ポイントを還元率の高い航空会社のマイルに交換することができる「ダイナースグローバルマイレージ」を利用すると1,000ポイントにつき1,000マイルに交換できますが、このサービスを使うためには年間参加料6,600円(税込)を別に払わなければなりません。

マイルを交換する時にだけ参加することで、負担を減らすことはできますが、次のような改悪が続いています。

マイルへの交換条件はどんどん厳しく…(10月31日更新)

最近マイルへの交換制限が下記のように厳しくなりメリットが少なくなってきました。

  • ANAマイルへの交換:年40,000マイルまで(2018年12月21日から)
  • 大韓航空・ユナイテッド航空・デルタ航空へのマイル移行レート半減(2,000ポイント=1,000マイル)と交換年120,000マイルor140,000マイルまで(2020年2月1日から)

また、交換できる航空会社も数を減らしており現在では下記の4つの航空会社しか対象になっていません。

航空会社名マイレージプログラム名
全日本空輸 ロゴ

全日本空輸

ANAマイレージクラブ
大韓航空 ロゴ

大韓航空

スカイパス
デルタ航空 ロゴ

デルタ航空

デルタスカイマイル
ユナイテッド航空 ロゴ

ユナイテッド航空

マイレージ プラス

※2022年1月28日からJALマイルに交換できるようになりましたが、2,500ポイント=1,000マイル(還元率0.4%)です。

上記の航空会社の中で国内での飛行機利用が多い人にはANA以外の航空会社やマイレージプログラムは馴染みがないはずです。

ANAのマイルを効率良く貯めたいのであれば『ANAダイナースカード』をおすすめします。

なぜなら下記のようなメリットがあるからです。

  • カードの年会費を1,000円安くすることができる(27,000円)
  • 100円で1マイル貯めることができる
  • ポイントをマイルに交換する時の制限がない
  • ANAカードとして加盟店ボーナスやフライトボーナスがもらえる
  • 『ダイナースクラブカード』としての特典も利用できる

同様にJALの利用が多い方には『JALダイナースカード CLUB-Aゴールドカード』がおすすめです。

また、国際線の利用が多く、対象航空会社の利用が多い方は『デルタ スカイマイル ダイナースクラブカード』や『MileagePlus(マイレージプラス) ダイナースクラブカード』をそれぞれ利用した方がマイルを貯めやすいです。

デメリット2. カードが使える場所やお店が限られている

カードのステータス性もあり、利用できるお店が限られています。以前に比べるとかなり利用できるお店(コンビニ、スーパーなど)は増えてきていますが、日常の生活でVISA・Mastercardのように場所を選ばずどこでも利用するのには難しいカードになります。

『ダイナースクラブカード』は『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』と同様に日本国内では富裕層が所有していることが多く、利用できるお店も高級ホテルや百貨店、ブランドショップが中心になっています。

別にVISA・Mastercardブランドのカードを1枚は持っておかないと国内外での利用で困ることがあるでしょう。

「ダイナースクラブ コンパニオンカード」の利用で実質デメリットの解消:2019年7月23日追記

2019年7月23日より「ダイナースクラブ コンパニオンカード」が無料で発行できるようになり、『ダイナースクラブカード』と利用枠が共通のMastercardブランドのカードが使えます。

必要に応じてダイナースが利用できないお店やサービスではコンパニオンカードを使うことで、このデメリットは無くなったと言っても良いでしょう。

4. まとめ

ダイナースクラブカード』に関して、メリット・デメリットを解説しました。

ダイナースは、以下のようなメリットがある、ゴールドカードとしては最高クラスに便利なクレジットカードです。

  • ステータスが高い
  • カードの利用枠に制限がなくポイントが無期限でたまる
  • 1人分の料金が無料になるなど食事に関する優待が充実している
  • 海外旅行が快適にできるサービスが多い
  • 優待やサービスが非常に多い

カードの利用に一律の制限がないためストレスなくカード決済ができ、「エグゼクティブダイニング」で1〜2名分のコース料金が無料になるなどの特典や海外ラウンジの利用が多い人は年会費以上にお得な1枚になるでしょう。

『ダイナースクラブカード』を利用することであなたの生活がより豊かで便利になることを祈っています。

『ダイナースクラブカード』公式ページ:

https://www.sumitclub.jp/entry_form/diners_lp/