コンビニでのクレジットカード利用は超お得!おすすめカード8選

「コンビニでお得なクレジットカードはどれなのか」「コンビニでクレジットカードを使うべきかどうか」について考えていませんか。

統計的にはコンビニでの現金払いの割合は8割以上、クレジットカード払いはわずか2割弱と非常に少ないですが、実はコンビニでこそクレジットカードを使うべきです。

この記事では大手カード会社に3社勤務した私がその経験を生かして、コンビニでのクレジットカード利用について以下の流れで紹介していきます。

  1. コンビニでクレジットカードを利用することのメリット
  2. コンビニ別おすすめクレジットカード3選
  3. コンビニでよりお得になる電子マネーとクレジットカードの組み合わせ5選

この記事を読むことで、コンビニでクレジットカードを使うことがいかにお得かが分かり、それぞれのコンビニチェーンでの利用でお得なおすすめのクレジットカードもわかります。

1. コンビニでクレジットカードを利用することのメリット

私はクレジットカードのプロとしてコンビニでこそクレジットカードを利用することを強くおすすめします。

なぜなら、クレジットカードを利用すると1ポイント1円として利用できることが多いポイントなどの還元を受けられるからです。

そして、1回あたりのコンビニでの会計は少額であっても、大抵の方の累計額はかなりの額になっています。

そのため、コンビニでの会計をクレジットカードにまとめることでかなりの還元が受けられます。

1-1. コンビニでクレジットカードを使うべき理由

コンビニでは1回あたり数百円程度の小額決済が多いので、年間どのくらいの金額をコンビニで使っているか考えたり、振り返る機会は少ないと思います。

ですが、改めて自分の生活を見直すと意外と多くの金額をコンビニで使っていることがわかります。

例えば、以下のように1日にコンビニで1,000円ほどの買い物をする方は年間で365,000円の買い物をしていることになります。

  • 【朝】:飲み物120円
  • 【昼】:弁当500円、タバコ460円

365,000円の会計を還元率1.0%のクレジットカードで支払った場合、3,650ポイントも得ることができます。

上記はあくまで一例ですが、人によっては何気ない買い物なども合わせるとかなりの金額になっています。

1-2. コンビニでのクレジットカード利用の現状

上記のようにコンビニでのカード利用は非常にお得です。

しかし、コンビニで買い物をする場合、以下のように現金払いの割合は8割以上、クレジットカード払いはわずか2割弱と非常に少ないです。

データ引用元:ポケットカード株式会社 ファミマTカードwebサイト

また、そのほかにもコンビニでクレジットカードを利用することにためらいがある方は全体の66.5%にもあたります。

コンビニでクレジットカードを利用するのにためらう理由としては以下のような理由が多いようです。

  • 小額の支払いをクレジットカードでするのが恥ずかしい(64.8%)
  • サインや暗証番号入力が面倒(31.2%)
  • わざわざカードを出すのが面倒(19.2%)

最も多い「恥ずかしい」という理由に関しては各々の感情なので何も言えることはありませんが、他の2つに関しては以下を参考にしてください。

コンビニでのクレジットカード利用では面倒なサインも暗証番号も必要ない

通常クレジットカードを利用するとサインあるいは暗証番号入力が必要になりますが、コンビニでは基本的にサインや暗証番号入力なしで買い物ができます。

コンビニでは会計の際に店員にクレジットカードで支払うことを伝えて、店員にカードを渡すだけで決済が完了します。

最近は、コロナ感染防止も含めてタッチ決済や自分でカードリーダーに挿し込む、セルフレジでカード払いが簡単にできます。

ただし、1万円以上など大きい金額の決済になる場合はサインが必要になります(チェーンによっては4,000円以上ということもあります)

クレジットカード払いは非常に簡単

わざわざクレジットカードを出すのが面倒という回答が多かったようですが、個人的には小銭を出す方が面倒なのではと感じます。

実際にコンビニでカード利用をしている方の理由としては下記の通りです。

  • 「1位. ポイントを貯めたいから(82.1%)」
  • 「2位. 小銭を出すことが面倒だから(56.6%)」

このように、クレジットカードでの会計が非常に簡単ということがわかります。

2. コンビニ別おすすめクレジットカード3選

上記のようにコンビニでのクレジットカード利用は非常にお得です。

各コンビニごとにおすすめのクレジットカードは以下の通りです。

また、下表のようにクレジットカードはほとんどのコンビニで利用可能です。

コンビニ名/おすすめクレジットカード利用可能なカードブランド【クレジットカード払いができない
商品・サービス 】
【セブン-イレブン】/
Oliveフレキシブルペイ 一般
VISA/JCB/Mastercard/Diners/AMEX/銀聯
詳細

インターネット代金収納(セブンネットショッピング、西武そごうのeデパート、アカチャンホンポネット通販、ロフト、イトーヨーカドー、タワーレコード、ニッセン除く)

公共料金

マルチコピー機でのサービス(一部チケット除く)

切手・印紙・ハガキ・年賀状

クオ・カード

テレホンカード

アイチューンズカード

ニンテンドープリペイドカード

プリペイド携帯カード

ビール券・酒クーポン券

地区指定ゴミ袋・ゴミ処理券

他金券等に準ずるもの

nanacoカード発行手数料

nanacoカード発行手数料

nanaco現金チャージ

交通系電子マネー現金チャージ

楽天Edy現金チャージ

【ファミリーマート】/
ファミマTカード
VISA/JCB/Mastercard/Diners/AMEX/銀聯
詳細

公共料金等の各種代金お支払い
Famiポート取扱い商品・サービス(チケットを除く)
プリペイドカード類(POSAカード、QUOカード、テレホンカード等)
宅急便・宅急便コンパクト送料
切手・はがき・印紙類
ゴミ処理券等の金券類
一部の自治体指定ごみ袋
電子マネーチャージ
コピー、FAX

【ローソン】/
Oliveフレキシブルペイ 一般
VISA/JCB/Mastercard/Diners/AMEX/銀聯
詳細

テレホンカード類

バスカード・各種乗車券・回数券

各種商品券

QUOカード

切手・ハガキ・印紙

一部のLoppi取次サービス

公共料金・収納代行票でのお支払

【ミニストップ】/
Oliveフレキシブルペイ 一般
VISA/JCB/Mastercard/Diners/AMEX/銀聯
詳細

・切手/印紙

・はがき

・ギフトカード

・テレフォンカード

・ごみ処理券

・電子マネーWAONカード

・公共料金類

・コンビニ受け取りサービス

・ゆうパック

・コピーサービス

・FAXサービス

・MINISTOP Loppi取り扱いサービス・商品(なお、ローソンチケット、予約取り寄せ商品は除く)

・レジャーチケット類

【デイリーヤマザキ】/
リクルートカード』などの高還元率カード
VISA/JCB/Mastercard/Diners/AMEX
詳細

公共料金等収納代行票での支払

オンライン決済

プリ犬

プリペイドカード

宅配便

切手

はがき

収入印紙

テレフォンカード等に関する支払

【NewDays】/
リクルートカード』などの高還元率カード
VISA/JCB/Mastercard/Diners/AMEX収納代行、カード類など
【セイコーマート】/Oliveフレキシブルペイ 一般VISA/JCB/Mastercard/Diners/AMEX/銀聯(一部店舗のみ)
詳細

公共料金

通信販売などの収納代行

プリペイドカード類(クオカード・テレホンカードなど)

電子マネーチャージ

切手、はがき、印紙類など

【ポプラ】/Oliveフレキシブルペイ 一般VISA/JCB/Mastercard/Diners/AMEX
詳細

料金収納代行

切手・印紙・はがき・ギフトカード・プリペイドカード

チケット・回数券・宅急便

地域ゴミ袋・ゴミ処理券

※DISCOVERなど他国のブランドに対応しているコンビニもありますが、普通の日本人では作れないブランドは除外しています。

各コンビニで特別な還元率になるクレジットカードは下表の通りです。

Oliveフレキシブルペイ 一般』などOliveフレキシブルペイ三菱UFJカードJQ CARDセゾンGOLDJCBオリジナルシリーズ対象カード
還元率5%〜20%5.5%〜19%2.5%〜3.5%期間限定で高還元になることも
セブン-イレブン
ファミリーマート
ローソン
ミニストップ
デイリーヤマザキ
NewDays
セイコーマート
ポプラ

◎は現時点でそのコンビニで最大の還元率を得られることを示しています。

一部この章で詳しく紹介していないカードも含みますが、還元率重視ですとこのようになります。

以前は、クレジットカードで支払うよりも電子マネーで支払った方がお得になることが多かったです。

しかし、最近はカードのタッチ決済を利用した方がポイントが多くもらえることが多いです。

2-1. 『Oliveフレキシブルペイ 一般』:セブン-イレブン・ローソン・ミニストップ・セイコーマート・ポプラでお得

Oliveフレキシブルペイ 一般の券面画像
Oliveフレキシブルペイ 一般』は全国のセブン-イレブン・ローソン・ミニストップ・セイコーマート・ポプラのコンビニ5社でApple Pay/ Google Payでのタッチ決済(Visaのタッチ決済)なら最大20%の還元となります。

Olive 対象のコンビニ・飲食店で最大20%ポイント還元

出典:SMBC

三井住友カード(NL)』と比べても下表のようにメリットが多いです。

『Olive 一般』『三井住友カード(NL)』
Vポイントアッププログラム(対象のコンビニ・飲食店での利用時)最大+8%のVポイント

※いずれかのOliveカードを作成し、SMBC IDを紐づければOilve特典と同じ還元率が適用される

Oliveアカウントの選べる特典給与・年金受取200Pなど1個選択

入会月の当月と翌月に限り2個選択可能

国際ブランドVISAのみVISA・Mastercard
家族カードなし※2024年4月16日よりありへあり
引き落とし口座三井住友銀行のみ他の銀行も可能
支払い先による還元率の変動あり(デビットカードと処理され、下がる可能性も)なし
電子マネーiD支払いデビットカードのみ

ポイント優遇対象外

クレジットカード

ポイント優遇あり

支払い日26日のみ10日または26日
追加カードの発行三井住友カードWAONなど一部不可全て作成可

家族カードや引き落とし口座などのこだわりがなければ、『Oliveフレキシブルペイ 一般』の方がより多くポイントがもらえるなどの優遇を得られます。

上記でご紹介した店舗の利用頻度や金額が多いのであれば、『Oliveフレキシブルペイ 一般』を持つと良いでしょう。

『Oliveフレキシブルペイ 一般』公式ページ:

https://www.smbc.co.jp/kojin/olive/

2-2. 『ファミマTカード』:ファミリーマートでお得

ファミマTカードの券面画像

ファミマTカード』は全国のファミリーマートで利用するとTポイントが最大2%還元されます。

ファミマTカードのクレジット払いならファミリーマートでTポイント最大2%還元

また、他の一般クレジットカードでは支払いができないギフト券(ハーゲンダッツ等)の支払いにも利用できます。

さらに、ファミリーマートでの支払いでクーポンや還元を得られるファミペイへ月10万円(*制限中。本来は月100万円)までチャージできるため、キャンペーン時の特典をフルで受けやすいです。

『ファミマTカード』公式ページ

https://ftcard.pocketcard.co.jp/

ポイント還元率だけにこだわるのであれば、『JQ CARDセゾンGOLD』だと最大3.5%になります。

JQ CARDセゾン』 をJCBで作り招待からGOLDを作る事で、ファミペイへのチャージにも使えます。

2-3. 『リクルートカード』:デイリーヤマザキ・NewDays

リクルートカードJCBの券面画像
リクルートカード』は年会費無料のクレジットカードの中で、最高クラスの1.2%のポイント還元率でお得に使えるカードです。

デイリーヤマザキ・NewDays・セイコーマート・ポプラではポイント還元率の高いクレジットカードに、それぞれのポイントカードを提示して支払いをした方がお得です。

  • デイリーヤマザキ:「楽天ポイントカード」:100円(税抜)で1ポイントたまる
  • NewDays:なし

『リクルートカード』公式ページ

https://recruit-card.jp/

『エポスゴールドカード』などゴールド以上のエポスカード

エポス・JQゴールド・プラチナカードの券面画像

エポスゴールドカード』『JQ CARDエポスゴールド』『エポスプラチナカード』などゴールド以上のエポスカードは選べるポイントアップショップで3つのコンビニの還元率を1.5%以上にできます。

選べるポイントアップショップの対象となるコンビニは下記の通りです。

  • セブンイレブン
  • ファミリーマート
  • ローソン
  • ミニストップ
  • セイコーマート
  • デイリーヤマザキ

さらに、下表のようなボーナスポイントももらえるため、最大4.2%の還元率にできます。

ゴールドプラチナ
年間ボーナスポイント最大10,000P(+1%)20,000P(+2%)〜100,000P(+0.67%)
ファミリーボーナスポイント最大3,000P(+0.1%)最大6,000P(+0.2%)
お誕生月ポイント2倍+0.5%:カードご利用1契約200円(税込)
合計最大還元率2.6%4.2%

特にデイリーヤマザキは、他のカードにはない高還元率です。

これらコンビニの利用金額が多い方は選べるポイントアップショップに設定するとお得です。

参考:クレジットカードを利用したくない方におすすめのカード

クレジットカードを利用したいけれども審査に通らない方や、クレジットカード払いが好きでないという方には「プリペイドカード」や「デビットカード」がおすすめです。

プリペイドカード

プリペイドカードは先にカードに入金(チャージ)をして使えるカードのことです

最近はJCB・VISA・Mastercardといった国際ブランドが付いたカードが多いため、コンビニはもちろん世界中の加盟店で利用できます。

コンビニでお得に利用できる代表的なプリペイドカードは下記の2枚です。

デビットカード

デビットカードとは銀行の預金口座とつながっていて、クレジットカードのように支払いができるカードの事で原則審査なしで作れて、ポイントやキャッシュバックなどの還元を受けられます。

クレジットカードとの大きな違いは、クレジットカードは利用しても口座からお金が引き落とされるのは翌月ですが、デビットカードはカードを利用した瞬間に口座からお金が引き落とされます。

『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』

あおぞらキャッシュカード・プラスの券面画像

あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』はあおぞら銀行が発行する年会費、発行手数料が無料でキャッシュバック還元率が0.25%〜1%のカードです。

定期的に、コンビニなど特定加盟店での利用で最大2%還元などのキャンペーンを行っています。

あおぞら銀行 Visaデビット 特定加盟店プレゼントプログラム 20240201

引用:あおぞら銀行

4月30日まで特定加盟店である下記のコンビニで利用すると、利用金額を月毎に集計しその2%分(上限1,000円/月)がプレゼントされます。

  • セブン-イレブン
  • ローソン
  • ミニストップ
  • セイコーマート
  • デイリーヤマザキ
  • NewDays

月50,000円までが対象となり、月毎の集計金額に対して還元してくれるため、一部のクレジットカードと異なり切り捨てが少なく、確実にキャッシュバックを多く得やすいです。

「Visaデビット キャッシュバックプログラム」の1%を合計して2%分となります。

同様のキャンペーンが過去にも繰り返し行われているため、作っておくと得しかない1枚です。

『あおぞらキャッシュカード・プラス(Visaデビット機能つき)』公式ホームページ:

https://www.aozorabank.co.jp/bank/products/cashcard_plus/

3. コンビニでよりお得になる電子マネーとクレジットカードの組み合わせ5選

以前に比べるとお得さは減りましたが、クレジットカードと組み合わせての電子マネーでの支払いも結構お得です。

電子マネーでは下記のようなメリットがあります。

  • チャージ時にクレジットカードのポイントがマイルがたまる
  • 利用時にクレジットカードのポイントやマイルがたまる
  • 利用時に電子マネー独自のポイントがたまる
  • 支払いのスピードがクレジットカードに比べて早め(サインレスで端末にかざすだけ)
  • クレジットカードでは支払えない商品やサービスの支払いができる(公共料金や税金の収納代行など)

ここでは、コンビニの支払いで得をする電子マネーとクレジットカードの組み合わせをご紹介します(コンビニ名がない場合は、2章で紹介したクレジットカードでの支払いが最もお得です)

コンビニ名カード名電子マネー名ポイント/マイル還元率備考
セブン-イレブンANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)ANA QUICPay+nanaco1.18~1.83%カードのポイントはメトロポイントを経由してANAマイルに交換した還元率

ANA JCBカード(学生用)ANA QUICPay+nanaco1.73%~1.83%学生ならこのカードが最もお得

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードQUICPay2%〜3%カードのポイント2%+nanacoポイント1%
ファミリーマートJALカード』(TOKYU POINT ClubQ・JCB・Mastercard・VISA)JMB WAON1%Tカード(ポイントカード)・dポイントカード・楽天ポイントカードの提示で+0.5%
ミニストップJALカード』(TOKYU POINT ClubQ・JCB・Mastercard・VISA)JMB WAON1%〜1.5%5の付く日の支払いではさらに+0.5%
デイリーヤマザキセゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カードQUICPay2%楽天ポイントカードの提示で+1%
NewDays
セイコーマートクラブカードの提示で+0.5%
ポプラ

楽天ポイントカードの提示で+1%

※ nanacoボーナスポイント対象商品の購入でさらにポイントがもらえる

大まかに「QUICPay」、「JMB WAON」、「Suica」といった電子マネーを利用するとコンビニではカードでの支払いよりもお得になります。

表からセブン-イレブンが少し複雑そうに見えますが、年齢や学生であるかどうかでお得なカードが異なるだけです。

それぞれのカードと電子マネーについてどうお得になるのか、もう少し詳しくご説明します。

3-1.『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』:セブン-イレブンでお得(ANAマイルを貯めたい人向け)

ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)の券面(2019年3月版)

ANAマイルを貯めたい人(学生は除く)は『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』が最もマイル還元率を高くできるのでおすすめです。

なぜなら、JCBが発行しているANAカードでしか作ることのできない電子マネーの「ANA QUICPay+nanaco」で支払いをすると1.18%~1.83%のマイル還元率にできるからです(レジでは「QUICPayで払います」と言ってください)

引用:ANA QUICPay+nanaco

ちなみにマイル還元率の内訳は以下の通りです。

項目マイル還元率備考
基本ポイント還元率0.45〜1%OkiDokiポイントをメトロポイントに交換してからマイルに交換します(0.45%マイル還元率)

有料オプションの10マイルコース選択時はマイル還元率が1%になります

ANAカードマイルプラス加盟店ボーナス0.5%200円(税込)につき1マイル追加でたまります
nanacoポイント0.23%220円(税込)につき1nanacoポイントがたまり、2nanacoポイントは1マイルに交換できます
Oki Dokiボーナスアップ(※前年の利用金額が50万円未満の時は加算なし)0.045%〜0.1%JCBスターメンバーズで前年利用額によって上がったポイントをマイルに交換。

有料オプションの10マイルコース選択時はマイル還元率が最高で+0.1%になります

合計1.18〜1.83%

マイル還元率1.83%は非常に魅力的な数値ですが、10マイルコースを選択するとマイル移行手数料(年間税込5,500円)が必要となり、負担する手数料のせいでコスパが下がってしまいます。

マイル移行手数料が無料の5マイルコースでも1.18~1.27%と高めのマイル還元率ですし、Oki Dokiポイントの有効期限は2年あるので、2年に1回10マイルコースを選択すると手数料の負担を抑えつつ高還元率にできます。

『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』公式ページ:

https://www.jcb.co.jp/ordercard/teikei/ana_card_tk.html

※学生の方は、在学中年会費無料で10マイルコースも無料という非常に良い条件の『ANA JCBカード(学生用)』を作った方が、1.73~1.83%のマイル還元率にできてよりお得です。

3-2. 『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』:セブン-イレブンで最もお得

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード デジタルの券面画像(2022年版)

セブン-イレブンをよく利用する方は『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』でQUICPayの支払いなら合計で3%還元にできます。

ポイント還元率
ショッピング1,000円で1永久不滅ポイント(=0.5円相当)0.5%
セゾンパールQUICPay決済特典1.5%(年30万を超える引落月まで)
nanacoポイントが貯まるサービス1%
合計3%

セゾンパールの利用で貯まる永久不滅ポイントはその名の通り有効期限がないため、自分のペースでポイントをたくさん増やしたい方には最適な1枚です。

先にご紹介した『JCB CARD W』や『ANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)』はポイントやマイルの有効期限があるため、ライフスタイルに合わなければ失効してしまう可能性があります。

永久不滅ポイントなら「永久不滅ポイント運用サービス」でポイントのまま投資ができて、税の仕組みから非課税で増やしやすいため、ポイントを運用で増やして好きな時にマイルなどに換えられるメリットがあります。

『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』公式ページ

https://www.saisoncard.co.jp/amex/pearl-cs02/

3-3.『JALカード』:ファミリーマートでお得(JALマイルを貯めたい人向け)

「JMB WAON」へのオートチャージでマイルがもらえるJALTOKYU POINT ClubQ、JCB、Visa、Mastercardの券面画像2024

ファミリーマートはJALカード特約店となっているため、『JALカード』やJALマイルのたまる電子マネー「JMB WAON」を利用するとよりお得に買い物ができます。

「JMB WAON」は使ってもマイルがたまりますが、『JALカード』(TOKYU POINT ClubQ・JCB・Mastercard・VISA:CLUB-Aなど他の3つのグレードも含む)では「JMB WAON」へのチャージ金額100〜200円につき1マイルためられるので、2重にお得になります。

JALカードはJMB WAONへのチャージでマイルがもらえる

出典:JALマイレージバンク

選択するグレードによっては有料オプションとなっている「ショッピングマイル・プレミアム(以下SMP)4,950円(税込)」の加入状況によって次の支払いをすると最も多くマイルをためられます。

  • SMPに加入:『JALカード』での支払い(50円以上の支払いは切り上げで1マイルとなり無駄が少ないため)
  • SMPに未加入:チャージした「JMB WAON」での支払い(チャージ分0.5%+WAONマイル特約店1%で1.5%になるため)

『JALカード』や「JMB WAON」での支払いでもらえるJALマイルに加えて、Tカード(ポイントカード)・dポイントカード・楽天ポイントカードの提示で+0.5%の各社ポイントももらえます。

『JALカード』公式ページ:

https://www.jal.co.jp/jalcard/

※TOKYU POINT ClubQ・JCB・Mastercard・VISAのいずれかでないと「JMB WAON」へのチャージでマイルがもらえないので注意してください

3-4.『JALカード』:ミニストップでお得(JALマイルを貯めたい人向け)

「JMB WAON」へのオートチャージでマイルがもらえるJALTOKYU POINT ClubQ、JCB、Visa、Mastercardの券面画像2024

ミニストップは電子マネー「WAON」での利用で得をしやすく、特に「JMB WAON」の利用でマイルがたまりやすいので、JALマイルをためたい人には最適な支払い方法です。

「JMB WAON」は使ってもマイルがたまりますが、『JALカード』(TOKYU POINT ClubQ・JCB・Mastercard・VISA:CLUB-Aなど他の3つのグレードも含む)では「JMB WAON」へのチャージ金額100〜200円につき1マイルためられ、2重にお得になります。

JALカードはJMB WAONへのチャージでマイルがもらえる

出典:JALマイレージバンク

選択するグレードによっては有料オプションとなっている「ショッピングマイル・プレミアム(以下SMP)4,950円(税込)」の加入状況によって、1〜1.5%のマイル還元率となります。

さらに毎月5日・15日・25日に「JMB WAON」で支払いをすると最高還元率2%(200円につき4マイル)にできます。

なぜなら、「JMB WAON(モバイル含む)」での支払いの場合はマイルが2倍になるからです。

出典:ミニストップ WAONとは?

内訳は次の通りです。

項目付くマイル
ショッピングマイルプレミアムに登録してある

『JALカード』から「JMB WAON」へのチャージ

200円につき2マイル
ミニストップでの支払い200円につき1マイル
5の付く日お客さまわくわくデーボーナス200円につき1マイル
合計200円につき4マイル

上記のように通常の買い物でお得に支払いをしたい人には『JALカード』と「JMB WAON」の組み合わせは最適です。

2019年10月4日追記:

これまでWAONで公共料金や税金など収納代行の支払いも可能でしたが、11月17日で終了となりました。

2021年2月3日追記:

2020年8月10日より、公共料金などWAONで一部の収納代行サービスでの支払いが再開しています。

『JALカード』公式ページ:

https://www.jal.co.jp/jalcard/

※TOKYU POINT ClubQ・JCB・Mastercard・VISAのいずれかでないと「JMB WAON」へのチャージでマイルがもらえないので注意してください

JALのマイルをためていない、他のポイントを貯めたい人は次にご紹介するカードを使うと良いでしょう。

3-5. 『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』:上記以外のカードでコンビニでお得

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード デジタルの券面画像(2022年版)

デイリーヤマザキ・NewDays・セイコーマート・ポプラをよく利用する方は『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』でQUICPayの支払いなら最高で2%還元※にできます。

※年30万を超える引落月まで

セゾンパールの利用で貯まる永久不滅ポイントはその名の通り有効期限がないため、自分のペースでポイントをたくさん増やしたい方には最適な1枚です。

先にご紹介した『三井住友カード(NL)』はポイントの有効期限があるため、ライフスタイルに合わなければ失効してしまう可能性があります。

永久不滅ポイントなら「永久不滅ポイント運用サービス」でポイントのまま投資ができて、税の仕組みから非課税で増やしやすいため、ポイントを運用で増やして好きな時にマイルなどに換えられるメリットがあります。

『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』公式ページ

https://www.saisoncard.co.jp/amex/pearl-cs02/

参考情報

セブン-イレブンで電子マネーの「nanaco」を使って公共料金や税金など収納代行の支払いが25万円(5枚)までできるので、「nanaco」へのチャージでポイントが付くクレジットカードで間接的にカード払いができてお得です。

しかし、現在「nanaco」へのチャージでポイントが付くクレジットカードを新規で設定できるのは『セブンカード・プラス』だけになり、0.5%しかもらえなくなったので昔ほどお得ではなくなりました。

2022年12月1日から国税の支払いでAmazon Payが使えるようになり、スマホアプリ納付では手数料無料のため、クレジットカードなどを使ってAmazonギフト券にチャージした方が得になりました。

4. まとめ

コンビニでのクレジットカード利用についてご紹介しました。

コンビニで現金払いの割合は8割以上、クレジットカード払いはわずか2割弱と非常に少ないですが、実はコンビニでこそクレジットカードを使うべきです。

例えば、以下のように1日にコンビニで1,000円ほどの買い物をする方は年間で365,000円の買い物をしていることになります。

  • 【朝】:飲み物120円
  • 【昼】:弁当500円、タバコ460円

365,000円の会計を還元率1.0%のクレジットカードで支払った場合、3,650ポイントも得ることができます。

各コンビニごとにおすすめのクレジットカードは以下の通りです。

また、クレジットカードからチャージして使う電子マネーでの支払いも便利でお得になります。

なぜなら、クレジットカードの種類によってはポイントカードを提示してもポイントがもらえないことが多いですが、電子マネーではポイントカードのポイントももらえることがあるので、2重にためられるからです。

利用するコンビニとためたいポイントやマイルによって、おすすめするクレジットカードと電子マネーの組み合わせは次の通りです。

<セブン-イレブン>:通常のポイント

<セブン-イレブン>:ANAマイル

<ファミリーマート>:JALマイル

  • JALカード』(TOKYU POINT ClubQ・JCB・Mastercard・VISA)+「JMB WAON」:1%+0.5%のTポイント・dポイントカード・楽天ポイントカード

<ミニストップ>:JALマイル

  • JALカード』(TOKYU POINT ClubQ・JCB・Mastercard・VISA)+「JMB WAON」:1%〜1.5%+5の付く日は+0.5%のJALマイル

<ミニストップ・デイリーヤマザキ・NewDays・セイコーマート・ポプラ>:通常のポイント

コンビニの支払いにクレジットカードを利用することで、あなたが今よりももっとお得になったり節約できるようになることを祈っています。

(※当サイトへの掲載情報は、できる限り正確であるように精査の上細心の注意を払って作成しておりますが、情報を利用・使用するなどの行為に対して生じたあらゆる損害等について一切補償は致しません。極力サービス内容が変わり次第更新をしますが突然変わりすぐに更新できない可能性もあるため、カードご入会の前には必ずご自身でカード発行元の公式サイトで最新の情報をご確認した後にお申し込み下さい)