「JCBのクレジットカードの年会費について知りたい」と考えていませんか。
JCBは日本唯一の国際ブランドとして世界的に知名度のあるJCBの管理や発行を行なっている大手クレジットカード会社です。ただ、JCBが付いているクレジットカードは非常に多く、年会費も様々です。
そこで、この記事では大手カード会社に3社勤務した私がその経験を生かして、おすすめの「JCBのクレジットカードの年会費」について以下の流れで紹介をしていきます。
この記事では5つのパターンごとにおすすめのJCBのカードを紹介していきます。
この記事を読むことであなたにおすすめのJCBのクレジットカードが必ず見つかります。
0. JCBのクレジットカードについて
JCBは日本唯一の国際ブランドです。JCBのクレジットカードには大きく分けて以下の2種類があります。
- プロパーカード:JCBが直接発行しているクレジットカード
- 提携カード:JCBと提携し、JCBのライセンスを借りて発行しているクレジットカード
特徴はそれぞれ以下の通りです。年会費無料のカードを探すならば、JCBの提携カードから探すことをおすすめします。
JCBのプロパーカード
JCBのプロパーカードはJCBオリジナルシリーズと呼ばれ、様々な特典が付帯します。
例えばJCBはディズニーリゾートとの提携に力を入れており、他のカード発行会社から発行されているカードではあり得ないようなディズニー関連のサービスを取り扱っています。
そのほかにもJCBのプロパーカードは通常0.5%のポイント還元率ですが以下の店舗ではポイントがお得になります。
- セブン-イレブン:ポイント3倍
- スターバックス:ポイント10倍
- Amazon.co.jp:ポイント3倍以上
- 昭和シェル石油:ポイント2倍
JCBのプロパーカードで完全年会費無料のカードは次の4枚です。
カード名 | 申し込み資格 | 特徴 |
『JCB CARD W』 | 39歳以下 | 基本ポイント還元率1% |
『JCB CARD W plusL』 | 39歳以下 | 基本ポイント還元率1%。女性向けサービスが豊富 |
『JCB LINDA』 | 18歳以上 | 女性向けサービスが豊富 |
『JCB CARD R』 | 18歳以上 | 最高ポイント還元率2%。リボ払い専用カード |
最もスタンダードな『JCB一般カード』の年会費は1,375円(税込)となっており、年会費無料にするためにはWEB明細に登録し年間50万円以上利用するか、スマリボに登録し年1回以上利用する必要があります。
プロパーカードは大手発行の安心感とJCBオリジナルシリーズの特典が欲しい方におすすめです。しかし、審査は他の提携カードと比較すると若干難しくなっています。
JCBの提携カード
JCBからJCBのライセンスを借りて、各発行会社が発行しているカードです。
そのため、年会費、特典、審査基準もカードの発行会社によって違います。
多くの発行会社が年会費無料カードを出しているので年会費無料のJCBカードを探すならば、提携カードから探すことをおすすめします。
1. おすすめの「JCBプロパーカード」6選
この章では以下の流れでおすすめの「JCBのプロパーカード」を紹介していきます。
- 39歳以下向け高還元率カード『JCB CARD W』『JCB CARD W plus L』:年会費無料
- 最もスタンダード『JCB一般カード』:年会費初年度無料、次年度以降1,375円(税込)※条件を満たすと無料
- 女性向け『JCB LINDA』:年会費無料
- 20代向けゴールドカード『JCB GOLD EXTAGE』:年会費初年度無料、次年度以降3,300円(税込)
- ステータスカード『JCBゴールド』:年会費初年度無料、次年度以降11,000円(税込)
- 招待不要で申し込めるプラチナカード『JCBプラチナ』:年会費27,500円(税込)
この章を読むことで「JCBカード」を検討している方はどのカードを選ぶべきかがきちんとわかります。
39歳以下向け高還元率カード『JCB CARD W』『JCB CARD W plus L』
『JCB CARD W』『JCB CARD W plus L』は39歳以下の人が作れるJCBが直接発行している年会費無料でポイント還元率1.0%〜5.5%のクレジットカードです。
また、JCBオリジナルシリーズ優待店に指定されている下記のような店舗では最高5.5%のポイントが還元されます。
- スターバックス:5.5%(基本1%+優待店ボーナス4.5%)
- セブン-イレブン:2%(基本1%+優待店ボーナス1%)
- Amazon:2%(基本1%+優待店ボーナス1%)
以上のようにスターバックスやセブン-イレブン、Amazonでの買い物が多い方には特におすすめのクレジットカードです。
※『JCB CARD W plus L』は女性向けサービスが豊富なカードです。
『JCB CARD W』『JCB CARD W plus L』公式ページ:
最もスタンダード『JCB一般カード』
『JCB一般カード』は日本で唯一の国際ブランドJCBが自社で発行するクレジットカードです。そのため、知名度も非常に高く日本で最も会員数が多いです。
このカードは年会費初年度無料ですが次年度以降は1,375円(税込)かかるJCBの一般カードです。年会費を無料にするためにはスマリボ登録をし簡単な条件を満たすか、WEB明細に登録し、年間50万円以上利用する必要があります。
大手発行の安心感を重視して、JCBを長く使い続けたい方におすすめです。
『JCB一般カード』公式ページ:
女性向け『JCB LINDA』
『JCB LINDA』は3種類ある可愛いデザインのクレジットカードを選べます。年会費は無料で基本的なポイント還元率は0.5%です。
このカードはデザインの可愛さだけでなく、貯まったポイントはドライヤーなどの女性にとって嬉しい商品と交換可能です。
その他にも様々な参加企業から提供される特典や商品が当たるキャンペーンを毎月開催しています。
出典:JCB
また、他のJCBカード同様海外旅行保険やショッピング保険も付帯します。
さらに『JCB LINDA』や『JCB CARD W plus L』の保有者限定で入会できる、選べる女性保険「お守リンダ」は女性特定がん限定手術保険など女性にとって非常に嬉しい内容となっています。
『JCB LINDA』公式ページ:
20代向けゴールドカード『JCB GOLD EXTAGE』
『JCB GOLD EXTAGE』は20代向けのゴールドカードです。20歳以上29歳以下の方が作ることができ、『JCB GOLD EXTAGE』の初回更新時(5年後)、審査のうえ自動的に『JCBゴールド』へ切り替えとなります。
このカードは初年度の年会費は無料ですが、翌年以降は3,300円(税込)かかります。主な特典としては国内の主要空港内に加え、ハワイ・ダニエル・K・イノウエ国際空港内の空港ラウンジが年中無休・無料で利用することができます。
また、ショッピング保険も最高200万円まで補償してもらえるなど保険内容も申し分なく、将来『JCBゴールド』を持ちたいと考えている方におすすめのカードです。
『JCB GOLD EXTAGE』公式ページ:
ステータスカード『JCBゴールド』
『JCBゴールド』はステータスが高く、誰に見られても恥ずかしくないゴールドカードです。また、ワンランク上の『JCBゴールド ザ・プレミア』やそのさらに上の『JCB ザ・クラス』を目指すこともできます。
このカードは初年度の年会費は無料ですが、翌年以降は11,000円(税込)かかります。
主な特典として下記のように国内外を問わず、グルメや健康など幅広いです。
- 通話料無料のゴールド会員専用デスク
- 指定のお店で20%オフのグルメ優待
- 名門コースでゴルフ
- 国内の主要空港ラウンジを無料で利用
ワンランク上の『JCBゴールド ザ・プレミア』やそのさらに上の『JCB ザ・クラス』を目指す人には必携の1枚です。
『JCBゴールド』公式ページ:
招待不要で申し込めるプラチナカード『JCBプラチナ』
『JCBプラチナ』は最もおすすめできるプラチナカードで、招待なしで申し込めるJCBプロパーカードの中では最高峰で年会費27,500円(税込)のプラチナカードです。
業界でも最高クラスの評判を誇る非常に質の高いコンシェルジュサービス、プライオリティ・パス、一部高級レストラン2名以上予約時1名分無料など多くのサービスが付帯しています。
2017年10月に発行された比較的新しいクレジットカードですが年会費・サービスともに非常に魅力的な一枚です。
『JCBプラチナ』公式ページ:
参考:招待制のJCBカード
以下のカードは自分から申し込むことができませんが、JCBのカードの中でも非常にステータスの高いクレジットカードです。
まず、『JCBゴールド ザ・プレミア』の招待を得るためには『JCBゴールド』を返済の遅滞などなく利用し続ける必要があります。
準プラチナカード:『JCBゴールド ザ・プレミア』
『JCBゴールド ザ・プレミア』は『JCBゴールド ザ・プレミア』のサービス年会費が5,500円(税込)と『JCBゴールド』のカード年会費が11,000円(税込)がかかります。
世界約130の国や地域、約500の都市で1,300か所以上の空港ラウンジを無料で利用できるプライオリティ・パスを利用できたりと、その他のプラチナカードにも見劣りしないサービスが受けられるので準プラチナカードとも言われています。
『JCBゴールド ザ・プレミア』の招待を受けるためには『JCBゴールド』を入手し、2年連続で年間100万円以上カードを利用しましょう。
『JCBゴールド』公式ページ:
ステータス最高峰:『JCB ザ・クラス』
『JCB ザ・クラス』はJCBブランド最高峰のブラックカードです。入会するには招待が必要となっており、選ばれた方のみ所有する事ができるクレジットカードです。
ステータスは十分高いのですが、年会費も55,000円(税込)で他のブラックカードに比べて安いです。
ただ、このカードは他のブラックカードよりも優れている点として以下の2点が挙げられます。
- 「東京ディズニーリゾート・パークチケットとギフトカード」「USJ スタジオ・パスとギフトカード」など約2万5千円相当の特典が年に1度もらえる
- コンシェルジュサービスの対応がいい
2019年3月6日追記:
2019年をもってディズニーランドの会員制レストラン「クラブ33」に入れる特典は終了しました(※口コミ情報に基づく)
手荷物無料宅配サービスが付きませんが、基本的にはサービス、ステータスともに申し分ないです。
招待を受けるためには『JCBゴールド』または『JCBプラチナ』を持って年100万円以上、累計で1,000万円〜1,500万円を利用しましょう。
※他のページには直接JCBに連絡をして申し込みをして作れた(通称:突撃)という古い情報が載っていますが、2019年以降突撃での申し込みは原則できなくなっています(2020年以降は信金など金融機関経由の紹介や医師向け優待ページからの申し込みが復活しているようです)
『JCBゴールド』公式ページ:
https://www.jcb.co.jp/promotion/ordercard/gold/
『JCBプラチナ』公式ページ:
2. 年会費無料でおすすめのJCB提携カード3選
年会費無料のカードを利用している限り、クレジットカードを作っても損をすることがないのでおすすめです。
この章ではまず全JCBカードの中から年会費無料でおすすめのJCBのクレジットカードを紹介します。
そしてその中から以下の3つのポイントに優れたJCBのカードを紹介していきます。
- ポイント還元率
- 海外旅行保険
- 審査難易度
この章を読むことで必ずあなたにあった年会費無料のJCB提携カードが見つかります。
以下が全JCBカードの中から選んだ年会費無料でおすすめのJCBのクレジットカード10枚です。
カード名 | ポイント還元率 | 海外旅行保険 | 審査難易度 |
『リクルートカード』 | ◎ | ○ | ○ |
『P-one Wiz』 | ◎ | × | ○ |
『ノジマ・ジャックス・JCBカード』 | △ | ◎ | ○ |
『Orico Card THE POINT』 | ○ | × | ○ |
『ライフカード』 | △ | × | ◎ |
『マジカルクラブTカードJCB』 | △ | × | ◎ |
『セディナカードJiyu!da!』 | △ | × | ◎ |
『PayPayカード』 | ○ | × | ◎ |
『イオンカード』 | △ | × | ◎ |
『セゾンカードインターナショナル』 | △ | × | ○ |
上記の中からさらに各項目ごとにおすすめの年会費無料のおすすめJCB提携カードを紹介します。
2-1. ポイント還元率の高いJCB提携カード
通常クレジットカードのポイント還元率は0.5%〜1.0%程度ですが、以下のカードはポイント還元率が1.2%もあり、海外旅行保険も付帯していて全てにおいて非の打ち所のない最もおすすめなJCBカードです。
『リクルートカード』
『リクルートカード』は全ての年会費無料カードの中で1.2%という最高クラスのポイント還元率です。
さらに、下記のようなリクルートグループではより多くのポイントをもらえます。
- 4.2%:ポンパレモール
- 3.2%:じゃらんnet・Hot Pepper Beauty・ホットペッパーグルメ(ホットペッパーお食事券)
たまったポイントはリクルートグループのサービス利用時に1ポイント=1円から使うこともできますし、Pontaポイント・dポイント(2021年5月24日より)に交換することで、ローソンなどPonta・dポイント提携店舗での利用やJALマイルに交換できるため、使い勝手が良いです。
おすすめの使い方はPontaポイントなら「auカブコム証券」に口座を作って投資信託の購入、dポイントならSMBC日興証券の「日興フロッギー」で株・ETFなどに投資を行うのが高い価値で使える方法と言えます。
カードに付いている海外旅行保険は旅行代金の一部をクレジットカードで支払うことで、傷害・疾病治療費用が100万円と年会費無料カードの中ではトップクラスに良い条件なので海外でも役に立ちます。
『リクルートカード』公式ページ:
2-2. 海外旅行保険の充実したJCB提携カード
付帯している海外旅行保険の条件が良いJCBのカードを紹介します。
通常、年会費無料の一般カードで良い条件の海外旅行保険が付帯しているクレジットカードは数えるほどしかありませんが、以下で紹介する『ノジマ・ジャックス・JCBカード』はその中でも最も条件の良いカードです。
注意事項
クレジットカードの保険条件の紹介にはよく「最大5,000万円補償」などと記載されていることが多いですが、この補償内容というのはあくまで事故による死亡や後遺障害についての補償であることが多いです。
さらに、傷害・疾病治療費は保険の対象外になっていることが多いのですが、海外旅行では非常に高額の治療費がかかるので、実際に旅行をした際に最も重要な保険は傷害・疾病保険です。
そのため、海外旅行保険目的でクレジットカードを持つのであれば、きちんと傷害・疾病保険の付帯したカードを選びましょう。
ただし、海外旅行保険はきちんと付帯しますが、JCBのカードは海外ではアジア圏、ハワイ、グアムなどでしか利用できないので注意しましょう。
『ノジマ・ジャックス・JCBカード』
『ノジマ・ジャックス・JCBカード』はデジタル家電専門店のノジマとジャックスが提携して出しているクレジットカードです。
年会費無料のカードで条件の良い海外旅行保険も付帯しています。海外旅行保険の内容は以下のようになっています。
付帯条件 | 自動付帯 |
傷害死亡・後遺障害 | 最高2,000万円 |
傷害治療費用 (1事故の限度額) | 200万円 |
疾病治療費用 (1疾病の限度額) | 200万円 |
賠償責任 (1事故の限度額) | 2,000万円 |
携行品損害[自己負担:1事故3,000円] (1旅行中かつ1年間の限度額) | 20万円 |
救援者費用 (1年間の限度額) | 200万円 |
また、このカードで支払いをすると、通常は現金などの支払いに比べて2%低くなってしまうポイント還元率が現金と同じポイントたまるだけでなく、カード会社のポイントも200円につき1ポイント付くのでノジマでお得に買い物ができます。
さらに、旅行やグルメ、癒しなど、さまざまなメニューがおトクに受けられる会員限定の優待サービス「J’sコンシェル」が全国23万以上で利用できます。
『ノジマ・ジャックス・JCBカード』公式ページ:
2-3. 審査が不安な方におすすめのJCBカード
以下のカードは過去に返済を滞納してしまった方や他社の審査に落ちてしまい、クレジットカードの審査に不安な方におすすめです。
『マジカルクラブTカードJCB』
『マジカルクラブTカードJCB』は通販会社のニッセンのグループ会社が発行している年会費無料のクレジットカードで、自己破産後に最初に申し込んで作れたという口コミがいくつもあります。
ポイント還元率は0.5%ですが、使い勝手の良いTポイントが貯まることに加えて、月3万円以上の利用で2倍になり1%のTポイントが貯まります。
Tポイント提携先のお店やサービスをよく使う方には非常にお得です。
『マジカルクラブTカードJCB』公式ページ:
参考:デビットカード
デビットカードは原則審査なしで作ることができます。そのため、年齢などの条件さえ問題なければ誰でも作ることができます。
デビットカードとはクレジットカードと同様にVISAなどの支払い機能を兼ね備えたカードで、ネット決済やお店での決済が可能です。
しかし、以下のようにクレジットカードは利用した際に翌月以降に請求がきますが、デビットカードはクレジットカードと違って利用すると即座に利用金額が銀行口座から引き落とされる即時決済です。
上記のように、デビットカードで利用するのは自分の口座の中のお金で、基本的にお金を借りるような状態になることがありません。
そのため、どうしてもクレジットカードが作れないという方にはデビットカードもおすすめです。
以下のカードは最もおすすめのJCBのデビットカードですが、もっと詳しくデビットカードについて知りたい方は「シーン別おすすめデビットカード11選」にておすすめのカードを紹介しているので参考にしてください。
『楽天銀行デビットカード(JCB)』
『楽天銀行デビットカード(JCB)』は楽天銀行が発行する年会費無料のデビットカードです。発行条件が日本在住で中学生を除く16歳以上の方となっており、15歳以上でない点に注意しましょう。
このカードはポイント還元率が1%となっており他のデビットカードのポイント還元率が0.2%程度だと考えればかなりの高還元です。
そのため、JCBのデビットカードの中で最もおすすめの1枚です。
『楽天銀行デビットカード(JCB)』公式ホームページ:
3. JCBの国際ブランド徹底比較
最後にそもそもJCBはどういった国際ブランドなのかを紹介したいと思います。
国際ブランドとはお店やオンラインショップで買い物をする際に、カードでの支払いの決済を24時間世界中どこでも利用可能にするシステムを提供している会社を指します。
一般的に以下のようなロゴがカードの右下にあります。これらを7大国際ブランドと言います。
以下に各ブランドの規模が一目で分かる徹底比較表を載せます。
ロゴ | 会員数 | 加盟店舗数 | シェア率 | ポイント | 代表的なカード | |
JCB | ![]() | ○ | 国内◎・国外△ | 5位 | 日本国内シェアNo. 1 | 『JCB一般カード』 |
VISA | ![]() | ◎ | 国内◎・国外◎ | 1位 | 世界各地で高確率で使用可能・大半のカード会社でApple Payの利用に制限あり | 『三井住友カード』 |
Mastercard | ![]() | ◎ | 国内◎・国外◎ | 2位 | 海外利用時の為替手数料が最安値になりやすい | 『UCカード(一般カード)』 |
AMERICAN EXPRESS | ![]() | ○ | 国内◎・国外○ | 4位 | ステータスの高い国際ブランド | 『アメリカン・エキスプレス・カード』 |
DinersClub | ![]() | 不明 | 国内◎・国外○ | 6位 | 「食」関連のサービス充実 | 『ダイナースクラブカード』 |
銀聯(UnionPay) | ![]() | ◎ | 国内△・国外○ | 3位 | 中国でのシェアNo. 1 | 『三菱UFJニコス銀聯カード』・『三井住友銀聯カード』・『ANA銀聯カード』 |
DISCOVER | ![]() | △ | 国内◎・国外○ | 7位 | アメリカ中心のブランドで、日本国内では作れない。 | 日本で発行できるカードなし |
上記のように、JCBのカードは海外での利用に不安はあるものの国内で利用できるお店が一番多いので、日本での利用が中心な方におすすめです。
JCBのメリット
JCBの国内シェアは群を抜いてNo. 1なので国内で利用できるお店が多いです。
また、JCBはApple Payを制限なく使えます。
Apple Payとは交通系電子マネーや自分のクレジットカード情報をiPhoneに取り込み、交通機関の利用やお店やネットでの決済がキャッシュレスで簡単にできるサービスです。
出典:Apple
さらに、対応しているカードではGoogle Payも利用できるため、3万円未満の少額決済ではタッチ決済で素早く簡単に支払いができます。
JCBのデメリット
JCBは世界的な知名度はまだまだ低く、世界シェア率も5位なので海外では使えないことがあります。しかし、ここ数年でアジアをはじめ米国でも利用できるお店が増えてきました。
理由としてはAMERICAN EXPRESS、Diners Club、銀聯、Discoverとの業務提携が大きいです。この提携によって双方のカードリーダーでどちらのカードも読み取れるようになったからです。
また、海外でのキャッシングに関しても、Mastercard同様にCirrusのマークがあるところではキャッシングを行えます。
さらに最近では「たびらば」で、JCB会員だけのサービスを紹介したり、会員限定のチケット先行販売や割引チケットがあったり、JCB保険サービスが付帯していたりします。
4. まとめ
おすすめなJCBカードと年会費についてご紹介しました。
JCBのクレジットカードには大きく分けて以下の2種類があります。
- プロパーカード:JCBが直接発行しているクレジットカード
- 提携カード:JCBと提携し、JCBのライセンスを借りて発行しているクレジットカード
年会費無料のカードを探すならば、下記のカードから探すことをおすすめします。
おすすめの「JCBプロパーカード」
- 39歳以下向け高還元率カード『JCB CARD W』『JCB CARD W plusL』
- 女性向け『JCB LINDA』
年会費無料でポイント還元率も高いおすすめのJCB提携カード
- 『リクルートカード』
年会費無料で海外旅行保険の充実したJCB提携カード
年会費無料で審査が不安な方におすすめのJCB提携カード
参考:デビットカード
デビットカードは原則審査なしで作ることができます。そのため、年齢などの条件さえ問題なければ誰でも作ることができます。
そのため、どうしてもクレジットカードが作れないという方にはデビットカードもおすすめです。
以上がおすすめのJCBのクレジットカードです。
あなたの年齢や生活に合ったJCBのクレジットカードを使って、今よりも便利でお得な暮らしができることを祈っています。