毎日使えるクレジットカード究極の1枚はどれ?面倒な比較・選択からの解放

クレジットカード 究極の1枚

いろんなクレジットカードが良いって紹介されているけど、究極の1枚を持てば面倒な比較や選択から解放されて安心できるのに……と考えていませんか。

9,000種類以上あるクレジットカードの中から、一生使い続けられる「究極の1枚」を年会費無料と有料に分けてご紹介します。

  1. 年会費無料のクレジットカード究極の1枚
  2. 年会費有料のクレジットカード究極の1枚

還元率や優待・特典などの条件の良さも重要ですが、発行しているカード会社の安定性や歴史も考えて厳選しました。

1. 年会費無料のクレジットカード究極の1枚

『三井住友カード(NL)』

三井住友カード(NL)のVISA券面

三井住友カード(NL)』は、Visaのタッチ決済またはMastercardコンタクトレスに対応・ナンバーレスカードで安心してキャッシュレス決済を行える年会費無料のクレジットカードです。

基本的なスペックは『三井住友カード』と同じですが、下記の点が優れています。

  • 年会費永年無料
  • 最短5分発行(対象者など条件あり)
  • 最大5%ポイント還元:タッチ決済で対象のコンビニ・飲食店にて支払い時
  • 券面にカード番号が書かれていない

究極の1枚と判断した理由はカード会社の中でも50年以上の歴史がある安全・安心感と、決済ブランドがVISAまたはMastercardなのでネットショッピングを含む海外でも広く・多く使える点です。

対象のコンビニ・飲食店など普段使いでポイントを得られやすく、SBI証券で投資信託をつみたてでカード払いしてもポイントがもらえるなど時代に合わせて特典・優待が進化しているのも高評価です。

『三井住友カード(NL)』公式ページ:

https://www.smbc-card.com/

『Oliveフレキシブルペイ 一般』は制限があってもポイントなど還元重視の方におすすめ

2023年3月1日より『Oliveフレキシブルペイ 一般』が発行されました。

公式ページで発表されている情報を元に下表で比較しましたが、『三井住友カード(NL)』に比べてメリットが多くなります。

『Olive 一般』『三井住友カード(NL)』
国際ブランドVISAのみVISA・Mastercard
家族カードなしあり
引き落とし口座三井住友銀行のみ他の銀行も可能
Vポイントアッププログラム(対象のコンビニ・飲食店での利用時)最大+5%のVポイント

※いずれかのOliveカードを作成し、SMBC IDを紐づければ同じ還元率が適用

Oliveアカウントの選べる特典給与・年金受取200Pなど1〜2個選択
支払い先による還元率の変動あり(デビットカードと処理され、下がる可能性も)なし
電子マネーiD支払いデビットカードのみ

ポイント優遇対象外

クレジットカード

ポイント優遇あり

支払い日26日のみ10日または26日
追加カードの発行三井住友カードWAONなど一部不可全て作成可

家族カードや引き落とし口座などのこだわりがなければ、『Oliveフレキシブルペイ 一般』の方がより多くポイントがもらえるなどの優遇を得られます。

『JCB CARD W』『JCB CARD W plusL』

JCB CARD W NL JCB CARD W plus L NLの券面

JCB CARD W』『JCB CARD W plus L』は39歳以下の人が作れるJCBが直接発行している年会費無料でポイント還元率1.0%〜5.5%のクレジットカードです。

また、JCBオリジナルシリーズ優待店に指定されている下記のような店舗では最高5.5%のポイントが還元されます。

  • スターバックス:5.5%(基本1%+優待店ボーナス4.5%)
  • セブン-イレブン:2%(基本1%+優待店ボーナス1%)
  • Amazon:2%(基本1%+優待店ボーナス1%)

究極の1枚と判断した理由は三井住友カードと並んでカード会社の中でも50年以上の歴史がある安全・安心感と、純国産決済ブランドとして世界的経済トラブルが発生しても国内で使える可能性が高い点です。

また、最初に述べた通りJCBが直接発行しているため、募集停止になる可能性が低く長くカードの優待や特典を利用し続けられるのも判断の1つです。

『JCB CARD W』『JCB CARD W plus L』公式ページ:

https://www.jcb.co.jp/promotion/ordercard/w/

『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード』

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード デジタルの券面画像(2022年版)

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード』は通常ポイント還元率0.5%ですが、電子マネーQUICPayの支払いでいつでも永久不滅ポイント2%*(マイル還元率JAL1%以上、ANA1.2%以上)の高還元率にできて、年会費も実質無料で使えるカードです※初年度無料、次年度以降前年に1回以上カード利用

*年30万円に達する引落月までが対象

完全な年会費無料ではありませんが年に1回利用という極めて易しい条件なのと、QUICPay利用で2%還元の他にアメックスキャッシュバックキャンペーンでコンビニやAmazonの利用で割引されるため、普段使いで十分お得にできます。

究極の1枚と判断した理由は三井住友カード・JCBと並んでカード会社の中でも60年以上の歴史がある安全・安心感と、有効期限を気にせず好きに貯めて使える永久不滅ポイントの仕組みが非常に優れている点です。

『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード』公式ページ

https://www.saisoncard.co.jp/amex/pearl-cs02/

2. 年会費有料のクレジットカード究極の1枚

『エポスプラチナカード』

エポスプラチナカード新デザインの券面画像

エポスプラチナカード』は招待なしでも申し込み可能ですが、『エポスゴールドカード』を年100万円以上使うなど条件を満たすと招待が届き、年会費優遇で使えるカードです。

通常ポイント還元率は0.5%と低いですが、以下のようなボーナスポイントをもらえる機会が多いです。

  • 最大100,000ポイント:年間利用金額に応じて年間ボーナスポイント
  • 誕生月ポイント2倍:Visa加盟店での利用は1%相当、マルイ・モディなどでの利用は2%相当
  • ポイント最大3倍:対象ショップの中からよく利用するショップを3つ登録すると、1.5%相当
  • 最大6,000ポイント:家族からの紹介で加入したカード家族会員の年間利用金額に応じてボーナスポイント
  • いつでもポイント2倍:マルイ・モディなどでの利用は1%相当

ポイント最大3倍の選べるポイントアップショップは電力会社やガス、電話・インターネットプロバイダーなどあなたがよく利用するお店やサービスが含まれるため、黙っていてもポイントがガンガン溜まります。

究極の1枚と判断した理由はコスパが極めて良い条件でVISAプラチナカードのサービスを利用できる便利さと、決済ブランドがVISAなので世界中ほぼどこでも使える点です。

Visaタッチ決済にも対応しており、カードの年会費をポイントで支払いができるので、手持ちの現金を減らすことなくプラチナカードの機能を使えるという便利な側面もあります。

『エポスプラチナカード』公式ページ:

https://www.eposcard.co.jp/platinum/main.html

『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードの券面画像

年会費有料のアメックス(と言ってもAMEXが直接発行しているカードは全て有料ですが)の中でどれか1枚究極のクレジットカードを選べと言われると、この『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』を選ばざるを得ません。

アメックスの社員が保持しているカード1位とも噂されているこのカード(旧SPGカード)は、還元率1%で貯まるポイントが次のように使い道が便利すぎる事も関係していると思われます。

  • Marriott Bonvoyロイヤルティプログラム参加ホテルの無料宿泊特典に使える
  • JAL・ANAを含む38社の提携航空会社マイレージに最高1.5%のマイル還元率で交換できる

2年目以降年会費を払ってカードを年150万円以上利用するとシェラトンやウェスティンなどの有名高級ホテルでも使える宿泊無料特典がもらえるため、年会費以上のメリットを直接実感しやすいです。

コロナ禍の現状では抵抗を感じる方もいらっしゃるでしょうが、年に1回以上ホテルに宿泊したり飛行機に乗る機会がある方ならその後の人生の豊かさを変える力がある稀有な1枚と言っても過言ではないクレジットカードです。

『Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード』公式ページ:

https://www.americanexpress.com/jp/credit-cards/marriott-bonvoy-premium/

『Mastercard Black Card』

Mastercard Black Card縦型の券面画像

日本で招待なしで作れるMastercardブランドのクレジットカードで究極の1枚を選べと言われたら、この『Mastercard Black Card』(ラグジュアリーカード)です。

なぜなら、Mastercardの最上位クラス「WORLD ELITE」が付き、同価格帯のプラチナカードと比べて、次のような特典がとても優れています。

  • コンシェルジュサービス:メールでの回答が可能など非常に評判の良い対応
  • 還元率1.25%:納税(手数料0.836%)でもポイントが同じ還元率で付くなど得をしやすい
  • 事前入金サービス:事前に振込むことで最大9,999万円のカードショッピングが可能

特にコンシェルジュサービスに関しては、業界でも質が高いと言われているアメックス・JCB・セゾンと比較しても最も良いと答える利用者が多いほど優れています。

これまで紹介してきたカード会社に比べて歴史が浅い部分はありますが、逆に既存のしがらみに囚われない斬新で先進的な特典や優待を出しているのが特徴で、ユーザー層に20代・30代の新富裕層が多い点も選択した理由の1つです。

『Mastercard Black Card』公式ページ:

https://myluxurycard.co.jp/

3. まとめ

クレジットカードの中で、究極の1枚と言えるカードを年会費無料・有料別にご紹介しました。

基本的にはカード会社の歴史が長く、安定した経営をしていれば末長く使い続ける事が可能なので、あなたの希望やライフスタイルなどに合えば一生ものの1枚にできるでしょう。

年会費無料のクレジットカード究極の1枚

三井住友カード(NL)』※『Oliveフレキシブルペイ 一般』は制限がありますが、ポイントなど還元重視の方におすすめ

JCB CARD W』『JCB CARD W plus L

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード

年会費有料のクレジットカード究極の1枚

エポスプラチナカード

Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード

Mastercard Black Card

この記事でご紹介したクレジットカードが、あなたにとって究極の1枚になることを願っています。