「クレジットカードが欲しいけれどもカードを作る方法がわからない」と考えていませんか。
クレジットカードを作るには審査がありますが、作ること自体は非常に簡単です。それよりも初めてカードを作る場合、どのカードを作るのかが非常に重要です。
この記事では大手カード会社3社で勤務した経験のある私が、クレジットカードを作る方法とおすすめのカードを以下の流れで紹介していきます。
この記事を読むことでクレジットカードの作り方から、その際に気をつけること、おすすめのクレジットカードまでクレジットカードを作る際に知っておくべきことの全てがわかります。
3月2日更新
『三井住友カード デビュープラス』を新券面に更新しました。
0. クレジットカードを作るとこんなに生活が便利になる
私はプロとしてクレジットカード待つことを強くおすすめします。なぜなら、クレジットカードを持つことであなたの生活をより「便利に」「お得に」利用することができます。
クレジットカードを持っている方の意見として以下のような「便利に、お得になった」という声が非常に多くありました。
上記のようにクレジットカードはあなたの生活を非常に豊かにしてくれます。
一例ですが下記のようにクレカを持つメリットは数えられないくらいあります。※カードによっては例外もあります。
- ポイントがたまり、買い物がお得になる
- カード会員限定の優待を受けられる
- 旅行保険が無料で付いてくる
- おサイフケータイと連動でワンタッチで会計ができる
- Amazonなどネットショッピングで簡単に支払いができる
この記事ではクレジットカードを作ろうと考えている方がわかりやすいようにプロの私がカードを作る手順や注意事項や、おすすめのカードをを紹介していきます。
1. クレジットカードを作るまでの4つのステップ
冒頭でも紹介した通り、クレジットカードを作るのは非常に簡単で以下の4つのステップで行うことができます。
- クレジットカードを作るために必要なものを揃える
- クレジットカードを選ぶ
- クレジットカードに申し込む
- クレジットカードの審査に通る
この章を読むことでクレジットカード作るのに基本的なことがすべて知ることができます。
ステップ1. クレジットカードを作るために必要なものを揃える
クレジットカードの申し込みには、以下の3つのものを用意しておきましょう。
- 自分名義の銀行口座、またはゆうちょ口座
- 銀行印
- 身分証明書(健康保険証や運転免許証など)
自分名義の銀行口座、ゆうちょ口座、銀行印はカードの利用代金を毎月自動引き落としにするために必要です。
身分証明書は、コピーを取って入会申込書と一緒に郵送したり、インターネットでの申し込み時には写真を撮ってメールで送信したり、データの形でアップロードします。
ステップ2. クレジットカードを選ぶ
クレジットカードの種類は9,000枚以上あります。その中で初心者の方がカード選びで失敗しないためには以下の4つの観点に注目する必要があります。
- 年会費が完全に無料かどうか
- 還元率が常時1%以上かどうか
- きちんとした旅行保険やセキュリティがあるかどうか
- 普段から利用するお店の特典や割引サービスを受けられるかどうか
この記事では次章以降、カードの発行を急いでいる方向けのカードを紹介しています。
上記のポイントをきちんと押さえた、初心者向けのカードを探したい方は「2章. 初めてカードを作る方におすすめのクレジットカード6選」にて紹介しているので参考にしてください。
ステップ3. クレジットカードに申し込む
作りたいクレジットカードが決まったら、クレジットカードに申し込みます。クレジットカードの申し込み方法は、大きく分けて4つあります。
- カード会社の公式ページから申し込む
- カード会社の窓口などで直接申し込む
- 申込書を郵送する
- 空港やデパートなどの出張窓口で申し込む
上記の中で最もおすすめの申し込み方法はカード会社の公式ページから申し込む方法です。
カード会社の公式ページから申し込む方法
カード会社の公式ページからもクレジットカードの申し込みができます。申し込みに必要な情報は、名前・住所・年収等です。
ウェブ申し込みは24時間可能で、カードの「発行が早い」という利点があります。
多くの場合、カード会社の公式ページから申し込むことで多くの場合、入会キャンペーンとして5,000〜10,000ポイントがもらえる場合があります。
申込書を郵送する方法
クレジットカードの申込書に記入し、申込書をカード会社に郵送して申し込みます。
申込書はカード会社から送ってもらったり、カード会社と提携している銀行、店舗などにも置いてあるものをもらうことで入手できます。
カード会社の窓口などで直接申し込む方法
この場合の申込書も、郵送で使う申込書と基本的には同じです。
口座振替依頼書に捺印が必要な場合もありますが、もし印鑑を忘れてしまっても、振替依頼書を後日郵送することもできます。
空港やデパートなどの出張窓口で申し込む
年末近くになるとデパートや空港でクレジットカードの勧誘活動を見かけることが多いと思います。
この場合、対面で本人確認ができるのでクレジットカードの審査で重要な本人確認が申し込みと同時にでき、なりすましなどによる申し込みの可能性がなくなるので、通常よりも若干審査に通りやすくなります。
ステップ4. クレジットカードの審査に通る
きちんとした返済能力があるかどうかを審査された上で、無事審査に通ればクレジットカードを持つことができます。
クレジットカードの審査はゴールドカードのようなステータス性の高いカードでなければ、安定的な収入があり、過去に携帯電話料金の未払いなどをしていなければほとんどの場合通るので安心してください。
参考. 初めてクレジットカードを作る前に知っておきたい3つのこと
この章ではどのクレジットカードに申し込むか決める前に、作り方などあなたが知っておくべきことを以下の流れで説明していきます。
この章を読んでいただければ、クレジットカードを申し込む際に困ることはないでしょう。
1. 未成年の場合は親の同意が必要!
学生がクレジットカードを申し込む際に、20歳以下の未成年の方は親の同意が必要になります。
20歳以上であっても、学生カードの場合は親の同意が必要になる場合もあるので注意しましょう。
基本的に返済をきちんと行なっていれば、その後親に連絡が行くことはまずないです。しかし、長期間にわたって返済を遅らせていると催促の通知書などが行くので気をつけましょう。
2. どの国際ブランドを選んだらいいのか
カードにはVISA、Mastercard、 JCBなどの国際ブランドというものがありますが、初めてカードを作る場合はVISAのカードが最もおすすめです。
なぜなら、クレジットカードを使うためにはお店側がこれらのクレジットカードと提携をしている必要があり、最も提携店舗数が多いのはVISAなので迷った場合はVISAを選びましょう。
以下に国際ブランドの詳細を載せておきます。
VISA
契約しているお店数が最も多いです。クレジットカードが使えるならば、世界中ほぼどこでも使えると言えます。
Apple Payを制限なく利用したい方にはあまりおすすめできませんが、そうでない方はVISAのカードを作ることをおすすめします。
Mastercard
VISAに次いで契約店舗数が多いのがMastercardです。VISAが使えてMastercardが使えないということはほとんどありません。
さらにApple Payを制限なく利用できるので、Apple Payも利用したい方はMastercardを作ることをおすすめします。
JCB
JCBは日本国内で最も契約店舗数が多いです。しかし、海外ではアジア圏内以外では契約店舗数が少ないので不便さを感じるかもしれません。
海外旅行をせず、日本国内のみでの利用という方にはおすすめです。
3. クレジットカードはどれくらいで届くのか
クレジットカードは会社によりますが、通常申し込んでから1週間〜2週間で届きます。
『エポスカード』など一部のカードはネットや店舗で申し込んで、審査が通っていれば必要書類を持って店舗で即日発行できる場合もあります。
ただ、店舗で発行するクレジットカードの場合、ネットで申し込んだ方がキャンペーンなどがお得な場合があるので注意が必要です。
2. 初めてカードを作る方におすすめのクレジットカード5選
この章では、初めてカードを申し込む方におすすめなカードを以下の4つの軸に従って紹介します。
年会費が完全に無料かどうか | クレジットカードには無料のものからお金がかかるものがあります。 |
還元率が常時1%以上かどうか | 基本的なポイント還元率が1%以上ならば高還元と言えます。 |
きちんとした旅行保険やセキュリティがあるかどうか | クレジットカードには旅行保険がついているものとついていないものがあり、条件などもカードによって様々です。 |
普段から利用するお店の特典や割引サービスを受けられるかどうか | クレジットカードには特定のお店で使うことで特典やサービスを受けられるものがあります。 |
クレジットカードは持つ人の状況やニーズに応じて最も持つべき一枚が変わります。
この章では初めてカードを持つ方が最も持つべきと考えられる5枚のカードを紹介します。この中から自分に合うと思ったカードを選べば、クレジットカード選びで間違うことはまずありません。
- 『JCB CARD W』『JCB CARD W plus L』
- 『リクルートカード』
- 『エポスカード』
- 『三井住友カード デビュープラス』
- 『Booking.comカード』
上記の5枚の中で最もおすすめのカードはこれといったデメリットもなく、全ての項目で優れている『JCB CARD W』『JCB CARD W plus L』(40歳以上なら『リクルートカード』)がおすすめです。
2-1. 『JCB CARD W』『JCB CARD W plus L』:JCBが直接発行している高還元率のカードが欲しい方におすすめ
年会費が完全に無料かどうか | ◎ | ずっと持ち続けても年会費が発生することはありません。 |
還元率が常時1%以上かどうか | ◎ | どこで使っても利用代金に対して1%のポイントが付与されます。 |
きちんとした旅行保険があるかどうか | ○ | 付帯保険は利用付帯で条件は以下の通りです。
|
普段から利用するお店の特典や割引サービスを受けられるかどうか | ◎ | スターバックス、セブン-イレブン、Amazon、小田急百貨店、ビックカメラなどでお得です。 |
『JCB CARD W』『JCB CARD W plus L』の最大のメリットは新規カード申し込みだと審査が厳しい傾向にあるJCBのプロパーカードを比較的簡単に作れる事です。
また、JCBオリジナルシリーズ優待店に指定されている下記のような店舗では最高5.5%のポイントが還元されます。
- スターバックス:5.5%(基本1%+優待店ボーナス4.5%)
- セブン-イレブン:2%(基本1%+優待店ボーナス1%)
- Amazon:2%(基本1%+優待店ボーナス1%)
以上のようにスターバックスやセブンイレブン、Amazonでの買い物が多い方には特におすすめのカードです。
※『JCB CARD W plus L』は女性向けサービスが豊富なカードです。
『JCB CARD W』『JCB CARD W plus L』公式ページ:
2-2.『リクルートカード』: 飲み会の幹事などをする方におすすめ、1.2%のポイント高還元
年会費が完全に無料かどうか | ◎ | ずっと持ち続けても年会費が発生することはありません。 |
還元率が常時1%以上かどうか | ◎ | どこで使っても利用代金に対して1.2%のポイントが付与されます。 |
きちんとした旅行保険があるかどうか | ○ | 付帯保険は利用付帯で条件は以下の通りです。
|
普段から利用するお店の特典や割引サービスを受けられるかどうか | ◎ | ホットペッパーグルメ、ホットペッパービューティ、じゃらん、ポンパレモールでお得です。 |
『リクルートカード』は初心者だけけでなく、すべての方におすすめできるカードです。特に飲み会の幹事などをする方におすすめです。
さらに、どこで利用してもポイント還元率が1.2%でPontaに簡単に変えられるポイントが貯まるのが魅力です。
また、飲食店の予約でホットペッパーグルメ、美容室にはホットペッパービューティ、旅行にはじゃらん、ネットショッピングはポンパレモールと実用性の高いサービスも充実しています。
さらに、あなたが飲み会の幹事などを引き受けることが多いならば、『リクルートカード』のホットペッパーグルメは非常にお得です。あらかじめ、「ホットペッパーお食事券」を買っておけばポイント還元率が3.2%になります。
さらに、あなたが飲み会の幹事などをするならば『リクルートカード』のネット予約・来店で予約人数×50ポイントが貯まるサービスは非常にお得です。
例えば、会社や大学のサークルの飲み会の際に20人で予約すれば、1,000ポイントが一気にたまります。
『リクルートカード』公式ページ:
2-3. 『エポスカード』:カラオケやテーマパーク、ファミレスなどを利用したり、海外旅行に行く方におすすめ
年会費が完全に無料かどうか | ◎ | ずっと持ち続けても年会費が発生することはありません。 |
還元率が常時1%以上かどうか | △ | どこで使っても利用代金に対して0.5%のポイントが付与されます。 |
きちんとした旅行保険があるかどうか | ◎ | 海外旅行保険は自動付帯で条件は以下の通りです。
|
普段から利用するお店の特典や割引サービスを受けられるかどうか | ◎ | カラオケや映画館、サロン、遊園地、居酒屋など全国10,000以上の店舗で優待が受けられます。 |
『エポスカード』は年会費無料のカードです。ポイント還元率は0.5%ですが、良い条件の海外旅行保険が自動付帯でついてくるので非常にお得です。
また以下のような、非常に便利な優待が豊富にあります。
- 年に4回、マルイで10%の優待期間があります。
- カラオケでの利用で室料が30%OFFになります。また、SHIDAXで利用するとポイントが普段の5倍の2.5%もらえます。
- AshやEARTHなどの有名サロンでの利用で会計が10%OFFになります。
- 全国の映画館で映画料金が500円お得になります。
『エポスカード』公式ページ:
2-4. 『三井住友カード デビュープラス』:将来ゴールドカードが欲しい方におすすめ
年会費が完全に無料かどうか | ○ | 初年度無料です。 次年度以降は1,375円(税込)かかります。(年に一回の利用で年会費無料になります。) |
還元率が常時1%以上かどうか | ○ | どこで使っても利用代金に対して1%のポイントが付与されます。 また、入会して最初の3ヶ月間はポイントが2.5%たまります。 |
きちんとした旅行保険があるかどうか | × | 旅行に関する付帯保険はありません。 |
普段から利用するお店の特典や割引サービスを受けられるかどうか | ◎ | 「ココイコ」と言うサービスの利用で東急ハンズなどでポイントが多くもらえます。 |
『三井住友カード デビュープラス』は18歳から25歳までの方しか作ることができませんが、将来的にゴールドカードを欲しいと考えてる方におすすめです。
しかし、年会費が完全無料ではなく、海外旅行保険も付帯していないといったデメリットもあります。
『三井住友カード デビュープラス』を持つメリット
大学生が『三井住友カード デビュープラス』を持つことの主なメリットは26歳になった時に『三井住友カード プライムゴールド』、30歳になった時に『三井住友カード ゴールド』に自動で切替えられることです。
『三井住友カード プライムゴールド』は20代のためのゴールドカードで年会費が5,500円(税込)、『三井住友カード ゴールド』は30代以上の方のためのカードで年会費が11,000円(税込)かかります。
確かにゴールドカードはサービスも充実していて、持っていればステータスの象徴にもなりますが、年会費が一般カードに比べて非常に高いです。
そのため、将来的にゴールドカードを持ちたい方には『三井住友カード デビュープラス』を持つことをおすすめしますが、そうでない方は他のカードを選びましょう。
『三井住友カード デビュープラス』公式ページ:
無条件で年会費永年無料で使いたい方やセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドの利用が多い方は『三井住友カード(NL)』がおすすめです。
2-5. 『Booking.comカード』:ポイントを最高還元率6%でキャッシュバックされたい方におすすめ
『Booking.comカード』は年会費無料で、ポイントを最高6%の還元率でキャシュバックされるカードです。
年会費が完全に無料かどうか | ◎ | 永年無料です。 |
還元率が常時1%以上かどうか | ◯ | どこで使っても利用代金に対して1%のポイントが付与されます。 |
きちんとした旅行保険があるかどうか | ◯ | 付帯保険は自動付帯で条件は以下の通りです。
|
普段から利用するお店の特典や割引サービスを受けられるかどうか | ◎ | Booking.comカード専用の予約サイトで予約し、現地でカード払いをすると6%のポイントがたまります。 |
『Booking.comカード』は年会費無料のキャッシュバック式クレジットカードで、下記のような利用で最大6%のポイントがもらえます。
- 毎月の利用金額の合計100円(税込)につき1ポイント(1%)
- Booking.comカード専用サイトより予約・宿泊し現地でカード払いすると宿泊料金100円につきさらに5ポイント(合計6%)
基本的にたまったポイントは請求時に1ポイント1円として請求額から引かれる形でキャッシュバックされますが、請求がない場合は振込口座に現金が振り込まれます。
年会費無料でありながら比較的高額な旅行保険が付いたり、iDやApple Payが利用できるなど三井住友カードの機能も使えるので便利です。
『Booking.comカード』公式ページ:
3. カードの審査が通りやすくなる7つのポイント
この章では、クレジットカードの審査に通りやすくなるポイントを紹介します。
ここで紹介する以下の内容を知らなければ、本来なら通っていたはずの審査に落ちてしまうということもあり得るのでしっかりと読んでください。
- 申込書記入時の誤字や空欄をできるだけ避ける
- 一度に複数枚のカードには申し込まない
- キャッシング枠は極力申し込まない
- 固定電話を置く
- 年収や他社からの借り入れ額での虚偽報告をしない
- ショッピング枠は30万円以下で申し込む(希望を出せる場合)
- 他社での借り入れをなくす
3-1. 申込書記入時の誤字や空欄をできるだけ避ける
実は申込書の不備や未記入が審査に引っかかる一番多い原因といわれています。どうしても記入できない項目は仕方がありませんが、多過ぎるとカード会社はあなたと安心して契約できないと判断し、審査に落ちやすくなります。
また、同じ理由で字が汚すぎるのも審査に落ちる原因とされています。
3-2. 一度に複数枚のカードには申し込まない
審査まで時間がかかるので、何社か申し込んで審査が早く終わったクレジットカードを作ろうと考える方は多いです。
しかし、これはクレジットカードを作るときに絶対にやってはいけないことなのです。
一度に複数のクレジットカードを申し込むとその情報は信用情報機関に登録され、クレジットカード会社はそれを元に審査をします。そしてこの時、クレジットカード会社は以下のように考えます。
- 入会キャンペーンのポイント目的の申込者かもしれない
- お金に困っていて返済能力がない人かもしれない
以上の理由から一度に複数枚のクレジットカードを申し込むことは新しくクレジットカードを作るのに不利になってしまいます。また、同様の理由でクレジットカードの審査に落ちてすぐの申し込みも審査に通りにくいので気をつけましょう。
3-3. キャッシング枠は極力申し込まない
キャッシングはもしもの時のために便利なので申し込みたいという方が多いかもしれません。
しかし、できる限りキャッシングの申し込みは避けましょう。基本的にキャッシングを申し込むことでクレジットカードの審査は通りにくくなります。カード会社からお金を借りる予定がない場合は原則としてキャッシング枠は0にして申し込みましょう。
なぜなら、総量規制という法律で個人がお金を借りられる枠の基準が定められていて、その枠の中にクレジットカードのキャッシング枠も含まれるからです。
総量規制とは個人の借入総額が、原則、年収等の3分の1までに制限される仕組みを言います。
キャッシング枠を不必要に多くして申し込むと、カードの発行会社から「この人はお金に困っている人なのかな」と判断され、審査に通りにくくなります。
3-4. 固定電話を置く
最近では携帯電話を主に使ってる方が多いため、クレジットカードの申し込み時にも携帯電話の番号を書く方が多いです。しかし、クレジットカードの審査では固定電話を持っていた方が有利です。
クレジットカード会社から見た場合、携帯電話よりも固定電話の方が信頼できるからです。
クレジットカードの審査のためにわざわざ固定電話を契約する必要はありませんが、固定電話があるならばそちらで申し込んだ方が審査に通りやすくなります。
3-5. 年収や他社からの借り入れ額での虚偽報告をしない
年収や他社からの借り入れ額でバレないと思って嘘の記入をしてしまうことは絶対にやってはいけないことです。
それらの嘘はバレてしまう可能性が高いです。年収に関しては年間の収入証明書を求められる場合もありますし、他社からの借り入れ額はクレジットカード会社が信用機関に問い合わせれば一発でわかってしまいます。
そしてこれらの虚偽報告が発覚してしまうとそのカードの審査に落ちるだけでなく、ブラックリストに載ってしまい、今後の審査にも響く可能性があるので虚偽報告だけは絶対にやめましょう。
3-6. ショッピング枠は30万円以下で申し込む(希望を出せる場合)
申込時にショッピング枠(利用限度額)の希望を出せる場合は30万円以下で申し込みましょう。そもそもカードを作りにくい立場の方が、最初から大きな金額での申し込みは希望通りの利用限度額になりません。
あまりに大きすぎる限度額を申請してクレジットカード会社に資金繰りに困ってる可能性があるなどと疑われないようにショッピング枠は30万円以下で申し込みましょう。
3-7. 他社での借り入れをなくす
現在、他社での借り入れや、返済しきっていないカードローンがある場合、クレジットカードの審査に通る可能性が低くなります。
なぜなら、クレジットカード会社は借入額が支払い能力以上になっている方には原則カードを発行しないからです。そのため、他社で借り入れがある方は他社での借り入れを返済してから申し込むようにしましょう。
また、遅滞でなく滞納(返済期限が過ぎている返済)がある方はほぼカードの審査に通る可能性がないので気を付けましょう。
4. まとめ
クレジットカードを作る際に知っておくべきことをご紹介しました。
クレジットカードを作るのは非常に簡単で以下の4つのステップで行うことができます。
- クレジットカードを作るために必要なものを揃える
- クレジットカードを選ぶ
- クレジットカードに申し込む
- クレジットカードの審査に通る
上記のようにカードを作ることは非常に簡単です。それよりも初めてカードを作る場合、どのカードを作るのかが非常に重要です。
カードを初めて作る場合におすすめのカードは以下の5枚です。
あなたが希望する条件に合ったクレジットカードを作れることを祈っています。