デビットカードの分割払いについての全知識とおすすめカード2選

デビットカード 分割のアイキャッチ

デビットカードで分割払いができるのかどうか気になっていますね。

結論から言うと、デビットカードでは基本的に分割払いはできません。しかし、格安スマホの月額料金の支払いなどある一定の場合はデビットカードが利用できます。

この記事では大手金融会社3社で勤務した経験がある私がデビットカードの分割払いについて以下の流れで紹介していきます。

  1. デビットカードは分割できる?その仕組みの解説
  2. デビットカードで月額料金の支払いができる格安スマホ
  3. 分割払いにおすすめのデビットカード2選
  4. 審査が柔軟なクレジットカード3選

まずデビットカードの仕組みについて紹介し、その後デビットカードで月額料金の支払いに対応している格安スマホについて紹介します。

また、基本的に分割払いをしたいのであればクレジットカードは必要不可欠です。

さらに、この記事の最後で他のクレジットカードの審査に落ちてしまったような方でも審査に通ったとよく聞くカードもご紹介します。

1. デビットカードは分割できる?その仕組みの解説

デビットカードとはクレジットカードと同様にVISAなどの支払い機能を兼ね備えたカードでネット決済やお店での決済が可能です。

しかし、クレジットカードとは違い、利用するとすぐに銀行口座から利用金額が引き落とされます。

クレジットカードのように立て替えてくれるサービスではないため、デビットカードでは基本的に分割払いは不可能です。

デビットカードとクレジットカードの仕組みの違い

上記のようにクレジットカードとの大きな違いは決済のタイミングですが、そのほかにも以下のような違いがあります。

デビットカードクレジットカード
支払即時決済事後決済
発行会社銀行クレジットカード会社
回数1回のみ1回、分割、リボ
限度額原則銀行口座残高(制限あり)カードの種類や利用者によって変わる
年齢15歳以上(中学生は除く)*18歳以上
審査原則なしあり

三井住友銀行など一部の銀行では15歳未満でも作成できます。

デビットカードの特徴

デビットカードは利用するとその場で預金口座から引き落とされる即時決済なので審査なしでも作れるカードが多いです。

信用情報に関する審査がないので、もし口座内に現金がなければ決済することができません。

そのため、分割払いで決済した際は口座内に現金があったとしても、翌月以降に残りの分割の支払いの現金が口座内にない可能性もあるのでデビットカードでは分割払いができません。

クレジットカードの特徴

クレジットカードは事後決済なので、利用してすぐではなく翌月にまとめて口座から引き落とされます。そのため、一時的にお金を借りる状態になるので審査を要します。

しかし、こういった審査がきちんとあるので支払いを分割し、先延ばしにできる分割払いをすることができます。

上記のように基本的にデビットカードでは分割払いが不可能ですが、次章で説明する格安スマホに関しては一部、デビットカードで月額料金の支払いができるカードもあります。そのため、デビットカードによる格安スマホの月額料金支払いが気になる方は次章を参考にしてください。

それ以外の方は「4. 審査が柔軟なクレジットカード3選にて、他社の審査で落ちてしまった方でも、作れたという声を聞くクレジットカードを紹介しているのでそちらを参考にしてください。

2. デビットカードで月額料金の支払いができる格安スマホ

前章で述べた通り、デビットカードによる分割払いは基本的にはできないので大手携帯会社のスマホを分割購入するのは不可能です。なお、端末本体の分割払い(割賦契約)はクレジットカードまたは口座振替が正式対応であり、デビットカードでの端末割賦契約は信用審査を伴うため実質困難です。一部のデビットカードで格安スマホの月額料金の支払いができます。

ただし、月額料金の支払いに対応しているデビットカードも限られており、その数は年々減っていっています。

格安スマホとは、大手キャリアの通信回線を借りたり、大手キャリアが提供するサブブランドとしてより安い料金で利用できるスマホです。

この章では最近でもデビットカードで月額料金の支払いができたという格安スマホについて紹介していきます。

2-1. 分割払いのできる格安スマホ

UQ mobile(UQ モバイル)」はKDDIが提供する、リーズナブルな料金が魅力の格安スマホです。※プラン内容・料金は変更となっている場合がありますので、最新情報は公式サイトをご確認ください。

UQモバイル

出典:UQコミュニケーションズ

この格安スマホは直近、デビットカードでも月額料金の支払い契約ができたという報告を多数受けている格安スマホです。なお、端末本体の分割払い(割賦契約)はクレジットカードまたは口座振替が正式対応であり、デビットカードでの端末割賦契約は実質困難ですのでご注意ください。

他の多くの格安スマホも契約した報告などは聞きますが、この格安スマホが圧倒的に契約成功の声は多いので最もおすすめです。

格安スマホの月額料金をデビットカードで支払うことで携帯料金が銀行口座から引き落とされるようになります。

2-2. 分割払いのできるデビットカード

多くのデビットカードがありますが、携帯料金の支払いやネットサービスの月々の支払いなどの毎月料金が発生するコンテンツの支払いに利用できるデビットカードは限られています。

なぜなら、デビットカードは決済の際に預金口座から金額が引かれるので、請求日に口座残高不足で利用料金を回収できないというトラブルが多かったからです(クレジットカードはカード会社が立て替えて払うためサービス業者は安心できる)

しかし、すべてのVISAデビットカードで月額支払ができないわけではなく、下記のようなVISAデビットカードで携帯電話料金、動画サイトなどの月額利用料金の支払いに使えます。

上記のデビットカードの中のおすすめやその詳細については次の章で紹介します。

2-3. デビットカードで分割払いをする際の注意事項

デビットカードで分割払いを行う際に気をつけておかなければいけないことが2つあります。

  • 店頭ではなくネットで購入しなければいけない
  • 常に口座の残高に引き落とし金額以上のお金を入れておかなければいけない

この2つを守らなければ、デビットカードが使えなくなったり、できるはずの分割購入ができなくなります。

店頭ではなくネットで購入しなければいけない

デビットカードで格安スマホを分割購入する際に、店舗ではなく公式ページから申し込むようにしましょう。

店舗で格安スマホをデビットカードで分割購入しようとした際にカードリーダーが認識しなくて利用できなかったという事例があります。

しかし、公式ページから申し込めば上記のようにデビットカードが利用できないということはないので

常に口座の残高に引き落とし金額以上のお金を入れておかなければいけない

基本的に即時決済がデビットカードの基本なので引き落とし時に口座にお金が不足しているとカードの利用が止まってしまいます。

止まってしまた場合、カードに必要金額を入金し、引き落とし手続きが完了し次第、カードが使えるようになります。

3. 分割払いにおすすめのデビットカード2選

この章では前章で紹介したデビットカードの中からおすすめのデビットカードを2枚紹介します。

デビットカードを選ぶ際に重視するポイントとして以下の2つが挙げられます。

  • ポイント還元率
  • 付帯保険

ポイント還元率

デビットカードのポイント還元率は0.2パーセント程度であることが多いです。

しかし、中には1%を超える高還元なデビットカードもあります。

付帯保険

デビットカードに主に付帯している保険は、第三者に不正利用された時に保証してもらえる保険商品の破損・盗難を補償してくれるショッピング保険の2通りがあります。

以上の点を踏まえておすすめできるデビットカードは以下の2枚です。

  • 『三菱UFJ-VISAデビット』
  • 『PayPay銀行Visaデビット付キャッシュカード』

3-1. 『三菱UFJ-VISAデビット』

三菱UFJ-VISAデビットの券面(2019年3月版)

還元率付帯保険
0.2%不正利用補償・ショッピング利用保険付帯

三菱UFJ-VISAデビット』は三菱UFJ銀行が発行するVISAのデビットカードで中学生を除く15歳以上なら作れ、年会費は2020年7月1日の規約改定により永年無料となっています。

また、前月の利用額の0.2%がキャッシュバックされます。

格安スマホを分割購入できる数少ないデビットカードの中でも保険も不正利用補償・ショッピング利用保険付帯なので海外でも安心して使え、平均的に条件が良い最もおすすめのカードです。

『三菱UFJ-VISAデビット』公式ホームページ:

https://www.bk.mufg.jp/tsukau/debit/

3-2. 『PayPay銀行Visaデビット付キャッシュカード』

PayPay銀行Visaデビット付キャッシュカード

還元率付帯保険
なし(※キャッシュバック特典は2025年10月末までの利用分が対象で、最終ポイント付与は2025年11月をもって終了済み)不正利用補償

PayPay銀行Visaデビット付キャッシュカード』はPayPay銀行(旧:ジャパンネット銀行)が発行するVISAのデビットカードで日本在住で15歳以上(中学生を除く)の方なら作れます。年会費は無料です。

このカードの現時点での最大のメリットは、第三者に不正で利用された場合でも1口座あたり年間最高500万円まで補償してくれる第三者不正使用保険が無料で付帯している点です。ポイント・キャッシュバック特典は2025年11月をもって終了しているため、ポイント還元を重視する方には向きませんが、不正利用への手厚い補償を求める方には引き続き有力な選択肢です。カード選びの際はご留意ください。

スマホの分割払い以外にも月々払いにも対応しています。

『PayPay銀行Visaデビット付キャッシュカード』公式ページ:

https://www.paypay-bank.co.jp/

4. 審査が柔軟なクレジットカード3選

この章では、分割払いに対応しているクレジットカードが欲しいという方のためにクレジットカードを3枚紹介します。

  • 『Nexus Card』
  • 『ライフカード』
  • 『n,カードJCB(エヌカードジェーシービー)』

また、上記のカードは様々なクレジットカードの審査に落ちてしまってデビットカードという選択肢しかないという方のために審査の柔軟なクレジットカードを紹介しています。

4-1. 『Nexus Card』

Nexus Cardの券面画像

Nexus Card』は事前にデポジット(保証金)を預けるという珍しいタイプのクレジットカードです。

デポジット(保証金)=限度額となるため、いわゆるブラックリストに載っている方でも作れる可能性が高く、公式ページにも以下のように書かれてあります。

Nexus Cardをおすすめできる方

出典:Nexus Card

審査に不安のある方におすすめとカード会社の公式ページで書かれてあるのはこの『Nexus Card』くらいしかありません。

ブラックではないが、他社のカードに申し込みをして断られ続けた方でも、まずはこのカードの利用を毎月続ける事で専門の信用機関(CICなど)にクレジットヒストリーが作れて、他のカードの審査に通りやすくなります。

カードとしても普通のクレジットカードと同じように使えて(※国際ブランドの詳細は公式サイトをご確認ください)、ボーナス・分割・リボ払いにも対応しているなど便利な1枚です。

年会費(税込)1,375円※別途発行費用1,100円も必要
発行条件20歳以上の安定した収入と返済能力を有する方
基本還元率※最新情報は公式サイトをご確認ください

『Nexus Card』公式ページ

https://apply.mycredit.nexuscard.co.jp/

4-2. 『ライフカード』

ライフカードのNL白Mastercardの券面画像

ライフカード』は消費者金融アイフルの子会社であるライフカード株式会社が発行しているクレジットカードです。

このカードはブラックリスト入りしている方でも作れたという口コミが多数あります。なぜなら、親会社であるアイフルの審査や使われたお金の回収方法をライフカードにも応用していると考えられるためです。

過去に支払いの遅れがあったりクレジットヒストリーが無くても、現在安定した収入があれば審査に通る可能性が他社のクレジットカードに比べて高いです。

年会費無料※入会月から翌年の入会月末日までにカード利用が一度もない場合、もしくはお支払いがない場合はカードサービス手数料1,650円(税込)が発生します
発行条件日本国内にお住まいの18歳以上(但し高校生を除く)で、電話連絡が可能な方
基本還元率0.5〜1.5%

『ライフカード』公式ページ

https://www.lifecard.co.jp/

4-3. 『n,カードJCB(エヌカードジェーシービー)』

マジカルクラブカードJCBの券面画像
n,カードJCB(エヌカードジェーシービー)』は通販会社のニッセンのグループ会社が発行している年会費無料のカードで、自己破産後に最初に作れたという口コミがいくつもある年会費無料のカードです。

ポイント還元率は0.5%ですが、Vポイントが貯まることに加えて、月3万円以上の利用でポイントが2倍になります(※ポイント名称等の詳細は公式サイトをご確認ください)。

ポイントをよく活用する方には非常にお得です。

年会費無料
発行条件20歳以上の方で電話連絡が可能な方
基本還元率0.5%

『n,カードJCB(エヌカードジェーシービー)』公式ページ:

https://www.nissen-ncs.jp/

5. まとめ

デビットカードの分割払いについてご紹介しました。

原則としてのデビットカードは分割払いはできません。しかし、「UQ mobile(UQ モバイル)」など一部の格安スマホの月額料金の支払い時のみ、一部のデビットカードで対応が可能です。

月額料金の支払いに対応しているデビットカードは以下のカードです。

また、やはり分割払いに対応しているクレジットカードが欲しいという方のためにクレジットカードを3枚紹介します。

デビットカードの特徴を理解した上で、あなたが分割払いを活用して計画的な買い物ができるようになることを願っています。