ウェブマネーを使っていてクレジットカードで買うことができれば便利なのにと思っていませんか。
まず、ウェブマネーをコンビニなどで買う時にクレジットカードで支払うことはできません。しかし、「WebMoneyプリペイドカードLite」(旧:WebMoney Card Lite)というプリペイド型クレジットカードならばクレジットカードからのチャージができ、間接的にクレカで購入できます。
この記事では大手カード会社に3社勤務した私がその経験を生かして、ウェブマネーをクレジットカードで買う方法について以下の流れで紹介します。
この記事を読むことでウェブマネーをクレジットカードで買う方法から、「WebMoneyプリペイドカード」の作り方、お得な使い方、意外と知られていない落とし穴まで全てを知ることができます。
1. ウェブマネーをクレジットカードで買うなら「WebMoneyプリペイドカードLite」がおすすめ
オンラインゲームや電子書籍、ネットショッピングをよく利用される方はウェブマネーを利用することが多いはずです。
通常、ウェブマネーは以下のような店舗で買うことが多いです。
- コンビニ(セブン-イレブン、ローソン、ファミリーマートなど)
- ドラッグストア(マツモトキヨシ、ツルハドラッグなど)
- イトーヨーカドー
ただし、これらの店舗で買う時にはクレジットカードは利用できないし、わざわざ店舗に行って買うのもとても不便です。
しかし、「WebMoneyプリペイドカードLite」というプリペイドカードを作ることでクレジットカードでのチャージができるようになるだけでなく、ネット上での決済もスムーズにできるようになり、Mastercard加盟店での利用もできるようになるので非常におすすめです。
この章では「WebMoneyプリペイドカードLite」のメリットと注意点について説明します。
1-1. 「WebMoneyプリペイドカードLite」がおすすめの4つの理由
「WebMoneyプリペイドカードLite」を作ると以下のようなメリットがあります。
- 審査がない
- クレジットカードからのチャージができる
- クレジットカードとほぼ同じように使える
- プリペイド型クレジットカードなので紛失や盗難にあっても最大損失額が限られる
これらのメリットは普段、ウェブマネーを利用している方はもちろん、ウェブマネーを利用していない方でもお得に利用できます。
審査がない
「WebMoneyプリペイドカードLite」はクレジットカードと違ってプリペイドカードなので、使う前に金額を支払うことになります。つまり、カード会社としても貸し倒れのリスクを気にする必要がないのでわざわざ審査を行う必要がなく、誰でも作ることができます。
そのため、年齢やその他の諸事情でクレジットカードを持てないのに、クレジットカードで決済しなければいけない方におすすめです(※一部支払いができないサービスや店舗があります)
また、最近子供がスマホアプリの決済に親のカードを使いすぎて高額の請求が来たなどという話を耳にしますが、プリペイドカードならば安心です。
クレジットカードからのチャージができる
「WebMoneyプリペイドカードLite」ならば、どこにいてもネットやアプリを使って「WebMoneyプリペイドカードLite」にウェブマネーをチャージすることができます。
クレジットカードと同じように使える
プリペイドカードですが、Mastercardの国際ブランドが付いています。
そのため、WebMoney加盟店だけでなくMastercard加盟店でもクレジットカードとほぼ同じように利用できます。
また、店舗だけでなく海外やネットでも決済ができるので、メインで使ってるクレジットカードの番号を知られたくない場面などで利用する方も多いです。
プリペイド型クレジットカードなので紛失や盗難にあっても最大損失額が限られる
プリペイドカードなので、チャージしていた分以上の金額は利用できません。
そのため、紛失や盗難にあった場合でも被害を最小限に抑えることができます。
また、ウェブマネーをスマホゲームなどの決済に使う方は多いと思うのですが、ゲーム会社がもし万が一、情報漏洩をした場合などでもクレジットカードの情報が漏洩するような心配はありません。
チャージでポイントが貯まる
「WebMoneyプリペイドカードLite」はWebMoneyウォレット(iOSアプリ、アンドロイド)というアプリを使ってコンビニ、ネットバンキングなど様々な場所でチャージすることができますが、クレジットカードからのチャージが最もお得です。
クレジットカードは以下のものが利用でき、クレジットカードでチャージすることでクレジットカードのポイントも原則付きます。
さらに、WebMoney加盟店で利用した際は、不定期に行われているキャンペーンの条件に当てはまれば抽選などでポイントも付きます。
Mastercard加盟店で利用した際はポイントの付与がありません。
1-2. 「WebMoneyプリペイドカードLite」2つの注意点
「WebMoneyプリペイドカードLite」を使う際の注意点は以下の2つです。
- Mastercard加盟店で利用した際はポイントの付与がない
- 一部カードを利用できない店舗やサービスがある
「WebMoneyプリペイドカードLite」は年会費もかからないカードなのでこれといったデメリットはありませんが、利用していく上であまり知られていない落とし穴のようなものがこの2つです。
Mastercard加盟店で利用した際はポイントの付与がない
先ほども説明した通り、Mastercard加盟店で利用した際はポイントが付きません。
そのため、ネットショッピングやサービスをよく利用する方にとってはクレジットカードのチャージによるポイントと「WebMoneyプリペイドカード」利用によるポイントで貯めやすいですが、そうでない方はポイントを貯めるのが難しいです。
支払い方法としてMastercardとWebMoneyプリペイドカードの両方を選択できる場合、WebMoneyプリペイドカードを選択しましょう。
一部カードを利用できない店舗やサービスがある
プリペイドカードの仕組み上、Mastercard加盟店であっても以下のような店舗やサービスではカードでの支払いができません。
- ガソリンスタンド、高速道路、飛行機の機内販売サービス
- 各種通信料金、公共料金、インターネットプロバイダー料金
- 3D セキュア(本人認証サービス) での認証が必要な場合など
これらに当てはまる利用をする場合は、クレジットカードやそれに付随する支払い方法(ETCカードなど)を使うか、銀行口座からの引き落とし、コンビニなどで払込用紙での支払い、現金で支払うなど別の手段を使いましょう。
2. 「WebMoneyプリペイドカードLite」の作り方
「WebMoneyプリペイドカード」には「WebMoneyプリペイドカード(本人限定カード)」「WebMoneyプリペイドカードLite(無記名カード)」の2種類があります。
この章ではこの2種類のカードの違いと作り方について紹介します。
2-1. 2種類の「WebMoneyプリペイドカード」
「WebMoneyプリペイドカード」には種類が2つあり、それぞれ詳細は下表の通りです。
「WebMoneyプリペイドカード(本人限定カード)」 | 「WebMoneyプリペイドカードLite(無記名カード)」 | |
券面 | ||
本人確認 | あり | なし |
カードの自動更新 | あり | なし |
ICチップ | あり | なし |
Mastercard利用上限 | 残高の範囲内 | 10万円/月 |
クレジットカードからのチャージ | 不可 | 可能 |
インターネットバンキングからのチャージ | 可能 | 不可能 |
2種類とも申し込み条件は特になく、年会費もかかりません。
「WebMoneyプリペイドカード(本人限定カード)」カードは本人確認やICチップがあるため、安全性が高く利用上限も残高の範囲内と使い勝手が優れていますが、クレジットカードでチャージをしたいなら「WebMoneyプリペイドカードLite」を選ぶしかありません。
「WebMoneyプリペイドカードLite」の作り方
「WebMoneyプリペイドカードLite」は『こちら』から申し込めます。
以下のように6つのSTEPでカードを使えるようになります。
STEP1:アプリのダウンロード
STEP2:カードの申し込み(アプリを起動し、SMS認証を済ませて画面の流れに沿って申し込む)
STEP3:ユーザー情報の登録(画面に沿って名前、生年月日など必要な情報を登録)
STEP4:カードの受け取り(登録した携帯番号宛に、約1週間にて発行完了のメッセージが届く)
STEP5:カードをアプリへ登録
STEP6:クレジットカードなどでチャージして利用する
3. 「WebMoneyプリペイドカードLite」の使い方
この章では「WebMoneyプリペイドカードLite」の使い方について紹介します。
支払いもチャージも2通りずつあって少し複雑なので気を付けましょう。
3-1. チャージ
チャージは「現金」と「現金以外」の2通りの方法があります。
現金でのチャージ方法
現金でチャージをする際、以下の4つの方法があります。
- セブン銀行ATM
- ローソン
- auショップ
- 自遊空間
セブン-イレブン内にあるセブン銀行ATMはほぼ全国どこでもチャージが可能なため、公式ページの手順に従ってカードやアプリを使って1,000円単位から簡単にチャージができます。
現金以外でのチャージ方法
現金以外でチャージをする場合、以下の4つの方法があります。
- 三菱UFJ銀行:事前に銀行口座の登録が必要
- インターネット バンキング:「WebMoneyプリペイドカードLite」は不可
- その他銀行「即時口座決済サービス」:「WebMoneyプリペイドカードLite」は不可
- クレジットカード:3Dセキュア(本人認証サービス)に対応したクレジットカードが必要。
全てのMastercard、全てのAMERICAN EXPRESS、クレディセゾンVISA・JCB、UC発行のVISA、au PAY カード、トヨタファイナンス発行のクレジットカード、エポスカード、三菱UFJニコス発行の三菱UFJカード、DCカード、NICOSカードのVISA、楽天カード、ビューカード
クレジットカードでチャージするとクレジットカードのポイントも付くので最もおすすめです。
方法は下図の通りです。
3-2. 支払い
支払いはMastercard加盟店とWebMoney加盟店で方法が変わります。
Mastercard加盟店での支払い
Mastercard加盟店での支払いには以下の2通りがあります。
- ウェブでの支払い
- お店での支払い
ウェブでの支払いの場合、以下の方法でApp Store、Google Play、AmazonなどでMastercardとして利用できます。
- 支払い方法でクレジットカード(Mastercard)を選択する
- 持っているカードの表面に記載されている「Mastercard番号」「名前(本人の名前)」「有効期限」から必要情報を入力する
- 必要があればカード裏面の「セキュリティーコード」を入力する
ただし、3D セキュア(本人認証サービス) での認証が必要な場合など一部カードを利用できない店舗やサービスがあるので注意してください。
お店での支払いの場合、Mastercard加盟店で利用できます。
WebMoney加盟店での支払い
WebMoney加盟店での支払いには以下の2つがあります。
- プリペイド番号で支払う
- アプリで支払う
プリペイド番号で支払う場合、以下のようにWebMoneyお支払い画面でのプリペイド番号の入力欄に、カード裏面の「プリペイド番号」を入力することで支払いができます。
4. まとめ
ウェブマネーをクレジットカードで買う方法についてご紹介しました。
ウェブマネーをクレジットカードで買うためには「WebMoneyプリペイドカードLite」を作る必要があります。
また、「WebMoneyプリペイドカードLite」には以下のようなメリットがあります。
- 審査がない
- クレジットカードからのチャージができる
- クレジットカードとほぼ同じように使える
- プリペイド型クレジットカードなので紛失や盗難にあっても最大損失額が限られる
「WebMoneyプリペイドカードLite」の注意点は以下の2つです。
- Mastercard加盟店で利用した際はポイントの付与がない
- 一部カードを利用できない店舗やサービスがある
「WebMoneyプリペイドカードLite」はこちらから申し込めます。
あなたがウェブマネーをクレジットカードで簡単・便利に買えることを祈っています。