「2021年現在、新しくクレジットカードを作るならどんなカードを作るべきか」悩んでいませんか。
新型コロナウイルスの世界的大流行に伴い、不特定多数の人が触り不衛生な現金に代わってクレジットカードのようなキャッシュレス決済が主流になってきています。
そして、タッチ決済・コンタクトレス決済・QRコード決済のような非接触決済をよりお得に使えるクレジットカードを選ぶことでポイントや割引などの還元を得られやすくなり、厳しいコロナ禍でも家計の助けになります。
この記事では、2021年に持っておくべきおすすめなクレジットカードを最近の業界の変化を交じえながら以下の流れで紹介します。
この記事を読むことで、クレジットカードを中心としたキャッシュレス決済について分かり、安全・安心に加えてよりお得に使える2021年におすすめなカードを選べるようになります。
1. 2021年のクレジットカード業界の最新情報
全ての業種に当てはまりますが、クレジットカード業界においても新型コロナウイルスの影響は無視できません。
カード会社や加盟店側で準備を進めていたタッチ決済・コンタクトレス決済が不衛生な現金に代わって爆発的に利用回数が増えました。
加えて、カード支払いとライバル関係になりそうな「PayPay」や「d払い」などのQRコード決済は特定のクレジットカードを利用することでよりお得に使えます。
この章では以下の流れで2021年のクレジットカード業界の現状について紹介します。
- 2021年人気になるクレジットカードの特徴
- QRコード決済がよりお得に使える
1-1. 2021年人気になるクレジットカードの特徴
2021年人気になるクレジットカードカードの特徴はタッチ決済・コンタクトレス決済(Wi-Fiマークが右向きになったようなデザインのマーク「正式名称:リップルマーク」が付いている)など非接触決済ができることです。
下表の通り、各カード会社共に自社で直接発行しているプロパーカードで対応している事が多いです。
カード会社名 | 代表的なカード名 (非接触決済名) |
JCB | 『JCB一般カード』 |
エポスカード | 『エポスカード』 (Visaのタッチ決済) |
イオンカード | 『イオンカード』 (Visaのタッチ決済) |
アメリカン・エキスプレス(AMEX) | |
Diners(ダイナース) | 『ダイナースクラブカード』 |
三井住友カード | 『三井住友カード(NL)』 |
楽天カード | 『楽天カード』 (Visaのタッチ決済) |
タッチ決済マークが付いていないカードでも、SuicaやiD・QUICPayのような電子マネーやApple Pay・Google Payを利用して非接触決済ができることが現在ではほとんどです。
VisaブランドもApple Payに対応!:2021年6月1日追記
2021年5月11日より、VisaブランドでもApple Payに対応が開始されました。
引用:Visa
Visa公式ページで「いつでも、どこでもApple PayのSuicaやPASMOのチャージが簡単に」という表記があるため、Mastercardと同様に制限なくApple Payを使えるようになったと言えます。
以前はVisaでのApple Pay利用に制限があったため、Mastercardをおすすめすることが多かったですが、下記対象カード会社から発行されているクレジットカードなら、Visaを選んでもApple Payをストレスなく利用できます。
- アプラス
- SMBCファイナンスサービス
- NTTドコモ
- エムアイカード
- クレディセゾン
- ジャックス
- 三井住友カード
- 横浜銀行
- 楽天カード
カード番号がカード裏面に記載されたりそもそも書かれていないことも!
上記でご紹介したカードの一部でもあるように、クレジットカードの番号がカードの表面になく(裏面に記載)、簡単に盗み見られることを防ぐセキュリティを意識した券面デザインも増えました。
そして、2020年11月24日にはついに完全にナンバーレス(カードに番号が書かれていない)のクレジットカードがセゾンカードより発行開始になりました。
『SAISON CARD Digital』『セゾンカードインターナショナル』『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』の3券種はナンバーレス デジタルカードを選択するとスマホから最短5分でクレジットカードを作れます。
カード番号や有効期限などの情報はアプリ上で確認でき、お店などで使う際には店員や他人に番号を盗み見られることが無くなります。
ナンバーレスカードはアメリカで『Apple Card』が2019年8月20日より一般の人向けに発行開始しましたが、日本では上記3券種をセゾンカードが初めて発行しました。
2021年2月1日から三井住友カードにもナンバーレスカードが登場!:2021年3月2日追記
2021年2月1日より、三井住友カードからも『三井住友カード(NL)』※NL=ナンバーレスという券面にカード番号が記載されていないクレジットカードが発行開始されました。
セゾンと同様に、カード番号はアプリ上で確認することができ、「即時発行」を選択すると最短5分でクレジットカードを作れることも可能です。
7月1日には『三井住友カード ゴールド(NL)』も発行開始されました。
1-2. QRコード決済がよりお得に使える
キャッシュレス決済で新たに大きな存在感を増してきているのがQRコード決済です。
三大通信キャリアを中心に利用者数・使える場所・決済金額をどんどん増やしていて、コンビニATMや銀行口座などからもチャージできるのも大きなメリットの1つです。
あなたが利用している通信キャリアが提供しているQRコード決済を選ぶとよりお得になりやすいのは間違いないですが、他キャリアを利用していても以下の特定クレジットカードからチャージや支払い先にしておくことでもお得に使えます。
QRコード決済名 | お得になるクレジットカード名 |
PayPay | 『PayPayカード』 |
LINE Pay | 『Visa LINE Payクレジットカード』 |
d払い | 『dカード』 |
メルペイ | なし(カードによるチャージ不可) |
au PAY | 『au PAY カード』 |
楽天ペイ | 『楽天カード』 |
QRコード決済に関しては契約している通信キャリアに囚われずに、あなたが日常生活でよく利用するお店やサービスで導入されているかどうかを重視した方が良いでしょう。
そして、キャンペーンなどに合わせて複数のQRコード決済を使い分けることで割引や還元を得られやすくなり、コロナ禍で厳しい中でも節約しつつ満足な買い物がしやすくなります。
また、JCBの「Smart Code」に対応している以下のようなQRコードでも特定のクレジットカードとの組み合わせでお得に使えます。
- ANA Pay:『ANA JCBカード』
- EPOS Pay:『エポスカード』
- FamiPay:『ファミマTカード』
LINE Payは2022年4月にPayPayに事業統合されることが正式決定!:2021年3月2日追記
LINE Payは2022年4月にLINE Payの国内QR・バーコード決済事業をPayPayの事業へ統合することが正式に決定しました。
また、これに先立ち2021年4月下旬以降、全国300万ヵ所以上のPayPay加盟店のうち、ユーザースキャン方式(MPM)加盟店において「LINE Pay」での支払いが可能になります。
『Visa LINE Payクレジットカード』の3%還元は4月30日までで、ネット上では『PayPayカード』の情報も一部出回り始めているので、LINE PayやPayPayをお得に使えるクレジットカードを探している人は新しい情報が出るまで待っていた方が良いでしょう。
『Visa LINE Payクレジットカード』は5月1日より2%還元へ:2021年3月22日追記
『Visa LINE Payクレジットカード』は5月1日より、還元率の条件が下記のように変更されます。
- LINEポイント一律2.0%:カードショッピング利用時還元率※2022年4月30日までの期間。特典内容や2%還元の期間は、予告なく変更・終了となる可能性がある
- LINEポイント一律0.5%:チャージ&ペイ利用時還元率
また、LINEポイントは2021年3月16日からPayPayポイントへの交換が可能になりました。
2%の還元率でも高還元率と言えますが、期間限定であることを理解した上で使いましょう。
1章まとめ
従来のクレジットカード選びと異なり、2021年はポイントやマイルなど「高還元率」であるかどうかだけでなく、以下のような非接触決済が利用できるかどうかが重要だと考えられます。
- タッチ決済
- コンタクトレス決済
これらに対応していなかったとしても、QRコード決済や電子マネー(Apple Pay・Google Payを含む)をチャージや支払い時にお得にできるかどうかも重視すべきです。
不特定多数の人が触っている不衛生な現金に代わって、クレジットカードを中心としたキャッシュレス決済を利用し、安全性を重視する方はナンバーレスカードを選ぶことでお店などで安心して使えます。
2. 2021年おすすめのクレジットカード10選
前章の内容を踏まえて、この章では2021年のクレジットカード業界トレンドに沿った非接触決済がお得に使えるクレジットカードを紹介します。
1章で紹介したカードも含めて、主要なクレジットカードを比較しました。
カード名 | QRコード決済名 | コンタクトレス決済対応 | Apple Pay/Google Pay対応 | カード本体付属電子マネー |
『PayPayカード』 | PayPay (残高チャージ・PayPayクレジット) | Visa・Mastercard・JCB | AP/GP | – |
『Visa LINE Payクレジットカード』※2025年4月30日でサービス終了 | LINE Pay (チャージ) | Visa | AP/GP | – |
『dカード』 | d払い (キャンペーン対象) | Visa | AP/- | iD |
『au PAY ゴールドカード』 | au PAY (チャージ) | – | AP/- | – |
『楽天カード』 | 楽天ペイ (チャージ) | Visa・Mastercard | AP/GP | Edy |
『ANA JCBカード』 | ANA Pay (チャージ) | JCB(ソラチカ除く) | AP/GP | Edy※ソラチカはPASMO |
カード名 | QRコード決済名 | コンタクトレス決済対応 | Apple Pay/Google Pay対応 | カード本体付属電子マネー |
『三井住友カード(NL)』 | – | Visa・Mastercard | AP/GP | – |
『イオンカード』 | AEON Pay (支払い対象) | Visa・Mastercard・JCB | AP/- | WAON |
『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』(ナンバーレスカード) | – | AMEX(プラスチックカード) | AP/GP | – |
『JRE CARD』 | – | – | AP/- | Suica |
『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』 | – | AMEX | AP/- | – |
『セブンカード・プラス』 | – | – | AP/- | nanaco |
比較の結果、次のカードがそれぞれの条件に当てはまる人におすすめです。
- 『dカード』:ドコモユーザー・d払いのヘビーユーザー
- 『au PAY ゴールドカード』:auユーザー・au PAYのヘビーユーザー
- 『ANA JCBカード』:ANAマイルをたくさん貯めたい人
- 『三井住友カード(NL)』:大手のサポートを求める・大手コンビニ3社やマクドナルドの利用が多い人
- 『楽天カード』:楽天に関連するサービスのヘビーユーザー
- 『イオンカード』:イオングループでの利用が多い・MastercardやJCBのコンタクトレスを使いたい人
- 『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』:セキュリティを重視・QUICPayで2%の高還元を受けたい人
- 『JRE CARD』:SuicaやJR東日本関連の鉄道や施設のヘビーユーザー
- 『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』:AMEXのサービスや特典を利用しつつコンタクトレス決済したい人
- 『セブンカード・プラス』:セブン-イレブンなど7&iグループやnanacoのヘビーユーザー
興味のあるカード名をクリックすると、そのカードについてより詳しく解説している場所へ飛びます。
なお、『PayPayカード』や『Visa LINE Payクレジットカード』を選ばなかった理由は下記の通りです。
- 2022年4月に経営統合完了予定でPayPayやLINE Payの条件が変わる可能性が高い
- 『PayPayカード』が今のところ※Apple Payに非対応など『Yahoo! JAPANカード』より優れている点が少ない
- 2022年も『Visa LINE Payクレジットカード』が同条件で2%の高還元が維持されるとは考えにくい
※執筆時点の情報
わずか数ヶ月の得のために、今焦ってこれらのカードを作るメリットは薄いです。
属性に自信のある方は良いですが、短期間に何枚もクレジットカードを申し込んで作ると“申し込みブラック”となり、審査に落ちやすくなるので本当に欲しいカードが出るまで待った方が良いでしょう。
当ページでは6ヶ月間に2枚以内の新規クレジットカード申し込みを推奨
PayPayやLINE Payのヘビーユーザーの方は2022年春頃まで待って、よりお得で便利なカードが出ないか確認してからクレジットカードを作っても遅くないでしょう。
PayPayやLINE Payをお得にできるクレジットカードについては、情報が分かり次第できるだけ早くこの記事でも追記更新を行います。
2-1. 『dカード』
『dカード』はVISAブランドを選べばGoogle Pay以外の全ての非接触決済に対応しているクレジットカードです。
d払いはお得なキャンペーンを繰り返し行っていますが、ドコモユーザーで電話代と請求を同じにするか、『dカード』(『dカード GOLD(ゴールド)』)を支払い方法にしていないと対象外になることが多いです。
ドコモユーザーはもちろん、ドコモユーザー以外の方でd払いをお得に利用したい方は是非持つべきカードです。
『dカード』公式ページ:
https://dcard.docomo.ne.jp/st/dcard_dcard/index.html
ドコモユーザーで月の利用金額が1万円を超える方は『dカード GOLD』の方がよりお得になります。
2-2. 『au PAY ゴールドカード』
『au PAY ゴールドカード』は2020年5月からauユーザー以外でも作れるようになったゴールドカードです。
非接触決済はApple Payとau PAYにしか対応していませんが、2021年2月よりau PAY残高へのチャージで+1.0%をポイント還元される特典が追加されます。
auユーザーはもちろん、auユーザー以外の方でもau PAYのヘビーユーザーなら残高チャージへのポイントをフルに利用するだけで、年会費以上に得をしやすくなります。
『au PAY ゴールドカード』公式ページ:
2-3. 『ANA JCBカード』
『ANA JCBカード』は1枚で全ての非接触決済に対応している2021年を代表するようなクレジットカードです。
ANA Payへのチャージで唯一マイルが貯まる貴重なカードです。
電子マネーのEdyは、一時期に比べると使える場所などが他の電子マネーに比べて伸び悩んでいる感がありますが、電子マネーの中では加盟店数が最多クラスで使い勝手が良い方です。
『ソラチカカード』の場合は電子マネーはPASMOになり、JCBコンタクトレスは付いていません。
カード本体でもコンタクトレス決済が可能で、Apple Pay・Google Payにも対応していてQUICPayを利用でき、ANAマイルをたくさん貯めたい人は必携の1枚と言えます。
また、このカードでしか申し込みができない飛行機の翼をデザインした電子マネー「ANA QUICPay+nanaco」を作れて、セブン-イレブンで高還元率にできるのもメリットの1つです。
『ANA JCBカード』公式ページ:
2-4. 『三井住友カード(NL)』
『三井住友カード(NL)』は特定のQRコードのチャージや支払いをお得にできませんが、それ以外の全ての非接触決済に対応しているクレジットカードです(iDは専用カードの発行やApple Pay・Google Payで利用可能)
カード本体でもコンタクトレス決済が可能で、Apple Pay・Google Payにも対応していてiDを利用できます。
業界大手で長年の歴史がある老舗カード会社なのでサポートを重視する方に最適だけでなく、全国の対象のコンビニ・飲食店で最大5%(7月1日以降最大7%)ポイント還元が得られるなど普段使いもお得にできる1枚です。
『三井住友カード(NL)』公式ページ:
2-5. 『楽天カード』
『楽天カード』は『ANA JCBカード』と並んで1枚で全ての非接触決済に対応している2021年を代表するようなクレジットカードです。
電子マネーのEdyは一時期に比べると使える場所などが他の電子マネーに比べて伸び悩んでいる感がありますがそれでも使い勝手は良く、楽天ペイへのチャージが唯一できるカードです。
VISAかMastercardブランドを選べば、カード本体でもコンタクトレス決済が可能で、Apple Pay・Google Payにも対応していてQUICPayを利用でき、楽天に関連するサービスのヘビーユーザーには必携の1枚と言えます。
『楽天カード』公式ページ:
2-6. 『イオンカード』
『イオンカード』はGoogle Payを除く全ての非接触決済に対応しているクレジットカードで、2021年9月から始まったAEON Payに登録できます。
全てのブランドでカード本体でもコンタクトレス決済が可能で、Apple Payにも対応していてカードに付いている電子マネーWAONも利用できます。
イオングループでお得に使えるだけでなく、まだ対応しているカードが少ないMastercardやJCBのコンタクトレスを使えるので、どちらかのコンタクトレス決済を利用したい方にもおすすめです。
『イオンカード』公式ホームページ:
2-7. 『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』
『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』はこの記事でご紹介するカードの中で、非接触決済は最少クラスのApple Pay・Google Payにしか対応していません(プラスチックカードならAMEXのタッチ決済も対応)
しかし、1章でも述べた通り、現在日本で5券種しかないナンバーレスカードを発行できるため、店員を含む他人の目を気にせずお店などで安心して使えるセキュリティ性が極めて高いことがメリットです。
また、電子マネーQUICPayでの支払いでいつでも永久不滅ポイント2%*(マイル還元率JAL1%以上、ANA1.2%以上)という高還元率で使えるため、日常使いで還元率を重視する方にも最適な1枚です。
*年30万円に達する引落月までが対象
『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』公式ページ:
https://www.saisoncard.co.jp/amex/pearl-cs02/
『SAISON CARD Digital』『セゾンカードインターナショナル』もナンバーレスに対応しています。
2-8. 『JRE CARD』
『JRE CARD』は非接触決済がApple Payと電子マネーのSuicaにしか対応していません。
ですが、日本で最高クラスの使い勝手の良さを誇るSuicaを最もお得に使えるクレジットカードで、オートチャージ対応・チャージで1.5%のポイント還元率を得られます。
また、アトレなど「JRE CARD優待店」ではポイント還元率3.5%となるので、対象となるお店をよく利用する人にはベストなカードです。
『JRE CARD』公式ページ:
https://www.jreast.co.jp/card/
年会費が気になり、Suicaをお得に使いたいだけの方は年1回の利用で年会費無料にできる『ビックカメラSuicaカード』がおすすめです。
2-9. 『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』
『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』は非接触決済がAMEXのタッチ(コンタクトレス)決済とApple Payにしか対応していません。
ただ、最近はタッチ決済を含むキャンペーンをかなり頻繁に繰り返しており、キャッシュバックやポイント還元をたくさん得られる機会が多く、月会費以上に得をしやすい傾向にあります。
抜群の知名度に加えて、独特の券面はお店などの決済でも他人の目を気にせず堂々と出せて、アメックスのサービスや特典も利用できるというメリットもあります。
『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』公式ページ:
2-10. 『セブンカード・プラス』
『セブンカード・プラス』は非接触決済がApple Payと電子マネーのnanacoにしか対応していません。
ですが、日本で最多クラスの加盟店数があるnanacoを最もお得に使えるクレジットカードで、オートチャージ対応・新規で作れるカードとしては唯一チャージでポイントが得られます。
また、セブン-イレブン、イトーヨーカドーなど「セブン&アイグループのお店」ではボーナスポイントや毎月8のつく日は対象商品が5%OFFなどの優待特典があるので、対象となるお店をよく利用する人には1番良いカードとなります。
『セブンカード・プラス』公式ホームページ:
3. まとめ
2021年のクレジットカード業界の最新情報とおすすめのカードをご紹介しました。
2021年におすすめなのはタッチ決済・コンタクトレス決済・QRコード決済のような非接触決済をよりお得に使えるクレジットカードです。
また、クレジットカードの番号がカードの裏面に記載されたり、ナンバーレス(カードに番号が書かれていない)のクレジットカードが発行されるなどセキュリティを意識したデザインになっている券面もおすすめです。
これらの点を踏まえて比較した結果、次のカードがそれぞれの条件に当てはまる人におすすめです。
- 『dカード』:ドコモユーザー・d払いのヘビーユーザー
- 『au PAY ゴールドカード』:auユーザー・au PAYのヘビーユーザー
- 『ANA JCBカード』:ANAマイルをたくさん貯めたい人
- 『三井住友カード(NL)』:大手のサポートを求める・大手コンビニ3社やマクドナルドの利用が多い人
- 『楽天カード』:楽天に関連するサービスのヘビーユーザー
- 『イオンカード』:イオングループでの利用が多い・MastercardやJCBのコンタクトレスを使いたい人
- 『セゾンパール・アメリカン・エキスプレス®・カード』:セキュリティを重視・QUICPayで2%(2022年年30万円に達する引落月まで)の高還元を受けたい人
- 『JRE CARD』:SuicaやJR東日本関連の鉄道や施設のヘビーユーザー
- 『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』:AMEXのサービスや特典を利用しつつコンタクトレス決済したい人
- 『セブンカード・プラス』:セブン-イレブンなど7&iグループやnanacoのヘビーユーザー
新型コロナウイルスへの感染リスクを少しでも減らせるクレジットカードを始めとしたキャッシュレス決済を上手に使いこなすことで、あなたが安全で安心して2021年を健やかに過ごせることを心より願っています。